JPH11355778A - 動きフィ―ルド推定方法 - Google Patents

動きフィ―ルド推定方法

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JPH11355778A
JPH11355778A JP11136342A JP13634299A JPH11355778A JP H11355778 A JPH11355778 A JP H11355778A JP 11136342 A JP11136342 A JP 11136342A JP 13634299 A JP13634299 A JP 13634299A JP H11355778 A JPH11355778 A JP H11355778A
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image
estimating
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vector
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Ratakonda Krishna
ラタコンダ クリシュナ
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation
    • H04N19/533Motion estimation using multistep search, e.g. 2D-log search or one-at-a-time search [OTS]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタルビデオ画像の処理における2つの
画像間の動きベクトルの推定に関し、積分射影法の改善
技術を提供する。 【解決手段】 画像ブロック24を有するターゲット画
像23中の動きベクトルの1成分、この場合は垂直方向
成分は、複数の画素より成る画像ブロック22を有する
ソース画像21からの第1の繰返しによりソース平均ベ
クトルとターゲット平均ベクトル(この場合行平均ベク
トル)から推定される。この推定垂直動きベクトルに従
って探索領域を垂直方向に移動させる。次に残る第2の
動き成分(この場合水平方向の動き)を、新ターゲット
平均ベクトル(この場合列平均ベクトル)を計算した上
で、画像ブロック26を有するターゲット画像25中で
の第2の繰返しにより推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動きベクトル推定
方法に関し、より具体的には、ディジタルビデオ画像の
処理において、特に2つのディジタル画像間のグローバ
ルアフィンパラメータと局所移動ベクトルを推定する方
法に関する。本発明の準射影マッチング方法は、a)デ
ィジタルビデオ圧縮システムにおける動き補償、b)デ
ィジタルビデオ変換システムにおける動き補償(時間フ
ィルタ処理)、c)パノラマ(モザイク)画像の構築、
d)動きに基づくビデオ索引及び検索、d)画像分解能
の向上及びe)画像の安定化のような用途に用いられ
る。
【0002】
【従来の技術】本技術の現在状況においては、2つの画
像間の動きベクトルを推定する2種類の技術が含まれて
いる。第1種の技法は、ブロックマッチングに基づく動
き評価法であり、ソース画像ブロック内の個々の画像サ
ンプル値が、ターゲット画像の候補ブロック内の個々の
画像サンプルにマッチングされる。各対象画像候補ブロ
ックは予め定めた探索ウィンドウ内の1個所に対応する
ように配置されている。ブロックマッチング方式による
動き推定は現在のリアルタイム・ディジタルビデオ圧縮
システムに広く用いられている。
【0003】ブロックマッチングは、1つの画像の異な
る部分間又は2つの異なる画像間のローカル又はグロー
バルな一致を要求する種々のディジタルビデオ応用装置
において用いられる重要なツールである。何らかの形状
を有するブロックのマッチングを用いる幾つかのアプリ
ケーションは、圧縮、追跡、認識及びビデオ内容の分析
を含んでいる。代表的な全探索ブロックマッチング方式
の動き補償システムは、画素(ピクセルまたはペル)毎
に2N2(N+2S)2の加算/減算を要する。ここで、
Nはマッチングが行われるソースブロックとターゲット
ブロックの水平方向と垂直方向の寸法であり、Sは移動
しない対象ブロックの境界を越えて拡大する(画素単
位)領域の大きさを規定する。探索領域のサイズは、従
って、(N+2S)×(N+2S)画素領域である。上
記の演算回数は、歪みが画素値差分の絶対値の合計で与
えられると仮定し、歪み値を計算し累積するために各々
2回の減算とN2回の加算を行なうことを意味する(実
際の加算回数はN2−1であるが、説明を簡単にするた
めに、実際の加算回数をN2と仮定する)。この回数は
(N+2S)2に等しい探索領域内の探索位置数であ
る。計算は階層処理法を用いて或る程度軽減出来る。即
ち、或る形状のマルチ分解能分析で得た小バージョンの
画像で粗いブロックマッチングを行ない、次に原画像で
より小さい探索領域で微細ブロックマッチングを行な
う。
【0004】2つの画像間の動きベクトルを推定する第
2種の技法は、ブロックの動きを推定するための積分射
影(インテグラル・プロジェクション)技法を含んでい
る。この積分射影は、二次元画像列のマッチングを各々
水平及び垂直の画像サンプル値を平均化して得た2つの
一次元ベクトルのマッチングに代える技法である。ター
ゲットブロック、即ち先行画像中の画像ブロックにおい
て、該ブロックとその回りの探索領域を加えた範囲で平
均化を行なう。ソースブロック、即ち現画像中のブロッ
クにおいては、そのブロックだけについて平均化する。
現在の積分射影法は、垂直及び水平方向の成分を同じ
(N+2S)×(N+2S)の対象領域から推定するた
めに、大きな移動の推定には制限がある。
【0005】S.CainとK.Sauerはその文献“Efficient B
lock Motion Estimation Using integral projections
(積分射影を用いた有効ブロック動き量の推定)”(IE
EE Visual Signal Processing Workshop(視覚信号処理
ワークショップ))、258−263頁、1992年9月)におい
てビデオ符合化システムにおけるブロックの動きを推定
する積分射影技法を記述している。彼らの技法は、移動
が少さい間は多段階処理することを含んでいる。しかし
ながら、Cain他は画像内の動きが大きい場合の代替処理
法の存在を認識していない。さらに、彼らは、その考え
をグローバル変換又はアフィンモーションパラメータを
推定する問題に拡長させることは考えていない。
【0006】I.H.LeeとR.Parkは、その文献“A Fast bl
ock matching Algorithm Using integral projections
(積分射影を用いた迅速ブロックマッチングアルゴリズ
ム)”(TENCON87、第2巻、韓国ソウル市、19
87年8月25−28日)においてブロックマッチングにおけ
る積分射影を行なう迅速技法を記述している。彼らは、
探索画素個所数を減少させる目的で多段階処理を提案し
ている。前記の場合と同様に、彼らはこの方法を他に応
用することは考えていない。彼らの方法においては、積
分射影を用いてターゲットブロックのみを平均化するこ
とで小移動の制限を解決している。従って、従来のブロ
ックマッチングアルゴリズムにおけるように探索によっ
て各移動ベクトルを推定することが求められる。
【0007】E.Ogura,Y.Ikeda,Y.Iida,Y.Hosoya,M.
Takasima,K.Yamashitaの文献“A Cost Effective Moti
on Estimation Processor LSI Using a Simple and Eff
icient Algorithm(単純で有効なアルゴリズムを用いた
コスト面で有利な動き推定処理LSI)”(IEEE Transa
ctions on Consumer Electronics(消費者電子機器に関
する会報)、第41巻3号、1995年8月)には、行方向及び
列方向ベクトルのさらなる平均化を含む積分射影技法の
種々の単純化が記述されている。彼らもまた半画素の精
密な動き推定及び簡素化をサポートする一般アーキテク
チャを考えている。先述の2つのケースと同様に、彼ら
は他の応用装置を示しておらず、積分射影技法を探索と
共に用いて大きな移動を適当に推定出来るようにしてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のごと
き実情に鑑みてなされたもので、積分射影法の改善技法
を提供することを目的とする。本発明の他の目的は、ア
フィン動きモデル又は変換動きモデルのような所与の動
きモデルにおけるグローバルな動きパラメータ(グロー
バルモーションパラメータ)を推定する方法を提供する
ことである。本発明のさらに他の目的は、ブロックマッ
チングに基づく動き計算技法に比して演算上の利点を有
する方法を提供することである。本発明のさらに他の目
的は、積分射影法に比して動き推定精度を改善する動き
補償方法を提供することである。本発明の他の目的は、
最小のハードウェアコストで迅速に動きフィールドを生
成する一体型のディジタルビデオカメラのような消費者
向けビデオ機器を供給することである。
【0009】本発明のさらなる他の目的は、ビデオ画列
の動き補償圧縮とビデオ画列の速度調整(時間)フィル
ターとビデオの索引及び検索を目的としたビデオ内容の
動きの分析を含む動きフィールド用装置を提供すること
である。本発明のさらなる他の目的は、1つのディジタ
ル画像から他のディジタル画像への大域的な動きパラメ
ータを推定する手段を含むディジタルビデオカメラを提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、第1
動きベクトル成分をソース平均ベクトルとターゲット平
均ベクトルから推定し、該第1動きベクトル成分に従い
探索領域を移動し、移動した探索領域から第2動きベク
トル成分を推定することを含むことを特徴としたもので
ある。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記探索領域の移動は、該探索領域を先行する繰返
しの関数として再センタリングするステップを含むこと
を特徴としたものである。
【0012】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、2つのビデオ画像を予め設定された第1の間引き係
数Qnにより空間的に間引き、動き推定値を誘導し、誘
導した動き推定値にQpを乗じ、該Qpを乗じた動き推定
値の関数として予め設定された第2の係数Qn-p(Qは
所与の正の整数でありnはゼロより大きい整数でありp
は1とnとの間の値を持つ整数である)を用いて原画像
を間引くことを含み、階層スキームに用いることを特徴
としたものである。
【0013】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、前記第1動きベクトルの推定が水平及び垂直方向の
交互の移動を含むことを特徴としたものである。
【0014】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、2つのビデオ画像を予め設定された第1の間引き係
数Qnにより空間的に間引き、動き推定値を誘導し、誘
導した動き推定値にQpを乗じ、該Qpを乗じた動き推定
値の関数として予め設定された第2の係数Qn-p(Qは
所与の正の整数でありnはゼロより大きい整数でありp
は1とnとの間の値を持つ整数である)を用いて原画像
を間引いて整列させることを含み、階層スキームに用い
ることを特徴としたものである。
【0015】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第1動きベクトルの推定が水平及び垂直方向の
交互の移動を含むことを特徴としたものである。
【0016】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、2つのビデオ画像を予め設定された第1の予定間引
き係数Qnにより空間的に間引き、動き推定値を誘導
し、誘導した動き推定値にQpを乗じ、該Qpを乗じた動
き推定値の関数として予め設定された第2の係数Qn-p
(Qは所与の正の整数でありnはゼロより大きい整数で
ありpは1とnとの間の値を持つ整数である)を用いて
原画像を間引いて整列させることを含み、階層スキーム
に用いることを特徴としたものである。
【0017】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、積分射影技法と準射影技法より成る技法グループか
ら選択した技法を用いてグローバルな変換成分を推定
し、得られた該グローバルな変換成分の推定値に従って
前記2つの画像を整列させ、該画像を重なりのない小ブ
ロックに分割し、大きな変化を示す内容のブロックを選
択し、前記画像を整列させ動きベクトルを生成するため
に選択した画像ブロックに準射影マッチング技法を適用
し、記録結果の現在回数を予め設定されたしきい値T3
(T3>2)を越えるまで計数し、記録結果数がT3よ
り大きければグローバルアフィンパラメータを推定する
ステップをさらに含むことを特徴としたものである。
【0018】請求項9の発明は、請求項1の発明におい
て、2つのビデオ画像を予め設定された第1の間引き係
数Qnにより空間的に間引き、動き推定値を誘導し、誘
導した動き推定値にQpを乗じ、該Qpを乗じた動き推定
値の関数として予め設定された第2の係数Qn-p(Qは
所与の正の整数でありnはゼロより大きい整数でありp
は1とnとの間の値を持つ整数である)を用いて原画像
を間引いて整列させることを含み、階層スキームに用い
ることを特徴としたものである。
【0019】請求項10の発明は、第1動きベクトル成
分をソース平均ベクトルとターゲット平均ベクトルから
推定し、該第1動きベクトル成分に従い探索領域を移動
し、移動した探索領域から第2動きベクトル成分を推定
し、2つのビデオ画像を予め設定された第1の間引き係
数Qnにより空間的に間引き、動き推定値を誘導し、誘
導動き推定値にQpを乗じ、Qpを乗じた動き推定値の関
数として第2の予定係数Qn-p(Qは所与の正の整数で
ありnはゼロより大きい整数でありpは1とnとの間の
値を持つ整数である)を用いて原画像を間引いて整列さ
せることを含むことを特徴としたものである。
【0020】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、前記探索領域の移動は、該探索領域を先行する
繰返しの関数として再センタリングするステップを含む
ことを特徴としたものである。
【0021】請求項12の発明は、請求項10の発明に
おいて、前記第1動きベクトルの推定が水平及び垂直方
向の交互の移動を含むことを特徴としたものである。
【0022】請求項13の発明は、請求項10の発明に
おいて、前記第1ベクトルの推定に先立ち、積分射影プ
ロセスを用い初期の垂直及び水平方向の移動を推定する
ことを特徴としたものである。
【0023】請求項14の発明は、請求項10の発明に
おいて、積分射影技法と準射影技法より成る技法グルー
プから選択した技法を用いてグローバルな変換成分を推
定し、得られた該グローバルな変換成分の推定値に従っ
て前記2つの画像を整列させ、該画像を重なりのない小
ブロックに分割し、大きな変化を示す内容のブロックを
選択し、前記画像を整列させ動きベクトルを生成するた
めに選択した画像ブロックに準射影マッチング技法を適
用し、記録結果の現在回数を予め設定されたしきい値T
3(T3>2)を越えるまで計数し、記録結果数がT3
より大きければグローバルアフィンパラメータを推定す
るステップをさらに含むことを特徴としたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の方法は、準射影マッチン
グ法(quasi-projection matching method)と称する。
本発明は、ブロックマッチング方式動き推定方法に比し
多大の演算上の利点をもたらす。代表的な全探索ブロッ
クマッチング方式の動き補償システムの場合、画素(ピ
クセルまたはペル)毎に2N2(N+2S)2の加算/減
算を要する。ここで、Nはマッチングが行われるソース
ブロックとターゲットブロックの水平方向と垂直方向の
寸法であり、Sは移動しない対象ブロックの境界を越え
て拡大する(画素単位の)領域の大きさを規定する。探
索領域のサイズは、従って、(N+2S)×(N+2
S)画素領域である。上記の演算回数は、(歪みが画素
値差分の絶対値の合計で与えられると仮定し)歪み値を
計算して累積するために各々N2回の減算とN2回の加算
を行なうことを意味する。この回数は(N+2S)2
等しい探索域内の探索位置数である。本発明の方法は、
8(N+S)2の加算/減算を要するだけである。この
回数は、各々ソースブロックとターゲットブロック中の
行及び列方向平均値を計算するために各々N2回と(N
+2S)2回の加算を行なうことを意味する。この方法
は、(N+2S)の可能な移動の各々に伴う歪み値を計
算して累積するために2N回の加算/減算を要するだけ
であり、又、かような計算を二回、即ち水平方向に一
回、垂直方向に一回行なうことを要するだけである。
【0025】準射影マッチングは、ブロックサイズと探
索範囲が比較出来る、例えば、3x探索範囲<ブロック
サイズ<10x探索範囲である即ち3x<N<10Sで
あるような状況において射影マッチングと比較すると、
より優れた代替え法であることが明らかになる。ブロッ
クサイズが3x探索範囲より小さければ、どの方法も成
功しない。ブロックサイズが探索領域より十分に大きけ
れば、射影マッチング方式は本発明の準射影マッチング
方法の性能に近づく。射影マッチングと準射影マッチン
グのどちらも一定サイズの探索範囲に対しブロックサイ
ズが増加するに従い正確さを増すことは、当業者には明
らかであろう。
【0026】本発明は、積分射影方法の動き推定プロセ
スの精度を向上させる。特に、現在の積分射影方法は、
垂直及び水平方向成分を同一の(N+2S)×(N+2
S)のターゲット領域から推定しているので、大きな移
動値の推定において限界がある。本発明の方法は、多く
の場合、或る成分例えば垂直移動成分が他の成分例えば
水平移動成分より小さいという事実を利用する。
【0027】本発明の方法は、1)最初に最大の動き成
分を推定し、2)この動き成分推定値に従いターゲット
領域を移動し、3)次に新しいターゲット領域からより
小さい動き成分を推定することにより動き推定値の精度
を向上させる。最初の推定は、マッチングされるべき2
つのブロックがその領域の大部分において共通している
ということに基づく。これは、ブロックサイズが探索域
より十分に大きいと云う推定に相当する。動きベクトル
の垂直成分を求めるために、行(横列)の合計を算定し
垂直方向に向いた合成一次元ベクトルにマッチさせる。
これは、水平方向の移動は小さいと推定することに他な
らない。水平方向の移動が大きい場合、マッチングプロ
セスは受理可能な結果をもたらさない。換言すれば、大
きな水平方向の移動は不同の水平射影ベクトルをもたら
し、受け入れられない垂直方向の移動推定値をもたらす
結果となる。動きベクトルの水平成分は、動きベクトル
の垂直方向成分が小さいと仮定して同様に計算出来る。
【0028】本発明の第1の実施例において、上記の3
段階動きベクトル推定手順を詳細に記述する。本発明の
第2の実施例において、動き推定を実行するためにこの
方法を繰返しスキームに使用する場合の第1実施例の拡
張について記述する。本発明の第3の実施例では、本方
法を積分射影法により生成された推定値を純化(細分)
するために使用する動き推定システムを記述する。本発
明の第4の実施例では、動き推定を実行する階層スキー
ムに本方法を用いる前記3つの実施例の拡張について記
述する。本発明の第5の実施例は、グローバルモーショ
ンモデルのパラメータを推定する最初のステップとして
本方法を用いる拡張について記述する。
【0029】本発明の準射影マッチング法は、a)ディ
ジタルビデオ圧縮システムにおける動き補償、b)ディ
ジタルビデオ変換システム(時間フィルタ処理)におけ
る動き補償、c)パノラマ(モザイク)画像の構築、
d)動きに基づくビデオ索引及び検索、d)画像分解能
の向上及びe)画像の安定化のような用途に用いられ
る。
【0030】特に、本発明は、最小のハードウェアコス
トで迅速に動きフィールドを生成する一体型のディジタ
ルビデオカメラのような消費者向けビデオ機器に実装出
来る。かような動きフィールド用応用装置は、ビデオ画
列の動き補償圧縮と、ビデオ画列の速度調整(時間)フ
ィルタ処理と、ビデオの索引及び検索を目的としたビデ
オ内容の動きの分析とを含んでいる。さらに、本発明
は、1つのディジタル画像から他のディジタル画像への
グローバルな動きパラメータ(グローバルモーションパ
ラメータ)を推定するディジタルビデオカメラに適用で
きる。より大きいシーンの異なる部分が各画像に記録さ
れた、ディジタルカメラ中の記録画像列を考える。グロ
ーバルな動きパラメータは本発明の準射影マッチング技
法を用いて画列中の各連続画像間で推定する。得られる
グローバルな動きパラメータは、画像を整列させて構成
し、モザイクとも呼ばれるシーンのパノラマ像を再構築
するために使用出来る。グローバルな動きパラメータは
ビデオカメラにより生成されたビデオ画列を安定化させ
るためにも使用できる。
【0031】本発明の方法の他の用途として、分解能を
向上させる画像の再構成が挙げられる。この場合、ロー
カルモーションフィールドとグローバルモーションパラ
メータの両方がサブ画素精度で推定され、その内容がグ
ローバルまたはローカル分数移動値のいずれかで処理さ
れている画像を整列させるために使用される。画像を結
合して向上した分解能を示すより大きい画像を生成す
る。パノラマ画像の生成は、ディジタルカメラ内又はパ
ーソナルコンピュータ等の遠隔操作のいずれかで実施出
来る。
【0032】積分射影方法(IPM)のコンセプトを図
1に(全体を符号10とする)示す。Nv×Nhの画像ブ
ロック12(Nvの画素縦列とNhの画素横列)を有する
現画像又はソース画像11を考える。ここで、Nはマッ
チングを実施するソースブロックとターゲットブロック
の水平又は垂直サイズであり、左上隅は画素12a
(q,p)に位置する。ここで、qは縦座標でpは横座
標である。
【0033】
【数1】
【0034】行の平均値q≦i≦q+Nvと列の平均値
p≦i≦p+Nhをソース画像において計算する。この
演算により、ソース行平均ベクトル及び列平均ベクトル
と呼ばれる2つの一次元ベクトルが、各々NvとNhエン
トリとして生成される。
【0035】
【数2】
【0036】I(k,j)とI(i,k)は、各々画素
位置(k,j)と(i,k)における画像画素値を表
す。Sは移動しないターゲットブロックの境界を越えて
延伸する画素単位の探索範囲又は限度を示す。垂直及び
水平寸法に沿いNv+2Sv行とNh+2Sh列の寸法を有
するターゲット画像13内の同一Nv×Nh画像ブロック
14を中心とする探索領域を用い、行平均値q−Sv
i≦q+Nvと列の平均値p−Sh≦j≦p+Nv−1+
vを計算する。
【0037】
【数3】
【0038】
【数4】
【0039】この演算により、ターゲット列平均ベクト
ル及びターゲット行平均ベクトルと呼ばれる2つの一次
元ベクトルが、各々Nv+2SvとNh+2Shをエントリ
として生成される。垂直方向の動きは、通常ソース行平
均ベクトル1×Nvとターゲット行平均ベクトル中の連
続値Nv間の絶対差分値の合計であるコスト関数を最小
にすることにより推定する。同様に、水平方向の動き
は、ソース列平均ベクトル1×Nhとターゲット列平均
ベクトル中の連続エントリNhとの間のコスト関数を最
小にすることにより推定する。得られた動きベクトルの
成分は垂直及び水平方向のオフセット値(各々[−
v,+Sv]と[−Sh,+Sh]の範囲の値)であり、
コスト関数を最小にする値である。垂直及び水平方向の
動き成分は共に、ターゲット画像中の同一探索領域から
同時に推定されたものであることに注目すべきである。
【0040】(第1の実施例)本発明による準射影マッ
チング方法の第1の実施例について説明する。用語“準
(quasi)”は、両動き成分を推定するために同一の探
索領域を用いる積分射影技法に対して、異なる探索領域
を用いて各動き成分を個別に推定することを含んでいる
ことに由来する。両技法を比較すると、本発明の準射影
マッチング方法は、3×Sv<Nv<10×Sv及び3×
h<Nh<10×Shの場合に積分射影より良好な結果
を提供できる。
【0041】動きフィールド推定方法の第1実施例は、
第1動きベクトル成分をソース平均ベクトルとターゲッ
ト平均ベクトルから推定し、第1動きベクトル成分に従
い探索領域を移動し、移動した探索領域から第2動きベ
クトル成分を推定することを含む。図2は本発明の第1
実施例の説明図である(全体を符号20で示す)。図1
の積分射影方法(IPM)と比較し、画像ブロック24
を有するターゲット画像23中の動きベクトルの1成
分、即ち第1の成分(この場合は垂直方向成分)は、複
数の画素より成る画像ブロック22を有するソース画像
21からの第1の繰返しによりソース平均ベクトルとタ
ーゲット平均ベクトル(この場合行平均ベクトル)から
推定される。この推定垂直動きベクトルに従って探索領
域を垂直方向に移動させる。残る第2の動き成分(この
場合水平方向の動き)を次に、新ターゲット平均ベクト
ル(この場合列平均ベクトル)を計算した上で、画像ブ
ロック26を有するターゲット画像25中での第2の繰
返し反復により推定する。
【0042】尚、推定する第1成分は、予め水平又は垂
直成分に規定されている。ディジタルビデオ画列におい
て、垂直方向の移動は水平方向の移動より通常十分に小
さいので、この場合、ソース平均ベクトルとターゲット
平均ベクトルは小さい垂直方向の動きの影響が最小限に
押さえられ、従って水平方向の動きを最初に推定する方
が合理的である。
【0043】(第2の実施例)垂直方向の移動計算に先
立ち、直前の水平方向移動による補償を行い又は逆の手
順の補償をしながら水平及び垂直方向の移動を交互に計
算することが出来る。この技法の利点は、初期の推定値
がある妥当性を有するならば、繰返し毎により良い動き
ベクトルが得られることである。探索領域は繰返し毎に
減少し、演算作業量も減少する。後の繰返しに必要な水
平及び垂直射影ベクトルは第1の繰返しにおける運動平
均を用いて予め計算することが出来る。かように、演算
増加量は、各繰返し当たりブロック寸法×探索寸法×2
の加算になる。ここで使用しているように、“繰返し”
は水平方向移動と垂直方向移動の両方を計算することで
ある。ブロック寸法は通常探索寸法よりかなり大きいの
で、演算量の増加は最小限である。一般的には、ブロッ
ク寸法が探索領域よりかなり大きいことを条件に、収束
を達成するに、大抵の場合2回以下の繰返しが必要であ
る。
【0044】図3は本発明の第2実施例(全体を符号3
0で示す)の説明図である。始めの画像は現画像又はソ
ース画像31である。第1実施例の場合のように、推定
する第1成分は予め(水平又は垂直)成分と規定されて
いる。垂直方向の移動は水平方向の移動より通常十分に
小さいので、水平方向の動きを最初に推定する方が合理
的である。生成ターゲット画像33は、第l回目の繰返
しにおいて得られた画像ブロック34を含んでおり、第
2ターゲット画像35は(l+1)回目の繰返しにおい
て得られた画像ブロック36を含んでいる。
【0045】本実施例は、前記手順を複数回数繰り返す
第1実施態様の変更例である。この場合、垂直及び水平
方向の移動は、先行繰返しにより得られた推定値に従い
探索領域を再度センタリングした後準射影マッチング方
法を用いて交互に推定する。従って、探索領域の垂直及
び水平移動はプロセスが停止するまで交互に実行され
る。探索領域のサイズは繰返し毎に変化させることが出
来る。例えば、動き推定値は逐次純化するので、繰返し
が進むに従い探索領域を減少させることが可能である。
図3はl回目の繰返しにおいて推定した成分が水平方向
の動き成分である場合を説明する図である。次に探索領
域を移動させ垂直方向の動きを、新しいターゲットの水
平方向の平均ベクトルを計算した上で(l+1)繰返し
時に推定する。
【0046】(第3の実施例)本実施例では、水平方向
移動と垂直方向の移動は両方とも初回の繰返しにおいて
は補償なしで、即ち単純射影マッチングを用いて推定す
る。動き補償は、最小の不一致を生じる移動を用いて他
の移動推定前に実行する。残りの繰返しプロセスは第2
実施例に用いられた方法と同様である。第2実施例では
移動は略正確であることを前提条件としているが、その
条件が正確でない状況において、第3実施例は計算負荷
に僅かな増加をもたらすだけでその状況を部分的に取り
除く。
【0047】図4は本発明の第3実施例(全体を符号4
0で示す)の説明図である。第3実施例が第1実施例及
び第2実施例と異なる点は、推定する最初の成分、即ち
水平又は垂直方向成分が最初の積分射影ステップにおい
て特定されることである。ソース画像41は画像ブロッ
ク42を含んでいる。第1ターゲット画像43は初回繰
返し後に得られた画像ブロック44を含んでおり、第2
ターゲット画像45は2回目の繰返し後に得られた画像
ブロック46を含んでいる。
【0048】この実施例の場合、積分射影プロセスを用
いて最初の水平方向移動と最初の垂直方向移動の両方を
最初に粗く推定して、動きベクトルの良好な初推定値を
得る。次に、準射影マッチング方法を前述のように用い
る。初回の繰返しの開始時点において、最良の符合が得
られる最初の動き成分に従って探索領域を移動させる。
図4の例では、画像の下左隅を示す最初の動きベクトル
を示している。このベクトルは初期化ステップにおける
積分射影技法によって得た動き推定値である。この水平
方向成分が最良のマッチングが得られた成分であると仮
定する。従って、2回目の繰返しを開始する前に、探索
領域を最初の水平方向動き推定値に従って移動させる。
次に、準射影マッチング方法を用い垂直方向の動き成分
を推定する。前述のように、探索領域のサイズは繰返し
と繰返しの間において変更することが出来る。
【0049】本発明の準射影マッチング方法は、列平均
ベクトルと行平均ベクトルを予め規定した計数で単純に
補間することによりサブ画素精度が得られるように設計
している。例えば、係数2で平均ベクトルを補間するこ
とにより半画素動き精度が達成される。この補間スキー
ムはパラメータフィルタ、即ち立体フィルタ又は所定階
数の通常の低域パスフィルタに基づいている。第2実施
例と第3実施例の場合、かような細分は最後の2回の繰
返しにおいてのみ実行しサブ画素精度まで両成分を純化
する。
【0050】(第4の実施例)本発明の準射影マッチン
グ方法を階層スキームに埋め込むことが出来る。この技
法の第1の実施例は係数2n(0≦n)によって空間的
に間引いた画像で実施出来る。動き推定値が計算される
と、各々の推定値に2を乗じ、それらの推定値を用い原
寸法画像を係数2n-1で間引いて得た同じ2枚の画像を
整列させる。このプロセスは帰納的に繰り返して原画像
と同じ分解能で画像を最終的に処理することが出来る。
階層スキームは、1より大きいステップ、例えば、2
n-1の間引き選択係数を2nの間引き選択係数の直後に用
いることが出来るが、しかしながら、かような状況の場
合、動きベクトルには係数4を乗じなければならない。
同様に、第2実施例と第3実施例は階層スキームを支持
することが出来る。第2実施例と第3実施例の繰返しプ
ロセスは第4実施例の階層推定スキームと結合させるこ
とが出来る。各分解能レベルで実行される繰返し数は種
々異なり得る。例えば、各分解能毎に2回繰り返しを実
行したり、或いは最低分解能で1回繰返し、他の全ての
繰返しは原画像分解能で実行することが出来る。
【0051】本発明の準射影マッチング方法をまた或る
階層スキームに埋め込むことが出来る。例えば、第1の
実施例は第1の予め定められた間引き選択係数Qn(Q
は所与の正の整数でnは0より大きい整数)で空間的に
間引いたビデオ画像に適用出来る。動き推定値が計算さ
れると、各々の推定値にQp(pは1≦p<nの範囲で
選択した整数)を乗じ、それらの推定値を、第2の予め
定められた間引き選択係数Qn-pで間引きして得た同じ
2つの画像を整列させるために用いる。このプロセス
は、準射影マッチング技法を原画像分解能(n=0)を
含む全スケールで適用するまで繰り返すことが出来る。
第2実施例と第3実施例を同様にして階層スキームに埋
め込むことが出来る。例えば、各画像分解能において2
回の繰返しを実行することを選択することが出来る。繰
返し数は種々の画像スケールにおいて可変である。この
階層スキームの最も単純な実装の場合、各スケールで1
回繰返す。
【0052】(第5の実施例)本発明による方法の第5
の実施例は、前述の各実施例を拡張するものである。こ
の実施例の場合、本発明の準射影マッチング方法は、グ
ローバルな動きモデルのパラメータを推定するために用
いられる。例えば、アフィンモデルの一般公式は、
t+1=A tであり、ここで t+1 tは時間t+1
とtにおける画素の位置を表しており、Aは推移行列
を、はグローバルな移動ベクトルを表している。
【0053】2枚の連続画像からグローバルな動きモデ
ルのパラメータ(6つの動きパラメータ)を推定する手
順について以下に記述する。 ステップ1:積分射影技法又は準射影技法のいずれかを
用いて、グローバルな移動成分を推定する。ブロックサ
イズは通常大きく探索領域はそれに比較して小さい。 ステップ2:先行ステップで発見されたグローバルな移
動推定値に従い2枚の画像を整列させる。 ステップ3:上記の画像を重なりのない小ブロックに分
割する。 ステップ4:大きな変化を示す内容のブロックを間引
く。ブロック内の変化レベルを評価する種々の方法(標
準偏差、ソーベルオペレータのような高域パスフィルタ
で処理後絶対値の合計)がある。ブロックは、その内容
の活動度が予め定めたしきい値T1を越える場合に間引
きする。 ステップ5:間引きした画像ブロックに(サブ画素精度
が可能な)準射影マッチング技法を適用し、画像を整列
させ(ステップ2参照)動きベクトルを生成する。この
ステップの目的は移動行列Aにより誘導した空間的に変
化する局所残留移動を推定することである。射影不一致
誤差を検査し、不一致度がしきい値T2を越える場合は
測定値を破棄する。或いは、グローバル移動に推定残留
移動値を加算し結果を記録する。 ステップ6:記録結果の現在数を計数する。この計数値
が予め定めたしきい値T3(T3>2)を越えなければ
ステップ5を繰り返す(アフィン動きモデルの6つのパ
ラメータを推定可能にするには少なくとも3回の測定が
必要である)。 ステップ7:記録結果がしきい値T3より大きければ、
グローバルアフィンパラメータを推定する。アフィンパ
ラメータ(行列Aとベクトル)は、モデルと動きデー
タ間に適合する最小自乗値を計算することにより推定す
る。
【0054】特に、本発明は、最小のハードウェアコス
トで迅速に動きフィールドを生成する一体型のディジタ
ルビデオカメラのような消費者向けビデオ機器に実装出
来る。かような動きフィールド用応用装置は、ビデオ画
列の動き補償圧縮とビデオ画列の速度調整(時間)フィ
ルター処理とビデオの索引及び検索を目的としたビデオ
内容の動きの分析を含んでいる。
【0055】さらに、本発明は、1つのディジタル画像
から他のディジタル画像へのグローバルな動きパラメー
タを推定するディジタルビデオカメラに適用できる。大
シーンの異なる部分が各画像に記録された、ディジタル
カメラ中の記録画像列を考慮する。グローバルな動きパ
ラメータは本発明の準射影マッチング技法を用いて画列
中の各連続画像間で推定する。得られるグローバルな動
きパラメータは、画像を整列させ構成し、モザイクとも
呼ばれるシーンのパノラマ像を再構築するために使用出
来る。グローバルな動きパラメータはビデオカメラによ
り生成されたビデオ画列を安定化させるためにも使用で
きる。
【0056】本発明の方法の他の用途は、分解能を向上
させた画像の再構成である。この場合、ローカル動きフ
ィールドとグローバルな動きパラメータの両方をサブ画
素精度で推定し、その内容がグローバルまたはローカル
分数移動値のいずれかで処理された画像を整列させるた
めに使用される。画像を次に結合し向上した分解能を示
すより大きい画像を生成する。パノラマ画像の生成はデ
ィジタルカメラ内又はパーソナルコンピュータ等の遠隔
操作のいずれかで実施出来る。
【0057】本発明の好ましい実施例と幾つかの変更例
を記述してきたが添付クレームに記載された本発明の範
囲を逸脱することなくさらなる変更を加えることが可能
なことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】積分射影法における平均値計算の計算法を説明
するための図である。
【図2】本発明による準射影マッチング法を説明するた
めのブロック図である。
【図3】本発明による準射影マッチング法の他の実施例
を説明するためのブロック図である。
【図4】本発明による準射影マッチング法の更に他の実
施例を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
11…ソース画像、12…画像ブロック、12a…画
素、13…ターゲット画像、14…画像ブロック、21
…ソース画像、22…画像ブロック、23…ターゲット
画像、24…画像ブロック、25…ターゲット画像、2
6…画像ブロック、31…ソース画像、32…画像ブロ
ック、33…ターゲット画像、34…画像ブロック、3
5…ターゲット画像、36…画像ブロック、41…ソー
ス画像、42…画像ブロック、43…ターゲット画像、
44…画像ブロック、45…ターゲット画像、46…画
像ブロック。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1動きベクトル成分をソース平均ベク
    トルとターゲット平均ベクトルから推定し、該第1動き
    ベクトル成分に従い探索領域を移動し、移動した探索領
    域から第2動きベクトル成分を推定することを含むこと
    を特徴とする動きフィールド推定方法。
  2. 【請求項2】 前記探索領域の移動は、該探索領域を先
    行する繰返しの関数として再センタリングするステップ
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の動きフィール
    ド推定方法。
  3. 【請求項3】 2つのビデオ画像を予め設定された第1
    の間引き係数Qnにより空間的に間引き、動き推定値を
    誘導し、誘導した動き推定値にQpを乗じ、該Qpを乗じ
    た動き推定値の関数として予め設定された第2の係数Q
    n-p(Qは所与の正の整数でありnはゼロより大きい整
    数でありpは1とnとの間の値を持つ整数である)を用
    いて原画像を間引くことを含み、階層スキームに用いる
    ことを特徴とする請求項2に記載の動きフィールド推定
    方法。
  4. 【請求項4】 前記第1動きベクトルの推定が水平及び
    垂直方向の交互の移動を含むことを特徴とする請求項2
    に記載の動きフィールド推定方法。
  5. 【請求項5】 2つのビデオ画像を予め設定された第1
    の間引き係数Qnにより空間的に間引き、動き推定値を
    誘導し、誘導した動き推定値にQpを乗じ、該Qpを乗じ
    た動き推定値の関数として予め設定された第2の係数Q
    n-p(Qは所与の正の整数でありnはゼロより大きい整
    数でありpは1とnとの間の値を持つ整数である)を用
    いて原画像を間引いて整列させることを含み、階層スキ
    ームに用いることを特徴とする請求項4に記載の動きフ
    ィールド推定方法。
  6. 【請求項6】 前記第1動きベクトルの推定が水平及び
    垂直方向の交互の移動を含むことを特徴とする請求項1
    に記載の動きフィールド推定方法。
  7. 【請求項7】 2つのビデオ画像を予め設定された第1
    の予定間引き係数Q nにより空間的に間引き、動き推定
    値を誘導し、誘導した動き推定値にQpを乗じ、該Qp
    乗じた動き推定値の関数として予め設定された第2の係
    数Qn-p(Qは所与の正の整数でありnはゼロより大き
    い整数でありpは1とnとの間の値を持つ整数である)
    を用いて原画像を間引いて整列させることを含み、階層
    スキームに用いることを特徴とする請求項6に記載の動
    きフィールド推定方法。
  8. 【請求項8】 積分射影技法と準射影技法より成る技法
    グループから選択した技法を用いてグローバルな変換成
    分を推定し、得られた該グローバルな変換成分の推定値
    に従って前記2つの画像を整列させ、該画像を重なりの
    ない小ブロックに分割し、大きな変化を示す内容のブロ
    ックを選択し、前記画像を整列させ動きベクトルを生成
    するために選択した画像ブロックに準射影マッチング技
    法を適用し、記録結果の現在回数を予め設定されたしき
    い値T3(T3>2)を越えるまで計数し、記録結果数
    がT3より大きければグローバルアフィンパラメータを
    推定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項
    1に記載の動きフィールド推定方法。
  9. 【請求項9】 2つのビデオ画像を予め設定された第1
    の間引き係数Qnにより空間的に間引き、動き推定値を
    誘導し、誘導した動き推定値にQpを乗じ、該Qpを乗じ
    た動き推定値の関数として予め設定された第2の係数Q
    n-p(Qは所与の正の整数でありnはゼロより大きい整
    数でありpは1とnとの間の値を持つ整数である)を用
    いて原画像を間引いて整列させることを含み、階層スキ
    ームに用いることを特徴とする請求項1に記載の動きフ
    ィールド推定方法。
  10. 【請求項10】 第1動きベクトル成分をソース平均ベ
    クトルとターゲット平均ベクトルから推定し、該第1動
    きベクトル成分に従い探索領域を移動し、移動した探索
    領域から第2動きベクトル成分を推定し、2つのビデオ
    画像を予め設定された第1の間引き係数Qnにより空間
    的に間引き、動き推定値を誘導し、誘導動き推定値にQ
    pを乗じ、Qpを乗じた動き推定値の関数として第2の予
    定係数Qn-p(Qは所与の正の整数でありnはゼロより
    大きい整数でありpは1とnとの間の値を持つ整数であ
    る)を用いて原画像を間引いて整列させることを含むこ
    とを特徴とする動きフィールド推定方法。
  11. 【請求項11】 前記探索領域の移動は、該探索領域を
    先行する繰返しの関数として再センタリングするステッ
    プを含むことを特徴とする請求項10に記載の動きフィ
    ールド推定方法。
  12. 【請求項12】 前記第1動きベクトルの推定が水平及
    び垂直方向の交互の移動を含むことを特徴とする請求項
    10に記載の動きフィールド推定方法。
  13. 【請求項13】 前記第1ベクトルの推定に先立ち、積
    分射影プロセスを用い初期の垂直及び水平方向の移動を
    推定することを特徴とする請求項10に記載の動きフィ
    ールド推定方法。
  14. 【請求項14】 積分射影技法と準射影技法より成る技
    法グループから選択した技法を用いてグローバルな変換
    成分を推定し、得られた該グローバルな変換成分の推定
    値に従って前記2つの画像を整列させ、該画像を重なり
    のない小ブロックに分割し、大きな変化を示す内容のブ
    ロックを選択し、前記画像を整列させ動きベクトルを生
    成するために選択した画像ブロックに準射影マッチング
    技法を適用し、記録結果の現在回数を予め設定されたし
    きい値T3(T3>2)を越えるまで計数し、記録結果
    数がT3より大きければグローバルアフィンパラメータ
    を推定するステップをさらに含むことを特徴とする請求
    項10に記載の動きフィールド推定方法。
JP11136342A 1998-05-20 1999-05-17 動きフィ―ルド推定方法 Pending JPH11355778A (ja)

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US09/082456 1998-05-20

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