JPH0973432A - オンライントランザクション高速処理方式 - Google Patents

オンライントランザクション高速処理方式

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JPH0973432A
JPH0973432A JP7230995A JP23099595A JPH0973432A JP H0973432 A JPH0973432 A JP H0973432A JP 7230995 A JP7230995 A JP 7230995A JP 23099595 A JP23099595 A JP 23099595A JP H0973432 A JPH0973432 A JP H0973432A
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JP
Japan
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processing
transaction
transactions
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JP7230995A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Tanaka
伸幸 田中
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】オンライン分散システムにおけるトランザクシ
ョン処理の性能向上,高速化を実現する。 【構成】オンライン分散システムにおけるトランザクシ
ョン処理において、トランザクションデータを処理する
ための処理プロセスを決定し処理プロセスにトランザク
ションデータを引き渡すオンラインコントロール処理に
おいて処理待ち状態にあるトランザクションから同じ処
理プロセスで処理する1つ以上のトランザクションをま
とめて一回の処理要求で処理プロセスにデータを引き渡
す。 【効果】本発明方式でのトランザクションコントロール
処理における複数トランザクションの一括処理方式では
まとめるトランザクションが無くても従来の処理方式と
は処理時間に差異はなくトランザクションのまとめ数に
正比例して処理時間の短縮が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】分散システム構成でのオンライン
トランザクション処理。
【0002】
【従来の技術】1トランザクション毎にトランザクショ
ンコントロール処理により処理プロセスに処理要求をし
ていた。また計算機間のトランザクションデータの送受
信も1トランザクションデータ単位に行っていた。
【0003】また複数トランザクションをまとめて処理
する場合でまとめるトランザクション数は固定される方
式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の1トランザクシ
ョン単位のトランザクションコントロール処理を行うと
トランザクション数が増加した場合等トランザクション
コントロール処理の回数が多くなる。またトランザクシ
ョン処理とトランザクションコントロール処理でのプロ
セススイッチ等のOSでの負荷も大きい。
【0005】また複数トランザクションをまとめて一括
で処理する方式でも、まとめるトランザクション数が固
定なためトランザクション発生数が少ないときにはまと
めるトランザクション数が発生するまでの待ち時間が多
くなりシステムのスループットが低下する。また他計算
機との送受信処理においても同様に1トランザクション
単位のデータを送受信するとその度毎に通信プロトコル
での送達確認処理が発生し伝送効率(スループット)が
低下する。
【0006】本発明では上記問題点を解決するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的はトランザクシ
ョンコントロール処理は処理するトランザクションデー
タに対し、トランザクション処理する処理プロセスを決
定し処理プロセスにデータを引き渡す。その時点で処理
待ちトランザクションのなかで同じ処理プロセスが処理
するトランザクションを検索し存在する場合はその複数
トランザクションをまとめて一回の処理要求でトランザ
クション処理プロセスへトランザクションデータを引き
渡すことにより達成することができる。
【0008】また上記目的は送信処理では送信するトラ
ンザクションデータの送信先を決定し送信する際にその
時点で送信待ちトランザクションのなかで同じ送信先に
送信するトランザクションを検索し存在する場合は複数
トランザクションをまとめて一回の送信要求で送信相手
に対し送信し、受信処理ではトランザクションデータ受
け取り部にて一括して引き渡されたトランザクションデ
ータの分割を行い、1トランザクションデータとして以
降の処理を行うことにより上記目的を達成することがで
きる。
【0009】
【作用】トランザクション処理プロセスではトランザク
ションデータ受け取り部にて一括して引き渡されたトラ
ンザクションデータの分割を行い、1トランザクション
データとしてトランザクション処理部にデータを引き渡
す。
【0010】また処理待ちQue(入力データQue)
等トランザクションコントロールがトランザクションを
取り出すQueを処理プロセス単位に割り当てること
で、同じ処理プロセスが処理するトランザクションを検
索する処理効率の向上がはかれる。
【0011】また送信待ちQue(出力データQue)
等送信処理がトランザクションを取り出すQueを送信
先単位に割り当てることで、送信処理での同じ送信先に
送信するトランザクションを検索する処理効率の向上が
はかれる。
【0012】
【実施例】実施例としてトランザクションコントロール
処理における複数トランザクションの一括処理方式を図
1に示す。
【0013】トランザクションコントロール処理2は処
理待ち状態にあるトランザクションを処理待ちQue1
より取り出し該当トランザクションの処理プロセスを決
定し処理プロセス3に対しトランザクションデータを引
き渡す。複数トランザクションの一括処理を行うために
トランザクションコントロール処理2は処理待ちQue1よ
りデータを取り出したときに、取り出したトランザクシ
ョンデータと同じ処理プロセスにより処理されるトラン
ザクションを処理待ちQue1より検索し同じ処理プロ
セス3により処理されるトランザクションがある時は複
数トランザクションをまとめて1つの処理要求として処
理プロセス3に引き渡す。
【0014】このとき処理待ちQue1を処理プロセス
単位に割り当てすることでトランザクションコントロー
ル処理待ちQue検索処理負荷の軽減が可能となる。
【0015】トランザクション処理プロセス3側ではま
とめて受け取った複数トランザクションを、トランザク
ション受け付け処理にて単一トランザクションに分割し
トランザクションデータ処理を行う。トランザクション
データ処理では単一トランザクションに分割されたトラ
ンザクションデータの処理を行うため、1トランザクシ
ョンの処理を記述すればよい。トランザクション受け付
け処理では受け取った複数トランザクションを単一トラ
ンザクションに分割し順次トランザクションデータ処理
部に引き渡し、複数トランザクション分の処理が全て完
了した時点でトランザクションコントロール処理に処理
の終了を報告し処理要求待ち状態となる。
【0016】図2に複数トランザクションの一括処理方
式と従来方式の比較を示す。
【0017】一括処理方式では発生した処理要求トラン
ザクションを処理するプロセスに引き渡す際に処理待ち
Que1より同一プロセスに引き渡すトランザクション
をまとめて一括して引き渡す方式である。図2では処理
プロセス10が処理するトランザクションを処理起動
する際に処理待ちQue1にあるトランザクション′
″を処理プロセス10にまとめて引き渡す。同様に処
理プロレス20にはトランザクション ′をまとめ
て引き渡す。処理プロセス30への引き渡しデータは処
理待ちQueの中に処理トランザクション以外のデー
タが無いためトランザクションを1つだけ引き渡す。
【0018】一方従来方式では1トランザクション単位
で処理していた。図2では処理プロセス1に対しトラン
ザクションを引き渡しトランザクションの処理終了
後トランザクション′を引き渡しトランザクション
′の処理終了後トランザクション″のデータを引き
渡す方式でトランザクション ′ ″を処理する
のに3回の処理要求が必要である。同様に処理プロセス
2に対しても ′の処理をするためには2回の処理
要求が必要となる。
【0019】また他計算機等へのデータ送信に対しては
一括処理方式では送信待ちQue1にあるトランザクシ
ョンデータを送信先別にまとめて一回の送信要求により
送信する方式である。図2ではA計算機に対する送信ト
ランザクションデータA,A′,A″をまとめて1デー
タとして送信する。同様にB計算機に対してはB,B′
をまとめて1データとして送信する。C計算機に対して
の送信は送信待ちQueのなかにトランザクションデー
タCのみのためトランザクションCを1つだけ送信す
る。
【0020】一方従来方式ではA計算機に対する送信は
トランザクションデータA送信完了後A′を送信しA′
送信完了後A″のトランザクションデータを送信する。
このようにA,A′,A″のトランザクションデータを
送信するのに3回の送信要求が必要となる。同様にB計
算機に対してもB,B′のトランザクションデータを順
次1トランザクションずつ送信し2回の送信要求が必要
となる。
【0021】また送受信処理における複数トランザクシ
ョンの一括処理方式を図3に示す。送信処理は送信待ち
状態にあるトランザクションデータを送信待ちQueよ
り取り出し送信先計算機9に対しトランザクションデー
タを送信する。複数トランザクションの一括処理を行う
ために送受信処理は送信待ちQueよりデータを取り出
したときに、取り出したトランザクションデータと同じ
送信先に送信するトランザクションデータを送信待ちQ
ueより検索し同じ送信先に送信するトランザクション
がある時は複数トランザクションデータをまとめて1つ
のデータとして送信先計算機9に送信する。
【0022】このとき送信待ちQueを送信先単位に割
り当てすることで送信処理の待ちQue検索処理負荷の
軽減が可能となる。
【0023】受信処理側ではまとめて受け取った複数ト
ランザクションデータを、データ受信処理にて単一トラ
ンザクションに分割しトランザクションデータ処理を行
う。トランザクションデータ処理では単一トランザクシ
ョンに分割されたトランザクションデータの処理を行う
ため、1トランザクションの処理を記述すればよい。デ
ータ受信処理では受け取った複数トランザクションを単
一トランザクションに分割し順次トランザクションデー
タ処理に引き渡し、複数トランザクション分の処理が全
て完了した時点でデータ受信待ち状態となる。
【0024】トランザクションコントロール処理におけ
る一括処理方式図4にトランザクションコントロール処
理における一括処理方式の効果を示す。各処理の処理時
間を下記に定義する。
【0025】 トランザクションコントロール処理時間(1トランザクションあたり):TTP1 トランザクションコントロール処理時間(Nトランザクションまとめ):TTPN OS処理時間(プロセススイッチ処理等) :T0 トランザクション処理時間 :TAP 本処理モデルではトランザクションコントロール処理,
トランザクション処理においてDISK I/O等の処
理は無く全ての処理がシリアルに行われるものとする。
【0026】またトランザクション処理におけるトラン
ザクションの分割処理時間は他処理に比べて十分小さく
無視できるものとする。
【0027】複数トランザクションの一括処理ではNト
ランザクションを処理するための処理時間は TTPN+T0+N×TAP …(数1) となる。
【0028】また従来方式(1トランザクション単位の
処理)でのNトランザクションを処理するための処理時
間は N×TTP1+(2N−1)T0+N×TAP …(数2) となる。
【0029】従来方式と本発明での処理方式におけるN
トランザクションを処理するための処理時間の差異は下
記の式で表される。
【0030】 (数2)−(数1)=N×TTP1−TTPN+2(N−1)T0 …(数3) また図2で示すように処理待ちQueを処理プロセス毎
に割り当てることにより複数トランザクションの組立処
理の効率が向上しTTP1≒TTPNとなる。
【0031】この結果(数3)は (N−1)×(TTP1+2T0) …(数4) と表される。
【0032】(数4)で示すように本発明方式ではまと
める複数のトランザクションが無くても(N=1:1ト
ランザクション処理時)従来の処理方式とは処理時間に
差異はなくトランザクションのまとめ数に正比例して処
理時間の短縮が可能となる。図5に送受信処理における
複数トランザクションの一括処理方式の効果を示す。
【0033】従来方式である1トランザクション単位の
送受信処理では1トランザクション単位に少なくとも1
回の送達確認が通信プロトコル上の処理で発生する。そ
れに対し一括処理方式では複数トランザクションをまと
めて1つのデータとして送信するため通信プロトコル上
の処理で発生する送達確認は従来方式に比べ同じかそれ
以下の回数となる。
【0034】このような処理特性により決定される計算
機の性能特性上複数トランザクションの一括処理方式に
よる送受信処理は従来の1トランザクション単位の送受
信処理に比べ通信の実効スループットが向上する。
【0035】
【発明の効果】本発明方式でのトランザクションコント
ロール処理における複数トランザクションの一括処理方
式ではまとめるトランザクションが無くても(1トラン
ザクション処理時)従来の処理方式とは処理時間に差異
はなくトランザクションのまとめ数に正比例して処理時
間の短縮が可能となる。
【0036】またトランザクション処理プロセスでの複
数トランザクションの分割処理を分離することによりト
ランザクション処理部は1トランザクション処理の記述
をするだけでよく、従来の1トランザクション処理から
の移行も容易である。
【0037】また送受信処理における複数トランザクシ
ョンの一括処理方式では計算機の性能特性を生かしたデ
ータ伝送の実効スループットの向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トランザクションコントロール処理における複
数トランザクションの一括処理方式を説明する図。
【図2】複数トランザクションの一括処理方式と従来と
の比較を説明する図。
【図3】送受信処理における複数トランザクションの一
括処理方式を説明する図。
【図4】トランザクションコントロール処理における複
数トランザクションの一括処理方式の効果を説明する
図。
【図5】送受信処理における複数トランザクションの一
括処理方式の効果を説明する図。
【符号の説明】
1,4,7…処理待ちQue、2,5…トランザクショ
ンコントロール処理、3,6…処理プロセス、8…送信
処理、9…送信先計算機。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オンライントランザクション処理でトラン
    ザクションコントロール処理を介してトランザクション
    処理プロセスに渡す処理において、その時点で処理待ち
    Queに有るトランザクションデータの内同一処理プロセ
    スに渡す複数のトランザクションデータをまとめて1回
    で処理プロセスに引き渡すことにより、トランザクショ
    ンコントロール処理の処理回数の削減とそれに伴うOS
    のプロセススイッチング等の処理負荷を軽減できるオン
    ライントランザクション高速処理方式。
  2. 【請求項2】オンライントランザクション処理で他計算
    機とデータを送受信する処理において、その時点で送信
    待ちQueにあるトランザクションデータで同一送信先
    の複数トランザクションをまとめて1回で送信要求する
    ことにより通信プロトコル上の送達確認処理等の回数を
    削減でき、スループットの向上がはかれるオンライント
    ランザクション高速処理方式。
JP7230995A 1995-09-08 1995-09-08 オンライントランザクション高速処理方式 Pending JPH0973432A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006080058A1 (ja) * 2005-01-26 2006-08-03 Fujitsu Limited 電文処理装置
JP2009169757A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Fujitsu Ltd 分散処理プログラム、分散処理装置、および分散処理方法
JP2014199544A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 富士通株式会社 情報処理装置、データ処理方法、およびプログラム

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