JPH0973374A - 印刷制御方法 - Google Patents

印刷制御方法

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JPH0973374A
JPH0973374A JP7250208A JP25020895A JPH0973374A JP H0973374 A JPH0973374 A JP H0973374A JP 7250208 A JP7250208 A JP 7250208A JP 25020895 A JP25020895 A JP 25020895A JP H0973374 A JPH0973374 A JP H0973374A
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JP7250208A
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Jun Doi
純 土肥
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Abstract

(57)【要約】 【目的】印刷装置へ印刷データを転送するに際し、印刷
装置のハードウエアの利用効率の向上を図り、転送動作
及び転送手段の無駄を省いて効率の向上を図り、印刷の
一層の高速化を実現する。 【構成】アプリケーション等が作成した印刷データを印
刷装置へ出力する出力手段と印刷装置から与えられるデ
ータを入力する入力手段とを設け、印刷装置のデータバ
スの幅もしくは入力手段の容量または受信バッファの容
量を基準にして印刷装置へ転送する印刷データの転送量
を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タ等の上位装置から印刷装置に印刷データを転送する印
刷制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンター、複写機、ファクシミリ等の
機能を有する印刷装置、あるいはコンピューターやワー
ドプロセッサ等を含む複合機やワークステーションの出
力機器として用いられる印刷装置は、画像情報に基づい
て記録用紙やプラスチック薄板等の被記録材(以下、単
に用紙と称する)に印刷情報に基づいて文字や記号や画
像などを印刷していくように構成されている。前記印刷
装置の印刷手段は、例えば、レーザービーム方式、電子
写真方式、インクジェット方式、ワイヤドット方式、感
熱方式、熱転写方式等に分けることができる。
【0003】用紙の搬送方向又は回転方向(副走査方
向)と交叉する方向に主走査しながら印刷していくシリ
アル型の印刷装置においては、用紙を所定の印刷位置に
セットした後、用紙に沿って移動する記録手段によって
画像(文字や記号等を含む)を印刷し、所定幅分の印刷
と所定量の紙送り(副走査)とを同期させて実行するこ
とにより、用紙に印刷情報(印刷データ)に基づいた印
刷が行われる。
【0004】一方、用紙を搬送方向に送る副走査のみで
印刷するラインタイプの印刷装置においては、用紙を所
定の印刷位置にセットし、一括して1行分の印刷を連続
的に行ないながら所定量の紙送りを行なうことにより、
用紙に対して印刷情報に基づいく印刷が行われる。
【0005】上記印刷装置は、一般に、ホストコンピュ
ータ等の上位装置から転送されてきた印刷データ(印刷
情報)に基づいて、記録媒体としての用紙に記録(印
刷)を行うように構成されている。従来、印刷データを
印刷装置に転送する場合の印刷制御方法としては、デー
タの転送プロトコルに従うだけで、印刷装置のハードウ
エア構成などを全く無視してデータを転送する方法が採
用されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の印刷制御方法では、印刷装置のハードウェア
構成が無視されていたため、1回に転送するデータの転
送量によっては効率が著しく低下してしまい、本来のハ
ードウェアの性能を100%引き出すことができない場
合が多かった。
【0007】本発明はこのような従来技術に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の目的は、印刷装置のデータバ
スの全ビットを絶えず使用することを可能にしたり、あ
るいは印刷装置の入力手段を構成するFIFOの容量や
受信バッファの容量を必ず区切りの良い状態で使用する
ことを可能にすることにより、印刷データの転送動作時
の無駄を無くして効率を向上させることができ、印刷の
一層の高速化を実現し得る印刷制御方法を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による印刷制御方
法は、印刷装置のデータバスの幅や入力手段の容量等の
ハードウエアの構成を予め考慮することにより、該印刷
装置のハードウエアを無駄なく利用して効率のよい印刷
データの転送を実現するものである。
【0009】請求項1の発明は、印刷装置に印刷データ
を転送する印刷制御方法において、アプリケーション等
が作成した印刷データを印刷装置へ出力する出力手段と
印刷装置から与えられるデータを入力する入力手段とを
設け、印刷装置の構造及び制限に合わせて該印刷装置へ
転送する印刷データの転送量を調整する構成とすること
により、印刷データの転送動作時の無駄を無くして効率
を向上させることができ、印刷の一層の高速化を実現し
得る印刷制御方法を提供するものである。
【0010】請求項2の発明は、上記請求項1の構成に
加えて、印刷装置から受信したデータを解析し、印刷装
置のデータバスの幅を基準にして印刷装置へ転送する印
刷データの転送量を調整する構成とすることにより、印
刷装置のデータバスの全ビットを絶えず使用することを
可能にし、印刷データの転送動作時の無駄を無くして効
率を向上させることができ、印刷の一層の高速化を実現
し得る印刷制御方法を提供するものである。
【0011】請求項3の発明は、上記請求項1の構成に
加えて、印刷装置から受信したデータを解析し、印刷装
置の入力手段の容量あるいは受信バッファの容量を基準
にして印刷装置へ転送する印刷データの転送量を調整す
る構成とすることにより、印刷装置の入力手段を構成す
るFIFOの容量や受信バッファの容量を必ず区切りの
良い状態で使用することを可能にし、印刷データの転送
動作時の無駄を無くして効率を向上させることができ、
印刷の一層の高速化を実現し得る印刷制御方法を提供す
るものである。
【0012】請求項4の発明は、上記請求項1の構成に
加えて、印刷データの転送量の基準となる量を予め決め
ておき、その量に従って印刷データの転送量を調整する
構成とすることにより、一層効率よく、印刷データの転
送動作時の無駄を無くして効率を向上させることがで
き、印刷の一層の高速化を実現し得る印刷制御方法を提
供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。なお、以下の実施例では、ホストコン
ピュータと印刷装置としてのレーザビーム記録装置との
組合せにおいて本発明を実施する場合を例に挙げて説明
する。図1は本発明の印刷制御方法を実施するのに好適
な印刷装置(レーザービーム記録装置=LBP)の内部
構造を示す模式的縦断面図である。図1の印刷装置は、
不図示のデータ源から文字パターンの登録や定型書式等
の登録を行うことができるものである。
【0014】図1において、印刷装置(LBP)100
は、外部に接続されているホストコンピュータ(上位装
置)から供給される印刷情報(文字コード等)やフォー
ム情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶するととも
に、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォ
ームパターンなどを作成し、記録媒体である記録用紙に
像を形成する。
【0015】300は操作のためのスイッチ及びLED
表示器等が配されている操作パネルであり、101は印
刷装置(LBP)100の全体の制御及びホストコンピ
ュータから供給される文字情報等の解析を実行するプリ
ンタ制御ユニットである。このプリンタ制御ユニット1
01は、印刷情報(主に文字情報)を対応する文字パタ
ーンのビデオ信号に変換し、これをレーザドライバ10
2に出力する。
【0016】前記レーザドライバ102は、半導体レー
ザ103を駆動するための回路であり、入力されたビデ
オ信号に応じて半導体レーザ103から発射されるレー
ザ光104のオン・オフ切替を行う。前記レーザ光10
4は、回転多面鏡105により左右方向に振られて静電
ドラム106上を走査する。これにより、静電ドラム1
06上に文字パターンの静電潜像が形成される。
【0017】前記潜像は、静電ドラム106の周囲の現
像ユニット107により現像された後、用紙(記録紙)
に転写される。この用紙としてはカットシートが用いら
れ、該カットシート記録紙は印刷装置(LBP)100
に装着した用紙カセット108に収納されている。この
用紙カセット108内の用紙は、給紙ローラ109、搬
送ローラ110及び搬送ローラ111により装置内に取
り込まれ、前記静電ドラム106に供給される。
【0018】図2は本発明を実施するのに好適な印刷装
置の制御系の概略構成を示すブロック図である。この印
刷装置の制御系は、画像情報の発生源であるホストコン
ピュータ201により送られてきた文字コード、外字フ
ォント、フォーム情報あるいはマクロ登録情報などから
なる印刷データ211を入力し、ページ単位で文書情報
等を印刷するように制御するものである。
【0019】図2において、202はホストコンピュー
タ201からの各種情報を入力する入力手段、203は
入力手段202を介して入力された各種情報を一時記憶
する受信バッファ、214は印刷装置(LBP)100
よりホストコンピュータ201へ各種情報を出力する出
力手段である。
【0020】前記入力手段202及び前記受信バッファ
203は、印刷装置100のCPU204とともに、デ
ータバス215により接続されている。このデータバス
215は、CPU204等の構成により8ビット、16
ビット、32ビットなど一定の幅を持っている。
【0021】図2において、文字パターン発生器210
は、文字コードに対応するパターン情報を記憶している
ROMやその読み出し制御回路などを含み、文字コード
を入力するとそのコードに対応する文字パターンのアド
レスを算出するコードコンバート機能を兼ね備えてい
る。
【0022】印刷装置のCPU204は、ROM206
に記憶された制御プログラムにより印刷装置の制御系全
体の制御を行っている。212はROM206の制御プ
ログラムに従って受信したデータを解析する解析部であ
り、213は解析部212によって解析された情報をビ
ットパターンに展開する展開部であり、205は解析部
212によって解析された情報を格納するページバッフ
ァであり、207は文字パターンに展開されたパターン
情報を印刷イメージに対応して少なくとも1ページ分記
憶しているフレームバッファである。
【0023】208は出力インターフェース部であり、
209は印刷機構部(印刷手段)である。前記出力イン
ターフェース部208は、前記フレームバッファ207
よりのパターン情報に対応したビデオ信号を発生し、前
記印刷機構部209との間でインターフェース制御を実
行している。前記印刷手段(印刷機構部)209は、出
力インターフェース部208よりのビデオ信号を入力
し、このビデオ信号に基づいた画像情報を印刷する部分
である。300は図1中にも示されている操作パネルで
ある。
【0024】図3は本発明を実施するのに好適なホスト
コンピュータの制御系の概略構成を示すブロック図であ
る。図3において、ホストコンピュータ201の制御系
全体を制御するためのCPU301は、基本的にはRO
M303に記憶された制御プログラムにより動作する
が、アプリケーションプログラムや印刷制御方法のプロ
グラムに従って動作する場合がほとんどである。その理
由は、アプリケーションプログラムや印刷制御方法のプ
ログラムはRAM302や外部記憶装置304に記憶さ
れている場合が多いからである。
【0025】図3において、305は印刷装置(LB
P)へ印刷データを出力する出力手段であり、306は
印刷装置から各種情報を入力する入力手段である。30
9は各種情報を表示する表示装置であり、307と30
8はホストコンピュータを操作するオペレータが各種情
報を入力することができるキーボードと操作スイッチで
ある。
【0026】図4は本発明の印刷制御方法の一実施例の
動作の一部を示すフローチャートであり、図5は本発明
の印刷制御方法の一実施例の動作の残りの部分を示すフ
ローチャートである。次に、図4及び図5を参照して本
発明の印刷制御方法の一実施例を具体的に説明する。
【0027】図4において、ステップS401でアプリ
ケーション等が印刷データの作成を終了すると、この印
刷データは印刷装置(LBP)へ転送されるが、この印
刷データの転送の前に、ステップS402で印刷装置の
データバスの幅が何ビットであるかを該印刷装置に問い
合わせて確認する。
【0028】本実施例では、ホストコンピュータ201
と印刷装置100との間は8ビットのパラレルインター
フェース(例えば、セントロニクスインターフェース)
等で相互に接続されており、お互いにデータのやり取り
を行うことができる。データバスの幅が8ビットの場合
は、そのまま次のステップS413へ進む。
【0029】データバスの幅が64ビットの場合は、印
刷装置100へ転送するべき印刷データの総バイト数を
8で割り(ステップS403)、余りがあるか否かを判
別し(ステップS404)、余りがある場合は、ステッ
プS405へ進み、8から余りを差し引いた分だけ印刷
の影響を与えないデータ(NULLなど)を印刷データ
(これから印刷装置100へ転送する印刷データ)に加
える。例えば、余りが3ならば、5バイトを印刷データ
に加える。余りがある場合は、このような処理を行った
後に前記ステップS413へ進む。
【0030】一方、前記ステップS404で余りが無い
場合は、そのまま次のステップS413へ進む。
【0031】印刷装置のデータバスの幅がその他のビッ
ト数(例えば、16ビットのバス幅あるいは32ビット
のバス幅)である場合にも、前述した64ビットのバス
幅の場合と同様の処理(図4中に示すステップS406
〜S411の処理)をバス幅に応じて実行し、同様の処
理手順を踏んだ後、前記ステップS413へ進む。この
ようにして、印刷装置100へ転送する印刷データの総
バイト数が最終的に決定される。
【0032】ステップS413ではカウンタ1をリセッ
トする。このカウンタ1は、印刷装置100へ転送した
印刷データの数をカウントするカウンタである。そし
て、次のステップS414において、印刷装置のデータ
バスの幅に応じて前述のような処理(ステップS402
〜S411)を実行した印刷データを印刷装置100へ
転送(出力)する。
【0033】図4及び図5において、1バイト転送した
後カウンタ1をアップカウントし(ステップS41
5)、その後、カウンタ1と転送する総バイト数を比較
することにより該カウンタ1と転送する総バイト数が同
じになったか否かを判別し(ステップS416)、同じ
になったらデータの転送を停止し、そうでなければ、次
のステップS417へ進む。ステップS417では、1
バイト転送するごとに、ホストコンピュータ側の何らか
の都合により印刷データ転送をここで一旦停止する必要
があるか否かを確認する。そして、停止する必要がなけ
れば、さらに次の1バイトを転送する(ステップS41
4)。
【0034】図5において、印刷データ転送を停止する
場合も、初めに印刷装置に問い合わせて確認したバス幅
により別々の処理手順が実行される。先ず印刷装置10
0のバス幅を確認し、バス幅が8ビットの場合はそのま
ま次の処理(ステップS431)へ進む。
【0035】図5において、ステップS418〜S43
0に示すように、バス幅が64ビットの場合はカウンタ
1を8で割り、余りが有るか否かを判別し、余りがある
場合は8から余りを引いた数をカウンタ2へセットし、
カウンタ2にセットされた分だけ印刷データを印刷装置
100へ転送する。
【0036】印刷装置100のバス幅が別のビット数の
場合でも、ステップS422〜S427に示すように同
様な処理を行い、こうして印刷装置100のデータバス
の幅に合わせたバイト数を送った所で、印刷データの転
送を一旦停止し、次に印刷データの転送を再び開始でき
るまで待機する(ステップS431)。そして、再度の
データ転送が可能であれば、再び印刷データの転送を開
始する。
【0037】なお、図4及び図5の実施例では、印刷装
置100のデータバスの幅が8ビット、16ビット、3
2ビット、64ビットの4種類であり、ホストコンピュ
ータ201と印刷装置100が8ビットのパラレルイン
ターフェースで接続されている場合を例示したが、本発
明は、これらデータバスの幅やインターフェースの種類
が異なる場合でも同様な処理を実現することができ、同
様の作用効果が得られるものである。
【0038】図4及び図5を参照した前述の実施例で
は、印刷装置のデータバスの幅に合わせて印刷データの
転送方法を変化させたが、これに代えて、印刷装置の入
力手段202にあるハードウェアの容量に合わせて印刷
データの転送方法を変化させてもよく、このような制御
方法によっても前述の実施例と同様の効果を奏すること
ができる。次に、印刷装置の入力手段がFIFOのよう
な数バイトから数十バイトを一時記憶できるバッファ構
造になっている場合を例に取って、本発明の印刷制御方
法の他の実施例を説明する。
【0039】図6は本発明の印刷制御方法の上記の他の
実施例の動作の一部を示すフローチャートであり、図7
は図6の印刷制御方法で使用可能なFIFOの構造を示
す模式図であり、図8は図7のFIFOに入力されたデ
ータを読み出す状態を示す模式図であり、図9は図7の
FIFOが一杯になって割り込みが発生する状態を示す
模式図である。
【0040】先ず、図7〜図9を参照して図2の印刷装
置100の入力手段202について説明する。この入力
手段202は、数バイトから数十バイトを一時記憶でき
るバッファ構造のFIFOで構成されており、図7に示
すようにNバイトのバッファであり、図8に示すように
読み出す側はFIFOに入力されたデータ(溜まってい
るデータ)をいつでも読むことができるものである。ま
た、この入力手段202は、図9に示すように、通常N
バイトのデータが溜まると(FIFOが一杯になると)
割り込み処理などを発生させる構造になっており、Nバ
イト溜まってから一気に読み出した方が効率がよいもの
である。
【0041】したがって、上記FIFOから成る入力手
段202を備えた印刷装置100において、該入力手段
202にあるハードウェアの容量に合わせて印刷データ
の転送方法を変化させて、印刷データを印刷装置100
へ転送する場合の処理動作は、図4及び図5で示した動
作から図6に示す動作のように変化する。
【0042】図6において、ステップS601でアプリ
ケーション等が印刷データの作成を終了すると、この印
刷データは印刷装置(LBP)へ転送されるが、この印
刷データの転送の前に、ステップS602で印刷装置の
入力手段(FIFO)202の容量が何バイトであるか
を該印刷装置に問い合わせて確認する。
【0043】FIFOの容量がNバイトである場合、ス
テップS603において総バイト数をNで割り、ステッ
プS604でその余りがあるか否かを判別する。余りが
ある場合は、ステップS605へ進み、Nから余りを差
し引いた分だけ印刷に影響を与えないデータ(NULL
など)を、これから印刷装置へ転送する印刷データに加
え、然る後に次のステップS606へ進む。一方、余り
が無い場合は、そのまま次のステップS606へ進む。
【0044】そして、本実施例のステップS606〜ス
テップS610では、前述した図4及び図5のステップ
S413〜ステップS417と同じ処理を実行する。次
いで、ステップS611でFIFOの容量を確認してカ
ウンタ1をNで割り、ステップS612で割算した結果
に余りが出るか否かを判別する。余りが出る場合は、ス
テップS613へ進み、Nから余りを引いた数をカウン
タ2へセットする。そして、ステップS614〜S61
6において、前記カウンタ2にセットされた分だけ印刷
データを印刷装置100へ転送する。ステップS617
におけるその後の処理は、図5中のステップS431に
おける処理と同じである。
【0045】なお、図6〜図9の実施例では、FIFO
の容量を基準にして印刷データの転送方法を変化させた
が、FIFOなどが無い場合には、受信バッファ203
(図2)の容量を基準にしても同様の作用効果を奏する
ことができる。
【0046】また、前述の各実施例では、印刷装置10
0にそのバス幅を問い合わせて確認したり、印刷装置1
00の入力手段(FIFO)202の容量を確認したり
して、印刷データを転送するための処理を実行したが、
これに代えて、ホストコンピュータ201のキーボード
307(図3)や操作スイッチ308(図3)、あるい
はアプリケーションからの指定などにより設定するよう
に構成してもよく、このような制御方法によっても同様
の効果を奏することができる。
【0047】なお、以上の実施例では、印刷装置がレー
ザービーム方式である場合を例示したが、本発明は、印
刷装置が電子写真方式、インクジェット方式、ワイヤド
ット方式、感熱方式、熱転写方式等、他の方式である場
合にも、同様に適用することができ、同様の効果が得ら
れるものである。
【0048】また、本発明は、印刷装置が主走査と副走
査を併用するシリアル型の印刷装置である場合、あるい
は副走査のみで印刷するライン型の印刷装置である場合
など、印刷装置がどのような走査方式を採る場合にも、
同様に適用することができ、同様の効果が得られるもの
である。さらに、印刷装置が単色印刷用である場合のみ
ならず、カラー印刷用や階調印刷用である場合にも、同
様に適用することができ、同様の効果が得られるもので
ある。
【0049】さらに、本発明は、印刷装置がインクジェ
ット方式の印刷機構を用いるものである場合、例えば、
ピエゾ素子等の電気機械変換体等を用いる印刷機構を用
いる印刷装置にも適用できるが、中でも、熱エネルギー
を利用してインクを吐出する方式の印刷機構を用いる印
刷装置において優れた効果をもたらすものである。かか
る方式によれば、印刷の高密度化、高精細化が達成でき
るからである。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、請求項
1の発明によれば、印刷装置に印刷データを転送する印
刷制御方法において、アプリケーション等が作成した印
刷データを印刷装置へ出力する出力手段と印刷装置から
与えられるデータを入力する入力手段とを設け、印刷装
置の構造及び制限に合わせて該印刷装置へ転送する印刷
データの転送量を調整する構成としたので、印刷データ
の転送動作時の無駄を無くして効率を向上させることが
でき、印刷の一層の高速化を実現し得る印刷制御方法が
提供される。
【0051】請求項2の発明によれば、上記請求項1の
構成に加えて、印刷装置から受信したデータを解析し、
印刷装置のデータバスの幅を基準にして印刷装置へ転送
する印刷データの転送量を調整する構成としたので、印
刷装置のデータバスの全ビットを絶えず使用することを
可能にし、印刷データの転送動作時の無駄を無くして効
率を向上させることができ、印刷の一層の高速化を実現
し得る印刷制御方法が提供される。
【0052】請求項3の発明によれば、上記請求項1の
構成に加えて、印刷装置から受信したデータを解析し、
印刷装置の入力手段の容量あるいは受信バッファの容量
を基準にして印刷装置へ転送する印刷データの転送量を
調整する構成としたので、印刷装置の入力手段を構成す
るFIFOの容量や受信バッファの容量を必ず区切りの
良い状態で使用することを可能にし、印刷データの転送
動作時の無駄を無くして効率を向上させることができ、
印刷の一層の高速化を実現し得る印刷制御方法が提供さ
れる。
【0053】請求項4の発明によれば、上記請求項1の
構成に加えて、印刷データの転送量の基準となる量を予
め決めておき、その量に従って印刷データの転送量を調
整する構成としたので、一層効率よく、印刷データの転
送動作時の無駄を無くして効率を向上させることがで
き、印刷の一層の高速化を実現し得る印刷制御方法が提
供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷制御方法を実施するのに好適な印
刷装置の内部構造を示す模式的縦断面図である。
【図2】本発明を実施するのに好適な印刷装置の制御系
の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本発明を実施するのに好適なホストコンピュー
タの制御系の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の印刷制御方法の一実施例の動作の一部
を示すフローチャートである。
【図5】本発明の印刷制御方法の一実施例の動作の残り
の部分を示すフローチャートである。
【図6】本発明の印刷制御方法の他の実施例の動作の一
部を示すフローチャートである。
【図7】図6の印刷制御方法で使用可能なFIFOの構
造を示す模式図である。
【図8】図7のFIFOに入力されたデータを読み出す
状態を示す模式図である。
【図9】図7のFIFOが一杯になって割り込みが発生
する状態を示す模式図である。
【符号の説明】
100 印刷装置 101 プリンタ制御ユニット 102 レーザドライバ 104 レーザ光 106 静電ドラム 107 現像ユニット 108 用紙カセット 109 給紙ローラ 201 ホストコンピュータ 202 印刷装置の入力手段 203 受信バッファ 204 印刷装置のCPU 205 ページバッファ 206 制御プログラム用ROM 207 フレームバッファ 208 出力インタフェース部 209 印刷機構部 210 文字パターン発生器 211 印刷データ 212 解析部 213 展開部 214 印刷装置の出力手段 215 印刷装置のデータバス 300 操作パネル 301 ホストコンピュータのCPU 302 RAM 303 ROM 304 外部記憶装置 305 出力手段 306 入力手段 307 キーボード 308 操作スイッチ 309 表示装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置に印刷データを転送する印刷
    制御方法において、アプリケーション等が作成した印刷
    データを印刷装置へ出力する出力手段と印刷装置から与
    えられるデータを入力する入力手段とを設け、印刷装置
    の構造及び制限に合わせて該印刷装置へ転送する印刷デ
    ータの転送量を調整することを特徴とする印刷制御方
    法。
  2. 【請求項2】 印刷装置から受信したデータを解析
    し、印刷装置のデータバスの幅を基準にして印刷装置へ
    転送する印刷データの転送量を調整することを特徴とす
    る請求項1に記載の印刷制御方法。
  3. 【請求項3】 印刷装置から受信したデータを解析
    し、印刷装置の入力手段の容量あるいは受信バッファの
    容量を基準にして印刷装置へ転送する印刷データの転送
    量を調整することを特徴とする請求項1に記載の印刷制
    御方法。
  4. 【請求項4】 印刷データの転送量の基準となる量を
    予め決めておき、その量に従って印刷データの転送量を
    調整することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の印刷制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001334729A (ja) * 2000-05-26 2001-12-04 Seiko Epson Corp プリンタ、ホストコンピュータおよびプリンタ制御方法
EP2192481A2 (en) 2008-11-28 2010-06-02 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, information processing method, program thereof, medium storing program, and information processing system

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