JPH0973223A - 色相及び色相以外の色覚情報の画像形成方法 - Google Patents

色相及び色相以外の色覚情報の画像形成方法

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JPH0973223A
JPH0973223A JP7229548A JP22954895A JPH0973223A JP H0973223 A JPH0973223 A JP H0973223A JP 7229548 A JP7229548 A JP 7229548A JP 22954895 A JP22954895 A JP 22954895A JP H0973223 A JPH0973223 A JP H0973223A
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image
toner
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color
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JP7229548A
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Tomomi Suzuki
智美 鈴木
Shinichi Kuramoto
信一 倉本
Masami Tomita
正美 冨田
Yasuo Asahina
安雄 朝比奈
Hiroshi Yaguchi
宏 矢口
Yasutaka Iwamoto
康敬 岩本
Satoshi Miyamoto
聡 宮元
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電子写真法による画像形成方法に
おいて、色相以外の色覚情報が付加された任意の有彩色
画像の形成方法を提供することを目的とする。 【構成】 電子写真法による画像形成方法において、着
色剤を含む第1のトナー像と、色相以外の色覚情報を与
える調節剤を含む第2のトナー像を重ねることを特徴と
する画像形成方法に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真静電記録分野
における画像形成方法に関する。
【0001】
【従来技術】画像の用途が多様化するにつれ、メタリッ
ク色や蛍光色に代表されるような、色相以外の色覚情報
が加味された画像が様々な用途で使用されている。一
方、電子写真技術を用いた複写機やプリンターが広く使
用されるようになって、有彩色の金属光沢や真珠光沢、
蛍光を発する画像を印字したいという要求が強くなって
いる。印刷のように一つの版で数万部以上の印刷物を作
成する技術分野では、特殊インクの使用により各種光沢
画像や蛍光画像を作成しているが、電子写真静電記録分
野では、一般に1枚の原稿から数枚から多くても数十枚
の印刷物を対象としているため、各色に対応する特殊ト
ナーやそのための現像装置を搭載するには限界がある。
従って、できるだけ少ない種類のトナーや現像装置で光
沢画像や蛍光画像のような特殊画像を得る手段が望まれ
ている。特殊画像の要求に応えて、特公平3−4107
5号公報に、金色や銀色のトナーを用いて金色や銀色を
含めた多色像の形成方法が提案されている。しかしなが
ら、この方法では、任意の色に光沢を付与したり、蛍光
色からなる画像を印字することはできなかった。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電子写真法
による画像形成方法において、色相以外の色覚情報が付
加された任意の有彩色画像の形成方法を提供することを
目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電子写
真法による画像形成方法において、着色剤を含む第1の
トナー像と、色相以外の色覚情報を与える調節剤を含む
第2のトナー像を重ねることを特徴とする画像形成方法
が提供される。本発明の好ましい態様としては、前記色
相以外の色覚情報を与える調節剤として、金属光沢を有
する粒子、または真珠光沢を有する粒子、または蛍光を
発する粒子を使用する事によって、任意の有彩色の金属
光沢画像、真珠光沢画像、あるいは蛍光画像の形成方法
が提供される。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明は、任意の有彩色の画像で
ある第1のトナー画像と、色相以外の色覚情報を有する
第2のトナー像を重ねることによって、色相以外の色覚
情報を有する任意の有彩色画像を得るもので、例えばイ
エローのトナー像とシアンのトナー像、さらにアルミニ
ウム粉を含有してなる銀白色の金属光沢像を重ねること
により、グリーンメタリック像が得られる。また、前記
金属光沢像の変わりに真珠光沢像または蛍光を発する画
像を用いれば、同様に、様々な色の真珠光沢を有する画
像や蛍光を発する画像が得られる。
【0005】本発明の第1のトナー像とは、少なくとも
着色剤とバインダー樹脂からなるトナーを1種類以上用
いて作成された画像であるが、黒画像であっても、カラ
ー画像であっても良い。カラー画像の場合は、基本色で
あるシアン、マゼンタ、イエローの3色、場合によって
はこれにブラックを加えた4色の画像を重ね合わせたト
ナー像を第1のトナー像とする。第1のトナー像の形成
は、例えばUSP2786439号公報やUSP278
6440号公報記載の従来より公知の画像形成方法に準
じて行う。また、第1のトナー像を形成するトナーは、
公知の黒トナーやカラートナーが用いられる。
【0006】本発明の第2のトナー像は、少なくとも色
相以外の色覚情報を有する粒子とバインダー樹脂を含有
することを特徴とする。色相以外の色覚情報を有する粒
子とは、基本的に、従来の白黒及びカラー画像では表現
できない色覚情報を有する粒子であって、例えば、金属
光沢、真珠光沢を有する粒子、蛍光を発する粒子などが
挙げられる。これらの粒子は、無色又は白色であれば色
再現範囲が広くなり、特に好ましいが、着色されている
粒子であっても構わない。また、これら粒子は、平均粒
径3μm以下、特に0.5μm以下が好ましい。粒径が
大きいと、帯電量が不安定になり地かぶり等の不具合が
生じたり、定着ローラー等の部材を劣化させ易い。色相
以外の色覚情報を有する粒子の含有率は、第2のトナー
像を形成するトナーにおいて、バインダー樹脂100重
量部に対して1〜200重量部、特に10〜120重量
部が好ましい。200重量部より多いと、定着性が悪化
するし、また1重量部より少ないと、画像に目的とする
光沢や蛍光を与えるのに必要なトナー量が多くなり、解
像力の低下やトナー飛散などの不具合が生じる。第2の
トナー像を形成するトナー量は、目的とする光沢や蛍光
の強弱により調整される。
【0007】本発明に用いる金属光沢を有する粒子とし
ては、例えばアルミニウムや真鍮、銅、金、銀、鉛、ニ
ッケル、錫等の片状粉末等が挙げられる。また、真珠光
沢を示す色材としては、グアニンや酸塩化ビスマス(B
iOCl)、塩基性炭酸塩[PbCO3・Pb(OH)
2]、ヒ酸水素塩(PbHAsO4)、雲母チタン等が挙
げれる。蛍光を示す色材としては、有機系としてルモゲ
ンイエロー、チオフラビン(黄緑)、ブリリアントスル
ホフラビン(黄緑)、アクリジンオレンジ、エオシン
(だいだい)、ローダミンB(赤)、ローダミン6G
(赤)が挙げられる。また、これらの染料と樹脂とを組
み合わせて顔料化した色材もある。また、無機系として
Ba・Si2O5・Pb、Sr2P2O7・Eu、(Sr,Mg,
Ba)3(PO4)2・Sn、3.5MgO・5MgF2・GeO
2・Mu等が挙げられる。
【0008】本発明の第1のトナー画像と第2のトナー
画像を重ねる方法としては、カラー画像を形成する際に
用いられる一般的な方法が全て可能である。即ち、転写
紙上でトナー像を重ねる方法、中間転写体上でトナー増
を重ねる方法、感光体上でトナー像を重ねる方法のいず
れも用いることができる。
【0009】本発明の第1及び第2のトナー画像を形成
するトナーに含まれるバインダー樹脂としては、ポリス
チレン、ポリp−クロロスチレン、ポリビニルトルエン
などのスチレン及びその置換体の重合体;スチレン−p
−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重
合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−
ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチ
ル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、ス
チレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリ
ル酸オクチル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル
共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、ス
チレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−
クロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリ
ロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共
重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イ
ソプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−イン
デン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレ
ン−マレイン酸エステル共重合体などのスチレン系共重
合体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリ
レート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、エポキシ樹脂、エ
ポキシポリオール樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、ポ
リビニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変
性ロジン、テルペン樹脂、脂肪族叉は脂環族炭化水素樹
脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィン
ワックスなどが挙げられ、単独あるいは混合して使用で
きる。
【0010】本発明の第1のトナー画像に使われる着色
剤としては、公知の染料及び顔料が全て使用でき、例え
ば、カーボンブラック、ニグロシン染料、鉄黒、ナフト
ールイエローS、ハンザイエロー(10G、5G、
G)、カドミュウムイエロー、黄色酸化鉄、黄土、黄
鉛、チタン黄、ポリアゾイエロー、オイルイエロー、ハ
ンザイエロー(GR、A、RN、R)、ピグメントイエ
ローL、ベンジジンイエロー(G、GR)、パーマネン
トイエロー(NCG)、バルカンファストイエロー(5
G、R)、タートラジンレーキ、キノリンイエローレー
キ、アンスラザンイエローBGL、イソインドリノンイ
エロー、ベンガラ、鉛丹、鉛朱、カドミュウムレッド、
カドミュウムマーキュリレッド、アンチモン朱、パーマ
ネントレッド4R、パラレッド、ファイセーレッド、パ
ラクロルオルトニトロアニリンレッド、リソールファス
トスカーレットG、ブリリアントファストスカーレッ
ト、ブリリアントカーンミンBS、パーマネントレッド
(F2R、F4R、FRL、FRLL、F4RH)、フ
ァストスカーレトVD、ベルカンファストルビンB、ブ
リリアントスカーレットG、リソールルビンGX、パー
マネントレッドF5R、ブリリアントカーミン6B、ポ
グメントスカーレット3B、ボルドー5B、トルイジン
マルーン、パーマネントボルドーF2K、ヘリオボルド
ーBL、ボルドー10B、ボンマルーンライト、ボンマ
ルーンメジアム、エオシンレーキ、ローダミンレーキ
B、ローダミンレーキY、アリザリンレーキ、チオイン
ジゴレッドB、チオインジゴマルーン、オイルレッド、
キナクリドンレッド、ピラゾロンレッド、ポリアゾレッ
ド、クロームバーミリオン、ベンジジンオレンジ、ペリ
ノンオレンジ、オイルオレンジ、コバルトブルー、セル
リアンブルー、アルカリブルーレーキ、ピーコックブル
ーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、無金属フタロシア
ニンブルー、フタロシアニンブルー、ファストスカイブ
ルー、インダンスレンブルー(RS、BC)、インジ
ゴ、群青、紺青、アントラキノンブルー、ファストバイ
オレットB、メチルバイオレットレーキ、コバルト紫、
マンガン紫、ジオキサンバイオレット、アントラキノン
バイオレット、クロムグリーン、ジンクグリーン、酸化
クロム、ピリジアン、エメラルドグリーン、ピグメント
グリーンB、ナフトールグリーンB、グリーンゴール
ド、アシッドグリーンレーキ、マラカイトグリーンレー
キ、フタロシアニングリーン、アントラキノングリー
ン、酸化チタン、亜鉛華、リトボン及びそれらの混合物
が使用できる。使用量は一般にバインダー樹脂100重
量部に対し0.1〜50重量部である。
【0011】本発明の第1及び第2のトナー画像を形成
するトナーは、必要に応じて帯電制御剤を含有してもよ
い。帯電制御剤としては公知のものが全て使用でき、例
えばニグロシン系染料、トリフェニルメタン系染料、ク
ロム含有金属錯体染料、モリブデン酸キレート顔料、ロ
ーダミン系染料、アルコキシ系アミン、4級アンモニウ
ム塩(フッ素変性4級アンモニウム塩を含む)、アルキ
ルアミド、燐の単体または化合物、タングステンの単体
または化合物、フッ素系活性剤、サリチル酸金属塩及
び、サリチル酸誘導体の金属塩等である。
【0012】本発明において荷電制御剤の使用量は、バ
インダー樹脂の種類、必要に応じて使用される添加剤の
有無、分散方法を含めたトナー製造方法によって決定さ
れるもので、一義的に限定されるものではないが、好ま
しくはバインダー樹脂100重量部に対して、0.1〜
10重量部の範囲で用いられる。好ましくは、2〜5重
量部の範囲がよい。0.1重量部未満では、トナーの負
帯電が不足し実用的でない。10重量部を越える場合に
はトナーの帯電性が大きすぎ、キャリアとの静電的吸引
力の増大のため、現像剤の流動性低下や、画像濃度の低
下を招く。また、特許請求第1項に示される荷電制御剤
は、必要に応じて、複数の荷電制御剤と併用してもよ
い。
【0013】またその他の添加物として例えばコロイド
状シリカ、疎水性シリカ、脂肪酸金属塩(ステアリン酸
亜鉛、ステアリン酸アルミニウムなど)、金属酸化物
(酸化チタン、酸化アルミニュウム、酸化錫、酸化アン
チモンなど)、フルオロポリマー等を含有してもよい。
【0014】本発明においては、トナー単独で現像剤と
なし静電潜像を顕像化する、いわゆる一成分現像法で現
像しても良いし、トナーとキャリアを混合してなる二成
分現像剤を用いて静電潜像を顕像化する二成分現像法で
現像しても良い。
【0015】二成分現像法で使用されるキャリヤとして
は鉄粉、フェライト、ガラスビーズ等、従来と同様であ
る。なおこれらキャリヤは樹脂を被覆したものでもよ
い。この場合使用される樹脂はポリ弗化炭素、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、フェノール樹脂、ポリビ
ニルアセタール、シリコーン樹脂等である。いずれにし
てもトナーとキャリヤとの混合割合は、一般にキャリヤ
100重量部に対しトナー0.5〜6.0重量部程度が
適当である。
【0016】
【実施例】以下に本発明を下記の実施例によってさらに
具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるもので
はない。なお、部数はすべて重量部である。
【0017】 トナー製造例1 ポリエステル樹脂 100部 酸価:3 水酸基価:25 Mn:45000 Mw/Mn:4.0 Tg:60℃ アルミニウム粉 6部 サリチル酸亜鉛誘導体(ボントロンE84、オリエント化学) 2部 上記材料をミキサーで混合後、2本ロールミルで溶融混
練した。混練物を圧延冷却後粉砕分級を行い、体積平均
粒径7.5μmのトナーを得た。さらに、疎水性シリカ
(R972、日本アエロジル)を0.5wt%添加し、
ミキサーで混合し、トナーサンプルAを得た。
【0018】 トナー製造例2 ポリエステル樹脂 100部 酸価:3 水酸基価:25 Mn:45000 Mw/Mn:4.0 Tg:60℃ 真鍮粉(6号色) 6部 サリチル酸亜鉛誘導体(ボントロンE84、オリエント化学) 2部 上記材料をミキサーで混合後、2本ロールミルで溶融混
練した。混練物を圧延冷却後粉砕分級を行い、体積平均
粒径7.5μmのトナーを得た。さらに、疎水性シリカ
(R972、日本アエロジル)を0.5wt%添加し、
ミキサーで混合トナーサンプルBを得た。
【0019】 トナー製造例3 ポリエステル樹脂 100部 酸価:3 水酸基価:25 Mn:45000 Mw/Mn:4.0 Tg:60℃ 雲母チタン 6部 サリチル酸亜鉛誘導体(ボントロンE84、オリエント化学) 2部 上記材料をミキサーで混合後2本ロールミルで溶融混練
した。混練物を圧延冷却後粉砕分級を行い、体積平均粒
径7.5μmのトナーを得た。さらに、疎水性シリカ
(R972、日本アエロジル)を0.5wt%添加し、
ミキサーで混合トナーサンプルCを得た。
【0020】 トナー製造例4 ポリエステル樹脂 100部 酸価:3 水酸基価:25 Mn:45000 Mw/Mn:4.0 Tg:60℃ 雲母チタン 6部 べんがら 2部 サリチル酸亜鉛誘導体(ボントロンE84、オリエント化学) 2部 上記材料をミキサーで混合後2本ロールミルで溶融混練
した。混練物を圧延冷却後粉砕分級を行い、体積平均粒
径7.5μmのトナーを得た。さらに、疎水性シリカ
(R972、日本アエロジル)を0.5wt%添加し、
ミキサーで混合トナーサンプルDを得た。
【0021】 トナー製造例5 ポリエステル樹脂 100部 酸価:3 水酸基価:25 Mn:45000 Mw/Mn:4.0 Tg:60℃ Ba・Si2O5・Pb 6部 サリチル酸亜鉛誘導体(ボントロンE84、オリエント化学) 2部 上記材料をミキサーで混合後2本ロールミルで溶融混練
した。混練物を圧延冷却後粉砕分級を行い、体積平均粒
径7.5μmのトナーを得た。さらに、疎水性シリカ
(R972、日本アエロジル)を0.5wt%添加し、
ミキサーで混合トナーサンプルEを得た。
【0022】 トナー製造例6 ポリエステル樹脂 100部 酸価:3 水酸基価:25 Mn:45000 Mw/Mn:4.0 Tg:60℃ エポカラーFP−115(日本触媒社製) 6部 サリチル酸亜鉛誘導体(ボントロンE84、オリエント化学) 2部 上記材料をミキサーで混合後2本ロールミルで溶融混練
した。混練物を圧延冷却後粉砕分級を行い、体積平均粒
径7.5μmのトナーを得た。さらに、疎水性シリカ
(R972、日本アエロジル)を0.5wt%添加し、
ミキサーで混合トナーサンプルFを得た。
【0023】 マゼンタトナー製造例 ポリエステル樹脂 100部 酸価:3 水酸基価:25 Mn:45000 Mw/Mn:4.0 Tg:60℃ マゼンタ顔料(PPE02へキストインダストリー) 6部 サリチル酸亜鉛誘導体(ボントロンE84、オリエント化学) 2部 上記材料をミキサーで混合後2本ロールミルで溶融混練
した。混練物を圧延冷却後粉砕分級を行い、体積平均粒
径7.5μmのトナーを得た。さらに、疎水性シリカ
(R972、日本アエロジル)を0.5wt%添加し、
ミキサーで混合マゼンタトナーサンプルを得た。
【0024】 イエロートナー製造例 ポリエステル樹脂 100部 酸価:3 水酸基価:25 Mn:45000 Mw/Mn:4.0 Tg:60℃ イエロー顔料(LG−L、住友化学) 6部 サリチル酸亜鉛誘導体(ボントロンE84、オリエント化学) 2部 上記材料をミキサーで混合後2本ロールミルで溶融混練
した。混練物を圧延冷却後粉砕分級を行い、体積平均粒
径7.5μmのトナーを得た。さらに、疎水性シリカ
(R972、日本アエロジル)を0.5wt%添加し、
ミキサーで混合し、イエロートナーサンプルを得た。
【0025】 シアントナー製造例 ポリエステル樹脂 100部 酸価:3 水酸基価:25 Mn:45000 Mw/Mn:4.0 Tg:60℃ シアン顔料(クロモファインブルーKBN、大日精化) 6部 サリチル酸亜鉛誘導体(ボントロンE84、オリエント化学) 2部 前記材料をミキサーで混合後2本ロールミルで溶融混練
した。混練物を圧延冷却後粉砕分級を行い、体積平均粒
径7.5μmのトナーを得た。さらに、疎水性シリカ
(R972、日本アエロジル)を0.5wt%添加し、
ミキサーで混合し、シアントナーサンプルを得た。
【0026】 キャリア製造例1 シリコン樹脂溶液(信越化学社製、KR50) 100部 カーボンブラック(キャボット社製、BP2000) 3部 トルエン 100部 上記処方をホモミキサーで30分間分散して被覆層形成
液を調整した。この被覆層形成液を平均粒径50μmの
球状フェライト1000部の表面に流動床型塗布装置を
用いて被覆層を形成したキャリアAを得た。
【0027】実施例1 キャリアA400gとトナーA20gをボールミルに入
れ30分撹拌して現像剤を得た。得られた現像剤をマッ
キントッシュLC610とPRETERコントローラー
タイプAを接続したリコー製PRETER550の黒現
像部にいれ、アドビイラストレーター上でマゼンタ10
0%、イエロー100%、ブラック100%に設定印字
したところ、鮮やかなメタリックレッドの印字が得られ
た。また、マゼンタ100%、シアン100%、ブラッ
ク100%に設定印字したところ、鮮やかなメタリック
グリーンの印字が得られた。
【0028】実施例2 キャリアA400gとトナーB20gをボールミルに入
れ30分撹拌して現像剤を得た。得られた現像剤をマッ
キントッシュLC610とPRETERコントローラー
タイプAを接続したリコー製PRETER550の黒現
像部にいれ、アドビイラストレーター上で、ブラック1
00%に設定印字したところ、鮮やかな金色の印字が得
られた。また、マゼンタ100%、シアン100%、ブ
ラック100%に設定印字したところ、暗いメタリック
ブルーの印字物が得られた。
【0029】実施例3 キャリアA400gとトナーC20gをボールミルに入
れ30分撹拌して現像剤を得た。得られた現像剤をマッ
キントッシュLC610とPRETERコントローラー
タイプAを接続したリコー製PRETER550の黒現
像部にいれ、アドビイラストレーター上でマゼンタ10
0%、イエロー100%、ブラック100%に設定印字
したところ、鮮やかな真珠光沢を持つ赤色の印字が得ら
れた。また、マゼンタ100%、シアン100%、ブラ
ック100%に設定印字したところ、鮮やかな真珠光沢
を持つ緑色の印字が得られた。
【0030】実施例4 キャリアA400gとトナーD20gをボールミルに入
れ30分撹拌して現像剤を得た。得られた現像剤をマッ
キントッシュLC610とPRETERコントローラー
タイプAを接続したリコー製PRETER550の黒現
像部にいれ、アドビイラストレーター上で、ブラック1
00%に設定印字したところ、鮮やかな赤色の真珠光沢
の印字が得られた。また、イエロー100%、シアン1
00%、ブラック100%に設定印字したところ、真珠
光沢はあるが暗い緑色の印字が得られた。
【0031】実施例5 キャリアA400gとトナーE20gをボールミルに入
れ30分撹拌して現像剤を得た。得られた現像剤をマッ
キントッシュLC610とPRETERコントローラー
タイプAを接続したリコー製PRETER550の黒現
像部にいれ、アドビイラストレーター上でマゼンタ10
0%、イエロー100%、ブラック100%に設定印字
したところ、非常に鮮やかな蛍光を持つ赤色の印字が得
られた。また、マゼンタ100%、シアン100%、ブ
ラック100%に設定印字したところ、非常に鮮やかな
蛍光を持つ緑色の印字が得られた。
【0032】実施例6 キャリアA400gとトナーF20gをボールミルに入
れ30分撹拌して現像剤を得た。得られた現像剤をマッ
キントッシュLC610とPRETERコントローラー
タイプAを接続したリコー製PRETER550の黒現
像部にいれ、アドビイラストレーター上で、ブラック1
00%に設定印字したところ、非常に鮮やかなオレンジ
色の印字が得られた。また、イエロー100%、シアン
100%、ブラック100%に設定印字したところ、暗
い緑色の印字が得られた。
【0033】
【発明の効果】本発明により、電子写真法によって色相
以外の視覚情報、特に金属光沢、真珠光沢、蛍光色を有
する有彩色画像を有する任意の有彩色画像を得ることが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝比奈 安雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 矢口 宏 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 岩本 康敬 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 宮元 聡 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真法による画像形成方法におい
    て、着色剤を含む第1のトナー像と、色相以外の色覚情
    報を与える調節剤を含む第2のトナー像を重ねることを
    特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 色相以外の色覚情報を与える調節剤が、
    金属光沢を有する粒子であることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 色相以外の色覚情報を与える調節剤が、
    真珠光沢を有する粒子であることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 色相以外の色覚情報を与える調節剤が、
    蛍光を発する粒子であることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成方法。
JP7229548A 1995-09-06 1995-09-06 色相及び色相以外の色覚情報の画像形成方法 Pending JPH0973223A (ja)

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