JP2000194157A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JP2000194157A
JP2000194157A JP29841699A JP29841699A JP2000194157A JP 2000194157 A JP2000194157 A JP 2000194157A JP 29841699 A JP29841699 A JP 29841699A JP 29841699 A JP29841699 A JP 29841699A JP 2000194157 A JP2000194157 A JP 2000194157A
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JP29841699A
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Nobutaka Kinoshita
宣孝 木下
Mitsuo Aoki
三夫 青木
Akira Oyamaguchi
章 大山口
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フルカラートナーに要求される品質特性
すなわち色調、着色度、耐光性、耐熱性、帯電性、光沢
性及び透明性の中で特に光沢性のバランス性、耐火性、
帯電性に優れた画像形成方法を提供する。 【構成】 色により外添加剤量が異なり、少なくと
もシリカを含有し、外添加剤総量の関係が、次式WB>
WY、WB>WM、かつWB>WC(WBはブラックト
ナー、WYはイエロートナー、WMはマゼンタトナー、
WCはシアントナーにおけるそれぞれ外添加剤の量であ
る)であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フルカラー現像
剤、特にフルカラー二成分現像剤を用いる画像形成方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気潜像を現像剤により現像して可視画
像を形成する電子写真方式は、誘導電性物質からなる感
光体上に電気的潜像を形成し、次いで該潜像を現像剤で
現像し、必要に応じて紙等に現像剤による像を転写した
後、加熱、加圧等により定着して可視像を得るものであ
る。これらの方法で用いられる、乾式トナーは公知のよ
うにバインダー樹脂、着色剤を主成分とし、必要に応じ
て帯電制御剤、離型剤等の添加物を含有させたものであ
る。
【0003】又、カラーの多色像を得るためには、原稿
を色分解フィルターを用いて露光あるいはスキャナーで
読み取った像をレーザーで書き込み露光し、上記の工程
をイエロー、マゼンタ、シアンのカラー現像剤を用い、
トナー像を重ね合わせてカラー画像を形成する。
【0004】これらのトナーに要求される特性として
は、定着性、帯電性、流動性、環境安定性、機械的強
度、粉砕性等が挙げられるが、イエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの各着色剤からなるいわゆるフルカラー
の場合、さらにコピー画像の光沢、透明性が重要な特性
となる。
【0005】また、従来電子写真法において紙などの記
録材上に転写された未定着像を定着する方法として最も
一般的な方法は、熱ロール定着方式である。しかしなが
ら、この方法において大型の紙を使用した場合、熱ロー
ルから紙への圧力が均一にかからないため、紙のロール
通過時に紙シワが発生したり、又、従来普通に採用され
ているロール圧力では、加圧されすぎるため、トナーが
定着時につぶれ、そのために解像度が乱れるなど、問題
が生じ、光沢においてもバランスが悪い問題がある。一
方、非接触定着は、トナー像の付着した転写紙に熱風を
与え定着するオープン定着、トナーに吸収される可視
光、赤外光等により熱を与え定着するフラッシュ定着法
があるが、フルカラーの場合、オーブン定着が好まし
い。図1に本発明に使用されるオーブン定着を例示す
る。すなわち、トナー像の付着した転写紙1を搬送ベル
ト4で搬送しながらハロゲンランプ2の下方を通過させ
て熱風を与えて定着するものである。3はランプカバー
である。
【0006】又、非接触定着方法でもブラックトナーの
熱吸収が大きいためにブラックトナーのみ光沢が出てし
まい、他色との光沢のバランスが悪い問題が生じてい
る。例えば特開平9−190013号公報に着色剤及び
バインダー樹脂を主成分とする乾式電子写真において、
該バインダー樹脂1と、樹脂1のTgとの差が5℃未満
であるTgを有する樹脂2からなることを特徴とするこ
とにより接触定着及び非接触定着において鮮明な画像を
提供できることが開示されている。また特開平6−28
2102号公報には樹脂A及び樹脂BはそれぞえTgが
45℃より高く、樹脂AのTgが樹脂BのTgより少な
くとも2.5℃低いことを特徴とすることにより非接触
定着において溶融特性に優れた画像を提供できることが
開示されている。
【0007】また特開平7−271135号公報、特開
平7−319316号公報には非画像部と画像部の光沢
性の差を押さえることで画像を見る側に違和感を与えな
い画像を形成させる方法が、また、特開平7−1995
83号公報にはブラックトナーの光沢を低くすることに
より、4色コピー画像の光沢を均一化する方法が、ま
た、特開平8−314300号公報には、定着温度と光
沢の関係を規定した画像形成方法が提案されている。
【0008】しかしながら、これらの提案によっても、
色再現する為に分光反射特性に優れ、鮮明な色を有す
る、着色剤の樹脂に対する分散性が良好で高着色を有す
る、耐光性が良好である、環境において安定した摩擦帯
電特性を有する、トナーのキャリア汚染いわゆるスペン
ト現象の防止、光沢のバランス性、等のすべての要求特
性を十分に満足するには至っていない。
【0009】特にフルカラートナーに要求される透明性
や光沢のコントロールに関しては実用上多くの問題点を
残すものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の如きフルカラートナーに要求される種々の品質特性す
なわち色調、着色度、耐光性、耐熱性、帯電性、光沢性
及び透明性の中で特に光沢性のバランス性、耐久性、帯
電性に優れた電子写真用トナーの画像形成方法を提供す
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のトナーは、
(1)感光体を具備した像担持体を使用してトナーで画
像を形成し、該画像を転写材に転写し、非接触定着法で
画像を定着する画像形成方法において、前記トナーが、
イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナー及びブ
ラックトナーからなり、各トナーは外添加剤を含有し、
該外添加剤として少なくともシリカを用いると共に、該
外添加剤の添加量が下記式の関係であることを特徴とす
る画像形成方法、 式 WB>WY WB>WM WB>WC WB:ブラックトナーにおける外添加剤の量(wt%) WY:イエロートナーにおける外添加剤の量(wt%) WM:マゼンタトナーにおける外添加剤の量(wt%) WC:シアントナーにおける外添加剤の量(wt%) である。
【0012】又、本発明によれば、(2)ブラックトナ
ーの外添加剤重量比が0.5〜2.0wt%の範囲であ
ることを特徴とする上記(1)の画像形成方法、(3)
イエロー、マゼンタ、シアントナーの各々の外添加剤重
量比が0.3〜1.5wt%であることを特徴とする上
記(1)の画像形成方法、(4)外添加剤種類を2種類
以上含有することを特徴とする上記(1)の画像形成方
法、(5)各色トナーの外添加剤としてシリカとチタン
を併用することを特徴とする上記(1)の画像形成方
法、(6)シリカ/チタンの比率が0.7/0.3〜
0.3/0.7の範囲であることを特徴とする上記
(1)の画像形成方法、(7)感光体を具備した像担持
体を使用してトナーで画像を形成し、該画像を転写材に
転写し、非接触定着法で画像を定着する画像形成方法に
用いられる前記トナーが、イエロートナー、マゼンタト
ナー、シアントナー及びブラックトナーからなる電子写
真用フルカラートナーセットで、各トナーは外添加剤を
含有し、該外添加剤として少なくともシリカを用いると
共に、該外添加剤の添加量が、式WB>WY、WB>W
M、WB>WC、の関係であることを特徴とする電子写
真用フルカラートナーセット、が提供される。
【0013】さらに本発明によれば、上記(1)〜
(7)のいずれかのトナーを静電的又は磁気的に支持体
上に付着又は転写した後、非接触熱溶融定着することに
より画像形成方法が提供される。
【0014】また、本発明において、ブラックトナーと
カラートナーとの外添加剤の添加量の差を0.2〜1.
7wt%にすることが好ましく、より好ましくは0.3
〜1.7wt%で、特に好ましくは0.5〜1.6wt
%の範囲である。このようにすることにより、定着時の
画像の光沢性が改善され、また画像形成時における帯電
制御性が優れたものとなる。
【0015】本発明においてブラックトナーの外添加剤
量を多くすることにより表面エネルギーをコントロール
し、他の色とのバランスのとれた安定した光沢が得られ
る。本発明のトナーは、非接触定着に用いられるブラッ
ク、イエロー、マゼンタ、シアントナーであって色によ
り外添加剤量が異なり、少なくともシリカを含有するこ
とを特徴とし外添加剤総量の関係が、次式、WB>W
Y、WB>WM、WB>WCであることを特徴とした画
像形成方法でブラックトナーの外添加剤重量比が0.5
〜2.0wt%の範囲であることを特徴とする。また、
好ましい範囲としては0.7〜1.8wt%の範囲であ
る。又、イエロー、マゼンタ、シアントナーの外添加剤
重量比が0.3〜1.5wt%であることを特徴とし、
好ましい範囲としては0.5〜1.3wt%の範囲であ
る。ブラックトナーの外添加剤重量比が0.5wt%以
下及びイエロー、マゼンタ、シアントナーの外添加剤重
量比が0.3wt%以下の場合は各色の流動性帯電量の
立ち上がりが悪化する場合がある。ブラックトナーの外
添加剤重量比が2.0wt%以上及びイエロー、マゼン
タ、シアントナーの外添加剤重量比が1.5wt%以上
の場合はトナー補給時の過補給や帯電量の環境(湿度)
依存性が強くなる傾向が見られる。又、外添加剤がキャ
リア等の帯電付与材へ移行し帯電量を低下させる場合が
あり好ましくない。又、シリカ単独では光沢の制御は可
能であるが帯電の制御が難しく、チタンを併用すること
により光沢及び帯電制御が可能となる。
【0016】又、シリカ/チタンの外添加剤比率は0.
7/0.3〜0.3/0.7の範囲で好ましくは0.6
/0.4〜0.6/0.4の範囲である。0.3/0.
7以上の場合及び0.7/0.3以下の場合は上記同様
にトナー補給時の過補給や帯電量の環境(湿度)依存性
が強くなる傾向が見られる。又、以下の場合は流動性、
帯電量の立ち上がりが悪化する場合がある。
【0017】本発明に使用される結着樹脂としては従来
公知の樹脂から単独あるいは複数で、または変性あるい
はポリマーアロイ化されたものを適宜選択することがで
きる。具体的には、例えば、ポリスチレン、ポリクロロ
スチレン、ポリビニルトルエン、スチレン−ビニルトル
エン共重合体、スチレン−ビニルナフタレン共重合体、
スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル
酸共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ス
チレン−ブタジエン共重合体、スチレン−マレイン酸エ
ステル共重合体などのスチレン系及びスチレン系共重合
系樹脂、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、エチレン系樹
脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、フェノー
ル系樹脂、シリコン系樹脂、キシレン系樹脂、エポキシ
系樹脂、テルペン系樹脂、ロジン及び変性ロジン等があ
る。
【0018】本発明に使用される着色剤としては、従来
からトナー用着色剤として使用されてきた顔料及び染料
の全てが適用される。具体的には、カーボンブラック、
ランプブラック、鉄黒、群青、ニグロシン染料、アニリ
ンブルー、カルコオイルブルー、デュポンオイルレッ
ド、キノリンイエロー、メチレンブルークロリド、フタ
ロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、ハンザイ
エロー、ローダミン6Cレーキ、クロムイエロー、キナ
クリドン、ベンジジンイエロー、マラカイトグリーン、
マラカイトグリーンヘキサレート、オイルブラック、ア
ゾオイルブラック、ローズベンガル、モノアゾ系染顔
料、ジスアゾ系染顔料、トリスアゾ系染顔料などが挙げ
られる。これらの着色剤は1〜20重量部、好ましくは
1〜15重量部添加される。本発明のトナーにおいて
は、極性を制御するために、極性制御剤を配合すること
が効果的である。この場合の極性制御剤としては、例え
ばニグロシン系染料、四級アンモニウム塩、アミノ基含
有のポリマー、含金属アゾ染料、サリチル酸の錯化合
物、フェノール化合物などが挙げられるが色調に影響を
与えない四級アンモニウム塩、アミノ基含有ポリマー、
サリチル酸の錯化合物が有用である。
【0019】本発明に使用される添加剤としては、シリ
カ、酸化アルミニウム類、酸化チタン類を例示すること
ができる。着色粒子に対してさらなる高流動性を付与す
ることを主目的とする場合には疎水化処理シリカあるい
はルチル型微粒子酸化チタンとして平均一次粒径が0.
001〜1μm、好ましくは0.005〜0.1μmの
範囲のものから適宜選択でき、特に有機シラン表面処理
シリカあるいはチタニアが好ましい。
【0020】疎水性シリカ微粉体の市販品としては、H
DK H 2000、HDK H2000/4、HDK
H 2050EP、HVK21(以上、ヘキスト社
製)やR972、R974、RX200、RY200、
R202、R805、R812(以上、日本アエロジル
社製)、TS720(キャボット社製)がある。また、
疎水化処理されたルチル型酸化チタン微粉体の市販品と
しては、MT−100S、MT−100T、MT−15
0A、MT−150AFM(以上、テイカ社製)等があ
る。
【0021】また、本発明のトナーを二成分系乾式トナ
ーとして使用する場合に混合して使用するキャリアとし
ては、ガラス、鉄、フェライト、ニッケル、ジルコン、
シリカ等を主成分とする、粒径30〜1000μm程度
の粉末、または、該粉末を芯材としてスチレン−アクリ
ル系樹脂、シリコン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリフ
ッ化ビニリデン系樹脂等をコーティングしたものから適
宜選択して使用可能である。
【0022】
【作用効果】本発明のトナーは非接触定着に用いられる
ブラック、イエロー、マゼンタ、シアントナーであって
色により外添加剤量が異なり、少なくともシリカを含有
することを特徴とし外添加剤総量の関係が、次式、WB
>WY、WB>WM、WB>WCであることを特徴とし
た画像形成方法でブラックトナーの外添加剤重量比が
0.5〜2.0wt%の範囲であることを特徴とする。
また、イエロー、マゼンタ、シアントナーの外添加剤重
量比が0.3〜1.5wt%である。また、外添加剤種
類を2種類以上含有することを特徴とすることにより光
沢差のないトナーを提供できる。
【0023】また、各色のトナーの外添加剤としてシリ
カとチタンを併用することを特徴とし、各色トナーの外
添加剤のシリカ/チタンの外添加剤比率を0.7/0.
3〜0.3/0.7の範囲にすることでより表面エネル
ギーをコントロールし、他の色とのバランスの取れた安
定した光沢が得られる。また、耐久性及び帯電制御が可
能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に実施例により本発明を詳細
に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではな
い。 実施例1 ポリオール系樹脂、負帯電系制御剤および4種類の顔料
を下表1の重量比にて混合した後、2軸混練機にて溶融
混練し、冷却固化させた後ハンマーミルにて粗粉砕して
2mmパスの粉砕物(Y11)、(M11)、(C1
1)、(BK11)を得た。
【0025】
【表1】
【0026】次にこの粉砕物をIDS−2型ジェット式
粉砕機(日本ニューマチック工業社製)にて粉砕した。
更に分級機により微粉を除去し下記表2のような粒径分
布を持つ各色トナーを得た。
【0027】
【表2】
【0028】このトナー微粒子(Y21)(M21)
(C21)(BK21)各2kgに対して、表面処理シ
リカを下記表3のような重量比で加えた後に、20リッ
トルヘンシェルミキサーにて混合処理して、本発明の実
施例1の乾式トナー(Y31)(M31)(C31)
(BK31)を得た。
【0029】
【表3】
【0030】実施例2 実施例1における表1の原材料及び重量比にて混合した
後、実施例1と同様の条件にて、2mmパスの粉砕物
(Y21)、(M21)、(C21)、(BK21)を
得た後、粉砕、分級を行い下記表4のような粒径分布を
持つ各色トナーを得た。
【0031】
【表4】
【0032】その後このトナー微粒子(Y22)(M2
2)(C22)(BK22)を各2kgに対し、表面処
理シリカを下記表5のような重量比で加えた後に、20
リットル ヘンシェルミキサーにて混合処理して、本発
明の実施例2の乾式トナー(Y32)(M32)(C3
2)(BK32)を得た。
【0033】
【表5】
【0034】実施例3 実施例2における同様の条件にて下記表6のような添加
剤重量比で混合処理して、本発明の実施例3の乾式トナ
ー(Y33)(M33)(C33)(BK33)を得
た。
【0035】
【表6】
【0036】実施例4 実施例1における表1の原材料及び重量比にて混合した
後、実施例1と同様の条件にて、2mmパスの粉砕物
(Y14)、(M14)、(C14)、(BK14)を
得た後、粉砕、分級を行い下記表7のような粒径分布を
持つ各色トナーを得た。
【0037】
【表7】
【0038】その後このトナー微粒子(Y24)(M2
4)(C24)(BK24)を各2kgに対し、表面処
理シリカを下記表8のような重量比で加えた後に、20
リットル ヘンシェルミキサーにて混合処理して、本発
明の実施例4の乾式トナー(Y34)(M34)(C3
4)(BK34)を得た。
【0039】
【表8】
【0040】実施例5 実施例4における同様の条件にて下記表9のような添加
剤重量比で混合処理して、本発明の実施例5の乾式トナ
ー(Y35)(M35)(C35)(BK35)を得
た。
【0041】
【表9】
【0042】実施例6 実施例1における表1の原材料及び重量比にて混合した
後、実施例1と同様の条件にて、2mmパスの粉砕物
(Y16)、(M16)、(C16)、(BK16)を
得た後、粉砕、分級を行い下記表10のような粒径分布
を持つ各色トナーを得た。
【0043】
【表10】
【0044】その後このトナー微粒子(Y26)(M2
6)(C26)(BK26)を各2kgに対し、表面処
理アルミナ・表面処理シリカを下記表11のような重量
比で加えた後に、20リットル ヘンシェルミキサーに
て混合処理して、本発明の実施例6の乾式トナー(Y3
6)(M36)(C36)(BK36)を得た。
【0045】
【表11】
【0046】実施例7 実施例1における表1の原材料及び重量比にて混合した
後、実施例1と同様の条件にて、2mmパスの粉砕物
(Y17)、(M17)、(C17)、(BK17)を
得た後、粉砕、分級を行い下記表12のような粒径分布
を持つ各色トナーを得た。
【0047】
【表12】
【0048】その後このトナー微粒子(Y27)(M2
7)(C27)(BK27)を各2kgに対し、表面処
理シリカ・表面処理チタンを下記表13のような重量比
で加えた後に、20リットル ヘンシェルミキサーにて
混合処理して、本発明の実施例7の乾式トナー(Y3
7)(M37)(C37)(BK37)を得た。
【0049】
【表13】
【0050】実施例8 実施例1における表1の原材料及び重量比にて混合した
後、実施例1と同様の条件にて、2mmパスの粉砕物
(Y18)、(M18)、(C18)、(BK18)を
得た後、粉砕、分級を行い下記表14のような粒径分布
を持つ各色トナーを得た。
【0051】
【表14】
【0052】その後このトナー微粒子(Y28)(M2
8)(C28)(BK28)を各2kgに対し、表面処
理シリカ・表面処理チタンを0.7/0.3の比率で下
記表15のような重量で加えた後に、20リットル ヘ
ンシェルミキサーにて混合処理して、本発明の実施例8
の乾式トナー(Y38)(M38)(C38)(BK3
8)を得た。
【0053】
【表15】
【0054】実施例9 実施例8における同様の条件にて表面処理シリカ・表面
処理チタンを0.3/0.7の比率で下記表16のよう
な添加剤重量で混合処理して、本発明の実施例9の乾式
トナー(Y39)(M39)(C39)(BK39)を
得た。
【0055】
【表16】
【0056】比較例1 実施例1における表1の原材料及び重量比にて混合した
後、実施例1と同様の条件にて、2mmパスの粉砕物
(Y101)、(M101)、(C101)、(BK1
01)を得た後、粉砕、分級を行い下記表17のような
粒径分布を持つ各色トナーを得た。
【0057】
【表17】
【0058】このトナー微粒子(Y201)(M20
1)(C201)(BK201)を各2kgに対し、表
面処理シリカを下記表18のような重量比で加えた後
に、20リットル ヘンシェルミキサーにて混合処理し
て、本発明の比較例1の乾式トナー(Y301)(M3
01)(C301)(BK301)を得た。
【0059】
【表18】
【0060】比較例2 実施例1における表1の原材料及び重量比にて混合した
後、実施例1と同様の条件にて、2mmパスの粉砕物
(Y102)、(M102)、(C102)、(BK1
02)を得た後、粉砕、分級を行い下記表19のような
粒径分布を持つ各色トナーを得た。
【0061】
【表19】
【0062】このトナー微粒子(Y202)(M20
2)(C202)(BK202)を各2kgに対し、表
面処理シリカを下記表20のような重量比で加えた後
に、20リットル ヘンシェルミキサーにて混合処理し
て、本発明の比較例2の乾式トナー(Y302)(M3
02)(C302)(BK302)を得た。
【0063】
【表20】
【0064】比較例3 実施例1における表1の原材料及び重量比にて混合した
後、実施例1と同様の条件にて、2mmパスの粉砕物
(Y103)、(M103)、(C103)、(BK1
03)を得た後、粉砕、分級を行い下記表21のような
粒径分布を持つ各色トナーを得た。
【0065】
【表21】
【0066】このトナー微粒子(Y203)(M20
3)(C203)(BK203)を各2kgに対し、表
面処理シリカ・表面処理チタンを0.8/0.2の比率
で下記表22のような重量で加えた後に、20リットル
ヘンシェルミキサーにて混合処理して、本発明の比較
例3の乾式トナー(Y303)(M303)(C30
3)(BK303)を得た。
【0067】
【表22】
【0068】比較例4 実施例1における表1の原材料及び重量比にて混合した
後、実施例1と同様の条件にて、2mmパスの粉砕物
(Y104)、(M104)、(C104)、(BK1
04)を得た後、粉砕、分級を行い下記表23のような
粒径分布を持つ各色トナーを得た。
【0069】
【表23】
【0070】このトナー微粒子(Y204)(M20
4)(C204)(BK204)を各2kgに対し、表
面処理シリカ・表面処理チタンを0.8/0.8の比率
で下記表24のような重量で加えた後に、20リットル
ヘンシェルミキサーにて混合処理して、本発明の比較
例4の乾式トナー(Y304)(M304)(C30
4)(BK304)を得た。
【0071】
【表24】
【0072】上記の実施例及び比較例の各乾式トナー5
部を約80μmのシリコン樹脂被覆キャリア95部とと
もに撹拌混合し、2成分現像剤を得た。次に本発明の実
施例及び比較例の品質を確認するために、4色の二成分
系現像剤を市販の普通紙フルカラー電子写真複写機(リ
コー社製PRETER550)にセットし、各色ごとに
現像、普通紙へ転写後、定着前に複写機内より転写紙を
取り出し図1に示す非接触型外部定着機で定着試験を行
った。転写紙の搬送線速は200mm/secで色温度
2500Kのハロゲンランプにより加熱される。
【0073】非接触定着は方法及び条件について従来公
知の方法と同様であるが、本発明においては定着時の雰
囲気温度としては150〜180℃が好ましく、160
〜170℃が特に好ましい。
【0074】光沢度の測定には日本電色工業社製の光沢
度計VGS−1D、角度60°にて光沢度を測定した。
表25に結果を記載する。
【0075】
【表25】
【0076】※1 ◎は黒、カラー共に非常にバランス
のとれた画像 ○は黒、カラー共にバランスのとれた画像 ×は黒の光沢が良く、カラーの光沢が悪くバランスがと
れていない ※2 単位は(−μC/g)
【0077】
【発明の効果】本発明のトナーは非接触定着に用いられ
るブラック、イエロー、マゼンタ、シアントナーであっ
て、色により外添加剤量が異なり、少なくともシリカを
含有し外添加剤総量の関係が、次式、WB>WY、WB
>WM、WB>WCで、ブラックトナーの外添加剤重量
が0.5〜2.0wt%の範囲である。また、イエロ
ー、マゼンタ、シアントナーの外添加剤総量が0.3〜
1.5wt%であることを特徴とすることにより表面エ
ネルギーをコントロールし、他の色とのバランスの取れ
た安定した光沢が得られる。又、シリカ単独からチタン
を併用することにより光沢性、耐久性及び帯電制御が可
能となる。
【0078】また、シリカ/チタンの外添加剤比率を
0.7/0.3〜0.3/0.7の範囲にすることによ
り更に光沢のコントロールがしやすく、耐久性、帯電制
御が可能となる。
【0079】以上のことよりフルカラートナーに要求さ
れる種々の品質特性を十分に満足するトナー画像形成方
法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で使用した非接触型外部定着装
置の概略図である。
【符号の説明】
1.転写紙 2.ハロゲンランプ 3.ランプカバー 4.搬送ベルト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体を具備した像担持体を使用してト
    ナーで画像を形成し、該画像を転写材に転写し、非接触
    定着法で画像を定着する画像形成方法において、前記ト
    ナーが、イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナ
    ー及びブラックトナーからなり、各トナーは外添加剤を
    含有し、該外添加剤として少なくともシリカを用いると
    共に、該外添加剤の添加量が下記式の関係であることを
    特徴とする画像形成方法。 式 WB>WY WB>WM WB>WC WB:ブラックトナーにおける外添加剤の量(wt%) WY:イエロートナーにおける外添加剤の量(wt%) WM:マゼンタトナーにおける外添加剤の量(wt%) WC:シアントナーにおける外添加剤の量(wt%)
  2. 【請求項2】 非接触定着に用いられるブラック、イエ
    ロー、マゼンタ、シアントナーでブラックトナーの外添
    加剤重量比が0.5〜2.0wt%であることを特徴と
    する請求項1記載の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 非接触定着に用いられるブラック、イエ
    ロー、マゼンタ、シアントナーでイエロー、マゼンタ、
    シアントナーの各々の外添加剤重量比が0.3〜1.5
    wt%であることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    方法。
  4. 【請求項4】 非接触定着に用いられるブラック、イエ
    ロー、マゼンタ、シアントナーで外添加剤種類を2種類
    以上含有することを特徴とする請求項1記載の画像形成
    方法。
  5. 【請求項5】 非接触定着に用いられるブラック、イエ
    ロー、マゼンタ、シアントナーで各色トナーの外添加剤
    としてシリカとチタンを併用することを特徴とする請求
    項1記載の画像形成方法。
  6. 【請求項6】 非接触定着に用いられるブラック、イエ
    ロー、マゼンタ、シアントナーで各色トナーの外添加剤
    としてシリカ/チタンの外添加剤比率を0.7/0.3
    〜0.3/0.7の範囲であることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成方法。
  7. 【請求項7】 感光体を具備した像担持体を使用してト
    ナーで画像を形成し、該画像を転写材に転写し、非接触
    定着法で画像を定着する画像形成方法に用いられる前記
    トナーが、イエロートナー、マゼンタトナー、シアント
    ナー及びブラックトナーからなる電子写真用フルカラー
    トナーセットで、各トナーは外添加剤を含有し、該外添
    加剤として少なくともシリカを用いると共に、該外添加
    剤の添加量が、式WB>WY、WB>WM、WB>W
    C、の関係であることを特徴とする電子写真用フルカラ
    ートナーセット。
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