JPH0972594A - 床下換気扇の取付構造 - Google Patents

床下換気扇の取付構造

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JPH0972594A
JPH0972594A JP23005795A JP23005795A JPH0972594A JP H0972594 A JPH0972594 A JP H0972594A JP 23005795 A JP23005795 A JP 23005795A JP 23005795 A JP23005795 A JP 23005795A JP H0972594 A JPH0972594 A JP H0972594A
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智昭 川村
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Fuji Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 捩子止め手段を用いる事なく簡単確実に床下
換気扇を床下通気口に固定することができ、しかも施工
時期の制約や浸食等の経年変化による影響を受けず安定
した固定状態を維持する床下換気扇の取付構造を提供す
る。 【解決手段】 換気扇本体a1に突っ張り手段100を
設けて、床下通気口Cの上下内面を圧接支持し、当て手
段200と化粧パネルa2で布基礎Bを挟持して床下換
気扇Aを床下通気口C内に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、戸建住宅などの
布基礎に開設した床下通気口に設置する床下換気扇の取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に戸建住宅などのような布基礎上に
建築する住宅は、床下を衛生的な状態に維持するため床
下通気口Cを設けることが法令で義務づけられている。
しかし自然換気だけに頼っていては充分とはいえない場
合もあり、例えば床下換気扇Aを北側の床下通気口Cに
設置して積極的に床下内の湿気を含んだ空気を排出する
機械換気が提案されている。従来この種の床下換気扇A
は、図11に示すように床下通気口Cに取り付けるため
の取付孔a3と床下空気の排出口a4を開設した化粧パ
ネルa2と、前後面開放した断面矩形状を呈し内部にモ
ータ(図示せず)及びプロペラファン(図示せず)等を
換気に必要な機能を具備した換気扇本体a1とから構成
され予め一体化されている。その床下換気扇Aを床下通
気口Cに設置するには、まず床下通気口C縁端部周辺に
上記取付孔a3と同寸法の位置に下孔c1を開け、カー
ルプラグa5を挿入しておき、換気扇本体a1を床下通
気口Cに挿入し、化粧パネルa2と換気扇本体a1から
なるフランジ面a6を床下通気口Cの外周縁端部に当接
させ、取付孔a3を介してコンクリートネジa7をねじ
込むことによってカールプラグa5が布基礎Bに広がり
食い込んで床下換気扇Aを固定し設置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし布基礎Bはコン
クリートによる施工も然る事ながら、床下通気口Cとい
う性格上、精度良く施工されておらず、床下通気口C縁
端部周辺に床下換気扇Aの取付孔a3と同寸法の位置に
下孔c1を開けようとすると、床下通気口C縁部際に開
孔しなければならない場合が生じ、そのまま下孔c1を
開けると布基礎Bが破損したり、仮に下孔c1が開いて
もコンクリートネジa7をねじ込むことによってカール
プラグa5の広がりで布基礎Bを破損させてしまう。そ
のため床下換気扇Aを少しずらして施工し直したり、セ
メント等の接着剤で補強するといった二度手間がかかり
確実性に欠けていた。更に沢山のカールプラグa5とコ
ンクリートネジa7を無駄に消費するため経済性にも欠
けてしまう。またこのような取り付け法だと、ドリル等
を含め専用工具が必要となり、それらを扱うことができ
施工する技能を持った作業者に限定されてしまう。
【0004】さらに床下換気扇Aの固定法が片持ち支持
のため、前記下孔c1に床下換気扇Aの全荷重が集中す
る。よって取り付け強度を確保するためには布基礎Bの
完全硬化が絶対条件となり、そのため施工時期が制約さ
れてしまう。また、浸食による経年変化で取り付け強度
が保てなくなり、床下換気扇Aが床下通気口Cから脱落
する恐れも生じていた。
【0005】前記床下換気扇Aの取付孔a3は、ある寸
法の床下通気口Cを設計対象として開口されているが、
前述のように床下通気口Cの施工精度面から対応仕切れ
ない場合のほかに床下通気口C自体の大きさにより対応
仕切れない場合もある。そもそも住宅メーカーあるいは
建築設計業者ごとに床下通気口Cの寸法は違い、基本的
に前記取付寸法の床下換気扇Aは取り付け不可能といっ
た不具合も生じていた。
【0006】本発明は上記従来事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とする処は、捩子止め手段を用いる事な
く簡単確実に床下換気扇を床下通気口に固定することが
でき、しかも施工時期の制約や浸食等の経年変化による
影響を受けず安定した固定状態を維持する床下換気扇の
取付構造を提供することである。更に他の目的とする処
は、精度のない床下通気口や異なった寸法の床下通気口
にも床下換気扇を固定することができる床下換気扇の取
付構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に講じた技術的手段は、請求項1は、布基礎Bに開設し
た床下通気口C上下内面に圧接する上下伸縮量が調節可
能な突っ張り手段100で、換気扇本体a1をその床下
通気口Cに支持し、前記換気扇本体a1からの床下空気
の排出口a4を有する化粧パネルa2を同換気扇本体a
1に取付けたことを要旨とする。
【0008】また請求項2は請求項1記載の換気扇本体
a1に布基礎B裏面に当接する前後方向移動可能な当て
手段200を設け、その当て手段200と前記化粧パネ
ルa2とで布基礎Bを挟持したことを要旨とする。
【0009】請求項3は請求項1または2記載の突っ張
り手段100が、一面に所定間隔をおいて複数個の掛止
孔104を開設し且つ他面に第一スライド長孔105を
設けた断面L型状の支持脚101と、一面に前記掛止孔
104と同間隔をもって掛止爪106を開設し且つ他面
に第二スライド長孔107を設けた断面L型状の高さ調
整脚102と、その高さ調整脚102の頂部に上下動可
能に螺合する圧接部103とを備え、前記第一スライド
長孔105と第二スライド長孔107を挿通して換気扇
本体a1に螺合し且つ掛止孔104に掛止爪106を掛
止したことを要旨とする。
【0010】更に、請求項4は請求項1または2記載の
突っ張り手段100が、高さ方向に所定間隔をおいて第
一取付孔112を複数個開設した断面L型状の支持脚1
01と、その支持脚101の頂部に上下動可能に螺合す
る圧接部103と、長さを異にする構成面両面にその長
さ方向に前記第一取付孔112と同間隔で第二取付孔1
13を複数個開設したL型ブラケット111とを備え、
該L型ブラケット111の構成面一面を前記第二取付孔
113を介して換気扇本体a1の上面に取付けると共
に、前記支持脚101の第一取付孔112と前記L型ブ
ラケット111の構成面他面の第二取付孔113とを螺
合したことを要旨とする。
【0011】上記技術的手段によれば、下記の作用があ
る。 (請求項1)上下伸縮量が調整可能な突っ張り手段10
0が床下通気口Cの上下内面を圧接支持して換気扇本体
a1を床下通気口C内に固定し、換気扇本体a1前面に
取り付けられる化粧パネルa2が換気扇本体a1をその
前方からカバーする。 (請求項2)前後方向移動可能な当て手段200を布基
礎B裏面に当接させることにより、排水勾配c2がつけ
られた床下通気口Cの下内面から換気扇本体a1がずり
落ちることを防止すると共に、化粧パネルa2を換気扇
本体前面に取り付けることによって布基礎Bを挟持し、
これにより換気扇本体a1を床下通気口C内により安定
状態をもって固定する。 (請求項3)支持脚101と高さ調整脚102と換気扇
本体a1との相対的位置関係を第一、第二スライド長孔
105,107で調整して、換気扇本体a1を所望高さ
位置に固定する。 (請求項4)L型または逆L型にしてL型ブラケット1
11を第二取付孔113を介して換気扇本体a1の上面
に固定し、L型ブラケット111の残りの構成面の第二
取付孔113と支持脚101の第一取付孔112との選
択的な取付けでもって換気扇本体a1を所望高さ位置に
固定する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図3は本発明の第一の実
施の形態を、図4は第二の実施の形態を、図5乃至図1
0は第三の実施の形態から第八の実施の形態をそれぞれ
例示している。Aは床下換気扇、a1は換気扇本体、a
2は化粧パネル、100は突っ張り手段、200は当て
手段、Bは布基礎、Cは床下通気口である。まず第一の
実施の形態を説明する。
【0013】床下換気扇Aは、中央部に格子状の床下空
気の排出口a4を有する床下通気口Cの寸法よりも大き
な矩形状を呈した板状の化粧パネルa2と、前後面開放
した断面矩形状を呈し、切り起こし形成された耳片a8
を前面の上下面四隅から外側または内側に突設して備え
且つ内部にモータ及びプロペラファン等を換気に必要な
機能を具備した換気扇本体a1とから構成される。ま
た、この床下換気扇Aを設置する床下通気口Cは、その
下内面に雨水が外側に排水されるように排水勾配c2が
設けられており、この床下通気口Cに後述する突っ張り
手段100、当て手段200を用いて前記換気扇本体a
1を固定した後その換気扇本体a1を化粧パネルa2で
前方からカバーするようになっている。その突っ張り手
段100は、支持脚101と、高さ調整脚102と、圧
接部103とから構成される。
【0014】支持脚101は、断面L型状を呈し、その
一面に掛止孔104を所定間隔をおいて複数個開設する
と共に他面に第一スライド長孔105を開設している。
【0015】高さ調整脚102は、断面L型状を呈し、
その一面に掛止爪106を前記掛止孔104と同間隔を
もって複数個開設すると共に、他面に前記第一スライド
長孔105と重合して共締めさせる第二スライド長孔1
07を開設している。
【0016】圧接部103は、蝶ボルト108とその先
端に固着した略円盤状の当て金具109とで形成され、
高さ調整脚102の頂部に上下動可能に螺合されてい
る。
【0017】前記支持脚101と高さ調整脚102とは
第一スライド長孔105と第二スライド長孔107を挿
通して換気扇本体a1に螺合することによって換気扇本
体a1との3者間で相対的な位置が調整できるようにな
っており、且つ相対的な位置を調整し且つ掛止孔104
と掛止爪106とを相互に掛止させて3者間の相対的位
置関係を固定できるようにしてある。
【0018】当て手段200は、当て板201と、換気
扇本体a1の上面に設けられた突片202と、蝶ボルト
203とで構成されている。
【0019】当て板201は、床下通気口Cの縦寸法よ
りも大きく、横寸法よりも小さい矩形状を呈し、換気扇
本体a1よりも一回り大きな矩形の孔204を開設する
と共に、前記孔204の上縁中央部に雌ネジ孔206を
有する略コの字状の係合部205を固着している。
【0020】突片202は、換気扇本体a1の上面前側
から立設されており、この固定片202を挿通する蝶ボ
ルト203を前記係合部205の雌ネジ孔206に螺合
させ、前側から蝶ボルト203を回転することによって
当て板201が換気扇本体a1をガイドにして前後方向
に移動するようになっている。
【0021】以上のように構成されている第一の実施の
形態の床下換気扇Aの取り付け構造は、両側面に支持脚
101と高さ調整脚102を第一、第二スライド長孔1
05、107を介して小捩子110で仮止め状態にする
と共に当て手段200を仮止め状態にした換気扇本体a
1を床下通気口C内にセットし、支持脚101を床下通
気口Cの下内面に当接させた状態で換気扇本体a1が丁
度床下通気口Cの中央に位置する高さ関係となるように
両スライド長孔105,107の調整代を利用して上下
に伸縮させ、位置決めが終わったら掛止孔104に掛止
爪106を掛止し小捩子110を本締めして、この3者
の位置関係を固定し、圧接部103である蝶ボルト10
8を床下通気口Cの上内面に圧接して上下方向に突っ張
ることでまず換気扇本体a1を床下通気口C内に固定す
る。次に、予め換気扇本体a1に遊嵌されている当て板
201を前方から蝶ボルト203を使用して前方に移動
させて布基礎B裏面に当接させ、最後に換気扇本体a1
前面の耳片a8に、床下通気口Cの横寸法よりも若干短
い断面コ型状の横桟400を取り付け、これに前記化粧
パネルa2を螺着してこの化粧パネルa2と当て板20
1とで布基礎Bを挟持して取付施工が完了する。この実
施の形態の場合、換気扇本体a1、支持脚101、高さ
調整脚102で3者の位置関係を任意に設定できること
から、床下通気口Cの大きさに関わらず、換気扇本体a
1を床下通気口Cの中央に取付けることができる。
【0022】第二の実施の形態を図4を用いて説明す
る。この実施の形態は突っ張り手段100を支持脚10
1と圧接部103とL型ブラケット111から構成した
例である。
【0023】支持脚101は断面L型状を呈し、一面の
みに第一取付孔112を所定間隔をおいて複数個開設し
ており、頂部には前記第1の実施の形態と同様な構造の
圧接部103を備えている。L型ブラケット111は、
長さを異にする構成面両面に支持脚101に開設されて
いる第一取付孔112と同間隔をもって第二取付孔11
3を開設してなり、構成面両面のどちらかに設けた第二
取付孔113が換気扇本体a1の上面に取付けられ、残
された構成面の第二取付孔113と前記支持脚の第一取
付孔112とで連結されるようになっており、図示しな
いが、第1の実施の形態と同様な当て手段200を備え
ている。
【0024】以上のように構成した床下換気扇Aの取付
構造では、L型ブラケット111を上向き(図4(イ)
に示す)、あるいは下向き(図4(ロ)に示す)にした
りして換気扇本体a1の両側上面に取付け、換気扇本体
a1の構成面他面の第二取付孔113と支持脚101の
第一取付孔112とを重合して小捩子110で取付け
る。即ち第1実施例とは構造の差異はあれど、換気扇本
体a1に対してL型ブラケット111に取付ける構成
面、及び残された構成面に対する支持脚101の取付
(連結)高さ位置を選択することによって、第1の実施
の形態と同様に換気扇本体a1を床下通気口Cの中央に
固定できるようになっている。
【0025】第三の実施の形態を図5を用いて説明する
と、この実施の形態は、突っ張り手段100を、支持脚
101と、伸縮部114、詳細にはターンバックル11
5(後述では伸縮部をターンバックルとして説明する)
とから構成し、且つ当て手段200の一構成部材として
前記支持脚101を利用した例である。
【0026】支持脚101は、断面L型状を呈し、その
中央部に通孔116を開設し、換気扇本体a1の下面に
取り付け、下端を床下通気口Cの下内面に当接させて換
気扇本体a1を下側から支持するようになっている。
【0027】当て手段200は、支持脚101を挿通す
る蝶ボルト203を、前記第1の実施の形態と同様に床
下通気口Cの縦寸法よりも大きく且つ横寸法よりも小さ
い矩形状を呈する当て板201に設けた捩子孔206に
螺合して構成され、蝶ボルト203を回転させることで
当て板201が前記第1の実施の形態と同様に前後方向
に移動するようになっている。
【0028】ターンバックル115は、換気扇本体a1
の上面と床下通気口Cの上内面との間に介在されるもの
で、このターンバックル115の上下伸縮量の調整で突
っ張って換気扇本体a1を床下通気口Cに固定するもの
である。
【0029】以上のように構成した第三の実施の形態の
床下換気扇Aの取り付け構造は、当て板201及び支持
脚101を備えた換気扇本体a1をその支持脚101が
床下通気口Cの下内面に載せられるようにして同床下通
気口C内に位置させ、換気扇本体a1の上面と床下通気
口Cの上内面との間に介在するターンバックル115を
調整して突っ張り、当て板201を布基礎B裏面に当接
させ、後は前記実施の形態と同様に前側から化粧パネル
a2を換気扇本体a1に取付けて取付施工が完了する。
【0030】次に第四の実施の形態から第八の実施の形
態を説明すると、これら実施の形態は前記第三の実施の
形態に対して換気扇本体a1の上面と床下通気口Cとの
間に介在される伸縮部114の構造が相違するのみであ
るため、共通する他の構造については同一符号を付けて
説明は省略する。
【0031】この第四の実施の形態は伸縮部114を楔
部117で構成した例である。
【0032】楔部117は、換気扇本体a1の上面に固
定し上面を家屋前方の地面方向に下り勾配を有する被可
動体118のその下り勾配に側面視三角形状の可動体1
19をスライド可能に載置し、その可動体119の上面
に、後端を換気扇本体a1の上面に回動可能に取付けた
圧接体120を固定し、その可動体119を換気扇本体
a1から突設した突片121を挿通する蝶ボルト122
を螺合させた構造になっており、蝶ボルト122を回転
させることで、可動体119が被可動体118の勾配に
載って後方にスライド上昇して圧接体120を回動さ
せ、これによって床下通気口Cに圧接するようになって
いる。
【0033】第五の実施の形態の突っ張り手段100を
図7を用いて説明すると、この実施の形態は前記伸縮部
114を尺取体123で構成した例である。
【0034】この尺取体123は、同寸法の矩形の板枠
状部材124を交互に折り畳むように端部同士を回動自
在に蝶番125などでジグザグ状に連結し、最前部の該
板枠状部材124の端部を換気扇本体a1に回動自在に
取付けると共に最後側の板枠状部材124に前記第三実
施例と同一構造の蝶ボルト122を螺合させて構成して
あり、蝶ボルト122を回転することによって尺取体1
23が折り畳まれて、床下通気口Cの上内面に圧接する
ようになっている。
【0035】第六の実施の形態の突っ張り手段100を
図8を用いて説明すると、この実施の形態は前記伸縮部
114をリンク部126で構成した例である。
【0036】リンク部126は、矩形状を呈した大小の
板枠状部材127,128の縁端部同士を回動自在に連
結し、大きい方の板枠状部材127の開放端部を換気扇
本体a1上面後方に回動可能に取付け、小さい方の板枠
状部材128の中央部に前記蝶ボルト122を螺合して
構成され、蝶ボルト122を回転することによって前記
第五実施例と同様に両板枠状部材127,128が折畳
まれて床下通気口Cに上内面に圧接するようになってい
る。
【0037】第七の実施の形態の突っ張り手段100を
図9を用いて説明すると、この実施の形態は前記伸縮部
114をX状のリンク杆部129で構成した例である。
【0038】X状のリンク杆部129は、交点を軸支
し、その軸支点上位のリンク杆部分に引っ張りバネ13
0を介在し、リンク杆部129一方の下端を換気扇本体
a1の上面に回動可能に取付け、両リンク杆部129の
上端に当て金具131を備えてなり、引っ張りバネ13
0の引っ張り力に抗してX状のリンク杆部129を工具
等で押し下げた状態にして換気扇本体a1を床下通気口
Cに設置し、その後その工具を引き抜くことで床下通気
口Cの上内面に圧接するようになっている。
【0039】第八の実施の形態は伸縮部114を公知の
パンタグラフ式ジャッキ132から構成した例であり、
具体的説明は省略する。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したから下
記の利点がある。 (請求項1)床下通気口内に床下換気扇を設置する際、
布基礎に下加工を施したり、コンクリートネジを要せず
に簡単確実に施工できる。また床下通気口の上下内面を
伸縮量が調節可能な突っ張り手段で圧接支持しているた
め、必ずしも布基礎の完全硬化を必要とせず、取り付け
施工時期に融通性があり、長期に亘って安定した支持力
が得られる。更に床下通気口の施工誤差を吸収し、異な
る寸法の床下通気口にも容易に追従して床下換気扇を床
下通気口内に設置することができる。 (請求項2)布基礎裏面に当接する前後方向移動可能な
当て手段を備え、化粧パネルとで布基礎を挟持するよう
にしたため、排水勾配がつけられた床下通気口の下内面
によって換気扇本体がずり落ちる危険性を全く無くし、
床下換気扇を床下通気口内により強固に固定することが
できる。 (請求項3)しかも第一、第二スライド長孔で支持脚と
高さ調整脚と換気扇本体との相対的位置関係を調整でき
るようにしたため、換気扇本体の上下面から支持脚、高
さ調整脚の突出量を自由に調整でき、床下通気口の大小
に関わらず床下換気扇をその中央部により正確に取付け
ることができる。 (請求項4)請求項3と同様に床下換気扇を任意の高さ
に強固に固定することができるばかりでなく、突っ張り
手段が金具類を使用して構成していることから、制作に
手間がかからず低コストな床下換気扇の取付構造が提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態の一部切欠した正面図。
【図2】同(A)−(A)線に沿える縦断面図。
【図3】同分解斜視図。
【図4】第二の実施の形態の支持脚、圧接部を一部切欠
した正面図を例示し、(イ)L形ブラケットを上向きに
した状態、(ロ)L形ブラケットを下向きにした状態を
夫々示す。
【図5】第三の実施の形態の縦断面図。
【図6】第四の実施の形態の縦断面図。
【図7】第五の実施の形態の縦断面図。
【図8】第六の実施の形態の縦断面図。
【図9】第七の実施の形態の正面図。
【図10】第八の実施の形態の正面図。
【図11】従来の取り付け構造を示す分解斜視図。
【符号の説明】 A…床下換気扇 a1…換気扇本体
a2…化粧パネル B…布基礎 C…床下通気口
100…突っ張り手段 101…支持脚 102…高さ調整脚
103…圧接部 111…L形ブラケット 114…伸縮部
200…当て手段 201…当て板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布基礎(B)に開設した床下通気口
    (C)上下内面に圧接する上下伸縮量が調節可能な突っ
    張り手段(100)で、換気扇本体(a1)をその床下
    通気口(C)に支持し、該換気扇本体(a1)からの床
    下空気の排出口(a4)を有する化粧パネル(a2)を
    同換気扇本体(a1)に取付けたことを特徴とする床下
    換気扇の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記換気扇本体(a1)に布基礎(B)
    裏面に当接する前後方向移動可能な当て手段(200)
    を設け、その当て手段(200)と前記化粧パネル(a
    2)とで布基礎(B)を挟持したことを特徴とする請求
    項1記載の床下換気扇の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記突っ張り手段(100)が、一面に
    所定間隔をおいて複数個の掛止孔(104)を開設し且
    つ他面に第一スライド長孔(105)を設けた断面L型
    状の支持脚(101)と、一面に前記掛止孔(104)
    と同間隔をもって掛止爪(106)を開設し且つ他面に
    第二スライド長孔(107)を設けた断面L型状の高さ
    調整脚(102)と、その高さ調整脚(102)の頂部
    に上下動可能に螺合する圧接部(103)とを備え、前
    記第一スライド長孔(105)と第二スライド長孔(1
    07)を挿通して換気扇本体(a1)に螺合し且つ掛止
    孔(104)に掛止爪(106)を掛止したことを特徴
    とする請求項1または2記載の床下換気扇の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記突っ張り手段(100)が、高さ方
    向に所定間隔をおいて第一取付孔(112)を複数個開
    設した断面L型状の支持脚(101)と、その支持脚
    (101)の頂部に上下動可能に螺合する圧接部(10
    3)と、長さを異にする構成面両面にその長さ方向に前
    記第一取付孔(112)と同間隔で第二取付孔(11
    3)を複数個開設したL型ブラケット(111)とを備
    え、該L型ブラケット(111)の構成面一面を前記第
    二取付孔(113)を介して換気扇本体(a1)の上面
    に取付けると共に、前記支持脚(101)の第一取付孔
    (112)と前記L型ブラケット(111)の構成面他
    面の第二取付孔(113)とを螺合したことを特徴とす
    る請求項1または2記載の床下換気扇の取付構造。
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