JPH0972075A - 床 材 - Google Patents

床 材

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JPH0972075A
JPH0972075A JP22638595A JP22638595A JPH0972075A JP H0972075 A JPH0972075 A JP H0972075A JP 22638595 A JP22638595 A JP 22638595A JP 22638595 A JP22638595 A JP 22638595A JP H0972075 A JPH0972075 A JP H0972075A
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JP
Japan
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flooring material
floor material
flooring
material according
sheet
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22638595A
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English (en)
Inventor
Masaki Kai
勝紀 甲斐
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Eidai Co Ltd
Original Assignee
Eidai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄物の床材において本ザネによる連結構造と
ほぼ同様の強固な連結構造が得られるようにする。 【解決手段】 両側部が隣接配置される床材と互いに連
結されて敷設される床材において、連結される一方の側
部全体が段状に形成されるとともに、段状に形成される
ことで突出する部分の外方側が傾斜状に取り除かれ、連
結される他方の側部が上記一方の側部に連結に際して合
致する形状とされてなる床材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、側端面が隣接配
置される床材と互いに連結されて敷設される床材の連結
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、床材としてコスト面、施工面から
薄物が求められるようになっている。これは、コスト面
においては木質資源の枯渇より原材料がコストアップし
ているからである。また、施工面においては、最近では
この種の床材はカーペット業者等が敷設施工しており、
それら施工者がカッターを用いて容易に切断できるよう
するためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら現在にお
ける床材は、通常本ザネによる連結構造を採用している
ので、上記の薄型化に限界が有る。これは、本ザネによ
る連結構造の場合、連結する一方の端面の中央位置にサ
ネを突出形成し、他方の端面にはそのサネが嵌入される
溝を形成するが、そのようなサネや溝を形成するにはそ
の端面の幅(床材の厚さ)は最低6.0mm程度必要と
するからである。
【0004】これに対し、床材の端部それぞれを段状と
して重ね合わせるようにする、あいじゃくりによる連結
構造の場合、床材の薄型化が可能となるが、あいじゃく
りによる連結構造では床材の浮き上がり等の問題があ
り、どうしても連結構造が不安定となる問題があった。
【0005】この発明は、このような点に着目してなさ
れたものであって、薄物の床材において本ザネによる連
結構造とほぼ同様の強固な連結構造が得られるようにす
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の請求項1記載の発明では、両側部が隣接
配置される床材と互いに連結されて敷設される床材にお
いて、連結される一方の側部全体が段状に形成されると
ともに、段状に形成されることで突出する部分の外方側
が傾斜状に取り除かれ、連結される他方の側部が上記一
方の側部に連結に際して合致する形状とした。
【0007】請求項2記載の発明では、両側部が隣接配
置される床材と互いに連結されて敷設される床材におい
て、連結される一方の側部全体が下側が凹むように段状
に形成されるとともに、段状に形成されることで突出す
る上側の部分の上部が傾斜状に取り除かれ、連結される
他方の側部が上記一方の側部に連結に際して合致する形
状とした。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
発明において、前記他方の側部の上側の部分の先端が切
除されてなる構成とした。
【0009】請求項4記載の発明では、請求項1、2ま
たは3記載の発明において、前記上側の部分に相当する
部分を木質材とし、前記下側の部分に相当する部分を薄
状のシートとした。
【0010】請求項5記載の発明では、前記請求項4記
載の発明において、前記木質材を中質繊維板、パーティ
クルボードもしくは合板とした。
【0011】請求項6記載の発明では、請求項4記載の
発明において、前記薄状のシートを合成樹脂シートとし
た。
【0012】請求項7記載の発明では、請求項6記載の
発明において、前記合成樹脂シートを高比重添加物を含
む遮音性能を有するものとした。
【0013】請求項8記載の発明では、請求項4記載の
発明において、前記薄状のシートを強化紙とした。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照して第1の実施
の形態を説明する。
【0015】床材1は、中質繊維板、パーティクルボー
ド、合板よりなる基材2の表面に突板よりなる化粧板、
化粧紙等の化粧材3が貼着され、さらに、裏面に遮音シ
ートもしくは強化紙よりなる薄状のシート4が貼着され
て構成されている。
【0016】そして、その床材1はその一方(図1にお
いて右方)の連結される側部全体において、シート4部
分が所定幅で切除されることで下側が凹むように段状に
形成されるとともに、段状に形成されることで突出する
上側の部分の上部は傾斜状に取り除かれた構成とされて
いる。このようにして、床材1の一方の側部は、垂直断
面形状において先鋭で、かつ、その上面が傾斜面5とな
った突出部6を備える構成となっている。
【0017】また、床材1の他方(図1において左方)
の連結される側部全体は、上記一方の側部に連結に際し
て合致する形状とされており、すなわち、上記突出部6
が嵌合される嵌合溝7が設けられている。また、上側の
部分の外方に突出する先端は切除されて切除部8とされ
ている。
【0018】上記床材1は、その全体厚さTを3.5m
mと小さく構成されている。その理由としては、まず、
本ザネ構成のような四角状のサネによる連結構成をとら
ず、三角状の突出部6による連結構成を採ることでの厚
さT1を2.5mmと小さくできるからである。さら
に、他方の連結される側部では薄状シート4を利用して
嵌合溝7を形成することでT2を1.0mmと小さくで
きるからである。
【0019】図3に示すような本ザネAによる連結構成
では、加工面、また、連結強度の面においてT1は4.
0mm、T2は2.0mm程度確保する必要があり、し
たがってその全体厚さTは6.0mmと厚いものとなっ
てしまう。
【0020】また、上記の床材1のように、シート4と
して遮音シートを用いる場合にはこの床材1は遮音機能
の高いものとなり、また、強化紙を用いることでその部
分が強度を持つように形成できる。上記遮音シートとし
ては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等の熱可
塑性樹脂中に鉛や鉄等の高比重物質の粉体が充填されて
形成されたものを使用する。
【0021】床材1は上記の構成を備えることで、隣接
配置される床材1どうしにおいて一方と他方の側部が互
いに連結されて敷設される。そして、その際には、上記
のように厚さが小さいにもかかわらず、突出部6が嵌合
溝7に嵌合されることで、本ザネによる連結構造とほぼ
同強度の連結構造が得られる。
【0022】床材1は敷設に際してはシート4部分が釘
14により固定されるが、その際上記のように切除部8
が設けられていることで、その釘14打ちが容易にでき
るようになっている。また、切除部8は面取り部として
も機能し、これにより先端部分の割れや欠けの問題を解
消するとともに、床材1のデザイン性を高めている。
【0023】図2は他の実施の形態を示す。
【0024】この実施形態では、上記シート4を用いる
ことなく木質の基材2とその表面に貼着される化粧材3
とのみから床材1を構成している。この場合において
も、T1を小さくできることで、全体の厚さTは4.5
mmと小さくできる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明の請求項1または2記載の発明によれば、厚さ寸法が
小さい床材において本ザネによる連結構造とほぼ同様の
連結強度が得られるようになり、これにより、床材の薄
型化が促進される。
【0026】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明において、さらに、敷設に際して釘打ち施工が
容易で、かつ、敷設使用時に欠けや割れの発生しない床
材が得られる。
【0027】請求項4記載の発明によれば、請求項1、
2または3記載の発明において、さらに、床材の薄型化
がさらに促進される。
【0028】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明において、さらに、製造容易で安価な床材が得
られる。
【0029】請求項6記載の発明によれば、請求項4記
載の発明において、さらに、防湿性に優れる床材が得ら
れる。
【0030】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明において、さらに、遮音性能に優れる床材が得
られる。
【0031】請求項8記載の発明によれば、請求項4記
載の発明において、さらに、強度が大で安定した構成の
床材が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態における床材の敷設
状態を示す切欠断面斜視図
【図2】この発明の第2の実施形態における床材の敷設
状態を示す切欠断面斜視図
【図3】従来例の説明図
【符号の説明】
1 床材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側部が隣接配置される床材と互いに連
    結されて敷設される床材において、 連結される一方の側部全体が段状に形成されるととも
    に、段状に形成されることで突出する部分の外方側が傾
    斜状に取り除かれ、 連結される他方の側部が上記一方の側部に連結に際して
    合致する形状とされてなる床材。
  2. 【請求項2】 両側部が隣接配置される床材と互いに連
    結されて敷設される床材において、 連結される一方の側部全体が下側が凹むように段状に形
    成されるとともに、段状に形成されることで突出する上
    側の部分の上部が傾斜状に取り除かれ、 連結される他方の側部が上記一方の側部に連結に際して
    合致する形状とされてなる床材。
  3. 【請求項3】 前記他方の側部の上側の部分の先端が切
    除されてなる請求項2記載の床材。
  4. 【請求項4】 前記上側の部分に相当する部分を木質材
    とし、前記下側の部分に相当する部分を薄状のシートと
    する請求項1、2または3記載の床材。
  5. 【請求項5】 前記木質材を中質繊維板、パーティクル
    ボードもしくは合板とする請求項4記載の床材。
  6. 【請求項6】 前記薄状のシートを合成樹脂シートとす
    る請求項4記載の床材。
  7. 【請求項7】 前記合成樹脂シートを高比重添加物を含
    む遮音性能を有するものとする請求項6記載の床材。
  8. 【請求項8】 前記薄状のシートを強化紙とする請求項
    4記載の床材。
JP22638595A 1995-09-04 1995-09-04 床 材 Withdrawn JPH0972075A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012007356A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 床材
CN105350744A (zh) * 2015-10-31 2016-02-24 中山广新柏高装饰材料有限公司 一种具有显示功能的弹性紧固多功能木地板

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JP2012007356A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 床材
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