JPH0971076A - カード類整理用台紙 - Google Patents
カード類整理用台紙Info
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- JPH0971076A JPH0971076A JP22772595A JP22772595A JPH0971076A JP H0971076 A JPH0971076 A JP H0971076A JP 22772595 A JP22772595 A JP 22772595A JP 22772595 A JP22772595 A JP 22772595A JP H0971076 A JPH0971076 A JP H0971076A
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Abstract
ること。 【解決手段】 基シート11と透明なフィルム12とを
重合するとともに、複数のポケット13が形成されるよ
うに溶着部20〜25と切り込み部30が設けられてい
る。ポケット13の出し入れ口に相対する溶着部24の
同一線上には非溶着部31が設けられている。ポケット
13内に差し込まれた見出し片15は、非溶着部31を
通過して部分的に突出できるようになっている。見出し
片15の反突出側は幅狭部15Cとして形成されてお
り、この幅狭部15Cは抜け止めポケット35内に収納
されて当該抜け止めポケットの底部に略接する。
Description
に係り、更に詳しくは、名刺等のカード類を分類して整
理するに好適なカード類整理用台紙に関する。
存に適した綴じ込み可能な台紙が知られている。この種
の台紙としては、例えば、実公平3−47902号公報
に示されるように、基シートの面に透明なフィルムを重
合し、所定箇所に切り込み部と溶着部を設けることによ
ってカード類を収納することのできるポケットを備えた
ものが存在する。ここで、前記ポケットは、見出し片を
差し込んで当該見出し片の収納が可能に設けられている
とともに、見出し片の一部がポケットの底部側を通過し
て台紙の綴じ込み側縁から突出可能となる一方、見出し
片の反突出側を前記ポケットに並設した抜け止めポケッ
トに収納させる構成も併せて採用されている。
3−47902号公報に示されたカード類整理用台紙に
おける見出し片は、前記ポケットの全域に相当する平面
形状を備えたものであり、見出し片の収納位置を変更す
る時に、当該見出し片の出し入れに手間が掛かるという
不都合があった。また、従来構造では、見出し片の出し
入れを注意深く行わないと、見出し片がポケットの出し
入れ口を形成する切り込み部の端に引っ掛かる場合が多
く、これによって、ポケットが切り込み部の端から破断
するという不都合もあった。
内に収納されている状態で、見出し片の反突出側が抜け
止めポケット内に位置するが、当該反突出側縁と抜け止
めポケットの底縁を形成する溶着部との間に一定の距離
がおかれて反突出側縁が溶着部から離れた位置となるた
め、見出し片が左右方向にずれ易くなり、このため、複
数の見出し片の突出側縁が不揃いになって外観上の体裁
を大きく損なうという不都合を招来するものであった。
これは、見出し片の上下幅がポケットの上下幅と同程度
に設けられていることとの関係から、見出し片を取り出
す際に、当該見出し片の反突出側を抜け止めポケットか
ら脱出し易くする必要があるからである。
るために案出されたものであり、その目的は、カード類
の分類、整理を良好に行う効果を維持しつつ、見出し片
の出し入れが極めて容易となるカード類整理用台紙を提
供することにある。
め、本発明は、基シートに透明なフィルムを重合すると
ともに、このフィルムに切り込み部と溶着部とを設けて
複数のポケットを形成し、前記ポケット内に見出し片を
収納して当該見出し片の一部が反綴じ込み側縁から突出
可能に設けられたカード類整理用台紙において、前記見
出し片は、ポケットの上下幅寸法よりも小さな上下幅に
設定される、という構成を採っている。
ド類並びに見出し片は、ポケットの出し入れ口を形成す
る切り込み部を通じて基シート及びフィルム間の隙間内
へ差し込まれる。そして、見出し片を完全に差し込んだ
状態では、見出し片の差し込み方向における先端側は、
ポケットの出し入れ口と相対する底部側を通過して反綴
じ込み側縁から部分的に突出することとなる。この突出
する見出し片の部分には所定のタイトル等を記載して収
納されたカード類のインデックスとして利用される。こ
こで、見出し片の上下幅は、ポケットの上下幅よりも相
対的に小さく設定されているため、切り込み部への差し
込み作業は極めて簡易且つ迅速に行うことができ、切り
込み部の端に見出し片が不用意に引っ掛かる等の問題を
解消し、切り込み部の端から破断し易いという従来の不
都合が回避される。
片の反突出側は上下幅が次第に減少する幅狭部とされる
とともに、この幅狭部は前記ポケットの切り込み部に並
設された抜け止めポケットに収納可能に設けられ、且
つ、前記見出し片は、反突出側が抜け止めポケットに収
納された状態で当該抜け止めポケットの底部に略接する
長さに設けられる、という構成が好ましくは採用され
る。
し込み方向の先端が、台紙の綴じ込み側縁より突出した
位置で、基シートを若干折り曲げて抜け止めポケット内
に見出し片の反突出側を入れる。そして、その後に基シ
ートを平らに戻すことで反突出側を完全に抜け止めポケ
ット内に差し込むことができる。この状態では、前記反
突出側が抜け止めポケットの底部に略接する長さのた
め、見出し片が左右方向に移動する虞が回避されること
となり、複数の見出し片の前記突出側縁を不揃いにする
ことを防止する。なお、見出し片は、その上下幅が上述
のようにポケットの上下幅よりも小さくされているた
め、ポケットと同程度の平面積を備えた見出し片に比べ
て反突出側の差し込みは容易となる。
照しながら説明する。
実施例を図面を参照しながら説明する。
され、図2には図1のA−A線に沿う矢視概略断面図が
示されている。なお、図2は図面の錯綜を回避するた
め、一定の肉厚を示した関係で段差或いは極端な曲り等
が表れているが、実際には全体的に平らとなる。図1及
び図2において、カード類整理用台紙10は、樹脂若し
くは紙によって折り曲げできる程度の柔らかさを有する
略方形の基シート11と、この基シート11の両面にそ
れぞれ重合された透明なフィルム12とを備えて構成さ
れている。
材により、図1中、左右二列及び上下五段のポケット1
3が形成されている。そして、これらの各ポケット13
内には名刺等のカード類14及び見出し片15が出し入
れ可能に設けられている。
れらの上下両縁及び左右両縁に沿う溶着部20,21に
よって一体化されている。また、中央部の上下方向には
溶着部22が設けられているとともに、前記左右の溶着
部21,21の若干内側箇所には、前記ポケット13の
出し入れ口に相対して底部を形成する溶着部23,24
がそれぞれ設けられている。これらの溶着部23,24
間には横方向に向かって溶着部25が設けられ、これに
より、上下五段となる複数のポケット13が形成され
る。
着部22を挟む左右対称位置には切り込み部30が上下
方向に沿って形成され、この切り込み部30によって、
ポケット13及び後述する抜け止めポケットの出し入れ
口が形成されている。また、図1中右端縁に沿う溶着部
21及びこれに隣設する溶着部24の溶着長さはそれぞ
れ同程度に短く設定されており、これら溶着部21,2
4の下部終端21A,24Aと溶着部25までの間は非
溶着部31として形成されている。従って、ポケット1
3内に収納される見出し片15の右端一定領域は、前記
非溶着部31を通過して反綴じ込み側縁より突出可能と
なる。
右対称位置に形成された切り込み部30との間は、図2
に示されるように、見出し片15の抜け止めポケット3
5として形成されている。
に、ポケット13の上下幅の略1/2の幅を有する細長
い片状に形成されており、この見出し片15の図1中右
側上縁には段部15Aを介して切欠部15Bが形成され
ている。この切欠部15Bによって、見出し片15の右
端一定領域が非溶着部31を通過可能な幅に設けられて
いる。ここで、見出し片15の段部15Aは前記溶着部
24の下部終端24Aに係合するように形成されてお
り、この段部15Aが係合した状態で見出し片15の更
なる突出が規制されるようになっている。また、見出し
片15の図中左端側、すなわち反突出側は、上下幅が次
第に減少する幅狭部15Cとなる円弧状に形成されてい
る。見出し片15は、前記段部15Aが溶着部24によ
って右方向へ移動規制される位置で、幅狭部15Cの先
端が抜け止めポケット35の底部となる溶着部22に略
接する長さとされている。
り、この綴じ込み用穴40にてカード類整理用台紙10
を図示しないバインダーに綴じ込むことができる。
おいて、前記ポケット13の出し入れ口を形成する切り
込み部30より名刺等各種のカード類14を差し込んで
これを収納することができる。同様にして、見出し片1
5もポケット13内に差し込むことができ、この見出し
片15の右端一定領域は、前記反綴じ込み側縁から部分
的に突出される。この際、突出する部分に所定のタイト
ルを付し、以後の検索等のインデックスとして利用する
ことができる。見出し片15の反突出側となる幅狭部1
5Cは、見出し片15の右端一定領域を突出させた後、
基シート11を若干折り曲げつつ抜け止めポケット35
内に差し込むことができ、これによって見出し片15は
左右方向への移動が規制されることとなる。
し片15がポケット13の上下幅に対して略1/2の上
下幅に設定されているから、この見出し片15をポケッ
ト13内に差し込む時に、当該ポケット13の出し入れ
口となる切り込み部30の端に見出し片15が引っ掛か
るようなことは全くなく、これによって切り込み部30
の端を破断する虞を防止しつつ見出し片15のスムース
なる差し込みを行えるという効果を得る。
面形状が円弧状となるように形成したから、抜け止めポ
ケット35への差し込みも難なく行うことができる。ま
た、見出し片15をポケット13から取り出す必要が生
じた場合には、基シート11の中央部付近を折り曲げて
抜け止めポケット35の口、すなわち切り込み部30を
開かせることができ、これによって幅狭部15Cを容易
に脱出させることが可能となり、以後幅狭部15を抜け
止めポケット35のフィルム12上に露出させて取り出
しを行うことができる。
用台紙10の反綴じ込み側縁から突出してその突出量が
一定に保たれる構成となっているため、本カード類整理
用台紙10をバインダーに多数枚綴じ込んだときに、突
出した部分を摘んでページ捲りに利用することも常に可
能となる。
ット13の上下幅寸法の略1/2としたが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、例えば、ポケット13の上
下幅寸法の略1/3等に設定してもよい。要するに、見
出し片15をポケット13内に差し込む時に、切り込み
部30の端に見出し片15の差し込み側縁が引っ掛かる
ことのない程度に設定されていれば足りる。
狭部15Cを必ずしも設けない場合を含む他、幅狭部1
5Cの平面形状が円弧状となるように形成したものの他
に、左端に頂点が位置する三角形等に形成してもよい。
本発明における幅狭部15Cは、抜け止めポケット35
側に向かって次第に上下幅が減少した種々の形状を採用
することができる。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 基シートに透明なフィルムを重合すると
ともに、このフィルムに切り込み部と溶着部とを設けて
複数のポケットを形成し、前記ポケット内に見出し片を
収納して当該見出し片の一部が反綴じ込み側縁から突出
可能に設けられたカード類整理用台紙において、前記見
出し片は、ポケットの上下幅寸法よりも小さな上下幅に
設定されていることを特徴とするカード類整理用台紙。 - 【請求項2】 前記見出し片の反突出側は上下幅が次第
に減少する幅狭部とされ、この幅狭部は前記ポケットに
並設された抜け止めポケットに差し込み可能に設けら
れ、且つ、前記見出し片は、反突出側が抜け止めポケッ
トに収納された状態で当該抜け止めポケットの底部に略
接する長さに設けられていることを特徴とする請求項1
記載のカード類整理用台紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7227725A JP3047961B2 (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | カード類整理用台紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7227725A JP3047961B2 (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | カード類整理用台紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0971076A true JPH0971076A (ja) | 1997-03-18 |
JP3047961B2 JP3047961B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=16865386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7227725A Expired - Lifetime JP3047961B2 (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | カード類整理用台紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3047961B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63134776U (ja) * | 1987-02-25 | 1988-09-05 | ||
JPH0347902U (ja) * | 1989-09-11 | 1991-05-07 |
-
1995
- 1995-09-05 JP JP7227725A patent/JP3047961B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63134776U (ja) * | 1987-02-25 | 1988-09-05 | ||
JPH0347902U (ja) * | 1989-09-11 | 1991-05-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3047961B2 (ja) | 2000-06-05 |
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