JPH0970664A - レーザスポット光による開先倣い方法と装置 - Google Patents

レーザスポット光による開先倣い方法と装置

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JPH0970664A
JPH0970664A JP23123295A JP23123295A JPH0970664A JP H0970664 A JPH0970664 A JP H0970664A JP 23123295 A JP23123295 A JP 23123295A JP 23123295 A JP23123295 A JP 23123295A JP H0970664 A JPH0970664 A JP H0970664A
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JP
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groove
welding
welding torch
laser spot
image
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JP23123295A
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Shinya Watanabe
真也 渡辺
Akio Tejima
秋雄 手島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲が明るい場所でも、溶接位置を精度良く
検出することができ、構造がシンプルであり、かつ開先
寸法や開先の中心を簡単な画像処理で正確に求めること
ができるレーザスポット光による開先倣い方法及装置を
提供する。 【解決手段】 溶接トーチ12、横移動装置14、溶接
台車16、及び開先検出装置18を備える。開先検出装
置18は、レーザユニット19とCCDカメラ20から
なり、電極12aの軸線、レーザスポット光19a、及
びCCDカメラの撮像中心線が、溶接位置Aを通りかつ
同一のy−z平面内に位置している。溶接トーチを開先
に沿って複数のz位置に移動させ、それぞれのz位置
で、溶接トーチを開先を横断して複数のx位置に横移動
させ、各x位置におけるレーザスポット光の像を撮像
し、この像を画像処理して表面位置yを求め、x,y,
zの位置から開先の中心位置Aを算出し、溶接時に溶接
トーチを算出した開先の中心位置Aを通るように位置決
めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザスポット光によ
る溶接用開先の倣い方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ティグ溶接(TIG溶接)は、図4に模
式的に示すように、不活性ガス雰囲気中でタングステン
電極と母材(被溶接材)との間にアークを発生させて溶
接棒を溶かし溶接する方法であり、溶接継手として極め
て優れており、船舶、化学プラント、橋梁等の大型構造
物において開先を有する厚板(例えば30mm厚以上)
の溶接に広く用いられている。また、かかる開先を有す
る厚板を溶接する場合に、溶接作業の省力化、無人化の
手段として、開先を自動的に倣う自動溶接が種々提案さ
れており、その一部が既に実施されている。
【0003】図5(A)は、レーザ光を用いた従来の開
先倣い装置の模式図であり、2枚の厚板(被溶接材6)
の端面にそれぞれ開先(隅を約45度で切断した部分)
が設けられ、その開先を突き合わせて溶接する場合を示
している。この開先倣い装置は、溶接トーチ1による溶
接位置Aに向けて、レーザユニット2とCCDカメラ3
を斜めに配置し、溶接前に、レーザユニット2からスリ
ット状のレーザ光(レーザスリット光4)を照射して、
開先部分の表面に沿って山形に写るレーザスリット光の
像4a(図6B参照)をCCDカメラ3で撮像し、画像
処理により開先の中心位置(溶接位置A)を検出してこ
れを記憶し、溶接時に記憶した溶接位置Aに沿って溶接
トーチ1を移動させて、開先を倣いながら溶接するよう
になっている。なお、図5において、1aはタングステ
ン電極、5は溶接棒である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のレーザ光を用いた開先倣い装置は、レーザスリット
光4の像4aが暗く、周囲が明るい場合には、画像処理
による識別が困難であり、開先の中心位置(溶接位置
A)の検出精度が大幅に低下する問題点があった。すな
わち、レーザユニット2(例えば半導体レーザ素子)に
よるレーザ光の出力は、CCDカメラ3に隣接して設置
するため小さく、しかもこのレーザ光をスリット状に広
げて投射するために、レーザスリット光4の像は益々暗
くなってしまい、明るい屋外や照明下では、二値化によ
るパターン抽出が困難になる問題点があった。
【0005】この問題点を解決するために、レーザユニ
ットの前部にレーザ光を左右に振る光学系を備え、レー
ザユニットからスポット状のレーザ光(レーザスポット
光)を照射しながら、光学系によりこれを左右に振っ
て、開先部分の表面に写るレーザスポット光の像をCC
Dカメラで撮像する開先倣い装置も提案されている。し
かし、この装置は、レーザスポット光の像は明るいが、
ミラーやプリズムからなる光学系とその駆動機構が複
雑であり、故障しやすい問題点があった。
【0006】更に、上述した従来の開先倣い装置では、
レーザ光の当たる位置とCCDカメラの位置とが必ず
しも一致しないため、開先寸法や開先の中心(溶接位
置)を求める画像処理が複雑となる問題点があった。
【0007】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち本発明の目的は、周囲
が明るい場所でも、開先の中心位置(溶接位置)を精度
良く検出することができ、構造がシンプルであり、かつ
開先寸法や開先の中心(溶接位置)を簡単な画像処理で
正確に求めることができるレーザスポット光による開先
倣い方法と装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、y軸に
平行な電極を有する溶接トーチと、溶接トーチを開先を
横断してx軸方向に横移動させる横移動装置と、溶接ト
ーチを開先に沿ってz軸方向に移動させる溶接台車と、
溶接トーチに固定された開先検出装置と、を備え、開先
検出装置は、被溶接材に向けてレーザスポット光を照射
するレーザユニットと、被溶接材の表面に写るレーザス
ポット光の像を撮像するCCDカメラと、からなり、溶
接トーチの電極の軸線、レーザスポット光、及びCCD
カメラの撮像中心は、溶接位置Aを通りかつ同一のy−
z平面内に位置しており、溶接トーチを開先に沿って複
数のz位置に移動させ、それぞれのz位置で、溶接トー
チを開先を横断して複数のx位置に横移動させ、各x位
置におけるレーザスポット光の像を撮像し、この像を画
像処理してレーザスポット光の像の位置する開先部分の
表面位置yを求め、x,y,zの位置から開先の中心位
置Aを算出し、溶接時に溶接トーチを算出した開先の中
心位置Aを通るように位置決めする、ことを特徴とする
レーザスポット光による開先倣い方法が提供される。本
発明の好ましい実施形態によれば、横軸にx位置、縦軸
にy位置を画像表示させ、y位置の最大と最小の間の複
数位置でy座標を一定に保持して水平走査し、前記画像
と交差する2点の中間位置のx座標を求め、その平均値
を開先の中心位置とする。
【0009】更に本発明によれば、開先の溶接位置に向
いた電極を有する溶接トーチと、溶接トーチを開先を横
断して横移動させる横移動装置と、溶接トーチを開先に
沿って移動させる溶接台車と、溶接トーチに固定された
開先検出装置と、画像処理装置及び溶接制御装置と、を
備え、開先検出装置は、溶接位置Aに向けてレーザスポ
ット光を照射するレーザユニットと、開先部分の表面に
写るレーザスポット光の像を撮像するCCDカメラと、
からなり、溶接制御装置により、溶接トーチを開先に沿
って複数のz位置に移動させ、それぞれのz位置で、溶
接トーチを開先を横断して複数のx位置に横移動させ、
各x位置におけるレーザスポット光の像を撮像し、画像
処理装置により、撮像した像を画像処理してレーザスポ
ット光の像の位置する開先部分の表面位置yを求め、
x,y,zの位置から開先の中心位置を算出し、更に、
溶接制御装置により、溶接時に溶接トーチを算出した開
先の中心位置を通るように位置決めする、ことを特徴と
するレーザスポット光による開先倣い装置が提供され
る。本発明の好ましい実施形態によれば、溶接トーチに
レーザユニットとCCDカメラが一体に取り付けられ、
かつ溶接トーチの電極、レーザユニットのレーザスポッ
ト光、及びCCDカメラの撮像中心線が、溶接位置Aを
通るy−z平面内に位置し、かつ互いに少なくとも15
〜30°の角度をなしている。
【0010】上述した本発明の方法及び装置によれば、
各z位置で、溶接トーチを開先を横断して複数のx位置
に横移動させ、各x位置におけるレーザスポット光の像
を撮像するので、レーザスポット光を拡散せずに明るい
まま使用でき、周囲が明るい場所でも、開先の中心位置
(溶接位置)を二値化処理により精度良く検出すること
ができる。
【0011】また、レーザユニットとCCDカメラから
なる開先検出装置が、同一の溶接トーチに固定されお
り、溶接トーチの電極の軸線、レーザスポット光、及び
CCDカメラの撮像中心線が、溶接位置Aを通りかつ同
一のy−z平面内に位置しているので、各x位置におけ
るレーザスポット光の像は、撮像された画像上ではCR
Tの中心位置で上下に振れるだけであり、この振れ幅か
らレーザスポット光の像の表面位置yを簡単な演算処理
で求めることができる。従って、各x位置における求め
たy位置をそのままx−y座標上に画像表示すれば、こ
の画像は正確な開先寸法を表示しており、これを画像処
理することにより、開先寸法や開先の中心(溶接位置)
を正確に求めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略す
る。図1は、本発明によるレーザスポット光による開先
倣い装置の全体構成図であり、図5と同様に2枚の厚板
(被溶接材6)の端面にそれぞれ開先(隅を約45度で
切断した部分)が設けられ、その開先を突き合わせて溶
接する場合を示している。本発明において、溶接線は直
線であっても曲線であってもよく、また、水平であって
も垂直であってもよい。なお、以下の説明では、説明の
明瞭化のため、溶接線が直線でかつ水平な場合について
説明する。
【0013】図1において、本発明の開先倣い装置10
は、溶接トーチ12、横移動装置14、溶接台車16、
開先検出装置18、画像処理装置22、及び溶接制御装
置24を備えている。溶接トーチ12は、y軸に平行な
電極12aを有し、この電極12aは、開先の溶接位置
Aに向いている。横移動装置14は、溶接トーチ12を
開先を横断してx軸方向に横移動させるようになってい
る。この横移動は、溶接制御装置24により数値制御さ
れる。溶接台車16は、溶接トーチ12を開先に沿って
z軸方向に移動させるようになっており、この移動も溶
接制御装置24により数値制御される。
【0014】開先検出装置18は、被溶接材6に向けて
レーザスポット光19aを照射するレーザユニット19
と、被溶接材18の表面に写るレーザスポット光19a
の像を撮像するCCDカメラ20と、からなる。
【0015】図2は、図1の溶接トーチ12と開先検出
装置18を示す側面図である。この図に示すように、溶
接トーチ12にレーザユニット19とCCDカメラ20
が一体に取り付けられ、かつ溶接トーチ12の電極12
a、レーザユニット19のレーザスポット光19a、及
びCCDカメラ20の撮像中心線が、溶接位置Aを通る
y−z平面内に位置し、かつ互いに少なくとも15〜3
0°の角度θをなしている。この角度θは、被溶接材1
8の表面に写るレーザスポット光19aの像の開先部分
における上下移動を正確に検出できるように、できる限
り90°に近いことが望ましい。この構成により、レー
ザスポット光12aの像が、CCDカメラ20による画
像の中心位置に位置し、この位置における上下の振れ幅
からレーザスポット光12aの像の表面位置yを簡単な
演算処理で求めることができる。
【0016】なお、図2において、溶接トーチ12の片
側にレーザユニット19とCCDカメラ20の両方が取
り付けられているが、本発明はこれに限定されず、例え
ば、溶接トーチ12の両側にレーザユニット19とCC
Dカメラ20を別々に取り付けてもよい。
【0017】図3は、本発明によるレーザスポット光に
よる開先倣い方法を示すフロー図である。この図におい
て、本発明の方法は、溶接トーチ12を開先に沿って
複数のz位置に移動させ、それぞれのz位置で、溶接ト
ーチ12を開先を横断して複数のx位置に横移動させ、
各x位置におけるレーザスポット光19aの像を撮像す
る第1ステップS1と、撮像した像を画像処理してレ
ーザスポット光19aの像の位置する開先部分の表面位
置yを求め、x,y,zの位置から開先の中心位置Aを
算出する第2ステップS2と、溶接時に溶接トーチ1
2を算出した開先の中心位置Aを通るように位置決めす
る第3ステップS3とからなる。
【0018】第1ステップS1は、溶接制御装置24及
び画像処理装置22により、第2ステップS2は、画像
処理装置22により、第3ステップS3は、溶接制御装
置24により、それぞれ制御される。
【0019】更に、図3に示すように、第2ステップS
2の画像処理において、(a)各x位置におけるレーザ
スポット光19aの振れ幅からレーザスポット光の像の
表面位置yを求め、各x位置における求めたy位置をそ
のままx−yの直交座標上に画像表示すれば、この画像
は正確な開先寸法を表示しており、(b)これを画像処
理することにより、開先寸法(開先の幅や深さ等)を正
確に求めることができる。
【0020】また、(c)横軸にx位置、縦軸にy位置
を画像表示させ、y位置の最大と最小の間の複数位置で
y座標を一定に保持して水平走査し、前記画像と交差す
る2点の中間位置のx座標を求め、その平均値を開先の
中心位置とする、ことにより、開先の中心位置すなわち
溶接位置を簡単な演算により正確に求めることができ
る。
【0021】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。例えば、前述のように溶接線が曲線
であっても垂直であってもよく、曲線の場合には、上述
した説明におけるz軸をその接線方向とすることにより
同様に適用できる。また、溶接方法も、TIG溶接に限
定されず、その他の溶接手段、例えばアーク溶接、プラ
ズマ溶接等にも適用できる。
【0022】
【発明の効果】上述したように、本発明のレーザスポッ
ト光による開先倣い方法と装置によれば、各z位置で、
溶接トーチを開先を横断して複数のx位置に横移動さ
せ、各x位置におけるレーザスポット光の像を撮像する
ので、レーザスポット光を拡散せずに明るいまま使用で
き、周囲が明るい場所でも、開先の中心位置(溶接位
置)を二値化処理により精度良く検出することができ
る。
【0023】また、レーザユニットとCCDカメラから
なる開先検出装置が、同一の溶接トーチに固定されお
り、溶接トーチの電極の軸線、レーザスポット光、及び
CCDカメラの撮像中心線が、溶接位置Aを通りかつ同
一のy−z平面内に位置しているので、各x位置におけ
るレーザスポット光の像は、撮像された画像上ではCR
Tの中心位置で上下に振れるだけであり、この振れ幅か
らレーザスポット光の像の表面位置yを簡単な演算処理
で求めることができる。従って、各x位置における求め
たy位置をそのままx−y座標上に画像表示すれば、こ
の画像は正確な開先寸法を表示しており、これを画像処
理することにより、開先寸法や開先の中心(溶接位置)
を正確に求めることができる。
【0024】従って、本発明のレーザスポット光による
開先倣い方法と装置は、周囲が明るい場所でも、開先の
中心位置(溶接位置)を精度良く検出することができ、
構造がシンプルであり、かつ開先寸法や開先の中心(溶
接位置)を簡単な画像処理で正確に求めることができ
る、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザスポット光による開先倣い
装置の全体構成図である。
【図2】図1の溶接トーチと開先検出装置を示す側面図
である。
【図3】本発明によるレーザスポット光による開先倣い
方法を示すフロー図である。
【図4】ティグ溶接(TIG溶接)の模式図である。
【図5】レーザ光を用いた従来の開先倣い装置の模式図
である。
【符号の説明】
1 溶接トーチ 1a タングステン電極 2 レーザユニット 3 CCDカメラ 4 レーザスリット光 4a 像 5 溶接棒 6 被溶接材 10 開先倣い装置 12 溶接トーチ 12a 電極 14 横移動装置 16 溶接台車 18 開先検出装置 19 レーザユニット 19a レーザスポット光 20 CCDカメラ 22 画像処理装置 24 溶接制御装置 A 溶接位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01S 3/00 H01S 3/00 F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 y軸に平行な電極を有する溶接トーチ
    と、溶接トーチを開先を横断してx軸方向に横移動させ
    る横移動装置と、溶接トーチを開先に沿ってz軸方向に
    移動させる溶接台車と、溶接トーチに固定された開先検
    出装置と、を備え、 開先検出装置は、被溶接材に向けてレーザスポット光を
    照射するレーザユニットと、被溶接材の表面に写るレー
    ザスポット光の像を撮像するCCDカメラと、からな
    り、溶接トーチの電極の軸線、レーザスポット光、及び
    CCDカメラの撮像中心線は、溶接位置Aを通りかつ同
    一のy−z平面内に位置しており、 溶接トーチを開先に沿って複数のz位置に移動させ、 それぞれのz位置で、溶接トーチを開先を横断して複数
    のx位置に横移動させ、 各x位置におけるレーザスポット光の像を撮像し、この
    像を画像処理してレーザスポット光の像の位置する開先
    部分の表面位置yを求め、 x,y,zの位置から開先の中心位置Aを算出し、 溶接時に溶接トーチを算出した開先の中心位置Aを通る
    ように位置決めする、ことを特徴とするレーザスポット
    光による開先倣い方法。
  2. 【請求項2】 横軸にx位置、縦軸にy位置を画像表示
    させ、y位置の最大と最小の間の複数位置でy座標を一
    定に保持して水平走査し、前記画像と交差する2点の中
    間位置のx座標を求め、その平均値を開先の中心位置と
    する、ことを特徴とする請求項1に記載のレーザスポッ
    ト光による開先倣い方法。
  3. 【請求項3】 開先の溶接位置に向いた電極を有する溶
    接トーチと、溶接トーチを開先を横断して横移動させる
    横移動装置と、溶接トーチを開先に沿って移動させる溶
    接台車と、溶接トーチに固定された開先検出装置と、画
    像処理装置及び溶接制御装置と、を備え、 開先検出装置は、溶接位置Aに向けてレーザスポット光
    を照射するレーザユニットと、開先部分の表面に写るレ
    ーザスポット光の像を撮像するCCDカメラと、からな
    り、 溶接制御装置により、溶接トーチを開先に沿って複数の
    z位置に移動させ、それぞれのz位置で、溶接トーチを
    開先を横断して複数のx位置に横移動させ、各x位置に
    おけるレーザスポット光の像を撮像し、 画像処理装置により、撮像した像を画像処理してレーザ
    スポット光の像の位置する開先部分の表面位置yを求
    め、x,y,zの位置から開先の中心位置を算出し、 更に、溶接制御装置により、溶接時に溶接トーチを算出
    した開先の中心位置を通るように位置決めする、ことを
    特徴とするレーザスポット光による開先倣い装置。
  4. 【請求項4】 溶接トーチにレーザユニットとCCDカ
    メラが一体に取り付けられ、かつ溶接トーチの電極、レ
    ーザユニットのレーザスポット光、及びCCDカメラの
    撮像中心線が、溶接位置Aを通るy−z平面内に位置
    し、かつ互いに少なくとも15〜30°の角度をなして
    いる、ことを特徴とする請求項3に記載のレーザスポッ
    ト光による開先倣い装置。
JP23123295A 1995-09-08 1995-09-08 レーザスポット光による開先倣い方法と装置 Pending JPH0970664A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007237220A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Komatsu Ltd 溶接ロボットの制御方法およびこれにより溶接された被溶接材、溶接ロボットの制御プログラム
JP2022018144A (ja) * 2020-07-15 2022-01-27 日鉄エンジニアリング株式会社 開先形状測定方法、自動溶接方法、および自動溶接装置

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