JPH0970573A - コーディング装置 - Google Patents

コーディング装置

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JPH0970573A
JPH0970573A JP7227984A JP22798495A JPH0970573A JP H0970573 A JPH0970573 A JP H0970573A JP 7227984 A JP7227984 A JP 7227984A JP 22798495 A JP22798495 A JP 22798495A JP H0970573 A JPH0970573 A JP H0970573A
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Toshiyuki Tamura
敏行 田村
Hidekazu Ishii
英和 石井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】読取り可能な記号を重ねて印刷しても各記号を
区別して読取ることを可能にする。 【解決手段】葉書2を搬送する搬送用ベルト18,21
からなる搬送路の途中にに第1の印刷ユニット23と第
2の印刷ユニット24を配置し、第1の印刷ユニットの
サーマルヘッドユニット30で使用するインクリボンの
蛍光インクの発光波長と第2の印刷ユニットのサーマル
ヘッドユニット43で使用するインクリボンの蛍光イン
クの発光波長とを異ならせ、通常は第1の印刷ユニット
でラベルにバーコードを印刷して葉書に貼り、バーコー
ドに誤りがあって一旦貼ったラベルの上にラベルを重ね
て貼るときには第2の印刷ユニットでラベルに正しいバ
ーコードを印刷して葉書に貼る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、郵便物に記載され
ている郵便番号等の情報を入力することにより、その情
報をバーコード等の読取り可能な記号に変換して郵便物
に付加するコーディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、郵便業務のより一層の合理化を図
るために、郵便物の区分作業の機械化が一段と進められ
ている。この一環として、郵便物上に記載された郵便番
号等の情報を入力することにより、その情報をバーコー
ド等の読取り可能な記号に変換して郵便物に印刷するコ
ーディング装置が提案されている。このようなコーディ
ング装置としては、例えば、特公昭61−15758号
公報が知られている。
【0003】この公報のコーディング装置は、供給部に
集積されている葉書等の郵便物を1枚ずつ送り出し、送
り出した郵便物を搬送路において一旦停止させ、この状
態でオペレータが郵便物から郵便番号等の情報を読取っ
てキー入力する。郵便物はその後バーコード印刷部に搬
送され、その印刷部でキー入力した郵便番号に対応した
バーコードが郵便物にインクジェットプリンタ等により
印刷される。印刷後、郵便物はスタッカに送られる。そ
して、スタッカに集められたバーコード印刷済みの郵便
物は、その後バーコードが光学的に読取られて仕分けさ
れることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
コーディング装置において、例えば、オペレータが郵便
番号等の情報を誤ってキー入力することがあると、郵便
物上には誤った情報のバーコードが印刷されることにな
る。このような場合、改めて正しい情報をキー入力して
その郵便物上に正しい情報のバーコードを印刷する必要
があるが、郵便物上にはすでに誤ったバーコードが印刷
されているため、誤ったバーコードの上に正しいバーコ
ードが重なって印刷されることになる。しかし、このよ
うに2つのバーコードが重なって印刷された場合、後で
バーコードを光学的に読取る場合に正常な読取りができ
ないことになり、このため、仕分けを手作業で行わなけ
ればならないという不都合があった。
【0005】また、郵便物上に正しい情報のバーコード
が印刷された場合でも、配達時に郵便物の受取人が転居
してしまっている場合、郵便局ではこの郵便物に転居先
の情報を新たに付加して転送することになるが、この場
合も2つのバーコードが重なって印刷されることにな
り、仕分けを手作業で行わなければならないという不都
合があった。
【0006】そこで請求項1及び2記載の発明は、郵便
物上に直接、又はラベル等を介して間接的にバーコード
等の読取り可能な記号を印刷するものにおいて、読取り
可能な記号を重ねて印刷しても各記号を区別して読取る
ことができ、従って、後での機械処理による仕分けが可
能な印刷ができるコーディング装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
郵便物に記載されている郵便番号等の情報を入力し、こ
の入力した情報をバーコード等の読取り可能な記号に変
換して郵便物に付加するコーディング装置において、読
取り可能な記号を郵便物に付加する手段は、発光波長が
それぞれ異なった蛍光インクを使用して印刷を行う複数
の印刷装置からなり、この各印刷装置を選択的に動作さ
せることにある。
【0008】この発明では、郵便物上にバーコード等の
読取り可能な記号を重ねて付加するときには使用する印
刷装置を換えることで使用する蛍光インクの発光波長が
異なるので、重なっている各記号を区別して読取ること
が可能となる。
【0009】請求項2記載の発明は、郵便物に記載され
ている郵便番号等の情報を入力し、この入力した情報を
バーコード等の読取り可能な記号に変換して郵便物に付
加するコーディング装置において、読取り可能な記号を
郵便物に付加する手段は、励起波長がそれぞれ異なった
蛍光インクを使用して印刷を行う複数の印刷装置からな
り、この各印刷装置を選択的に動作させることにある。
【0010】この発明では、郵便物上にバーコード等の
読取り可能な記号を重ねて付加するときには使用する印
刷装置を換えることで使用する蛍光インクの励起波長が
異なるので、重なっている各記号を区別して読取ること
が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1はコーディング装置の外観を
示す斜視図で、1は郵便物、例えば多数枚の葉書2を収
納した供給部、3は葉書2を搬送する搬送部、4は郵便
番号等の情報を入力するためのキー、このキーで入力し
た情報を訂正のために再度入力させる訂正キー、印刷を
開始させるための印刷実行キー、訂正印刷を開始させる
ための訂正印刷キー等を設けたキーボード、5は葉書2
に読取り可能な記号、例えばバーコードを印刷する印刷
部である。この印刷部5には印刷の終了した葉書2を収
納する収納部6を出入れ自在に設けている。
【0012】この装置では、オペレータは、供給部1か
ら葉書2を取出し、この葉書2から郵便番号等の情報を
読取ってキーボード4のキー操作により情報を入力し、
その後、葉書2を表側を前にして搬送部3に戻し、この
状態でキーボード4の印刷実行キー又は訂正印刷キーを
操作する作業を行う。これにより、搬送部3の葉書2は
印刷部5に送込まれて所定の位置にバーコードが印刷さ
れ、印刷が終了すると収納部6に収納されることにな
る。
【0013】図2はコーディング装置内の概略構成を示
す平面図で、前記搬送部3は、1対のローラ10,11
間に掛け渡された搬送用ベルト12と1対のローラ1
3,14間に掛け渡された搬送用ベルト15からなり、
葉書2を各搬送用ベルト12,15で挟持して印刷部5
に搬送するようになっている。前記印刷部5は、1対の
ローラ16,17間に掛け渡された搬送用ベルト18と
1対のローラ19,20間に掛け渡された搬送用ベルト
21を備え、前記各搬送用ベルト12,15によって搬
送部3から搬送された葉書2をこの搬送用ベルト18,
21で挟持して前記収納部6の上方まで搬送するように
なっている。前記搬送ベルト18は途中テンションロー
ラ22により内側に押圧され適当なテンションがかかる
ようになっている。
【0014】前記搬送用ベルト18,21からなる搬送
路の途中に手前から通常印刷を行う第1の印刷ユット2
3と訂正印刷を行う第2の印刷ユニット24を配置して
いる。前記第1の印刷ユニット23は、ラベル用紙リー
ル25を備え、このラベル用紙リール25からラベル用
紙26をプーリ27,28を介してプラテンローラ29
へ送出し、このプラテンローラ29の位置にてサーマル
ヘッドユニット30によりラベル用紙26のラベルにバ
ーコードを印刷する。そして、バーコードを印刷したラ
ベル用紙26をラベル剥離機31に送ってラベルと台紙
32とに分離し、ラベルを貼付ローラ33,34により
搬送する葉書2に貼着し、台紙32をプーリ35,36
を介して台紙巻取りリール37で巻き取るようにしてい
る。このとき葉書2とラベルは同期が取られ、ラベルは
葉書2の所定の位置、すなわち、葉書2の先端を基準に
した所定の位置に貼り付けられる。例えば図3に示すよ
うに、葉書2の右隅にラベルRを貼る。
【0015】前記第2の印刷ユニット24は、ラベル用
紙リール38を備え、このラベル用紙リール38からラ
ベル用紙39をプーリ40,41を介してプラテンロー
ラ42へ送出し、このプラテンローラ42の位置にてサ
ーマルヘッドユニット43によりラベル用紙39のラベ
ルにバーコードを印刷する。そして、バーコードを印刷
したラベル用紙39をラベル剥離機44に送ってラベル
と台紙45とに分離し、ラベルを貼付ローラ46,47
により搬送する葉書2に貼着し、台紙45をプーリ4
8,49を介して台紙巻取りリール50で巻き取るよう
にしている。このとき葉書2とラベルは同期が取られ、
ラベルは葉書2の所定の位置、すなわち、前記第1の印
刷ユニット23からのラベルを貼った位置と同じ位置に
貼り付けられる。
【0016】各印刷ユニット23,24で使用するラベ
ルRは、例えば透明なPETフィルムで構成している。
また、ラベルRに印刷するバーコードは、図4に示すよ
うに、ロングバー51a、短いタイミングバー51b、
上又は下に長い2種類のハーフバー51c,51dの合
計4種類から構成され、3本で1つの数字を表わす4ス
テート3本バーとなっている。
【0017】前記各印刷ユニット23,24のサーマル
ヘッドユニット30,43は、図5に示すように、プラ
テンローラ29,42に対向してサーマルヘッド52を
配置すると共に、インクリボン供給リール53とインク
リボン巻取リール54を設け、インクリボン供給リール
53からのインクリボン55を前記サーマルヘッド52
とラベル用紙26,39との間を通してインクリボン巻
取リール54で巻き取るようになっている。
【0018】前記第1の印刷ユニット23で使用するイ
ンクリボン55は、例えば図7に示すように、発光波長
が約550nmの無機系の蛍光顔料(La,Ce)
(P,Si)O:Tbとワックスを少なくとも含んだ熱
転写インクリボンであり、また、前記第2の印刷ユニッ
ト24で使用するインクリボン55は、例えば図8に示
すように、発光波長が約650nmの無機系の蛍光顔料
3.5MgO・0.5MgF・GeO:Mnとワックス
を少なくとも含んだ熱転写インクリボンである。これら
の蛍光顔料は波長が254nmの励起光により発光す
る。なお、無機系の蛍光顔料の代わりに有機系の蛍光顔
料や染料を主成分としたものを使用してもよい。また、
発光波長や励起光の波長はこれに限定されるものではな
い。
【0019】このコーデング装置は、キーボード4から
のキー入力に対して図6に示す処理を行う。すなわち、
キーボード4において郵便番号等の情報を入力するため
のキー操作が行われると情報の入力処理を行う。この状
態で訂正キーの操作があると再度情報のキー入力が可能
となる。情報の入力処理が行われた後に、印刷実行キー
の操作があると、印刷部5では第1の印刷ユニット23
による第1の印刷処理が行われ、葉書2に対して入力情
報に基づくバーコードを印刷したラベルの貼着を行う。
また、情報の入力処理が行われた後に、訂正印刷キーの
操作があると、印刷部5では第2の印刷ユニット24に
よる第2の印刷処理が行われ、葉書2に対して入力情報
に基づくバーコードを印刷したラベルの貼着を行う。
【0020】このような構成においては、オペレータは
供給部1から葉書2を取出して郵便番号等の情報を読取
り、キーボード4のキー操作により読取った情報を入力
する。そして、キー入力操作を終えると、オペレータは
葉書2を表側(切手側)を手前にし、かつ切手側が上に
なるように横向きにして搬送部3にセットし、キーボー
ド4の印刷実行キーを操作する。これにより搬送用ベル
ト12,15で葉書2を挟持して搬送する。こうして葉
書2は横向きとなって印刷部5に送り込まれる。印刷部
5では搬送用ベルト18,21で葉書2を挟持して搬送
する。また、印刷部5では第1の印刷ユニット23が動
作し、ラベル用紙リール25から送り出されるラベル用
紙26のラベルに対してサーマルヘッドユニット30の
サーマルヘッド52により入力した情報に対応したバー
コードを印刷する。このときラベルには熱転写インクリ
ボン55により発光波長が約550nmの蛍光インクで
バーコードが印刷される。そして、印刷されたラベルは
ラベル剥離機29により台紙32から分離されて貼付ロ
ーラ33,34へ送られ、この貼付ローラ33,34に
より葉書2の所定の位置に貼着される。
【0021】こうして葉書2に対して図3に示すように
バーコードを印刷した透明なラベルRが貼着される。そ
してラベルRを貼着した葉書2は搬送用ベルト18,2
1により継続して搬送され収納部6に収納される。
【0022】このようにバーコードをラベルRに印刷し
た後、そのラベルRを葉書2に貼着するので、葉書2の
紙質や状態に影響されること無くバーコードを葉書2に
対して鮮明に付すことができる。従って、後で仕分けす
る時にバーコードを確実に読み取ることができる。
【0023】また、オペレータがキーボード4からの情
報入力操作を誤ることがあると、葉書2には誤ったバー
コードを印刷したラベルが貼着されることになる。この
ときには、この葉書2に記載されている正しい情報を改
めてキーボード4のキー操作により入力する。そして、
キー入力操作を終えると、オペレータは葉書2を表側
(切手側)を手前にし、かつ切手側が上になるように横
向きにして搬送部3にセットし、キーボード4の訂正印
刷キーを操作する。これにより搬送用ベルト12,15
で葉書2を挟持して搬送する。こうして葉書2は横向き
となって印刷部5に送り込まれる。印刷部5では搬送用
ベルト18,21で葉書2を挟持して搬送する。また、
印刷部5では第2の印刷ユニット24が動作し、ラベル
用紙リール38から送り出されるラベル用紙39のラベ
ルに対してサーマルヘッドユニット43のサーマルヘッ
ド52により入力した情報に対応したバーコードを印刷
する。このときラベルには熱転写インクリボン55によ
り発光波長が約650nmの蛍光インクでバーコードが
印刷される。そして、印刷されたラベルはラベル剥離機
44により台紙45から分離されて貼付ローラ46,4
7へ送られ、この貼付ローラ46,47により前に貼っ
たラベルの上に今回のラベルを重ねて貼着する。すなわ
ち、葉書2にはすでに図4の(a) に示すラベルR1 が貼
られているとすると、このラベルR1 の上に図4の(b)
に示す今回バーコードを印刷したラベルR2 を貼着す
る。こうして葉書2には図4の(c) に示すようにラベル
R1 の上にラベルR2 が重ねて貼着されることになる。
【0024】このようにしてラベルが貼られた葉書2は
その後、読取装置でバーコードを読取って仕分けされ
る。このとき葉書2に貼られているラベルが第1の印刷
ユニット23でバーコードを印刷したラベルであれば、
バーコードを読取る第1の読取装置のセンサの前に図9
にY−48で示す波長通過特性を持つフィルタを使用し
て発光波長が約550nmの蛍光インクで印刷されたバ
ーコードを読取る。
【0025】また、葉書2に貼られているラベルが第1
の印刷ユニット23でバーコードを印刷したラベルの上
に第2の印刷ユニット24でバーコードを印刷したラベ
ルを重ねたものであれば、バーコードを読取る第2の読
取装置のセンサの前に図9に0−64で示す波長通過特
性を持つフィルタを使用して発光波長が約650nmの
蛍光インクで印刷されたバーコードを読取る。
【0026】そして、第1の読取装置からのみバーコー
ド読取り出力が送出された場合は、葉書2には第1の印
刷ユニット23からのラベルのみが貼られていると判断
してその出力を有効にする。また、第1の読取装置と第
2の読取装置の両方からバーコード読取り出力が送出さ
れた場合は、葉書2には第1の印刷ユニット23からの
ラベルの上に第2の印刷ユニット24からのラベルが重
ねて貼られていると判断して第2の読取装置からの出力
を訂正後の出力として有効にし、第1の読取装置からの
出力を無効にする。
【0027】このように、バーコードを印刷したラベル
が重なっても使用する蛍光インクの発光波長が異なるの
で、フィルタ0−64を使用することで、第2の印刷ユ
ニット24で印刷されたバーコードのみを確実に読取る
ことができる。従って、キー操作を誤って葉書2に誤っ
たバーコードを印刷したラベルを貼ってしまった場合
に、その葉書2に再度正しいバーコードを印刷したラベ
ルを重ねて貼ることで、その後の仕分けが機械処理によ
り支障なくできる。
【0028】なお、前述した実施の形態では、発光波長
が異なる蛍光顔料を主成分としたが、発光波長は、紙に
含まれている蛍光増白剤の発光エリアよりも発光波長が
長く、図10に示すシリコン系のセンサの感度のある領
域(〜1000nm程度)であればよい。例えば、第1
の印刷ユニット23で使用するインクリボンとして、図
11に示すような発光波長特性を持つ、シンロイヒ社製
FZ−6014等の有機蛍光顔料とワックスを少なくと
も含んだ熱転写インクリボンを使用する。この蛍光顔料
は昼光蛍光顔料と呼ばれ、365nmの紫外光で発光す
るが発光波長よりも波長の短い可視光も吸収する材料で
ある。また、第2の印刷ユニット24で使用するインク
リボンとして、図12に示すような発光波長特性を持つ
蛍光顔料Nd0.95Yb0.05Na5 (Mo O4 4 とワッ
クスを少なくとも含んだ熱転写インクリボンを使用す
る。この蛍光顔料を使用した蛍光インクの吸収特性、す
なわち、励起特性は図13に示すようになり、励起光は
800nmの赤外領域にある。
【0029】このように励起波長の異なる蛍光インク
(熱転写インクリボン)の組み合わせを使用しても本発
明は実現できる。このように励起光が365nm付近の
紫外光で発光する蛍光材料と励起光が800nm付近の
赤外光で発光する蛍光顔料は他にも多数ある。この場合
のバーコード読取りは、第1の印刷ユニット23で印刷
されたバーコードについては、励起光に365nmのブ
ラックランプを使用し、読取りセンサの前に図9に0−
56で示す波長通過特性を持つフィルタを使用する。ま
た、第2の印刷ユニット24で印刷されたバーコードに
ついては、790nmの赤外発光ダイオード又は810
nmのレーザダイオードを使用し、読取りセンサの前に
図9にIR−85で示す波長通過特性を持つフィルタを
使用する。
【0030】(第2の実施の形態)なお、前述した実施
の形態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明
は省略する。これは図14に示すように、印刷部5の搬
送用ベルト18,21からなる搬送路の途中に手前から
インクジェットプリンタからなる通常印刷を行う第1の
印刷ユニット63と、同じくインクジェットプリンタか
らなる訂正印刷を行う第2の印刷ユニット64を配置し
たものである。この場合も、第1の印刷ユニット63の
インクジェットプリンタが使用する蛍光インクの発光波
長と第2の印刷ユニット64のインクジェットプリンタ
が使用する蛍光インクの発光波長とを異ならせるのは勿
論である。なお、発光波長ではなく、励起波長が異なる
蛍光インクを使用してもよい。
【0031】このコーデング装置は、インクジェットプ
リンタを使用しているので、葉書2に対してラベルを使
用すること無く直接バーコードを蛍光インクを使用して
印刷することができる。この実施の形態においても葉書
2にバーコードを重ねて印刷した場合に、各バーコード
を区別して読取ることができ、前述した実施の形態の場
合と同様の作用効果が得られる。
【0032】なお、前述した実施の形態ではバーコード
印刷をサーマルプリンタ及びインクジェットプリンタを
使用して行ったが必ずしもこれに限定するものではな
く、インパクトプリンタ等であってもよい。また、前述
した実施の形態では郵便物として葉書を使用し、郵便物
の付す読取り可能な記号としてバーコードを使用したが
必ずしもこれに限定するものではなく、郵便物として封
書等他の郵便物であってもよく、また、読取り可能な記
号としてバーコード以外の例えば2次元コードや文字コ
ード等他の記号を使用してもよい。なお、本発明は郵便
物以外の例えば宅配便などの配送物にも適用できるもの
である。
【0033】
【発明の効果】以上、請求項1及び2記載の発明によれ
ば、郵便物上に直接、又はラベル等を介して間接的にバ
ーコード等の読取り可能な記号を印刷するものにおい
て、読取り可能な記号を重ねて印刷しても各記号を区別
して読取ることができる。従って、後での機械処理によ
る仕分けが可能な印刷ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の外観を示す斜視
図。
【図2】同実施の形態の概略構成を示す平面図。
【図3】同実施の形態における葉書へのバーコード付加
状態を示す図。
【図4】同実施の形態において第1の印刷ユニットで印
刷したバーコード、第2の印刷ユニットで印刷したバー
コード及び両バーコードを重ねた状態を示す図。
【図5】同実施の形態のサーマルヘッドユニットの構成
を示す図。
【図6】同実施の形態におけるキー処理を示す図。
【図7】同実施の形態の第1の印刷ユニットが使用する
インクリボンの蛍光インクの発光波長特性を示す図。
【図8】同実施の形態の第2の印刷ユニットが使用する
インクリボンの蛍光インクの発光波長特性を示す図。
【図9】同実施の形態においてバーコードを読取る読取
装置で使用するフィルタの特性例を示す図。
【図10】同実施の形態においてバーコードを読取る読
取装置で使用するセンサの分光感度特性を示す図。
【図11】同実施の形態の第1の印刷ユニットが使用す
る他のインクリボンの蛍光インクの発光波長特性を示す
図。
【図12】同実施の形態の第2の印刷ユニットが使用す
る他のインクリボンの蛍光インクの発光波長特性を示す
図。
【図13】図12のインクリボンの蛍光インクの吸収特
性(励起特性)を示す図。
【図14】本発明の他の実施の形態の概略構成を示す平
面図。
【符号の説明】
2…葉書(郵便物) 4…キーボード 5…印刷部 18,21…搬送用ベルト 23…第1の印刷ユニット 24…第2の印刷ユニット 26,39…ラベル用紙 30,43…サーマルヘッドユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 郵便物に記載されている郵便番号等の情
    報を入力し、この入力した情報をバーコード等の読取り
    可能な記号に変換して前記郵便物に付加するコーディン
    グ装置において、読取り可能な記号を前記郵便物に付加
    する手段は、発光波長がそれぞれ異なった蛍光インクを
    使用して印刷を行う複数の印刷装置からなり、この各印
    刷装置を選択的に動作させることを特徴とするコーディ
    ング装置。
  2. 【請求項2】 郵便物に記載されている郵便番号等の情
    報を入力し、この入力した情報をバーコード等の読取り
    可能な記号に変換して前記郵便物に付加するコーディン
    グ装置において、読取り可能な記号を前記郵便物に付加
    する手段は、励起波長がそれぞれ異なった蛍光インクを
    使用して印刷を行う複数の印刷装置からなり、この各印
    刷装置を選択的に動作させることを特徴とするコーディ
    ング装置。
JP7227984A 1995-09-05 1995-09-05 コーディング装置 Pending JPH0970573A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009157817A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Toshiba Corp バーコード処理装置、区分装置およびバーコード処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009157817A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Toshiba Corp バーコード処理装置、区分装置およびバーコード処理方法

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