JPH08220994A - 熱転写印刷ラベル及びこのラベルを使用したコーディング装置 - Google Patents

熱転写印刷ラベル及びこのラベルを使用したコーディング装置

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JPH08220994A
JPH08220994A JP2508295A JP2508295A JPH08220994A JP H08220994 A JPH08220994 A JP H08220994A JP 2508295 A JP2508295 A JP 2508295A JP 2508295 A JP2508295 A JP 2508295A JP H08220994 A JPH08220994 A JP H08220994A
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JP
Japan
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label
fluorescent
fluorescent ink
light
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JP2508295A
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English (en)
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Takayuki Hiyoshi
隆之 日吉
Toshiyuki Tamura
敏行 田村
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TEC CORP
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ラベルに蛍光インクで印刷したバーコード等を
読取るときのS/N比を良好にする。 【構成】透明フィルム381の下面に粘着層382を形
成すると共に上面にコーティング層383を形成してラ
ベル38を構成し、コーティング層にバーコード351
を印刷する蛍光インクの発光波長よりも短波長の発光を
行う蛍光増白剤を混入する。そしてバーコード読取り時
に光を照射したとき蛍光増白剤の発光により蛍光インク
を励起し、蛍光インクの発光強度を増大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば郵便番号に対応
したバーコード等の画像情報を熱転写によりラベル表面
に蛍光インクで印刷した熱転写印刷ラベル及びこのラベ
ルを郵便物に付すコーディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば郵便物に付した郵便番号を入力す
ることにより、その郵便番号に対応したバーコードを郵
便物に直接印刷するコーディング装置としては、特公昭
61−15758号公報等が知られている。このような
従来のコーディング装置は、供給部に集積されている葉
書等の郵便物を1枚ずつ送り出し、この送り出した郵便
物を搬送路において一旦停止させ、この状態でオペレー
タが郵便物から郵便番号を読取ってキー入力すると、郵
便物はバーコード印刷部に搬送されてキー入力した郵便
番号に対応したバーコードを直接印刷されてスタッカに
送られるようになっている。バーコード印刷にはインク
ジェットプリンタやドットプリンタが使用される。そし
てバーコードを印刷した郵便物は、その後、仕分装置に
よって印刷したバーコードが光学的に読取られ郵便番号
に応じて仕分けされる。
【0003】しかし、このように郵便物にバーコードを
直接印刷するものでは、郵便物により印刷品質が悪くな
って光学的に読取りができないという問題があった。例
えば封書等は内部に入っている手紙等により凹凸が生じ
る。このような郵便物を例えばドットヘッドで印字した
場合、印字濃度にむらが生じバーがかすれて読取りがで
きなくなる問題があった。また、インクジェットで印字
した場合でも凹凸があると、バーの幅やバーの長さが変
わったり、バーが途中で切れてしまうなど正確な読取り
ができなくなる問題があった。
【0004】また、郵便物は下地の色が各種あり、下地
の色によっては直接印刷したバーコードが読取れないと
いう問題があった。さらに、郵便物には宛名が記載され
ており、このような宛名がカーボン系の筆記具で記載さ
れ、その上にバーコードを直接印刷した場合、下字の影
響を受けてバーコードが読取れないという問題があっ
た。
【0005】そこで、本出願人はこのような問題を解決
するために、蛍光インクを使用して先ずバーコードをラ
ベルに印刷し、この印刷したラベルを郵便物に貼ること
により、郵便物にたとえ凹凸があってもバーコードを正
確に読むことができ、また、郵便物の下地や宛名等の下
字の影響をあまり受けないでバーコードを読むことがで
きるコーディング装置を提案し出願した。(特願平6−
88255号)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでバーコードを
印刷した郵便物を仕分する仕分装置においては、仕分の
高速化が望まれている。このような高速化を実現するに
は郵便物に印刷されたバーコードを読取るときのS/N
比を良好にすることが要求される。そこで本発明は、蛍
光インクで印刷したバーコード等の画像情報の発光強度
を増大して良好なS/N比で読取ることができる熱転写
印刷ラベルを提供する。
【0007】また、本発明は、郵便番号等の情報をバー
コード等の読取り可能な記号として蛍光インクにより印
刷したラベルを郵便物に付す場合に、印刷した記号の発
光強度を増大して良好なS/N比で読取れるラベルを郵
便物に付すことができるコーディング装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
熱転写によりラベル表面に蛍光インクで画像情報を印刷
し、かつこのラベルに蛍光インクの発光波長よりも短波
長の発光を行う蛍光顔料を混入し、この蛍光顔料の発光
により蛍光インクを励起する熱転写印刷ラベルにある。
請求項2対応の発明は、請求項1対応の発明において、
蛍光顔料として紫外線の照射により発光するものを使用
した熱転写印刷ラベルにある。請求項3対応の発明は、
請求項1又は2対応の発明において、蛍光顔料として蛍
光インクの励起波長におけるピーク励起波長付近の波長
で発光するものを使用した熱転写印刷ラベルにある。
【0009】請求項4対応の発明は、郵便物に付した郵
便番号等の情報を入力し、この入力した情報をバーコー
ド等の読取り可能な記号に変換して郵便物に付加するコ
ーディング装置において、変換したバーコード等の読取
り可能な記号を熱転写によりラベル表面に蛍光インクで
印刷するラベル印刷手段を設け、ラベルは、蛍光インク
の発光波長よりも短波長の発光を行う蛍光顔料を混入し
て蛍光顔料の発光により蛍光インクを励起する構成と
し、ラベル印刷手段が記号を印刷したラベルを郵便物に
付すことにある。
【0010】
【作用】請求項1対応の発明においては、蛍光インクは
外部から光が照射されるとこの光で直接発光すると共に
光照射による蛍光顔料の発光により励起されて発光強度
を増大する。これにより、印刷された画像情報の読取り
のS/N比が向上する。請求項2対応の発明において
は、蛍光インクは外部から紫外線が照射されるとこの紫
外線で直接発光すると共に紫外線照射による蛍光顔料の
発光により励起されて発光強度を増大する。これによ
り、印刷された画像情報の読取りのS/N比が向上す
る。請求項3対応の発明においては、蛍光顔料が蛍光イ
ンクの励起波長におけるピーク励起波長付近の波長で発
光するので、蛍光顔料の発光により蛍光インクは効率よ
く励起されて発光強度をより増大する。これにより、印
刷された画像情報の読取りのS/N比がさらに向上す
る。
【0011】請求項4対応の発明においては、蛍光イン
クの発光波長よりも短波長の発光を行う蛍光顔料を混入
したラベルの表面に蛍光インクでバーコード等の読取り
可能な記号を熱転写印刷し、この熱転写印刷ラベルを郵
便物に付す。従って、ラベルに光を照射しこのラベルか
ら記号を読取る場合に、蛍光インクは光照射で直接発光
すると共にこの光照射による蛍光顔料の発光により励起
されて発光強度を増大するので、印刷された記号を郵便
物の下地や下字にあまり影響されずに良好なS/N比で
読取ることが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0013】図1はコーディング装置の外観を示す斜視
図で、供給部1に郵便物として例えば多数枚の葉書2を
収納している。この供給部1から搬送部3に葉書2を表
側を前にして1枚ずつ繰出すようになっている。前記搬
送部3の前方には郵便番号等の宛名情報を入力するため
のキーや印刷を開始させるためのキー等を設けたキーボ
ード4を設けている。
【0014】前記搬送部3の途中で葉書2を一旦停止さ
せ、この状態でオペレータが葉書2から郵便番号等の宛
名情報を読取り、前記キーボード4により読取った宛名
情報を入力することになる。前記搬送部3で一旦停止し
た葉書2は前記キーボード4において印刷開始を指示す
るキー操作を行うことにより、再び搬送してラベル印刷
及びラベル貼付部5に送り込まれるようになっている。
【0015】前記ラベル印刷及びラベル貼付部5の下部
に葉書2の収納箱6を出入れ自在に設けている。図2は
コーディング装置内の概略構成を示す平面図で、前記供
給部1は葉書2を収納したカセット7を設け、このカセ
ット7から自動供給ローラ8と従動ローラ9により葉書
2を前記搬送部3に1枚ずつ送り出すようになってい
る。
【0016】搬送部3に送り出された葉書2は、1対の
ローラ10,11間に掛け渡された搬送用ベルト12と
1対のローラ13,14間に掛け渡された搬送用ベルト
15によって挟持されて搬送し、さらに1対のローラ1
6,17間に掛け渡された搬送用ベルト18と1対のロ
ーラ19,20間に掛け渡された搬送用ベルト21によ
って挟持されて搬送するようになっている。前記各搬送
用ベルト18,21は、葉書2がこの位置に来ると葉書
2の搬送を一旦停止させ、続いて搬送用ベルト21が下
に下がってオペレータが葉書2から宛名情報を容易に読
取ることができるようになっている。
【0017】前記葉書2が停止している状態で前記キー
ボード4にて宛名情報のキー入力が行われ、さらに印刷
開始を指示するキー入力が行われると、先ず搬送用ベル
ト21が上に上がり、次に各搬送用ベルト18,21の
位置にて前記葉書2は縦置きから横置きに向きを90度
変換するようになっている。この変換は例えば葉書2を
支えているテーブル(図示せず)を回転することにより
行う。このとき前記葉書2が自由に回転できるように1
対のローラ16,17及び搬送用ベルト18は搬送用ベ
ルト21から離間する。すなわち、前記1対のローラ1
6,17及び搬送用ベルト18は図中矢印で示すように
搬送用ベルト21から離間する方向の前後に移動自在に
なっている。
【0018】前記葉書2が横置きに向きを変えると、前
記各搬送用ベルト18,21は葉書2をラベル印刷及び
ラベル貼付部5に搬送する。前記ラベル印刷及びラベル
貼付部5は、1対のローラ22,23間に掛け渡された
搬送用ベルト24と1対のローラ25,26間に掛け渡
された搬送用ベルト27を設け、前記各搬送用ベルト1
8,21から葉書2を受けとると、前記各搬送用ベルト
24,27で挟持して搬送するようになっている。
【0019】前記各搬送用ベルト24,27により葉書
2の搬送を行っているとき、ラベル用紙リール28から
ラベル用紙29が送り出され、プラテンローラ30の位
置にてサーマルヘッドユニット31のサーマルヘッド3
2によりラベル用紙29にキー入力した宛名情報に対応
した記号、例えばバーコードを蛍光インクで熱転写して
印刷するようになっている。前記サーマルヘッドユニッ
ト31は、インクリボン供給リール33とインクリボン
巻取リール34を設け、インクリボン供給リール33か
らのインクリボン35をサーマルヘッド32とラベル用
紙29との間を通してインクリボン巻取リール34で巻
き取るようになっている。
【0020】前記インクリボン35の蛍光インクとして
は、例えば励起波長が350〜500nm、ピーク励起
波長が420nmで、ピーク発光波長が560nmのも
のを使用している。前記ラベル用紙29はサーマルヘッ
ド32でバーコードが熱転写印刷されると、ローラ36
を介してラベル脱着器37に送られ、このラベル脱着器
37で熱転写印刷されたラベル38と離型台紙39とに
分離されるようになっている。
【0021】前記ラベル用紙29は、図3に示すよう
に、離型台紙39の上にラベル38を一定の間隔で貼着
したもので、前記ラベル38は、例えばポリエチレンテ
レフタレート(PET)からなる厚さが30〜100μ
mの透明フィルム381の下面に粘着剤を塗布した粘着
層382を形成すると共に、上面にコーティング層38
3を形成し、粘着層382で前記離型台紙39に貼着す
ると共にコーティング層38の表面に蛍光インクのバー
コード351を印刷するようになっている。
【0022】前記コーティング層383は、蛍光顔料を
含有し、この蛍光顔料として発光波長λG が蛍光インク
の発光波長λI に対して、λI >λG の関係を満たすも
のを使用する。例えば、紫外部(330〜390nm)
の光を吸収し、可視部の短波長側(420〜450n
m)に紫〜青色の蛍光を発する蛍光増白剤を使用してい
る。蛍光顔料には有機蛍光顔料と無機蛍光顔料があり、
この実施例では有機蛍光顔料の蛍光増白剤を使用する
が、無機蛍光顔料を使用してもよい。有機蛍光顔料の製
法としては、塊状樹脂粉砕法、乳化重合法、樹脂析出法
がある。
【0023】蛍光増白剤としては、ジアミノスチルベン
系、イミダゾール系、オキサゾール系、トリアゾール
系、クマリン系、ナフタルイミド系、ピラゾリン系等が
あり、この実施例ではジアミノスチルベンジスルホン酸
誘導体の蛍光増白剤を使用し、重量混合割合を1〜50
%にしている。透明フィルム381上のコーティング層
383は、結合剤、また必要に応じて充填剤を用い、こ
れらの材料を調整し攪拌混合してコーティング層塗布液
を調整し、乾燥重量で2〜40g/m2 になるようにバ
ーコータ等により塗布乾燥させて形成する。
【0024】前記ラベル38を分離した離型台紙39は
ローラ40を介し、さらに搬送ローラ41と従動ローラ
42を介して巻取カセット43で巻き取られるようにな
っている。また、バーコードが熱転写印刷されたラベル
38は、搬送ローラ44によって貼付ローラ45と加圧
ローラ46との接触部に送り込まれ、この両ローラ4
5,46の接触圧により葉書2に貼着するようになって
いる。前記葉書2の搬送と前記ラベル38の搬送は同期
が取られ、常に葉書2の一定位置にラベル38が貼られ
るようになっている。バーコードを熱転写印刷したラベ
ル38を貼着した葉書2は前記各搬送用ベルト24,2
7によりさらに搬送して前記収納箱6に収納するように
なっている。
【0025】このような構成の実施例においては、供給
部1のカセット7から自動供給ローラ8と従動ローラ9
により葉書2が1枚ずつ送り出される。送り出された葉
書2は各搬送用ベルト12,15により搬送され、さら
に各搬送用ベルト18,21により搬送される。そして
各搬送用ベルト18,21の途中で停止される。
【0026】この状態でオペレータは葉書2を見て郵便
番号等の宛名情報をキーボード4のキー操作により入力
する。そして宛名情報の入力操作を終了すると印字を開
始させるキーを操作する。
【0027】これにより葉書2は縦置きから横置きに向
きが変えられ、ラベル印刷及びラベル貼付部5に送り込
まれる。ラベル印刷及びラベル貼付部5では各搬送用ベ
ルト24,27により葉書2が搬送される。また、ラベ
ル印刷及びラベル貼付部5では入力した宛名情報に基づ
いてラベル38の表面、すなわち、コーティング層38
3の上にサーマルヘッドユニット31のサーマルヘッド
32によりインクリボン35から蛍光インクを熱転写し
てバーコードを印刷する。
【0028】熱転写印刷が行われたラベル38はラベル
脱着器37により離型台紙39から分離されて貼付ロー
ラ45へ搬送され、この貼付ローラ45と加圧ローラ4
6により葉書2に貼着される。こうして図4に示すよう
に葉書2の所定位置にラベル38が貼着される。そして
ラベル38を貼着した葉書2は各搬送用ベルト24,2
7によりさらに搬送されて収納箱6に収納される。そし
てラベル38を貼着した葉書2が収納箱6に溜まると、
この収納箱6をコーディング装置から取出し、今度は区
分機で仕分けすることになる。
【0029】区分機は、例えば波長が365nmの紫外
光を発光するブラックライトによりラベル38上に紫外
光を照射する。紫外光を照射されてラベル38上の蛍光
インクは発光する。また、コーティング層383に混入
している蛍光増白剤も発光する。このとき蛍光増白剤は
420〜450nmの発光を行い、この発光により蛍光
インクは励起される。蛍光インクはピーク励起波長が4
20nmなので、蛍光増白剤の発光により効率よく励起
され、発光強度を増大する。
【0030】ラベル38からバーコードをバーコード読
取装置により読取るが、この装置は例えばラベル38か
らの光を520〜650nmの通過特性をもつバンドパ
スフィルタを介して読み取る。ラベル38からの光のピ
ーク波長は560nmであり、バンドパスフィルタはこ
の560nm付近の光のみを通過させることになる。
【0031】こうしてバーコード読取装置は葉書2に貼
着されたラベル38からバーコードを読取り、区分機は
葉書を仕分けする。
【0032】ラベル38に印刷したバーコードは、蛍光
インクにより印刷され、しかもバーコードを印刷したコ
ーティング層383には発光波長が蛍光インクのピーク
励起波長付近の蛍光増白剤が混入されているので、葉書
2の下地が読取りに影響を与える色の下地であっても蛍
光インクの発光強度が大きくなるので、下地の色に影響
されず良好なS/N比でバーコードを確実に読取ること
ができる。また、ラベル38の下に宛名の文字(下字)
があり、その文字とバーコードが重なることがあっても
蛍光インクの発光強度が大きくなるので、下字にあまり
影響されず良好なS/N比でバーコードを確実に読取る
ことができる。そしてバーコードを良好なS/N比で読
取れることから、バーコード読取りの高速化も容易に実
現できる。
【0033】なお、前記実施例では、ラベルとして透明
フィルム381の下面に粘着層382を形成すると共に
上面に印刷面となるコーティング層383を形成し、こ
のコーティング層383に蛍光顔料として蛍光増白剤を
混入させたものについて述べたが必ずしもこれに限定す
るものではなく、図5に示すように、粘着層382に蛍
光顔料として蛍光増白剤を混入させたものであってもよ
い。このようにしても、蛍光増白剤が混入した粘着層3
82は葉書2の上に位置するので、蛍光増白剤の発光に
より蛍光インクが効率よく励起されて発光強度が大き
く、葉書の下地や下字の影響をあまり受けないという点
では前記実施例と同様の作用効果が得られる。
【0034】また、蛍光増白剤をコーティング層383
と粘着層382の両方に混入してもよい。さらには、蛍
光増白剤を透明フィルム381自体に混入してもよい。
【0035】また、前記実施例では蛍光顔料として蛍光
増白剤を使用したがこれに限定するものでないのは勿論
である。
【0036】なお、前記実施例では郵便物として葉書に
バーコードを印刷したラベルを貼る場合について述べた
が必ずしもこれに限定するものではなく、封書等他の郵
便物であってもよい。また、前記実施例ではラベルに印
刷する記号としてバーコードを使用したが必ずしもこれ
に限定するものではなく、例えば2次元コード等他の記
号であってもよい。また、前記実施例ではラベルに粘着
層を形成したものについて述べたが必ずしもこれに限定
するものではなく、粘着層の無いラベルと両面粘着テー
プを別々に設け、葉書にラベルを貼着するときにラベル
と粘着テープを重ね合わせるようにしてもよい。
【0037】また、前記実施例は葉書を搬送の途中で縦
置きから横置きに変更したが、葉書に対するバーコード
の並ぶ方向を横方向にする場合は葉書の向きを変更する
必要はない。本発明の熱転写印刷ラベルは、郵便物にバ
ーコード等の記号を付加する場合のみで無く、宅配物等
も含む配送物にバーコード等の記号を付加する場合にも
適用できるものである。
【0038】
【発明の効果】以上、本発明によれば、蛍光インクで印
刷したバーコード等の画像情報の発光強度を増大して良
好なS/N比で読取ることができる熱転写印刷ラベルを
提供できる。
【0039】また、本発明によれば、郵便番号等の情報
をバーコード等の読取り可能な記号として蛍光インクで
印刷したラベルを郵便物に付す場合に、印刷した記号の
発光強度を増大して良好なS/N比で読取れるラベルを
郵便物に付すことができるコーディング装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の外観を示す斜視図。
【図2】同実施例の概略構成を示す平面図。
【図3】同実施例のラベル用紙の構成を示す図。
【図4】同実施例においてバーコードを印刷したラベル
を貼着した葉書を示す図。
【図5】ラベル用紙の他の構成を示す図。
【符号の説明】
2…葉書 4…キーボード 5…ラベル印刷及びラベル貼付部 29…ラベル用紙 32…サーマルヘッド 35…インクリボン 37…ラベル脱着器 38…ラベル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱転写によりラベル表面に蛍光インクで
    画像情報を印刷し、かつこのラベルに前記蛍光インクの
    発光波長よりも短波長の発光を行う蛍光顔料を混入し、
    前記蛍光顔料の発光により前記蛍光インクを励起するこ
    とを特徴とする熱転写印刷ラベル。
  2. 【請求項2】 蛍光顔料は、紫外線の照射により発光す
    ることを特徴とする請求項1記載の熱転写印刷ラベル。
  3. 【請求項3】 蛍光顔料は、蛍光インクの励起波長にお
    けるピーク励起波長付近の波長で発光することを特徴と
    する請求項1又は2記載の熱転写印刷ラベル。
  4. 【請求項4】 郵便物に付した郵便番号等の情報を入力
    し、この入力した情報をバーコード等の読取り可能な記
    号に変換して前記郵便物に付加するコーディング装置に
    おいて、変換したバーコード等の読取り可能な記号を熱
    転写によりラベル表面に蛍光インクで印刷するラベル印
    刷手段を設け、前記ラベルは、前記蛍光インクの発光波
    長よりも短波長の発光を行う蛍光顔料を混入して前記蛍
    光顔料の発光により前記蛍光インクを励起する構成と
    し、前記ラベル印刷手段が記号を印刷した前記ラベルを
    前記郵便物に付すことを特徴とするコーディング装置。
JP2508295A 1995-02-14 1995-02-14 熱転写印刷ラベル及びこのラベルを使用したコーディング装置 Pending JPH08220994A (ja)

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JP (1) JPH08220994A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6533183B2 (en) 2000-05-03 2003-03-18 Novo Nordisk A/S Coding of cartridges for an injection device
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