JPH0970320A - 空間部を利用した昇降棚の昇降方法とその装置 - Google Patents

空間部を利用した昇降棚の昇降方法とその装置

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JPH0970320A
JPH0970320A JP22938495A JP22938495A JPH0970320A JP H0970320 A JPH0970320 A JP H0970320A JP 22938495 A JP22938495 A JP 22938495A JP 22938495 A JP22938495 A JP 22938495A JP H0970320 A JPH0970320 A JP H0970320A
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shelf
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lifting
gas cylinder
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Yoshiichi Takubo
芳一 田窪
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TAKUBO KOGYOSHO KK
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TAKUBO KOGYOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降棚の取付対象物たんす等の家具を安定さ
せること、及び載置物品の荷重に充分対応できる上昇力
を有する昇降棚とすること、並びに奥行の深い設置対象
面上でも物品の出し入れを容易にする昇降棚とするこ
と。 【構成】 整理棚の両側部に前後両平行リンクを対設
し、該リンクを弾機の上昇力で回動させて棚を上昇さ
せ、該リンクを人力により引っ張って下方へ回動させて
棚を下降させるようにした昇降棚であって、棚の後部に
家具と天井間を突っ張る突張装置を設ける。また、奥行
深い設置対象面には、左右一対のレールを設置し、該レ
ール上を前後に摺動するよう前記昇降棚を載置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、家屋内において
空間部を利用して設置する物品整理用昇降棚の昇降方法
とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平3−40173号公報に紹介され
ているこの種の昇降棚は、たんすの上側に設置され、そ
れをたんすの前側から下方へ手の届く位置まで引き出す
ものであり、同公報の記載によると、かご棚の左右両側
に対設された前後両平行リンクの上端を夫夫棚両側の斜
杆に軸支し、下端部を取付基台に夫夫軸支し、両平行リ
ンクの回動によりかご棚をたんす上とその前面下方部と
の間で上下往復運動させるようにしたものであって、後
リンクの下端部を軸支部から僅やかに延長させて延長部
先端に内向きピンを突設し、軸支部後方のピン軌跡上に
おいて、ピンが係合して摺動しかつ窪部においてピンが
係止する案内溝を設けたカムを前後回動自在に基台側面
に軸着し、リンクの回動起伏作動に伴ってピンがカムの
案内溝に係脱するよう構成し、カムの案内溝の上端部に
ピンが係止して一時停止できる係止窪孔を設け、循環式
の往路と復路を区別して設けた環状の案内溝とし、又、
後リンクの下端軸部に前後回動自在なレバーを軸支し、
該レバーの先端部と前リンクの中間部との間に引張機構
を張設し、レバーの前傾規制用のストッパーを取付基台
の側面に突設した昇降棚である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公報記
載の昇降棚においては、たんすの上側に設置したものを
前側下方へ回動して引き降ろす場合に、その引っ張り力
によりたんすが前方へ傾き易く、ぐらついて不安定状態
になり、また、棚上に多量の物品を載せた場合には、引
張機構の引っ張り力が不足して棚の上昇力が不足し載置
物品の荷重に対応し切れず、棚の上昇が困難になる欠点
がある。なおまた、この昇降棚はたんすの外の場所、例
えば押し入れの上段棚部等に設置するのに不適当な構造
である。そこで、本発明において前記諸々の不都合な点
を改良し、設置対象物を安定させて昇降操作が行える手
段及び多量の載置物品の荷重に対応できるよう棚の上昇
力を増強するよう、また、押し入れの上段棚のように奥
深い設置面に対しても設置されて容易に使用できる昇降
棚を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】昇降棚の両側部と取付枠
の両側部との間に夫夫前後二条のリンクと、上向圧力を
蓄勢するガスシリンダーとを設け、棚を取付枠の前側か
ら下方へ引く時には各リンクが前方へ回動しガスシリン
ダーが圧縮して蓄勢力を発生し、棚が前側下方へ下降す
ると共に、一方のリンクの後端延長部が取付枠上の係止
装置に係合して棚が一時固定し、棚を引き上げるときに
は前記リンクの後端係合部が外れてガスシリンダーの上
向圧力で各リンクが上方へ回動すると共に、棚が上昇し
て元の位置へ復帰するよう構成し、なお、伸縮摺動する
よう内外に差し合わせた伸縮両管を下部におけるジャッ
キ機構により伸縮作動させ、かつ適宜長さで固定するよ
うにした突っ張り装置を取付枠の後部に設け、該突っ張
り装置により天井面と取付枠との間に突っ張り力を付与
するようにした昇降棚である。そしてまた、この昇降棚
を押し入れの上段棚部に設置する場合には、棚板の両側
部にレールを対設し、該レール上に沿って昇降棚の取付
枠が前後摺動するよう設置するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1に斜視図で示した昇降棚の形
態が本発明における第一実施例の形態であって、この昇
降棚AはたんすKの上側に取り付けるたんす用の昇降棚
であり、その構成を説明すると、水平状の底板1、後部
斜板2及び立ち上がり状の背板3を一連に曲成した曲板
製棚板の左右両側部に夫夫側枠4を対設した両側枠の後
端部間を横桟5で連結してなる整理棚A’を、たんすK
の左右両側板の上端縁部に対設固定し後端部で後枠6a
により連結した取付枠6,6の上側に載設し、前記両取
付枠の各前端外側部と両側枠の上端部間に夫夫前後両平
行リンク7,8を架設し、該両平行リンクの各端部を夫
夫回動自在に取付枠と側枠とに軸支し、なお、両取付枠
6の前端部と両後リンク8の上端部寄りとにかけてガス
シリンダー9を架け渡してあり、取手10を握って一旦
前方へ引いた後、続いて下方へ引けば、両側の前後両リ
ンクが取付枠6との軸支点を中心点として前方へ回動し
前傾して倒伏し、整理棚全体がたんすKの前側下方部へ
下降する。(図4を参照。) その時点で後リンク8の延長部後端がカム17の上端部
に係止してリンクの回動を停止させ整理棚が下降状態を
維持する。また、前記両取付枠の後端間を連結した後枠
6aの両端部上には夫夫たんすKの転倒防止具として、
伸縮機能を有する突張り棒11を立設してあり、該突張
り棒の上端で天井面を圧迫して突張り、たんすKの上面
部を天井面に固定したんすの前倒れを防止する。そし
て、整理棚の取手10を少し下方へ引けば、後リンク後
端の係止が解け、ガスシリンダー9の上向圧力により各
リンクが上方へ回動して整理棚が上昇し、元の位置へ復
元する。
【0006】図2に斜視図で示した昇降棚は、本発明に
おける第二実施例の形態であって、この昇降棚Bは、押
し入れCの上段棚C’上に取り付ける押し入れ用の昇降
棚であり、前記たんす用の昇降棚Aに準じて構成した整
理棚B’を、上段棚C’上の左右部に対設した摺動案内
レール12上に前後摺動自在に載置してあり、両側の取
手13を握って前方へ引き案内レール上を一旦前方へ摺
動させた後において、棚全体を下方へ引くと、前後両リ
ンク14,15が前方へ回動することにより棚が上段棚
C’の前側下方へ下降する。そして、前記たんす用の昇
降棚と同様に後リンク15の後端部がカムに係止して停
止し、下降状態を維持する。その後、両取手13を持っ
て少し下方へ引けば後リンクの係止が解け、ガスシリン
ダーの上向圧力により上昇して上段棚C’の前端部で停
止するから続いて後方へ押せば、案内レール上を摺動し
て後方へ移動し元の位置に復帰する。
【0007】前記図1及び図2に図示した両昇降棚共
に、下降した時点において、後リンクの下端延長端部に
突設したピンが取付枠後部に設けたカムの構内の係止窪
孔に係止することにより、一時固定されて下降状態を維
持し、その状態で再び棚を少し下方へ引くとカムとの係
止が外れ、圧縮されたガスシリンダーの蓄勢伸張力(上
向圧力)により棚が突き上げられて上昇する。その詳細
な構成と作用は後述の実施例の説明中で詳述する。
【0008】
【実施例】図1に図示した第一実施例図において、整理
棚A’は前述の発明の実施の形態の説明で述べたよう
に、底板1、後部斜板2及び背板3を一連に曲成した曲
板製棚板の左右両側に夫夫梯形状の側枠4を対設し、該
側枠内の下部に線材を縦横方向に交差してなる格子体4
aを張設してなるもので、各側枠の外側面部の前方寄り
部に前リンク7,後リンク8を斜め方向平行状に配置し
てその各上端部を側枠上端部に、各下端部を取付枠の前
端部と前部に設けた軸受板16の前端部に夫夫回動自在
に軸イで軸着してある。
【0009】ガスシリンダー9は前リンク7の後側でそ
の下端を取付枠6の前端部外側に突設された係止ピンロ
へ係止し、上端を後リンク8の上端寄の係止ピンロ’に
係止してあり、両平行リンク7,8が前方へ回動するに
伴って上部の伸縮ロッド9aが圧縮されてシリンダー9
内へ挿入されるので、内部のガスが圧縮されたその反力
により上向圧力を蓄勢し伸長力を保有する。
【0010】前記ガスシリンダー9の後側で後リンク8
との間に設けた軸受板16の後部内側にカム17を配置
し、カム17を前後方向回動自在に軸ハで軸着する。取
付枠6は、前部枠杆6b内へ後部枠杆6cを伸縮自在に
差し合わせ、左右両側の各枠杆の前後に夫夫折下げ舌片
6dを曲成して該各舌片でたんすKの上板の前後縁部を
挟持し、内側に設けた締付具L(図3,図4参照。)で
前後方向に螺締することによりたんすKの上側に固定し
てあり、左右両取付枠の後部枠6cの後端部間に後枠6
aを架着して左右部を連結してある。
【0011】突張棒11は、下端部を基台11aにより
後枠6aの端部上に載置し、上端部を当板11bにより
天井面へ圧接しており、ジャッキ機構25を下端の基台
11aの上側に備えて該ジャッキ機構を操作することに
より伸縮作動させて突張り力を発生させるものであり、
その拡大斜視図を図9に、拡大縦断面図を図10に図示
してあるように、大径管18の上方内部に小径管19を
摺動伸縮自在に差し合わせて全長を調整できるよう挿嵌
接合してあり、大径管18の上端部に嵌着した筒状体2
0の一側部に上端部と下端部を互に反対方向の水平状に
曲げた係合子21を上下摺動可能に挿嵌してあり、下端
部には角形基台11aの中心部に螺杆22を植立し、螺
杆22の中間部に捻回ナット23を大径管下端のコ字形
枠24の枠内に嵌めて螺設し、螺杆22の上部を大径管
18の下端部に螺挿してなるジャッキ機構25を備えて
ある。
【0012】また、小径管19の一側面の係合子21側
には管中心軸に平行状の摺動凹溝19aが全長に亘り凹
設されてあり、該摺動凹溝の底部を適当間隔毎に複数箇
所を切り込んだ係止凹部19bが形成されて複数段に段
設してあり、該係止凹部19bに係合子21の上端水平
部21aの内端が係合して小径管の突出長さを一定にす
るよう構成してある。そして、段設された係止凹部19
bの位置を上下に変更して係合子21を係合することに
より突張棒11の全長を長短調整することができる。
【0013】前記小径管19の上端部には長方形状の当
板11bがその下面に垂下させた中心筒部11cにより
挿着してあり、該当板11bの上面を天井面に当接し、
下方部のジャッキ機構の捻回ナット23を捻回して螺杆
22を大径管18の下方へ突出させることにより突張り
力を発生させて天井面とたんす上面との間を突張って固
定する。なお、図9の鎖線で表したLは取付枠6の締付
具であり、図10の二点鎖線で表した11は突張棒を前
方へ倒伏した状態を示し、該突張棒は起倒可能に後枠6
aに軸7で回動自在に軸着されている。
【0014】図3から図8間での各図により、昇降棚A
の作動につき説明すると、図3に示す側面図は、昇降棚
AがたんすK上に静止した状態を示したもので、後リン
ク8の下端軸支部ニから下方の延長部8aの先端内側に
ピンホが突設されてあって、その後方部におけるピンホ
の回転軌跡上において、ピンホが係合して摺動する案内
縦溝ヘを穿設したカム17の下端を軸トで前後回動可能
に軸受板16に軸支し、リンク8の起伏作動に応じてカ
ム17の案内縦溝ヘにピンホを係脱させるよう構成して
ある。図4は、棚をたんす上から前側下方部へ引き降ろ
した状態を示す側面図である。
【0015】図5らか図8に前記後リンク8とカム17
との係合状態を後リンク8の作動順序に従って相互の回
動姿勢の変化をも併せて拡大図示してあり、先ずカム1
7の溝造について述べると、該カム17は図示のように
縦長金属片の前辺縁に沿う直線上の案内縦溝ヘを設けて
これをピンホの往路とし、その上端から後方向きに設け
た横溝チの基部下側にピンが係止できる係止窪孔リを凹
設し、横溝チの後端から下向きに続いて斜下向きに設け
た縦迂回溝ヌと斜迂回溝ルが案内縦溝ヘとの合流点にお
いて三差路状に連続して下る案内縦溝ヘの下半部とをピ
ンの復路とした循環式の環状案内溝を形成してある。
【0016】次にカム17の作用(機能)について述べ
ると、棚が定位置のたんすの上に在る図3の状態では後
リンク8は図5の(a)の姿勢であり、棚が前方へ引か
れるに伴って垂直姿勢を過ぎて前方へ回動し前傾して
(b)の姿勢に移ってゆき、先端のピンホがカム17の
案内縦溝への下端入口部に係入する。続いて棚を下方へ
引くと後リンク8は図6の状態に移行し、水平方向を過
ぎて(c)の姿勢となり、ピンが案内縦溝への上端に達
すると同時にピンでカムを直立状に回動させる。そし
て、棚回動の慣性により自動的に図7の状態に移行し、
後リンク8は(d)の姿勢となり、その時点でピンは係
止窪孔リに嵌まって係止するので、カムにより後リンク
後端が支えられるから全リンクが倒伏状態で固定し、棚
が図4の示す前側下方位置で停止しカムとの係合により
その状態を維持する。
【0017】次にまた、停止固定している棚の前端取手
10を持って下方へ引くと、図8に示すように後リンク
8が前図の姿勢から少し前下がりの(e)の姿勢になっ
てピンが係止窪孔リから離脱して溝の隅角部ヲに移り、
その後はガスシリンダー9の上向圧力で棚が上昇するに
従ってピンが縦迂回溝ヌから斜迂回溝ルを経て案内縦溝
ヘの中途部に入り、棚が上昇して元の位置に復帰する時
にはピンが案内縦溝ヘから離脱し後リンク8は上方から
後方へ回動して図3に示すように棚と共に斜め姿勢に復
帰する。
【0018】図2に示す本発明の第二実施例の昇降棚B
は、押入れの上段棚等の奥行きの広い高所に設置するよ
う棚の構造を図1に示すものから一部変更したものであ
って、その変更部は前後両リンク14,15を軸受板1
6’と共に棚側枠4の後部に移して直立状に軸支し、そ
れと共にガスシリンダー9’をも後部に移設して軸受板
16’の前端部と後リンク15の上部との間に架け渡し
上下両端部を夫夫回動自在に軸着してある。また、左右
両側に対設した両軸受板16’の底辺部前後両端部を夫
夫左右方向の連結杆(図示を省略)で夫夫連結してあ
り、取付枠6の代わりに設置面の左右部に摺動案内レー
ル12を対設し、軸受板16’の底辺部外側に突設した
前後両回転体(図示省略)が前記摺動案内レール12の
内側摺動溝に係合して前後方向摺動自在なよう軸受板を
介して棚全体を左右両摺動案内レール上に可動に載設し
てある。
【0019】前記摺動案内レール12の前端部には円形
の係止孔カを切込み形成した係止突片26を上方向きに
突設してあり、軸受板16’の前端外側には扁平突起2
7が前リンク14の下端部から延設し軸受板を貫通して
突設されてあり、棚が前進した時点において前記扁平突
起27が係止突片26の係止孔カに係入することにより
棚の前進を停止させるような停止手段を備えている。そ
して、棚の前進が停止した後において左右両取手13を
持って前方から下方へと引張れば、棚は前述の第一実施
例の作動原理に基づいて下降するが、その下降時におい
て、前記扁平突起27が前リンク14の回動に伴って同
方向へ回動し扁平の向きが係止孔カの内部で水平方向か
ら垂直方向へと方向転換することにより円形の係止孔内
に係合して離脱不能になり、その作用によって軸受板1
6’が摺動案内レール12の前端部に固定され、棚の昇
降操作時に動揺してぐらつくことなく安定し、昇降作動
を円滑軽快に行える。なお、この昇降棚の昇降時の状態
及び後リンク15後端のカムへの係脱状態は前記第一実
施例のものと同様であるので、その説明を省略する。そ
して、棚が摺動案内レールの前端部まで上昇した時点に
おいては前記扁平突起27の向きが水平状態に復帰し、
係止孔カの切込み溝から離脱可能になるので棚全体を後
方へ押せば摺動案内レール上に沿って後退し原状に復帰
する。
【0020】
【発明の効果】 手の届きにくい高所への物品の揚げ降ろしの労力を
軽減し物品の整理整頓を容易にする。 昇降棚の後部に突張り装置を設けることにより、た
んす等家具の安定を計り、棚の昇降操作時はもとより、
地震の際にも家具の転倒を防止して、人体の安全を計
る。 ガスシリンダー等の圧縮弾機の上向圧力により棚を
上昇させるので、棚の上昇力を増大させ、棚上に載置し
た物品の荷重に充分対応させて棚の昇降作動が円滑に行
える。 左右一対の摺動案内レール上に載置した昇降棚にお
いては、奥深い高所の棚上にも物品を容易に揚げられ、
かつ下降させて物品の取出しも容易に行えるから手の届
かぬ奥部に物品を整頓するに便利である。 棚の昇降作動を電動力によらずに圧縮弾機の上昇力
と人力による下降作動により確実に行い得て、しかも昇
降棚を安定状態で操作でき安全を期する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例の昇降棚の設置状態を示
す斜視図
【図2】 本発明の第二実施例の昇降棚の設置状態を示
す斜視図
【図3】 第一実施例の昇降棚をたんす上へ上昇させた
状態の右側面図
【図4】 前記昇降棚をたんすの前側下方へ下降させた
状態の右側面図
【図5】 昇降棚の後リンクとカムとの係合関係で最初
の状態を示す作用説明図
【図6】 同じく昇降棚の下降途中における状態を示す
作用説明図
【図7】 同じく昇降棚の下降時における状態を示す作
用説明図
【図8】 同じく昇降棚の下降状態を固定維持した状態
を示す作用説明図
【図9】 本発明における突張棒を拡大して示す斜視図
【図10】同じく突張棒の設置状態を示す拡大縦断面図
【符号の説明】
A…たんす用昇降棚 A’…整理棚 B…押入用昇降棚 B’…整理棚 C…押入 C’…上段棚 K…たんす L…締付具 1…底板 2…後部斜板 3…背板 4…側枠 5…横桟 6…取付枠 7…前リンク 8…後リンク 8a…延長部 9…ガスシリンダー 10…取手 11…突張棒 12…案内レール 13…取手 14…前リンク 15…後リンク 16…軸受板 17…カム 18…大径管 19…小径管 20…筒状体 21…係合子 22…螺杆 23…捻回ナット 24…コ字形枠 25…ジャッキ機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台の両側部にレールを対設して昇降棚
    を前後摺動自在に設置し、昇降棚の左右両側面に二条の
    リンクと、上向圧力を蓄勢する圧縮弾機とを設け、昇降
    棚をレール上に沿って前方へ引き出した後、引き下げる
    時には両リンクが前傾状に回動し弾機が圧縮し、棚が基
    台の前側下方へ下降すると共に、一方のリンクの基端部
    を取付枠に設けた係合装置に係合固定し、前記棚を引き
    上げる時には前記リンク基端部の係合が解除して圧縮弾
    機の蓄勢された上向圧力によりリンクが上方へ回動する
    と共に棚が上昇し、棚が基台上に達した時に之をレール
    に沿って後方へ押し入れることにより復元することを特
    徴とした空間部を利用した昇降棚の昇降方法。
  2. 【請求項2】 昇降棚の両側部と取付枠の両側部との間
    に夫夫前後二条のリンクと、上方圧力を蓄勢するガスシ
    リンダーとを設け、棚を取付枠前側から下方へ引く時に
    は各リンクが前方へ回動しガスシリンダーが圧縮して棚
    が取付枠の前側下方へ下降すると共に、一方のリンクの
    後端延長部が取付枠上の係止装置に係合して棚が止ま
    り、棚を引き上げる時には前記リンクの後端係合部が外
    れてガスシリンダーの上向圧力で各リンクが上方へ回動
    すると共に、棚が上昇して復元するよう構成した空間部
    を利用した昇降棚の昇降装置。
  3. 【請求項3】 伸縮摺動するよう内外に差し合わせた伸
    縮両管を下部におけるジャッキ機構により伸縮作動さ
    せ、かつ適宜長さで固定するようにした突張り装置を取
    付枠の後部に設け、該突張り装置により天井面と取付枠
    との間に突張り力を付与するようにした請求項2記載の
    空間部を利用した昇降棚の昇降装置。
  4. 【請求項4】 昇降棚設置部の両側に摺動案内レールを
    対設し、該両摺動案内レール上に棚の基台部を摺動自在
    に載置した請求項2又は3記載の空間部を利用した昇降
    棚の昇降装置。
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