JPH0969550A - ワ−クの待機装置 - Google Patents

ワ−クの待機装置

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JPH0969550A
JPH0969550A JP22385895A JP22385895A JPH0969550A JP H0969550 A JPH0969550 A JP H0969550A JP 22385895 A JP22385895 A JP 22385895A JP 22385895 A JP22385895 A JP 22385895A JP H0969550 A JPH0969550 A JP H0969550A
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JP
Japan
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work
semiconductor wafer
cleaning
container
cleaned
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JP22385895A
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English (en)
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Harumichi Hirose
治道 広瀬
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は洗浄部で洗浄される前に待機した
ワ−クが乾燥するのを防止するための待機装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 半導体ウエハUを洗浄部1へ供給して洗
浄する前に待機させる待機装置において、容器21と、
この容器内に設けられ上記ワ−クを保持する支持ブロッ
ク23と、この支持ブロックに形成され上記半導体ウエ
ハの被洗浄面に向けてこの被洗浄面の乾燥を防止する流
体を供給するための供給路25とを具備してなることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はワ−クを洗浄部で
洗浄する前に待機させておくためのワ−ク待機装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】たとえば半導体装置の製造工程において
は、ワ−クとしての半導体ウエハを高い清浄度で洗浄す
ることが要求される工程がある。このようなワ−クを洗
浄する方式としては、洗浄液中に複数枚のワ−クを浸漬
するデイップ方式やワ−クに向けて洗浄液を噴射して一
枚づつ洗浄する枚葉方式があり、最近では高い清浄度が
得られるとともに、コスト的に有利な枚葉方式が採用さ
れることが多くなってきている。
【0003】枚葉方式によって半導体ウエハを洗浄する
場合、洗浄中のワ−クの洗浄作業が終了するまで、前工
程において処理された半導体ウエハを待機させておかな
ければならないということがある。
【0004】前工程で処理された半導体ウエハを待機さ
せる場合、その待機中に上記半導体ウエハが乾燥してし
まうということがある。半導体ウエハが乾燥してしまう
と、その半導体ウエハに残留するパ−テイクルが強固に
付着してしまうので、洗浄工程で除去しにくくなるとい
うことが生じる。とくに、前工程がCMP(chemicalme
chanical polishing )の場合、半導体ウエハの面には
多量のスラリ−が付着しているこがあるから、そのスラ
リ−が乾燥してしまうと、洗浄工程では非常に落ちにく
くなるということがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、ワ−クを
枚葉方式で洗浄する場合、ワ−クを洗浄する前に待機さ
せるということが避けられないため、その待機中にワ−
クが乾燥してパ−テイクルが強固に付着し、洗浄工程で
洗浄除去できずに残留してしまうということがある。
【0006】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、ワ−クが洗浄前の待機中
に乾燥することがないようにしたワ−クの待機装置を提
供することにある。また、この発明の他の目的は、待機
中におけるワ−クの乾燥を防止するだけでなく、予備洗
浄できるようにしたワ−クの待機装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に記載された発明は、ワ−クを洗浄部へ供給
して洗浄する前に待機させる待機装置において、容器
と、この容器内に設けられ上記ワ−クを保持する保持部
材と、この保持部材に形成され上記ワ−クの被洗浄面に
向けてこの被洗浄面の乾燥を防止する流体を供給するた
めの供給路とを具備してなることを特徴とする。
【0008】請求項2に発明は、請求項1の発明におい
て、上記容器には、上記保持部材の供給路から上記容器
内に供給される流体の液面を、上記保持部材に保持され
たワ−クの被洗浄面とほぼ同じ高さに維持するオ−バフ
ロ−用の流出部が形成されていることを特徴とする。
【0009】請求項1の発明によれば、待機させるため
のワ−クを保持部材に供給保持すると、この保持部材に
形成された供給路からワ−クに向けて流体が供給される
から、その流体によって上記保持部材に保持された、洗
浄前のワ−クの被洗浄面が乾燥するのが防止される。
【0010】請求項2の発明によれば、容器内に供給さ
れた流体は、液面がワ−クの被洗浄面とほぼ同じ高さに
なるよう、上記容器に形成された流出部からオ−バフロ
−される。それによって、供給路から供給された流体が
ワ−クの被洗浄面に沿って流れるから、流体はワ−クの
被洗浄面の乾燥を防止するだけでなく、上記被洗浄面を
予備洗浄することになる。
【0011】
【発明の実施形態】以下、この発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。図1はこの発明の洗浄装置の平面
図を示し、この洗浄装置はワ−クとしての半導体ウエハ
Uを1枚ずつ洗浄するための洗浄部1と、この洗浄部1
で洗浄される前の半導体ウエハUを待機させる待機部2
とが隣接して形成されてなる。上記洗浄部1と待機部2
とを隔別する仕切壁10aには開口部10bが形成さ
れ、この開口部10bはシャッタ10によって開閉され
るようになっている。
【0012】上記洗浄部1は洗浄槽1Aを有し、この洗
浄槽1A内には洗浄ユニット1Bが設置されている。こ
の洗浄ユニット1Bは図5に示すように上下方向に配置
された一対の洗浄ブラシ3a、3bを有し、これらの洗
浄ブラシ3a、3b間に半導体ウエハUが後述するごと
く供給され、その上下面が同時に洗浄されるようになっ
ている。
【0013】上記洗浄ユニット1Bには3本の駆動ロ−
ラ4と、2本の従動ロ−ラ5とが半導体ウエハUの周方
向に沿い所定間隔で、かつ軸線を垂直にして配置されて
いる。駆動ロ−ラ4の上部には係合段部4aが形成され
ている。
【0014】上記従動ロ−ラ5の上部には上記半導体ウ
エハUが駆動ロ−ラ4から離反する方向へスライドする
のを阻止する細径な規制部6が保持段部5aを介して形
成されている。
【0015】上記駆動ロ−ラ4と従動ロ−ラ5とはそれ
ぞれ軸受体7によって回転自在に支持されている。従動
ロ−ラ5を支持した軸受体7はシリンダ8によって上記
駆動ロ−ラ4に対し接離する方向に駆動されるようにな
っている。
【0016】上下一対の洗浄ブラシ3a、3bは、図1
に示すように各ブラシと一体的に設けられた第1の駆動
源7によってそれぞれ逆方向に回転駆動される。つま
り、一対の洗浄ブラシ3は、それらの間の半導体ウエハ
Uを駆動ロ−ラ4側に押し付けるよう、図5に矢印で示
す方向に回転駆動されるようになっている。
【0017】さらに、一対の洗浄ブラシ3は第2の駆動
源9によってそれぞれ別々に上下方向に駆動されるよう
になっている。また、上記3本の駆動ロ−ラ4は第3の
駆動源11によって回転駆動されるようになっている。
【0018】さらに、上下洗浄ブラシ3a、3bの側方
にはそれぞれ供給パイプ12が配置され、これら供給パ
イプ12からは上記半導体ウエハUの上下面に向けて洗
浄液が供給されるようになっている。
【0019】洗浄液を供給しながら、一対の洗浄ブラシ
3を第2の駆動源9によって回転駆動するとともに、第
3の駆動源11によって駆動ロ−ラ4を回転駆動する
と、上下一対の洗浄ブラシ3によって半導体ウエハUは
駆動ロ−ラ4の係合段部5に押し付けられる。それによ
って、半導体ウエハUは駆動ロ−ラ4の回転力が伝達さ
れて回転する。つまり、上記半導体ウエハUは回転しな
がら一対の洗浄ブラシ3a、3bによって上下面が同時
にブラシ洗浄されることになる。
【0020】上記洗浄部1では半導体ウエハUが1枚ず
つ洗浄されるため、洗浄の前工程で処理された未洗浄の
半導体ウエハUは、洗浄部1に隣接する上記待機部2で
待機させられる。
【0021】上記待機部2は図1と図2に示すように上
面が開放した有底状の容器21を有する。この容器21
の内底部には支持板22が設けられている。この支持板
22上には円弧状の曲面23aを有する支持部材として
の一対の支持ブロック23が互いの曲面23aを所定間
隔で離間対向させて取り付けられている。
【0022】上記曲面23aの高さ方向中途部には、図
2と図3に示すように段部24が上記曲面23aの全長
にわたって形成されている。上記支持ブロック23には
上記洗浄部1で洗浄される前の半導体ウエハUが図示し
ないスカラ−ロボットによって上方から落とし込む状態
で供給され、径方向両端部が上記支持ブロック23に形
成された段部24に係合されて保持される。つまり、半
導体ウエハUは洗浄部1に供給される前に待機させられ
る。
【0023】上記支持ブロック23に保持された半導体
ウエハUは後述する受け渡しロボット31によって上記
待機部2から洗浄部1へ適時に受け渡される。上記一対
の支持ブロック23のうちの一方には供給路25が形成
されている。この供給路25は、上記支持ブロック23
の長手方向ほぼ全長にわたって形成されているとともに
一端を上記ブロック23の長手方向の一方の端面に開放
させた主流路25aと、この主流路25aから分岐され
先端を上記曲面23aの上記段部24の部分に開口させ
た複数の分岐流路25bとからなる。つまり、上記分岐
流路25bは、図3に示すように上記段部24に周辺部
を係合させた半導体ウエハUの上面と下面とにわたって
開口するようになっている。
【0024】上記主流路25aの開口端には供給チュ−
ブ26の一端が接続される。この供給チュ−ブ26の他
端は図示しない純水の供給源に接続されている。この供
給源は純水を所定の圧力で上記供給チュ−ブ26に供給
するようになっている。供給チュ−ブ26に供給された
純水は上記主流路25aから複数の分岐流路25bに分
岐され、上記曲面23aに開放した先端開口から流出す
る。それによって、純水は上記段部24に保持された半
導体ウエハUの上面と下面とに沿って流れるから、待機
中の上記半導体ウエハUの上面と下面とが乾燥するのが
防止される。
【0025】さらに、上記待機部2の容器21の一側壁
には、容器21内に供給された純水をオ−バフロ−させ
て図3にHで示すその水位を所定高さに維持するための
流出部27が形成されている。つまり、上記流出部27
は容器21内の水位Hを上記支持ブロック23の段部2
4に保持された半導体ウエハUの下面とほぼ同じ高さに
維持するようになっている。
【0026】それによって、分岐流路25bから流出し
た純水は、上記半導体ウエハUの上面に沿って流れるば
かりか、下面に沿っても流れるから、その流れによって
半導体ウエハUの上面と下面との汚れがある程度、洗浄
されることになる。
【0027】上記受け渡しロボット31は上記容器21
の側方に配設されている。つまり、上記容器21の側方
には水平ガイド32が設けられている。この水平ガイド
32には水平スライダ33が上記洗浄部1に対して接離
する方向に沿ってスライド自在に設けられている。
【0028】上記水平スライダ33にはコマ34が設け
られ、このコマ34にはねじ軸35が螺合している。こ
のねじ軸35は上記ガイド体32の下面に設けられた一
対の支持部材32aに回転自在に支持されている。
【0029】上記ねじ軸35の一端部には従動プ−リ3
6が嵌着されている。上記ガイド体32の下方には取付
板32bが上記支持部材32aによって取付けられてい
る。上記取付板32bには、上記従動プ−リ36と対向
する部位に駆動モ−タ37が取付けられている。この駆
動モ−タ37の回転軸37aには駆動プ−リ38が嵌着
されている。この駆動プ−リ38と上記従動プ−リ36
とにはベルト39が張設されている。したがって、上記
駆動モ−タ37が作動すれば、上記水平スライダ33が
上記水平ガイド32に沿って駆動されるようになってい
る。
【0030】上記水平スライダ33にはガイド板41が
垂直に立設され、このガイド板41の一側面には一対の
垂直ガイド42が設けられている。各垂直ガイド42に
はそれぞれ垂直スライダ43がスライド自在に設けられ
ている。一対の垂直スライダ43の上端には取付体44
が固着されている。
【0031】上記スライダ33の上面には動作が2段式
の一対の上下シリンダ45が垂直に立設されている。各
シリンダ45のロッド45aの先端は上記取付体44の
下面に当接している。したがって、シリンダ45のロッ
ド45aが上昇方向に駆動されれば、上記取付体44が
上昇方向にスライドし、下降方向に駆動されれば、自重
によって下降方向へスライドするようになっている。
【0032】上記取付体44には一対の連結ピン46が
垂設されている。これら連結ピン46の下端にはL字状
のア−ム47の一端が連結されている。このア−ム47
の他端部は、上記水平スライダ33が図1に示す後退位
置にあるときに、上記一対の支持ブロック23間に位置
している。
【0033】図3に示すように上記ア−ム47が下降位
置にあるとき、このア−ム47の上面は上記支持ブロッ
ク23の段部24に保持された半導体ウエハUの下面よ
りも低い位置にある。上記ア−ム47が上記上下シリン
ダ45によって上昇方向に駆動されれば、上記ア−ム4
7の上面は、上記洗浄部1の駆動ロ−ラ4に形成された
係合段部5よりもわずかに高い位置になるよう設定され
ている。
【0034】上記ア−ム47の先端部上面には上記一対
の支持ブロック23の離間方向と直交する方向に離間し
て一対の円弧状の受け部材48が設けられている。受け
部材48には図2に示すように段部48aが形成されて
いる。
【0035】上記水平スライダ33が後退位置にあり、
しかもア−ム47が下降位置にある状態から上記上下シ
リンダ45が作動してア−ム47が上昇方向に駆動され
れば、上記支持ブロック23の段部24に周辺部を係合
保持された半導体ウエハUを、上記ア−ム47の先端部
に設けられた一対の受け部材48の段部48aに周辺部
を係合させて取り出すことができるようになっている。
【0036】上記ア−ム47が上昇した状態で、洗浄部
1と待機部2とを隔別する仕切壁10aのシャッタ10
を開放し、ついで駆動モ−タ37を作動させて水平スラ
イダ33を前進方向へ駆動することで、上記ア−ム47
の先端部を上記仕切壁10aの開口部10bから上記洗
浄ユニット1Bの一対の洗浄ブラシ3a、3b間に進入
させることができる。つまり、上昇した上洗浄ブラシ3
aと下降した下洗浄ブラシ3bとの間に上記ア−ム47
の先端部を進入させることができる。
【0037】一対のブラシ3a、3b間に進入したア−
ム47は上下シリンダ45によって下降方向に駆動され
る。それによって、ア−ム47に保持された半導体ウエ
ハUの周辺部の径方向一端側が3本の駆動ロ−ラ4の係
合段部5に係合に係合し、他端側が従動ロ−ラ5の保持
段部5aに係合するから、上記半導体ウエハUは傾斜し
た状態で保持され、ア−ム47と半導体ウエハUとの係
合状態が解除される。
【0038】ついで、上記ア−ム47は後退限まで後退
させられてさらに下降方向へ駆動される。それによっ
て、ア−ム47は、先端部を待機部2の一対の支持ブロ
ック23間に位置させ、しかも先端部上面を支持ブロッ
ク23に形成された段部24よりも低い位置にして待機
することになる。
【0039】一方、洗浄部1では下側の洗浄ブラシ3b
が上昇させられ、傾斜した半導体ウエハUを上記駆動ロ
−ラ4の係合段部5とでほぼ水平に保持するとともに、
上側の洗浄ブラシ3aが下降方向に駆動され、一対の洗
浄ブラシ3a、3bによって半導体ウエハUを保持す
る。ついで、一対の洗浄ブラシ3a、3bが逆方向に回
転駆動されるとともに、駆動ロ−ラ4も回転駆動され
る。それによって、上記半導体ウエハUは駆動ロ−ラ4
で回転させられながら、一対の洗浄ブラシ3a、3によ
って上下面が同時に洗浄されることになる。
【0040】ところで、上記構成においては、ア−ム4
7によって洗浄部1へ供給される前の、未洗浄の半導体
ウエハUは待機部2で待機させられる。この待機部2で
待機する半導体ウエハUには、一方の支持ブロック23
に形成された分岐路25bから流出する純水がかけられ
る。
【0041】つまり、純水は半導体ウエハUの上面に沿
って流れてその上面の乾燥を防止するばかりか、容器2
1に形成された流出部27からオ−バフロ−すること
で、液面が支持ブロック23の段部24に保持された半
導体ウエハUの下面とほぼ同じ高さに維持される。それ
によって、半導体ウエハUは下面が流体に浸漬するか
ら、その下面が乾燥するのも防止されることになる。
【0042】さらに、分岐路25bから流出する純水が
半導体ウエハUの上面だけでなく、下面に沿っても流れ
る。つまり、液面が半導体ウエハUの下面とほぼ同じ高
さに維持されることで、その液面が半導体ウエハUの下
面に接した状態で流動する。それによって、半導体ウエ
ハUは上下面の汚れがある程度、除去されることにな
る。つまり、半導体ウエハUは待機部2において予備洗
浄されることになる。
【0043】したがって、半導体ウエハUは、待機部2
で乾燥が防止されることと、同じく待機部2で予備洗浄
されることによって、洗浄部1での洗浄時間を短縮した
り、洗浄効果を高めるなどのことができる。
【0044】なお、上記一実施形態ではワ−クとして半
導体ウエハを挙げたが、ワ−クはそれだけに限定され
ず、洗浄前に乾燥を防止する必要があるものであればよ
く、たとえば液晶表示装置のガラス基板などであって
も、この発明を適用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によれ
ば、ワ−クを洗浄前に待機させる場合、待機させるワ−
クを保持するために容器内に設けられた保持部材に、上
記ワ−クの被洗浄面に向けて流体を供給する供給路を形
成し、待機中に上記ワ−クが乾燥するのを防止した。
【0046】そのため、洗浄されるワ−クを乾燥させず
に洗浄部へ供給することができるから、洗浄部での洗浄
効果を高めることができる。しかも、ワ−クを保持する
保持部材に供給路を形成したので、乾燥防止用の流体を
供給するために、専用の供給手段を設けずにすむという
こともある。
【0047】請求項2の発明によれば、容器内の流体の
液面を、上記保持部材に保持されたワ−クの被洗浄面と
ほぼ同じ高さに維持できるよう、上記容器に流体をオ−
バフロ−させるための流出部を形成した。
【0048】そのため、保持部材に形成された供給路か
ら流出する流体は上記ワ−クの上面だけでなく、下面に
沿っても流れるから、その流体の流れによってワ−クの
上下面を予備洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の全体構成を示す平面
図。
【図2】図1の要部の拡大平面図。
【図3】同じく図1のA−A線に沿う断面図。
【図4】同じく図1のB−B線に沿うア−ムを駆動する
機構の側面図。
【図5】同じく洗浄ユニットの縦断面図。
【符号の説明】
1…洗浄部、2…待機部、23…支持ブロック(保持部
材)、24…段部、25…供給路、27…流出部、U…
半導体ウエハ(ワ−ク)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワ−クを洗浄部へ供給して洗浄する前に
    待機させる待機装置において、 容器と、 この容器内に設けられ上記ワ−クを保持する保持部材
    と、 この保持部材に形成され上記ワ−クの被洗浄面に向けて
    この被洗浄面の乾燥を防止する流体を供給するための供
    給路とを具備してなることを特徴とするワ−クの洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 上記容器には、上記保持部材の供給路か
    ら上記容器内に供給される流体の液面を、上記保持部材
    に保持されたワ−クの被洗浄面とほぼ同じ高さに維持す
    るオ−バフロ−用の流出部が形成されていることを特徴
    とする請求項1記載のワ−クの洗浄装置。
JP22385895A 1995-08-31 1995-08-31 ワ−クの待機装置 Pending JPH0969550A (ja)

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