JP2002016028A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2002016028A
JP2002016028A JP2000193320A JP2000193320A JP2002016028A JP 2002016028 A JP2002016028 A JP 2002016028A JP 2000193320 A JP2000193320 A JP 2000193320A JP 2000193320 A JP2000193320 A JP 2000193320A JP 2002016028 A JP2002016028 A JP 2002016028A
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JP
Japan
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semiconductor wafer
polishing
top ring
wafer
rotary transporter
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JP2000193320A
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Mitsuru Miyazaki
充 宮崎
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチヘッド型のポリッシング装置を複数台
ポリッシングゾーンに配置し、ポリッシング装置間で基
板を送受し、種々の採り得る研磨プロセス経路から適し
た研磨プロセス経路を選択し、研磨処理のスループット
向上が図れる基板処理装置を提供すること。 【解決手段】 ロードアンロード領域Z1、該ロードア
ンロード領域Z1に隣接する洗浄領域Z2、該洗浄領域
に隣接するポリッシング領域Z3を有し、ポリッシング
領域に研磨面を有する研磨テーブルと基板を保持して研
磨テーブルに押圧する複数のトップリングと複数のトッ
プリングを保持すると共に該複数のトップリングの回転
割り出しを行う回転台とを備えたマルチヘッド型のポリ
ッシング装置P1、P2を複数台配置すると共に、ポリ
ッシング領域Z3内で該ポリッシング装置間で基板を送
受できる基板移送機構(ロータリートランスポータ2
8)を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハ等の基
板を平坦且つ鏡面状に研磨する基板処理装置に関し、特
に複数のトップリングを具備するマルチヘッド型のポリ
ッシング装置を複数台配置し、一度に複数枚の基板研磨
又は連続した基板研磨を行うことができる基板処理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスの高集積化が進む
につれて回路の配線が微細化し、配線間距離もより狭く
なりつつある。特に、線幅が極めて狭い光リソグラフィ
の場合、許容される焦点深度が浅くなるため、ステッパ
ーの結像面に高い平坦度が必要となる。そこで、半導体
ウエハの表面を平坦化することが必要となるが、この平
坦化法の1手段としてポリッシング装置を用いて化学的
機械研磨(CMP)をすることが行なわれている。
【0003】前記ポリッシング装置として、一個の研磨
テーブルに対して半導体ウエハを保持するトップリング
を複数個備え、同時に複数の半導体ウエハを研磨するこ
とができるマルチヘッド型のポリッシング装置が知られ
ている。このマルチヘッド型のポリッシング装置におい
ては、各トップリング装置においては、各トップリング
に半導体ウエハを装着した後に、トップリングに保持さ
れた全ての半導体ウエハを同時に研磨テーブル上の研磨
面に押付け研磨を行った後に、各トップリングを上昇さ
せて研磨を終了させている。そして各トップリングから
研磨を終了した半導体ウエハをトップリングから取り外
した後に、各トップリングに半導体ウエハを装置するこ
とにより次の研磨を行っている。
【0004】上記従来のマルチヘッド型のポリッシング
装置においては、複数の半導体ウエハを同時に研磨し、
同時に取外し・装着するというロードアンロード方法を
採っているため、ロードアンロードしている間は、研磨
作業が行なわれておらず、単位時間当りのポリッシング
対象物の研磨枚数を増やしたいという要請の障害となっ
ていた。
【0005】また、従来上記のようマルチヘッド型のポ
リッシング装置を複数台並設して構成された処理装置も
あるが、このような研磨装置においてもポリッシング装
置間で基板を送受し、互いに異なる研磨を行うように構
成されたものではなく、例えば、スラリー研磨、薬液研
磨、水研磨等の異なる研磨を行う場合は、洗浄ゾーンに
仮置台を設置し、一方のマルチヘッド型のポリッシング
装置で研磨処理した基板をこの仮置台に載置し、該仮置
台を経て他のポリッシング装置に移送するようにしてい
る。従って、基板研磨処理のスループットの向上が望め
なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
マルチヘッド型のポリッシング装置を複数台ポリッシン
グゾーンに配置し、ポリッシング装置間で基板を送受
し、種々の採り得る研磨プロセス経路から適した研磨プ
ロセス経路を選択し、研磨処理のスループット向上が図
れる基板処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すため請
求項1に記載の発明は、ロードアンロード領域、該ロー
ドアンロード領域に隣接する洗浄領域、該洗浄領域に隣
接するポリッシング領域を有し、ポリッシング領域に研
磨面を有する研磨テーブルと基板を保持して研磨テーブ
ルに押圧する複数のトップリングと複数のトップリング
を保持すると共に該複数のトップリングの回転割り出し
を行う回転台とを備えたマルチヘッド型のポリッシング
装置を複数台配置すると共に、ポリッシング領域内で該
ポリッシング装置間で基板を送受できる基板移送機構を
設けたことを特徴とする。
【0008】上記のようにポリッシング領域内で該ポリ
ッシング装置間で基板を送受できる基板移送機構を設け
たので、基板の研磨を複数の研磨工程を経て行う場合、
1研磨工程が終了するごとに基板を洗浄領域に移動させ
ることなく、ポリッシング領域内で複数の研磨工程を処
理できるから、研磨処理のスループット向上を図ること
が可能となる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の基板処理装置において、基板移送機構がマルチヘッド
型のポリッシング装置間に配置されたロータリートラン
スポーターであることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の基板処理装置において、基板移送機構が基板を送受す
るロボットであることを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1又は2
又は3に記載の基板処理装置であって、洗浄領域とポリ
ッシング領域の間にポリッシング装置の間で基板の送受
を行うロータリートランスポーターを配置したことを特
徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の基板処理装置における基板の処理方法であって、ロー
ドアンロード領域及び洗浄領域を経てポリッシング領域
に搬送され、ポリッシング装置でポリッシングされた基
板を基板移送機構により他のポリッシング装置に送りポ
リッシングを行い、ポリッシングの終了した基板を洗浄
領域を経て洗浄処理し、ロードアンロード領域に移送す
ることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図1は本発明に係る基板処理装
置の平面構成例を示す図である。本基板処理装置はハウ
ジング100を有し、該ハウジング100内はロードア
ンロード領域Z1、該ロードアンロード領域Z1に隣接
する洗浄領域Z2、該洗浄領域Z2に隣接するポリッシ
ング領域Z3に区分されている。
【0014】ロードアンロード領域Z1には4つのロー
ドアンロードステージ1が設けられ、各ロードアンロー
ドステージ1には多数の半導体ウエハを収容するウエハ
カセット2が載置されるようになっている。各ロードア
ンロードステージ1は昇降可能な機構を有してもよい。
ロードアンロードステージ1の各ウエハカセット2にハ
ンドが到達可能なように、走行機構3の上に搬送ロボッ
ト4が配置されている。
【0015】搬送ロボット4は上下に2つのハンドを有
し、下側のハンドはウエハカセット2より半導体ウエハ
を受け取るときのみに使用され、上側のハンドはカセッ
ト2に半導体ウエハを戻すときのみに使用される。これ
は、洗浄した後のクリーンな半導体ウエハを上側にし
て、それ以上半導体ウエハを汚さない配慮である。下側
のハンドには半導体ウエハを真空吸着する吸着型ハンド
を用い、上側のハンドには半導体ウエハの周縁部を保持
する落し込み型のハンドを用いる。吸着型ハンドはウエ
ハカセット2内の半導体ウエハのズレに関係なく正確に
吸着搬送し、落し込み型ハンドは真空吸着のようにダス
トを集めてこないので半導体ウエハの裏面のクリーン度
を保って搬送できる。
【0016】搬送ロボット4の走行機構3を対称軸に、
ロードアンロードステージ1とは反対側に2台の洗浄機
5、6が配置されている。各洗浄機5、6は搬送ロボッ
ト4のハンドが到達可能な位置に配置されている。ま
た、2台の洗浄機5、6の間で、搬送ロボット4のハン
ドが到達可能な位置に、上下方向に多段に配置された半
導体ウエハの載置台を備えたウエハステーション7が配
置されている。洗浄機5、6は、半導体ウエハを高速回
転させて乾燥させるスピンドライ機能を有しており、こ
れにより半導体ウエハの2段洗浄及び3段洗浄にモジュ
ール交換することなく対応できるように構成されてい
る。
【0017】ロードアンロード領域Z1と洗浄領域Z2
の間にはクリーン度を分けるために隔壁101が配置さ
れ、互いの領域の間で半導体ウエハを搬送するため該隔
壁101の開口部にシャッター102を設けている。洗
浄機5とウエハステーション7にハンドが到達可能な位
置に2つのハンドを有する搬送ロボット8が配置されて
おり、洗浄機6とウエハステーション7にハンドが到達
可能な位置に2つのハンドを有する搬送ロボット9が配
置されている。搬送ロボット8及び搬送ロボット9の上
側のハンドは、一度洗浄された半導体ウエハを洗浄機
5、6若しくはウエハステーション7の載置台へ搬送す
るのに使用され、下側のハンドは1度も洗浄されていな
い半導体ウエハ及び研磨される前の半導体ウエハを搬送
するのに使用される。このように上側ハンドと下側ハン
ドを使い分けることで、下側のハンドで後述する反転機
への半導体ウエハの出し入れを行うことにより、反転機
上部の壁からのリンス水の雫により上側のハンドが汚染
されることがない。
【0018】洗浄機5と隣接するように搬送ロボット8
のハンドが到達可能な位置に洗浄機10が配置されてい
る。また、洗浄機6と隣接するように搬送ロボット9の
ハンドが到達可能な位置に洗浄機11が配置されてい
る。前記洗浄機5、6、10、11とウエハステーショ
ン7と搬送ロボット8、9は全て洗浄領域Z2中に配置
され、ロードアンロード領域Z1内の気圧より低い気圧
に調整されている。洗浄機10、11は半導体ウエハの
両面を洗浄できる洗浄機である。なお、洗浄領域Z2に
は隔壁103、104が配置されている。
【0019】ポリッシング領域Z3は全体を隔壁105
で囲まれ、洗浄領域Z2とは区分されたポリッシング室
が形成されている。ポリッシング室は仕切壁106によ
り領域Z3−1、Z3−2に区分されている。そして、
2つの領域Z3−1、Z3−2には、マルチヘッド型の
ポリッシング装置P1、P2が配置されている。ポリッ
シング装置はP1は研磨テーブル12とカルーセル14
を具備し、ポリッシング装置P2は研磨テーブル13と
カルーセル15を具備する。
【0020】ポリッシング装置P1、P2はそれぞれ研
磨テーブル12、13に研磨砥液を供給するための砥液
ノズル(図示せず)を具備する。また、ポリッシング装
置P1、P2のそれぞれに隣接し、研磨テーブル12、
13のドレッシングを行うためのドレッシング装置1
6、17が配置されている。
【0021】図1示すように、左右のマルチヘッド型の
ポリッシング装置P1、P2は仕切壁106に対して線
対称に配置されている。そして図1は左右のポリッシン
グ装置P1、P2とも3個のトップリング18、19が
半導体ウエハを保持して研磨している状態を示してい
る。本発明の基板処理装置の構成要素は壁106に対し
て対称に略同機能を有する。
【0022】仕切壁106で仕切られた領域Z3−1の
中にあって、搬送ロボット8のハンドの到達可能な位置
に半導体ウエハを反転させる反転機20が配置されてい
る。また、領域Z3−2の中にあって、搬送ロボット9
のハンドが到達可能な位置に半導体ウエハを反転させる
反転機21が配置されている。また、隔壁105の洗浄
領域Z2とポリッシング領域Z3の領域Z3−1、Z3
−2を仕切る部分には、半導体ウエア搬送用の開口部が
設けられ、それぞれの開口部に反転機20及び反転機2
1専用のシャッター107、108が設けられている。
【0023】前記反転機20及び反転機21は、半導体
ウエハをチャックするチャック機構と半導体ウエハの表
面と裏面を反転させる反転機構と半導体ウエハを前記チ
ャック機構によりチャックしているかどうかを確認する
ウエハ有無検知センサ(図示せず)を備えている。そし
て、反転機20には搬送ロボット8によって半導体ウエ
ハが搬送され、反転機21には搬送ロボット9によって
半導体ウエハが搬送される。
【0024】また、領域Z3−1内には、反転機20と
ポリッシング装置P1のカルーセル14に支持された3
つのトップリング18との間で半導体ウエハを受け渡し
するためのロータリートランスポータ22が配置されて
いる。該ロータリートランスポータ22には、半導体ウ
エハを載せるステージが4ケ所等配に設けてあり、同時
に複数の半導体ウエハが搭載可能になっている。反転機
20に搬送された半導体ウエハは、ロータリートランス
ポータ22のステージの中心と、反転機20でチャック
された半導体ウエハの中心の位相が合ったときに、ロー
タリートランスポータ22の下方に設置されたリフタ2
4が昇降することで、ロータリートランスポータ22上
に搬送されるようになっている。
【0025】ロータリートランスポータ22のステージ
上に載せられた半導体ウエハは、ロータリートランスポ
ータ22の回転割り出しによって、プッシャー26の上
方へ搬送される。トップリング18は予めロータリート
ランスポータ22の上方の位置(ロードアンロード位
置)に揺動している。トップリング18の中心が前記ロ
ータリートランスポータ22に搭載されている半導体ウ
エハの中心と位相があったとき、それらの下方に配置さ
れたプッシャー26が作動し該半導体ウエハはトップリ
ング18へ移送される。上述の動作を繰り返すことによ
りカルーセル14に支持された3つのトップリング18
への半導体ウエハがロードされる。
【0026】前記各トップリング18に移送された半導
体ウエハは、トップリングの真空吸着機構により吸着さ
れ、吸着が確認された後半導体ウエハは研磨テーブル1
2までトップリング18に保持されたまま搬送される。
そして、半導体ウエハは研磨テーブル12上に取り付け
られた研磨パッド又は砥石等からなる研磨面で研磨され
る。
【0027】一方、領域Z3−2には、前記反転機21
とポリッシング装置P2のカルーセル15に支持された
3つのトップリング19との間で半導体ウエハを搬送す
るロータリートランスポータ23が配置されている。ロ
ータリートランスポータ23には、半導体ウエハを載せ
るステージが4ケ所等配に設けてあり、同時に複数の半
導体ウエハが搭載可能になっている。反転機21に搬送
された半導体ウエハは、ロータリートランスポータ23
のステージの中心と、反転機21でチャックされた半導
体ウエハの中心の位相が合ったときに、ロータリートラ
ンスポータ23の下方に設置されたプッシャ27が昇降
することで、ロータリートランスポータ23上に搬送さ
れる。
【0028】ロータリートランスポータ23のステージ
上に載せられた半導体ウエハは、ロータリートランスポ
ータ23の回転割り出しによって、プッシャー27の上
方へ搬送される。トップリング19は予めロータリート
ランスポータ23の上方の位置(ロードアンロード位
置)に揺動している。トップリング19の中心が前記ロ
ータリートランスポータ23に搭載された半導体ウエハ
の中心と位相が合ったとき、それらの下方に配置された
プッシャー27が昇降することで、半導体ウエハはロー
タリートランスポータ23からトップリング19へ移送
される。上述の動作を繰り返すことによりカルーセル1
5に支持された3つのトップリング19への半導体ウエ
ハがロードされる。
【0029】前記各トップリング19に移送された半導
体ウエハは、トップリング19の真空吸着機構により吸
着され、吸着が確認された後半導体ウエハは研磨テーブ
ル13までトップリング19に保持されたまま搬送され
る。そして研磨テーブル13上に取り付けられた研磨パ
ッド又は砥石等からなる研磨面で研磨される。
【0030】前記研磨テーブル12、13で研磨が終了
した後、ドレッシング装置16、17によってそれぞれ
の研磨面のドレッシングが行なわれる。ドレッシングと
は、研磨テーブルの研磨面が半導体ウエハの研磨によっ
て劣化したことに対して、その回復を図るための処置
で、コンディショニング、修正などと呼ばれることもあ
る。
【0031】ポリッシング領域Z3の仕切壁106が切
れたところの領域Z3−1と領域Z3−2の間にはロー
タリートランスポータ28が配置されている。ロータリ
ートランスポータ28には、半導体ウエハを載せるステ
ージが3ケ所等配に設けてあり、同時に3個の半導体ウ
エハが搭載可能になっている。研磨テーブル12又は1
3で研磨の終了し、トップリング18又は19で保持さ
れた半導体ウエハは、ロータリートランスポータ28の
ステージの中心と、トップリング18又は19で保持さ
れた半導体ウエハの中心の位相が合ったときに、ロータ
リートランスポータ28の下方に設置されたプッシャー
29が昇降することで、ロータリートランスポータ28
上に搬送される。
【0032】ロータリートランスポータ28のステージ
上に載せられた半導体ウエハは、ロータリートランスポ
ータ28の回転割り出しによって、プッシャー29の上
方へ搬送される。トップリング18又は19は予めロー
タリートランスポータ28の上方の位置(ロードアンロ
ード位置)に揺動している。トップリング18又は19
の中心が前記ロータリートランスポータ23に搭載され
た半導体ウエハの中心と位相が合ったとき、それらの下
方に配置されたプッシャー29が昇降することで、半導
体ウエハはロータリートランスポータ28からトップリ
ング18又は19へ搬送される。
【0033】即ち、領域Z3−1と領域Z3−2の間に
ロータリートランスポータ28を配置することにより、
ポリッシング装置P1で研磨終了した半導体ウエハを洗
浄領域Z2を経由することなく、該ロータリートランス
ポータ28を経由してポリッシング装置P2に移送でき
るようになっている。
【0034】左側のポリッシング装置P1又は右側のポ
リッシング装置P2で研磨が終了した半導体ウエハはト
ップリング18又はトップリング19からプッシャー2
6又はプッシャー27に移送され、その後、プッシャー
26又はプッシャー27が下降してロータリートランス
ポータ22又はロータリートランスポータ23に受け渡
される。そしてロータリートランスポータ22又はロー
タリートランスポータ23の回転割り出しにより、半導
体ウエハは反転機20又は反転機21の下方に搬送さ
れ、その後プッシャ26又はプッシャ27の上昇によっ
て反転機20又は21に戻される。
【0035】また、ポリッシング装置P1で研磨が終了
した半導体ウエハはトップリング18からプッシャー2
9に移送され、その後、プッシャー29が下降してロー
タリートランスポータ28に受け渡される。そしてロー
タリートランスポータ28の回転割り出しにより、半導
体ウエハはトップリング19の下方に搬送され、その後
プッシャー29の上昇によってトップリング19に搬送
される。また、ポリッシング装置P2で研磨が終了した
半導体ウエハも同様に、トップリング19、プッシャー
29及びロータリートランスポータ28、トップリング
18の動作により、ポリッシング装置P2に搬送でき
る。
【0036】上述の動作によって、反転機20又は反転
機21まで戻された半導体ウエハには、純水若しくは洗
浄用の薬液がリンスノズルによりかけられリンスされ
る。また、半導体ウエハが離脱したトップリング18又
は19のウエハ吸着面は、トップリング洗浄ノズルから
の純水若しくは薬液によって洗浄され、場合によっては
乾燥防止のためにリンスされる。そして、隔壁105に
はプッシャー洗浄ノズル(図示せず)が取り付けあり、前
記プッシャー26、27、29の洗浄も行えるようにな
っている。
【0037】また、半導体ウエハの歩留まり、洗浄効果
の向上のため、半導体ウエハをトップリングに吸着させ
た状態で薬液リンスすることもでき、プッシャー26、
27の上方ではロータリートランスポータ22又はロー
タリートランスポータ23に保持された状態で薬液リン
スすることもできる。
【0038】図2乃至図4はカルーセル14(又は1
5)によって支持されたトップリング18(又は19)
と研磨テーブル12(又は13)との関係を示す図で、
図2は概略側面図、図3及び図4は概略斜視図である。
カルーセル14、トップリング18及び研磨テーブル1
2と、カルーセル15、トップリング19及び研磨テー
ブル13とは同一の構成であるため、図2乃至図4に関
連した以下の説明においては、一方のカルーセル14、
トップリング18及び研磨テーブル12についてのみ説
明する。
【0039】図2に示すように、カルーセル14は複数
の柱31(図2では1個のみ示す)によって支持された
ブリッジ32に支持されている。カーセル14はブリッ
ジ32に取り付けられたモータ34の回転主軸33に支
持されている。従って、カルーセル14は回転主軸33
の回転によって垂直な回転軸芯Oを中心に回転可能に構
成されている。カルーセル14には3個のトップリング
揺動アーム35(図2では1個のみ示す)が支持されて
いる。各トップリング揺動アーム35は、図2では真直
に図示されているが、L字形状に屈曲されている。
【0040】各トップリング揺動アーム35は減速機3
7を介してモータ38に連結されており、モータ38を
駆動することによって、トップリング揺動アーム35は
カルーセル14に対して揺動するようになっている。ト
ップリング揺動アーム35の先端にはトップリング18
が支持されている。トップリング18はトップリング軸
36を介してエアシリンダ(図示せず)に連結されてい
る。このトップリング軸36はタイミングベルト40を
介してモータ41に連結されている。従って、トップリ
ング18は、エアシリンダによって上下動可能に構成さ
れ、モータ41によって自身の軸心の回りに回転可能に
構成されている。
【0041】図3及び図4はブリッジ32及び柱31を
除去することにより、カルーセル14、トップリング揺
動アーム35及びトップリング18の関係をより分かり
易く示した図である。図3及び図4に示すように、カル
ーセル14は回転主軸33から120°の等間隔放射状
に延びた3個のヘッド14a、14b、14cから構成
されている。また、カルーセル14の各ヘッド14a〜
14cに支持されたトップリング揺動アーム35はL字
状をなし、基端部はカルーセル14に支持され、先端部
にはトップリング18が支持されている。
【0042】図2乃至図4の右側部分には、ロータリー
トランスポータ22(又は23)と、反転機20(又は
21)と、リフタ24(又は25)と、プッシャー26
(又は27)との関係が示されている。ロータリートラ
ンスポータ22(又は23)の上方に反転機20(又は
21)が配置され、ロータリートランスポータ22(又
は23)の下方にリフタ24(又は25)及びプッシャ
ー26(又は27)がそれぞれ配置されている。
【0043】図2において、1個のトップリング18が
ロータリートランスポータ22の上方にある状態が示さ
れている。図3において、3個のトップリング18が研
磨テーブル12上で半導体ウエハを研磨している状態が
示されている。このときトップリング揺動アーム35
は、カルーセル14の半径方向内側に入り込むように揺
動している。また、図4においては、1個のトップリン
グ18がロータリートランスポータ22のロードアンロ
ードの位置にあり、1個のトップリング18が研磨テー
ブル12に対してオーバーハングした位置にあり、1個
のトップリング18がロータリートランスポータ28の
ロードアンロードの位置にある状態を示している。図4
において、各トップリング揺動アーム35は、カルーセ
ル14から半径方向外側に開くように揺動している。
【0044】次に、ブリッジ32とカルーセル14とト
ップリング揺動アーム35の各機能について、更に説明
する。ブリッジ32は、3ヶ所をテーブルベース42か
ら立ち上がった支柱31によって堅固に支えられてい
る。3ヶ所の支柱部分には、ウォームギヤで構成されて
いるギヤボックスとサーボモータ及びボールネジから構
成されるジャッキとが配置されている。3ヶ所のジャッ
キは同期制御され、同時に動作することで研磨テーブル
12(又は13)に貼り付けられた研磨クロスを交換す
る場合などのメンテナンス時に、カルーセル14を上昇
させることができるようになっている。
【0045】通常の動作中は、ブリッジ32はテーブル
ベース42から立ち上がった3本の支柱31で支えら
れ、支柱31の上端のカップリング凸部とブリッジ32
底面に取り付けられた状態で静止している。更に、凹凸
カップリングの締結を堅固なものにするため、ジャッキ
のモータにトルクをかけ、あたかもボルト締結をしてい
るような状態にしている。また、回転するカルーセル1
4(又は15)に圧力流体、電源、信号を供給するため
に、ブリッジ32の上には、配管及び配線が螺旋状に配
置されていて、カルーセル14(又は15)が回転して
も断線及び配管のねじりがないようになっている。
【0046】カーセル14(又は15)は、ブリッジ3
2から堅固な軸受を内蔵するモータ34により懸架され
ている。カルーセル14は、トップリング揺動アーム3
5がポリッシング位置にあるときのみ回転可能に制御さ
れる。回転していないときは、内蔵しているエアブレー
キにより回転しないように保持され、回転動作時のみこ
のエアブレーキが開放される。カルーセル14は正逆方
向に回転可能であり、カルーセル14の回転は240°
に制限され、同一回転方向に回転しつづけることはな
い。カルーセル14を回転駆動するモータ34は、研磨
テーブル12(又は13)を回転駆動するモータと同様
に、偏平で大きな外径をもち、低速回転可能になってい
る。カルーセル14を支持する回転主軸33は、カルー
セル14、トップリング揺動アーム35に圧力流体、電
源、制御信号を供給するため、中空軸となっている。
【0047】一方、トップリング揺動アーム35は、カ
ルーセル14(又は15)に堅固な軸受により水平内で
回転可能に懸架されている。トップリング揺動アーム3
5は、カルーセル回転角度との組み合わせにより、研磨
テーブル12(又は13)上でのポリッシング位置、ポ
リッシグ後の半導体ウエハを研磨面から容易に引き離す
ために、研磨テーブル12の外周端より半導体ウエハを
はみ出させるオーバハング位置、ロータリートランスポ
ータ22又は28上で半導体ウエハを装着・離脱させる
ロードアンロード位置、及びトップリング18(又は1
9)をメンテナンスする場合にトップリング軸(スプラ
インシャフト)36から取り外しするためのメンテナン
位置に揺動可能になっている。トップリング揺動アーム
35の揺動回転移動は、堅固な軸受を介して取り付けら
れサーボモータ38により制御されるようになってい
る。トップリング揺動アーム35の回転揺動の揺動端に
は、揺動アームの誤過動センサ及びメカニカルストッパ
が設けられている。
【0048】また、トップリング揺動アーム35は、研
磨テーブル12(又は13)上でポリッシング位置にあ
るとき、その一部がカルーセル14(又は15)にかぶ
さるように収納され、更にその一部が、カルーセル14
底面に取り付けられたプレートに接し、上方向に動作が
拘束される。更に、カルーセル14底面に取り付けられ
た空圧シリンダにより、トップリング揺動アーム35の
上面が、プレートに押し付けられる。これは、ポリッシ
ング中に半導体ウエハが受ける垂直方向の下降反力によ
り、トップリング揺動アーム35が上方向に弾性変形す
るのを防ぎ、安定的に姿勢が保たれるようにするためで
ある。
【0049】装置の安全上、トップリング揺動アーム3
5が動作を許される場所以外で誤った動作しないよう
に、ブリッジ32の底部には、トップリング揺動アーム
動作テンプレート43が設けられている。そして、トッ
プリング揺動アーム35の上面には、ガイドポール46
が固定されており、このガイドポール46は後述するよ
うにテンプレート43の溝に嵌合されている。これによ
って、ガイドポール46はテンプレート43に予め規定
された経路以外に働くことができないように設定されて
いる。
【0050】次に、テンプレート43について説明す
る。図5はテンプレート43の平面図である。図5に示
すように、テンプレート43には6個の円弧状の溝43
a〜43fが形成されている。溝43aはロードアンロ
ード位置規制用溝であり、溝43bはメンテナンス位置
規制用溝、43cは待機位置規制用溝である。また、4
3dはトップリング交換位置規制用溝、43eはロード
アンロード位置規制用溝、43fはメンテナンス位置規
制用溝である。
【0051】前記溝43a〜43fに各トップリング揺
動アーム35から立設されたガイドポール46が嵌合し
ており、各トップリング揺動アーム35の動きが規定さ
れるようになっている。更にテンプレート43によって
規定された経路の要所には、センサが設けられていて、
各トップリング揺動アーム35が規定された以上に移動
しようとする場合、制御ハード回路によってインタロッ
クが働くようになっている。
【0052】上記構成において、3個の半導体ウエハが
バッチ処理される場合について説明する。この場合、左
側のポリッシング装置P1について説明する。搬送ロボ
ット8によって、反転機20に搬送された半導体ウエハ
は、ロータリートランスポータ22のステージの中心
と、反転機20でチャックされた半導体ウエハの中心の
位相があったときに、ロータリートランスポータ22の
下方に位置されたリフタ24が昇降することで、ロータ
リートランスポータ22上に搬送される。
【0053】ロータリートランスポータ22のステージ
上に載せられた半導体ウエハは、ロータリートランスポ
ータ22の回転割り出しによって、トップリング18の
下方へ搬送される。トップリング18はトップリング揺
動アーム35の揺動によって予めロータリートランスポ
ータ22のロートアンロード位置に揺動している。トッ
プリング18の中心が前記ロータリートランスポータ2
2に搭載された半導体ウエハの中心と位相が合ったと
き、それらの下方に配置されたプッシャー26が上昇す
ることで、半導体ウエハはロータリトランスポータ22
か1個のトップリング18へ移送される。上述の動作を
繰り返すことによりカルーセル14に支持された3個の
トップリング18へ半導体ウエハのロードが行われる。
【0054】全てのトップリングに18に半導体ウエハ
を装着した後に、全てのトップリング18によって半導
体ウエハを研磨テーブル12に押し付けて3個の半導体
ウエハの同時研磨を行う。この場合、半導体ウエハを回
転している研磨テーブル12の上面の研磨クロス又は砥
石等からなる研磨面にエアシリンダにより押圧する。一
方、研磨砥液ノズル(図示せず)から研磨砥液を流すこ
とにより、研磨面に研磨液が保持されており、半導体ウ
エハの被研磨面(下面)と研磨面の間に研磨砥液が存在
した状態でポリッシングが行われる。この研磨中に、全
ての半導体ウエハの研磨状態は、図示しない光学式セン
サ、若しくは図示しない渦電流センサで監視し、図示し
ない研磨制御部でセンサ出力信号が処理され、研磨動作
にフィードバックされる。
【0055】その後、所望の研磨時間が終了すると、ト
ップリング12は半導体ウエハを吸着保持する。そし
て、トップリング揺動アーム35を半径方向外方に揺動
させることにより、トップリング18は研磨テーブル1
2上を半導体ウエハと研磨パッドが接触した状態で揺動
し、半導体ウエハの中心が研磨テーブル12上に存在し
可能な限り研磨テーブル12の外周近傍に位置し、半導
体ウエハの表面の40%程度が研磨テーブル12からは
み出したところまで移動する。
【0056】その後、エアシリンダ(図示せず)を動作
させ、半導体ウエハと共にトップリング18を上昇させ
る。これは、使用する研磨パッドによってはパッド上の
スラリーと半導体ウエハとの間の表面張力がトップリン
グの吸着力よりも強くなることがあり、半導体ウエハが
研磨パッド上に残されてしまうため、その表面張力を減
少させるために、研磨テーブル12よりも半導体ウエハ
を飛び出させてからトップリング18を上昇させる。半
導体ウエハ面積の40%以上研磨テーブル12からはみ
出ると、トップリング18が傾き、半導体ウエハが研磨
テーブルのエッジに当たり半導体ウエハが割れてしまお
それがあるので40%程度のはみ出しが望ましい。
【0057】トップリング18の上昇が完了すると、エ
アシリンダ(図示せず)の上昇点検センサが作動し、上
昇動作が完了したことが確認できる。そして、トップリ
ング18の揺動動作を開始し、ロードアンロード位置で
あるプッシャー26の上方に移動しプッシャー26への
半導体ウエハの受渡しを行う。半導体ウエハをプッシャ
ー26に受け渡した後、トップリング18に向かって下
方から洗浄液を吹き付け、トップリング18の半導体ウ
エハ保持面やその周辺を洗浄する。
【0058】また、上記と同様、トップリング19の上
昇完了を上昇点検センサで確認し、トップリング19の
揺動動作を開始し、ロードアンロード位置であるプッシ
ャー27の上方に移動しプッシャー27への半導体ウエ
ハの受渡しを行う。半導体ウエハをプッシャー27に受
け渡した後、トップリング19に向かって下方から洗浄
液を吹き付け、トップリング19の半導体ウエハ保持面
やその周辺を洗浄する。また、トップリング18からプ
ッシャー29への半導体ウエハの受渡し、トップリング
19からプッシャー29への半導体ウエハの受渡しも上
記と同様に行う。
【0059】上記洗浄水の供給は、次の半導体ウエハが
トップリング18、19に受け渡されるまでの間トップ
リングの乾燥防止を目的とし、継続してもよい。ランニ
ングコストを考慮して間欠的に洗浄水を吹き付けてもよ
い。
【0060】ポリッシングの間、例えばポリッシング時
間を複数のステップに分割し、そのステップ毎にトップ
リングの押し付け力や、回転数、半導体ウエハの保持方
法を変更することが可能になっている。また、使用する
砥液の種類、量、濃度、温度、供給タイミングなどを変
更することが可能である。
【0061】次に、ロータリトランスポータとその周辺
機器である反転機、リフタ及びプッシャーについて図6
乃至図11を参照して説明する。図6は反転機を示す図
であり、図6の(a)は平面図、図6(b)一部断面側
面図である。反転機20と21は同一構造であるので、
以下反転機20についてのみ説明する。図6(a)及び
図6(b)に示すように、反転機20は2本の円弧状の
アーム20−1、20−1を具備し、アーム20−1に
半導体ウエハをクランプするための溝が形成されたコマ
20−2が複数(例えば6個)固定されている。
【0062】このアーム20−1はシリンダ20−3と
圧縮バネ20−4の力を利用して押し引きされるシャフ
ト20−5の動きに合せて開閉されるように構成されて
いる。アーム20−1はシリンダ20−3が縮んだとき
に圧縮バネ20−4の力で閉じられている。シャフト2
0−5とシリンダ20−3の先端には間隔を設けてあ
り、シャフト20−5は圧縮バネ20−4の力でエンド
ブロック20−7にストッパ20−6が当たるまで引き
戻される。
【0063】また、半導体ウエハがチャックされている
ときは、ストッパ20−6とエンドブロック20−7の
間には1mmのクリアランスができるようにエンドブロ
ック20−7が調整されている。そして、ストッパ20
−6にはスリットが切られており、半導体ウエハをクラ
ンプした位置でこのスリットを透過するように透過型光
センサ20−8が配置されている。従って、半導体ウエ
ハWをクランプしていないとき、若しくは正常にクラン
プできなかったときには、このセンサ20−8の光は透
過しないため、半導体ウエハWの有無をこのセンサ20
−8が認識できるようになっている。
【0064】また、シャフト20−5のスライド機構2
0−9とプーリ20−11とが接続されており、プーリ
20−9はステッピングモータ20−10の軸端のプー
リ20−11とベルト20−12で連結されており、サ
ーボモータ20−10が回転するとアーム20−1が回
転する構造となっている。また、図1示すように、反転
機20、21と搬送ロボット8、9との間にシャッター
107、108が設置されており、反転機20、21が
配置されている洗浄領域Z3と搬送ロボット8、9が配
置されている洗浄領域Z2とを仕切っている。
【0065】半導体ウエハの搬送時にはこのシャッター
107、108を開き、搬送ロボット8、9のハンドが
出入りする。搬送ロボット8、9のハンドの出入りがな
いときははこのシャッター107、108が閉まってお
り、半導体ウエハの洗浄やアームに固定されたチャック
コマの洗浄が行えるように防水機構となっている。
【0066】次に、上述のように構成された反転機構の
動作を説明する。反転機20へは搬送ロボット8とリフ
タ24がアクセス可能で、半導体ウエハの受渡しを行
う。また、反転機21へは搬送ロボット9とリフタ25
がアクセス可能で、半導体ウエハの受渡しを行う。
【0067】反転機20は搬送ロボット8やリフタ24
から搬送されてくる半導体ウエハをアーム20−1が開
いた状態で待っている。搬送ロボット8の下側ハンド又
はリフタ24で搬送される半導体ウエハの位置がアーム
20−1に固定されたコマ20−2のウエハクランプ用
溝と平面的に同じ高さで、且つアーム20−1のコマ2
0−2配置の概ね中心に搬送されてきたとき、搬送ロボ
ット8やリフタ24からの移動完了の信号を受けてアー
ム20−1を閉じる。
【0068】センサ20−8で半導体ウエハWの有無を
確認した後、搬送ロボット8はハンドをある所定の高さ
まで下げて、その後ハンドを引き抜く。一方、リフタ2
4は半導体ウエハWの有無を確認後、下方に待避して半
導体ウエハWの反転機20への受渡しを完了する。反転
機24に受け渡された半導体ウエハWはアーム20−1
と共にステッピングモータ20−10にて反転される。
反転された半導体ウエハWはその後の搬送機構である搬
送ロボット8やリフタ24が半導体ウエハを受け取るま
でそのままで待避する。
【0069】反転の動作はポリッシングの前後にそれぞ
れ行われる。ポリッシング後のウエハを反転する場合
は、ポリッシング時には半導体ウエハWについて砥液や
研磨屑が半導体ウエハW上で乾燥し、固着して半導体ウ
エハWにダメージを与えるのを防止するため、反転中や
反転後に半導体ウエハWへ洗浄液を吹き付けてリンスす
る。リンスされる洗浄液は純水や薬液が使用され、スプ
レーノズルにより必要流量、圧力で最適角度から所望の
時間吹き付ける。このようにリンスにより後段の洗浄性
能が充分に発揮できる。
【0070】半導体ウエハWが反転機24上で待機する
場合、その中間、洗浄液を流し続けるが、ランニングコ
ストを考慮し間欠的に流して洗浄液の使用量を低減して
もよい。また、反転機20が半導体ウエハをクランプし
ていないときに、半導体ウエハWをクランプする溝やそ
の周辺を洗浄液で洗浄し、半導体ウエハWに接触する部
位から半導体ウエハWが逆汚染されるのを防ぐことがで
きる。
【0071】図7はリフタの構造を示す縦断面図であ
る。リフタ24と25は同一構造であるので、以下の説
明ではリフタ24のみを説明する。リフタ24は、半導
体ウエハを載置するステージ24−1を該ステージ24
−1の上昇下降動作を行うシリンダ24−2とを備えて
おり、シリンダ24−2とステージ24−1とはスライ
ド可能なシャフト24−3で連結されている。ステージ
24−1は上方から見て等角度に配置された3本の爪2
4−4に分かれていて、それぞれの爪24−4はオリフ
ラウエハを載置した場合でも搬送に影響しない範囲内に
ウエハを保持できるような間隔で配置されている。
【0072】爪24−4は反転機24のチャック用のコ
マ20−2と位相が一致しない向きに配置されている。
つまりチャック用のコマ20−2が半導体ウエハWを保
持する第1のウエハエッジ部と、リフタ24の爪24−
4が保持する第2のウエハエッジ部は一致しない。ま
た、反転機20やロータリートランスポータ22との半
導体ウエハ受渡しを行う爪24−4には半導体ウエハが
載置される面があり、それより上方は半導体ウエハが載
置される面があり、それより上方は半導体ウエハが載置
される際に搬送位置決め誤差を吸収し、半導体ウエハを
求芯するようにテーパ状になっている。
【0073】シリンダ24−2の上昇動作でステージ2
4−1の半導体ウエハ保持面は反転機20のウエハ保持
高さまで上昇する。この上昇動作を停止するためにスト
ッパとして緩衝機能のあるストッパ24−5が設置され
ている。このストッパ24−5にシリンダ24−2の軸
に固定されたストッパベース24−6が当接するとシリ
ンダ24−2の上昇が停止、シリンダ24−2の軸に連
結されているステージ24−1の上昇も同時に停止す
る。このストッパ24−5の位置によりステージ24−
1の上昇する高さを受渡し高さに調整できる。また、こ
のシリンダ24−2には上昇位置と下降位置のそれぞれ
を検知するセンサ24−7、24−8が設けられてお
り、シリンダ24−2の上昇下降の動作が完了したこと
を検知できるようになっている。
【0074】次に、上記のように構成されたリフタ24
の動作を説明する。リフタ24は反転機20とロータリ
ートランスポータ22の間のウエハ搬送機構である。ポ
リッシング前の半導体ウエハは搬送ロボット8から反転
機20へ搬送される。その後、半導体ウエハは反転さ
れ、パターン面が下を向く。反転機20で保持された半
導体ウエハに対して下方からリフタ24が上昇してきて
半導体ウエハの真下で停止する。リフタ24の上端には
半導体ウエハを載置するステージ24−1があり、半導
体ウエハを載置することができる。
【0075】リフタ24の上昇が半導体ウエハの直下で
停止したのを、例えばリフタ24の上昇用シリンダのセ
ンサ24−7が確認すると、反転機20は半導体ウエハ
のクランプを開放し、半導体ウエハはリフタ24のステ
ージ24−1に載る。その後、リフタ24は半導体ウエ
ハを載置したまま下降する。この下降の途中で半導体ウ
エハはロータリートランスポータ22に受け渡される。
このとき、半導体ウエハはロータリートランスポータ2
2のピン上に載置される。半導体ウエハがロータリート
ランスポータ22に受け渡された後もリフタ24は下降
を続けシリンダ24−2のストローク分まで下降して停
止する。
【0076】逆にポリッシング後の半導体ウエハは、ロ
ータリートランスポータ22から反転機20にリフタ2
4によって搬送される。ポリッシング後の半導体ウエハ
はロータリートランスポータ22に載ってリフタ24の
上方に搬送されている。このとき、リフタ24はロータ
リートランスポータ22の下の位置にある。ロータリー
トランスポータ22に載せられた半導体ウエハがリフタ
24の真上に来て停止したことを確認した後、リフタ2
4は上昇を開始する。リフタ24は上昇の途中でロータ
リートランスポータ22に載った半導体ウエハを下方か
ら取り去る。その後、該半導体ウエハを載せたまま上昇
を続ける。
【0077】このとき、反転機20は半導体ウエハをク
ランプする準備としてアーム20−1を開いた状態で待
っている。反転機20のアーム20−1の半導体ウエハ
をクランプするコマ20−2のウエハクランプ用溝の高
さで半導体ウエハを上昇させたらリフタ24の上昇は終
了し停止する。リフタ24の上昇終了は前述のシリンダ
24−2のセンサ24−7で検知され、この検知信号で
装置本体の制御系に送られ、上昇終了が認識される。そ
の信号を受け、反転機20はクランプ動作として開いて
いたアーム20−1を閉じる。この動作により半導体ウ
エハは反転機20に保持される。反転機20で保持を確
認したら、リフタ24は下降する。
【0078】図8及び図9はロータリートランスポータ
の構成を示す図で、図8は平面図、図9は縦断面図であ
る。ロータリートランスポータ22と23は同一構造で
あるので、以下の説明はロータリートランスポータ22
のみを説明する。図8及び図9に示すように、半導体ウ
エハWを搭載するロータリートランスポータ22には4
ヶ所のウエハ搭載ステージ22−10を有し、該4ヶ所
のウエハ搭載ステージ22−10にそれぞれには、ウエ
ハを少なくとも3点のピンで支持すればよいが、オリフ
ラノッチ兼用とするため本実施形態例では6点のエッジ
で支えるため6本のピン22−1が立設されている。
【0079】ピン22−1の先端にはテーパ22−2
(15°〜25°ぐらいが望ましい)が形成されてお
り、ウエハ搭載時に求芯することができるようになって
いる。ロータリートランスポータ22は、常に反時計方
向の一方向に回転するようになっている。ちなみに、ロ
ータリートランスポータ23は時計方向の一方向に回転
するようになっている。
【0080】各々のポジションには半導体ウエハWの有
無を検知するセンサ50がロータリートランスポータ2
2から外れた場所に設置されている。センサ50はホト
センサーであり投光側50aと受光側50bで構成され
る。該センサ50はウエハ搭載ステージ22−10と一
緒には回転しない。各ステージ22−10には、処理前
の半導体ウエハと処理後の半導体ウエハとが搭載される
ようになっている。
【0081】4ヶ所の各ウエハ搭載ポジションには半導
体ウエハに洗浄液を吹き付けるためのリンスノズル51
−1〜51−4がロータリートランスポータ22を挟み
上下方向にロータリートランスボータ22から外れた場
所に設置されている。リンスノズル51−1〜51−4
はステージ22−10と一緒に回転しない。洗浄液は純
水やイオン水などが使われることが多い。各ウエハ搭載
ステージは、スラリーの飛散や半導体ウエハ洗浄及びト
ップリング洗浄時の水の飛散を防ぐため、それぞれセパ
レータ22−4で仕切られている。
【0082】ロータリートランスポータ22はサーボモ
ータ22−5の回転により半導体ウエハを搬送する。ロ
ータリートランスポータ22の下部には原点センサ22
−6が設置され、ウエハ搬送ポジションの位置決めは該
原点センサ22−6とサーボモータ22−5によって制
御さる。位置決めされる搬送ポジションはHP(ホーム
ポジション)位置を中心とした90°づつ位相を異にし
た4位置である。
【0083】次に、上述のように構成されたロータリー
トランスポータの動作を説明する。図8は、ホームポジ
ション(HP)位置を示している。ロータリートランス
ポータは一定方向に回転(ロータリートランスポータ2
2は反時計方向、ロータリートランスポータ23は時計
方向)回転し、1つのステージ22−10がリフタ24
の上方に予め位置している。
【0084】トップリング18へ搬送されるべき半導体
ウエハWは、搬送ロボット8によって反転機20に搬送
される。反転機20は半導体ウエハWをチャックした
後、該半導体ウエハWを180°反転させる。反転した
半導体ウエハWは、リフタ24によって受け取られ、そ
のまま下降すると、ロータリートランスポータ22のウ
エハ搭載ステージ22−10上のピン22−1のテーパ
22−2により、リフタ24上に載せられた半導体ウエ
ハWは求芯され、ピン22−1の肩に載せられる。
【0085】リフタ24は、半導体ウエハWがピン22
−1に載せられた後も、ロータリートランスポータ22
が回転しても互いに干渉しない位置まで下降を続ける。
リフタ24の下降が完了すると、ロータリートランスポ
ータ22は反時計廻りに90°位置を変え、上述の動作
に次の半導体ウエハをロータリートランスポータ22の
ステージ22−10に搭載する。この動作を順次行い、
プッシャー26上に1つの半導体ウエハWを位置させ
る。ロータリートランスポータ22の位置決めが完了す
ると、プッシャー26が上昇し、その上方にあるトップ
リング18へ半導体ウエハを搬送する。
【0086】トップリング18で研磨された半導体ウエ
ハWは、予めトップリング18の下に位置させたロータ
リートランスポータ22の半導体ウエハWは搭載ステー
ジ22−10に向けて前記プッシャー26により搬送さ
れる。トップリング18よりプッシャー26によって受
け取られた半導体ウエハWは、ウエハ搭載ステージ22
−10上のピン22−1のテーパ22−2により求芯さ
れ、ピン22−1の肩に載せられる。
【0087】上は搭載ステージ22−10上に半導体ウ
エハWが搭載され、プッシャー26がロータリートラン
スポータ22と干渉しない位置まで下降したら、ロータ
リートランスポータ22が反時計廻りに90°位置を変
え、リフタ24上にウエハを位置させる。ロータリート
ランスポータ22の位置決めが完了すると、リフタ24
が上昇し、ウエハ搭載ステージ22−10より半導体ウ
エハを受け取り、反転機20へ搬送する。
【0088】なお、図9において、55、56、57、
58はそれぞれプッシャー26、リフタ24、トップリ
ング18の下面、反転機20をリンスするリンスノズル
である。
【0089】図10及び図11はプッシャーの構造を示
す図で、図10はプッシャーの縦断面図、図11はプッ
シャーの動作説明図である。プッシャー26と27は同
一構造なので、以下の説明ではプッシャー26のみを説
明する。図10に示すように、中空シャフト26−1の
延長上にトップリングを保持するためのガイドステージ
26−2が設けられ、中空シャフト26−1をスプライ
ンシャフト26−3が通り、スプラインシャフト26−
3の延長上に半導体ウエハを保持するプッシュステージ
26−4が設置されている。
【0090】スプラインシャフト26−3には軸ブレに
対してフレキシブルに軸を接続可能なフローティングジ
ョイント26−5によってエアシリンダ26−6が連結
されている。エアシリンダは2個直列に上下に配置され
ている。最下段に配置されたエアシリンダ26−7はガ
イドステージ26−2の上昇・下降用、及びプッシュス
テージ26−4の上昇・下降用で、エアシリンダ26−
6ごと中空シャフト26−1を上下させる。エアシリン
ダ26−6はプッシュステージ26−4の上昇・下降用
である。
【0091】トップリングガイド26−9に位置合わせ
機構を持たせるため、X軸、Y軸方向に移動可能なリニ
アウェイ26−10を配置している。ガイドステージ2
6−2はリニアウェイ26−10に固定されている。リ
ニアウェイ26−10は中空シャフト26−1に固定さ
れている。リニアウェイ26−10は中空シャフト26
−1に固定されている。中空シャフト26−1はスライ
ドブッシュ26−11を介してベアリングケース26−
12に保持されている。エアシリンダ26−7のストロ
ークは圧縮バネ26−13によって中空シャフト26−
1に伝えられる。
【0092】プッシュステージ26−4はガイドステー
ジ26−2の上方にあり、プッシュステージ26−4の
中心より下方に伸びプッシュロッド26−21はガイド
ステージ26−2の中心のスライドブッシュ26−8を
通すことで芯出しされ、スプライシャフト26−3に接
している。プッシュステージ26−4はスプラインシャ
フト26−3を介してシリンダ26−6によって上下
し、トップリング18へ半導体ウエハWをロードする。
プッシュステージ26−4の端には位置決めのための圧
縮バネ26−20が配置されている。
【0093】ガイドステージ26−2の最外周には、ト
ップリングガイド26−9が3個設置されている。トッ
プリングガイド26−9は2段の階段構造となってお
り、上段部26−9aはトップリング18のガイドリン
グ18−1の下面とのアクセス部であり、下段部26−
9bは半導体ウエハWの求芯用、及び保持用である。上
段部26−9aはガイドリング18−1の呼び込みのた
めのテーパ(25°〜35°ぐらいが望ましい)がつい
ており、下段部26−9bには半導体ウエハWの呼び込
み用のテーパ(10°〜20°ぐらいが望ましい)がつ
いている。ウエハアンロード時は直接トップリングガイ
ド26−9でウエハエッジを受ける。
【0094】ガイドステージ26−2の裏面には防水と
上昇したステージが元の位置に復帰するため案内の機能
を持ったガイドスリーブ26−14が設置されている。
ガイドスリーブ26−14の内側にはプッシャーのセン
タリングのためのセンタスリーブ26−15がベアリン
グケース26−12に固定されている。プッシャーはベ
アリングケース26−12で研磨部側のモータハウジン
グ61に固定されている。
【0095】プッシュステージ26−4とガイドステー
ジ26−2の間の防水にはVリング26−16のリップ
部がガイドステージ26−2と接触し、内部への水の侵
入を防いでいる。ガイドステージ26−2が上昇するG
部の容積が大きくなり、圧力が下がり水を吸込んでしま
う。これを防ぐためVリング26−16の内側に穴26
−22を設け、圧力が下がるのを防止している。
【0096】トップリングガイド26−9がトップリン
グ18にアクセスする際の高さ方向の位置決めと衝撃吸
収のために、ショックキラー26−17が設置されてい
る。各々のエアシリンダ26−6、26−7にはプッシ
ャー上下方向の位置確認のため上下リミットセンサが設
けている。即ち、シリンダ26−6にセンサ26−2
3、26−24が、シリンダ26−7にセンサ26−2
5、26−26がそれぞれ設けられている。プッシャー
26に付着したスラリー等から半導体ウエハWの逆汚染
を防止するため、汚れを洗浄するための洗浄ノズルが別
途設置される。プッシャー26上の半導体ウエハW有無
を確認するためのセンサが別途設置される場合もある。
エアシリンダ26−6、26−7の制御はダブルソレノ
イドバルブで行なう。
【0097】次に、上記のように構成されたプッシャー
26の動作を説明する。 (1)半導体ウエハロード時 図11(a)に示すように、プッシャー26の上方にロ
ータリートランスポータ22によって半導体ウエハWが
搬送される。トップリング18がプッシャー26上方の
ウエハロード位置にあって半導体ウエハWを保持してい
ない時、図11(b)に示すように、エアシリンダ26
−6によりプッシュステージ26−4が上昇する。プッ
シュステージ26−4の上昇が完了がセンサー26−2
3で確認されると、図11(c)に示すように、エアシ
リンダ26−7によりガイドステージ26−2周りの構
成部品一式が上昇していく。上昇途中でロータリートラ
ンスポータ22の上は保持位置を通過する。このとき、
通過と同時に半導体ウエハWはトップリングガイド26
−9のテーパ26−9cで半導体ウエハWを芯出し、プ
ッシュステジ26−4により半導体ウエハWの(エッジ
以外の)裏面を保持する。
【0098】プッシュステージ26−4が半導体ウエハ
Wを保持したままトップリングガイド26−9は停止す
ることなく上昇していき、トップリングガイド26−9
のテーパ26−9dによってガイドリング18−1を呼
び込む。X、Y方向に自在に移動可能なリニアウエイ2
6−10による位置合わせでトップリング18が求芯
し、トップリングガイド26−9の上段部26−9aが
ガイドリング18−1の下面と接触することでガイドス
テージ26−2の上昇を終了する。
【0099】ガイドステージ26−2はトップリングガ
イド26−9の上段部26−9aがガイドリング18−
1の下面に接触して固定され、それ以上上昇することは
ない。ところが、エアシリンダ26−7はショックキラ
ー26−17に当たるまで上昇し続けるので、圧縮バネ
26−13は収縮するためスプラインシャフト26−3
のみが更に上昇し、プッシュステージ26−4がさらに
上昇する。この時、図11(d)に示すように、プッシ
ュステージ26−4は半導体ウエハWの(エッジ以外
の)裏面を保持し、トップリング18まで半導体ウエハ
Wを搬送する。半導体ウエハWがトップリング18に接
触した後シリンダ26−7が上昇するストロークはバネ
26−20が吸収し、半導体ウエハWを保護する。
【0100】トップリング18が半導体ウエハWの吸着
を完了すると、プッシャー26は下降を開始し、図11
(a)の状態まで下降する。この下降の際に、トップリ
ング18の求芯のためセンタ位置を移動していたガイド
ステージ26−2はガイドスリーブ26−14に設けら
れたテーパ部とセンタスリーブ26−15が設けられた
テーパ部によってセンタリングされる。下降終了で動作
が完了する。
【0101】(2)ウエハアンロード時 プッシャー上方の上はアンロード位置にトップリング1
8によって半導体ウエハWが搬送される。ロータリート
ランスポータ22のウエハロードステージがプッシャー
26上方にあってウエハ搭載していない時、エアシリン
ダ26−7によりガイドステージ26−2周りの構成部
品一式が上昇し、トップリングガイド26−9のテーパ
26−9dによってガイドリング18−1を呼び込む。
リニアウエイ26−10による位置合わせでトップリン
グ18に求芯し、トップリングガイド26−9の上段部
26−9aがガイドリング18−1の下面と接触するこ
とでガイドステージ26−2の上昇は終了する。
【0102】エアシリンダー26−7はショックキラー
26−17に当たるまで動作しつづけるが、ガイドステ
ージ26−2はトップリングガイド26−9の上段部2
6−9aがガイドリング18−1の下面に接触して固定
されているため、エアシリンダー26−7は圧縮バネ2
6−13の反発力に打ち勝ってスライドシャフト26−
3をエアシリンダー26−6ごと押し上げ、プッシュス
テージ26−4を上昇される。このとき、図11(e)
に示すように、プッシュステージ26−4はトップリン
グガイド26−9の下段部26−9bのウエハ保持部よ
り高い位置になることはない。本実施形態例ではシリン
ダ26−7はトップリングガイド26−9がガイドリン
グ18−1に接触した所から更にストロークするように
設定されている。この時の衝撃はバネ26−13によっ
て吸収される。
【0103】エアシリンダ26−7の上昇が終了すると
トップリング18により半導体ウエハWがリリースされ
る。この時、トップリングガイド26−9の下段テーパ
26−9cによって半導体ウエハWが求芯され、トップ
リングガイド26−9の下段部26−9bにエッジ部を
保持される。半導体ウエハWがプッシャーに保持される
と、プッシャー26は下降を開始する。下降の際、トッ
プリング18の求芯のためセンタ位置を移動したガイド
ステージ26−2はガイドスリーブ26−14によりセ
ンタリングされる。下降の途中でプッシャー26よりロ
ータリートランスポータ22に半導体ウエハWのエッジ
部で受け渡され、下降終了で動作が完了する。
【0104】図10及び図11に示す構成のプッシャー
によれば、プッシャー26にトップリング18への求芯
機構を持たせることにより、プッシャー26とトップリ
ング18との位置関係の調整が容易になる。また、プッ
シュステージ26−4の上昇ストロークをトップリング
18の下面より2mm高い位置までとすることで、高さ
方向の位置合せが容易になる。その際、高さ方向での当
たりをバネにより吸収できるようにしている。
【0105】なお、ロータリートランスポータ28は、
3ヶ所のウエハ搭載ステージ(120°等配)を有する
点が異なり、他はロータリートランスポータ22と略同
じ構造であるからその説明は省略する。また、プッシャ
ー29の構造もプッシャー26と略同じであるからその
説明は省略する。また、トップリング18とロータリー
トランスポータ28の間の半導体ウエハの受渡し、及び
トップリング19とロータリートランスポータ28の間
の半導体ウエハの受渡し動作は図11と同一であるから
その説明は省略する。
【0106】図12はトップリングの構造を示す断面図
である。図12に示すように、トップリンク18(又は
19)はトップリング本体18−2と半導体ウエハWを
保持する保持プレート18−3とを備えている。トップ
リング本体18−2と保持プレート18−3との間には
チャンバー18−9が形成されており、チャンバー18
−9はレギュレータR1を介して流体源48に接続され
ている。また、保持プレート18−3の下面には弾性マ
ット18−3aが貼着されている。
【0107】また、トップリング18の外周部には、半
導体ウエハWを保持プレート18−3の下端面、即ち、
弾性マット18−3aの下面に保持するためのガイドリ
ング(リテーナリング)18−1が配置されている。ガ
イドリング18−1と保持プレート18−3の間には、
円環状のチューブからなる流体圧バック18−6が配置
されている。そして、該流体圧バック18−6はレギュ
レータR2を介して流体源48に接続されている。トッ
プリング18の下方には、上面に研磨クロス12−1を
貼った研磨テーブル12が設置されている。研磨クロス
12−1は半導体ウエハWに習接して研磨する研磨面を
構成している。
【0108】前記トップリング本体18−2はベアリン
グボール18−7を介してトップリング軸36に連結さ
れており、トップリング軸36はエアシリンダ47によ
り上下動されるようになっている。エアシリンダ47は
レギュレータR3を介して流体源48に接続されてい
る。
【0109】上記構成において、流体源48からエアシ
リンダ47に圧縮空気等の加圧流体を供給することによ
り、トップリング18が被研磨基板である半導体ウエハ
Wを研磨テーブル12上の研磨クロス12−1に所定の
押圧力F1で押圧し、半導体ウエハWを研磨する。この
押圧力F1はレギュレータR3を調整することにより可
変できるようになっている。
【0110】次に、マルチベッド型のポリッシング装置
P1、P2の研磨テーブルをドレッシングするドレッシ
ング装置について説明する。ドレッシング装置16と1
7は同一構造であるので以下、ドレッシング装置16に
ついてのみ説明する。ドレッサー装置16はドレッサー
ベッド16−1に回転自在に支持されたドレッサー16
−2を具備する。ドレッサーヘッド16−1はドレッサ
ー昇降用のエアシリンダー16−18により昇降し、ド
レッサー16−2が研磨テーブル12の研磨面に対して
接触又は離間するようになっている。
【0111】ドレッサー16−2の回転軸16−3の上
端にはプーリ16−4が固定されており、このプーリ1
6−4はドレッサー駆動用のモータ16−5の回転軸1
6−6に連結されたプーリ16−8とタイミングベルト
16−9により連結されている。なお、モータ16−5
の回転軸16−6とプーリ16−8とは一体的に回転す
るが、上下方向は互いに自由に動く事ができるようにキ
ーとキー溝により連結されている。なお、プーリ16−
8及びドレッサーヘッド16−1を支持する支持部16
−16はガイドレール16−17によって上下動が案内
されるようになっている。
【0112】前記エアシリンダー16−18及びモータ
16−5はハウジング16−10に支持されており、こ
のハウジング16−10は揺動用モータ16−11によ
り回転されるようになっている。そして、揺動用モータ
16−11はブラケット16−12に固定されている。
ブラケット16−12はベース16−13に固定されガ
イドレール16−14に係合しており、ブラケット16
−12はガイドレール16−14上を上下方向に摺動可
能になっている。ブラケット16−12には昇降用エア
シリンダー16−15が固定され、昇降用エアシリンダ
ー16−15が固定され、昇降用エアシリンダー16−
15のロッド16−15aの先端はベース16−13に
固定されている。なお、ベース16−13はフレーム6
2に支持されている。
【0113】前述の構成において、昇降用エアシリンダ
ー16−15を動作させることによって、ドレッサー1
6−2、ドレッサーヘッド16−1、ドレッサー駆動用
のモータ16−5及び揺動用のモータ16−11が一体
に昇降するようになっている。従って、本ドレッサー装
置においては、ドレッサー16−2を使用していないと
きには、ドレッサー16−2を研磨テーブル12より下
方に待避できるようになっている。そして、揺動モータ
用モータ16−11を駆動することによって、ドレッサ
ーヘッド16−1は揺動し、ドレッサー16が待避位置
と研磨テーブル上のドレッシング位置とに位置すること
ができるようになっている。
【0114】また、ドレッサー16−2によりドレッシ
ングを行う際には、ドレッサー昇降用のエアシリンダー
16−18を上下動させ、ドレッサー16−2を研磨テ
ーブル12上の研磨面に押圧する。このとき、ドレッサ
ー駆動用のモータ16‐5により、ドレッサー16−2
は所定の速度で回転駆動される。また、研磨テーブル1
2(又は13)は所定の速度で回転駆動される。
【0115】次に、搬送ロボット4、搬送ロボット8及
び搬送ロボット9がアクセスできる位置に配置されたウ
エハステーション7について、図14乃至図16を参照
して説明する。図14はウエハステーションを示す図
で、図14(a)は正面図、図14(b)は側面図であ
る。また、図15(a)は図14(a)のI矢視図、図
15(b)は図14(a)のII矢視図、図15(c)は
図14(a)のIII矢視図、図15(d)は図14
(a)のIV矢視図、図15(e)は図14(a)のV矢
視図である。また、図16(a)乃至図16(c)はウ
エハステーションの動作説明図である。
【0116】図14に示すように、ウエハステーション
7は、9段のウエハトレイT1〜T9が上から順番に重
ね合わされている。9段のウエハトレイT1〜T9は1
つのユニットとして一体化されており、その下部に複数
の支柱(ガイドポスト)7−1が下方に向かって伸びて
いる。複数の支柱7−1は、洗浄ベースに固定されるウ
エハーステーションベース7−2上滑り軸受を内包した
ガイド7−3により上下動可能に支えられている。トレ
イユニット下部とウエハステーションベース7−2上面
はボールネジ7−4で連結され、更にボールネジ7−4
はサーボモータ7−5によって回転駆動されるようにな
っている。サーボモータ7−5を回転することにより、
ウエハトレイユニットを所定の高さに位置決めする。
【0117】T1:ダミーウエハWR1及びWL1(左
右に2枚) T2:ダミーウエハWR2及びWL2(左右に2枚) T3:ダミーウエハWR3及びWL3(左右に2枚) T4:ポリッシング前ウエハWR及びWL(左右に2
枚) T5:ポリッシング後洗浄前ウエハWR1及びWL1
(左右に2枚) T6:ポリッシング後洗浄前ウエハWR2及びWL2
(左右に2枚) T7:3段洗浄用1次洗浄後ウエハWR側→L側(1
枚) T8:3段洗浄用1次洗浄後ウエハWL側→R側(1
枚) T9:予備
【0118】それぞれのウエハトレイの機能は、以下の
通りである。ウエハトレイT1、T2及びT3は、研磨
テーブル上のポリシングパッドの慣らし運転(準備運
転)に使用するためのダミーウエハを収容する。前述し
たように、2個の研磨テーブル12、13には、それぞ
れ3つのトップリング18、19が対応している。各3
個のトップリング12、13用にウエハトレイT1、T
2及びT3のダミーウエハWR1〜WR3及びWL1〜
WL3を割り当てる。ダミーウエハは、慣らし運転毎に
新しいダミーウエハWを供給する必要がないが、ある程
度の間隔で、新しいダミーウエハと交換する必要があ
る。このときは、4個のウエハカセット2のいずれかの
ウエハカセットに、交換用のダミーウエハを収納してお
き、4個のロードアンロードステージ1のいずれかのロ
ードアンロードステージにセッテングすると、搬送ロボ
ット4が、ウエハカセットより交換用ダミーウエハを取
出し、ウエハステーション7の使用済みダミーウエハと
交換する。
【0119】また、ウエハステーション7に収容された
ダミーウエハは、搬送ロボット4が取出し(ウエハステ
ーション7のダミーウエハトレイを一種のウエハカセッ
トとみなして)て、ウエハトレイT4のポリッシング前
のウエハWR及びWLに移載して、搬送ロボット8及び
9が同一トレイからロータリートランスポータ22及び
23に移載する。ダミーポリッシングした後は、ダミー
ウエハは、搬送ロボット8、9により洗浄機10又は1
1→洗浄機5又は6→ウエハトレイT4→ウエハトレイ
T1〜T3の元のポジションに戻ることになる。ウエハ
トレイT4のポリッシング前ウエハWR及びWLは、搬
送ロボット→搬送ロボット8(又は9)→搬送ロボット
4への一時移載場所である。
【0120】ウエハトレイT5のポリッシング後洗浄前
ウエハWR1及びWL1(左右に2枚)、ウエハトレイ
T6のポリシング後洗浄前ウエハWR2及びWL2(左
右に2枚)、ウエハトレイT7の3段洗浄用後のウエハ
WR側→L側(1枚)、ウエハトレイT8の3段洗浄ウ
エハWL側→WR側(1枚)は、後述するウエハ処理ル
ートにより説明する。
【0121】ウエハトレイT1〜T9の位置決めされる
所定の高さは、3位置が設定されいする。
【0122】第1の位置は、図16(a)に示すよう
に、トレイユニットが一番下に位置決めされ、ダミーウ
エハのウエハトレイT1、T2、T3、及びウエハトレ
イT4のポリッシング前ウエハの4段が、搬送ロボット
4からアクセス可能であり、同じに搬送ロボット8及び
9がウエハトレイT4のポリッシング前ウエハにアクセ
ス可能な高さである。
【0123】第2の位置は、図16(b)示すように中
間高さ位置であり、ウエハトレイT4のポリッシング前
のウエハ及びウエハトレイT5、T6のポリッシング後
洗浄前のウエハの3段が、搬送ロボット8及び9からア
クセス可能な高さである。
【0124】第3位置は、図16(c)に示すように、
トレイユニットが一番上に位置決めそれ、ウエハトレイ
T7、T8の3段洗浄用1次洗浄後ウエハ及びウエハト
レイT9の予備トレイが、搬送ロボット8及び9からア
クセス可能な高さである。
【0125】上記第2、第3の位置では、搬送ロボット
4はウエハステーション7のウエハトレイにアクセスす
ることができない(アクセスする必要がない)。
【0126】ウエハトレイT5〜T8(又はT9)まで
のトレイにおいては、搬送ロボット8及び9が、ウエハ
にアクセスする面を除く5面を樹脂板により囲まれてい
る。搬送ロボットがウエハにアクセスする面は、エアシ
リンダ7−8により上下に開閉可能なシャッター7−9
が設置されていて、搬送ロボットが半導体ウエハにアク
セスするときのみ開口できるようになっている。
【0127】ウエハトレイT5〜T8(T9)までのト
レイは、ポリッシング後の半導体ウエハが次の工程に移
動するまでの一時載置場所であるため、その間に一時載
置された半導体ウエハが乾燥しており、周囲の空気によ
り酸化膜などが形成されたり、更には前工程の研磨砥
液、洗浄液などの半導体ウエハ表面がエッチングされな
いようにするため、半導体ウエハの表面及び裏面に純水
又は薬液をスプレーするノズル7−6が設けられてい
る。またウエハトレイT5〜T9にはウエハ有無を検知
するセンサ7−7が設置されている。
【0128】半導体ウエハの表面及び裏面スプレーされ
た純水及び薬液の排水をするため、ウエハトレイユニッ
トには、全部で3本の排水管が設けられている。第1の
排水管は最下部のウエハトレイT9に接続されており、
この排水管はウエハトレイユニット全体のドレンを兼ね
ている。第2の排水管はウエハトレイT8のトレイ下部
に取り付けられており、ウエハトレイT7、T8の排水
を行う。第3の排水管はウエハトレイT6のトレイ下部
に接続されており、ウエハトレイT5、T6の排水を行
う。ウエハトレイT1〜ウエハトレイT4は、ドライ環
境にて使用されるため排水機能は必要ない。
【0129】上記のように排水を分けているのは、ウエ
ハトレイT7、T8の3段洗浄用ウエハトレイとウエハ
トレイT5、T6のポリッシング後洗浄前ウエハトレイ
で使用する純水又は薬液が異なった場合、2種類の薬液
どうし、又は純水と薬液が混ざり合うことを防止するた
めである。3本の排水管は同一のメイン排水管に接続す
ることができ、又は薬液の種類によっては、別々の排水
管に分岐して、異なった工場排水ユーティリティに接続
することも可能である。
【0130】次に、洗浄領域Z2内に設置された洗浄機
を説明する。本ポリッシング装置に搭載される洗浄機の
うち、洗浄機10と洗浄機11では、ロールの軸を中心
に回転させて半導体ウエハの裏面に押し付け洗浄できる
ようになっており、半導体ウエハの表面はロール状のス
ポンジを回転させながらウエハに押し付けて洗浄するロ
ールタイプと、半球状のスポンジを回転させながら押し
付けて洗浄するペンシルタイプのどちらかが選択でき、
更に洗浄液に超音波を当てて洗浄するメガソニックタイ
プのものを付加することができる。洗浄機10及び11
は主にウエハ上のパーティクルを落す役割を担ってい
る。また、どの方法を選んだ場合にも、各洗浄機には3
種類以上の洗浄液をウエハの裏面に供給することができ
る。前記洗浄液は純水を使用してもよい。
【0131】洗浄機5、6には半導体ウエハの裏面をリ
ンス洗浄することができ、半導体ウエハの表面の洗浄は
半球状のスポンジを回転させながら押し付けて洗浄する
ペンシルタイプと、洗浄液に超音波を当てて洗浄するメ
ガソニックタイプが同時にできるようになっている。各
洗浄機では3種類以上の洗浄液を半導体ウエハの表面及
び裏面に供給することができる。前記洗浄液は純水を使
用してもよい。そして、半導体ウエハをチャックするス
テージは高速で回転させることが可能で、洗浄後の半導
体ウエハを乾燥させる機能が(スピン乾燥機能)がつけ
られている。
【0132】また、上記の各洗浄機に搭載可能なメガソ
ニックタイプに代わり,キャビテーション効果を利用し
たキャビジェットタイプでも同様な効果が得られるの
で、キャビジェットタイプを搭載してもよい。
【0133】上記洗浄機5、6、10、11のウエハ搬
入口には、それぞれシャッターが取り付けられており、
半導体ウエハが搬入される時のみ開口が可能となってい
る。また、各洗浄液供給ラインにはエアーの圧力で制御
できる定流量弁が配置されており、エアー圧を制御する
レギュレータを組合せることで、コントロールパネルか
ら流量を自由に設定可能になっている。そして、各洗浄
機に供給される洗浄液は、洗浄方法、洗浄時間はコント
ロールパネルから任意に設定できるようになっている。
【0134】図17は本発明に係る基板処理装置の他の
平面構成例を示す図である。図17において、図1と同
一符号を付した部分は同一又は相当部分を示す。本基板
処理装置が図1に示す基板処理装置と相違する点は、ポ
リッシング領域Z3の仕切壁106が切れたところの領
域Z3−1と領域Z3−2の間に配置されたロータリー
トランスポータ28に替えて、搬送ロボット71、基板
載置台(バッファ)72及び洗浄機73が配置されてい
る。他は図1の基板処理装置と同じであり、基板装置を
構成する機器も図2乃至図16に示すものと同一であ
る。また、搬送ロボットは搬送ロボット8、9と同一で
ある。また、洗浄機73はクロスコンタミを防止するた
めの洗浄機であり、洗浄機10、11と同一のものを用
いる。
【0135】上記のようにポリッシング領域Z3の仕切
壁106が切れたところの領域Z3−1と領域Z3−2
の間に搬送ロボット71を配置することにより、図1に
示す基板処理装置と同様、ポリッシング装置P1で研磨
終了した半導体ウエハを洗浄領域Z2を経由することな
く、搬送ロボット71を経由してポリッシング装置P2
に搬送することができる。
【0136】次に、図1に平面構成の基板処理装置にお
ける半導体ウエハの処理ルートについて説明する。処理
ルートには後に詳述するように、(1)シリアル搬送ル
ート(2段洗浄)バッチ処理、(2)シリアル搬送ルー
ト(3段洗浄)バッチ処理、(3)シリアル搬送ルート
(2段洗浄)連続(枚葉)処理、(4)シリアル搬送ル
ート(3段洗浄)連続(枚葉)処理がある。なお、カル
ーセルの回転方向は実施形態によってはすべて逆回転と
なり、回転角度もそれに応じて変更可能な装置である。
【0137】(1)シリアル搬送ルート(2段洗浄)バ
ッチ処理 先ず、搬送ロボット4の下側ハンドにより、4個のウエ
ハカセット2の何れか1つから、1枚目の半導体ウエハ
W1を取出し、ウエハステーション7のドライステーシ
ョン(トレイT4)に搬送する。続いて該半導体ウエハ
W1を搬送ロボット8の下側ハンドで反転機20に搬送
し、該反転機20で180°反転し、該半導体ウエハW
1のパターン形成面を下向きにする。該パターン形成面
が下向きになった半導体ウエハW1をリフタ24の動作
によりロータリトランスポータ22に搭載する。上記動
作を繰返し、ロータリートランスポータ22に3枚の半
導体ウエハW1〜W3を搭載する。
【0138】次に、ポリッシング装置P1のカルーセル
14を120°回転(時計回り)させ、第1の揺動アー
ム35を揺動させ第1のトップリング18をロータリト
ランスポータ22に搭載された1枚目の半導体ウエハW
1の上に位置させる(トップリング18の中心と半導体
ウエハW1の中心が一致)。この状態で、プッシャー2
6を動作させ、半導体ウエハW1をトップリング18に
搬送し、トップリング18は該半導体ウエハW1を吸着
する。続いて第1の揺動アーム35を揺動させ第1のト
ップリング18を研磨テーブル12上のポリッシング位
置に移動させる。
【0139】次に、カルーセル14を120°回転(時
計回り)させると共に、ロータリトランスポータ22を
90°回転させる。第2の揺動アーム35を揺動させて
第2のトップリング18をロータリトランスポータ22
に搭載された2枚目の半導体ウエハW2の上に移動させ
る。この状態で、プッシャー26を動作させ、半導体ウ
エハW2をトップリング18に搬送し、トップリング1
8は該半導体ウエハW2を吸着する。続いて第2の揺動
アーム35を揺動させ第2のトップリング18を研磨テ
ーブル12上のポリッシング位置に移動させる。
【0140】次に、カルーセル14を240°逆回転
(反時計回り)させると共に、ロータリトランスポータ
22を90°回転させる。第3の揺動アーム35を揺動
させ第3のトップリング18をロータリトランスポータ
22に搭載された3枚目の半導体ウエハW3の上に移動
させる。この状態で、プッシャー26を動作させ、半導
体ウエハW3をトップリング18に搬送し、トップリン
グ18は該半導体ウエハW3を吸着する。続いて第3の
揺動アーム35を揺動させ第3のトップリング18を研
磨テーブル12上のポリッシング移動に移動させる。
【0141】上記のように第1〜第3のトップリングが
ポリッシング位置に設定されたところで、第1〜第3の
トップリング18を降下させ、半導体ウエハW1〜W3
を研磨テーブル12の研磨面に押圧して研磨を行う。こ
の間に上記と同じ動作により、ロータリートランスポー
タ22に3枚の半導体ウエハW4〜W6を搭載する。半
導体ウエハW1〜W3の研磨が終了したら第1〜第3の
トップリング18を研磨テーブル12からオーバーハン
グさせて上昇させる。第1の揺動アームを揺動させて第
1のトップリング18をロータリトランスポータ28の
ウエハ搭載ステージ上に移動させる。この状態でプッシ
ャー29を動作させ、半導体ウエハW1をロータリート
ランスポータ28上に搭載させる。
【0142】続いて、カルーセル14を120°回転
(時計回り)させると共に、ロータリーランスポータ2
8を120°回転させる。第2の揺動アーム35を揺動
させて第2のトップリング18をロータリトランスポー
タ28にウエハ搭載ステージに移動させ、プッシャー2
9を動作させ、半導体ウエハW2をロータリトランスポ
ータ28搭載する。これと同時に第1の揺動アーム35
を揺動させて第1のトップリングをロータリートランス
ポータ22に搭載された半導体ウエハW4の上に移動さ
せ、プッシャー26の動作により半導体ウエハW4を第
1のトップリングに搬送し吸着させ、更に該第1のトッ
プリングを研磨テーブル12上のポリッシング位置に移
動させる。
【0143】続いて、カルーセル14を120°回転
(時計回り)させると共に、ロータリトランスポータ2
8を120°回転(時計回り)させる。第3の揺動アー
ム35を揺動させて第3のトップリング18をロータリ
トランスポータ28のウエハ搭載ステージ上移動させ、
プッシャー29の動作により、半導体ウエハW3をロー
タリートランスポータ28に搭載させる。この動作と同
時に第2のトップリング18をロータリートランスポー
タ22に搭載された半導体ウエハW5の上に移動させ、
プッシャー26を動作させ、半導体ウエハW5を第2の
トップリング18に搬送し吸着させ、更に該第2のトッ
プリング18を研磨テーブル12上のポリッシング位置
に移動させる。
【0144】続いて、カルーセル14を240°逆回転
(反時計回り)させる。第3の揺動アーム35を揺動さ
せて第3のトップリング18をロータリートランスポー
タ22に搭載された半導体ウエハW6の上に位置させプ
ッシャー26を動作させ、半導体ウエハW6を第3のト
ップリング18に搬送し吸着させ、更に該第3のトップ
リング18を研磨テーブル12上のポリッシング位置に
移動させる。そして半導体ウエハW4〜W6の研磨を行
う。
【0145】上記半導体ウエハW1〜W3がロータリー
トランスポータ28に搭載されたら、ポリッシング装置
P2の第1揺動アームを揺動させて第1のトップリング
19をロータリートランスポータ28に搭載された半導
体ウエハW1の上に移動させ、プッシャー29の動作に
より該半導体ウエハW1を第1のトップリング19に搬
送し吸着させ、更に該第1のトップリング19を研磨テ
ーブル13上のポリッシング位置に移動させる。
【0146】次に、カルーセル15を120°回転(反
時計回り)させると共に、ロータリートランスポート2
8を120°回転(時計回り)させる。続いて第2の揺
動アームを揺動させて第2のトップリング19をロータ
リートランスポータ28に搭載された半導体ウエハW2
の上に移動させ、プッシャー29の動作により該半導体
ウエハW2を第2のトップリング19に搬送し吸着さ
せ、更に該第2のトップリング19を研磨テーブル13
上のポリッシング位置に移動させる。
【0147】次に、カルーセル15を120°回転(反
時計回り)させると共に、ロータリートランスポート2
8を120°回転(時計回り)させる。続いて第3の揺
動アームを揺動させ第3のトップリング19をロータリ
ートランスポータ28に搭載された半導体ウエハW3の
上に移動させ、プッシャー29の動作により該半導体ウ
エハW3を第3のトップリング19に搬送し吸着させ、
更に該第3のトップリング19を研磨テーブル13上の
ポリッシング位置に移動させる。カルーセル15を24
0°逆回転(時計回り)させ、半導体ウエハW1〜W3
を研磨テーブル13の研磨面に押圧して研磨を行う。
【0148】上記半導体ウエハW1〜W3の研磨が終了
したら、第1〜第3のトップリング19を研磨テーブル
13からオーバハングさせて上昇させる。続いてカルー
セル15を120°回転(反時計回り)させ、第1の揺
動アームを揺動させて第1のトップリング19をロータ
リートランスポータ23のウエハ搭載ステージ上に移動
させ、プッシャー27の動作により半導体ウエハW1を
該ロータリートランスポータ23上に搭載する。続い
て、カルーセル15の120°回転(反時計回り)させ
ると共に、ロータリートランスポータ23を90°回転
させる。第2の揺動アームを揺動させて第2のトップリ
ング19を揺動させてロータリートランスポータ23の
ウエハ搭載ステージ上に移動させ、プッシャー27の動
作により半導体ウエハW2を該ロータリートランスポー
タ23上に搭載する。
【0149】次にカルーセル15を240°逆回転(時
計回り)させロータリートランスポータを90°回転さ
せる。第3の揺動アームを揺動させて第3のトップリン
グ19をロータリートランスポータ23のウエハ搭載ス
テージ上に揺動させ、プッシャー27の動作により半導
体ウエハW3を該ロータリートランスポータ23上に搭
載する。続いてロータリートランスポータ23を90°
回転させ、リフタ25の動作により半導体ウエハW1を
反転機21に搬送する。反転機21は半導体ウエハW1
を180°反転させてパターン形成面を上向きとする。
【0150】次に、搬送ロボット9の下側ハンドで反転
機21から半導体ウエハW1を受け取り、下記のルート
又はルートを通って搬送処理し(例えば、半導体ウ
エハ番号が奇数の場合はルート、半導体ウエハ番号が
偶数の場合はルート、又はその逆)、4個のカセット
2の何れか1つに収容する。
【0151】ルート 搬送ロボット9の下側ハンドで
受取った半導体ウエハWを洗浄機11に搬送し、該洗浄
機11で洗浄した半導体ウエハWを搬送ロボット9の上
側ハンドで受け取り、洗浄機6に搬送し、該洗浄機6で
洗浄・乾燥した半導体Wを搬送ロボット4の上側ハンド
で受け取り、4個のウエハカセット2の何れかに収容す
る。
【00152】ルート 搬送ロボット9の下側ハンド
で受取った半導体ウエハWをウエハスターション7のウ
エットステーション(トレイT7又はT8)に搬送し、
搬送ロボット8の下側ハンドで受け取り洗浄機10に搬
送し、該洗浄機10で洗浄した半導体ウエハを搬送ロボ
ット8の上側ハンドで受け取り、洗浄機5に搬送し、該
洗浄機5で洗浄・乾燥した半導体ウエハをロボット4の
上側ハンドで受け取りウエハカセット2に収容する。半
導体ウエハW3はウエハーステーション7のウエットス
テーション(トレイT5又はT6)に一旦搬送した後、
半導体ウエハW1の洗浄機11での洗浄(第1洗浄)が
終了後、上記ルート又はを通して処理し、ウエハカ
セット2に収容する。
【0153】(2)シリアル搬送ルート(3段洗浄)バ
ッチ処理 先ず,搬送ロボット4の下側ハンドで4個のウエハカセ
ット2の何れか1つから半導体ウエハW1を受け取り、
ウエハステーション7のドライステーション(トレイT
4)に搬送する。続いて搬送ロボット8の下側ハンドで
反転機20に搬送し、該搬送機20で半導体ウエハW1
を180°反転させ、パターン形成面を下向きにする。
続いて、リフタ24の動作により、該半導体ウエハW1
をロータリートランスポータ22に搭載する。上記動作
を繰返して3枚の半導体ウエハW1〜W3をロータリー
トランスポータ22に搭載する。
【0154】ポリッシング装置P1のカルーセル14を
120°回転(時計回り)させ、第1のトップリング1
8を揺動させてロータリートランスポータ22に搭載さ
れている半導体ウエハW1の上に移動させ、プッシャ2
6の動作により、半導体ウエハW1を第1のトップリン
グ18に搬送し吸着させ、更に該第1のトップリング1
8を研磨テーブル12上のポリッシング位置に移動させ
る。
【0155】カルーセル14を120°回転(時計回
り)させると共に、ロータリートランスポータ22を9
0°回転させる。続いて、第2のトップリング18を揺
動させてロータリートランスポータ22に搭載されてい
る半導体ウエハW2の上に移動させ、プッシャ26の動
作により、半導体ウエハW2を第2のトップリング18
に搬送して吸着させ、更に該第2のトップリング18を
研磨テーブル12上のポリッシング位置に移動させる。
【0156】カルーセル14を240°逆回転(反時計
回り)させると共に、ロータリートランスポータ22を
90°回転させる。第3のトップリング18を揺動させ
てロータリートランスポータ22に搭載されている半導
体ウエハW3の上に移動させ、プッシャ26の動作によ
り、半導体ウエハW3を第2のトップリング18に搬送
して吸着させ、更に該第3のトップリング18の研磨テ
ーブル12上のポリッシング位置に移動させる。半導体
ウエハW1〜W3を研磨テーブル12の研磨面に押圧し
て研磨を行う(この間に半導体ウエハW4〜W6をロー
タリートランスポータ22に搭載する)。
【0157】上記半導体ウエハW1〜W3の研磨の終了
後、第1〜第3のトップリング18を研磨テーブル12
からオーバハングさせて上昇させる。第1のトップリン
グ18を揺動させてロータリートランスポータ28のウ
エハ搭載ステージ上に移動させ(第2、第3のトップリ
ング18はそのまま)、プッシャ29の動作により半導
体ウエハW1をロータリートランスポータ28に搭載す
る。続いてカルーセル14を120°回転(時計回り)
させると共に、ロータリートランスポータ28を120
°回転(時計回り)させる。
【0158】次に、第2のトップリング18を揺動させ
てロータリートランスポータ28のウエハ搭載ステージ
上に移動させ、プッシャ29の動作により半導体ウエハ
W2をロータリートランスポータ28に搭載する。これ
と同時に第1のトップリング18を揺動させてロータリ
ートランスポータ22に搭載されている半導体ウエハW
4の上に移動させ、プッシャ26の動作により半導体ウ
エハW4を第1のトップリング18に搬送し吸着させ、
更に該第1のトップリング18を研磨テーブル12のポ
リッシング位置に移動させる。続いて、カルーセル14
を120°回転(時計回り)させると共に、ロータリー
トランスポータ28を120°回転させる。
【0159】次に、第3のトップリング18を揺動させ
てロータリートランスポータ28のウエハ搭載ステージ
上に移動させ、プッシャ29の動作により半導体ウエハ
W3をロータリートランスポータ28に搭載する。これ
と同時に第2のトップリング18を揺動させてロータリ
ートランスポータ22に搭載されている半導体ウエハW
5の上に移動させ、プッシャ26の動作により半導体ウ
エハW5を第2のトップリング18に搬送し吸着させ、
更に該第2のトップリング18を研磨テーブル12上方
のポリッシング位置に移動する。続いて、カルーセル1
4を240°逆回転(反時計回り)させると共に、ロー
タリートランスポータ28を120°回転させる。
【0160】続いて、第3のトップリング18を揺動さ
せてロータリートランスポータ22に搭載されている半
導体ウエハW6の上に移動させ、プッシャ26の動作に
より半導体ウエハW6を第3のトップリング18に搬送
し吸着させ、更に該第3のトップリング18を研磨テー
ブル12上方のポリッシング位置に移動させる。続いて
半導体ウエハW4〜W6を研磨テーブル12の研磨面に
押圧して研磨を行う。
【0161】上記半導体ウエハW3がロータリートラン
スポータ28に搭載されると、ポリッシング装置P2の
第1のトップリング19を揺動させてロータリートラン
スポータ28に搭載されている半導体ウエハW1の上に
移動させ、プッシャ29の動作により該半導体ウエハW
1を第1のトップリング19に搬送し吸着させた後、更
に該第1のトップリング19を研磨テーブル13上方の
ポリッシング位置に移動させる。続いてカルーセル15
を120°回転(反時計回り)させると共に、ロータリ
ートランスポータ28を120°回転させる。
【0162】次に、第2のトップリング19を揺動させ
てロータリートランスポータ28に搭載されている半導
体ウエハW2の上に移動させ、プッシャ29の動作によ
り該半導体ウエハW2を第2のトップリング19に搬送
し吸着させた後、更に該第2のトップリング19は揺動
させ、研磨テーブル13上方のポリッシング位置に移動
させる。続いてカルーセル15を120°回転させると
共に,ロータリートランスポータ28を120°回転
(反時計回り)させる。
【0163】次に、第3のトップリング19を揺動させ
てロータリートランスポータ28に搭載された半導体ウ
エハW3の上に移動させる。プッシャ29の動作により
該半導体ウエハW3を第3のトップリング19に搬送し
吸着させた後、該第3のトップリング19は揺動させ、
研磨テーブル12上方のポリッシング位置に移動させ
る。続いて、カルーセル15を240°回転(時計回
り)させ、更に半導体ウエハW1〜W3を研磨テーブル
13の研磨面に押圧し、研磨を行う。
【0164】上記半導体ウエハW1〜W3研磨が終了し
たら、第1〜第3のトップリング19を研磨テーブル1
3からオーバハングさせて上昇させ、カルーセル15を
120°回転(反時計回り)させる。続いて、第1のト
ップリング19を揺動させ、ロータリートランスポータ
23のウエハ搭載ステージに移動させ、プッシャ27の
動作により、半導体ウエハW1をロータリートランスポ
ータ23に搭載する。続いてカルーセル15を120°
回転(反時計回り)させると共に、ロータリートランス
ポータ23を90°回転させる。
【0165】次に、第2のトップリング19を揺動し
て、ロータリートランスポータ23のウエハ搭載ステー
ジの上に移動させ、プッシャ27の動作により、半導体
ウエハW2をロータリートランスポータ23に搭載す
る。続いてカルーセル15を240°回転(時計回り)
させると共に、ロータリートランスポータ23を90°
回転させる。続いて、第3のトップリング19を揺動さ
せて、ロータリートランスポータ23のウエハ搭載ステ
ージの上に移動させ、プッシャ27の動作により、半導
体ウエハW3をロータリートランスポータ23に搭載す
る。
【0166】上記半導体ウエハW3が搭載されたら、ロ
ータリートランスポータ23を90°回転させ、リフタ
25の動作により半導体W1を反転機21に搬送し、該
反転機21で半導体ウエハW1を180°反転させパタ
ーン形成面を上向きとする。ロボット9の下側ハンドで
反転機21から半導体ウエハW1を受け取り、下記のル
ート又はルートを通って搬送処理し(例えば、半導
体ウエハ番号が奇数の場合はルート、半導体ウエハ番
号が偶数の場合はルート、又はその逆)、4個のカセ
ット2の何れか1つに収容する。
【0167】ルート 搬送ロボット9の下側ハンドで
反転機21から受取った半導体ウエハW1洗浄機11に
搬送し、該洗浄機11で洗浄した半導体ウエハWを搬送
ロボット9の上側ハンドで受け取り、洗浄機6に搬送
し、該洗浄機6で洗浄した半導体ウエハWを搬送ロボッ
ト9の上側ハンドで受け取りウエハステーション7のウ
エットステーション(トレイT7又はT8)に搬送し、
続いて搬送ロボット8の上側ハンドで該半導体ウエハW
を受け取り洗浄機10に搬送し、該洗浄機10で洗浄・
乾燥した半導体ウエハWを搬送ロボット4の上側ハンド
で受け取り、ウエハカセット2に収容する。
【0168】ルート 搬送ロボット9の下側ハンドで
反転機21から受け取った半導体ウエハWをウエハステ
ーション7のウエットステーション(トレイT7又はT
8)に一旦搬送し、搬送ロボット8の下側ハンドで半導
体ウエハWを受け取り、洗浄機10に搬送し、洗浄した
半導体ウエハWを搬送ロボット8の上側ハンドで受け取
り、ウエハステーション7のウエットステーション(ト
レイT7又はT8)に搬送し、次に搬送ロボット9の上
側ハンドで半導体ウエハWを受け取り洗浄機6に搬送
し、洗浄した半導体ウエハWを搬送ロボット9の上側ハ
ンドでウエハーステーション7のウエットステーション
(トレイT7又はT8)に搬送し、搬送ロボット8の上
側ハンドで受取り洗浄機5に搬送し、洗浄・乾燥した半
導体ウエハWを搬送ロボット4の上側ハンドで受け取り
ウエハカセット2に収容する。半導体ウエハW3はウエ
ハーステーション7のウエットステーション(トレイT
5又はT6)に一旦搬送した後、上記ルート又はを
通して処理し、ウエハカセット2に収容する。
【0169】(3)シリアル搬送ルート(2段洗浄)連
続(枚葉)処理 先ず、搬送ロボット4の下側ハンドで4個のウエハカセ
ット2の何れか1つから半導体ウエハW1を受け取り、
一旦ウエハーステーション7のドライステーション(ト
レイT4)に搬送する。次に搬送ロボット8の下側ハン
ドで半導体ウエハW1を受け取り反転機20に搬送し、
該反転機20で半導体ウエハW1を180°反転させ、
パターン形成面を下向きにする。
【0170】続いて、リフタ24の動作により、該半導
体ウエハW1をロータリートランスポータ22に搭載す
る。上記動作を繰返し3枚の半導体ウエハW1〜W3を
ロータリートランスポータ22に搭載する。
【0171】次にポリッシング装置P1のカルーセル1
4を120°回転(時計回り)させ、第1のトップリン
グ18を揺動させてロータリートランスポータ22の半
導体ウエハW1の上に移動させ、プッシャ26の動作に
より半導体ウエハW1を第1のトップリング18に搬送
して吸着させ、更に第1のトップリング18を研磨テー
ブル12上のポリッシング位置に移動させ、半導体ウエ
ハW1を研磨テーブル12の研磨面に押圧して研磨を行
う。
【0172】続いて、カルーセル14を120°回転
(時計回り)させ(この時、第1のトップリング18は
研磨中か又は1度リトラクト)、第2のトップリング1
8を揺動させてロータリートランスポータ22の半導体
ウエハW2の上に移動させ、プッシャ26の動作により
半導体ウエハW2を第2のトップリング18に搬送して
吸着させ、更に該第2のトップリング18を研磨テーブ
ル12上のポリッシング位置に移動させ、半導体ウエハ
W2を研磨テーブル12の研磨面に押圧して研磨を行
う。
【0173】続いて、カルーセル14を240°逆回転
(反時計回り)させ(この時、第1、第2のトップリン
グ18は研磨中か又は1度リトラクト)、第3のトップ
リング18を揺動させてロータリートランスポータ22
の半導体ウエハW3の上に移動させ、プッシャ26の動
作により半導体ウエハW3を第3のトップリング18に
搬送して吸着させ、更に第3のトップリング18を研磨
テーブル12上のポリッシング位置に移動させ、半導体
ウエハW3を研磨テーブル12の研磨面に押圧して研磨
を行う。
【0174】次に、研磨が終了した半導体ウエハW1の
第1のトップリング18を揺動させてロータリートラン
スポータ28のウエハ搭載ステージ上に移動させ、プッ
シャ29の動作により、半導体ウエハW1を該ロータリ
ートランスポータ28に搭載する。
【0175】続いて、カルーセル14を120°回転
(時計回り)させる(この時第2、第3のトップリング
18は研磨中か又は1度リトラクト)。続いて第1のト
ップリング18を揺動させてロータリートランスポータ
22の半導体ウエハW4上に移動させ、プッシャ26の
動作により、半導体ウエハW4を第1のトップリング1
8に搬送し吸着させ、研磨テーブル12上のポリッシン
グ位置に移動させ、半導体ウエハW4の研磨を行う。こ
れと同時に、第2のトップリング18を揺動させ、ロー
タリートランスポータ28のウエハ搭載ステージ上に移
動させ、プッシャ29の動作により、半導体ウエハW2
を該ロータリートランスポータ28に搭載する。
【0176】上記半導体ウエハW4の研磨に続いて、カ
ルーセル14を120°回転(時計回り)させる(この
時第1、第3のトップリング18は研磨中か又は1度リ
トラクト)。続いて第2のトップリング18を揺動させ
てロータリートランスポータ22の半導体ウエハW5上
に移動させ、プッシャ26の動作により、半導体ウエハ
W5を第2のトップリング18に搬送し吸着させ、研磨
テーブル12上のポリッシング位置に移動させ、半導体
ウエハW5の研磨を行う。これと同時に、第3のトップ
リング18を揺動させ、ロータリートランスポータ28
のウエハ搭載ステージ上に移動させ、プッシャ29の動
作により、半導体ウエハW3を該ロータリートランスポ
ータ28に搭載する。
【0177】上記半導体ウエハW5の研磨に続いて、カ
ルーセル14を240°逆回転(反時計回り)させる
(この時第1、第2のトップリングは研磨中か又は1度
リトラクト)。続いて第3のトップリング18を揺動さ
せ、ロータリートランスポータ22の半導体ウエハW6
上に位置させ、プッシャ26の動作により、半導体ウエ
ハW6を第3のトップリング18に搬送し吸着させ、研
磨テーブル12上のポリッシング位置に移動させ、半導
体ウエハW6の研磨を行う。これと同時に、第1のトッ
プリング18揺動させ、ロータリートランスポータ28
のウエハ搭載ステージ上に移動させ、プッシャ29の動
作により、半導体ウエハW4を該ロータリートランスポ
ータ28に搭載する。
【0178】次に、ポリッシング装置P2のカルーセル
15を120°回転(時計回り)させ、第1のトップリ
ング19を揺動させてロータリートランスポータ28の
半導体ウエハW1上に移動させ、プッシャ29の動作に
より半導体ウエハW1を該第1のトップリング19に搬
送し吸着させ、研磨テーブル13上のポリッシング位置
に移動させ、半導体ウエハW1の研磨を行う。
【0179】続いて、カルーセル15を120°回転
(時計回り)させ(この時、第1のトップリング19は
研磨中か又は1度リトラクト)、第2のトップリング1
9を揺動させてロータリートランスポータ28の半導体
ウエハW2上に移動させ、プッシャ29の動作により該
半導体ウエハW2を第2のトップリング19に搬送し吸
着させ、研磨テーブル13上のポリッシング位置に移動
させ、半導体ウエハW2の研磨を行う。
【0180】続いて、カルーセル15を240°逆回転
(反時計回り)させ(この時、第1、第2のトップリン
グ19は研磨中か又は1度リトラクト)、第3のトップ
リング19を揺動させてロータリートランスポータ28
の半導体ウエハW3上に移動させ、プッシャ29の動作
により該半導体ウエハW3を第3のトップリング19に
搬送し吸着させ、研磨テーブル13上のポリッシング位
置に移動させ、半導体ウエハW3の研磨を行う。
【0181】次に、第1のトップリング19を揺動させ
てロータリートランスポータ23のウエハ搭載ステージ
上に移動させ、プッシャ27の動作により半導体ウエハ
W1をロータリートランスポータ23に搭載する。続い
てロータリートランスポータ23を90°回転させ、リ
フタ25の動作により半導体ウエハW1を反転機21に
搬送し、半導体ウエハW1を180°反転させパターン
形成面を上向きする。この反転させた半導体ウエハW1
を搬送ロボット9の下側ハンドで下記のルート又はル
ートのいずれかを選択して搬送処理される。
【0182】上記第1のトップリング19を揺動させ半
導体ウエハW1をロータリートランスポータ23に搭載
するのと並行して、カルーセル15を120°回転(時
計回り)させ、第1のトップリング19を揺動させてロ
ータリートランスポータ28の半導体ウエハW4上に移
動させ、プッシャ29の動作により該半導体ウエハW4
を第1のトップリング19に搬送し吸着させ、研磨テー
ブル13上のポリッシング位置に移動させ、半導体ウエ
ハW4の研磨を行う。
【0183】上記第1のトップリング19に半導体ウエ
ハW4を搬送し吸着させるのと並行して、第2のトップ
リング19を揺動させて、半導体ウエハW2を揺動させ
てロータリートランスポータ23のウエハ搭載ステージ
上に移動させ、プッシャ27の動作により、半導体ウエ
ハW2をロータリートランスポータ23に搭載し、該ロ
ータリートランスポータ23を90°回転させ、リフタ
25の動作により半導体ウエハW2を反転機21に搬送
し、180°反転させパターン形成面を上向きする。こ
の反転させた半導体ウエハW2を搬送ロボット9の下側
ハンドで下記のルート又はルートのいずれかを選択
して搬送処理する。
【0184】ルート 反転機21から搬送ロボット9
の下側ハンドで受取った半導体ウエハWを洗浄機11に
搬送し、洗浄した半導体ウエハWを搬送ロボット9の上
側ハンドで受取り洗浄機6に搬送し、洗浄・乾燥した半
導体ウエハWを搬送ロボット4の上側ハンドで受け取り
ウエハカセット2に収容する。
【0185】ルート 反転機21から搬送ロボット9
の下側ハンドで受取った半導体ウエハWをウエハステー
ション7のウエットステーション(トレイT7又はT
8)に一旦搬送し、該半導体ウエハWを搬送ロボット8
の下側ハンドで受け取り、洗浄機10に搬送し、洗浄し
た半導体ウエハWを搬送ロボット8の上側ハンドで受け
取り、洗浄機5に搬送し、洗浄・乾燥した半導体ウエハ
Wを搬送ロボット4の上側ハンドで受け取りカセット2
に収容する。
【0186】上記ルート又はの選択は例えば奇数番
の半導体ウエハWをルートに、偶数番の半導体ウエハ
Wはルート、又はその逆とする。半導体ウエハW3は
ウエハーステーション7のウエットステーション(トレ
イT5又はT6)に一旦搬送した後、半導体ウエハW1
の第1洗浄(洗浄機11による洗浄)が終了した後、上
記ルート又はを通り、搬送処理し、カセットに収容
する。
【0187】(4)シリアル搬送ルート(3段洗浄)連
続(枚葉)処理 先ず、搬送ロボット4の下側ハンドで4個のウエハカセ
ット2の何れか1つから半導体ウエハW1を受け取り、
一旦ウエハーステーション7のドライステーション(ト
レイT4)に搬送する。次に搬送ロボット8の下側ハン
ドで半導体ウエハW1を受け取り反転機20に搬送し、
該反転機20で半導体ウエハW1を180°反転させ、
パターン形成面を下向きにする。
【0188】続いて、リフタ24の動作により、該半導
体ウエハW1をロータリートランスポータ22に搭載す
る。上記動作を繰返し3枚の半導体ウエハW1〜W3を
ロータリートランスポータ22に搭載する。
【0189】次に、ポリッシング装置P1のカルーセル
14を120°回転(時計回り)させ、第1のトップリ
ング18を揺動させてロータリートランスポータ22の
半導体ウエハW1の上に移動させ、プッシャ26の動作
により該半導体ウエハW1を該第1のトップリング18
に搬送し吸着させ、更に該第1のトップリング18を研
磨テーブル12上の研磨位置に移動させて研磨を行う。
【0190】続いて、カルーセル14を120°回転
(時計回り)させ(この時、第1のトップリング18は
研磨中か又は1度リトラクト)、第2のトップリング1
8を揺動させてロータリートランスポータ22の半導体
ウエハW2の上に移動させ、プッシャ26の動作により
半導体ウエハW2を該第2のトップリング18に搬送し
吸着させ、更に該第2のトップリング18を研磨テーブ
ル12上の研磨位置に移動させて研磨を行う。
【0191】続いて、カルーセル14を240°逆回転
させ(この時、第1、第2のトップリング18は研磨中
か又は1度リトラクト)、第3のトップリング18を揺
動させてロータリートランスポータ22の半導体ウエハ
W3の上に移動させ、プッシャ26の動作により半導体
ウエハW3を該第3のトップリング18に搬送し吸着さ
せ、更に該第3のトップリング18を研磨テーブル12
上のポリッシング位置に移動させて研磨を行う。
【0192】次に、研磨が終了した半導体ウエハW1の
第1のトップリング18を揺動させてロータリートラン
スポータ28のウエハ搭載ステージに移動させ、プッシ
ャ29の動作により半導体ウエハW1を該ロータリート
ランスポータ28に搭載する。続いてカルーセル14を
120°回転(時計回り)させ(この時第2、第3のト
ップリングは研磨中か又は一度リトラクト)、第1のト
ップリング18を揺動させてロータリートランスポータ
22の半導体ウエハW4の上に移動させ、プッシャ26
の動作により該半導体ウエハW4を該第1のトップリン
グ18に搬送し吸着させ、更に該第1のトップリング1
8を研磨テーブル12上のポリッシング位置に移動させ
て研磨を行う。
【0193】上記半導体ウエハW4の研磨処理と並行し
て、第2のトップリング18を揺動させてロータリート
ランスポータ28のウエハ搭載ステージに移動させ、プ
ッシャ29の動作により半導体ウエハW2を該ロータリ
ートランスポータ28に搭載する。
【0194】上記半導体ウエハW4の研磨に続いて、カ
ルーセル14を120°回転(時計回り)させ(この時
第1、第3のトップリングは研磨中か又は一度リトラク
ト)、第2のトップリング18を揺動させてロータリー
トランスポータ22の半導体ウエハW5の上に移動さ
せ、プッシャ26の動作により該半導体ウエハW5を該
第2のトップリング18に搬送し吸着させ、更に該第2
のトップリング18を研磨テーブル12上のポリッシン
グ位置に移動させて研磨を行う。
【0195】上記半導体ウエハW5の研磨処理と並行し
て、第3のトップリング18を揺動させてロータリート
ランスポータ28のウエハ搭載ステージに移動させ、プ
ッシャ29の動作により半導体ウエハW3を該ロータリ
ートランスポータ28に搭載する。
【0196】上記半導体ウエハW5の研磨に続いて、カ
ルーセル14を240°逆回転(反時計回り)させ(こ
の時第1、第2のトップリングは研磨中か又は一度リト
ラクト)、第3のトップリング18を揺動させてロータ
リートランスポータ22の半導体ウエハW6の上に移動
させ、プッシャ26の動作により該半導体ウエハW6を
該第3のトップリング18に搬送し吸着させ、更に該第
3のトップリング18を研磨テーブル12上のポリッシ
ング位置に移動させて研磨を行う。
【0197】上記半導体ウエハW6の研磨処理と並行し
て、第1のトップリング18を揺動させてロータリート
ランスポータ28のウエハ搭載ステージに移動させ、プ
ッシャ29の動作により半導体ウエハW4を該ロータリ
ートランスポータ28に搭載する。
【0198】次に、ポリッシング装置P2のカルーセル
15を120°回転(時計回り)させ、第1のトップリ
ング19を揺動させてロータリートランスポータ28の
半導体ウエハW1の上に移動させ、プッシャ29の動作
により該半導体ウエハW1を第1のトップリング19に
搬送し吸着させ、更に該第1のトップリング19を研磨
テーブル13上のポリッシング位置に移動させて研磨を
行う。
【0199】続いてカルーセル15を120°回転(時
計回り)させ(この時、第1のトップリング19は研磨
中か又は1度リトラクト)、第2のトップリング19を
揺動させてロータリートランスポータ28の半導体ウエ
ハW2の上に移動させ、プッシャ29の動作により該半
導体ウエハW2を第2のトップリング19搬送し吸着さ
せ、更に該第2のトップリング19を研磨テーブル13
上のポリッシング位置に移動させて研磨を行う。
【0200】続いてカルーセル15を240°逆回転
(反時計回り)させ(この時、第1、第2のトップリン
グ19は研磨中か又は1度リトラクト)、第3のトップ
リング19を揺動させてロータリートランスポータ28
の半導体ウエハW3の上に移動させ、プッシャ29の動
作により該半導体ウエハW3を第3のトップリング19
搬送し吸着させ、更に該第3のトップリング19を研磨
テーブル13上のポリッシング位置に移動させて研磨を
行う。
【0201】続いて第1のトップリング19を揺動させ
てロータリートランスポータ23のウエハ搭載ステージ
に移動させ、プッシャ27の動作により半導体ウエハW
1をロータリートランスポータ23に搭載し、更にロー
タリートランスポータ23を90°回転させ、リフタ2
5の動作により、該半導体ウエハW1を反転機21に搬
送し、180°反転させパターン形成面を上向きにす
る。搬送ロボット9の下側ハンドで下記のルート又は
を選択して搬送処理を行う。
【0202】上記半導体ウエハW1のロータリートラン
スポータ23への搭載と並行して、カルーセル15を1
20°回転(時計回り)させ、更に第1のトップリング
19を揺動させてロータリートランスポータ28の半導
体ウエハW4の上に移動させ、プッシャ27の動作によ
り該半導体ウエハW4を第1のトップリング19に搬送
し吸着させ、更に該第1のトップリング19を研磨テー
ブル13上のポリッシング位置に移動させ研磨を行う。
【0203】上記半導体ウエハW4の研磨処理と並行し
て、第2のトップリング19を揺動させてロータリート
ランスポータ23のウエハ搭載ステージに移動させ、プ
ッシャ27の動作により半導体ウエハW2をロータリー
トランスポータ23に搭載し、更にロータリートランス
ポータ23を90°回転させ、リフタ25の動作によ
り、該半導体ウエハW2を反転機21に搬送し、180
°反転させパターン形成面を上向きにする。搬送ロボッ
ト9の下側ハンドで下記のルート又はを選択して搬
送処理を行う。
【0204】ルート 搬送ロボット9の下側ハンドで
反転機21から受取った半導体ウエハWを洗浄機11に
搬送し、洗浄した半導体ウエハWを搬送ロボット9の上
側ハンドで洗浄機6に搬送し、洗浄した半導体ウエハW
を搬送ロボット9の上側ハンドで受け取り、ウエハステ
ーション7のウエットステーション(トレイT7又はT
8)に搬送し、搬送ロボット8の上側ハンドで洗浄機1
0に搬送し、洗浄・乾燥した半導体ウエハWを搬送ロボ
ット4の上側ハンドで受取りウエハカセット2に収容す
る。
【0205】ルート 搬送ロボット9の下側ハンドで
反転機21から受取った半導体ウエハWをウエハステー
ション7のウエットステーション(トレイT7又はT
8)に一旦搬送し、該半導体ウエハWを搬送ロボット8
の下側ハンドで受け取り、洗浄機10に搬送し、洗浄し
た半導体ウエハWを搬送ロボット8の上側ハンドで受け
取り、ウエハステーション7のウエットステーション
(トレイT7又はT8)に搬送し、搬送ロボット9の上
側ハンドで洗浄機6に搬送し、洗浄した半導体ウエハW
を搬送ロボット9の上側ハンドでウエハステーション7
のウエハステーション7のウエットステーション(トレ
イT7又はT8)に搬送し、搬送ロボット8の上側ハン
ドで洗浄機5に搬送し、洗浄・乾燥した半導体ウエハW
を搬送ロボット4の上側ハンドで受け取りカセット2に
収容する。
【0206】上記ルート又はの選択は例えば奇数番
の半導体ウエハWをルートに、偶数番の半導体ウエハ
Wはルート、又はその逆とする。半導体ウエハW3は
ウエハーステーション7のウエットステーション(トレ
イT5又はT6)に一旦搬送した後、上記ルート又は
を通り搬送処理してカセットに収容する。
【0207】次に、図17に平面構成の基板処理装置に
おける半導体ウエハの処理ルートについて説明する。処
理ルートには後に詳述するように、(5)シリアル搬送
ルート(2段洗浄)バッチ処理、(6)シリアル搬送ル
ート(3段洗浄)バッチ処理、(7)シリアル搬送ルー
ト(2段洗浄)連続(枚葉)処理、(8)シリアル搬送
ルート(3段洗浄)連続(枚葉)処理がある。
【0208】(5)シリアル搬送ルート(2段洗浄)バ
ッチ処理 先ず、搬送ロボット4の下側ハンドにより、ウエハカセ
ット2から、半導体ウエハW1を取出し、ウエハステー
ション7のドライステーション(トレイT4)に搬送す
る。続いて搬送ロボット8の下側ハンドで該半導体ウエ
ハW1を反転機20に搬送し、180°反転してパター
ン形成面を下向きにする。リフタ24の動作によりロー
タリトランスポータ22に搭載する。上記動作を繰返
し、ロータリートランスポータ22に3枚の半導体ウエ
ハW1〜W3を搭載する。
【0209】次に、ポリッシング装置P1のカルーセル
14を120°回転(時計回り)させ、第1のトップリ
ング18を揺動させてロータリトランスポータ22の半
導体ウエハW1の上に移動させ、プッシャー26を動作
により、半導体ウエハW1をトップリング18に搬送し
吸着させ、更に該第1のトップリング18を研磨テーブ
ル12上のポリッシング位置に移動させる。同様な動作
を繰返し、第1〜第3のトップリングに吸着された半導
体ウエハW1〜W3がポリッシング位置に設定されたと
ころで、半導体ウエハW1〜W3を研磨テーブル12の
研磨面に押圧して研磨を行う。この間に上記と同じ動作
により、ロータリートランスポータ22に3枚の半導体
ウエハW4〜W6を搭載する。
【0210】上記半導体ウエハW1〜W3の研磨が終了
したら第1〜第3のトップリング18を研磨テーブル1
2からオーバーハングさせて上昇させる。第1のトップ
リング18を揺動させウエハ受渡位置に移動させる。搬
送ロボット71の下側ハンドで該第1トップリング18
から半導体ウエハW1を受取り、洗浄機73に搬送す
る。
【0211】次に、カルーセル14を120°回転(時
計回り)させ、第2のトップリング18を揺動させ、搬
送ロボット71の下側ハンドで半導体ウエハW2を受け
取り、基板載置台72に載置する。これに並行して、第
1のトップリング18をロータリートランスポータ22
の半導体ウエハW4の上に移動させ、プッシャー26の
動作により半導体ウエハW4を第1のトップリング18
に搬送し吸着させ、更に該第1のトップリング18を研
磨テーブル12上のポリッシング位置に移動させる。
【0212】次に、カルーセル14を120°回転(時
計回り)させ、第3のトップリング18を揺動させ、搬
送ロボット71の下側ハンドに半導体ウエハW3を渡
し、搬送ロボットは該半導体ウエハW3を基板載置台7
2に載置する。これに並行して、第2のトップリング1
8をロータリートランスポータ22の半導体ウエハW5
の上に移動させ、プッシャー26の動作により半導体ウ
エハW5を第2のトップリング18に搬送し吸着させ、
更に該第2のトップリング18を研磨テーブル12上の
ポリッシング位置に移動させる。
【0213】次に、カルーセル14を240°逆回転
(反時計回り)させ、第3のトップリング18を揺動さ
せてロータリートランスポータ22の半導体ウエハW6
の上に移動させ、プッシャー26の動作により半導体ウ
エハW6を第3のトップリングに搬送し吸着させ、更に
該第3のトップリング18を研磨テーブル12上のポリ
ッシング位置に移動させる。第1〜第3のトップリング
18がポリッシング位置に揃った状態で、半導体ウエハ
W4〜W6の研磨を行う。
【0214】搬送ロボット71は上側ハンドで洗浄機7
3で洗浄した半導体ウエハW1を受け取り、揺動してウ
エハ受取位置に移動しているポリッシング装置P2の第
1のトップリング19に搬送し吸着させる。該第1のト
ップリング19は研磨テーブル13上のポリッシング位
置に移動する。この時搬送ロボット71は下側ハンドで
基板載置台72の半導体ウエハW2を受取り、洗浄機7
3に搬送する。
【0215】カルーセル15を120°回転(反時計回
り)させ、第2のトップリング19を揺動させてウエハ
受取位置に移動させる。搬送ロボット71の上側ハンド
で洗浄機73で洗浄された半導体ウエハW2を受取り、
ウエハ受取り位置にある第2のトップリング19に搬送
し吸着させる。該第2のトップリング19は研磨テーブ
ル13上のポリッシング位置に移動する。この時搬送ロ
ボット71は下側ハンドで基板載置台72の半導体ウエ
ハW3を受取り、洗浄機73に搬送する。
【0216】半導体ウエハW1〜W3が終了すると、カ
ルーセル15を120°回転(反時計回り)させ、第3
のトップリング19を揺動させてウエハ受取位置に移動
させる。搬送ロボット71の上側ハンドで洗浄機73で
洗浄された半導体ウエハW3を受取り、第3のトップリ
ング19に搬送し吸着させる。第3のトップリング19
は研磨テーブル13上のポリッシング位置に移動する。
カルーセル15を240°逆回転(時計回り)させ、半
導体ウエハW1〜W3を研磨テーブル13の研磨面に押
圧して研磨を行う。
【0217】第1〜第3のトップリング19を研磨テー
ブル13からオーバハングさせて上昇させる。続いてカ
ルーセル15を120°回転(反時計回り)させ、第1
のトップリング19を揺動させてロータリートランスポ
ータ23のウエハ搭載ステージ上に移動させ、プッシャ
ー27の動作により半導体ウエハW1を該ロータリート
ランスポータ23上に搭載する。続いて、カルーセル1
5の120°回転(反時計回り)させると共に、ロータ
リートランスポータ23を90°回転させる。第2のト
ップリング19を揺動させてロータリートランスポータ
23のウエハ搭載ステージ上に移動させ、プッシャー2
7の動作により半導体ウエハW2を該ロータリートラン
スポータ23上に搭載する。
【0218】次にカルーセル15を240°逆回転(時
計回り)させると共に、ロータリートランスポータを9
0°回転させる。第3のトップリング19を揺動させて
ロータリートランスポータ23のウエハ搭載ステージ上
に移動させ、プッシャー27の動作により半導体ウエハ
W3を該ロータリートランスポータ23上に搭載する。
続いてロータリートランスポータ23を90°回転さ
せ、リフタ25の動作により、半導体ウエハW1を反転
機21に搬送する。反転機21は半導体ウエハW1を1
80°反転させでパターン形成面を上向きとする。
【0219】次に、搬送ロボット9の下側ハンドで反転
機21から半導体ウエハW1を受け取り、下記のルート
又はルートを通って搬送処理し(例えば、半導体ウ
エハ番号が奇数の場合はルート、半導体ウエハ番号が
偶数の場合はルート、又はその逆)、4個のカセット
2の何れか1つに収容する。
【0220】ルート 搬送ロボット9の下側ハンドで
反転機21から受取った半導体ウエハを洗浄機11に搬
送し、該洗浄機11で洗浄した半導体ウエハWを搬送ロ
ボット9の上側ハンドで受け取り、洗浄機6に搬送し、
該洗浄機6で洗浄・乾燥した半導体ウエハを搬送ロボッ
ト4の上側ハンドで受け取り、4個のウエハカセット2
の何れかに収容する。
【0221】ルート 搬送ロボット9の下側ハンドで
反転機21から受取った半導体ウエハをウエハスターシ
ョン7のウエットステーション(トレイT7又はT8)
に搬送し、搬送ロボット8の下側ハンドで受け取り洗浄
機10に搬送し、該洗浄機10で洗浄した半導体ウエハ
Wを搬送ロボット8の上側ハンドで該半導体ウエハを受
け取り、洗浄機5に搬送し、該洗浄機5で搬送・乾燥し
た半導体ウエハをロボット4の上側ハンドで受け取りウ
エハカセット2に収容する。半導体ウエハW3はウエハ
ーステーション7のウエットステーション(トレイT5
又はT6)に一旦搬送した後、半導体ウエハW1の第1
洗浄(洗浄機11での洗浄)終了後、上記ルート又は
を通して搬送処理し、ウエハカセット2に収容する。
【0222】(6)シリアル搬送ルート(3段洗浄)バ
ッチ処理 先ず,搬送ロボット4の下側ハンドで4個のウエハカセ
ット2の何れか1つから半導体ウエハW1を受け取り、
ウエハステーション7のドライステーション(トレイT
4)に搬送する。続いて搬送ロボット8の下側ハンドで
反転機20に搬送し、該反転機20で半導体ウエハW1
を180°反転させ、パターン形成面を下向きにする。
続いて、リフタ24の動作により、該半導体ウエハW1
をロータリートランスポータ22に搭載する。上記動作
を繰返して3枚の半導体ウエハW1〜W3をロータリー
トランスポータ22に搭載する。
【0223】ポリッシング装置P1のカルーセル14を
120°回転(時計回り)させ、第1のトップリング1
8を揺動させてロータリートランスポータ22に搭載さ
れている半導体ウエハW1の上に移動させ、プッシャ2
6の動作により、半導体ウエハW1を第1のトップリン
グ18に搬送し吸着させ、更に該第1のトップリング1
8を研磨テーブル12上のポリッシング位置に移動させ
る。同様な動作を繰返し、第1〜第3のトップリングに
吸着された半導体ウエハW1〜W3がポリッシング位置
に設定されたところで、半導体ウエハW1〜W3を研磨
テーブル12の研磨面に押圧して研磨を行う。この間に
上記と同じ動作により、ロータリートランスポータ22
に3枚の半導体ウエハW4〜W6を搭載する。
【0224】上記半導体ウエハW1〜W3の研磨の終了
後、第1〜第3のトップリング18を研磨テーブル12
からオーバハングさせて上昇させる。第1のトップリン
グ18を揺動させ、搬送ロボット71の下側ハンドで半
導体ウエハW1を受取り、洗浄機73に搬送する。続い
てカルーセル14を120°回転(時計回り)させ、第
2のトップリング18を揺動させ、搬送ロボット71の
下側ハンドで半導体ウエハW2を受取り、基板載置台7
2に搬送する。これと並行して第1のトップリング18
をロータリートランスポータ22の半導体ウエハW4の
上に移動させ、プッシャ26の動作により半導体ウエハ
W4を搬送し吸着し、研磨テーブル12のポリッシング
位置に移動する。
【0225】カルーセル14を120°回転(時計回
り)させ、第3トップリング18を揺動させ、搬送ロボ
ット71の下側ハンドで半導体ウエハW3を受取り、基
板載置台72に搬送する。これと並行して第2のトップ
リング18をロータリートランスポータ22の半導体ウ
エハW5の上に移動させ、プッシャ26の動作により半
導体ウエハW5を搬送し吸着させ、研磨テーブル12の
ポリッシング位置に移動させる。カルーセル14を24
0°逆回転(反時計回り)させ、第3のトップリング1
8をロータリトランスポータ22の半導体ウエハW6の
上に移動させ、プッシャ26の動作により半導体ウエハ
W6を搬送し吸着させ、研磨テーブル12のポリッシン
グ位置に移動させる。続いて半導体ウエハW4〜W6を
研磨テーブル12の研磨面に押圧して研磨を行う。
【0226】搬送ロボット71は上側ハンドで洗浄機7
3で洗浄した洗浄された半導体ウエハW1を受け取り、
揺動しウエハ受取位置に移動しているポリッシング装置
P2の第1のトップリング19に搬送し吸着させる。該
第1のトップリング19は研磨テーブル13上のポリッ
シング位置に移動する。この時搬送ロボット71は下側
ハンドで基板載置台72の半導体ウエハW2を受取り、
洗浄機73に搬送する。
【0227】カルーセル15を120°回転(反時計回
り)させ、第2のトップリング19を揺動させてウエハ
受取位置に移動させる。搬送ロボット71の上側ハンド
で洗浄機73で洗浄された半導体ウエハW2を受取、第
2のトップリング19に搬送し吸着させる。第2のトッ
プリング19は研磨テーブル13上のポリッシング位置
に移動する。この時搬送ロボット71は下側ハンドで基
板載置台72の半導体ウエハW3を受取り、洗浄機73
に搬送する。
【0228】次に、カルーセル15を120°回転(反
時計回り)させ、第3のトップリング19を揺動させて
ウエハ受取位置に移動させる。搬送ロボット71の上側
ハンドで洗浄機73で洗浄された半導体ウエハW3を受
取、第3のトップリング19に搬送し吸着させる。第3
のトップリング19は研磨テーブル13上のポリッシン
グ位置に移動する。カルーセル15を240°回転(時
計回り)させ、半導体ウエハW1〜W3を研磨テーブル
13の研磨面に押圧して研磨を行う。
【0229】上記半導体ウエハW1〜W3の研磨が終了
したら第1〜第3のトップリング19を研磨テーブル1
3からオーバハングさせて上昇させる。続いてカルーセ
ル15を120°回転(反時計回り)させ、第1のトッ
プリング19をロータリートランスポータ23のウエハ
搭載ステージ上に移動させ、プッシャー27の動作によ
り半導体ウエハW1を該ロータリートランスポータ23
上に搭載する。続いて、カルーセル15の120°回転
(反時計回り)させると共に、ロータリートランスポー
タ23を90°回転させる。第2のトップリング19を
揺動させてロータリートランスポータ23のウエハ搭載
ステージ上に移動させ、プッシャー27の動作により半
導体ウエハW2を該ロータリートランスポータ23上に
搭載する。
【0230】次にカルーセル15を240°回転(時計
回り)させロータリートランスポータを90°回転させ
る。第3のトップリング19を揺動させてロータリート
ランスポータ23のウエハ搭載ステージ上に揺動させ、
プッシャー27の動作により半導体ウエハW3を該ロー
タリートランスポータ23上に搭載する。続いてロータ
リートランスポータ23を90°回転させ、リフタ25
の動作により、半導体ウエハW1を反転機21に搬送す
る。反転機21は半導体ウエハW1を180°反転させ
てパターン形成面を上向きとする。
【0231】次に、搬送ロボット9の下側ハンドで反転
機21から半導体ウエハW1を受け取り、下記のルート
又はルートを通って搬送処理し(例えば、半導体ウ
エハ番号が奇数の場合はルート、半導体ウエハ番号が
偶数の場合はルート、又はその逆)、4個のカセット
2の何れか1つに収容する。
【0232】ルート 搬送ロボット9の下側ハンドで
反転機21から受取った半導体ウエハWを洗浄機11に
搬送し、該洗浄機11で洗浄した半導体ウエハWを搬送
ロボット9の上側ハンドで受け取り洗浄機6に搬送し、
該洗浄機6で洗浄した半導体ウエハWを搬送ロボット9
の上側ハンドで受け取りウエハステーション7のウエッ
トステーション(トレイT7又はT8)に搬送し、続い
て搬送ロボット8の上側ハンドで該半導体ウエハWを受
け取り洗浄機10に搬送し、該洗浄機10で洗浄・乾燥
した半導体ウエハWを搬送ロボット4の上側ハンドで受
け取り、ウエハカセット2に収容する。
【0233】ルート 搬送ロボット9の下側ハンドで
反転機21から受取った半導体ウエハWを搬送ロボット
9の下側ハンドで受け取った半導体ウエハWをウエハス
テーション7のウエットステーション(トレイT7又は
T8)に一旦搬送し、搬送ロボット8の下側ハンドで半
導体ウエハWを受け取り、洗浄機10に搬送し、洗浄し
た半導体ウエハWを搬送ロボット8の上側ハンドで受け
取り、ウエハステーション7のウエットステーション
(トレイT7又はT8)に搬送し、次に搬送ロボット9
の上側ハンドで半導体ウエハWを受け取り洗浄機6に搬
送し、洗浄・乾燥した半導体ウエハWを搬送ロボット9
の上側ハンドで受け取りウエハステーション7のウエッ
トステーション(トレイT7又はT8)に搬送し、続い
て搬送ロボット9の上側ハンドで該半導体ウエハWを受
け取り洗浄機10に搬送し、該洗浄機10で洗浄・乾燥
した半導体ウエハWを搬送ロボット4の上側ハンドで受
け取り、ウエハカセット2に収容する。半導体ウエハW
3はウエハーステーション7のウエットステーション
(トレイT5又はT6)に一旦搬送した後、上記ルート
又はを通して処理し、ウエハカセット2に収容す
る。
【0234】(7)シリアル搬送ルート(2段洗浄)連
続(枚葉)処理 先ず、搬送ロボット4の下側ハンドで4個のウエハカセ
ット2の何れか1つから半導体ウエハW1を受け取り、
一旦ウエハーステーション7のドライステーション(ト
レイT4)に搬送する。次に搬送ロボット8の下側ハン
ドで半導体ウエハW1を受け取り反転機20に搬送し、
該反転機20で半導体ウエハW1を180°反転させ、
パターン形成面を下向きにする。
【0235】続いて、リフタ24の動作により、該半導
体ウエハW1をロータリートランスポータ22に搭載す
る。上記動作を繰返し3枚の半導体ウエハW1〜W3を
ロータリートランスポータ22に搭載する。
【0236】次にポリッシング装置P1のカルーセル1
4を120°回転(時計回り)させ、第1のトップリン
グ18を揺動させてロータリートランスポータ22の半
導体ウエハW1の上に移動させ、プッシャ26の動作に
より半導体ウエハW1を第1のトップリング18に搬送
して吸着させ、更に第1のトップリング18を研磨テー
ブル12上のポリッシング位置に移動させ、半導体ウエ
ハW1を研磨テーブル12の研磨面に押圧して研磨を行
う。
【0237】続いて、カルーセル14を120°回転
(時計回り)させ(この時、第1のトップリング18は
研磨中か又は1度リトラクト)、第2のトップリング1
8を揺動させてロータリートランスポータ22の半導体
ウエハW2の上に移動させ、プッシャ26の動作により
半導体ウエハW2を第2のトップリング18に搬送して
吸着させ、更に該第2のトップリング18を研磨テーブ
ル12上のポリッシング位置に移動させ、半導体ウエハ
W2を研磨テーブル12の研磨面に押圧して研磨を行
う。
【0238】続いて、カルーセル14を240°逆回転
(反時計回り)させ(この時、第1、第2のトップリン
グ18は研磨中か又は1度リトラクト)、第3のトップ
リング18を揺動させてロータリートランスポータ22
の半導体ウエハW3の上に移動させ、プッシャ26の動
作により半導体ウエハW3を第3のトップリング18に
搬送して吸着させ、更に第3のトップリング18を研磨
テーブル12上のポリッシング位置に移動させ、半導体
ウエハW3を研磨テーブル12の研磨面に押圧して研磨
を行う。
【0239】次に、第1のトップリング18を揺動させ
搬送ロボット71の下側ハンドに半導体ウエハW1を渡
し、カルーセル14を120°回転(時計回り)させる
(この時第2、第3のトップリングは研磨中か又は1度
リトラクト)。続いて第1のトップリング18を揺動さ
せてロータリートランスポータ22の半導体ウエハW4
上に移動させ、プッシャ26の動作により、半導体ウエ
ハW4を第1のトップリング18に搬送し吸着させ、研
磨テーブル12上のポリッシング位置に移動させ、半導
体ウエハW4の研磨を行う。これと同時に、第2のトッ
プリング18をロータリートランスポータ28に揺動さ
せ、半導体ウエハW2を搬送ロボット71の下側ハンド
に渡す。
【0240】次に、カルーセル14を120°回転(時
計回り)させる(この時第1、第3のトップリング18
は研磨中か又は1度リトラクト)。続いて第2のトップ
リング18を揺動させてロータリートランスポータ22
の半導体ウエハW5上に移動させ、プッシャ26の動作
により、半導体ウエハW5を第2のトップリング18に
搬送し吸着させ、研磨テーブル12上のポリッシング位
置に移動させ、半導体ウエハW5の研磨を行う。これと
同時に、第3のトップリング18を揺動させ半導体ウエ
ハW3を搬送ロボット71の下側ハンドに渡す。
【0241】次に、カルーセル14を240°逆回転
(反時計回り)させる(この時第1、第2のトップリン
グは研磨中か又は1度リトラクト)。続いて第3のトッ
プリング18を揺動させ、ロータリートランスポータ2
2の半導体ウエハW6上に位置させ、プッシャ26の動
作により、半導体ウエハW6を第3のトップリング18
に搬送し吸着させ、研磨テーブル12上のポリッシング
位置に移動させ、半導体ウエハW6の研磨を行う。これ
と同時に、第1のトップリング18を揺動させ、半導体
ウエハW4を搬送ロボット71の下側ハンドに渡す。
【0242】上記搬送ロボット71の下側ハンドで受取
った半導体ウエハW1は洗浄機73に搬送され、また半
導体ウエハW2とW3は基板載置台72に搬送される。
洗浄機73で洗浄された半導体ウエハW1は搬送ロボッ
ト71の上側ハンドで受取り、揺動してウエハ受取位置
にある第1のトップリング19に渡される。半導体ウエ
ハW1を受取った該第1のトップリング19は研磨テー
ブル13のポリッシング位置に移動し、半導体ウエハW
1の研磨を行う。
【0243】続いて、カルーセル15を120°回転
(時計回り)させると共に、第2のトップリング19を
揺動させウエハ受取位置に移動させる。基板載置台の半
導体ウエハW2は搬送ロボット71の下側ハンドで洗浄
機73に搬送され、洗浄された半導体ウエハW2は搬送
ロボット71の上側ハンドで上記ウエハ受取位置にある
第2のトップリングに搬送され吸着される。該第2のト
ップリングは研磨テーブル13のポリッシング位置に移
動し、半導体ウエハW2の研磨を行う。
【0244】続いて、カルーセル15を240°逆回転
(反時計回り)させると共に、第3のトップリング19
を揺動させてウエハ受取位置に移動させる。基板載置台
72の半導体ウエハW3は搬送ロボット71の下側ハン
ドで洗浄機73に搬送され、洗浄された半導体ウエハW
3は搬送ロボット71の上側ハンドで上記ウエハ受取位
置にある第3のトップリングに搬送され吸着される。該
第3のトップリングは研磨テーブル13のポリッシング
位置に移動し、半導体ウエハW3の研磨を行う。
【0245】次に、第1のトップリング19を揺動させ
てロータリートランスポータ23のウエハ搭載ステージ
上に移動させ、プッシャ27の動作により半導体ウエハ
W1をロータリートランスポータ23に搭載する。続い
てロータリートランスポータ23を90°回転させ、リ
フタ25の動作により半導体ウエハW1を反転機21に
搬送し、180°反転させパターン形成面を上向きす
る。この反転させた半導体ウエハW1を搬送ロボット9
の下側ハンドで下記のルート又はルートのいずれか
を選択して搬送処理する。
【0246】上記半導体ウエハW1をロータリートラン
スポータ23に搭載するのと並行して、上記カルーセル
15を120°回転(時計回り)させ、第1のトップリ
ング19を揺動させてウエハ受取位置に移動させる。搬
送ロボット71の上側ハンドで洗浄機73で洗浄された
半導体ウエハW4を受取り、上記ウエハ受取位置にある
第1のトップリング19に渡す。該第1のトップリング
19は研磨テーブル13のポリッシング位置に移動し、
研磨を行う。これと並行して、第2のトップリング19
を揺動させてロータリートランスポータ23のウエハ搭
載ステージ上に移動させ、プッシャ27の動作により、
半導体ウエハW2をロータリートランスポータ23に搭
載し、更に該ロータリートランスポータ23を90°の
回転させ、リフタ25の動作により半導体ウエハW2を
反転機21に搬送し、180°反転させパターン形成面
を上向きにする。この反転させた半導体ウエハW2を搬
送ロボット9の下側ハンドで受取り下記のルート又は
ルートのいずれかを選択して搬送処理する。
【0247】ルート 搬送ロボット9の下側ハンドで
受取った半導体ウエハWを洗浄機11に搬送し、洗浄し
た半導体ウエハWを搬送ロボット9の上側ハンドで洗浄
機6に搬送し、洗浄・乾燥した半導体ウエハWを搬送ロ
ボット4の上側ハンドで受け取りウエハカセット2に収
容する。
【0248】ルート 搬送ロボット9の下側ハンドで
受取った半導体ウエハWをウエハステーション7のウエ
ットステーション(トレイT7又はT8)に一旦搬送
し、該半導体ウエハWを搬送ロボット8の下側ハンドで
受け取り、洗浄機10に搬送し、洗浄した半導体ウエハ
Wを搬送ロボット8の上側ハンドで受け取り、洗浄機5
に搬送し、洗浄・乾燥した半導体ウエハWを搬送ロボッ
ト4の上側ハンドで受け取りカセット2に収容する。
【0249】上記ルート又はの選択は例えば奇数番
の半導体ウエハWをルートに、偶数番の半導体ウエハ
Wはルート、又はその逆とする。半導体ウエハW3は
ウエハーステーション7のウエットステーション(トレ
イT5又はT6)に一旦搬送した後、半導体ウエハW1
の第1洗浄(洗浄機11による洗浄)が終了した後、上
記ルート又はを通り、搬送処理し、カセットに収容
する。
【0250】(8)シリアル搬送ルート(3段洗浄)連
続(枚葉)処理 先ず、搬送ロボット4の下側ハンドで4個のウエハカセ
ット2の何れか1つから半導体ウエハW1を受け取り、
一旦ウエハーステーション7のドライステーション(ト
レイT4)に搬送する。次に搬送ロボット8の下側ハン
ドで半導体ウエハW1を受け取り反転機20に搬送し、
該反転機20で半導体ウエハW1を180°反転させ、
パターン形成面を下向きにする。
【0251】続いて、リフタ24の動作により、該半導
体ウエハW1をロータリートランスポータ22に搭載す
る。上記動作を繰返し3枚の半導体ウエハW1〜W3を
ロータリートランスポータ22に搭載する。
【0252】次に、ポリッシング装置P1のカルーセル
14を120°回転(時計回り)させ、第1のトップリ
ング18を揺動させてロータリートランスポータ22の
半導体ウエハW1の上に移動させ、プッシャ26の動作
により該半導体ウエハW1を該第1のトップリング18
に搬送し吸着させ、更に該第1のトップリング18を研
磨テーブル12上の研磨位置に移動させて研磨を行う。
【0253】続いて、カルーセル14を120°回転
(時計回り)させ(この時、第1のトップリング18は
研磨中か又は1度リトラクト)、第2のトップリング1
8を揺動させてロータリートランスポータ22の半導体
ウエハW2の上に移動させ、プッシャ26の動作により
半導体ウエハW2を該第2のトップリング18に搬送し
吸着させ、更に該第2のトップリング18を研磨テーブ
ル12上の研磨位置に移動させて研磨を行う。
【0254】続いて、カルーセル14を240°逆回転
させ(この時、第1、第2のトップリング18は研磨中
か又は1度リトラクト)、第3のトップリング18を揺
動させてロータリートランスポータ22の半導体ウエハ
W3の上に移動させ、プッシャ26の動作により半導体
ウエハW3を該第3のトップリング18に搬送し吸着さ
せ、更に該第3のトップリング18を研磨テーブル12
上のポリッシング位置に移動させて研磨を行う。
【0255】次に、第1のトップリング18を揺動さ
せ、搬送ロボット71の下側ハンドに半導体ウエハW1
を渡す。カルーセル14を120°回転(時計回り)さ
せ(この時第2、第3のトップリング18は研磨中又は
1度リトラクト)、第1のトップリング18を揺動させ
てロータリトランスポータ22の半導体ウエハW4に移
動させ、プッシャ26の移動により該半導体ウエハW4
を該第1のトップリング18に搬送し吸着させ、ポリッ
シング位置に移動させ、研磨する。上記半導体ウエハW
4の第1のトップリング18への渡しと並行して、第2
のトップリングを揺動させ半導体ウエハW2を搬送ロボ
ット71の下側ハンドに渡す。
【0256】次に、カルーセル14を120°回転(時
計回り)させる(この時第1、第3のトップリング18
は研磨中か又は1度リトラクト)。続いて第2のトップ
リング18を揺動させてロータリートランスポータ22
の半導体ウエハW5上に移動させ、プッシャ26の動作
により、半導体ウエハW5を第2のトップリング18に
搬送し吸着させ、研磨テーブル12上のポリッシング位
置に移動させ、半導体ウエハW5の研磨を行う。上記半
導体ウエハW5の第2のトップリング18への渡しと並
行して、第3のトップリング18を揺動させ半導体ウエ
ハW3を搬送ロボット71の下側ハンドに渡す。
【0257】次に、カルーセル14を240°逆回転
(反時計回り)させる(この時第1、第2のトップリン
グは研磨中か又は1度リトラクト)。続いて第3のトッ
プリング18を揺動させ、ロータリートランスポータ2
2の半導体ウエハW6上に位置させ、プッシャ26の動
作により、半導体ウエハW6を第3のトップリング18
に搬送し吸着させ、研磨テーブル12上のポリッシング
位置に移動させ、半導体ウエハW6の研磨を行う。上記
半導体ウエハW6の第2のトップリング18への渡しと
並行して、第1のトップリング18を揺動させ、半導体
ウエハW4を搬送ロボット71の下側ハンドに渡す。
【0258】上記搬送ロボット71の下側ハンドで受取
った半導体ウエハW1は洗浄機73に搬送され、また半
導体ウエハW2とW3は基板載置台72に搬送される。
洗浄機73で洗浄された半導体ウエハW1は搬送ロボッ
ト71の上側ハンドで受取り、揺動してウエハ受取位置
にある第1のトップリング19に渡される。半導体ウエ
ハW1を受取った第1のトップリング19は研磨テーブ
ル13のポリッシング位置に移動し、半導体ウエハW1
の研磨を行う。
【0259】続いて、カルーセル15を120°回転さ
せると共に、第2のトップリング19を揺動させウエハ
受取位置に移動させる。そして搬送ロボット71の下側
ハンドで基板載置台72から洗浄機73に搬送され、洗
浄された半導体ウエハW2は搬送ロボット71の上側ハ
ンドで受取られウエハ受取位置にある第2のトップリン
グ19に搬送され吸着される。該半導体ウエハW2を受
取った第2のトップリング19は研磨テーブル13のポ
リッシング位置に移動し、半導体ウエハW1の研磨を行
う。
【0260】続いて、カルーセル15を240°逆回転
(反時計回り)させると共に、第3のトップリング19
を揺動させてウエハ受取位置に移動させる。基板載置台
72の半導体ウエハW3は搬送ロボット71の下側ハン
ドで洗浄機73に搬送され、洗浄された半導体ウエハW
3は搬送ロボット71の上側ハンドで上記ウエハ受取位
置にある第3のトップリングに搬送され吸着される。該
第3のトップリングは研磨テーブル13のポリッシング
位置に移動し、半導体ウエハW3の研磨を行う。
【0261】次に、第1のトップリング19を揺動させ
てロータリートランスポータ23のウエハ搭載ステージ
上に移動させ、プッシャ27の動作により半導体ウエハ
W1をロータリートランスポータ23に搭載する。続い
てロータリートランスポータ23を90°回転させ、リ
フタ25の動作により半導体ウエハW1を反転機21に
搬送し、180°反転させパターン形成面を上向きす
る。この反転させた半導体ウエハW1を搬送ロボット9
の下側ハンドで下記のルート又はルートのいずれか
を選択して搬送処理する。
【0262】上記半導体ウエハW1をロータリートラン
スポータ23に搭載するのと並行して、上記カルーセル
15を120°回転させ、第1のトプリング19を揺動
させてウエハ受取位置に移動させる。ここで搬送ロボッ
ト71の上側ハンドで搬送されてきた洗浄機73で洗浄
された半導体ウエハW4を受取り、該半導体ウエハW4
を受取った第1のトップリング19は研磨テーブル13
のポリッシング位置に移動し、研磨を行う。これと並行
して、第2のトップリング19を揺動させてロータリー
トランスポータ23のウエハ搭載ステージ上に移動さ
せ、プッシャ27の動作により、半導体ウエハW2をロ
ータリートランスポータ23に搭載し、該ロータリート
ランスポータ23を90°回転させ、リフタ25の動作
により半導体ウエハW2を反転機21に搬送し、180
°反転させパターン形成面を上向きにする。この反転さ
せた半導体ウエハW2を搬送ロボット9の下側ハンドで
下記のルート又はルートのいずれかを選択して搬送
処理する。
【0263】ルート 搬送ロボット9の下側ハンドで
受取った半導体ウエハWを洗浄機11に搬送し、洗浄し
た半導体ウエハWを搬送ロボット9の上側ハンドで洗浄
機6に搬送し、洗浄した半導体ウエハWを搬送ロボット
9の上側ハンドで受け取り、ウエハステーション7のウ
エットステーション(トレイT7又はT8)に搬送し、
搬送ロボット8の上側ハンドで洗浄機10に搬送し、洗
浄・乾燥した半導体ウエハWを搬送ロボット4の上側ハ
ンドで受け取りウエハカセット2に収容する。
【0264】ルート 搬送ロボット9の下側ハンドで
受取った半導体ウエハWをウエハステーション7のウエ
ットステーション(トレイT7又はT8)に一旦搬送
し、該半導体ウエハWを搬送ロボット8の下側ハンドで
受け取り、洗浄機10に搬送し、洗浄した半導体ウエハ
Wを搬送ロボット8の上側ハンドで受け取り、ウエハス
テーション7のウエットステーション(トレイT7又は
T8)に搬送し、搬送ロボット9の上側ハンドで洗浄機
6に搬送し、洗浄した半導体ウエハWを搬送ロボット9
の上側ハンドでウエハステーション7のウエハステーシ
ョン7のウエットステーション(トレイT7又はT8)
に搬送し、搬送ロボット8の上側ハンドで洗浄機5に搬
送し、洗浄・乾燥した半導体ウエハWを搬送ロボット4
の上側ハンドで受け取りカセット2に収容する。
【0265】上記ルート又はの選択は例えば奇数番
の半導体ウエハWをルートに、偶数番の半導体ウエハ
Wはルート、又はその逆とする。半導体ウエハW3は
ウエハーステーション7のウエットステーション(トレ
イT5又はT6)に一旦搬送した後、上記ルート又は
を通り搬送処理してカセットに収容する。
【0266】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ポ
リッシング領域内で該ポリッシング装置間で基板を送受
できる基板移送機構を設けたので、基板の研磨を複数の
研磨工程を経て行う場合、1研磨工程が終了するごとに
基板を洗浄領域に移動させることなく、ポリッシング領
域内で複数の研磨工程を処理できるから、研磨処理のス
ループット向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理装置の各部の配置構成例
を示す平面図である。
【図2】カルーセルに支持されたマルチヘッド型のトッ
プリングと研磨テーブルとの関係例を示す概略側面図で
ある。
【図3】カルーセルによって支持されたマルチヘッド型
のトップリングと研磨テーブルの関係例を示す概略斜視
図である。
【図4】カルーセルによって支持されたマルチヘッド型
のトップリングと研磨テーブルの関係例を示す概略斜視
図である。
【図5】テンプレートの構成例を示す平面図である。
【図6】反転機の構成を示す図で、図6(a)は平面
図、図6(b)は一部断面側面図である。
【図7】リフタの構成例を示す縦断面図である。
【図8】ロータリトランスポータの構成を示す平面図で
ある。
【図9】ロータリトランスポータの構成を示す側面図で
ある。
【図10】プッシャの構成例を示す縦断面図である。
【図11】プッシャの動作を説明するための図である。
【図12】トップリングの構成例を示す断面図である。
【図13】研磨テーブルをドレッシングするためのドレ
ッサーの構成例を示す図である。
【図14】ウエハステーションの構成例を示す図で、図
14(a)正面図、図14(b)は側面図である。
【図15】ウエハステーションの構成例を示す図で、図
15(a)は図14(a)のI矢視図、図15(b)は
図14(a)のII矢視図、図15(c)は図14(a)
のIII矢視図、図15(d)は図14(a)のIV矢視
図、図15(e)は図14(a)のV矢視図である。
【図16】ウエハステーションの動作を説明するための
図である。
【図17】本発明に係る基板処理装置の各部の配置構成
例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ロードアンロードステージ 2 ウエハカセット 3 走行機構 4 搬送ロボット 5 洗浄機 6 洗浄機 7 ウエハステーション 8 搬送ロボット 9 搬送ロボット 10 洗浄機 11 洗浄機 12 研磨テーブル 13 研磨テーブル 14 カルーセル 15 カルーセル 16 ドレッシング装置 17 ドレッシング装置 18 トップリング 19 トップリング 20 反転機 21 反転機 22 ロータリートランスポータ 23 ロータリートランスポータ 24 リフタ 25 リフタ 26 プッシャ 27 プッシャ 28 ロータリートランスポータ 29 プッシャ 71 搬送ロボット 72 基板載置台 73 洗浄機 P1 ポリッシング装置 P2 ポリッシング装置 Z1 ロードアンロード領域 Z2 洗浄領域 Z3 ポリッシング領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロードアンロード領域、該ロードアンロ
    ード領域に隣接する洗浄領域、該洗浄領域に隣接するポ
    リッシングゾーンを有し、 前記ポリッシング領域に研磨面を有する研磨テーブルと
    基板を保持して前記研磨テーブルに押圧する複数のトッ
    プリングと複数のトップリングを保持すると共に該複数
    のトップリングの回転割り出しを行う回転台とを備えた
    マルチヘッド型のポリッシング装置を複数台配置すると
    共に、前記ポリッシング領域内で該ポリッシング装置間
    で基板を送受できる基板移送機構を設けたことを特徴と
    する基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記基板移送機構が前記マルチヘッド型のポリッシング
    装置間に配置されたロータリートランスポーターである
    ことを特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記基板移送機構が基板を送受するロボットであること
    を特徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2又は3に記載の基板処理
    装置であって、 前記洗浄ゾーンと前記ポリッシング領域の間に前記ポリ
    ッシング装置の間で基板の送受を行うロータリートラン
    スポーターを配置したことを特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の基板処理装置における
    基板の処理方法であって、 前記ロードアンロード領域及び洗浄領域を経てポリッシ
    ング領域に搬送され、前記ポリッシング装置でポリッシ
    ングされた基板を前記基板移送機構により他のポリッシ
    ング装置に送りポリッシングを行い、ポリッシングの終
    了した基板を前記洗浄領域を経て洗浄処理し、前記ロー
    ドアンロード領域に移送することを特徴とする基板の処
    理方法。
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