JPH0969546A - 半導体ウェハーの試験方法および半導体ウェハー - Google Patents

半導体ウェハーの試験方法および半導体ウェハー

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JPH0969546A
JPH0969546A JP22528495A JP22528495A JPH0969546A JP H0969546 A JPH0969546 A JP H0969546A JP 22528495 A JP22528495 A JP 22528495A JP 22528495 A JP22528495 A JP 22528495A JP H0969546 A JPH0969546 A JP H0969546A
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semiconductor chip
power supply
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semiconductor
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JP22528495A
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Yasuki Nakamura
泰基 中村
Tomio Sato
富夫 佐藤
Yoshii Asada
善已 浅田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウェハーの試験方法に関し,ウェハー
レベルの試験を簡単な構成で効率良く行うことを目的と
する。 【解決手段】 半導体ウェハーに形成された複数の半導
体チップ配列の列方向の半導体チップに対して列単位に
電源を供給する電源線と,行方向の半導体チップに対し
て行単位に接地する接地線とを設け,不良半導体チップ
を含む行の接地線を選択しない状態で全ての電源線を選
択して半導体チップを試験し,次に,不良半導体チップ
を含む行のうちの一つの行および選択した行に含まれる
良品の半導体チップに接続される電源線を選択して半導
体チップを試験する処理を,不良半導体チップを含む全
ての接地線について順次に行う構成をもつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウェハーの試
験方法および半導体ウェハーに関するものである。
【0002】半導体ウェハーは恒温槽において加速度試
験をする。この加速度試験はバーンイン試験と言われ,
半導体ウェハーを通常使用される温度より高い温度に保
持し,通常使用されるより高い電圧を一定時間加え続け
て不良を生じる半導体チップを見つけ出すものである。
【0003】このようなウェハーレベルの試験ではウェ
ハー上の各半導体チップに対して共通の電源線により電
源供給をしているので,半導体チップに電源線の短絡故
障があると測定系の電源線が短絡し,不良半導体チップ
だけでなく他の半導体チップに対する電源供給ができな
くなる。このような障害を回避するために従来より様々
な方法が考えられている。
【0004】
【従来の技術】図6は半導体チップの形成された従来の
半導体ウェハーである。図6において,110は半導体
ウェハーである。
【0005】111は半導体チップであって,半導体ウ
ェハー110に形成されたものである。131は電源入
力端子であって,半導体ウェハー試験用の電源入力端子
である。
【0006】132は接地端子であって,半導体ウェハ
ー試験用の接地端子である。133は電源線である。1
34は接地線である。
【0007】140は分割領域であって,半導体チップ
111を個々に分割する領域である。図6において,試
験用の電源線133,接地線134はそれぞれ分割領域
140に形成されている。また,電源線133,接地線
134はそれぞれ各半導体チップ111を並列接続して
いる。
【0008】図7は従来の半導体ウェハーのバーンイン
試験方法の説明図である。図7において,105は恒温
槽である。
【0009】106は測定装置である。107は接続線
であって,半導体チップに電源を供給する電源線,信号
の伝送を行う信号線等である。
【0010】110は半導体ウェハーであって複数の半
導体チップを形成されているものである。111は半導
体チップである。
【0011】112はパッドであって,半導体チップの
電極である。121はプローブカードであって,半導体
チップ111のパッド112の位置に対応してバンプ1
22を備えるものである。プローブカード121は柔軟
な絶縁性の材料に電源線,接地線,信号線を設け,バン
プ122と接続線107を接続する。
【0012】122はバンプであって,プローブカード
にハンダ等で形成した電極である。図7により従来のバ
ーンイン試験方法について説明する。半導体ウェハー1
10の各半導体チップ111のパッド112の配置に合
わせてバンプ122を持つプローブカード121を作成
する。
【0013】プローブカード121と半導体ウェハー1
10を圧接し,半導体ウェハー110の各パッド112
とプローブカード121の各バンプ122を接触させ,
半導体ウェハー110とプローブカード121を恒温槽
105にセットする。
【0014】測定装置106からプローブカード121
に接続線107を介して電源を供給する。また,接続線
107を介して,測定装置106と各半導体チップ11
1の間で信号の伝送を行い,測定装置106は受け取っ
た信号を解析して半導体チップ111の良,不良を判定
する。試験の間,恒温槽105は通常の使用温度より高
温にし,印加電圧も通常の使用電圧より高くして,長時
間加え続けて加速度試験する。このようにして,故障を
生じる不良半導体チップを検出し,製品として出荷され
る前に除去することができる。
【0015】このようなバーンイン試験において,前記
の問題点を解消するために従来は次のような方法が採ら
れていた。 半導体ウェハーの半導体チップ毎にスイッチ素子を
設けておき外部から電源の投入と切断を個別にできるよ
うにする。また,半導体チップ毎にヒューズが埋め込ま
れていてバーンイン試験中に半導体チップに電源ショー
トが生じた場合にはその半導体チップのヒューズに過電
流が流れてヒューズが切断し,電源が印加されなくなる
ようにする(特開昭61−87349号公報等参照)。
【0016】 半導体チップ毎にヒューズを付けてお
き,ウェハーレベルの試験前にチップの電源ショートが
わかっている場合には,ヒューズに電流を流して切断
し,ウェハー試験中に電源ショートを生じた場合には自
動的にヒューズの切断が行われるようし,バーンイン試
験が中断されることのないようにする(特開平6−56
77号公報等参照)。
【0017】 ウェハーレベルの試験前に不良が判明
している半導体チップに対してはプローブカードのバン
プを最初から形成しないでおき,バーンイン試験におい
て不良半導体チップと測定装置との接続を最初からとら
ないようにする(特開平5−211219号公報等参
照)。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法は,スイ
ッチ素子としてトランジスタを形成する必要があり,そ
のトランジスタは半導体チップの回路に電源電流を供給
できる程度の大きさを必要とするので形状を大きくする
必要ある。スイッチ素子は半導体ウェハーのスクライブ
領域上に形成できるが,そのためにはスクライブライン
の幅を広くしなければならず半導体ウェハーに形成する
半導体チップの大きさもしくは数に影響をあたえてい
た。
【0019】従来の方法も,ヒューズにある程度の大
きい電流を流さなければならないのでヒューズのサイズ
を大きくする必要があった。さらに,従来の方法,
に共通する問題点は,個々の製品として使用する電源パ
ッドをウェハーレベルの試験の際に使用する電源パッド
として使用する場合には,チップ内部にヒューズ素子あ
るいはスイッチ用のトランジスタを形成しなければなら
ないためチップサイズが大きくなることがある。あるい
は,ウェハーレベルの試験の際に使用する電源パッドと
個々の製品として使用する電源パッドとを別のものとし
ても製品のパッケージに組み込むならば,必要な電源パ
ッド数よりも多くの電源パッドを必要とし,チップサイ
ズを大きくせざる得なくなる。また,前述したように半
導体チップ領域でない部分に電源パット等を配置する場
合にはスクライブライン上に電源パッドとヒューズ素子
を配置する必要があり,この場合にはスクライブ領域と
して確保する部分の大きさが大きくなり,ウェハーの利
用効率が悪化する。
【0020】従来の方法は,プローブカードにバンプ
を形成するかしないかでウェハー中の被測定チップに接
続するかしないかを決めることができるので,電源ショ
ート以外に共通信号線のショートによる影響も回避でき
る。しかし,プローブカードのバンプの形成を被測定ウ
ェハー毎に行うので半導体ウェハー毎に不良半導体チッ
プに対応したバンプを備えるプローブカードを用意し,
半導体ウェハー毎にプローブカードを取り替える必要が
あるので試験効率の点から得策ではない。
【0021】上記方法以外に,不良半導体チップのパッ
ドの形状を大きく変形させてプローブカードのバンプと
コンタクトできないようにする方法もあるが,パッドを
変形させる機械的な過程を含めた処理工程を設計する必
要があり,パッドの変形も機械的精度が要求される等で
有効な方法ではない。
【0022】本発明は,ウェハーレベルの試験を簡単な
構成で効率良く行うことのできる半導体ウェハーの試験
方法および半導体ウェハーを提供することを目的とす
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は,不良半導体チ
ップの位置が予め求められている半導体ウェハーにおけ
る複数の半導体チップを一括試験するウェハーレベルの
試験方法において,半導体ウェハーに形成された複数の
半導体チップ配列の列方向の半導体チップに対して列単
位に電源を供給する電源線と,行方向の半導体チップに
対して行単位に接地する接地線とを設け,電源線を選択
する電源線選択部と接地線を選択する接地線選択部と,
電源線に電源を供給する電源部と,各半導体チップに試
験信号を発生し,半導体チップから試験結果の信号を受
け取る測定部と,電源線選択部と接地線選択部の電源線
と接地線を選択する選択制御部とを備え,選択制御部は
不良半導体チップを含む行の接地線を選択しない状態で
各電源線を選択して半導体チップを試験し,次に,不良
半導体チップを含む行のうちの一つの行および選択した
行に含まれる良品の半導体チップに接続される電源線を
選択して行う半導体チップの試験を不良半導体チップを
含む全ての接地線について順次に行う構成をもつ。
【0024】図1は本発明の基本構成を示す。図1にお
いて,1は半導体ウェハーである。
【0025】2は試験装置である。半導体ウェハー1に
おいて,A1,A2,A3,B1,B2,B3,C1,
C2,C3は半導体チップである。
【0026】S1は半導体チップA1,A2,A3の行
の各半導体チップを接地する接地線の接地端子である。
S2は半導体チップB1,B2,B3の行の各半導体チ
ップを接地する接地線の接地端子である。
【0027】S3は半導体チップC1,C3,C3の行
の各半導体チップを接地する接地線の接地端子である。
V1は半導体チップA1,B1,C1の列の各半導体チ
ップに電源を入力する電源線の入力端子である。
【0028】V2は半導体チップA2,B2,C2の列
の各半導体チップに電源を入力する電源線の入力端子で
ある。V3は半導体チップA3,B3,C3の列の各半
導体チップに電源を入力する電源線の入力端子である。
【0029】接地端子S1,S2,S3に接続される接
地線をそれぞれ接地線S1,S2,S3と表すことにす
る。また,電源入力端子V1,V2,V3に接続される
電源線をそれぞれ電源線V1,V2,V3と表すものと
する。
【0030】51は接地線選択部であって,接地端子S
1,S2,S3を選択するものである。52は電源線選
択部であって,電源入力端子V1,V2,V3を選択す
るものである。
【0031】53は選択制御部であって,接地線選択部
51の接地線の選択,および電源線選択部52の電源の
選択制御をするものである。54は電源部であって,電
源入力端子V1,V2,V3に電源を供給するものであ
る。
【0032】55は測定部であって,各半導体チップ
(A1,A2,A3,B1,B2,B3,C1,C2,
C3)に試験用の制御信号,データ等を入力し,各半導
体チップから出力される試験結果の信号を入力して解析
するものである。
【0033】56は出力部であって,試験結果を外部に
出力するものである。なお,図1において,試験装置2
と半導体ウェハー1との接続はプローブカード等の試験
用電極部材を介して行うが,プローブカードは図示を省
略している。また,各半導体チップの電源電極,接地電
極,信号電極等は図示を省略している。
【0034】図1の本発明の基本構成の動作を説明す
る。図1において,例えば,半導体チップA3と半導体
チップB2に電源ショートの故障があるとする。
【0035】選択制御部53は接地線選択部51を制御
して,不良半導体チップを含まない行の接地線S3を選
択する。また,電源線選択部52を制御して各列の電源
線V1,V2,V3を選択して,電源線V1,V2,V
3に電源部54から電源を供給する。
【0036】そして,測定部55より試験用の信号,デ
ータを送る。その結果,半導体チップC1,C2,C3
が試験される。次に,選択制御部53は接地線選択部5
1を制御して不良半導体チップA3,B2含む接地線S
1,S2のいずれか一つを選択する。例えば,接地線S
1を選択したとする。さらに,選択制御部53は電源線
選択部52を制御して接地線S1に接続される良品の半
導体チップA1,A2に接続する電源線V1,V2を選
択する。その結果,半導体チップA1,A2が試験され
る。
【0037】次に,選択制御部53は接地線選択部51
を制御して接地線S2を選択する。そして,選択制御部
53は電源線選択部52を制御して接地線S2に接続さ
れる良品の半導体チップB1,B3に接続する電源線V
1,V3を選択する。その結果,半導体チップB1,B
3が試験される。
【0038】以上のようにして,ウェハーレベルの試験
において電源ショートのある不良半導体チップに電源を
供給することなく,良品の半導体チップを全て検査する
ことができる。
【0039】本発明によれば,半導体ウェハーにウェハ
ーレべルの試験用のスイッチ素子,ヒューズ等を設ける
ことなくウェハーレベルの試験を能率的にすることがで
きる。また,不良半導体チップの配置に応じた特別のプ
ローブカード等を作成する必要もなく,簡単な方法でウ
ェハーレベルの試験を確実に行うことができるようにな
る。
【0040】
【発明の実施の形態】図2は,本発明の半導体ウェハー
の実施例である。図2において,1は半導体ウェハーで
ある。
【0041】A1,A2,A3は接地線の共通な行方向
の半導体チップである。B1,B2,B3,B4は接地
線の共通な行方向の半導体チップである。C1,C2,
C3,C4は接地線の共通な行方向の半導体チップであ
る。
【0042】D1,D2,D3,D4は接地線の共通な
行方向の半導体チップである。E1,E2,E3は接地
線の共通な行方向の半導体チップである。各半導体チッ
プにおいて,A1,B1,C1,D1,E1は電源線の
共通な列方向の半導体チップである。
【0043】A2,B2,C2,D2,E2は電源線の
共通な列方向の半導体チップである。A3,B3,C
3,D3,E3は電源線の共通な列方向の半導体チップ
である。
【0044】B4,C4,D4,は電源線の共通な列方
向の半導体チップである。S1,S2,S3,S4,S
5は接地端子であって,それぞれ接地線S1,接地線S
2,接地線S3,接地線S4,接地線S5に接続される
ものである。
【0045】V1,V2,V3,V4は電源入力端子で
あって,それぞれ電源線V1,V2,V3,V4に接続
されるものである。本発明の半導体ウェハーは各半導体
チップをマトリックスと見て,行方向の半導体チップを
行毎に共通接続し,列方向の半導体チップを列毎に共通
接続する。そして,その一方,例えば行方向を接地線,
列方向を電源線とする。また,各半導体チップには,信
号線と電源線が接続される。
【0046】図3は本発明の試験装置の実施例である。
図3において,61は試験装置である。
【0047】62は制御部である。63は選択処理部で
あって,不良半導体チップの位置情報に基づいて電源
線,接地線を選択するものである。
【0048】64は不良半導体チップ情報保持部であっ
て,不良半導体チップの位置情報を保持するものであ
る。65は選択実行部であって,不良半導体チップの位
置情報に基づいて接地線,電源線の選択処理を実行する
ものである。
【0049】66は電源線選択部であって,電源線を選
択するものである。67は接地線選択部であって,接地
線を選択するものである。68は電源部であって,半導
体チップに電源を供給するものである。
【0050】69は試験信号生成部であって,試験信号
(データ)を生成するものである。70は信号解析部で
あって,各半導体チップから送られてくる試験結果の信
号を受け取って,半導体チップの特性を解析するもので
ある。バーンイン試験であれば,バーンイン試験中に不
良となった半導体チップを検出する等の処理をするもの
である。
【0051】71は信号入出力部であって,プローブカ
ードへ信号を出力し,プローブカードから送られてくる
テスト結果の信号を入力するものである。72はプロー
ブカードである。
【0052】V1’,V2’,V3’,V4’,V5’
はプローブカード72の電源供給端子である。S1’,
S2’,S3’,S4’,S5’はプローブカード72
の接地端子である。
【0053】D1’,D2’・・・はそれぞれ制御信
号,データの入力端子である。それらの入力端子は半導
体チップの信号線の電極に接続するプローブカードの内
部電極(図示ぜす)に接続されている。
【0054】図3の構成の動作は後述する。図4 (a)は
本発明の半導体ウェハーの半導体チップ,接地線,電源
線の関係をモデル的に表したものである。
【0055】A2,A3,A4は行方向の半導体チップ
であり,共通の接地線S1により接続されるものであ
る。B1,B2,B3,B4,B5は行方向の半導体チ
ップであり,共通の接地線S2により接続されるもので
ある。
【0056】C1,C2,C3,C4,C5は行方向の
半導体チップであり,共通の接地線S3により接続され
るものである。D1,D2,D3,D4,D5は行方向
の半導体チップであり,共通の接地線S4により接続さ
れるものである。
【0057】E2,E3,E4は行方向の半導体チップ
であり,共通接の地線S4により接続されるものであ
る。S1,S2,S3,S4,S5は接地端子であっ
て,それぞれ接地線S1,接地線S2,接地線S3,接
地線S4,接地線S5に接続されるものである。
【0058】V1,V2,V3,V4,V5は電源入力
端子であって,それぞれ列方向の半導体チップを共通に
接続する電源線V1,電源線V2,電源線V3,電源線
V4,電源線V5に接続されるものである。
【0059】図4 (b)は半導体チップの電極配置の例を
示す。91は半導体チップである。92は電源パッドで
あり,電源線Vに接続される。
【0060】93は接地パッドであり,接地線Sに接続
される。94は信号パッドであり,プローブカードのバ
ンプに接続される。Sは接地線である。
【0061】Vは電源線である。図3の本発明の試験装
置の動作を,図4を参照して説明する。図4 (a)の半導
体ウェハーにおいて,半導体チップB1,B4,B5,
C1,C4に電源ショートの不良があるとする。
【0062】図3において,不良半導体チップ情報保持
部64に,半導体チップB1,B4,B5,C1,C4
が不良である情報を保持する。選択実行部65はその不
良半導体チップ情報に基づいて,電源線選択部66の電
源線の選択処理,および接地線選択部67の接地線の選
択処理をする。電源線選択部66は選択実行部65の指
示に従い選択する電源線のスイッチをオンとする。ま
た,接地線選択部67は選択実行部65の指示に従い選
択する接地線のスイッチをオンとする。
【0063】電源線選択部66により選択された電源線
に電源部68から電源が供給され,その電源線に接続さ
れるプローブカード72の電源入力端子V1’,V
2’,V3’,V4’,V5’のうちの選択されたもの
に電源が供給される。プローブカード72の電源入力端
子はそれぞれ,半導体ウェハーの電源入力端子V1,V
2,V3,V4,V5に接続され,選択された電源線に
電源を供給する。同様に,接地線選択部67は接地線を
選択する。それぞれに接続されるプローブカード72の
各接地端子を電源部68に接続する。プローブカード7
2の各接地端子は半導体ウェハーの各接地端子に接続さ
れている。
【0064】試験信号生成部69は試験用の制御信号,
データを発生し,信号入出力部71を介してプローブカ
ード72の試験用の制御信号,データ等の入力端子D
1’,D2’へ伝送され,プローブカード72の制御信
号入力端子から半導体ウェハーの各半導チップに信号が
伝送される。また,電源線と接地線により選択された半
導体チップにおいて,制御信号とデータと半導体チップ
の動作特性に基づく試験結果の信号がプローブカード7
2を介して信号入出力部71に伝送され,信号解析部7
0に入力される。
【0065】図4 (a)の半導体ウェハーにおいて,半導
体チップB1,B4,B5,C1,C4が電源ショート
の不良があるとした場合について図3の本発明の試験装
置の構成の動作を具体的に説明する。
【0066】 不良半導体チップを含む接地線S2,
S3をオフとし,電源線V1,V2,V3,V4,V5
に電源を供給する。その結果,半導体チップA2,A
3,A4,D1,D2,D3,D4,D5,E2,E
3,E4が試験される。
【0067】 次に,S2をオンとし,S2に接続さ
れる良品の半導体チップB2,B3を接続する電源線V
2,V3をオンとして,試験を行う。その結果,半導体
チップB2,B3が試験される。
【0068】 次に,S3をオンとし,S3に接続さ
れる良品の半導体チップC2,C3,C5を接続する電
源線V2,V3,V5をオンとして,試験を行う。その
結果,半導体チップC2,C3,C5が試験される。
【0069】以上のようにして,半導体ウェハー1の良
品の半導体チップに対してウェハー試験を行うことがで
きる。図5は本発明の試験方法の実施例のアルゴリズム
の例である。
【0070】S1 不良半導体チップを含む行の接地線
を全てオフにする。他の接地線は全てオンとする。 S2 全ての列の電源線をオンとする。
【0071】S3 半導体チップを測定する。 S4 不良半導体チップを含む測定されてない行の接地
線の一つをオンとする。
【0072】S5 選択した接地線の行に含まれる良品
の半導体チップを接続する全ての電源線をオンとする。 S6 半導体チップを測定する。
【0073】S7,S8 不良半導体チップを含む行の
接地線を全て測定したか判定する。全て終了していなけ
れば測定されていない行の接地線を選択することにより
S4以降の処理を繰り返す。接地線をすべて選択してい
れば処理を終了する。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば,スイッチ素子,ヒュー
ズ素子等を半導体チップ毎に設けることなく,簡単な構
成でウェハーレベルの試験を行うことができる。そのた
め,半導体チップに電源ショート等の不良があってもバ
ーンイン試験等のウェハー試験を低コストで確実に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の半導体ウェハーの実施例を示す図であ
る。
【図3】本発明の試験装置の実施例を示す図である。
【図4】本発明の半導体ウェハーと半導体チップの実施
例を示す図である。
【図5】本発明の試験方法の実施例のアルゴリズムの例
を示す図である。
【図6】従来の半導体ウェハーを示す図である。
【図7】従来の半導体ウェハーのバーンイン試験方法を
示す図である。
【符号の説明】
1:半導体ウェハー 2:試験装置 51:接地線選択部 52:電源線選択部 53:選択制御部 54:電源部 55:測定部 56:出力部 A1,A2,A3,B1,B2,B3,C1,C2,C
3:半導体チップ S1,S2,S3:接地端子 V1,V2,V3:電源入力端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不良半導体チップの位置が予め求められ
    ている半導体ウェハーにおける複数の半導体チップを一
    括試験するウェハーレベルの試験方法において,半導体
    ウェハーに形成された複数の半導体チップの縦横の配列
    における一方向を行方向,他の方向を列方向とした時,
    列方向の半導体チップに対して列単位に電源を供給する
    電源線と,行方向の半導体チップに対して行単位に接地
    する接地線とを設け,電源線を選択する電源線選択部と
    接地線を選択する接地線選択部と,電源線に電源を供給
    する電源部と,各半導体チップに試験信号を発生し,半
    導体チップから試験結果の信号を受け取る測定部と,電
    源線選択部と接地線選択部の電源線と接地線を選択する
    選択制御部とを備え,選択制御部は不良半導体チップを
    含む行の接地線を選択しない状態で全ての電源線を選択
    して半導体チップを試験し,次に,不良半導体チップを
    含む行のうちの一つの行および選択した行に含まれる良
    品の半導体チップに接続される電源線を選択して半導体
    チップを試験することを,不良半導体チップを含む全て
    の接地線について順次に行うことを特徴とする半導体ウ
    ェハーの試験方法。
  2. 【請求項2】 該ウェハーレベルの試験がバーンイン試
    験であり,予め求められている不良半導体チップが電源
    ショート不良であることを特徴とする請求項1に記載の
    半導体ウェハーの試験方法。
  3. 【請求項3】 複数の半導体チップを形成した半導体ウ
    ェハーにおいて,該複数の半導体チップの縦横の配列に
    おける一方向を行方向,他の方向を列方向とした時,該
    複数の半導体チップの配列における列方向の半導体チッ
    プに対して列単位に電源を供給する試験用の電源線を分
    割領域上に設け,行方向の半導体チップに対して行単位
    に接地した試験用の接地線を分割領域上に設けたことを
    特徴とする半導体ウェハー。
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