JPH0968746A - カメラの裏蓋 - Google Patents
カメラの裏蓋Info
- Publication number
- JPH0968746A JPH0968746A JP22512795A JP22512795A JPH0968746A JP H0968746 A JPH0968746 A JP H0968746A JP 22512795 A JP22512795 A JP 22512795A JP 22512795 A JP22512795 A JP 22512795A JP H0968746 A JPH0968746 A JP H0968746A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back cover
- camera
- camera body
- hinge part
- spool chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/02—Bodies
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】カメラの全長（厚み）を押え、またグリップ部
の小型化を可能にし、かつ良好なグリップ感が得られる
カメラの裏蓋を提供する。 【構成】カメラボディ１１の後部を開閉する裏蓋２１
を、回動自在にカメラボディ１１に軸支するヒンジ部２
３を、円筒状のスプール室１３の中心Ｏよりも前方であ
って、スプール室１３と電池室１５との間に形成される
くびれ部１９に配設した。
の小型化を可能にし、かつ良好なグリップ感が得られる
カメラの裏蓋を提供する。 【構成】カメラボディ１１の後部を開閉する裏蓋２１
を、回動自在にカメラボディ１１に軸支するヒンジ部２
３を、円筒状のスプール室１３の中心Ｏよりも前方であ
って、スプール室１３と電池室１５との間に形成される
くびれ部１９に配設した。
Description
【０００１】
【発明の技術分野】本発明は、カメラの裏蓋に関する。
【０００２】
【従来技術およびその問題点】カメラボディを開閉する
裏蓋は、ヒンジを介してボディに軸支されている。従来
の裏蓋５２、６２のヒンジ部５３、６３は、カメラボデ
ィのグリップ部５１、６１側に、例えば図２に示すよう
に、スプール室またはパトローネ室５４の側面（図２参
照）、あるいはスプール室またはパトローネ室６４の後
方（カメラボディ６１の背面）に設けられていた（図３
参照）。
裏蓋は、ヒンジを介してボディに軸支されている。従来
の裏蓋５２、６２のヒンジ部５３、６３は、カメラボデ
ィのグリップ部５１、６１側に、例えば図２に示すよう
に、スプール室またはパトローネ室５４の側面（図２参
照）、あるいはスプール室またはパトローネ室６４の後
方（カメラボディ６１の背面）に設けられていた（図３
参照）。
【０００３】しかし、図２に示した従来例では、ヒンジ
部５３をグリップ部５１の外観から突出しないように形
成すると、グリップ部５１、したがってカメラボディも
側方に大きくなってグリップ部５１およびカメラボディ
の容積が大きくなってしまう。一方、グリップ部５１の
容積を小さくしようとすると、ヒンジ部５３がグリップ
部５１の輪郭から突出して、この突出部分にカメラボデ
ィを把持する撮影者の手のひらが接触して、把持感が損
なわれる。
部５３をグリップ部５１の外観から突出しないように形
成すると、グリップ部５１、したがってカメラボディも
側方に大きくなってグリップ部５１およびカメラボディ
の容積が大きくなってしまう。一方、グリップ部５１の
容積を小さくしようとすると、ヒンジ部５３がグリップ
部５１の輪郭から突出して、この突出部分にカメラボデ
ィを把持する撮影者の手のひらが接触して、把持感が損
なわれる。
【０００４】図３に示した従来例では、ヒンジ部６３が
グリップ部６１の後角部に位置するので、グリップ部６
１を把持する撮影者の手のひらが当接してしまい、把持
感が損なわれる。さらに、スプロール室６４の壁６５と
裏蓋６２とにオーバーラップ部が存在しないので、ヒン
ジ部６３を遮光部材６６によって遮光しなければならな
い。
グリップ部６１の後角部に位置するので、グリップ部６
１を把持する撮影者の手のひらが当接してしまい、把持
感が損なわれる。さらに、スプロール室６４の壁６５と
裏蓋６２とにオーバーラップ部が存在しないので、ヒン
ジ部６３を遮光部材６６によって遮光しなければならな
い。
【０００５】
【発明の目的】本発明は、上記従来のカメラの裏蓋の問
題に鑑みてなされたもので、カメラの全長（厚み）を押
え、またグリップ部の小型化を可能にし、かつ良好なグ
リップ感が得られるカメラの裏蓋を提供すること、を目
的とする。
題に鑑みてなされたもので、カメラの全長（厚み）を押
え、またグリップ部の小型化を可能にし、かつ良好なグ
リップ感が得られるカメラの裏蓋を提供すること、を目
的とする。
【０００６】
【発明の概要】この目的を達成する本発明は、裏蓋を開
閉自在にカメラボディに軸支するヒンジ部を、カメラボ
ディの円筒状のスプール室の中心よりも前方に設けたこ
と、に特徴を有する。
閉自在にカメラボディに軸支するヒンジ部を、カメラボ
ディの円筒状のスプール室の中心よりも前方に設けたこ
と、に特徴を有する。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明を説明
する。図１は、本発明の一実施の形態の要部を示す断面
図である。この実施の形態では、カメラボディ１１のグ
リップ部１２に、円筒形状のスプール室１３およびその
前方に円筒形状の電池室１５を備えている。スプール室
１３および電池室１５は、一体に形成された隔壁部材１
７、１８によって仕切られている。スプール室隔壁部材
１７は、フィルムＦの巻き込みを可能にするために、側
面が開放した断面Ｃ次形状を呈し、電池室隔壁部材１８
は断面円形を呈していて、隔壁部材１７、１８は、共通
外壁部で一体に連結されている。なお、スプール室１３
内には、スプール１４が配設されている。
する。図１は、本発明の一実施の形態の要部を示す断面
図である。この実施の形態では、カメラボディ１１のグ
リップ部１２に、円筒形状のスプール室１３およびその
前方に円筒形状の電池室１５を備えている。スプール室
１３および電池室１５は、一体に形成された隔壁部材１
７、１８によって仕切られている。スプール室隔壁部材
１７は、フィルムＦの巻き込みを可能にするために、側
面が開放した断面Ｃ次形状を呈し、電池室隔壁部材１８
は断面円形を呈していて、隔壁部材１７、１８は、共通
外壁部で一体に連結されている。なお、スプール室１３
内には、スプール１４が配設されている。
【０００８】裏蓋２１は、曲面部２１ａがスプール室１
３を覆うように湾曲し、曲面部２１ａの先端縁部に形成
されたヒンジ部２３が、スプール室隔壁部材１７の中心
Ｏよりもカメラの前方であって、隔壁部材１７、１８の
連結部に形成されたくびれ部１９に配置されている。そ
うしてヒンジ部２３に回動自在に軸支された軸２２の両
端部が、カメラボディ１１のグリップ部１２に枢支され
ている。裏蓋２１は、このヒンジ部２３（軸２２）を軸
として回動自在に枢支され、カメラボディ１１の後部を
開閉する。なお、軸２２は、その両端部が、グリップ部
１２に固定された軸受板の軸穴（図示せず）に回動自在
に嵌合支持されている。
３を覆うように湾曲し、曲面部２１ａの先端縁部に形成
されたヒンジ部２３が、スプール室隔壁部材１７の中心
Ｏよりもカメラの前方であって、隔壁部材１７、１８の
連結部に形成されたくびれ部１９に配置されている。そ
うしてヒンジ部２３に回動自在に軸支された軸２２の両
端部が、カメラボディ１１のグリップ部１２に枢支され
ている。裏蓋２１は、このヒンジ部２３（軸２２）を軸
として回動自在に枢支され、カメラボディ１１の後部を
開閉する。なお、軸２２は、その両端部が、グリップ部
１２に固定された軸受板の軸穴（図示せず）に回動自在
に嵌合支持されている。
【０００９】なお、図において、符号２４は裏蓋に取り
付けらた圧板、符号２５、２６はフィルムの走行に連動
回転するスプロケットおよびフィルム押えローラ、符号
２８は裏蓋２１に板ばね２７を介して装着され、フィル
ムＦをスプール１４の中心Ｏ方向に押圧するフィルムガ
イド兼フィルム弛み防止用のローラである。
付けらた圧板、符号２５、２６はフィルムの走行に連動
回転するスプロケットおよびフィルム押えローラ、符号
２８は裏蓋２１に板ばね２７を介して装着され、フィル
ムＦをスプール１４の中心Ｏ方向に押圧するフィルムガ
イド兼フィルム弛み防止用のローラである。
【００１０】以上の通りヒンジ部２３は、スプール室１
３の中心Ｏよりも前方に配置され、かつスプール室隔壁
部材１７と電池室隔壁部材１８との境界に形成されるく
ぼみ、つまりくびれ部１９に納まっている。この構成に
より、裏蓋２１、ヒンジ部２３は、カメラボディ１１の
グリップ部１２の外観と一体化して滑らかな外観を形成
している。したがって、撮影者がグリップ部１２を把持
したときに、把持した手がヒンジ部２３によって圧迫さ
れることがない。しかも、カメラボディ１１の全長を長
くすることも、外観を大きくする必要もない。さらに、
ヒンジ部２３とスプール室隔壁部材１７とがオーバーラ
ップしているので、遮光部材を設けなくてもヒンジ部２
３からの漏光はほとんど問題にならない。
３の中心Ｏよりも前方に配置され、かつスプール室隔壁
部材１７と電池室隔壁部材１８との境界に形成されるく
ぼみ、つまりくびれ部１９に納まっている。この構成に
より、裏蓋２１、ヒンジ部２３は、カメラボディ１１の
グリップ部１２の外観と一体化して滑らかな外観を形成
している。したがって、撮影者がグリップ部１２を把持
したときに、把持した手がヒンジ部２３によって圧迫さ
れることがない。しかも、カメラボディ１１の全長を長
くすることも、外観を大きくする必要もない。さらに、
ヒンジ部２３とスプール室隔壁部材１７とがオーバーラ
ップしているので、遮光部材を設けなくてもヒンジ部２
３からの漏光はほとんど問題にならない。
【００１１】以上、本発明の実施の形態では、グリップ
部１２にスプール室１３を設けたカメラボディ１１を示
したが、本発明は、グリップ部１２にフィルムパトロー
ネ室を設けたカメラボディに適用することができる。ま
た、本実施の形態ではグリップ部１２の前方に電池を収
納する電池室１５を設けてあるが、他の部材、例えば内
蔵ストロボのコンデンサを収納するコンデンサ室を設け
てもよい。
部１２にスプール室１３を設けたカメラボディ１１を示
したが、本発明は、グリップ部１２にフィルムパトロー
ネ室を設けたカメラボディに適用することができる。ま
た、本実施の形態ではグリップ部１２の前方に電池を収
納する電池室１５を設けてあるが、他の部材、例えば内
蔵ストロボのコンデンサを収納するコンデンサ室を設け
てもよい。
【００１２】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り請求項１に
記載の発明はカメラの裏蓋を開閉自在にカメラに軸支す
るヒンジ部を、円筒状のスプール室の中心よりも前方に
設けたので、コンパクトなカメラボディの形成を可能に
する。しかも、本発明は、ヒンジ部をカメラボディのグ
リップ部に形成しても、コンパクトなグリップ部を維持
しつつ、ヒンジ部がグリップ部の外観から突出すること
も角部を形成することもない。したがって本発明は、グ
リップ部を把持する撮影者の手がヒンジ部に異常な接触
をすることがなく、撮影者に良好な把持感を与えること
ができる。
記載の発明はカメラの裏蓋を開閉自在にカメラに軸支す
るヒンジ部を、円筒状のスプール室の中心よりも前方に
設けたので、コンパクトなカメラボディの形成を可能に
する。しかも、本発明は、ヒンジ部をカメラボディのグ
リップ部に形成しても、コンパクトなグリップ部を維持
しつつ、ヒンジ部がグリップ部の外観から突出すること
も角部を形成することもない。したがって本発明は、グ
リップ部を把持する撮影者の手がヒンジ部に異常な接触
をすることがなく、撮影者に良好な把持感を与えること
ができる。
【図１】本発明を適用したカメラボディの要部を示す断
面図である。
面図である。
【図２】従来のカメラボディの裏蓋のヒンジ部周辺の構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図３】従来の他のカメラボディの裏蓋のヒンジ部周辺
の構造を示す断面図である。
の構造を示す断面図である。
１１ カメラボディ １２ グリップ部 １３ スプール室 １５ 電池室 １７ スプール室隔壁部材 １８ 電池室隔壁部材 １９ くびれ部 ２１ 裏蓋 ２１ａ 曲面部 ２２ 軸 ２３ ヒンジ部
Claims (4)
- 【請求項１】 裏蓋を開閉自在にカメラボディに軸支す
るヒンジ部を、カメラボディの円筒状のスプール室の中
心よりも前方に設けたこと、を特徴とするカメラの裏
蓋。 - 【請求項２】 裏蓋を開閉自在にカメラボディに軸支す
るヒンジ部を、カメラボディの円筒状のパトローネ室の
中心よりも前方に設けたこと、を特徴とするカメラの裏
蓋。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載のカメラは、ス
プール室またはパトローネ室の前方に円筒状の電池室を
有し、前記ヒンジ部は、前記スプール室またはパトロー
ネ室と電池室との間に形成されるくびれ部に配置されて
いること、を特徴とするカメラの裏蓋。 - 【請求項４】 請求項１から３のいずれか一項におい
て、前記裏蓋のヒンジ部は、カメラボディのグリップ部
に設けられていること、を特徴とするカメラの裏蓋。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22512795A JPH0968746A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | カメラの裏蓋 |
| GB9618089A GB2304912A (en) | 1995-09-01 | 1996-08-29 | Rear cover of a camera |
| DE1996135254 DE19635254A1 (de) | 1995-09-01 | 1996-08-30 | Kamerarückwand |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22512795A JPH0968746A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | カメラの裏蓋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0968746A true JPH0968746A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16824391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22512795A Pending JPH0968746A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | カメラの裏蓋 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0968746A (ja) |
| DE (1) | DE19635254A1 (ja) |
| GB (1) | GB2304912A (ja) |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB295320A (en) * | 1927-08-09 | 1929-08-22 | Ig Farbenindustrie Ag | A casing for roll film cameras |
| US1857502A (en) * | 1930-10-14 | 1932-05-10 | Eastman Kodak Co | Body construction for cameras |
| US3541935A (en) * | 1966-09-10 | 1970-11-24 | Eastman Kodak Co | Photographic or cinematographic camera with a labyrinth seal |
| JPS592397Y2 (ja) * | 1978-04-14 | 1984-01-23 | オリンパス光学工業株式会社 | カメラ |
| DE2824163C3 (de) * | 1978-06-02 | 1981-07-30 | Kronos Titan-Gesellschaft Mbh, 5090 Leverkusen | Teller-Farbenausreibmaschine und ihre Verwendung im Rahmen der Pigmenttestung |
| US4477162A (en) * | 1981-08-05 | 1984-10-16 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Cameras with a film loading device for facilitating film loading |
| JPS6238633U (ja) * | 1985-08-22 | 1987-03-07 |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP22512795A patent/JPH0968746A/ja active Pending
-
1996
- 1996-08-29 GB GB9618089A patent/GB2304912A/en not_active Withdrawn
- 1996-08-30 DE DE1996135254 patent/DE19635254A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE19635254A1 (de) | 1997-03-06 |
| GB9618089D0 (en) | 1996-10-09 |
| GB2304912A (en) | 1997-03-26 |
| GB2304912A8 (en) | 1997-04-01 |
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