JP2003043560A - カメラの裏蓋装置 - Google Patents

カメラの裏蓋装置

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JP2003043560A
JP2003043560A JP2001227035A JP2001227035A JP2003043560A JP 2003043560 A JP2003043560 A JP 2003043560A JP 2001227035 A JP2001227035 A JP 2001227035A JP 2001227035 A JP2001227035 A JP 2001227035A JP 2003043560 A JP2003043560 A JP 2003043560A
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JP
Japan
Prior art keywords
back cover
main body
camera
shielding wall
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001227035A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Kaneda
祐一 金田
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い強度と質感に富んだデザインを保ちつ
つ、裏蓋とカメラ本体との隙間から内部に外光が漏れ込
むことを確実に防止できるカメラの裏蓋装置を提供す
る。 【解決手段】 カメラ本体11の一側部にヒンジ部31
を介して開閉可能に取り付けられる裏蓋本体30と、裏
蓋本体30の内側に取り付けられる補助板33とを金属
製とすると共に、裏蓋本体30には上部遮光壁30cと
下部遮光壁30dとを設け、補助板33には、その少な
くとも上縁とヒンジ部側の側縁と下縁とに沿って連続し
て延びる遮光壁33cを一体に形成し、これら遮光壁3
0c、30d、33cによって裏蓋とカメラ本体との隙
間から入射する外光を遮光する構成としてある。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はカメラ本体に開閉可
能に取り付けられる裏蓋装置に関し、更に詳しくは、外
光が裏蓋とカメラ本体との隙間から内部に漏れ込むこと
を防止できる裏蓋構造に関する。 【0002】 【従来の技術】カメラ本体にヒンジ部を介して開閉可能
に取り付けられる裏蓋本体が金属製の場合、裏蓋本体に
は少なくともその上縁及び下縁に沿ってそれぞれ遮光壁
が設けられる。また、裏蓋本体が略平坦な形状のとき
は、裏蓋本体のヒンジ部と反対側の側縁にも遮光壁が設
けられる。 【0003】一方、カメラ本体には裏蓋本体の遮光壁を
受け入れるように長溝が形成されており、裏蓋本体を閉
めたとき裏蓋本体の遮光壁がカメラ本体の長溝に入り込
むことにより、外光が裏蓋本体とカメラ本体との隙間か
ら内部に漏れ込むことを防止している。 【0004】一般に、金属製裏蓋本体のヒンジ部は裏蓋
本体の側縁部を円筒状に屈曲させることにより形成され
るので、裏蓋本体のヒンジ部側の側縁には上記のような
遮光壁を一体に形成することができない。したがって、
裏蓋本体のヒンジ部側、特に、裏蓋本体の上縁及び下縁
に沿って設けられる遮光壁とヒンジ部の上下端との間に
は遮光の不十分な領域が存在することとなる。 【0005】そこで、従来より、金属製裏蓋本体の内側
に金属製補助板を取り付け、この補助板の少なくとも上
縁と、下縁と、裏蓋本体のヒンジ部の内側の側縁とにそ
れぞれ同様の遮光壁を設けることにより二重の遮光構造
とした裏蓋装置が知られている。 【0006】一方、カメラ本体においては、裏蓋本体の
遮光壁を受け入れる長溝の内側に補助板の遮光壁を受け
入れる長溝を形成し、裏蓋本体を閉めたとき裏蓋本体の
遮光壁とともに補助板の遮光壁がカメラ本体の長溝に入
り込ませることにより、遮光効果の向上を図っている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金属製
裏蓋本体の内側に取り付けられる従来の金属製補助板に
おいては、その上縁及び下縁に沿って設けられる遮光壁
と、ヒンジ部側の側縁に沿って設けられる遮光壁とが連
続した壁として形成されていないために、それらの壁の
間に大きな隙間があるため、特に裏蓋本体のヒンジ部の
上方領域及び下方領域における遮光効果が依然として不
十分なものとなっている。 【0008】したがって、上記問題点に鑑み、本発明
は、高い強度と質感に富んだデザインを保ちつつ、裏蓋
装置とカメラ本体との隙間から内部に外光が漏れ込むこ
とを確実に防止できるカメラの裏蓋装置を提供すること
を目的としている。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、カメラ本体の一側部にヒンジ部を介して
開閉可能に取り付けられる裏蓋本体を金属板で形成した
カメラにおいて、この裏蓋本体の内側に取り付けられる
金属製補助板に、その少なくとも上縁とヒンジ部側の側
縁と下縁とに沿って連続して延びる遮光壁を一体に形成
したことを特徴とするカメラの裏蓋装置を提案する。 【0010】上記のように構成したカメラの裏蓋装置
は、金属製裏蓋本体と金属製補助板とにより高い強度を
保ち且つ金属製裏蓋本体による質感に富んだデザインを
保つことができる。 【0011】しかも、金属製裏蓋本体の内側に設けられ
る金属製補助板の遮光壁が、補助板の少なくとも上縁と
ヒンジ部側の側縁と下縁とに沿って連続しているので、
裏蓋本体の上縁及び下縁に設けられる遮光壁とヒンジ部
の上下端との間から内部に漏れ込む外光を補助板の遮光
壁により確実に遮光することができる。 【0012】上記の連続した遮光壁を有する金属製補助
板は、金属板素材の絞り出し成形を利用すれば容易に作
ることができる。 【0013】 【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て図面に沿って説明する。図1から図5までは本発明の
一実施形態を示したものである。図1は本発明を適用し
たカメラの裏蓋本体を開けた状態の後部斜視図であり、
図2は図1に示すカメラの裏蓋本体を閉じた状態を示す
要部の中央部水平断面図であり、図3は図1に示すカメ
ラの裏蓋本体を閉じた状態を示す要部の縦断面図であ
り、図4は裏蓋本体の内側正面図であり、図5は裏蓋本
体の内側を示す概略斜視図である。 【0014】図1及び図2に示すように、カメラ10
は、カメラ本体11と、このカメラ本体11の背面部側
の一側端(図1ではカメラ本体の背面部左端)に回動可
能に支持されカメラ本体11に対し開閉する裏蓋装置1
2とを有する。 【0015】カメラ本体11は樹脂射出成形により作ら
れており、その外側を覆うようにして金属製の前カバー
13、後カバー14,上カバー15等がカメラ本体11
に取り付けられている。 【0016】カメラ本体11のほぼ中央部には、レンズ
群より構成される撮影光学系16が設置され、撮影光学
系16の両側部には、それぞれ、フィルムのパトローネ
(図示せず)を収納するパトローネ室17と、フィルム
を巻き取るスプール18が設置されたスプール室19と
が形成されている。 【0017】カメラ本体11の裏蓋装置12が支持され
ている側と反対側の端部には、裏蓋装置12の開閉を操
作するとともに、裏蓋装置12を閉じたときにはその閉
状態を維持する開閉ロック機構20が設置されている。
20aは開閉ロック機構20のロック解除釦である。 【0018】撮影光学系16の上方にはファインダー光
学系21が設置され、また、カメラ本体11の上部の上
カバー15上にはレリーズボタン22やその他の操作ホ
ボタンなどが設けられている。 【0019】カメラ本体11の撮影光学系16の背面側
には、フィルム27の露光領域を規制する長方形のアパ
ーチャー(開口)23が形成されており、その上下には
それぞれフイルムレール24、25が形成されている。 【0020】次に、裏蓋装置12について説明すると、
図1、図2、図3、図4、図5に示すように、裏蓋装置
12は一側端にヒンジ部31を備えた金属製の裏蓋本体
30と、この裏蓋本体30の内側に複数個のかしめ手段
32によって固定された金属製の補助板33とを備えて
いる。 【0021】そして、アパーチャ23の位置に対応して
補助板33の内側には圧板34が取り付けられており、
また、パトローネ室17の位置に対応してパトローネ窓
35が取り付けられている。 【0022】ヒンジ部31は裏蓋本体30の一側端30
aを略筒状に曲げ加工して形成した軸保持部31aにヒ
ンジ軸31bを保持することにより形成されている。 【0023】図2に示すように、この実施形態では、裏
蓋本体30のヒンジ部31と反対側の側端、すなわち、
開閉ロック機構20側の側端30bは前方に向かって湾
曲した形状をなしており、裏蓋本体30は、この開閉ロ
ック機構20側の側端30bがカメラ本体11の側端壁
11aの外側で開閉ロック機構20の突出ケース20b
の後面20cに当接する位置においてカメラ本体11に
対し閉位置にロックされるものとなっている。 【0024】一方、補助板33のヒンジ部31側の側端
33aはヒンジ部31の内側に沿って位置している。ま
た、ヒンジ部31と反対側の側端、すなわち、開閉ロッ
ク機構20側の33bは前方に向かって湾曲した形状を
なしており、補助板33は、この開閉ロック機構20側
の側端33bがカメラ本体11の側端壁11aの外側で
開閉ロック機構20の突出ケース20bの後面20cに
当接する位置においてカメラ本体11に対し裏蓋本体3
0と共に閉位置にロックされるものとなっている。 【0025】補助板33の側端33bの内側には断面略
L字状の係合部材36が取り付けられており、裏蓋本体
30がカメラ本体11に対し閉じたときこの係合部材3
6がカメラ本体11の側端壁11aの外側で開閉ロック
機構20と係合することにより、裏蓋本体30を閉位置
にロックするように構成されている。 【0026】図1、図3、図4、図5に示すように、裏
蓋本体30にはその上縁全域にわたり上部遮光壁30c
が、また、下縁全域にわたり下部遮光壁30dがそれぞ
れ設けられている。上部遮光壁30c及び下部遮光壁3
0dは裏蓋本体30を閉じたときにカメラ本体11側に
突出するように屈曲形成されている。 【0027】このような構成において、裏蓋本体30の
開閉ロック機構20側の側端30bは閉位置においてカ
メラ本体11の側端壁11aの外側に覆い被さり開閉ロ
ック機構20の突出ケース20bの後面に当接するの
で、この側端30bに遮光壁は不要である。 【0028】しかし、裏蓋本体30のヒンジ部31側の
側端30aには遮光壁を形成することができないので、
上部遮光壁30cとヒンジ部31との間及び下部遮光壁
30dとヒンジ部31との間においてそれぞれ遮光性が
大きく低下するものとなる。 【0029】そこで、本発明によれば、補助板33の上
縁と、ヒンジ部側側縁33aと、下縁とに沿って連続し
て延びる遮光壁33cが形成されている。 【0030】このような連続した遮光壁33cを有する
金属製の補助板33は、金属板素材の絞り出し成形を利
用すれば容易に作ることができる。 【0031】カメラ本体11には、裏蓋本体30が閉じ
たときに裏蓋本体30の上部遮光壁30c及び下部遮光
壁30dを受け入れる長溝11b、11cが形成される
とともに、補助板33の遮光壁33cを受け入れる長溝
11dが形成されている。 【0032】なお、この実施形態では裏蓋本体30と同
様に、補助板33においても、ヒンジ部31と反対側の
側端33bには遮光壁が形成されていないが、補助板3
3の側端33bは閉位置においてカメラ本体11の側端
壁11aの外側に覆い被さり開閉ロック機構20の突出
ケース20bの後面に当接するので、この側端33bに
は遮光壁は不要である。 【0033】上記構成を有するカメラの裏蓋装置におい
ては、金属製裏蓋本体30と金属製補助板33とにより
高い強度を保ち且つ金属製裏蓋本体30による質感に富
んだデザインを保つことができる。 【0034】しかも、金属製裏蓋本体30の内側に設け
られる金属製補助板33の遮光壁33cが、補助板33
の少なくとも上縁とヒンジ部31側の側縁33aと下縁
とに沿って連続しているので、裏蓋本体30の上縁及び
下縁に設けられる遮光壁30c、30dとヒンジ部31
の上下端との間から内部に漏れ込む外光を補助板33の
遮光壁33cにより確実に遮光することができる。 【0035】以上、一実施形態につき説明したが、裏蓋
本体30及び補助板33の側端30b、33bを前方に
向かって湾曲した形状とせずに平坦に形成するときは、
該側端30b、33bにも遮光壁を形成することが好ま
しい。 【0036】その場合、補助板33の遮光壁33cは補
助板33の上縁、下縁及び左右の側縁に沿って全周にわ
たり連続して延びるように形成する。なお、遮光壁33
cをこのように形成する場合、補助板33を金属板素材
の絞り加工により作ることができる。 【0037】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、カメラ本体の一側部にヒンジ部を介して開閉可能に
取り付けられる裏蓋本体を金属板で形成したカメラにお
いて、この裏蓋本体の内側に取り付けられる金属製補助
板に、その少なくとも上縁とヒンジ部側の側縁と下縁と
に沿って連続して延びる遮光壁を一体に形成したことか
ら、金属製裏蓋本体と金属製補助板とにより高い強度を
保ち且つ金属製裏蓋本体による質感に富んだデザインを
保ちつつ、ヒンジ部の上下端との間から内部に漏れ込む
外光を裏蓋本体の上縁及び下縁に設けられる遮光壁と補
助板の遮光壁により確実に遮光することができるカメラ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態を示すカメラの裏蓋本体を
開けた状態の後部斜視図である。 【図2】図1に示すカメラの裏蓋本体を閉じた状態を示
す要部の中央部水平断面図である。 【図3】図1に示すカメラの裏蓋本体を閉じた状態を示
す要部の縦断面図である。 【図4】裏蓋本体の内側正面図である。 【図5】裏蓋本体の内側を示す概略斜視図である。 【符号の説明】 11 カメラ本体 11b、11c、11d 長溝 12 裏蓋装置 30 裏蓋本体 30c 上部遮光壁 30d 下部遮光壁 32 かしめ手段 33 補助板 33c 遮光壁

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 カメラ本体の一側部にヒンジ部を介して
    開閉可能に取り付けられる裏蓋本体を金属板で形成した
    カメラにおいて、この裏蓋本体の内側に取り付けられる
    金属製補助板に、その少なくとも上縁とヒンジ部側の側
    縁と下縁とに沿って連続して延びる遮光壁を一体に形成
    したことを特徴とするカメラの裏蓋装置。
JP2001227035A 2001-07-27 2001-07-27 カメラの裏蓋装置 Pending JP2003043560A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020026753A1 (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 テイ・エス テック株式会社 照明装置、ドアトリム、車両用ドア、及び車両

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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