JPH08278548A - フィルム確認窓を有する裏蓋開閉機構 - Google Patents

フィルム確認窓を有する裏蓋開閉機構

Info

Publication number
JPH08278548A
JPH08278548A JP8424595A JP8424595A JPH08278548A JP H08278548 A JPH08278548 A JP H08278548A JP 8424595 A JP8424595 A JP 8424595A JP 8424595 A JP8424595 A JP 8424595A JP H08278548 A JPH08278548 A JP H08278548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
film
closing mechanism
rear cover
back lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8424595A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Inaba
利弥 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP8424595A priority Critical patent/JPH08278548A/ja
Publication of JPH08278548A publication Critical patent/JPH08278548A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】過って裏蓋を開ける虞れを減少できるフィルム
確認窓を備えた裏蓋開閉機構を提供すること。 【構成】カメラボディ11のフィルム室13を開閉する
裏蓋21を閉状態においてロック可能な裏蓋開閉機構で
あって、裏蓋21に設けられ、この裏蓋21が閉じられ
たときにフィルム室に装着されたパトローネ71と対向
するガイド開口25と、このガイド開口25を貫通して
装着された、裏蓋開閉機構のロックを解除操作するスラ
イドレバー31と、上記スライドレバー31に形成され
た、上記パトローネ71の表面をカメラボディ11の外
部から視認可能にするフィルム確認窓37とを備えたこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラのフィルム確認
窓および裏蓋のロック機構に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来のカメラは、ヒンジ
により開閉する裏蓋と、ヒンジとは反対側に設けられ、
裏蓋が閉じられた際に裏蓋をロックするロック機構およ
びその操作レバーを備えている。さらに裏蓋に、パトロ
ーネの有無などを確認できるフィルム確認窓が設けられ
ていた。
【0003】しかし、操作レバーとフィルム確認窓とが
離れていると、フィルム確認窓を覗かないで、つまり、
フィルムの有無を確認しないで裏蓋を開いてしまう虞れ
があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記従来のカメラの問題に鑑
みてなされたもので、過って裏蓋を開ける虞れを減少で
きるフィルム確認窓を備えた裏蓋開閉機構を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【発明の概要】この目的を達成する本発明は、カメラボ
ディのフィルム室を開閉する裏蓋を閉状態においてロッ
ク可能な裏蓋開閉機構であって、裏蓋に設けられ、この
裏蓋が閉じられたときにフィルム室に装着されたフィル
ムパトローネと対向する操作開口と、上記裏蓋に上記操
作開口を貫通して装着された、裏蓋開閉機構のロックを
解除操作する操作部材と、上記操作部材に形成された、
上記パトローネの表面をカメラボディ外部から視認可能
にする窓部と、を備えたことに特徴を有する。
【0006】
【実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説明す
る。図1は、本発明を適用したカメラの一実施例を示す
背面図、図2は図1のII−II線に沿った断面である。カ
メラボディ11は背面に、フィルム室13、およびこの
フィルム室13を遮光およびフィルムを保持、保護する
裏蓋21が開閉自在に取り付けられている。フィルム室
13は、図示しないが、アパーチャと、アパーチャを挟
んでフィルムパトローネ71が装填されるパトローネ室
およびフィルムを巻き上げるスプールが設けられたスプ
ール室を備えている。なお、図示実施例では、図1にお
いて右側にパトローネ室を有するが、左側にパトローネ
室を有する構造でもよい。
【0007】裏蓋21は、スプール室側の縁部におい
て、ヒンジ23を介して回動自在にカメラボディ11に
枢支され、自由端部側に、裏蓋開閉機構を備えている。
【0008】裏蓋21の自由端部側には、ヒンジ23と
平行に延びるガイド開口25が形成され、このガイド開
口25に、裏蓋開閉ロック機構のロック解除操作を行な
うスライドレバー31がガイド開口25に沿ってスライ
ド自在に装着されている。本実施例では、カメラボディ
11の上部から底部に向かう方向がロック解除方向で、
その反対方向がロック方向である。スライドレバー31
は、長円形のガイド部33およびガイド部33と一体に
形成され、裏蓋21の裏面と摺接するガイドフランジ3
5を備えている。ガイド部33は、フィルム室13側か
らガイド開口25に嵌合され、長手方向(スライド方
向)側面がガイド開口25の長手方向内縁部と摺接して
ロック、ロック解除方向に移動自在にガイドされてい
る。また、ガイド開口25の上下の端部は、ガイド部3
3と当接して、カメラ上部側端部はロック位置を規制
し、カメラ下側端部はロック解除位置を規制している。
【0009】ガイド部33には、ガイド部33を貫通
し、スライド方向に延びる、フィルム確認窓37が形成
されている。このフィルム確認窓37に、透明樹脂板か
らなるカバー39が嵌合されている。さらにガイド部3
3のアンロック位置側の端部には、カバー39の表面よ
りも突出した指掛け41が形成されている。本実施例の
カバー39は平行平板状であるが、凸レンズ、シリンド
リカルレンズ、フレネルレンズなどのレンズを使用して
もよい。このようなレンズを使用することにより、パト
ローネ表面の文字などが拡大されてパトローネの有無を
視認し易くなり、また視認可能な視野範囲が広がる。
【0010】裏蓋21の内側面には、スライドレバー3
1をガイドするスライドレバー押え部材51が固定され
ている。スライドレバー押え部材51は、ガイドフラン
ジ35を収容してガイドフランジ35をロック、ロック
解除方向にスライド自在にガイドし、かつ振れを防止す
るガイド溝53を備えている。スライドレバー押え部材
51は、ガイド溝53とフィルム室13との間を遮光し
た状態で、裏蓋21にねじ止めされている。したがって
スライドレバー31は、スライドレバー押え部材51に
よって抜け止めされた状態で、ガイドフランジ35が裏
蓋21とガイド溝53とで摺動自在にガイドされ、ガイ
ド部33がガイド開口25によってガイドされている。
【0011】また、スライドレバー押え部材51には、
フィルム確認窓37と対向する開口55が形成されてい
る。この開口55は、スライドレバー31のスライド方
向と平行に、フィルム確認窓37の長さよりもロック解
除位置側に長く形成されている。つまり、スライドレバ
ー31がロック位置およびロック解除位置のいずれにあ
っても、カメラボディ11の外方から、フィルム確認窓
37を介してパトローネ71の表面の観察が可能になっ
ている。
【0012】そしてスライドレバー押え部材51には、
カバー39と弾性材で形成された環状のモルト57が、
開口55を囲む状態で接着されている。このモルト57
は、裏蓋21が閉じられると、フィルム室13内に装填
されたパトローネ71の外表面に密接してモルト57内
とフィルム室13とを遮光、つまり外光がカバー39か
らフィルム室13内に漏れないように遮光する。モルト
57の材料としては、通常スポンジが使用されるが、遮
光性のある弾性部材であれば、ゴム、ウレタンなどの合
成樹脂、ラシャなどでもよい。
【0013】さらにフィルム確認窓37には、スライド
方向と直交し、かつ裏蓋21の側縁部外方に向かって延
びる一対のロック爪43a、43bが突設されている。
これらのロック爪43a、43bは、スライドレバー押
え部材51に形成された切欠55a、55bからスライ
ドレバー押え部材51の外に突出し、突出部分が、裏蓋
21が閉じられた際に、カメラボディ11に形成された
ロック溝17a、17bに嵌合する。ロック爪43a、
43bがロック溝17a、17bに嵌合すると、裏蓋2
1はヒンジ23を軸とした回動が阻止され、閉状態にロ
ックされる。
【0014】ガイドフランジ35のロック解除方向側の
端部とガイド溝53の端部との間には、スライドレバー
31をロック方向に弾性付勢するロックばね57が嵌装
されている。スライドレバー31は、このロックばね5
7の付勢力によってロック位置に保持され、ロック爪4
3a、43bとロック溝17a、17bとの嵌合状態が
維持される。
【0015】ロック爪43a、43bとロック溝17と
の係合の解除は、ロックばね57の付勢力に抗したスラ
イドレバー31のロック解除方向移動により行なわれ
る。つまり、スライドレバー31がロック解除方向に移
動すると、ロック爪43a、43bがロック溝17a、
17bから抜け出てロックが解除され、裏蓋21の開放
が可能になる。
【0016】なお、図において、符号45はガイドフラ
ンジ35に形成されたガイド溝、符号27はガイド溝4
5の横ゆれを防止するガイドするガイドピンを兼ねたボ
スであって、ボス27に形成された雌ねじに、スライド
レバー押え部材51の外側からスライドレバー押え部材
51を固定するねじがねじ込まれる。
【0017】図示実施例の操作および作用は、次の通り
である。裏蓋21を開放するときに撮影者は、先ず、ス
ライドレバー31を見る。つまり撮影者は、カバー39
を通して、フィルム室13を見ることになる。これによ
り、フィルムが装填されている場合にはそれに気付く。
撮影者は、フィルムが装填されていることに気付けば撮
影済みか撮影途中かを確認し、もし撮影途中であれば、
裏蓋21の開放を中止するか、強制巻戻しを行なってか
ら裏蓋21を開放することができる。したがって、撮影
途中で裏蓋21を開放して撮影済みフィルムを感光させ
ることが無くなる。
【0018】さらに本実施例では、スライドレバー31
にフィルム確認窓37を設けたので、これらの実装スペ
ースが小さくて済み、他の部材を設けるスペースが広く
なり、またカメラをコンパクト化することが可能にな
る。
【0019】以上、本実施例では、ロック解除操作部材
をスライドレバー31で構成したが、回転式のダイヤ
ル、レバーで構成してもよい。回転式の場合は、回転軸
にフィルム確認窓を設ける。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り本発明は、
裏蓋の閉ロックを解除操作する操作部材に、パトローネ
が装填されているかどうかを目視できる窓を設けたの
で、裏蓋を開ける前に撮影者は自然に操作部材の窓を通
してパトローネの有無を見ることになるので、不用意に
撮影途中で裏蓋を開放することがなくなる。さらに本発
明は、フィルム確認窓および裏蓋開閉部材を一つの部材
に形成したので実装スペースが小さくて済み、カメラの
コンパクト化および他の部材の装着スペースを大きく取
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカメラの一実施例の背面図で
ある。
【図2】図1のII−II切断線に沿った断面図である。
【符号の説明】
11 カメラボディ 13 フィルム室 21 裏蓋 25 ガイド開口(操作開口) 31 スライドレバー(操作部材) 33 ガイド部 35 ガイドフランジ 37 フィルム確認窓 39 カバー 51 スライドレバー押え部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラボディのフィルム室を開閉する裏
    蓋を閉状態においてロック可能な裏蓋開閉機構であっ
    て、 裏蓋に設けられ、この裏蓋が閉じられたときにフィルム
    室に装着されたフィルムパトローネと対向する操作開口
    と、 上記裏蓋に上記操作開口を貫通して装着された、裏蓋開
    閉機構のロックを解除操作する操作部材と、 上記操作部材に形成された、上記パトローネの表面をカ
    メラボディ外部から視認可能にする窓部と、を備えたこ
    と、を特徴とするフィルム確認窓を有する裏蓋開閉機
    構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記操作部材は、上
    記裏蓋に設けられたガイド部材によってロック位置とア
    ンロック位置とに移動自在にガイドされ、弾性部材によ
    って常時ロックを維持する方向に付勢されたスライドレ
    バーであること、を特徴とするフィルム確認窓を有する
    裏蓋開閉機構。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記ガイド部材に
    は、上記スライドレバーの窓部と対向する位置に開口が
    形成され、ガイド部材の外側面に、この開口を囲み、裏
    蓋が閉じられているときに上記パトローネの表面に接触
    して、フィルム室と上記開口との間を遮光する、弾性材
    からなる環状の遮光部材が装着されていること、を特徴
    とするフィルム確認窓を有する裏蓋開閉機構。
JP8424595A 1995-04-10 1995-04-10 フィルム確認窓を有する裏蓋開閉機構 Pending JPH08278548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8424595A JPH08278548A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 フィルム確認窓を有する裏蓋開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8424595A JPH08278548A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 フィルム確認窓を有する裏蓋開閉機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08278548A true JPH08278548A (ja) 1996-10-22

Family

ID=13825081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8424595A Pending JPH08278548A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 フィルム確認窓を有する裏蓋開閉機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08278548A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002021106A1 (fr) * 2000-09-07 2002-03-14 Toyo Boseki Kabushiki Kaisha Dispositif et procédé de mesure sans contact de l'humidité
JP2008211015A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Shin Etsu Polymer Co Ltd 基板収納容器用蓋体及び基板収納容器
JP2010124252A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Sanyo Electric Co Ltd 電子機器
US8322533B2 (en) 2007-07-11 2012-12-04 Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. Lid body for substrate storage container and substrate storage container

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002021106A1 (fr) * 2000-09-07 2002-03-14 Toyo Boseki Kabushiki Kaisha Dispositif et procédé de mesure sans contact de l'humidité
JP2008211015A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Shin Etsu Polymer Co Ltd 基板収納容器用蓋体及び基板収納容器
US8322533B2 (en) 2007-07-11 2012-12-04 Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. Lid body for substrate storage container and substrate storage container
JP2010124252A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Sanyo Electric Co Ltd 電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003142841A (ja) 電池蓋構造および記録媒体蓋構造
JPH08278548A (ja) フィルム確認窓を有する裏蓋開閉機構
JP4137707B2 (ja) 蓋装置及びデジタルカメラ
US5140354A (en) Light and dust seal for camera
US5799221A (en) Camera
JP2970972B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット及びその製造方法
US4571043A (en) Dustproofing device for thin vertically disposed camera
US5568217A (en) Back cover lock mechanism of a camera
JP2688433B2 (ja) シートフィルムカセット
KR0127346Y1 (ko) 캠코더용 액정모니터의 차광장치
US5897234A (en) Camera having film support plate and cartridge chamber cover for providing a film passageway
JPH10206954A (ja) カメラ
JP2925858B2 (ja) フイルムパトローネ及びレンズ付きフイルムユニット
US4949112A (en) Sheet film cassette for photographic cameras
JPS59121031A (ja) カメラ
US5966554A (en) Apparatus adapted to film cartridge provided with opening-and-closing cover
JP2003043560A (ja) カメラの裏蓋装置
US6049679A (en) Active light locking camera closure and camera
JP3269695B2 (ja) カメラ
JP3459717B2 (ja) 光学機器
JP3516537B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JPH0473933B2 (ja)
JP2000019594A (ja) カートリッジ室開閉蓋係止解除装置
JPH09236891A (ja) レンズ付きフイルムユニット
JPH0713242A (ja) カメラ