JPH0473933B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0473933B2 JPH0473933B2 JP2855586A JP2855586A JPH0473933B2 JP H0473933 B2 JPH0473933 B2 JP H0473933B2 JP 2855586 A JP2855586 A JP 2855586A JP 2855586 A JP2855586 A JP 2855586A JP H0473933 B2 JPH0473933 B2 JP H0473933B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film magazine
- light
- locking member
- film
- shielding lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 241001047198 Scomberomorus semifasciatus Species 0.000 description 1
- 235000012467 brownies Nutrition 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はフイルムマガジン着脱装置に関し、詳
しくは、フイルムマガジンに形成された露光用の
アパーチユアを覆うために、遮光蓋が用いられる
ようになつているフイルムマガジンの着脱装置に
関するものである。
しくは、フイルムマガジンに形成された露光用の
アパーチユアを覆うために、遮光蓋が用いられる
ようになつているフイルムマガジンの着脱装置に
関するものである。
例えばブローニー判の120フイルムを用いるカ
メラでは、フイルムを装填するためのフイルムマ
ガジンがカメラボデイに対して着脱自在になつて
いるものがある。このようなカメラにおいては、
フイルムマガジンの着脱時に、装填済みのフイル
ムあるいは撮影済みのフイルムが外光で露光され
ることがないように、フイルムマガジンに遮光蓋
を挿入することによつて、フイルムマガジンに形
成された露光用のアパーチユアを光密に閉鎖する
ことができるようになつている。
メラでは、フイルムを装填するためのフイルムマ
ガジンがカメラボデイに対して着脱自在になつて
いるものがある。このようなカメラにおいては、
フイルムマガジンの着脱時に、装填済みのフイル
ムあるいは撮影済みのフイルムが外光で露光され
ることがないように、フイルムマガジンに遮光蓋
を挿入することによつて、フイルムマガジンに形
成された露光用のアパーチユアを光密に閉鎖する
ことができるようになつている。
また、前述の遮光蓋が利用できるようにしたカ
メラの中には、遮光蓋によつて前記アパーチユア
を覆わないとフイルムマガジンが取り外せないよ
うにしたカメラが知られている。このようなカメ
ラでは、遮光蓋がアパーチユアを完全に覆う位置
まで挿入されたことが検出されたときに、フイル
ムマガジン着脱機構に併設されているロツク機構
が解除されるようになつている。このような構成
によれば、撮影後に遮光蓋なしで不用意にフイル
ムマガジンを取り外してしまい、撮影済みのフイ
ルムを外光に曝してしまうという事故が確実に防
止でき、非常に有用である。
メラの中には、遮光蓋によつて前記アパーチユア
を覆わないとフイルムマガジンが取り外せないよ
うにしたカメラが知られている。このようなカメ
ラでは、遮光蓋がアパーチユアを完全に覆う位置
まで挿入されたことが検出されたときに、フイル
ムマガジン着脱機構に併設されているロツク機構
が解除されるようになつている。このような構成
によれば、撮影後に遮光蓋なしで不用意にフイル
ムマガジンを取り外してしまい、撮影済みのフイ
ルムを外光に曝してしまうという事故が確実に防
止でき、非常に有用である。
ところで上述のようなカメラでは、例えばモノ
クロフイルム、昼光用カラーフイルム、タングス
テン光用カラーフイルムなど、それぞれ種類の異
なるフイルムを装填したフイルムマガジンをいく
つか用意しておき、これらを撮影途中で着脱交換
しながら使用することも多い。また、フイルムマ
ガジンには背蓋が設けられるのが通常で、これを
カメラボデイに装着したままでも撮影済みのフイ
ルムを巻き取つて、フイルムマガジンから取り出
すことができるようになつている。
クロフイルム、昼光用カラーフイルム、タングス
テン光用カラーフイルムなど、それぞれ種類の異
なるフイルムを装填したフイルムマガジンをいく
つか用意しておき、これらを撮影途中で着脱交換
しながら使用することも多い。また、フイルムマ
ガジンには背蓋が設けられるのが通常で、これを
カメラボデイに装着したままでも撮影済みのフイ
ルムを巻き取つて、フイルムマガジンから取り出
すことができるようになつている。
ところが、遮光蓋の挿入によつて前記ロツク機
構を解除するようにした従来のフイルムマガジン
着脱装置においては、遮光蓋の挿入によつてフイ
ルムマガジン側のロツク機構の一部を作動させる
ようにしているため、フイルムマガジン内のフイ
ルムの有無に係わらず、遮光蓋が挿入されていな
いときにはフイルムマガジンをカメラボデイから
取り外すことはもちろん、これを装着することも
できなくなる。このため、例えば遮光蓋を紛失し
てしまうと、これを見つけるか新たに購入するま
では、フイルムマガジンの着脱交換はもとより、
フイルムを取り出した後のフイルムマガジンです
らカメラから取り外すことができなくなつてしま
う。
構を解除するようにした従来のフイルムマガジン
着脱装置においては、遮光蓋の挿入によつてフイ
ルムマガジン側のロツク機構の一部を作動させる
ようにしているため、フイルムマガジン内のフイ
ルムの有無に係わらず、遮光蓋が挿入されていな
いときにはフイルムマガジンをカメラボデイから
取り外すことはもちろん、これを装着することも
できなくなる。このため、例えば遮光蓋を紛失し
てしまうと、これを見つけるか新たに購入するま
では、フイルムマガジンの着脱交換はもとより、
フイルムを取り出した後のフイルムマガジンです
らカメラから取り外すことができなくなつてしま
う。
本発明は以上のような従来技術に鑑みてなされ
たもので、基本的には遮光蓋の出し入れによつて
フイルムマガジン着脱機構をロツクあるいはロツ
ク解除するようにしながら、例え遮光蓋のない場
合でもフイルムマガジンをカメラボデイに着脱す
ることができるようにしたフイルムマガジン着脱
装置を提供することを目的とする。
たもので、基本的には遮光蓋の出し入れによつて
フイルムマガジン着脱機構をロツクあるいはロツ
ク解除するようにしながら、例え遮光蓋のない場
合でもフイルムマガジンをカメラボデイに着脱す
ることができるようにしたフイルムマガジン着脱
装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、フイルム
マガジンを一方に回動させることによつてこれを
カメラボデイに装着し、これを逆方向に回動させ
ることによつてカメラボデイから取り外しできる
ようにしておくとともに、フイルムマガジンが装
着されたときには、フイルムマガジンに設けられ
た係止部材がカメラボデイに設けられたロツク部
材と係合してフイルムマガジンが前記逆方向に回
動されることを阻止するようにしている。そし
て、前記係止部材は遮光蓋がフイルムマガジンに
挿入されることによつて、ロツク部材との係合が
解除される位置に移動される。また、この係止部
材は手動によつても係合解除位置に移動され、遮
光蓋がない状態でもフイルムマガジンの取り外し
ができるようになつている。
マガジンを一方に回動させることによつてこれを
カメラボデイに装着し、これを逆方向に回動させ
ることによつてカメラボデイから取り外しできる
ようにしておくとともに、フイルムマガジンが装
着されたときには、フイルムマガジンに設けられ
た係止部材がカメラボデイに設けられたロツク部
材と係合してフイルムマガジンが前記逆方向に回
動されることを阻止するようにしている。そし
て、前記係止部材は遮光蓋がフイルムマガジンに
挿入されることによつて、ロツク部材との係合が
解除される位置に移動される。また、この係止部
材は手動によつても係合解除位置に移動され、遮
光蓋がない状態でもフイルムマガジンの取り外し
ができるようになつている。
さらに、前記係止部材はロツク部材と係合する
方向に付勢されているが、フイルムマガジンを装
着するために一方に回動させてゆくときに、係止
部材が前記ロツク部材に当接したときには付勢に
抗して係合解除方向に移動し、ロツク部材を通過
した後に係合位置にもたらされるようになつてい
る。したがつて、遮光蓋を挿入しない状態のとき
でも、フイルムマガジンをカメラボデイに装着す
ることが可能となるものである。
方向に付勢されているが、フイルムマガジンを装
着するために一方に回動させてゆくときに、係止
部材が前記ロツク部材に当接したときには付勢に
抗して係合解除方向に移動し、ロツク部材を通過
した後に係合位置にもたらされるようになつてい
る。したがつて、遮光蓋を挿入しない状態のとき
でも、フイルムマガジンをカメラボデイに装着す
ることが可能となるものである。
以下、本発明の一実施例について図面にしたが
つて説明する。
つて説明する。
本発明の一実施例を示す第1図において、カメ
ラボデイ1の背面には、撮影光束を通過させるた
めの開口2を取り囲むように、マウント部3が設
けられている。マウント部3には、切り欠き4
a,4bが設けられているとともに、一方がテー
パ状にせり上がつた案内面5aと、他方がロツク
縁5bとして作用するロツク爪5が設けられてい
る。
ラボデイ1の背面には、撮影光束を通過させるた
めの開口2を取り囲むように、マウント部3が設
けられている。マウント部3には、切り欠き4
a,4bが設けられているとともに、一方がテー
パ状にせり上がつた案内面5aと、他方がロツク
縁5bとして作用するロツク爪5が設けられてい
る。
このマウント部3の構造に対応して、フイルム
マガジン6の前面板7には、露光用のアパーチユ
ア8、マウント部3を受け入れる凹部9、切り欠
き4a,4bに嵌入されるフツク10a,10b
が設けられている。また、凹部9の一部を取り囲
むように、さらに凹部11が形成されている。前
面板7の後には、フイルムを装填するための暗箱
12と一体化された背板13が光密に結合され
る。そして、このフイルムマガジン6をカメラボ
デイ1に装着するときには、フイルムマガジン6
を一旦矢印A方向に傾けてフツク10a,10b
のそれぞれを切り欠き4a,4bに嵌入させた
後、これを矢印B方向に回動させる。また、フイ
ルムマガジン6を取り外すときには、フイルムマ
ガジン6を矢印A方向に回動させてから、フツク
10a,10bを切り欠き4a,4bから引き抜
くようにする。前記凹部11は、フイルムマガジ
ン6を回動操作するときの、ロツク爪5の受け入
れ部として用いられている。
マガジン6の前面板7には、露光用のアパーチユ
ア8、マウント部3を受け入れる凹部9、切り欠
き4a,4bに嵌入されるフツク10a,10b
が設けられている。また、凹部9の一部を取り囲
むように、さらに凹部11が形成されている。前
面板7の後には、フイルムを装填するための暗箱
12と一体化された背板13が光密に結合され
る。そして、このフイルムマガジン6をカメラボ
デイ1に装着するときには、フイルムマガジン6
を一旦矢印A方向に傾けてフツク10a,10b
のそれぞれを切り欠き4a,4bに嵌入させた
後、これを矢印B方向に回動させる。また、フイ
ルムマガジン6を取り外すときには、フイルムマ
ガジン6を矢印A方向に回動させてから、フツク
10a,10bを切り欠き4a,4bから引き抜
くようにする。前記凹部11は、フイルムマガジ
ン6を回動操作するときの、ロツク爪5の受け入
れ部として用いられている。
このようにしてフイルムマガジン6を着脱する
ときに、アパーチユア8を通過する外光によつて
フイルムが露光されることがないように、遮光蓋
15が利用される。この遮光蓋15を挿入するこ
とによつて、アパーチユア8は光密に遮蔽される
ようになる。
ときに、アパーチユア8を通過する外光によつて
フイルムが露光されることがないように、遮光蓋
15が利用される。この遮光蓋15を挿入するこ
とによつて、アパーチユア8は光密に遮蔽される
ようになる。
前記背板13を取り外し、前板7を背面側から
みた状態を示す第2図において、前板7の背面に
は軸16を中心として係止レバー18が回動自在
に軸着されている。この係止レバー18は、ばね
19によつて反時計方向に付勢され、一端にロツ
クピン20が植設され、他端には操作ピン21が
植設されている。さらに、この係止レバー18に
は突起22が一体に形成され、その先端は遮光蓋
15の最大挿入位置を決めているフレーム23か
ら突出している。
みた状態を示す第2図において、前板7の背面に
は軸16を中心として係止レバー18が回動自在
に軸着されている。この係止レバー18は、ばね
19によつて反時計方向に付勢され、一端にロツ
クピン20が植設され、他端には操作ピン21が
植設されている。さらに、この係止レバー18に
は突起22が一体に形成され、その先端は遮光蓋
15の最大挿入位置を決めているフレーム23か
ら突出している。
前記ロツクピン20は、第1図にも示したよう
に、前板7に貫通して形成されたスロツト25を
通り、前板の前面まで突出している。ただしこの
ロツクピン20の先端は、フイルムマガジン6を
マウント部3に装着したときに、カメラボデイ1
の背面1aまでは達しないようになつている。ま
た、他方の操作ピン21は、背板13に形成され
たスロツト27を通つて外部から操作できるよう
に突出している。なお、図中の符号28,29
は、カメラボデイ1とフイルムマガジン6とを電
気的に接続するための接点部を示す。フイルムマ
ガジン6側には、接点部29は2個所に設けら
れ、フイルムマガジン6をレボルビング操作した
ときにも電気的な接続が維持されるようになつて
いる。また、符号30は遮光蓋15の挿入をガイ
ドするフレームを示している。
に、前板7に貫通して形成されたスロツト25を
通り、前板の前面まで突出している。ただしこの
ロツクピン20の先端は、フイルムマガジン6を
マウント部3に装着したときに、カメラボデイ1
の背面1aまでは達しないようになつている。ま
た、他方の操作ピン21は、背板13に形成され
たスロツト27を通つて外部から操作できるよう
に突出している。なお、図中の符号28,29
は、カメラボデイ1とフイルムマガジン6とを電
気的に接続するための接点部を示す。フイルムマ
ガジン6側には、接点部29は2個所に設けら
れ、フイルムマガジン6をレボルビング操作した
ときにも電気的な接続が維持されるようになつて
いる。また、符号30は遮光蓋15の挿入をガイ
ドするフレームを示している。
さらに、遮光板15は周知のように抜け止めさ
れている。すなわち前板7には、例えば板ばねか
らなる抜け止め板31が設けられており、遮光板
15が所定位置まで挿入されたときには、抜け止
め板31の下端の突起32が遮光板15の切り欠
き15aに係合して、遮光板15の抜け止めが行
われる。この抜け止め板31には解除ピン33が
植設され、第1図にも示したように、その先端が
前板7の前面から突出している。したがつて、フ
イルムマガジン10をカメラボデイ1に着したと
きには、カメラボデイ1の背面1aによつて解除
ピン33が押圧され、抜け止め板31の突起32
が遮光板15の切り欠き15aから脱するから、
遮光板15を引き出すことができるようになる。
れている。すなわち前板7には、例えば板ばねか
らなる抜け止め板31が設けられており、遮光板
15が所定位置まで挿入されたときには、抜け止
め板31の下端の突起32が遮光板15の切り欠
き15aに係合して、遮光板15の抜け止めが行
われる。この抜け止め板31には解除ピン33が
植設され、第1図にも示したように、その先端が
前板7の前面から突出している。したがつて、フ
イルムマガジン10をカメラボデイ1に着したと
きには、カメラボデイ1の背面1aによつて解除
ピン33が押圧され、抜け止め板31の突起32
が遮光板15の切り欠き15aから脱するから、
遮光板15を引き出すことができるようになる。
以上の構成によれば、遮光蓋15をフイルムマ
ガジン6に完全に挿入したときには、遮光蓋15
の先端が突起22を押圧するから、係止レバー1
8は第2図に示した位置から時計方向に回動され
る。この結果、ロツクピン20が第3図において
実線で示した位置、すなわちロツク爪5とは無関
係の位置に移動される。したがつて、アパーチユ
ア8を遮蔽する位置まで遮光蓋15を挿入した状
態では、フイルムマガジン6を矢印A,Bのいず
れの方向にも回動できるようになるから、その着
脱を自在に行うことができる。
ガジン6に完全に挿入したときには、遮光蓋15
の先端が突起22を押圧するから、係止レバー1
8は第2図に示した位置から時計方向に回動され
る。この結果、ロツクピン20が第3図において
実線で示した位置、すなわちロツク爪5とは無関
係の位置に移動される。したがつて、アパーチユ
ア8を遮蔽する位置まで遮光蓋15を挿入した状
態では、フイルムマガジン6を矢印A,Bのいず
れの方向にも回動できるようになるから、その着
脱を自在に行うことができる。
ところで、未装着のフイルムマガジン6に遮光
蓋15を挿入しない状態のときには、係止レバー
18はばね19の付勢によつて第2図に示した位
置にあり、ロツクピン20は第3図で破線で示し
た位置におかれている。そして、フイルムマガジ
ン6を傾けてフツク10a,10bを切り欠き4
a,4bに嵌入させた後、フイルムマガジン6を
矢印B方向に回動させてゆくと、ロツクピン20
もフイルムマガジン6とともに矢印B方向に回動
されるようになる。この回動の過程においては、
ロツクピン20がテーパ状にせり上がつている案
内面5aに当接される。さらにフイルムマガジン
6を回動させてゆくと、ロツクピン20はばね1
9の付勢に抗して係止レバー18を回動させなが
ら、案内面5aに乗り上げられてゆくようにな
る。
蓋15を挿入しない状態のときには、係止レバー
18はばね19の付勢によつて第2図に示した位
置にあり、ロツクピン20は第3図で破線で示し
た位置におかれている。そして、フイルムマガジ
ン6を傾けてフツク10a,10bを切り欠き4
a,4bに嵌入させた後、フイルムマガジン6を
矢印B方向に回動させてゆくと、ロツクピン20
もフイルムマガジン6とともに矢印B方向に回動
されるようになる。この回動の過程においては、
ロツクピン20がテーパ状にせり上がつている案
内面5aに当接される。さらにフイルムマガジン
6を回動させてゆくと、ロツクピン20はばね1
9の付勢に抗して係止レバー18を回動させなが
ら、案内面5aに乗り上げられてゆくようにな
る。
そして、案内面5aを通り過ぎた時点で、係止
レバー18はばね19の付勢によつて第2図に示
した位置に戻るから、ロツクピン20は第4図に
実線で示したように、ロツク縁5bの右側、すな
わちロツク位置に落下する。この位置までフイル
ムマガジン6が回動されたときに、フイルムマガ
ジン6の装着が完了する。このように、ロツク爪
5の一方にテーパ状の案内面5aを形成し、ロツ
クピン20がこの案内面5aに沿つて移動できる
ようにしておくことによつて、遮光蓋15を挿入
していなくてもフイルムの有無に係わらずフイル
ムマガジン6を装着することが可能となる。
レバー18はばね19の付勢によつて第2図に示
した位置に戻るから、ロツクピン20は第4図に
実線で示したように、ロツク縁5bの右側、すな
わちロツク位置に落下する。この位置までフイル
ムマガジン6が回動されたときに、フイルムマガ
ジン6の装着が完了する。このように、ロツク爪
5の一方にテーパ状の案内面5aを形成し、ロツ
クピン20がこの案内面5aに沿つて移動できる
ようにしておくことによつて、遮光蓋15を挿入
していなくてもフイルムの有無に係わらずフイル
ムマガジン6を装着することが可能となる。
こうしてフイルムマガジン6が装着され、ロツ
クピン20が第4図で実線で示したロツク位置に
移動された状態では、遮光蓋15を挿入しないで
フイルムマガジン6を矢印B方向、すなわち取り
外し方向に回動させようとしても、ロツクピン2
0がロツク縁5bに当接するから、その回動が禁
止されるようになる。これにより、ユーザーは遮
光蓋15が未挿入であることに気付くから、不用
意にフイルムマガジン6を取り外して、撮影済み
の最終コマを外光に曝すような事故が防止される
ようになる。なお、前述したように、遮光蓋15
を挿入した時には、係止レバー18が遮光蓋15
の先端の押圧によつて回動し、ロツクピン20が
第4図における二点鎖線位置にくるから、フイル
ムマガジン6を取り外しできるようになる。
クピン20が第4図で実線で示したロツク位置に
移動された状態では、遮光蓋15を挿入しないで
フイルムマガジン6を矢印B方向、すなわち取り
外し方向に回動させようとしても、ロツクピン2
0がロツク縁5bに当接するから、その回動が禁
止されるようになる。これにより、ユーザーは遮
光蓋15が未挿入であることに気付くから、不用
意にフイルムマガジン6を取り外して、撮影済み
の最終コマを外光に曝すような事故が防止される
ようになる。なお、前述したように、遮光蓋15
を挿入した時には、係止レバー18が遮光蓋15
の先端の押圧によつて回動し、ロツクピン20が
第4図における二点鎖線位置にくるから、フイル
ムマガジン6を取り外しできるようになる。
また、上述のように構成されたフイルムマガジ
ン着脱装置においては、遮光蓋15がない場合に
も緊急操作によつてフイルムマガジン6を取り外
すことができる。このため、係止レバー18に植
設された他方の操作ピン21は、スロツト27を
通つてフイルムマガジン6の背板13から後方に
突出されている。そして、これを指で操作して係
止レバー18を第2図において時計方向に回動さ
せれば、ロツクピン20は第4図中の二点鎖線で
示したロツク解除位置に移動するから、そのまま
フイルムマガジン6を矢印B方向に回動させて、
これをカメラボデイ1から取り外すことができる
ようになる。
ン着脱装置においては、遮光蓋15がない場合に
も緊急操作によつてフイルムマガジン6を取り外
すことができる。このため、係止レバー18に植
設された他方の操作ピン21は、スロツト27を
通つてフイルムマガジン6の背板13から後方に
突出されている。そして、これを指で操作して係
止レバー18を第2図において時計方向に回動さ
せれば、ロツクピン20は第4図中の二点鎖線で
示したロツク解除位置に移動するから、そのまま
フイルムマガジン6を矢印B方向に回動させて、
これをカメラボデイ1から取り外すことができる
ようになる。
以上に説明したように、本発明のフイルムマガ
ジン着脱装置においては、フイルムマガジンに遮
光蓋を挿入しなくても、これをカメラボデイに装
着できるようになる。さらに、基本的には遮光蓋
の挿入によつてフイルムマガジンの取り外しが可
能となる構成をとりながら、遮光蓋のない緊急時
には簡単な操作によつてフイルムマガジンが取り
外せることになる。そして、従来の機能を損なう
ことなく、しかも遮光蓋がないときでも、迅速な
マガジン交換ができ、種々のフイルムを適宜交換
しながら撮影を行つてゆくこともできるようにな
る。
ジン着脱装置においては、フイルムマガジンに遮
光蓋を挿入しなくても、これをカメラボデイに装
着できるようになる。さらに、基本的には遮光蓋
の挿入によつてフイルムマガジンの取り外しが可
能となる構成をとりながら、遮光蓋のない緊急時
には簡単な操作によつてフイルムマガジンが取り
外せることになる。そして、従来の機能を損なう
ことなく、しかも遮光蓋がないときでも、迅速な
マガジン交換ができ、種々のフイルムを適宜交換
しながら撮影を行つてゆくこともできるようにな
る。
第1図は本発明の一実施例を示す外観図であ
る。第2図は本発明の一実施例の要部を示す概略
図である。第3図および第4図は、本発明の一実
施例の作用を説明する部分概略図である。 1……カメラボデイ、3……マウント部、5…
…ロツク爪、5a……案内面、5b……ロツク
縁、6……フイルムマガジン、8……アパーチユ
ア、15……遮光蓋、18……係止レバー、19
……ばね、20……ロツクピン、21……操作ピ
ン。
る。第2図は本発明の一実施例の要部を示す概略
図である。第3図および第4図は、本発明の一実
施例の作用を説明する部分概略図である。 1……カメラボデイ、3……マウント部、5…
…ロツク爪、5a……案内面、5b……ロツク
縁、6……フイルムマガジン、8……アパーチユ
ア、15……遮光蓋、18……係止レバー、19
……ばね、20……ロツクピン、21……操作ピ
ン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フイルムマガジンを一方に回動させることに
よつてこれをカメラボデイに装着し、フイルムマ
ガジンを逆方向に回動させてこれをカメラボデイ
から取り外しできるようにしたフイルムマガジン
着脱装置において、 カメラボデイに設けられたロツク部材と、フイ
ルムマガジンに設けられ、前記ロツク部材と係合
する方向に付勢されており、前記ロツク部材と係
合したロツク位置ではフイルムマガジンが前記逆
方向に回動されることを阻止する係止部材と、フ
イルムマガジンに形成されたアパーチユアを覆う
位置まで挿入されることによつて、前記係止部材
を係合解除位置に移動させる遮光蓋と、この遮光
蓋が挿入されないときに前記係止部材を前記係合
解除位置に移動させるために操作される解除部材
とを備えるとともに、前記係止部材をロツク位置
に位置させたままフイルムマガジンを前記一方に
回動させたときには、係止部材は前記ロツク部材
との当接により前記付勢に抗してロツク解除方向
に移動され、ロツク部材を通過した後にロツク位
置にもたらされることを特徴とするフイルムマガ
ジン着脱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2855586A JPS62186240A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | フィルムマガジン着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2855586A JPS62186240A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | フィルムマガジン着脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62186240A JPS62186240A (ja) | 1987-08-14 |
JPH0473933B2 true JPH0473933B2 (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=12251895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2855586A Granted JPS62186240A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | フィルムマガジン着脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62186240A (ja) |
-
1986
- 1986-02-12 JP JP2855586A patent/JPS62186240A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62186240A (ja) | 1987-08-14 |
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