JP2003295279A - カメラのストラップ取り付け構造 - Google Patents

カメラのストラップ取り付け構造

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JP2003295279A
JP2003295279A JP2002099867A JP2002099867A JP2003295279A JP 2003295279 A JP2003295279 A JP 2003295279A JP 2002099867 A JP2002099867 A JP 2002099867A JP 2002099867 A JP2002099867 A JP 2002099867A JP 2003295279 A JP2003295279 A JP 2003295279A
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strap
camera body
camera
light
insertion hole
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JP2002099867A
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Giichi Nakamura
義一 中村
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Pentax Corp
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Pentax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラボディにストラップを装着するストラ
ップ軸構造を構成する部品の有効活用を図る。 【構成】 カメラボディにストラップを取り付ける構造
であって、カメラボディ11の外観を形成する後飾りカ
バー15のカメラボディ側面部に形成されたストラップ
挿通穴15aと、前記カメラボディ11内から取り付け
られて前記ストラップ挿通穴15aを遮光する軸押えブ
ロック35とを備え、軸押えブロック35は、後飾りカ
バー15に対向し、ストラップが通る空間を確保しつ
つ、前記ストラップ挿通穴を囲むように後飾りカバー1
5に接触する遮光段部38と、電池Bおよびメインコン
デンサCを支持する支持壁の一部を構成するハーフパイ
プ状の支持面35a、35bとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、カメラボディにストラッ
プを取り付けるストラップ軸構造に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】近年のレンズシャッタカ
メラは、カメラを携帯するためのストラップをカメラボ
ディに連結するためのストラップ軸が、カメラボディの
側面に1個設けられている。例えば、カメラボディの外
装カバー側面に、カメラボディの上下方向に所定間隔で
ストラップ挿通用の穴を一対開け、この一対の穴の間の
外装カバー部分をストラップ軸とするものがある。この
場合、一対の穴とカメラボディ内とを遮光するととも
に、一方の穴から挿入されたストラップ先端部を他方の
穴まで導くための案内面を兼ねる蓋体を別個に設けてい
た。しかし、この蓋体は、ストラップ挿通穴を塞ぐため
にのみしか使用されないため、部品として使用効率が低
かった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、カメラボディにストラップを
装着するストラップ軸構造を構成する部品の有効活用を
図ることを目的とする。
【0004】
【発明の概要】この目的を達成する本発明は、カメラボ
ディにストラップを取り付ける構造であって、カメラボ
ディの外観を形成する外観カバーのカメラボディ側面部
に形成されたストラップ挿通穴と、前記カメラボディ内
から取り付けられて前記ストラップ挿通穴を遮光する遮
光部材とを備え、該遮光部材は、前記外観カバーに対向
する側に、前記ストラップ挿通穴を規制する縁部に当接
する遮光部とを備え、前記カメラボディ内方を向く面
に、カメラボディ内蔵部品を保持する部品保持面と、を
備えたことに特徴を有する。前記遮光部材は、前記外観
カバーに対向する側に、前記ストラップ挿通穴を略中央
で分断するようにストラップ軸の両端部を保持する軸受
け部と、該保持されたストラップ軸によって二つに分断
された前記ストラップ挿通穴の一方の穴から挿通された
ストラップを他方の穴から外部に導く凹部とを備える。
前記ストラップ軸受けブロックの前記軸受け部は割軸受
の一方であって、割軸受の他方は前記外観カバーに形成
される。前記カメラボディ内蔵部品は、フィルムの巻上
げおよび巻き戻し用の円柱状の電池Bと、ストロボ発光
用の円柱状のコンデンサであって、前記部品保持面は、
該近接並列状態に配置された電池Bおよびコンデンサの
外周面に接触する二つのハーフパイプ状の凹面とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明を説明
する。図1は、本発明をレンズシャッタ式カメラのボデ
ィに適用した実施形態の要部を前飾りカバーの一部を削
除して示す正面図、図2は同レンズシャッタ式カメラの
要部を示す左側面図である。
【0006】このレンズシャッタ式カメラのカメラボデ
ィ11の主要な外観は、前部が前飾りカバー13によ
り、後部が後飾りカバー15により形成され、上部およ
び底部が主に前飾りカバー13の一部分により形成され
ている。これら外観カバーとしての前飾りカバー13お
よび後飾りカバー15は、カメラボディ11内部に位置
するボディフレーム21等に固定されている。さらに各
飾りカバー13、15は、それぞれの端縁部が遮光構造
で結合され、カメラボディの両側面において一部重複状
態で連結されている。なお、詳細は図示しないが、後飾
りカバー15にはフィルム装填用の開口が形成されてい
て、この開口を開閉する裏蓋17が装着されている。
【0007】本発明のストラップ軸ユニット31は、カ
メラボディ11の左側面に装着されている。ストラップ
軸ユニット31は、ストラップを係止するストラップ軸
33と、前飾りカバー13および後飾りカバー15に対
してに固定され、後飾りカバー15に開けられたストラ
ップ挿通穴15aを遮光状態で閉鎖するとともにストラ
ップ軸33を保持する遮光部材として軸押えブロック3
5を備えている。軸押えブロック35は、横断面略三角
形(図3参照)の略三角柱状を呈している。軸押えブロ
ック35は、カメラボディ内から後飾りカバー15の内
面に配置される側面に、ストラップの挿通を許容するス
トラップ溝(凹部)36と、該ストラップ挿通穴15a
を略中央で上下に二分割するようにストラップ軸33の
両端部を支持する一対の割軸受け穴37が、ストラップ
溝36の対向する縦方向の両縁部略中央に形成されてい
る。さらに軸押えブロック35には、後飾りカバー15
の取り付ける際に、後飾りカバー15と密接してストラ
ップ挿通穴15aを遮光する段部38がストラップ溝3
6を囲むように形成されている(図3、図5)。なお、
軸押えブロック35は、合成樹脂によりいわゆるむく部
品として形成してもよいが、中空部品として形成しても
よい。
【0008】軸押えブロック35のカメラボディ11内
方に位置する二つの側面は、カメラボディ11内に内蔵
される部品、本実施形態では、電池Bおよびストロボ発
光用のメインコンデンサCを支持する支持壁の一部を構
成するハーフパイプ状の支持面35a、35bとされて
いる。電池BおよびメインコンデンサCは円筒形状であ
って、これらは近接して並置され、フレーム21等のボ
ディ内の固定部材にも支持されている。
【0009】軸押えブロック35が装着される後飾りカ
バー15の側面部には、ストラップを挿通するためのス
トラップ挿通穴15aが形成されている。このストラッ
プ挿通穴15aの縦方向の両縁部には、軸押えブロック
35の割軸受け37とによりストラップ軸33を支持す
る割軸受け15bが形成され、この割軸受け15b部分
の肉厚を厚くして強度を高める補強部15cが突設され
ている(図3、4参照)。
【0010】さらに後飾りカバー15の側面部の内面に
は、軸押えブロック35の取り付け位置決め突起15
d、15eが、ストラップ挿通穴15aを挟んで上下に
所定間隔で突設されている。一方、軸押えブロック35
には、後飾りカバー15の側面部と対向する面に、位置
決め突起15d、15eに嵌合する位置決め穴35d、
35eが形成されている。軸押えブロック35は後飾り
カバー15に対して、これらの位置決め穴35d、35
eと位置決め突起15d、15eとの嵌合によって位置
決めされる。なお、軸押えブロック35を後飾りカバー
15の取り付ける前に、ストラップ軸33の両端部を割
軸受け穴37と割軸受け15bとに挟み込んでおく。
【0011】軸押えブロック35と後飾りカバー15の
固定は、これらが接触する面、軸押えブロック35の段
部38等に接着剤を塗布して接着固定する構成でもよ
い。また、位置決め穴35d、35eと位置決め突起1
5d、15eの嵌合は仮止め状態とし、後飾りカバー1
5をカメラボディ11のフレーム21等にねじ止めした
際に、軸押えブロック35がフレーム21等に押圧され
て固定される構成としてもよい。なお、図4において、
符号13a、13bは前飾りカバー13に設けられたね
じ止め用の穴であって、この穴13a、13bから挿入
されたねじ(図示せず)により、前飾りカバー13、後
飾りカバー15をフレーム21に、前飾りカバー13と
後飾りカバー15を圧接固定する。
【0012】以上の通り本発明の実施形態は、カメラボ
ディ11の外観を形成する後飾りカバー15に開けられ
たストラップ挿通穴15aを塞ぐ軸押さえブロック35
が、単にストラップ挿通穴15aを遮光するだけでな
く、ハーフパイプ状支持面35a、35bが電池Bの支
持壁およびメインコンデンサCの支持壁の一部としても
機能するので、部品の有効活用が図られている。
【0013】なお、本実施形態では後飾りカバー15に
ストラップ挿通穴15aを設けたが、前飾りカバー13
に設ける構成でも、両カバーに亘って設ける構成でもよ
い。ストラップ軸33を後飾りカバー15に形成した割
軸受けと軸押えブロック35に形成した割軸受けとで支
持する構成としたが、軸押えブロック35のみで支持す
る構成にしてもよく、後飾りカバー15のみで支持する
構成にしてもよい。さらに、独立したストラップ軸を設
けずに、飾りカバー13、15または軸押えブロック3
5と一体に形成してもよい。また、本実施形態の軸押え
ブロック35はその位置決め穴35d、35eが電池B
およびメインコンデンサCを保持する側壁を兼ねている
が、これらに限定されず、例えばモータまたはパトロー
ネを支持する側壁を兼ねる構成でもよいが、支持する部
品の形状に合わせて支持面を形成する。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り本発明は、
ストラップを取り付けるための外観カバーに形成された
ストラップ挿通穴を、前記外観カバーに対向する側に、
前記ストラップ挿通穴を規制する縁部に当接する遮光部
とを備え、前記カメラボディ内方を向く面に、カメラボ
ディ内蔵部品を保持する部品保持面とを備えた遮光部材
で遮光したので、複数の機能を持つ遮光部材によりスト
ラップ挿通穴を遮光状態で塞ぐことが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をレンズシャッタ式カメラのボディに
適用した実施形態の要部を、前飾りカバーの一部を除去
して示す正面図である。
【図2】 同レンズシャッタ式カメラの要部を示す左側
面図である。
【図3】 図1の切断線III−IIIに沿う要部断面図であ
る。
【図4】 図2の切断線IV−IVに沿う要部断面図であ
る。
【図5】 軸押えブロックの正面図である。
【符号の説明】
11 カメラボディ 13 前飾りカバー 15 後飾りカバー 15a ストラップ挿通穴 15b 割軸受け 15c 補強部 15d 15e 位置決め突起 21 ボディフレーム 31 ストラップ軸ユニット 33 ストラップ軸 35 軸押えブロック(遮光部材) 35a 35b ハーフパイプ状支持面 35d 35e 位置決め穴 36 ストラップ溝(凹部) 37 割軸受け穴 38 遮光段部(遮光部) B 電池 C メインコンデンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラボディにストラップを取り付ける
    構造であって、 カメラボディの外観を形成する外観カバーのカメラボデ
    ィ側面部に形成されたストラップ挿通穴と、 前記カメラボディ内から取り付けられて前記ストラップ
    挿通穴を遮光する遮光部材とを備え、 該遮光部材は、前記外観カバーに対向し、ストラップが
    通る空間を確保しつつ、前記ストラップ挿通穴を囲むよ
    うに外観カバーに接触する遮光部と、前記カメラボディ
    内蔵部品を保持する部品保持面と、を備えたことを特徴
    とするカメラのストラップ取り付け構造。
  2. 【請求項2】 前記遮光部材は、前記外観カバーに対向
    する側に、前記ストラップ挿通穴を略中央で分断するよ
    うにストラップ軸の両端部を保持する軸受け部と、該保
    持されたストラップ軸によって二つに分断された前記ス
    トラップ挿通穴の一方の穴から挿通されたストラップを
    他方の穴から外部に導く凹部とを備えている請求項1記
    載のカメラのストラップ取り付け構造。
  3. 【請求項3】 前記遮光部材の前記軸受け部は割軸受の
    一方であって、割軸受の他方が前記外観カバーに形成さ
    れている請求項2記載のカメラのストラップ取り付け構
    造。
  4. 【請求項4】 前記カメラボディ内蔵部品は、フィルム
    の巻上げおよび巻き戻し用の円柱状の電池と、ストロボ
    発光用の円柱状のコンデンサであって、前記部品保持面
    は、該近接並列状態に配置された電池およびコンデンサ
    の外周面に接触する二つのハーフパイプ状の凹面である
    請求項1から3のいずれか一項記載のカメラのストラッ
    プ取り付け構造。
JP2002099867A 2002-04-02 2002-04-02 カメラのストラップ取り付け構造 Withdrawn JP2003295279A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008035789A1 (en) * 2006-09-21 2008-03-27 Olympus Corporation Portable electronic apparatus

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