JPH096872A - フォームオーバーレイ機能を有する文書作成システム、およびフォームオーバーレイ文書作成方法、またはデジタル複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】効率的なフォームオーバーレイ文書作成機能を
実現する。 【構成】画像読み取り手段でフォームデータを読み込
み、端末装置内の画像データ記憶手段に保存すると同時
に、ホストコンピューターに転送する。ホストコンピュ
ーターでフォームデータを表示しながら記入データを作
成後、端末装置へは記入データのみを転送し、端末装置
内において画像データ記憶手段に保存してあったフォー
ムデータと合成し、合成結果を印刷する。 【効果】フォームデータを参照しながら記入データを作
成，編集できると同時に、装置間のデータ転送に要する
時間を節約するフォームオーバレイ機能を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、文書作成装置，画像読
み取り装置、及び印刷装置を包含する文書作成システム
に係り、特にフォームオーバーレイ文書作成システム、
およびフォームオーバーレイ文書作成方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】日本語ワードプロセッサやパーソナルコ
ンピューターを用いた文書作成装置には、例えば定形用
紙印刷またはフォーム印刷、若しくはフォームオーバー
レイ文書作成などと呼ばれる機能（以下「フォーム印
刷」に統一）を備えるものがある。

【０００３】フォーム印刷とは、例えば見積書用紙な
ど、枠や見出しなどがあらかじめ印刷されている所定の
用紙（以下「定形用紙」という）の所定の位置または欄
に、編集した文字列や図形等を追加して印刷出力すると
いうものである。

【０００４】フォーム印刷は、第１にフォームデータの
作成、第２に記入データの作成，第３にフォームデータ
と記入データの合成、最後に合成結果を印刷することに
よって実現される。

【０００５】フォームデータの作成方法としては、定形
用紙に書かれている枠や見出しなどをスキャナなどの画
像読み取り装置で読み取る方法、または印刷装置に装着
するメモリカートリッジ内からフォームデータをロード
する方法が従来の方法として存在する。

【０００６】記入データは、入力手段および表示手段を
備えたホストコンピューター上で作成するが、その方法
には、記入データのみを単に作成する方法と、画面上に
仮想的な定形用紙を表示し、それを参照しながら書き込
むべき位置に記入データを作成する方法がある。

【０００７】フォームデータと記入データの合成は、ホ
ストコンピューター内のメモリにおいて両者を合成する
方法と、印刷装置内でフォームデータと記入データの方
法がある。

【０００８】特開昭60−232973号公報に記載されている
技術は、印刷装置のメモリカートリッジから供給される
フォームデータと、ホストコンピューターで作成した記
入データを、印刷装置内で合成し出力するものである。

【０００９】また特開平2−43074号公報に記載の技術
は、フォームデータと記入データをホストコンピュータ
ーから受け取り、印刷装置内で両者を合成するものであ
るが、ホストコンピューターから受け取ったフォームデ
ータを印刷装置内に保存する手段を設けることによっ
て、同じフォームデータを繰り返して使用する場合に、
ホストコンピューターからのフォームデータ転送を省略
するというものである。

【００１０】特開平3−5811 号公報に記載の技術は、画
像読み取り装置で読み込んだフォームデータを端末装置
内で管理し、ホストコンピューターからは記入データ、
およびフォームデータの選択指示を受け取ることによっ
て、端末装置内で両データを合成し出力するものであ
る。

【００１１】特開平3−58218号公報に記載の技術は、フ
ォームデータが格納してある読み出しおよび書き込み可
能なメモリカートリッジを印刷装置に装着し、ホストコ
ンピューターからは記入データのみを受け取り、印刷装
置内で両者を合成するものである。

【００１２】特開平4−149774 号公報に記載の技術は、
まず画像読み取り装置で読み取ったフォームデータをホ
ストコンピューターに転送し、ホストコンピューターは
転送されたフォームデータから記入データの入力が容易
に行えるようなフォームデータを新たに作成し、画面上
に表示するものである。画面上で記入データを入力，編
集した後、ホストコンピューターのメモリ上でフォーム
データと記入データを合成し、合成した結果を印刷デー
タとして印刷装置に転送するものである。

【００１３】

【発明が解決しようとする課題】以上がフォーム印刷の
先行技術であるが、これらには処理効率および使い勝手
の面で次のような問題がある。

【００１４】画像読み取り装置で読み取った定形用紙の
フォームデータは、所定の分解能で取得されたイメージ
データであることから、フォームの複雑さが増すほど、
そのデータ量は膨大になる。データ量が多くなれば、ホ
ストコンピューターと印刷装置，画像読み取り装置間で
フォームデータを授受する際に、多くの時間を必要とす
る。よって作業効率が低下してしまうという問題が生ず
る。

【００１５】特開平4−149774 号公報に記載の技術に
は、ホストコンピューターと端末装置の間でフォームデ
ータまたはフォームデータと記入データの合成データを
授受することが記載されている。画像読み取り装置から
ホストコンピューターへのフォームデータ転送、および
ホストコンピューターから印刷装置への合成データ転送
という２度の大量データ転送が必要である。フォームデ
ータが複雑であれば、このデータ転送に多くの時間を要
すこととなり、作業効率が低下する。

【００１６】この問題を解決するのが、特開平3−5811
号公報および特開昭60−232973 号公報に記載されてい
る技術、すなわちホストコンピューターと画像読み取り
装置間、またはホストコンピューターと印刷装置間のデ
ータ授受を省略する技術である。

【００１７】特開平3−5811 号公報に記載の技術は、画
像読み取り装置から読み込んだフォームデータを端末プ
ロセッサ側で記憶，管理することにより、フォームデー
タの転送を省略するものである。

【００１８】また特開昭60−232973号公報の記載に代表
されるメモリカートリッジを用いた技術は、ホストコン
ピューターから転送された記入データと、印刷装置に装
着するメモリカートリッジから読み込むフォームデータ
を、印刷装置内で合成するものである。よって、ホスト
コンピューターと端末装置間において転送するデータ
は、ホストコンピューターで作成した記入データに限ら
れる。

【００１９】しかしこれらの技術は、ホストコンピュー
ター上にフォームデータを転送しないことから、ホスト
コンピューター上で記入データを作成，編集する際、画
面上でフォームデータを参照することができない。よっ
て使用者は、印刷結果のイメージを画面上であらかじめ
確認することができないという欠点がある。このこと
は、合成結果の見栄えが重要であるフォーム印刷におい
て、決して使い勝手を満足させるものではない。

【００２０】以上のように、ホストコンピューター，画
像読み取り装置、及び印刷装置間にフォームデータとい
う大量のデータ授受を行えば、データ転送のために時間
を浪費し、作業効率が低下する。しかし、カートリッジ
を使用するなどして、フォームデータの転送を省略すれ
ば、フォームをホストコンピューターの画面上に表示る
ことができず、記入データのみを画面上で作成，編集す
ることとなり、印刷結果のイメージを画面上で確認でき
ず、使い勝手に問題がある。

【００２１】本発明の目的は、以上の問題点に鑑み、装
置間におけるフォームデータの授受を少なくすると同時
に、フォームデータと記入データの合成結果を確認しな
がら容易に記入データを作成，編集できるフォームオー
バーレイ機能を有する文書作成システム、およびフォー
ムオーバーレイ文書作成方法を提供することにある。

【００２２】

【課題を解決するための手段】上記目的は、記入データ
を入力するデータ入力手段，フォームデータおよび記入
データを表示するデータ表示手段，フォームデータおよ
び記入データを記憶するデータ記憶手段、および記入デ
ータを端末装置に転送する記入データ転送手段を備えた
ホストコンピューターと、所定の用紙のフォームデータ
を読み取る画像読み取り手段，前記画像読み取り手段で
読み取ったフォームデータを記憶する画像データ記憶手
段，フォームデータを前記ホストコンピューターに転送
する画像転送手段，前記ホストコンピューターより転送
された記入データと前記画像データ記憶手段に記憶した
フォームデータを合成する画像合成手段、前記画像合成
手段の合成結果を印刷出力する印刷手段を備えた端末装
置とを有する文書作成システムによって達成される。

【００２３】また、上記目的は、画像読み取り手段，印
刷手段、および前記画像読み取り手段によって読み取っ
た画像データを記憶する画像データ記憶手段を備えた端
末装置と、データ入力手段，データ表示手段、およびデ
ータ記憶手段を備えたホストコンピューターを有する文
書作成システムにおいて、前記画像読み取り手段により
所定の用紙のフォームデータを読み取る第１のステップ
と、読み取ったフォームデータを前記画像データ記憶手
段に記憶する第２のステップと、フォームデータを前記
画像データ記憶手段から前記ホストコンピューター内の
前記データ記憶手段に転送し、フォームデータを前記表
示手段に表示する第３のステップと、前記データ入力手
段により記入データを前記表示手段上で作成，編集する
第４のステップと、記入データのみを前記データ記憶手
段から前記端末装置の前記画像データ記憶手段に転送す
る第５のステップと、前記第２のステップで前記画像デ
ータ記憶手段に記憶されたフォームデータと前記第５の
ステップで前記データ記憶手段から転送された記入デー
タを画像合成手段により印刷データとして合成す第６の
ステップと、前記第６のステップで合成された印刷デー
タを前記印刷手段により印刷媒体に出力する第７のステ
ップとよりなることを特徴とするフォームオーバーレイ
文書作成方法によって達成される。

【００２４】

【作用】端末装置の画像取り込み手段で定形用紙を読み
込むことによってフォームデータを作成し、端末装置内
の画像データ記憶手段に保存すると同時に、画像転送手
段によってホストコンピューターに転送する。

【００２５】ホストコンピューターに送られたフォーム
データは、記入データ作成時に画面に表示される。この
ことによって使用者は、フォームデータを画面上で参照
しながら記入データの作成，編集が可能になる。

【００２６】ホストコンピューター上で記入データを作
成後、ホストコンピューターは端末装置へ記入データの
みを転送し、先に保存してあった該フォームデータと画
像合成手段によって端末装置内で合成する。このことに
よって、ホストコンピューターから再度フォームデータ
を端末装置に戻すことなく、記入データとフォームデー
タの合成が可能であり、データ転送の時間を節約するこ
とができる。

【００２７】

【実施例】以下、本発明による文書作成装置の一実施例
を図面により詳細に説明する。尚、以下に説明する本発
明の実施例は、フォーム印刷を行う文書作成装置を例と
したものである。

【００２８】図１は本発明の一実施例による文書作成装
置の構成を示すブロック図である。図１において、１０
０はホストコンピューター、１５０はデジタル複写機を
示す。ホストコンピューター１００を構成する、１１０
はデジタル複写機１５０のスキャナ部１７５より読み込
んだ定形用紙の画像データを受信して表示する背景画像
参照手段、１１２は前記定形用紙の画像データを参照し
て記入データを編集する記入データ入力手段、１１４は
前記編集した記入データの描画指示と定形用紙の画像デ
ータの合成指示と印刷指示をデジタル複写機１５０へ送
信する印刷指示手段、１２０はディスプレイの制御回路
等を有したディスプレイ制御部、１２５は編集中の文書
のレイアウト等を表示するディスプレイ、１３０はキー
ボードの制御回路等を有したキーボード制御部、１３５
は編集中の文書に対して文字や図形等の入力や印刷等の
各種指令を伝えるキーボード、１４０はデジタル複写機
１５０との間でデータ等をやり取りする制御回路等を有
するデジタル複写機インターフェイス部である。一方、
デジタル複写機１５０を構成する、１６０はスキャナ部
１７５にセットされた定形用紙の画像データを読み取り
ホストコンピューター１００に送信する画像転送手段、
１６２はホストコンピューター１００から受信した記入
データを画像データに展開する文字描画手段、１６４は
前記展開した記入データの画像データとスキャナ部１７
５より読み込んだ定形用紙の画像データを合成する画像
合成手段、１６６は前記合成した画像データを基に印刷
指示をする画像印刷手段、１７０はスキャナの制御回路
等を有したスキャナ制御部、１７５はセットされた用紙
の画像データを読み取るスキャナ、１８０はプリンタの
制御回路等を有したプリンタ制御部、１８５は画像デー
タを基に印刷するプリンタ、１９０はホストコンピュー
ターとの間でデータ等をやり取りする制御回路等を有す
るホストコンピューターインターフェイス部、１９５は
スキャナ部175より読み込んだ定形用紙の画像データお
よび文字描画手段１６２で展開した記入データの画像デ
ータを保持するビットマップメモリである。

【００２９】図２は本発明の一実施例による文書作成の
流れを示す。なお、枠や見出し文字等のフォームが予め
印刷されている見積書用紙等の定形用紙は、予めデジタ
ル複写機１５０のスキャナ１７５の所定の位置にセット
されているものとする。200は、ディスプレイ１２５に
表示されたフォーム文書作成システムの編集ウィンドウ
を示す。ここで、ユーザがキーボード１３５（キーの詳
細は図示せず）より‘Ａｌｔ’キーを押しながら‘Ｂ’
キーを入力すると背景画像参照が選択され、背景画像参
照手段１１０が実行される。背景画像参照手段１１０は
デジタル複写機インターフェイス部１４０から背景画像
入力コマンドを送信する。ホストコンピューターインタ
ーフェイス部１９０から背景画像入力コマンドを受信す
ると、画像転送手段１６０はスキャナ制御部１７０を通
してスキャナ１７５より定形用紙の背景画像データを読
み取り、ホストコンピューターインターフェイス部190
から前記背景画像データを送信する。デジタル複写機イ
ンターフェイス部１４０から背景画像データを受信する
と、背景画像参照手段１１０はディスプレイ125１２５
に表示されたフォーム文書作成システムの編集ウィンド
ウに背景画像を表示する（２１０）。次に、ユーザがキ
ーボード１３５より‘Ａｌｔ’キーを押しながら‘Ｉ’
キーを入力すると記入データ入力が選択され、記入デー
タ入力手段１１２が実行される。記入データ入力手段１
１２は画面上の入力位置を矢印カーソル２２５で表示す
る（２２０）。ここで、ユーザは背景画像を参照しなが
らキーボード１３５の図示しない方向指示キーを使用し
て所定の入力位置に矢印カーソル２２５を移動してキー
ボード１３５より文字列２３５を入力する（２３０）。
すべての記入項目に対して文字列２３５を入力した後、
ユーザがキーボード１３５より‘Ａｌｔ’キーを押しな
がら‘Ｐ’キーを入力すると印刷が選択され、印刷指示
手段１１４が実行される。印刷指示手段１１４はデジタ
ル複写機インターフェイス部１４０から全ての文字に対
する文字描画位置パラメータ，文字コードパラメータ，
文字サイズパラメータから構成される文字描画コマン
ド，背景画像合成コマンド，排紙コマンドを送信する。

【００３０】図３は、本発明の一実施例によるビットマ
ップメモリ１９５の内容を示す。ホストコンピューター
インターフェイス部１９０から文字描画コマンドを受信
すると、文字描画手段１６２はビットマップメモリ１９
５の文字描画位置パラメータに対応する位置に文字コー
ドパラメータに対応する文字パターンを文字サイズパラ
メタに対応する大きさで描画する(３００)。ホストコン
ピューターインターフェイス部１９０から背景画像合成
コマンドを受信すると、画像合成手段１６４はスキャナ
制御部１７０を通してスキャナ１７５より定形用紙の背
景画像データを読み取り、ビットマップメモリ１９５に
背景画像データを重ね書きする(３１０)。ホストコンピ
ューターインターフェイス部１９０から排紙コマンドを
受信すると、画像印刷手段１６６はビットマップメモリ
１９５の画像データを基にプリンタ制御部１８０を通し
てプリンタ１８５より印刷を行う。

【００３１】以上説明したように、本発明の一実施例
は、簡単で解り易い操作により、ユーザが使用したい多
種多様な定形用紙に対応することが可能であり、また、
編集と印刷で同一の定形用紙の画像データを使用するた
め、常に定形用紙のフォームに正しく合った印刷結果を
得ることができる。

【００３２】尚、画像合成手段１６４で読み取る定形用
紙の画像データの解像度は印刷する解像度と等しくしな
ければならないが、画像転送手段１６０で読み取る定形
用紙の画像データの解像度は印刷する解像度よりも低く
することにより、デジタル複写機１５０からホストコン
ピューター１００に転送する画像データ量を減らして処
理時間を短縮することが可能である。

【００３３】また、定形用紙の画像データを印刷の解像
度と等しい解像度で読み取ってビットマップメモリ１９
５に保存しておき、画像転送手段１６０においては前記
画像データを間引くことにより解像度を低くして利用
し、画像合成手段１６４においては前記画像データをそ
のまま利用することにより、定形用紙の画像データ読み
取り回数を減らして処理時間を短縮することが可能であ
る。

【００３４】尚、この実施例では定形用紙として見積書
等を例示したが、この他所定の印刷が施してある用紙に
文書を追加して記入する場合にも当然利用することがで
きる。

【００３５】

【発明の効果】フォームデータをホストコンピューター
に転送することにより、画面上でフォームデータを参照
しながら記入データを入力することができる。すなわ
ち、印刷イメージを意識でき、使い勝手の良いフォーム
オーバーレイ機能を実現できる。また、同時に、装置間
のフォームデータ転送を端末装置からホストコンピュー
ターへの１回の転送に限ったことにより、データ転送時
間を節約することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例による文書作成システムの構
成を示すブロック図。

【図２】本発明の一実施例による画面上の手続きを示す
図。

【図３】本発明の一実施例によるビットマップメモリの
内容。

【符号の説明】

１００…ホストコンピューター、１２５…ディスプレ
イ、１３５…キーボード、１５０…デジタル複写機、１
７５…スキャナ、１８５…プリンタ、１９５…ビットマ
ップメモリ。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川又 義雄 茨城県日立市東多賀町一丁目１番１号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 (72)発明者 高岸 一史 茨城県日立市東多賀町一丁目１番１号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】記入データを入力するデータ入力手段，フ
   ォームデータおよび記入データを表示するデータ表示手
   段，フォームデータおよび記入データを記憶するデータ
   記憶手段、および記入データを端末装置に転送する記入
   データ転送手段を備えたホストコンピューターと、 所定の用紙のフォームデータを読み取る画像読み取り手
   段，前記画像読み取り手段で読み取ったフォームデータ
   を記憶する画像データ記憶手段，フォームデータを前記
   ホストコンピューターに転送する画像転送手段，前記ホ
   ストコンピューターより転送された記入データと前記画
   像データ記憶手段に記憶したフォームデータを合成する
   画像合成手段，前記画像合成手段の合成結果を印刷出力
   する印刷手段を備えた端末装置と、を有する文書作成シ
   ステム。
2. 【請求項２】前記画像転送手段は、フォームデータの一
   部を間引いて前記ホストコンピューターに転送すること
   を特徴とする請求項１に記載の文書作成システム。
3. 【請求項３】画像読み取り手段，印刷手段、および前記
   画像読み取り手段によって読み取った画像データを記憶
   する画像データ記憶手段を備えた端末装置と、データ入
   力手段，データ表示手段、およびデータ記憶手段を備え
   たホストコンピューターを有する文書作成システムにお
   いて、 前記画像読み取り手段により所定の用紙のフォームデー
   タを読み取る第１のステップと、 読み取ったフォームデータを前記画像データ記憶手段に
   記憶する第２のステップと、 フォームデータを前記画像データ記憶手段から前記ホス
   トコンピューター内の前記データ記憶手段に転送し、フ
   ォームデータを前記表示手段に表示する第３のステップ
   と、 前記データ入力手段により記入データを前記表示手段上
   で作成，編集する第４のステップと、 記入データのみを前記データ記憶手段から前記端末装置
   の前記画像データ記憶手段に転送する第５のステップ
   と、 前記第２のステップで前記画像データ記憶手段に記憶さ
   れたフォームデータと前記第５のステップで前記データ
   記憶手段から転送された記入データを画像合成手段によ
   り印刷データとして合成する第６のステップと、 前記第６のステップで合成された印刷データを前記印刷
   手段により印刷媒体に出力する第７のステップとよりな
   ることを特徴とするフォームオーバーレイ文書作成方
   法。
4. 【請求項４】請求項３において、 前記第３のステップのフォームデータの転送は前記端末
   装置の画像転送手段により転送され、 前記第５のステップの記入データの転送は前記ホストコ
   ンピューターの記入データ転送手段により転送されるこ
   とを特徴とするフォームオーバーレイ文書作成方法。
5. 【請求項５】請求項３および請求項４において、前記第
   ３のステップは、フォームデータの一部を間引いて前記
   データ記憶手段に転送することを特徴とするフォームオ
   ーバーレイ文書作成方法。
6. 【請求項６】請求項３および請求項４において、前記第
   ３のステップは、フォームデータを前記表示手段に表示
   する際に、フォームデータの解像度を低くして表示する
   ことを特徴とするフォームオーバーレイ文書作成方法。
7. 【請求項７】所定の用紙よりフォームデータを読み取る
   画像読み取り手段と、前記画像読み取り手段で読み取っ
   たフォームデータを記憶する画像データ記憶手段と、フ
   ォームデータをホストコンピューターに転送する画像転
   送手段と、前記ホストコンピューターから転送された記
   入データおよび前記画像データ記憶手段に記憶したフォ
   ームデータを合成する画像合成手段と、前記画像合成手
   段の合成結果を印刷出力する印刷手段を具備するデジタ
   ル複写機。