JPH0968304A - ラジアントチューブ式加熱装置 - Google Patents

ラジアントチューブ式加熱装置

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JPH0968304A
JPH0968304A JP7223531A JP22353195A JPH0968304A JP H0968304 A JPH0968304 A JP H0968304A JP 7223531 A JP7223531 A JP 7223531A JP 22353195 A JP22353195 A JP 22353195A JP H0968304 A JPH0968304 A JP H0968304A
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radiant tube
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Nippon Furnace Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄熱式ラジアントチューブの圧力損失を低減
することにより、燃焼用空気ブロワ及び燃焼排ガス吸引
ファンの動力費用の削減が可能であるとともに、ラジア
ントチューブの長手方向の温度分布をより均一にするこ
とができるラジアントチューブ式加熱装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 ラジアントチューブ1がチューブ1a〜
1cからなり、それらの先端に蓄熱式バーナA〜Cが設
けられ、制御装置7によって、蓄熱式バーナA〜Cは蓄
熱体2a〜2cとノズル6a〜6cから形成され、燃焼
用空気を供給する空気電磁弁3a〜3c、燃料を供給す
る燃料電磁弁4a〜4c及び燃焼排ガスを排気する排ガ
ス電磁弁5a〜5cが制御され、蓄熱式バーナA〜Cを
交番燃焼させることにより、ラジアントチューブ内の温
度分布を均一にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業用加熱炉、熱
処理炉等の熱原として使用されるラジアントチューブ式
加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、炉を間接加熱して炉内雰囲気を所
望の状態に調整することが可能なものにラジアントチュ
ーブ式加熱装置がある。近年、このラジアントチューブ
式加熱装置に蓄熱式熱交換による排熱回収を行い高熱効
率を達成する、実公平2−23950号公報に代表さ
れる蓄熱式ラジアントチューブ方式の加熱装置が適用さ
れている。
【0003】斯る蓄熱式ラジアントチューブ方式の加熱
装置について、図10を参照して説明する。この加熱装
置20は、ラジアントチューブ11の端部に蓄熱体12
が設けられ、ノズル13が蓄熱体12を貫通するように
設けられ、燃料の供給と排ガスの排出が切替制御弁14
を介してなされている。燃焼排ガスが蓄熱体12を通過
する際に、燃焼排ガスの顕熱を蓄熱体12に蓄え、燃焼
用空気が蓄熱体12を通過時に、蓄熱体12に蓄えられ
た熱を燃焼用空気に伝熱させて高温の予熱空気として炉
内に供給して高熱効率を達成している。ラジアントチュ
ーブ11の端部に設けられた蓄熱式バーナを、燃焼状態
と非燃焼状態を繰り返して交番燃焼させることによって
熱効率を高めている。
【0004】また、両端に設置したバーナ13を交番燃
焼させている。従って、従来の片側端部で1つのバーナ
を燃焼させるラジアントチューブバーナではラジアント
チューブの長手方向に温度分布が生じていたが、両端に
設置したバーナを交番燃焼させることでラジアントチュ
ーブの長手方向の温度分布が改善されるので、ラジアン
トチューブの寿命を延長する効果を有する。
【0005】また、実開平6−65705号公報に
は、トライデント(三叉)型の蓄熱式ラジアントチュー
ブ燃焼装置が提案されている。図11を参照して説明す
ると、ラジアントチューブ11は燃焼チューブ15と戻
りチューブ16から構成され、燃焼チューブ15の端部
にバーナ13が設けられ、戻りチューブ16の端部に蓄
熱体12がそれぞれ設けられている。この蓄熱式ラジア
ントチューブ燃焼装置22では、燃焼空気が直接バーナ
13に供給されるとともに蓄熱体12を通して燃焼空気
を予熱してバーナ13に供給され、燃焼排ガスはその顕
熱を蓄熱体12に蓄積して炉外に排出されている。蓄熱
体12には燃焼排ガスと燃焼空気が交差するように排ガ
ス排気路と燃焼空気供給路が直行するように形成されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】例えば、従来例の蓄
熱式ラジアントチューブ燃焼装置では、蓄熱体を燃焼用
空気、燃焼排ガスが通過する際の圧力損失がレキュペレ
ータ(金属熱交換器方法)に比べて増大する。従って、
燃焼用空気ブロワ及び燃焼排ガス吸引ファンの省圧能力
を大きくしなければならず、設備の大型化を伴う欠点が
ある。また、熱効率的には省エネルギーとなるが、燃焼
設備で使用する送風設備に要する動力経費が上昇する欠
点がある。
【0007】また、従来例のトライデント型の蓄熱式
ラジアントチューブ燃焼装置では、排気或いは燃焼状態
にあるチューブが常に同一であるために、蓄熱式ラジア
ントチューブ燃焼装置の熱効率の向上に寄与するもの
の、交互切替え燃焼(交番燃焼)によるラジアントチュ
ーブの長手方向の温度分布の均一化は充分に達成するこ
とができない。従って、温度分布の不均衡からラジアン
トチューブに異常な熱応力が働いて、ラジアントチュー
ブの繰り返し歪みによって破損を生じ易くなり、寿命の
延命効果を充分に発揮することができない欠点を有す
る。
【0008】本発明は、上記課題を解決する為になされ
たものであり、蓄熱式ラジアントチューブの圧力損失を
低減することにより、燃焼用空気ブロワ及び燃焼排ガス
吸引ファンの動力費用の削減が可能であるとともに、ラ
ジアントチューブの長手方向の温度分布をより均一にす
ることができるラジアントチューブ式加熱装置を提供す
ることを目的とする。また、本発明は、燃料ガスを完全
燃焼させて熱効率を改善できるラジアントチューブ式加
熱装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであり、請求項1の発明は、
ラジアントチューブ式加熱装置に於いて、ラジアントチ
ューブに少なくとも3つ以上の燃焼装置を備えることを
特徴とするラジアントチューブ式加熱装置であり、発熱
反応(燃焼)を切り換えながら分散させて燃焼させるの
で、ラジアントチューブの長手方向の温度分布を均一に
することができる。
【0010】また、請求項2の発明は、ラジアントチュ
ーブ式加熱装置に於いて、ラジアントチューブが幹管と
前記幹管に連設した枝管とからなり、前記枝管が3つ以
上設けられ、前記枝管の端部に燃焼装置を設けたことを
特徴とするラジアントチューブ式加熱装置であり、各枝
管に燃焼装置を設けることによってラジアントチューブ
の枝管の長手方向の温度分布を均一にすることができ
る。
【0011】また、請求項3の発明は、前記請求項2に
記載のラジアントチューブ式加熱装置に於いて、前記幹
管の内断面積が前記枝管の内断面積よりも大きいことを
特徴とするラジアントチューブ式加熱装置であり、幹管
の内断面積が枝管の内断面積より大きくすることによっ
て幹管での燃焼排ガス流速が低下し、幹管内での燃焼ガ
スの流れによって生じる圧力損失(流体の摩擦によって
生じる圧力損失)が減少し燃焼排ガスを排気する各枝管
と幹管の燃焼排ガス圧力が均一化し、燃焼排ガスの流
入、排出量バランスの均一化が可能であり、ラジアント
チューブの圧力損失の低減ができる。
【0012】また、請求項4の発明は、前記請求項1,
2又は3に記載のラジアントチューブ式加熱装置に於い
て、前記燃焼装置に蓄熱体を備えることを特徴とするラ
ジアントチューブ式加熱装置であり、ラジアントチュー
ブの枝管の長手方向の温度分布を均一にすることができ
るとともに、蓄熱体によって燃焼排ガスの顕熱が回収さ
れ、一層熱効率を高めることができる。
【0013】また、請求項5の発明は、前記請求項4に
記載のラジアントチューブ式加熱装置に於いて、前記燃
焼装置がある周期で燃焼状態と非燃焼状態を繰り返して
交番燃焼することを特徴とするラジアントチューブ式加
熱装置であり、蓄熱体での燃焼排ガスの顕熱回収、燃焼
用空気への回収顕熱の放出が可能であり、蓄熱式熱交換
が可能となり、高熱効率の燃焼装置となる。更に、各枝
管に配置された燃焼装置が交番燃焼することで、火炎が
常に一定のチューブ内に存在しないように、ラジアント
チューブのすべての枝管で同じような時間配分で燃焼、
排気を繰り返すように制御することにより、各枝管間で
の表面温度差が生じないので、ラジアントチューブの温
度分布を均一なものとすることができるとともに、一層
熱効率を高めることができる。
【0014】また、請求項6の発明は、前記請求項5に
記載のラジアントチューブ式加熱装置に於いて、前記燃
焼装置が交番燃焼し、前記燃焼装置の燃焼バーナの数が
非燃焼バーナの数より少ない構成で交番燃焼するように
制御する制御装置を備えることを特徴とするラジアント
チューブ式加熱装置であり、燃料が完全燃焼して、ラジ
アントチューブの枝管の長手方向の温度分布を均一にす
ることができるとともに、一層熱効率を高めることがで
きる。更に、説明を加えると、ラジアントチューブ式加
熱装置では、ラジアントチューブの両端に蓄熱を配置し
燃焼用空気と燃焼排ガスを交互に排気する。この時、蓄
熱体を通過した燃焼用空気流量に見合った燃焼排ガスを
蓄熱体に送り込むので、単位時間当たりの蓄熱体通過ガ
ス流速は燃焼用空気通過時より燃焼排ガス通過時の方が
大きくなる。これは、蓄熱体での平均ガス温度が空気よ
りも排ガスの方が高いことによるガス体の熱膨張による
ことと、ラジアントチューブのように完全燃焼させる場
合、単位燃料当たりの燃料用空気量より発生する燃料排
ガス量の方が多いことに起因している。すなわち、燃焼
用空気通過時に比べ燃焼排ガス通過時の方が蓄熱体での
圧力損失が大きくなることを意味している。従来方式で
は蓄熱体通過損失の大きいのは排ガス通過時であった
が、本発明方式では、燃焼バーナの数が非燃焼バーナの
数より少ない構成で交番燃焼を行うようにすることによ
り、蓄熱体通過損失は燃焼用空気通過時で決定される。
従って、従来方式より通過時の圧力損失が小さくなり給
排気トータルの蓄熱バーナ圧損が減少して送風機動力が
低減できる。
【0015】また、請求項7の発明は、前記請求項5又
は6に記載のラジアントチューブ式加熱装置に於いて、
ラジアントチューブに設けられた前記燃焼装置の数に応
じて、前記燃焼装置の燃焼と非燃焼の切り替える個数を
前記燃焼装置の数の二分の一以下とすることを特徴とす
るラジアントチューブ式加熱装置であり、蓄熱体通過損
失が低減され、ラジアントチューブの枝管の長手方向の
温度分布を均一にすることができるとともに、一層熱効
率を高めることができる。
【0016】また、請求項8の発明は、ラジアントチュ
ーブ式加熱装置に於いて、ラジアントチューブに蓄熱式
バーナが交番燃焼する際に、燃料の供給を停止してから
所定時間遅延させて燃焼用空気の供給を停止することを
特徴とするラジアントチューブ式加熱装置であり、燃料
の未燃焼による一酸化炭素(CO)ガス等の有害物質を
発生させることなく、ラジアントチューブの枝管の長手
方向の温度分布を均一にすることができるとともに、一
層熱効率を高めることができる。更に、説明を加える
と、交番燃焼を行うバーナの燃焼終了時、燃料と空気の
供給を同時に停止する場合は、空気不足による不完全燃
焼によりCOガスが発生するが、燃料の供給を止めてか
ら0.5秒以上遅らせて燃焼用空気の供給を停止する場
合は、燃料電磁弁からバーナノズルまでの配管中に残存
する燃料は残圧により噴出するが、燃焼用空気を流すこ
とによる残存燃料の完全燃焼によってCOガスの発生を
防止して、安定した交番燃焼を継続し得る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るラジアントチ
ューブ式加熱装置の実施の形態について図面を参照して
説明する。図1は、本発明に係るラジアントチューブ式
加熱装置の一実施例を示す図である。同図はトライデン
ト型のラジアントチューブ式加熱装置であり、ラジアン
トチューブ1はチューブ1a〜1cが設けられ、チュー
ブ1a〜1cの端部には蓄熱式バーナA〜Cがそれぞれ
設けられている。蓄熱式バーナA〜Cは蓄熱体2a〜2
cとこれらの蓄熱体2a〜2cを貫通するノズル6a〜
6cとによって形成されている。なお、チューブ1a〜
1cの断面積は全てにわたって概略等しい円形である。
【0018】ノズル6a〜6cは燃料電磁弁3a〜3c
を介して燃料が供給され、その燃焼用空気は空気電磁弁
4a〜4cを介してチューブ1a〜1cの内に供給され
るようになされている。また、燃焼排ガスは排ガス電磁
弁5a〜5cを介して炉(チャーブ)外に排出されるよ
うになされている。これらの電磁弁3a〜3c,4a〜
4c,5a〜5cはシーケンス回路を備える制御装置7
によって開閉制御がなされている。また、各チューブの
端部にはパイロットバーナが設けられている(図示な
し)。
【0019】次に、図2のタイミングチャートを参照し
て、図1の実施例の動作を説明する。図2は図1の実施
例の交番燃焼動作を示し、この動作は制御装置7によっ
て自動制御されている。先ず、燃焼制御について簡単に
説明すると、パイロットバーナを点火してバーナAを燃
焼させ、その時のチューブ1b,1cは蓄熱体2b,2
cを介して燃焼排ガスを吸引・排気できる状態に設定さ
れている。また、蓄熱式バーナA〜Cの燃焼及び消火方
法は、先ず、燃焼用空気を供給された状態で燃料を供給
して点火し、消火は燃料の供給を遮断した後に、燃焼用
空気を遮断するようにする。本実施例では燃焼用空気と
燃料の供給のタイミングの遅延は2秒である。この遅延
時間は各バーナの燃焼前は燃焼排ガスを吸引しているの
で、空気電磁弁4からバーナまでの配管及び蓄熱体2な
どに充満した燃焼排ガスを空気パージ(空気換気)する
為の遅延時間で決まる。また、燃料の不完全燃焼を防ぐ
ための遅延時間である。
【0020】図2(1)に示すように、バーナAを点火
して燃焼状態とし、次にバーナAをを消火してバーナB
を燃焼状態とし、続いてバーナBを消火してバーナCを
燃焼状態とする。このように順次に燃焼状態を切り替え
ながらラジアントチューブ式加熱装置を所定の温度に設
定する。以下、その燃焼制御の詳細について説明する。
【0021】先ず、バーナAの燃焼について図2(2)
を参照して説明すると、時刻t0 で空気電磁弁4aを開
いてチューブ1a内に燃焼用空気を送り込むと同時に、
排ガスを排気するために排ガス電磁弁5b,5cを開
く。その後、燃料電磁弁3aを開いて燃料を送り込み燃
焼を開始する。バーナAの燃焼周期は蓄熱体2a〜2c
の蓄熱容量に合わせて設定すればよく、この実施例では
30秒間に設定した。その後、燃料電磁弁3aを閉じ、
その2秒後の時刻t1 で空気電磁弁4aを閉じてバーナ
Bの燃焼に移行する。燃焼排ガスは排ガス電磁弁5b,
5cが開かれているので、バーナB,C側から排気す
る。この遅延時間は、燃料電磁弁3aからバーナノズル
までの配管中に残存する燃料が残圧によって噴出する
が、燃料供給を先に停止した後に、燃料用空気を遮断す
ることによって燃料が完全燃焼させることが可能であ
る。このように制御することにより、不完全燃焼による
一酸化炭素ガス(COガス)が発生せずに安全な交番燃
焼を継続させることができる。なお、この燃料供給先行
停止期間を燃焼実験結果に基づいて2秒に設定したが、
燃料電磁弁3aからバーナノズルまでの配管中に残存す
る燃料が残圧によって噴出しつくす時間以上に設定すれ
ばよく、少なくとも0.5秒程度は必要とする。
【0022】次に、バーナAの燃焼状態が時刻t0 から
1 までの30秒間経過すると、バーナBの燃焼に移行
する。バーナBはバーナAと同様な操作がなされる。図
2(2)を参照して説明すると、時刻t1 で空気電磁弁
4aが遮断されると同時に、排ガス電磁弁5aが開か
れ、バーナBの空気電磁弁4bが開かれ、チューブ1b
内に燃焼用空気が供給される。排ガス電磁弁5cは開か
れた状態を維持する。時刻t1 から2秒後に燃料電磁弁
3bが開かれ、燃料が供給され、バーナBは燃焼を開始
する。チューブ1b内の燃焼排ガスはバーナA,C側に
吸引され、蓄熱体2a,2cに燃焼排ガスの顕熱が蓄積
される。空気電磁弁4bから供給される燃焼用空気は蓄
熱体2bを通過し、時刻t0 〜t1 間で蓄熱体2bに蓄
積された回収熱によって燃焼用空気を予熱してバーナB
に供給される。時刻t1 〜t2 間はバーナCは燃焼排ガ
ス吸引状態を維持し、蓄熱体2cは、時刻t0 〜t
2 間、燃焼排ガスの顕熱を蓄積している。バーナBは時
刻t2 に達する前に燃料電磁弁3bを遮断して時刻t2
で空気電磁弁4bを遮断して消火状態とする。時刻t2
では排ガス電磁弁5bを開くと同時に、空気電磁弁4c
を開き、排ガス電磁弁5cを閉じてバーナCの燃焼に移
行する。排ガス電磁弁5aは開いた状態を維持する。
【0023】バーナCは、時刻t2 で空気電磁弁4cを
開き、その2秒後に燃料電磁弁3cが開らかれて燃焼を
開始する。空気電磁弁4cが開かれる時間は交番燃焼の
切替時間が30秒であるので燃料電磁弁3cが開かれて
いる時間は26秒間である。バーナCが燃焼状態にある
ときは、排ガス電磁弁5a,5bは開かれ、燃焼排ガス
が炉外に排気される。その際に、排ガスの顕熱が蓄熱体
2a,2bに蓄積される。空気電磁弁4cから供給され
る燃焼用空気は蓄熱体2cによって予熱されてバーナC
に供給される。そして、時刻t3 でバーナCを消火状態
とし、バーナAを燃焼状態とする。以下、図2(1)の
運転状況を示したように、バーナB,C,…を順次切り
替えながら燃焼を加熱装置の稼働停止又は休止まで継続
する。
【0024】この加熱装置の消火時は、全ての燃料供給
電磁弁3a〜3c、及びパイロットバーナの燃料供給弁
(図示なし)をオフ状態とし、バーナA,B,Cに燃焼
空気のみを流して約90秒間交番燃焼状態の場合と同様
に空気電磁弁及び排ガス電磁弁を作動させてチューブ内
の燃焼ガスを空気パージする。
【0025】このように、排ガス電磁弁が開かれている
間は、そのチューブの蓄熱体は、排ガスの顕熱によって
熱を蓄積し、空気電磁弁が開かれている間は、そのチュ
ーブの燃焼用空気はその蓄熱体の回収熱によって予熱さ
れて燃焼に供される。この実施例では、交番燃焼時間が
30秒であり、遅延時間が2秒、そして、燃料供給先行
停止期間が2秒であるので、燃料電磁弁3a〜3cが開
かれている時間は26秒である。このように交番燃焼さ
せることによって、ラジアントチューブ式加熱装置の熱
効率が改善されている。このように順次に燃焼チューブ
を切り替えて燃焼を継続する。なお、本発明のラジアン
トチューブ式加熱装置は、短時間で点火・消火を繰り返
す交番燃焼装置であるので、火炎監視装置を設置して、
安全対策が取られている。また、排ガスの煙道にはCO
検出器を設置して不完全燃焼が監視されている。
【0026】次に、本発明のラジアントチューブ式加熱
装置の他の実施例を図3に基づいて説明する。図3の実
施例は、図1の実施例とラジアントチューブの形状が異
なるが、他は図1の実施例と同一であり、同一部分には
同一符号が付与されている。同図に於いて、ラジアント
チューブ10は幹管10Aと幹管10Aから延びる枝管
(チューブ)1A〜1Cとからなる。枝管1A〜1Cの
端部には蓄熱式バーナA〜Cが設けられている。燃料供
給電磁弁3a〜3c、燃焼用空気を制御する空気電磁弁
4a〜4c、及び排ガス電磁弁5a〜5cは、図1の実
施例と同一であり、制御装置7によって開閉制御がなさ
れている。
【0027】枝管1A〜1Cと幹管10Aの断面積は、
(枝管内断面積)<(幹管内断面積)の関係にある。幹
管10Aを流動する燃焼排ガスの均圧(ヘッダー)の役
割をしている。従って、バーナA〜Cが交番燃焼し、例
えば、燃焼排ガスが幹管10Aを通過してそれぞれ枝管
1A,1Cを通過してしたとしてもそれぞれの枝管1
A,1Cに流れる流量は概略均等になる。この実施例で
は、(幹管内断面積)/(枝管内断面積)≧1.5に設
定されている。なお、バーナA〜Cは、図2で説明した
交番燃焼動作を行うので、その説明は省略する。
【0028】次に、本発明のラジアントチューブ式加熱
装置の他の実施例を図4に基づいて説明する。図4の実
施例は、蓄熱式バーナを四個備え、その個数に合わせて
電磁弁の数が増加しているが、基本的構成は、図3の実
施例と同一であり、図3と同一部分には同一符号が付与
されている。
【0029】同図に於いて、ラジアントチューブ10は
幹管10Aに枝管1A〜1Dが設けられ、枝管1A〜1
Dの端部に蓄熱式バーナA〜Dが設けられている。蓄熱
式バーナA〜Dは蓄熱体2a〜2dとノズル6a〜6d
とによってそれぞれ形成されている。燃料、燃焼用空気
のバーナへの供給及び排ガスの排気を行うための燃料電
磁弁3a〜3d、燃焼用空気を制御する空気電磁弁4a
〜4d及び排ガス電磁弁5a〜5dが設けられている。
これらの電磁弁は制御装置7によって制御されている。
この実施例では、幹管10Aと枝管1A〜1Dの断面積
の関係は、(幹管内断面積)/(枝管内断面積)≧2に
設定されている。幹管10Aと枝管1A〜1Dの断面積
との関係をこのような関係に設定することにより、図3
の実施例と同様な効果を有する。
【0030】この実施例の燃焼動作について、図5及び
図6を参照して説明する。図4のラジアントチューブ式
加熱装置では、蓄熱式バーナA〜Dの燃焼を、図5に示
すように、バーナA,B,C,Dの順に切り換えて燃焼
制御を行っている。この実施例の燃焼制御では、例え
ば、バーナAの一つが燃焼している場合には、他の三つ
のバーナB〜D側に燃焼排ガスが吸引されるように動作
している。その詳細なタイミングチャートが図6に示さ
れている。
【0031】図6に於いて、図6(1)〜(4)はバー
ナA〜Dの燃焼・排気動作を示している。先ず、バーナ
Aについて、図6(1)で説明すると、空気電磁弁4a
を開き、その後、燃料電磁弁3aを開いてバーナAを燃
焼状態とする。バーナB,C,Dは時刻t0 で排ガス電
磁弁5b〜5dを開き、燃焼排ガスを炉外に排気する。
燃料電磁弁3aを閉じ、時刻t1 で空気電磁弁4aを閉
じてバーナAを消火状態とし、排ガス電磁弁5aを開
き、バーナC,Dの排ガス電磁弁5c,5dは開いた状
態を維持する。
【0032】次に、バーナBの燃焼動作は、図6(2)
に示すように、時刻t1 で空気電磁弁4bを開き、燃料
電磁弁3bを開いて燃焼状態とし、同時に排ガス電磁弁
5bを閉じる。燃料電磁弁3bを閉じて時刻t2 で空気
電磁弁4bを閉じてバーナBは消火する。同時に排ガス
電磁弁5bを開いてバーナCの燃焼に移行する。バーナ
Cの燃焼動作は、図6(3)に示すように、時刻t2
空気電磁弁4cを開き、燃料電磁弁3cを開いて燃焼状
態とし、同時に排ガス電磁弁5cを閉じる。燃料電磁弁
3cを閉じて時刻t3 で空気電磁弁4cを閉じて消火す
る。同時に排ガス電磁弁5cを開く。
【0033】続いて、バーナDの動作は、図6(4)に
示すように、時刻t3 で空気電磁弁4dを開き、燃料電
磁弁3dを開いて燃焼状態とし、同時に排ガス電磁弁5
dを閉じる。燃料電磁弁3dを閉じて後に時刻t4 で空
気電磁弁4dを閉じて消火する。同時に排ガス電磁弁5
dを開く。この動作を繰り返して交番燃焼を行ってラジ
アントチューブ式加熱装置を加熱する。無論、図4のラ
ジアントチューブ式加熱装置では、図7に示すように、
バーナA,C,B,Dの順に燃焼制御を行ってもよい。
【0034】次に、本発明のラジアントチューブ式加熱
装置の他の実施例を図8に基づいて説明する。図8の実
施例は、五つに分岐したチューブに合わせてそれぞれに
蓄熱式バーナが設けられている。図4と同一部分には同
一符号が付与されている。同図に於いて、ラジアントチ
ューブ10は、幹管10Aに枝管1A〜1Eが設けら
れ、それらの端部に蓄熱式バーナA〜Eが設けられてい
る。蓄熱式バーナA〜Eは蓄熱体2a〜2eとノズル6
a〜6eとによってそれぞれ形成されている。燃料、燃
焼用空気のバーナへの供給及び排ガスの排気を行うため
の燃料電磁弁3a〜3e、燃焼用空気を制御する空気電
磁弁4a〜4e及び排ガス電磁弁5a〜5eが設けられ
ている。これらの電磁弁は制御装置7により制御されて
いる。
【0035】この実施例では、1本のバーナを燃焼さ
せ、他の4本のバーナで燃焼排ガスを吸引する運転も可
能であるが、図9に示すように、2本のバーナを燃焼さ
せて、3本のバーナを燃焼排ガスを吸引するように運転
した例を示している。個々の電磁弁の開閉動作は、先に
説明した動作と同様である。無論、運転パターンは、図
9のパターンに限定することなく、他のパターンであっ
てもよいことは明らかである。
【0036】上述のように、本発明のラジアントチュー
ブ式加熱装置は、様々な実施例を列挙して説明したが、
幹管に何本の枝管を設けてもよい。また、燃焼状態と非
燃焼状態とするバーナの組み合わせは任意である。前述
のように、(燃焼用空気通過時の蓄熱体圧損)<(排ガ
ス通過時の蓄熱体圧損)の関係にあるので、燃焼バーナ
本数は非燃焼バーナ(燃焼ガス吸引バーナ)より少ない
本数で運転するのが装置の圧損を低減するのに効果的で
ある。
【0037】また、本実施例では、ラジアントチューブ
の断面形状は円形のものが用いられたが、このようなパ
イブ状のもので構成する必要はなく、多角形の断面を持
つもので構成してもよい。更に、フィンを取り付けて伝
熱面積を増大させたものであってもよい。更に、本実施
例では、ラジアントチューブの材質として耐熱交換なと
の金属、例えば、耐熱交換が用いられたが、セラミック
製で構成してもよい。ラジアントチューブの使用条件は
充分な耐久製を維持できる材質であれば、これらに限定
する必要はない。
【0038】
【発明の効果】上記説明したように、本発明によれば、
ラジアントチューブに少なくとも3つ以上燃焼装置を取
り付けることによってラジアントチューブ内での燃料の
発熱反応発生箇所が分散して燃焼を継続して、ラジアン
トチューブの温度分布を均一にすることができるので、
部分的に異常な高温状態になることがなく、ラジアント
チューブが熱ストレスによる破損が発生することがな
く、ラジアントチューブの寿命の延長を図ることができ
る利点がある。
【0039】また、本発明によれば、ラジアントチュー
ブ式加熱装置の枝間の端部に燃焼装置が設置され、幹間
を通じて各枝間が接続された管路網状構造とすることに
より、多数の燃焼装置を取り付けることが可能であり、
ラジアントチューブ内の燃料の発熱反応発生箇所が分散
して燃焼を継続できるので、ラジアントチューブの温度
分布を均一にすることかできるとともに、ラジアントチ
ューブの寿命の延長を図ることができる利点がある。
【0040】また、本発明によれば、幹間の内断面積が
枝間の内断面積より大きくすることによって、幹間での
燃焼排ガス流速が低下し、幹管内での燃焼ガス流れによ
って生じる圧力損失(流体の摩擦によって生じる圧力損
失)が減少し、燃焼排ガスを排気する各枝管と幹管接続
部の燃焼排ガス圧力が均一化し、燃焼排ガスの流量、排
出量バランスの均一化が可能となり、ラジアントチュー
ブの温度分布を均一にすることかできるので寿命延長を
図ることかできる利点がある。
【0041】また、本発明によれば、燃焼装置には蓄熱
体が配置され、且つ、交番燃焼することによって、高熱
効率の燃焼装置となり省エネルギーが達成された。更
に、各枝管に配置された燃焼装置交番燃焼することで、
ラジアントチューブ内での燃料の発熱反応発生箇所が分
散して燃焼を継続でき、更に、火炎が常に同一チューブ
に存在しないように制御されるので、火炎温度分布がラ
ジアントチューブに映し出されず、すべての枝管で同じ
ような時間配分で燃焼、排気を繰り返され、且つ枝管間
での表面温度差が生じず、ラジアントチューブの温度分
布をより均一にすることが可能となり、ラジアントチュ
ーブの寿命が延長され、補修等に必要とする経費を低減
できる。
【0042】また、本発明によれば、燃焼バーナの数が
非燃焼バーナの数より少ない構成で交番燃焼を行うこと
によって、蓄熱体通過圧損が燃焼用空気通過時で決定さ
れ、且つ蓄熱体通過圧損が従来方式より小さくなり、給
排気トータルの蓄熱バーナ圧損を減少させることができ
るので、送風機動力が低減できる利点がある。
【0043】また、本発明によれば、交番燃焼を行うバ
ーナの燃焼終了時に、燃料の供給を止めてから0.5秒
以上遅延させて燃料用空気の供給を停止することによっ
て、残圧で噴出する燃料が完全燃焼するためにCOが発
生せず完全な交番燃焼を継続することが可能である利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラジアントチューブ式加熱装置の
一実施例を示す図である。
【図2】図1の動作を示すタイミングチャート図であ
る。
【図3】本発明に係るラジアントチューブ式加熱装置の
他の実施例を示す図である。
【図4】本発明に係るラジアントチューブ式加熱装置の
他の実施例を示す図である。
【図5】図4の動作を示すタイミングチャート図であ
る。
【図6】図4の動作を示すタイミングチャート図であ
る。
【図7】図4の動作を示すタイミングチャート図であ
る。
【図8】本発明に係るラジアントチューブ式加熱装置の
他の実施例を示す図である。
【図9】図8の動作を示すタイミングチャート図であ
る。
【図10】従来のラジアントチューブ式加熱装置の例を
示す図である。
【図11】従来のラジアントチューブ式加熱装置の例を
示す図である。
【符号の説明】
1,1a〜1c ラジアントチューブ 1A〜1E 枝管 2a〜2e 蓄熱体 3a〜3e 燃料電磁弁 4a〜4e 空気電磁弁 5a〜5e 排ガス電磁弁 6a〜6e ノズル 7 制御装置 10 ラジアントチューブ 10A 幹管 A〜E 蓄熱式バーナ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジアントチューブ式加熱装置に於い
    て、 ラジアントチューブに少なくとも3つ以上の燃焼装置を
    備えることを特徴とするラジアントチューブ式加熱装
    置。
  2. 【請求項2】 ラジアントチューブ式加熱装置に於い
    て、 ラジアントチューブが幹管と前記幹管に連設した枝管と
    からなり、前記枝管が3つ以上設けられ、前記枝管の端
    部に燃焼装置を設けたことを特徴とするラジアントチュ
    ーブ式加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載のラジアントチュー
    ブ式加熱装置に於いて、 前記幹管の内断面積が前記枝管の内断面積よりも大きい
    ことを特徴とするラジアントチューブ式加熱装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1,2又は3に記載のラジア
    ントチューブ式加熱装置に於いて、 前記燃焼装置に蓄熱体を備えることを特徴とするラジア
    ントチューブ式加熱装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項4に記載のラジアントチュー
    ブ式加熱装置に於いて、 前記燃焼装置がある周期で燃焼状態と非燃焼状態を繰り
    返して交番燃焼することを特徴とするラジアントチュー
    ブ式加熱装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項5に記載のラジアントチュー
    ブ式加熱装置に於いて、 前記燃焼装置が交番燃焼し、前記燃焼装置の燃焼バーナ
    の数が非燃焼バーナの数より少ない構成で交番燃焼する
    ように制御する制御装置を備えることを特徴とするラジ
    アントチューブ式加熱装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項5又は6に記載のラジアント
    チューブ式加熱装置に於いて、 ラジアントチューブに設けられた前記燃焼装置の数に応
    じて、前記燃焼装置の燃焼状態と非燃焼状態の切り替え
    を行うバーナ数を前記燃焼装置の数の二分の一以下とす
    ることを特徴とするラジアントチューブ式加熱装置。
  8. 【請求項8】 ラジアントチューブ式加熱装置に於い
    て、 ラジアントチューブに設けられた蓄熱式バーナが交番燃
    焼する際に、燃料供給を停止してから所定時間遅延させ
    て燃焼用空気の供給を停止するように制御することを特
    徴とするラジアントチューブ式加熱装置。
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WO1999017060A1 (fr) * 1997-09-26 1999-04-08 Nippon Furnace Kogyo Kabushiki Kaisha Systeme de bruleur regeneratif a accumulation de chaleur et a interversion
JP2022079042A (ja) * 2020-11-16 2022-05-26 中外炉工業株式会社 ラジアントチューブバーナー設備及びラジアントチューブバーナー設備における酸素センサーの校正方法

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