JPH0965478A - 指向性マイクロホン合成体 - Google Patents
指向性マイクロホン合成体Info
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- JPH0965478A JPH0965478A JP8168736A JP16873696A JPH0965478A JP H0965478 A JPH0965478 A JP H0965478A JP 8168736 A JP8168736 A JP 8168736A JP 16873696 A JP16873696 A JP 16873696A JP H0965478 A JPH0965478 A JP H0965478A
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- microphone
- case
- composite
- sound pressure
- microphone element
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/02—Constructional features of telephone sets
- H04M1/03—Constructional features of telephone transmitters or receivers, e.g. telephone hand-sets
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
- H04R1/20—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
- H04R1/32—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only
- H04R1/34—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only by using a single transducer with sound reflecting, diffracting, directing or guiding means
- H04R1/38—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only by using a single transducer with sound reflecting, diffracting, directing or guiding means in which sound waves act upon both sides of a diaphragm and incorporating acoustic phase-shifting means, e.g. pressure-gradient microphone
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- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 指向性マイクロホン合成体で1ないし複数の
マイクロホン要素を保持する。 【解決手段】 音響的に不透明な弾力性のある材料で作
られ一体型ケースが、マイクロホン要素とともに用いら
れ、指向性マイクロホン合成体を形成する。マイクロホ
ン要素は振動板を含み、それはその相対する面に加わる
音圧の影響で動き、微分音圧に比例する電気信号を、発
生する。一体型ケースはその第1の部分から振動板の1
つの表面に音圧を伝えるための第1の音響的に透明なチ
ャネルと、一体型ケース中の第2の部分から、振動板の
他方の面に音圧を伝えるための第2の音響的に透明なチ
ャネルを含む。一実施例において、一体型ケースは、音
響エネルギーを音響チャネルに結合させるための部分を
含む表面、マイクロホン要素をケースに入れるための内
部チャンバ、内部チャンバに到達させるためのブーツ表
面中のあらかじめ決められた窓を有する一体型の小さな
“ブーツ”を含む。
マイクロホン要素を保持する。 【解決手段】 音響的に不透明な弾力性のある材料で作
られ一体型ケースが、マイクロホン要素とともに用いら
れ、指向性マイクロホン合成体を形成する。マイクロホ
ン要素は振動板を含み、それはその相対する面に加わる
音圧の影響で動き、微分音圧に比例する電気信号を、発
生する。一体型ケースはその第1の部分から振動板の1
つの表面に音圧を伝えるための第1の音響的に透明なチ
ャネルと、一体型ケース中の第2の部分から、振動板の
他方の面に音圧を伝えるための第2の音響的に透明なチ
ャネルを含む。一実施例において、一体型ケースは、音
響エネルギーを音響チャネルに結合させるための部分を
含む表面、マイクロホン要素をケースに入れるための内
部チャンバ、内部チャンバに到達させるためのブーツ表
面中のあらかじめ決められた窓を有する一体型の小さな
“ブーツ”を含む。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は指向性マイクロホン、より具体的
には、1ないし複数のマイクロホン要素を保持するため
の構造に係る。
には、1ないし複数のマイクロホン要素を保持するため
の構造に係る。
【0002】
【本発明の背景】指向性をもつマイクロホンは、多くの
用途で有用である。指向性を実現するための周知の技術
の1つは、一次傾度(FOG)マイクロホン要素の使用
によるもので、それは前面及び裏面がカプセル内で閉じ
た可動振動板を含む。カプセルは音圧が振動板の前面及
び裏面と相互作用するよう、各側に開孔を含む。この相
互作用に応答して、振動板の相対する表面上の音圧差に
比例して、電気信号が発生する。振動板の前面及び裏面
に同様に到達する波面の方向から来る音は、無視され
る。この構成において、振動板の各面上に同時に生じる
音圧は、同一で、従って音圧差はゼロである。他の方向
から放射される音は、他方が相対する面間の実効路長
“d”を移動する間に生じる遅延より前に、振動板の1
つの表面に到達する。この遅延により、指向性が生じる
が、それはまた周波数応答特性にも、影響を与える。な
ぜなら、経路長“d”は各異なる周波数における波長の
異なる部分に、対応するからである。
用途で有用である。指向性を実現するための周知の技術
の1つは、一次傾度(FOG)マイクロホン要素の使用
によるもので、それは前面及び裏面がカプセル内で閉じ
た可動振動板を含む。カプセルは音圧が振動板の前面及
び裏面と相互作用するよう、各側に開孔を含む。この相
互作用に応答して、振動板の相対する表面上の音圧差に
比例して、電気信号が発生する。振動板の前面及び裏面
に同様に到達する波面の方向から来る音は、無視され
る。この構成において、振動板の各面上に同時に生じる
音圧は、同一で、従って音圧差はゼロである。他の方向
から放射される音は、他方が相対する面間の実効路長
“d”を移動する間に生じる遅延より前に、振動板の1
つの表面に到達する。この遅延により、指向性が生じる
が、それはまた周波数応答特性にも、影響を与える。な
ぜなら、経路長“d”は各異なる周波数における波長の
異なる部分に、対応するからである。
【0003】WM−46AAD201と名づけられた既
知のマイクロホン装置は、ナショナル/パナソニックか
ら入手でき、カーディオイド極性応答特性を生じる。F
OGマイクロホン要素は、固い2片のプラスチックケー
ス内に囲まれ、ケースは音波がFOGマイクロホンの各
側で、ケースに入るよう開孔を含む。ケース及びFOG
マイクロホンはにかわ又は他の接着剤により、相互に保
持され、FOGマイクロホンの各側が、ケースの適当な
開孔に入る音波により、排他的に影響を受けるようにな
っている。不幸にも、そのような装置の作製は、接着剤
の使用により手間がかかる。すなわち、なまし時間を必
要とする余分の工程がある。更に、不適切に用いると、
漏れが生じ、音の方向特性が変ることがありうる。
知のマイクロホン装置は、ナショナル/パナソニックか
ら入手でき、カーディオイド極性応答特性を生じる。F
OGマイクロホン要素は、固い2片のプラスチックケー
ス内に囲まれ、ケースは音波がFOGマイクロホンの各
側で、ケースに入るよう開孔を含む。ケース及びFOG
マイクロホンはにかわ又は他の接着剤により、相互に保
持され、FOGマイクロホンの各側が、ケースの適当な
開孔に入る音波により、排他的に影響を受けるようにな
っている。不幸にも、そのような装置の作製は、接着剤
の使用により手間がかかる。すなわち、なまし時間を必
要とする余分の工程がある。更に、不適切に用いると、
漏れが生じ、音の方向特性が変ることがありうる。
【0004】マイクロホン要素を所望の音のピックアッ
プ点に結合させるために、管を使用する利点のある1つ
の指向性マイクロホン合成体が、ノウルスエレクトロニ
クス社 テクニカル ブリテン(Knowles El
ectronics,IncTechnical Bu
lletin)TB−21,“EB指向性聴覚補助マイ
クロホン応用ノート”の図2に示されている。不幸に
も、そのような合成体を音入力装置内に支持するための
構造的手段が与えられておらず、かつ管は装置面に対し
て、容易に封入されるようには見えない。
プ点に結合させるために、管を使用する利点のある1つ
の指向性マイクロホン合成体が、ノウルスエレクトロニ
クス社 テクニカル ブリテン(Knowles El
ectronics,IncTechnical Bu
lletin)TB−21,“EB指向性聴覚補助マイ
クロホン応用ノート”の図2に示されている。不幸に
も、そのような合成体を音入力装置内に支持するための
構造的手段が与えられておらず、かつ管は装置面に対し
て、容易に封入されるようには見えない。
【0005】より最近、指向性マイクロホン合成体が提
案された。それは2つの(2)ケース構成を用い、それ
は構造をともに保持するために、接着剤の使用を必要と
しない。(1993年7月6日に承認された米国特許第
5,226,076号を参照のこと)この従来技術のマ
イクロホン合成体は、ある種の用途では、十分に動作す
るが、それはいくつかの限界を有する。たとえば、距離
“d”がマイクロホン要素の幅より大きくなるため、従
来技術の合成体の指向性パターン及び周波数応答の両方
が、変化し、そのことは用途によっては、望ましくな
い。
案された。それは2つの(2)ケース構成を用い、それ
は構造をともに保持するために、接着剤の使用を必要と
しない。(1993年7月6日に承認された米国特許第
5,226,076号を参照のこと)この従来技術のマ
イクロホン合成体は、ある種の用途では、十分に動作す
るが、それはいくつかの限界を有する。たとえば、距離
“d”がマイクロホン要素の幅より大きくなるため、従
来技術の合成体の指向性パターン及び周波数応答の両方
が、変化し、そのことは用途によっては、望ましくな
い。
【0006】従って、合成体が比較的簡単で、そのため
作製及び組立てが容易なマイクロホン要素用ケースの実
現が、望ましい。
作製及び組立てが容易なマイクロホン要素用ケースの実
現が、望ましい。
【0007】
【本発明の要約】音響的に不透明で弾力性のある材料で
できた一体となったケースを、指向性マイクロホン合成
体を形成するためのマイクロホン要素とともに、用い
る。マイクロホン要素は、相対する表面に加わる音圧の
影響で動き、音圧差に比例する電気信号を発生する振動
板を含む。一体となったケースは、音圧を一体となった
ケース中の第1の点から、振動板の一表面に伝達するた
めの第1の音響的に透明なチャネルと、一体となったケ
ースの第2の点から、振動板の他方の面に伝達するため
の第2の音響的に透明なチャネルを含む。
できた一体となったケースを、指向性マイクロホン合成
体を形成するためのマイクロホン要素とともに、用い
る。マイクロホン要素は、相対する表面に加わる音圧の
影響で動き、音圧差に比例する電気信号を発生する振動
板を含む。一体となったケースは、音圧を一体となった
ケース中の第1の点から、振動板の一表面に伝達するた
めの第1の音響的に透明なチャネルと、一体となったケ
ースの第2の点から、振動板の他方の面に伝達するため
の第2の音響的に透明なチャネルを含む。
【0008】一実施例において、一体となったケース
は、音波エネルギーを音響チャネルに結合するための部
分と、マイクロホン要素のための内部チャンバ及び内部
チャンバに到達するためのブーツの表面中のあらかじめ
決められた開孔を含む表面を有する小さな一体となった
“ブーツ”を含む。マイクロホン要素はあらかじめ決め
られた開孔を通して、内部チャンバ中に、挿入される。
開孔は挿入されたマイクロホン要素の周囲で、それ自身
を封じ、音波エネルギーが開孔を通して、内部チャンバ
から外へ又は中へ漏れないような寸法をもつ。部分間の
距離は比較的短く、得られるマイクロホン合成体の指向
性パターン又は周波数応答は変化しないようになってい
る。
は、音波エネルギーを音響チャネルに結合するための部
分と、マイクロホン要素のための内部チャンバ及び内部
チャンバに到達するためのブーツの表面中のあらかじめ
決められた開孔を含む表面を有する小さな一体となった
“ブーツ”を含む。マイクロホン要素はあらかじめ決め
られた開孔を通して、内部チャンバ中に、挿入される。
開孔は挿入されたマイクロホン要素の周囲で、それ自身
を封じ、音波エネルギーが開孔を通して、内部チャンバ
から外へ又は中へ漏れないような寸法をもつ。部分間の
距離は比較的短く、得られるマイクロホン合成体の指向
性パターン又は周波数応答は変化しないようになってい
る。
【0009】本発明の一実施例において、一体となって
ケースは、ゴム状材料で弾力性のあるエチレン−プロピ
レン−ジエン−モノマとポリプロピレンで、モールドさ
れている。それはマイクロホン要素の周囲の優れたシー
ルとなっており、1つのチャネル中の音圧が、他方に漏
れないように、なっている。更に、ゴム状材料はケース
にとりつけられる音入力装置の表面と、シールを形成す
る。
ケースは、ゴム状材料で弾力性のあるエチレン−プロピ
レン−ジエン−モノマとポリプロピレンで、モールドさ
れている。それはマイクロホン要素の周囲の優れたシー
ルとなっており、1つのチャネル中の音圧が、他方に漏
れないように、なっている。更に、ゴム状材料はケース
にとりつけられる音入力装置の表面と、シールを形成す
る。
【0010】指向性マイクロホン合成体を、音入力装置
の外部表面の中に埋め込むか裏にマウントして、その1
ないし複数の表面上に、チャネル開孔を作っても便利で
あることが、本発明の特徴である。
の外部表面の中に埋め込むか裏にマウントして、その1
ないし複数の表面上に、チャネル開孔を作っても便利で
あることが、本発明の特徴である。
【0011】
一般的事項 圧力型マイクロホン 単一ポートマイクロホンはそれらの入力音響部で、瞬時
の音圧を感知し、音圧の大きさに対応した電気出力電圧
を、発生する。そのようなマイクロホンは、当業者には
“圧力型マイクロホン”として知られている。音響部は
音すなわち音波エネルギーが、マイクロホン構成に入る
ようにし、それは振動板の1つの側と相互作用し、電圧
を生じる。振動板の他方の側は、閉じた領域中にあり、
その体積は振動板のコンプライアンスに、影響する。圧
力型マイクロホンは任意の方向から来る音に等しく応答
し、従ってそれらの応答パターンは、全指向性である。
の音圧を感知し、音圧の大きさに対応した電気出力電圧
を、発生する。そのようなマイクロホンは、当業者には
“圧力型マイクロホン”として知られている。音響部は
音すなわち音波エネルギーが、マイクロホン構成に入る
ようにし、それは振動板の1つの側と相互作用し、電圧
を生じる。振動板の他方の側は、閉じた領域中にあり、
その体積は振動板のコンプライアンスに、影響する。圧
力型マイクロホンは任意の方向から来る音に等しく応答
し、従ってそれらの応答パターンは、全指向性である。
【0012】一次傾度マイクロホン 勾配型マイクロホンは、マイクロホン要素の1ないし複
数の振動板の相対する側の微分圧力を測定することによ
り、指向性極性応答特性を得るものである。一次傾度
(FOG)マイクロホンは典型的な場合、マイクロホン
要素振動板の相対する側に置かれた2つの入力音響部を
含む。音響部は実効距離“d”だけ分離され、それは1
つの音響部から他方へ移動する際、FOGの周囲を音波
が移動しなければならない距離を表わす。振動板の動き
は、マイクロホン要素の出力において、電圧に変換され
る。FOGマイクロホンの電圧出力の大きさは、マイク
ロホン要素振動板の相対する側での瞬時の音圧差の関数
である。カ氏70°における空気中の音の速度が毎秒1
128フィートであるから、f=2250Hzの可聴信
号は、約6インチの波長を有する。従って、小さな分離
距離によっても、音響部間で十分な位相差が生じ、その
ためFOGマイクロホンは二方向性極性応答パターンを
有する。事実、極性応答パターンは以下の式(2)でわ
かるように、周波数にはほとんど依存しない。出力電圧
の極性は、移動する音波面が最初に入射する振動板の具
体的な側によって決ることに注意する必要がある。ま
た、FOGマイクロホンはゼロとして知られるある方向
から来る音には、応答しないことに、注意する必要があ
る。この特性は、本発明で利用している。
数の振動板の相対する側の微分圧力を測定することによ
り、指向性極性応答特性を得るものである。一次傾度
(FOG)マイクロホンは典型的な場合、マイクロホン
要素振動板の相対する側に置かれた2つの入力音響部を
含む。音響部は実効距離“d”だけ分離され、それは1
つの音響部から他方へ移動する際、FOGの周囲を音波
が移動しなければならない距離を表わす。振動板の動き
は、マイクロホン要素の出力において、電圧に変換され
る。FOGマイクロホンの電圧出力の大きさは、マイク
ロホン要素振動板の相対する側での瞬時の音圧差の関数
である。カ氏70°における空気中の音の速度が毎秒1
128フィートであるから、f=2250Hzの可聴信
号は、約6インチの波長を有する。従って、小さな分離
距離によっても、音響部間で十分な位相差が生じ、その
ためFOGマイクロホンは二方向性極性応答パターンを
有する。事実、極性応答パターンは以下の式(2)でわ
かるように、周波数にはほとんど依存しない。出力電圧
の極性は、移動する音波面が最初に入射する振動板の具
体的な側によって決ることに注意する必要がある。ま
た、FOGマイクロホンはゼロとして知られるある方向
から来る音には、応答しないことに、注意する必要があ
る。この特性は、本発明で利用している。
【0013】FOGマイクロホン要素の振動板の相対す
る側に行く音響部間の空間的分離“d”は、変ってもよ
い。ファーフィールド中の圧力勾配Δpは、“d”と以
下の関係をもつ。
る側に行く音響部間の空間的分離“d”は、変ってもよ
い。ファーフィールド中の圧力勾配Δpは、“d”と以
下の関係をもつ。
【0014】
【数1】 θ=マイクロホンの主軸に対する入射波面の極性方向 及び C=波の速度 である。
【0015】式(1)はkdの小さな値に対しては、簡
単化でき、
単化でき、
【数2】 となる。FOGマイクロホンの感度又は周波数応答は、
式(1)、方向θ=0°に対しては式(2)により、定
義される。周波数応答及び指向性パターンは、傾度型マ
イクロホンそれ自身を変えることによっても変えられる
ことが、知られている。たとえば、音響抵抗RaをFO
Gマイクロホンの音響部の1つに導入してもよい。その
ような抵抗はマイクロホン合成体の指向性パターン及び
周波数応答の両方を変える。より一般的には、ファーフ
ィールドで動作するFOGマイクロホンに付随した指向
性パターンD(θ)は、kd<1において、以下の関係
で与えられる。
式(1)、方向θ=0°に対しては式(2)により、定
義される。周波数応答及び指向性パターンは、傾度型マ
イクロホンそれ自身を変えることによっても変えられる
ことが、知られている。たとえば、音響抵抗RaをFO
Gマイクロホンの音響部の1つに導入してもよい。その
ような抵抗はマイクロホン合成体の指向性パターン及び
周波数応答の両方を変える。より一般的には、ファーフ
ィールドで動作するFOGマイクロホンに付随した指向
性パターンD(θ)は、kd<1において、以下の関係
で与えられる。
【数3】 である。
【0016】式(3)において、pは空気の密度、Vは
振動板の裏の音響領域の体積、Caは振動板及びRa間
の音響コンプライアンス(容量に類似)である。式
(3)から、カーディオイド指向性パターンは、Bを1
とおいた時に得られ、このことは時定数RaCaを音波
が“d”の距離移動する時間に等しいと、おくことを意
味する。本発明と組合せて用いるのに適したFOGマイ
クロホン要素は、プリモマイクロホン社により製造され
ているEM1 18である。もう1つのよく知られたマ
イクロホン合成体指向性パターンの型は、スーパーカー
ディオイドとして、知られている。それはBが3つの平
方根に等しくなるように、d、Ra及びVを調整した時
に、得られる。更に、Bの値を3に増加させることによ
り、ハイパーカーディオイド指向性パターンが生じる。
選択されたマイクロホン合成体のそれぞれは、それ自身
の特性を有する。たとえば、(i)そのゼロの位置(度
で);(ii)距離係数、すなわち指向性マイクロホン
が同じ無秩序入射雑音に対する信号比を持てる圧力型マ
イクロホンから音源までの距離に対する回数を示す乗算
係数;(iii)裏面対前面応答比等々である。
振動板の裏の音響領域の体積、Caは振動板及びRa間
の音響コンプライアンス(容量に類似)である。式
(3)から、カーディオイド指向性パターンは、Bを1
とおいた時に得られ、このことは時定数RaCaを音波
が“d”の距離移動する時間に等しいと、おくことを意
味する。本発明と組合せて用いるのに適したFOGマイ
クロホン要素は、プリモマイクロホン社により製造され
ているEM1 18である。もう1つのよく知られたマ
イクロホン合成体指向性パターンの型は、スーパーカー
ディオイドとして、知られている。それはBが3つの平
方根に等しくなるように、d、Ra及びVを調整した時
に、得られる。更に、Bの値を3に増加させることによ
り、ハイパーカーディオイド指向性パターンが生じる。
選択されたマイクロホン合成体のそれぞれは、それ自身
の特性を有する。たとえば、(i)そのゼロの位置(度
で);(ii)距離係数、すなわち指向性マイクロホン
が同じ無秩序入射雑音に対する信号比を持てる圧力型マ
イクロホンから音源までの距離に対する回数を示す乗算
係数;(iii)裏面対前面応答比等々である。
【0017】好ましい実施例 図1はマイクロホン合成体の音響部101及び102間
の距離“d”を実効的に制限するFOGマイクロホン要
素の低プロフィル一体型ケース100及び比較的短距離
でその中に含まれるFOGマイクロホンを示す前面透視
図である。実際には、以下で示し述べるように、距離
“d”は一体型ケース100中に挿入されるマイクロホ
ン要素の幅であることが、望ましい。この直方体のブロ
ックブーツ構造は、高温で硫黄処理した(なました)ゴ
ム又は他の適当な弾力性のある材料でモールドされ、上
述の従来技術のマイクロホン構成の調整板に置き代って
いる。一体型ケースは音響的に不透明な材料、すなわち
空気のようには効率的に音圧を伝えない材料で、作られ
る。上で示したように、市販されている適切な材料の1
つは、エチレン−プロピレン−ジエン−モノマと付随し
たポリプロピレンである。
の距離“d”を実効的に制限するFOGマイクロホン要
素の低プロフィル一体型ケース100及び比較的短距離
でその中に含まれるFOGマイクロホンを示す前面透視
図である。実際には、以下で示し述べるように、距離
“d”は一体型ケース100中に挿入されるマイクロホ
ン要素の幅であることが、望ましい。この直方体のブロ
ックブーツ構造は、高温で硫黄処理した(なました)ゴ
ム又は他の適当な弾力性のある材料でモールドされ、上
述の従来技術のマイクロホン構成の調整板に置き代って
いる。一体型ケースは音響的に不透明な材料、すなわち
空気のようには効率的に音圧を伝えない材料で、作られ
る。上で示したように、市販されている適切な材料の1
つは、エチレン−プロピレン−ジエン−モノマと付随し
たポリプロピレンである。
【0018】しかし、ケース100は部分101及び1
02を含み、それらはそれぞれ音響的に透明なチャネル
103及び104を通して、マイクロホン要素201が
存在する内部チャンバ(図2−5参照)中に、音圧を伝
える。マイクロホン要素201は自己シール孔105を
通して、一体型ケース100を出る一対のワイヤ(図示
されていない)を含む。一体型ケース100は弾力性が
あり、マイクロホン要素201とシールを形成し、チャ
ネルの1つの中の音圧が、マイクロホン要素周辺の他方
のチャネル中に漏れないような寸法になっている。ケー
スに弾力性材料を用いることにより、封じるために粘着
性物質を用いる必要がなくなることは、有利である。
02を含み、それらはそれぞれ音響的に透明なチャネル
103及び104を通して、マイクロホン要素201が
存在する内部チャンバ(図2−5参照)中に、音圧を伝
える。マイクロホン要素201は自己シール孔105を
通して、一体型ケース100を出る一対のワイヤ(図示
されていない)を含む。一体型ケース100は弾力性が
あり、マイクロホン要素201とシールを形成し、チャ
ネルの1つの中の音圧が、マイクロホン要素周辺の他方
のチャネル中に漏れないような寸法になっている。ケー
スに弾力性材料を用いることにより、封じるために粘着
性物質を用いる必要がなくなることは、有利である。
【0019】図3は弾力性一体型ケース合成体100の
上面断面図で、FOGマイクロホン要素201(図
2)、部分101及び102、チャネル103及び10
4、開孔105、窓200(図2)及び内部チャンバ3
00の相互関係を、示している。内部チャンバ300は
マイクロホン要素201の周囲に、シールが形成され、
音響エネルギーがチャネル103、104の1つから他
方へ漏れないように、ケース及び支持マイクロホン要素
201に対しての寸法をもつことに、注意する必要があ
る。加えて、窓200はマイクロホン要素201の断面
より小さな寸法をもち、マイクロホン要素201が内部
チャンバ300中に挿入された時、その周囲にシールが
形成され、音響エネルギーが窓200を通して内部チャ
ンバ300から漏れ出たり、入ったりできないようにな
っていることに、注意する必要がある。
上面断面図で、FOGマイクロホン要素201(図
2)、部分101及び102、チャネル103及び10
4、開孔105、窓200(図2)及び内部チャンバ3
00の相互関係を、示している。内部チャンバ300は
マイクロホン要素201の周囲に、シールが形成され、
音響エネルギーがチャネル103、104の1つから他
方へ漏れないように、ケース及び支持マイクロホン要素
201に対しての寸法をもつことに、注意する必要があ
る。加えて、窓200はマイクロホン要素201の断面
より小さな寸法をもち、マイクロホン要素201が内部
チャンバ300中に挿入された時、その周囲にシールが
形成され、音響エネルギーが窓200を通して内部チャ
ンバ300から漏れ出たり、入ったりできないようにな
っていることに、注意する必要がある。
【0020】図4は内部チャンバ300中に挿入された
マイクロホン要素201を含む弾力性のある一体型ケー
ス100の側面断面図である。マイクロホン要素201
の寸法に対する窓200の寸法的関係は、それによって
音響エネルギーに対して所望のシールが形成されること
に、注意する必要がある。弾力性ケース100により得
られるシールが、マイクロホン要素201及びチャネル
103及び104の周囲にも、示されている。
マイクロホン要素201を含む弾力性のある一体型ケー
ス100の側面断面図である。マイクロホン要素201
の寸法に対する窓200の寸法的関係は、それによって
音響エネルギーに対して所望のシールが形成されること
に、注意する必要がある。弾力性ケース100により得
られるシールが、マイクロホン要素201及びチャネル
103及び104の周囲にも、示されている。
【0021】図5は本発明の実施例で用いられる一体型
ブーツ構成の前面断面図である。示されているのは、弾
力性のある一体型ケース100中のチャネル103及び
104及び窓200に対するマイクロホン要素201の
寸法的関係である。
ブーツ構成の前面断面図である。示されているのは、弾
力性のある一体型ケース100中のチャネル103及び
104及び窓200に対するマイクロホン要素201の
寸法的関係である。
【0022】図3−5において、示されている寸法は、
本発明のマイクロホン構成の一実施例のそれらの約5倍
であることに、注意されたい。
本発明のマイクロホン構成の一実施例のそれらの約5倍
であることに、注意されたい。
【0023】応用 本発明は指向性マイクロホンを用いる任意の音響入力装
置中に、とりつけることができる。電話送受器、スピー
カ、パーソナルコンピュータなどの音響入力装置が、代
表例である。
置中に、とりつけることができる。電話送受器、スピー
カ、パーソナルコンピュータなどの音響入力装置が、代
表例である。
【0024】図6は電話送受器600内の本発明の一応
力例を示す。電話送受器600はスピーカ601及びマ
イクロホン要素を含む一体型ケース100を含み、指向
性マイクロホン合成体が、図示されるように、電話送受
器600の主表面に沿って配置されるようになってい
る。送受器600は標準的な送受器、コードレス電話、
セルラーホーン又は同様のものでよい。
力例を示す。電話送受器600はスピーカ601及びマ
イクロホン要素を含む一体型ケース100を含み、指向
性マイクロホン合成体が、図示されるように、電話送受
器600の主表面に沿って配置されるようになってい
る。送受器600は標準的な送受器、コードレス電話、
セルラーホーン又は同様のものでよい。
【0025】図7は本発明の実施例を用いたスピーカホ
ーンを含むパーソナルコンピュータ構成を示す。具体的
には、拡声器701、指向性マイクロホン合成体が、図
示されるようにパーソナルコンピュータ700の一表面
上に配置されるようにマイクロホン要素を含む一体型ケ
ース合成体100が、示されている。この装置により、
手を自由にして、電話操作ができる。例を示す目的のた
めに、デスクトップ型パーソナルコンピュータが示され
ているが、本発明の実施例は、一例がラップトップパー
ソナルコンピュータである他の同様又は異なる装置中の
スピーカ装置に含められることが、明らかであろう。
ーンを含むパーソナルコンピュータ構成を示す。具体的
には、拡声器701、指向性マイクロホン合成体が、図
示されるようにパーソナルコンピュータ700の一表面
上に配置されるようにマイクロホン要素を含む一体型ケ
ース合成体100が、示されている。この装置により、
手を自由にして、電話操作ができる。例を示す目的のた
めに、デスクトップ型パーソナルコンピュータが示され
ているが、本発明の実施例は、一例がラップトップパー
ソナルコンピュータである他の同様又は異なる装置中の
スピーカ装置に含められることが、明らかであろう。
【0026】加えて、音響チャネル103及び104の
長さが、比較的短いから、たとえばカルディオイド又は
ダイポール指向性マイクロホン構成の指向性パターン又
は周波数応答には、ほとんど影響しないことに、注意す
る必要がある。
長さが、比較的短いから、たとえばカルディオイド又は
ダイポール指向性マイクロホン構成の指向性パターン又
は周波数応答には、ほとんど影響しないことに、注意す
る必要がある。
【0027】本発明の具体的な実施例を示してきたが、
本発明の視野の中で、修正が可能なことは、明らかであ
る。そのような修正には、ケースの作製に他の弾力性の
ある材料を用いること、モールドしないケースを用いる
こと及びケース内の窓は長方形でないか同じ面内にない
ことが含まれるが、それらには限定されない。更に、単
一のFOGマイクロホン要素を用いるのではなく、2つ
の電気的に相互接続された圧力型マイクロホン要素も、
本発明の精神の中で考えられる。
本発明の視野の中で、修正が可能なことは、明らかであ
る。そのような修正には、ケースの作製に他の弾力性の
ある材料を用いること、モールドしないケースを用いる
こと及びケース内の窓は長方形でないか同じ面内にない
ことが含まれるが、それらには限定されない。更に、単
一のFOGマイクロホン要素を用いるのではなく、2つ
の電気的に相互接続された圧力型マイクロホン要素も、
本発明の精神の中で考えられる。
【図1】本発明を示す一体型ブーツ構成の前面透視図で
ある。
ある。
【図2】本発明で用いられる一体型ブーツ構成の裏面透
視図である。
視図である。
【図3】本発明で用いられる一体型ブーツ構成の上面断
面図である。
面図である。
【図4】本発明で用いられる一体型ブーツ構成の側面断
面図である。
面図である。
【図5】本発明で用いられる一体型ブーツ構成の前面断
面図である。
面図である。
【図6】本発明の実施例を用いた電話送受器を示す図で
ある。
ある。
【図7】本発明の実施例を用いたパーソナルコンピュー
タを示す図である。
タを示す図である。
100 ケース、合成体 101、102 音響部、部分 103、104 チャネル 105 シール孔、開孔 200 窓 201 マイクロホン要素 300 内部チャンバ 600 電話送受器 601 スピーカ 700 パーソナルコンピュータ 701 拡声器
Claims (9)
- 【請求項1】 微分音圧に比例した電気信号を発生させ
るため、その相対する側での微分音圧に応答する振動板
を含むマイクロホン要素をケースに入れることを意図し
た弾力性のある一体型ケースを含む指向性マイクロホン
装置を形成するために用いる合成体において、弾力性の
ある一体型ケースは、(i)音圧をケース中の第1の部
分から振動板の一方の側に伝えるための第1の音響的に
透明なチャネル;(ii)ケース中の第2の部分から、
振動板の他方の側に音圧を伝えるための第2の音響的に
透明なチャネル;(iii)前記マイクロホン要素をケ
ースに入れるため、第1及び第2のチャネルを連結する
内部チャンバ;及び(iv)マイクロホン要素を前記内
部チャンバ中に挿入するための前記弾力性のある一体型
ケースの表面中の窓を含み、前記窓は前記マイクロホン
要素が前記中央チャンバ中に挿入された時、弾力性のあ
る一体型ケースが、その周囲を封じるような寸法である
ことを特徴とする合成体。 - 【請求項2】 弾力性のある一体型ケースはマイクロホ
ン要素を支持し、1つのチャネル中の音圧が他方のチャ
ネルに伝わらないように、マイクロホン要素外周の連続
したシールを形成する請求項1記載の合成体。 - 【請求項3】 弾力性のある一体型ケースは、ポリプロ
ピレンとともに、エチレン−プロピレン−ジエン−モノ
マを含む請求項2記載の合成体。 - 【請求項4】 指向性マイクロホンを形成するため、F
OGマイクロホン要素が前記内部チャンバ中に挿入され
る請求項2記載の合成体。 - 【請求項5】 外部表面を有する音響入力装置と組合さ
れ、指向性マイクロホン合成体が音響入力装置内又はそ
の前記外部表面の裏に直接配置され、シールを形成し、
それによって音響入力装置は、マイクロホン感度が改善
され、指向性が形成された低プロフィル特性を有する請
求項4記載の合成体。 - 【請求項6】 音響入力装置は電話送受器を含む請求項
5記載の合成体。 - 【請求項7】 音響入力装置は遠隔地会議ユニットを含
む請求項5記載の合成体。 - 【請求項8】 音響入力装置はパーソナルコンピュータ
を含む請求項5記載の合成体。 - 【請求項9】 手を自由にした操作を可能にするため、
内部にマウントされた拡声器を有する電話装置が更に含
まれ、前記弾力性のある一体型ケースは、外部表面に沿
ってマウントされた前記指向性マイクロホンを形成する
前記FOGマイクロホン要素を含む請求項5記載の合成
体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/497,269 US5703957A (en) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | Directional microphone assembly |
US08/497269 | 1995-06-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0965478A true JPH0965478A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=23976146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8168736A Pending JPH0965478A (ja) | 1995-06-30 | 1996-06-28 | 指向性マイクロホン合成体 |
Country Status (6)
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---|---|
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EP (1) | EP0751695A2 (ja) |
JP (1) | JPH0965478A (ja) |
KR (1) | KR970004954A (ja) |
CN (1) | CN1140387A (ja) |
TW (1) | TW275741B (ja) |
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