JPH0965279A - 画像/音声記録装置および画像/音声蓄積装置 - Google Patents

画像/音声記録装置および画像/音声蓄積装置

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JPH0965279A
JPH0965279A JP7240985A JP24098595A JPH0965279A JP H0965279 A JPH0965279 A JP H0965279A JP 7240985 A JP7240985 A JP 7240985A JP 24098595 A JP24098595 A JP 24098595A JP H0965279 A JPH0965279 A JP H0965279A
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JP7240985A
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Kazuyuki Honda
和幸 本田
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Original Assignee
Sony Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像音声蓄積装置において、オリジナル素材
の判別を容易とする。 【解決手段】 素材が収録されるMOディスクに、収録
された素材に関する情報が共に記録される。この情報
は、第1〜8項目のオリジナル素材に関する第1の情報
部分、第9,10項目のオリジナル素材に対して編集,
複製が行われた回数に関する第2の情報部分、編集,複
製され収録された素材に関する第3の情報部分、及び素
材に対して適宜に設定される第4の情報部分から成る。
第1の情報部分は、編集,複製が行われる度に収録先の
ディスクにコピーされ、且つ、変更不可とされる。ま
た、第2の情報部分は、編集,複製が行われる度に元素
材のこれらの該当する項目の値に1が加えられ、収録先
のディスクに書き込まれる。このように、変更不可とさ
れたオリジナル素材に関する情報および編集,複製の回
数が収録先のディスクに書き込まれるため、オリジナル
素材の判別が容易とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放送局などにお
ける画像および音声信号による素材を記録する記録装置
および記録された素材を蓄積する蓄積装置に関し、特
に、素材の管理が容易な画像/音声記録装置および画像
/音声蓄積装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の放送では、ビデオカメラなどで撮
影し記録された画像/音声素材(この、記録されたまま
で手を加えられていない素材を、以下、オリジナル素材
と称する)を必要な部分のみ使用するのが一般的であっ
た。オリジナル素材がビデオテープに収録されている場
合、その一部を別のビデオカセットに収録(録画/録
音)することが行われている。その際に、場所名や日に
ちなどを重ね合わせる、所謂「編集」といった作業も同
時に行われる。
【0003】また、ビデオテープには、画像および音声
と共にタイムコードと呼ばれるものを記録することがで
きる。このタイムコードの代表的なフォーマットとし
て、IEC(International Electrotechnical Commisio
n)規格による、通称SMPTEタイムコードと呼ばれる
ものがある。このSMPTEフォーマットにおいて、タ
イムコード中に合計32ビットのユーザーズビットと呼
ばれる領域があり、それらの使用が、ユーザーの裁量に
委ねられている。これらのユーザーズビットのための値
を設定し、収録時それらの値を記録するビデオテープレ
コーダーは、既に存在する。
【0004】しかし、実際には、これらユーザーズビッ
トは、使用されていないことが多かった。また、使用さ
れていても、収録した素材を編集などで記録し直したり
した場合、これらのユーザーズビットに記録された情報
を有効に活用できなかった。
【0005】また、放送局などにおいて、画像/音声を
収録したビデオカセットを複数蓄積し、本体の操作もし
くは外部のコンピュータなどより指示された素材を再生
し、該当する素材の画像/音声を外部に出力するライブ
ラリーマネージメントシステム(以下、LMSと称す
る)が使用されている。
【0006】これらLMSにおいて、蓄積されたビデオ
カセットの識別のために、バーコードをプリントした例
えばシールをビデオカセットに貼付することが行われて
いる。このバーコードに記されるビデオカセットの識別
情報は、カセットIDと呼ばれる。このカセットID
は、単にIDと呼ばれることもある。これは、LMS本
体、あるいは外部のコンピュータなどから、このカセッ
トIDと共に再生する時刻などを指示することで、素材
の出力を指定する。
【0007】ところが、このカセットIDなどの識別情
報は、バーコードラベルとして貼付されているに過ぎな
かった。そして、ビデオカセットは、別の画像/音声の
記録に使用されることもあり得るため、管理上混乱を来
すことがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、ビデ
オテープレコーダーを含め記録方式がアナログ方式から
ディジタル方式へと移り変わってきている。このディジ
タル方式の記録方法においては、何度も素材の複製を繰
り返しても、殆ど画像の劣化を生じない反面、記録され
た画像の劣化の程度を見ることによるオリジナル素材の
判別が難しいといった状況が発生している。
【0009】さらに、近年、多量の画像/音声情報を蓄
えて処理可能な「サーバ」と呼ばれる機器が登場した。
このサーバにおいては、1つの物理的な記録媒体上に複
数の素材を存在させることができる。このような場合、
複製および編集された素材もこのサーバの記録媒体上に
記録されるため、これら複製,編集された素材およびオ
リジナル素材との判別が容易ではない。このサーバにお
いては、複数の素材が1つの記録媒体上に存在するた
め、上述した、ビデオカセットにバーコードラベルを貼
付するといったような素材の識別方法は、最早利用する
ことができない。
【0010】また、ディジタル方式による記録方法とい
えども、素材の複製を多数回繰り返すと、データ圧縮な
どにより画像の劣化が生じる。オリジナル素材に対して
編集を行って別の素材を作成する場合、なるべくオリジ
ナル素材に近い(複製回数の少ない)素材での処理が望
ましい。しかしながら、デジタル方式の記録の場合、画
質による判断では、どれがオリジナル素材か、あるいは
オリジナル素材に近いかなどの判別が難しく、オリジナ
ル素材の検索作業に非常な労力を要するといった問題点
があった。
【0011】さらに、編集を何度も行うと、例えば、1
時間の長さを有したオリジナル素材が最終的に1〜2分
の長さの素材になってしまうといったように、情報の欠
落が発生する。上述したように、サーバなどにおいて
は、個々の素材の識別が容易でないため、このような情
報の欠落が生じた素材とオリジナル素材との識別が容易
でないという問題点があった。
【0012】したがって、この発明の目的は、オリジナ
ル素材の判別が容易な画像/音声記録装置および画像/
音声蓄積装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、素材に対する編集および複製を行
う複製編集手段と、複製および編集と同時に素材に関す
る情報の複製を行う情報複製手段と、情報の一部を変更
不可とする保護手段と、情報のうち変更不可とされた部
分以外に対する情報の書き込み手段とを有することを特
徴とする画像/音声記録装置である。
【0014】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、情報の編集および複製の際に、特定値を読み
込み、特定値に対して所定の値を加算または減算する加
算または減算手段を有することを特徴とする画像/音声
記録装置である。
【0015】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、素材に対する編集および複製を行う複製編集
手段と、素材の複製および編集と同時に素材に関する情
報の複製を行う複製手段と、情報の一部を変更不可とす
る手段と、情報のうち変更不可とされた部分以外に対す
る情報の書き込み手段とを有する画像/音声記録装置を
使用して素材の蓄積を行うことを特徴とする画像/音声
蓄積装置である。
【0016】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、情報の複製の際に、特定値を読み込み、特定
値に対して所定の値を加算または減算する加算または減
算手段を有する画像/音声記録装置を使用することを特
徴とする画像/音声蓄積装置である。
【0017】上述したように、この発明は、素材の編集
および複製と同時に素材に関する情報の複製を行う複製
手段と、情報の一部を変更不可とする手段を有し、ま
た、情報の複製の際に、特定値を読み込み、特定値に対
して所定の値を加算または減算する加算または減算手段
を有しているために、素材の管理を容易に行うことがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。この発明は、画像/音声素材を記録した際
に、記録された画像/音声素材の補助的な情報として、
収録した日付時刻、収録に使用されたビデオカメラなど
の収録機器の名称などをオリジナルの素材に関する情報
として保持し、保持されたこれらの情報を変更不可とし
て保護することでオリジナルの素材の識別に利用するも
のである。
【0019】また、素材のコピーの際には、それらの情
報および複製した旨を記録し、素材管理を行い、また、
素材を順次複製や編集する際にその回数も情報として記
憶しておき、より元素材に近い素材を検索しやすくする
ものである。
【0020】なお、以下の説明において、ビデオカメラ
などで記録された直後の、編集および複製などといった
手が全く加えられていない画像/音声素材を、「オリジ
ナル素材」と称する。また、編集および複製の対象とさ
れている素材を「元素材」と称し、これと区別する。
【0021】図1は、この発明の実施の一形態による画
像/音声蓄積装置(LMS)の構成の一例を示す。この
装置全体の制御が制御部1において行われる。マイクロ
プロセッサより成るCPU2は、この制御部1の制御を
司るものである。このCPU2に接続されるメモリ3
は、CPU2が動作するうえで必要となる一時的な情報
を保持するワークメモリである。また、素材データベー
ス4は、このLMS内の素材情報を管理するためのデー
タベースであり、メモリより成る。
【0022】また、図示しないが、この制御部1および
CPU2には、LMS外部からの通信のためのインター
フェイスが設けられており、外部で作成されたデータお
よび指示などを受け取ることができる。
【0023】このLMSは、内部に画像/音声信号の再
生および収録を行うためのプレーヤを複数有する。これ
らのプレーヤには、例えば、MOディスク(Magnet Opt
icaldisk : 書き換え可能型光磁気ディスク)に対する
データの読み書きが可能なMOドライブが用いられる。
このMOドライブに挿入されたMOディスクに、画像/
音声素材が記録される。この例においては、このLMS
は、プレーヤ5a,5b,5c,5dの4台を内部に有
している。これらプレーヤ5a,5b,5c,5dは、
例えばRS−422からなるインターフェイス6a,6
b,6c,6dをそれぞれ介してCPU2と接続され
る。そして、これらプレーヤ5a〜5dは、CPU2と
の間で、後述する所定のコマンドのやり取りを行うこと
によってそれぞれ制御される。
【0024】また、このLMSには、装置の外部にある
プレーヤも接続および制御可能である。この例において
は、プレーヤ7が例えばRS−422によるインターフ
ェイス8を介してCPU2と接続される。このプレーヤ
7は、上述のプレーヤ5a〜5dと同様、CPU2との
間における所定のコマンドのやり取りにとって制御され
る。
【0025】このLMS内には、上述のMOディスクが
複数収納可能とされている。ディスク搬送機構9は、例
えばRS−422によるインターフェイス10を介して
CPU2から送られたコマンドによって制御され、これ
らMOディスクのプレーヤ5a〜5dに対する搬送、外
部から供給されたMOディスクのLMS内の所定の位置
に対する搬送、あるいは、LMS内のMOディスクの外
部への排出などの動作を行う。
【0026】入出力装置11は、キーボードやマウスな
どによる入力デバイスおよびCRTなどによる表示装置
を有しており、ユーザからのCPU2への指示、およ
び、ユーザに対するCPU2からのメッセージなどの表
示は、この入出力装置11によって行われる。この入出
力装置11は、例えばRS−232Cによるインターフ
ェイス12を介してCPU2に接続される。
【0027】外部記憶装置13は、例えばハードディス
クから成り、例えばSCSIによるインターフェイス1
4を介してCPU2と接続され、CPU2の制御により
MOディスクなどの情報が蓄積される。また、同様に、
外部記憶装置15は、例えばハードディスクから成り、
例えばSCSIによるインターフェイス16を介してC
PU2と接続され、制御される。この外部記憶装置15
には、画像/音声素材そのものが蓄積される。
【0028】なお、これら外部記憶装置13および15
は、一つのハードディスクの別の領域を使用することに
してもよい。
【0029】スイッチャ17は、接続された複数の入出
力信号の経路を切り替えるものである。この例において
は、プレーヤ5a〜5dおよびプレーヤ7の画像/音声
入力および画像/音声出力がそれぞれスイッチャ17に
接続される。また、このLMSから外部に対する画像/
音声信号がこのスイッチャ17から出力される。この例
では、画像/音声信号18および19の2チャンネルの
出力が可能とされている。なお、以下の説明において
は、画像/音声信号18が出力されるチャンネルをチャ
ンネルA、画像/音声信号19が出力されるチャンネル
をチャンネルBとする。
【0030】また、スイッチャ17は、インターフェイ
ス21を介してCPU2に接続される。このインターフ
ェイス21は、画像/音声信号をCPU2に取り込むた
めのもので、所謂ビデオキャプチャボードと称されるも
のである。
【0031】このスイッチャ17は、例えばRS−23
2Cによるインターフェイス20を介して接続されたC
PU2によって制御される。そして、CPU2によるス
イッチャ17の制御により、例えばプレーヤ5aの出力
がチャンネルAと接続され、画像/音声信号18として
外部に接続される。また例えば、プレーヤ7の出力がプ
レーヤ5bと接続され、これらプレーヤ7およびプレー
ヤ5bとの間で素材のコピーが行われる。
【0032】なお、スイッチャ17から外部に対する出
力において、画像信号および音声信号とは、物理的には
別のケーブルを使用し出力する場合があるが、1本のケ
ーブルで送出される方式もあることなどから、図1にお
いてはチャンネル毎に1本の線で示している。
【0033】また、図示しないが、このスイッチャ17
には、外部からのライン入力も接続可能とされており、
外部からこのLMSに供給された素材を受け入れること
ができる。
【0034】図2は、この発明におけるLMSの実際の
使用における構成の例を概略的に示す。LMSは、プレ
ーヤラック30に複数のプレーヤを有する。この例にお
いては、4台のプレーヤ5a〜5dを有する。ビデオカ
メラ31で収録された画像/音声は、MOディスク32
を記録媒体としてこのLMSにおいて再生などが可能と
される。この画像/音声素材が収録された、あるいは収
録のためのMOディスク32は、インプットポート33
からこのLMS内に収納され、また、アウトプットポー
ト34から外部に排出される。また、このMOディスク
32は、後述するダイレクトビン36に直接装着するこ
ともできる。
【0035】収納ビン35a,35bおよびダイレクト
ビン36は、MOディスクを収納する、いわば棚であ
り、ここにMOディスクが多数収納される。これら収納
ビン35a,35bおよびダイレクトビン36において
は、MOディスクが収納される位置は、ビン番号によっ
て示される。因みに、収納ビン35a,35bにはLM
S内部のディスク搬送機構9によってMOディスクが運
ばれ収納されるが、ダイレクトビン36には、LMS外
部から直接的にMOディスクを装着可能である。
【0036】ここで、収納ビン35a,35bにMOデ
ィスクを収納する場合には、MOディスク自身の識別を
行うディスクID(後述する)によって希望のMOディ
スクを指定可能であるが、ディスクIDが重複したMO
ディスクを同時に収納することができない。一方、ダイ
レクトビン36においては、ディスクIDの重複が許さ
れるが、MOディスクの指定は、ビン番号でのみ行われ
る。
【0037】なお、この例においては、素材の供給元が
ビデオカメラによって撮影され収録されたMOディスク
とされているが、これはこの例に限られるものではな
い。例えば、ニュースやスポーツで使用したレコーダ
(実体は、この例におけるプレーヤと同等のものであ
る)などによって収録されたディスク(あるいはビデオ
テープ)も使用可能である。また、ライン入力とは、外
部からの画像/音声信号で、例えばスタジオにおける外
部ビデオテープレコーダからの画像/音声や、放送局へ
番組を供給する供給会社からの電波を受け画像/音声信
号化したものである。
【0038】図3は、この実施の一形態において、収録
された素材に関する情報の構成の一例を示す。この情報
は、この例においては全部で19の項目から成る。この
19の項目は、大きく4つの情報部分に分けられ、第1
の情報部分は、第1項目〜第8項目から成る、機器で素
材が収録されたときのオリジナル素材に関する情報部分
で、オリジナル素材の記録開始の日時などの情報が含ま
れる。この第1の情報部分は、後にこの素材に対して複
製あるいは編集が施されても、変化しない。また、詳細
は後述するが、この第1の情報部分は、一度記録された
内容の変更が不可とされる。
【0039】この、第1の情報部分には、例えばビデオ
カメラ31で素材が収録された場合、収録した時点で情
報が記録される。この記録されるデータのうち、第1お
よび第2項目には、オリジナル素材の記録開始年月日お
よび記録開始時刻が記録される。これらの記録は、ビデ
オカメラ自体が保持している年月日および時刻の情報を
利用して行われる。なお、このビデオカメラにおける年
月日および時刻の情報は、一般的に使用されている家庭
用ホームビデオにも存在し、その原理自体は、周知であ
る。
【0040】第3項目には、オリジナル素材の記録に使
用されたオリジナル記録装置名が記録される。このオリ
ジナル記録装置名は、装置固有のものである。例えば、
ビデオカメラなどが放送局に納入された後に、装置管理
上の理由などによりこのビデオカメラに名称が付され、
ビデオカメラ自身に記憶される。そして、オリジナル素
材が記録媒体に記録される際に、このオリジナル記録装
置名が共に記録されるなどして、このLMS内に転送さ
れる。
【0041】第4項目には、実際のオリジナル素材を記
録したオリジナル記録者名が記録され、また、第5項目
には、オリジナル素材の識別のためのオリジナルIDが
記録される。これらオリジナル記録者名およびオリジナ
ルIDは、共にビデオカメラから入力可能としておくと
よい。例えば、ビデオカメラのオペレータ(撮影者)毎
が例えばIDカードを所有し、このIDカードをビデオ
カメラに装着することで撮影可能となるようにする、ま
た、ビデオカメラ自身に文字入力の機能を付加し、簡易
な操作で事前にオリジナルIDとなる素材の名称などを
カメラに記憶させておく、などの方法が考えられる。
【0042】第6項目には、サブIDが記録される。こ
のサブIDは、同一のメディアを使用し収録する際に、
素材を区別するためのものである。例えば、あるオリジ
ナルIDが付されたオリジナル素材の収録において、一
時停止(ポーズ)を繰り返して収録が行われるような場
合、収録開始時の意図およびポーズ毎の意図が異なる場
合が多い。このような場合、1回の収録においても、各
ポーズ毎で切り替わる画像が互いに識別されることが必
要とされるため、ポーズ毎にビデオカメラにおいて自動
的に番号を増加することによってサブIDが生成され
る。
【0043】例えば、オリジナルIDを「1000」と
し、サブIDは、最初このオリジナルIDと同じ「10
00」とする。そして、ポーズされる毎に、このサブI
Dに対して1加えたものが新たなサブIDとされる。ま
た、この生成されるサブID毎に、この第1項目〜第1
9項目から成る収録された画像/音声信号に関する情報
がそれぞれ生成される。
【0044】第7および第8項目には、オリジナル素材
のSOMおよびDURがそれぞれ記録される。SOM
は、Start Of Material の略であり、画像素材の記録媒
体上における開始位置を時間的に示したものである。ま
た、DURは、Durationの略で、記録/送出する時間
(素材の長さ)を表す。これらは、従来においても、ビ
デオテープにおける画像/音声の記録の場合に使用され
ていたものである。ビデオテープなどの画像/音声を記
録するような記録媒体上には、実際に収録されている画
像/音声以外に、時/分/秒/フレームより成るタイム
コードと呼ばれる情報が記録されており、それにより、
SOMなどの位置を表現できる。このタイムコードに
は、例えば、上述のSMPTEフォーマットによるタイ
ムコードが用いられる。
【0045】なお、フレームとは1秒内の画像の位置を
示すためのもので、日本や北米で使用されているNTS
Cと呼ばれる信号形態の場合、1秒間が30フレームよ
り成るためフレームでは0から29を使用し位置を指定
する。
【0046】これらDURおよびSOMは、編集の際に
これらの情報を記述し、オリジナル素材におけるSOM
およびDURと異なる値とすることで、その画像を別の
素材とすることが可能である。例えば、SOMをオリジ
ナル素材におけるSOMより1分後とし、さらに、DU
Rをオリジナル素材のDURより2分短くすることで、
この素材は、オリジナル素材と別の素材とされる。
【0047】第2の情報部分は、第9項目,第10項目
から成る。第9および第10項目には、それぞれオリジ
ナル素材に対して施された複製および編集の回数が記録
される。例えば、このLMS内に収納されているMOデ
ィスクに収録されている素材が別のMOディスクに対し
て複製され新たな素材とされた場合、この新たな素材に
関する情報における第9項目には、以前に記録されてい
た複製回数に対して1を加えた値が記録される。これ
は、第10項目の編集回数においても同様である。
【0048】第3の情報部分は、第11項目〜第16項
目から成る、このLMSのオペレータの情報を元に複製
および編集の際に書き込まれる情報部分である。第11
項目には、素材の複製あるいは編集が行われた際に新た
に付されたIDが複製編集IDとして記録される。第1
2および第13項目には、それぞれ複製あるいは編集作
業が行われ新たな素材が作成された年月日および時刻が
それぞれ記録され、第14項目には、作業を行ったオペ
レータの名前が記録される。また、第15および第16
項目には、新たに作成された素材のSOMおよびDUR
が記録される。
【0049】第4の情報部分は、第17項目〜第19項
目から成る、このLMSのオペレータの情報を元に書き
込みおよび変更される情報部分である。第17,第1
8,および第19項目には、適宜設定されたID,タイ
トル,およびコメントがそれぞれ記録される。この第4
の情報部分は、複製あるいは編集の後でも書き換え可能
とされる。
【0050】なお、以上に説明した各情報は、この例に
おいては固定の長さを持つ所謂固定長データとされる。
例えば、第2および第12項目に記録される年月日は、
図3の例に示されるように文字列で表現され、8文字
(8Byte)を占める。また、時刻,SOM,および
DURは、それぞれ11文字(11Byte)を占め
る。さらに、オリジナル記録装置名,記録者および作成
者名,タイトルが16文字(16Byte)を、コメン
トが32文字(32Byte)を占める。また、第9お
よび第10項目の複製回数および編集回数は、0から9
99までの数値を文字化したものが記録されるため、3
Byteを占める。
【0051】また、収録が行われ最初の情報が生成され
る場合は、これらの情報は初期化される。このとき、設
定できない部分については、第9および第10項目の複
製回数および編集回数において回数を「0」とする以外
は、各項目が空白文字(ブランク)で埋められる。
【0052】図4は、LMSにおける素材の複製および
編集の指示のためのプレイリストを示す。図4Aは、こ
のプレイリストが入出力装置12の表示装置上に表示さ
れた状態を示す。この表示において、画面に表示しきれ
ない部分は、マウスなどの入力デバイスで上下および左
右のスクロールバーを操作し画面の表示を移動させるこ
とによって表示させることができる。図4Aにおける実
際のデータの例を図4Bに示す。この例においては、図
4Bの最後の5項目が画面に表示されていない。
【0053】なお、この素材の複製および編集の指示の
ためのプレイリストによるLMSの動作については、後
述する。
【0054】また、このプレイリストは、この入出力装
置11上で編集可能であり、この例においては、図中
の"End","Insert","Revise","Delete","Cut","Copy","P
aste"と表記されている部分は、この編集の際に用いら
れるコマンドを指示するボタンとして機能する。例え
ば、入出力装置11において、マウスによって表示され
ているプレイリストの編集したい箇所を指定し、続いて
希望の編集機能のボタンを指示することによって、所望
の編集を実行することができる。
【0055】この図に示されるように、このプレイリス
トにおいては、各素材は、「イベント」と呼ばれる単位
で記述される。各イベントは、収録Type,開始時
刻,素材の識別のためのID,IDの補助的な情報であ
るタイトル,編集後のSOM,編集後のDUR,編集あ
るいは複製される素材(元素材)のSOM,元素材のI
D,元素材が供給される装置名、若しくは、元素材のL
MSにおけるビン番号,No,およびコメントより成
る。
【0056】図4Aおよび図4Bに示すプレイリスト
中、"No." は、各イベントに対して便宜上付される番号
である。これは例えば、CPU2において自動的に発生
される通し番号である。
【0057】次の"Type"は、そのイベントの種類を表
す。例えば、この"Type"の項目が"D"であれば、素材の
複製(Duplicate) を行うことを表す。この場合には、素
材がそのまま他の記録媒体にコピーされ、上述のSOM
およびDURの変更をすることができない。
【0058】この"Type"の項目が"E" であれば、素材の
編集(Edit)を行うことを表す。この編集では、元素材に
対して、新しく編集された素材ではSOMおよびDUR
の変更が可能とされる。また、この編集におけるIDの
設定は、上述の図3に示す第11項目の複製編集IDお
よび第17項目のIDの両方に反映されるものである。
【0059】この"Type"の項目が"C" であれば、素材の
変更(Change)を行うことを表す。この変更においては、
ID、タイトル、あるいはコメントの変更が行われるだ
けである。
【0060】また、これらの他にも、この"Type"の項目
には、特定のディスクを初期化(Initial) するための"
I" 、複製および編集のために記録媒体上の領域確保お
よび領域の消去(事前のタイムコードの記録)を行うた
めの"R"(Reserve)、従来の素材に対して追加して書き込
む"A"(Append) などがある。
【0061】"Start Time"は、実行の開始時刻を表す。
これは、元素材の供給がMOディスクなどからではな
く、このLMSに接続されるライン入力から行われる場
合でも編集が可能とされているために必要とされる項目
である。この、ライン入力から供給される素材の編集
は、実際には、収録に近いものである。
【0062】したがって、元素材の供給が本来のMOデ
ィスクから行われる場合などには、この開始時刻の指定
がブランク、すなわち無指定とされても構わないもので
ある。この場合、CPU2により機器の使用状況や編集
に要する時間などの情報に基づき、適切な時刻に編集が
行われるよう判断される。
【0063】また、この"Start Time"に開始時刻が指示
されていても、この指示された時刻が機器の使用状況や
編集に要する時間などに基づく判断により不適切とされ
た場合、入出力装置12の表示装置上にその旨表示し、
LMSのオペレータに通知する。
【0064】"Event ID"は、イベントを識別するための
IDであって、同様に、"Event Title" は、イベントに
付されたタイトルである。また、"SOM" および"DUR"
は、このイベントのSOMおよびDURを表す。
【0065】次からの項目の"Source ID","Source SO
M", および"Source Dev./Bin" は、このイベントにおい
て複製あるいは編集される元素材の情報を表す。"Sourc
e ID"は、図3における第5項目のオリジナルIDに相
当し、"Source SOM"は、第7項目のオリジナルSOMに
相当する。
【0066】また、"Source Dev./Bin" は、この元素材
が存在する場所を表す。この"Source Dev./Bin" には、
LMS内の収納ビン35a,35bおよびダイレクトビ
ン36の他に、図2における外部VTRや、図1におけ
るスイッチャ17に接続可能なライン入力などがある。
なお、その際外部VTRが元素材のID等の情報をCP
U2へ通知できない場合、プレイリストにおける"Sourc
e ID" は、無視される。
【0067】この例においては、この"Source Dev./Bi
n" は、5桁の数字/文字で表され、先頭の1桁あるい
は2桁でその元素材の存在するエリアが示される。例え
ば、先頭の1桁が"0" であれば図2における収納ビン3
5aまたは35b、"1" であればインプットポート3
3、"2" であればアウトプットポート34、"3" であれ
ば、このLMSの外部に接続されたプレーヤ7、"D" で
あればダイレクトビン36に元素材が存在することが示
され、後ろの4桁でそれぞれのポートなどの内部におけ
る位置が示される。また、先頭の2桁が"IN"であれば、
元素材が存在する場所が外部記憶装置15であることが
示される。さらに、元素材の存在する場所が外部VTR
である場合には、この"Source Dev./Bin" は、例えば"E
XTV1" と示される。
【0068】続く"No." は、上述した最初の"No." とは
異なり、"Source Dev./Bin" で指定されたメディアにお
ける元素材を指示するためのものである。元素材の指示
は、通常であればオリジナルID("Source ID" )およ
び上述したサブIDとで定まるが、同一メディア上に、
これらオリジナルIDおよびサブIDが同一の素材が存
在していても、元素材の特定が可能なように考慮したも
のである。この場合、このLMSにおいては、この元素
材特定のための"No." は、ダイレクトビン36に存在す
るメディアに対してのみ指定が有効とされる。
【0069】また、最後の項目の"Comment" には、この
イベントに対するコメントが適宜記入される。
【0070】図4Bに示される例では、ダイレクトビン
36の23番の位置に装着されている「S−PGM」と
いう元素材を、この元素材におけるSOMが30秒の位
置よりSOMを0として30秒間収録し、収録した素材
の複製編集IDとイベントIDを「PGM−002」と
し、タイトルを「BANGUMI−BBB」、コメント
を「BBB no dai 2 wa」というイベント
が指示されている。
【0071】なお、このプレイリストにおいて指定され
るIDとは、上述の図3における、第5項目のオリジナ
ルID、第11項目の複製編集ID、および第17項目
のIDを指す。これらのIDの間には優先順位が存在
し、IDが指示されていれば指示されたこのIDが、I
Dが指示されていなければ複製編集IDが、また、複製
編集IDが指示されていなければオリジナルIDが指示
されたと見做される。
【0072】したがって、例えば、IDおよび複製編集
IDが互いに異なる2つの素材が存在している状態で、
片方の素材のIDをもう一方の素材のIDと同じになる
ようにこのプレイリストにおいて指示された場合、これ
ら2つの素材の間においてIDの重複が発生してまう。
このような場合、CPU2によって入出力装置11の表
示装置上に、同一IDを持つ素材が既に存在することが
表示され、編集を中断し新IDの設定を行うか、あるい
は、IDが重複した素材のうち、古い方のメディアをア
ウトプットポート34へ排出するなどして排除する、な
どの選択をこのLMSのオペレーターに促す。
【0073】また、このIDで、MOディスク32や外
部記憶装置15における素材のファイル名が決められ
る。この素材のファイルには、素材である画像/音声そ
のものが記録されるファイルと、この素材そのものに関
する情報が記録される情報ファイルとがある。この情報
ファイルには、例えば図3に示した19項目の情報が記
録される。
【0074】これらのファイルは、同じ素材に対するフ
ァイルであるため、ファイル名が同一とされる。そこ
で、ファイル名の後ろに「.(ピリオド)」で区切られ
付された拡張子によってこれらのファイルが区別され
る。例えば、拡張子が「DAT」であれば、素材である
画像/音声そのものが記録されたファイルとされ、拡張
子が「INF」であれば、素材に関する情報が記録され
たファイルとされる。
【0075】例えば、図4Bに示すような場合には、フ
ァイル名が"Event ID"である「PGM−002」とされ
る。そして、素材そのものが「PGM−002.DA
T」に記録され、また、素材に関する情報は、「PGM
−002.INF」のファイルに記録される。また、こ
の実施の一形態によるLMSにおいては、1つの素材に
対してこれら2つのファイルが存在すると判断される。
【0076】なお、上述した"Type"の項目に示される内
容において、このプレイリスト中の他の項目の指定によ
っては、有効となる情報および無効となる情報とがあ
る。例えば、"Source SOM"は、"Type"が"D" とされ複製
が指定されたときには無効とされる。このように、入出
力装置11から無効とされる値が入力された場合、CP
U2によって入出力装置11の表示装置上に入力が不適
切である旨表示され、オペレータの確認後に適切な値に
修正が行われる。例えばこの例においては、"Source SO
M"がブランクとされる。
【0077】図5は、入出力装置11の表示装置に表示
された、素材データベース4の情報の例を示す。図5A
は、表示装置に表示された情報の例を示し、図5Bは、
実際に素材データベース4に記録されている、1素材の
情報の例を示す。上述の図4に示したプレイリストと同
様、この表示において、画面に表示しきれない部分は、
マウスなどの入力デバイスで上下および左右のスクロー
ルバーを操作し画面の表示を移動させることによって表
示させることができる。
【0078】この素材データベース4の情報は、CPU
2によって作成されるものである。図に示すように、素
材データベース4には、各素材に対して、以下に示す情
報が記録される。 素材が使用中か否かを識別する情報("Use") 素材のID("Event ID" または"ID") およびタイトル("
Event Title"または"Title") 素材のDUR("Duration")およびSOM("SOM") 素材の収録がこのLMS内で行われたかどうかを示す記
録フラグ("RecF.") 素材がこのLMS内で収録された場合、すなわち、オリ
ジナル記録装置名がこのLMSそのものである場合、そ
の収録日時("Date") 素材の存在するビン番号("Bin")
【0079】これらのうち、"Use" の内容としては、上
述した、図4のプレイリストにおけるTypeに対応
し、素材の複製を示す"D" ,編集を示す"E" ,変更を示
す"C",初期化を示す"I" ,予約を示す"R" ,および追
加を示す"A" などがあり、これらにより素材の使用状況
などの識別がなされる。
【0080】なお、IDが示す素材自体が例えば上述の
複製("D") などで使用されていなくても、そのIDの素
材を含むMOディスクが同一MOディスク内に記録され
ている別の素材の複製のために使用されている場合があ
る。そのような場合、例えば、"Use" の内容を表す各文
字の小文字である"d" ,"e" ,"c" ,"i" ,"a" が表示
され、その素材自体が使用されている状態と区別され
る。
【0081】なお、"RecF." は、"R" が記録および表示
されることで、その素材がこのLMS内作成された素材
であることを示す。
【0082】図5Bの例においては、「TENKI−
1」というIDの素材が現在複製で使用されている("Us
e"での"D")ことが示されている。そして、この素材は、
このLMS内において収録され("RecF" での"R")、収録
されたのが「1995031508:56:38:1
5」(1995年3月15日8時56分38秒15フレ
ーム)であり、素材が存在するのがビン番号345の位
置であり、さらに、ビン番号345のMOディスクの3
番目のファイルであることが示されている。
【0083】なお、図5Aにおいて、上段に表示されて
いる"Eject" ,"Search",および"Detail"のボタンは、
素材を指示しその素材をアウトプットポート34に排出
("Eject") 、特定IDの素材の検索("Search")、およ
び、素材を指示しコメントなどの詳細情報の表示("Deta
il")を行うためのものである。これは、これらのボタン
をマウスなどによって指定することによって行われる。
また、後述するが、"Rebuild" のボタンは、素材データ
ベース4および実際に装着されているメディアとの間で
情報の食い違いが生じた場合、素材データベース4の再
構築を指示するためのものである。
【0084】図6に、プレーヤ5a〜5dおよびプレー
ヤ7,ディスク搬送機構9,およびスイッチャ17とC
PU2との間でやり取りされるコマンドの例を示す。図
6Aは、CPU2から各機器に対するコマンドを示す。
また、図6Bは、CPU2に対して各機器から返される
コマンドを示す。これらのコマンドは、先頭から、ST
X,BC,CMD,各種情報(付加情報),CSといっ
た構成とされている。
【0085】先頭のSTXは、スタートオブテキストと
呼ばれる、1バイトの大きさのコマンド開始を示す区切
りであって、内容は、"0x02"の固定とされている。な
お、"0x"は、そのデータが16進で表現されていること
を意味する。次のBCは、バイトカウントと称される1
バイトのデータであり、次のCMD〜最後のCSまでの
バイト数を示す。CMDは、このコマンドの種類を示す
1バイトのデータであり、最後のCSは、チェックサム
と称され、BC〜CSの各バイトの総和の下位1バイト
に対して、加えて0となる値であって、このコマンドの
エラー訂正などに用いられる。
【0086】プレーヤに対するコマンドには、CUEU
P,PLAY,REC,SENSESTATUSなどが
ある。これらのコマンドがCPU2からプレーヤ5a〜
5dおよびプレーヤ7に対して発行され、これらプレー
ヤが制御される。CMDが"0x01"のときコマンドはCU
EUPを表し、この指示を受けたプレーヤは、指示され
た位置にヘッドを移動させる。CMDが"0x02"のときコ
マンドはPLAYを表し、CMDが"0x03"のときコマン
ドはRECを表す。これらのコマンドの指示により、プ
レーヤは、それぞれ再生,録画の動作を行う。
【0087】例えば、"0x02 02 02 0C" を希望のプレー
ヤに対して送ることで、このプレーヤにおいて再生動作
をさせることができる。この場合、CMDが"0x02"
で、CSが"0x0C"である。
【0088】これらのコマンドがCPU2から発行さ
れ、該当するプレーヤに受け取られると、このプレーヤ
からCPU2に対して、CMDが"0x04"であるACK(A
cknowledge) が返され、受信した旨が通知される。
【0089】また、CMDが"0x60"のときコマンドはS
ENSE STATUSを表し、プレーヤに対してステ
ータス情報を要求する。このSENSE STATUS
に対し、プレーヤから図6Bに示す、CMDが"0x70"の
状態通知がSENSE RETURNとして返される。
このときには、コマンド中の付加情報の領域に詳細情報
がステータスコードとして付加される。
【0090】なお、これらのプレーヤに対するコマンド
は、LMS内部に存在するプレーヤ5a〜5dおよびL
MSの外部に接続されるプレーヤ7に対し共通とされ
る。
【0091】ディスク搬送機構9に対しては、MOMO
ディスクVE,SENSE STATUS,SENSE
MEDIA DATAなどのコマンドが発行される。
CMDが"0x01"のときコマンドはMOMOディスクVE
を表し、LMS内において、MOディスクがある位置か
らある位置まで移動させられる。このMOMOディスク
VEコマンドにおいては、MOディスクの元の位置およ
び移動先の位置が各種情報の領域に付加される。このM
OMOディスクVEコマンドがディスク搬送機構9に受
け取られると、このディスク搬送機構9からCPU2に
対して、ACKが返される。
【0092】このディスク搬送機構9へのコマンドで
は、各種情報の領域に示される位置の指定方法により、
LMSのインプットポート33からあるビン(収納ビン
35a,35b、あるいはダイレクトビン36)へのM
Oディスク移動、あるビンからあるプレーヤ(プレーヤ
5a〜5d)へのMOディスク移動、あるいは、あるビ
ンからLMSのアウトプットポート34へのMOディス
ク移動(排出指示)などの指示が可能である。
【0093】その際に、位置を5桁の数字で表し、先頭
の1桁で移動先を区別することができる。例えば、先頭
の1桁が"0" なら収納ビン35aあるいは35b、"1"
ならインプットポート33、"2" ならアウトプットポー
ト34、そして"3" ならプレーヤ5a〜5dが移動先と
される。例えば"30000" なら、最初のプレーヤが移動先
とされ、図1の例では、プレーヤ5aにMOディスクが
移動される。
【0094】また、CMDが"0x60"のときコマンドはS
ENSE STATUSを表し、ディスク搬送機構9に
対してステータス情報を要求する。このSENSE S
TATUSに対し、ディスク搬送機構9から図6Bに示
す、CMDが"0x70"の状態通知がSENSE RETU
RNとして返される。このときには、コマンド中の付加
情報の領域に詳細情報が付加される。これにより、イン
プットポートにカセットが存在する旨や、アウトプット
ポートでのビデオカセットの個数などが通知される。
【0095】このSENSE RETURNによって、
インプットポート33にMOディスクが存在することが
CPU2に通知されると、ディスク搬送機構9によって
このMOディスクが指定のプレーヤ(例えば、プレーヤ
5aとする)に搬送され、装着される。そして、CPU
2からディスク搬送機構9に対してSENSE MED
IA DATAが発行される。このコマンドを受け取っ
たディスク搬送機構9によって、装着されたMOディス
ク上の情報が読み取られる。ここで読み取られる情報
は、例えば、装着されたMOディスク上に存在する素材
(ID)の数およびそれぞれの素材に対する各ID(オ
リジナルID,サブID,複製編集ID,およびID)
である。読み取られたこれらの情報は、MEDIA D
ATA RETURNとしてCPU2に通知される。
【0096】また、素材についてのより詳細な情報が必
要な場合、CPU2によってオリジナルID,サブI
D,複製編集ID,およびIDといった素材の識別情報
が指定され、さらにSENSE MEDIA DATA
コマンドが発行される。
【0097】インプットポート33からMOディスクを
移動する際には、ディスク搬送機構9によってMOディ
スクに書き込まれた、素材に関する情報が読み込まれ、
素材情報が取得される。CMDが"0x61"のときコマンド
はSENSE MEDIADATAを表し、CPU2
は、ディスク搬送機構9に対してこの取得された素材情
報を要求する。このSENSE MEDIA DATA
に対し、ディスク搬送機構9から図6Bに示す、CMD
が"0x71"のメディア情報通知が返される。このときに
は、コマンド中の付加情報の領域に、上述の取得された
素材情報が示される。
【0098】スイッチャ17に対しては、SELEC
T,SENSE STATUSなどのコマンドが発行さ
れる。CMDが"0x01"のときコマンドはSELECTを
表し、このコマンドの各種情報の領域に付加されたスイ
ッチャ17の結合状態の情報に基づき、スイッチャ17
における画像/音声信号の入出力信号の経路が指示され
る。これにより、例えば、LMSの外部に対する画像/
音声信号の出力チャンネルや、LMSの外部に接続され
たプレーヤ7や外部VTRから出力された画像/音声信
号の、プレーヤ5a〜5dに対する送出経路が制御され
る。
【0099】例えば、スイッチャ17が複数有する入出
力経路がそれぞれ16進表示されているとき、プレーヤ
5aの出力がスイッチャ17の入力"0x00"に接続され、
出力チャンネルAがスイッチャの出力"0x0A"に接続され
ている場合、このコマンドで、これら"0x00"および"0x0
A"とを接続するように指示することで、プレーヤ5aか
ら出力された画像/音声信号を、例えば画像/音声信号
18が出力されるAチャンネルに出力することができ
る。
【0100】図7は、素材の変遷に伴う素材に関する情
報の変化を示す。この図7に示される情報は、上述した
図3の情報に対応するものである。この例において
は、”NEWS CAM−1”という装置で記録された
素材がこのLMSで複製され、その後編集が行われてい
る。
【0101】図7Aは、オリジナル素材に付された情報
を示す。このオリジナル素材がこのLMSにおいて複製
されると、この複製された素材に対して図7Bに示され
るような情報が付される。ここでは、第1〜第8項目ま
での、オリジナル素材の情報を示す情報部分は、変化し
ていない。それに対して、第9項目の、オリジナル素材
に対して施された複製の回数には‘1’が書き込まれ、
第11〜第16項目の、複製および編集の際に書き込ま
れる情報部分に、複製によって得られた素材の情報が書
き込まれる。すなわち、複製によって得られた素材に対
して‘TENKI−1’という複製編集IDが付され
る。また、第16項目には、素材の長さが変化していな
いことが示されている。
【0102】この、図7Bに示される複製された素材を
元素材としてこのLMSにおいて編集が行われると、こ
の編集された素材に対する情報は、図7Cに示されるよ
うな情報とされる。すなわち、オリジナル素材の情報を
示す情報部分である第1〜第8項目は変化せず、第10
項目の、オリジナルに対して施された編集の回数には
‘1’が書き込まれる。また、第11〜第16項目に
は、複製時には元素材と同じ5分10秒14フレームの
記録時間であったが、編集により素材の長さが1分とさ
れ、複製編集IDが‘複製時のTENKI−1’から
‘TENKI−2’にされている。さらに、第17〜第
19項目に示されるように、ID,タイトル,およびコ
メントが付される。
【0103】以下に、この発明によるLMSの動作を説
明する。上述したような構成において、外部記憶装置1
3に蓄積されている素材情報は、電源投入時などに、C
PU2によって読み取られ、素材データベース4に登録
される。MOディスクがインプットポート33に装着さ
れると、ディスク搬送機構9によって装着されたこのM
Oディスクの情報が読み取られる。そして、この読み取
られた情報に基づいて、装着されたMOディスクは、C
PU2によって適切なビン番号を有するビンに移動され
る。
【0104】このとき、このMOディスクが一旦適当な
プレーヤに搬送され、そこでこのMOディスクのメディ
ア情報が取得される。そして、CPU2によって、この
MOディスクに収録されている素材のIDが既に素材デ
ータベース4に存在するIDと重複しているかどうかが
判断される。
【0105】若し、重複していれば、CPU2によって
このMOディスクをアウトプットポート34へ排出する
よう指示が出され、IDの重複が避けられる。また若
し、IDが重複していない場合は、読み込んだIDおよ
びMOディスクを格納したビン番号に基づき、その素材
の情報が素材データベース4に登録される。なお、ここ
でのIDとは、既に述べたように、ID,複製編集I
D,およびオリジナルIDにより優先順位をつけて判断
されるIDを示す。
【0106】なお、外部記憶装置13における素材情報
は、出荷時などの初期状態において素材情報無しの状態
にされている。そして、MOディスクがインプットポー
ト33に装着され、LMS内に収納される度毎に素材デ
ータベース4に対して素材情報の登録が行われる。この
素材データベース4に登録された情報は、ユーザによる
入出力装置11からのLMSの動作終了の指示の際に、
外部記憶装置13に蓄積される。
【0107】また、CPU2の制御によらずユーザがビ
ンからMOディスクを取り出した場合など、CPU2の
判断する情報、すなわち、素材データベース4に登録さ
れているMOディスク情報と実際のMOディスクのビン
への収納状態との間に食い違いが生じる可能性がある。
このような場合、入出力装置11からの指示によって、
その時点でビンに格納されているMOディスクに記録さ
れている、素材に関する情報を全て読み取り、ビンに格
納されているMOディスクの情報に強制的に合わせるこ
とが可能である。この実施の一形態においては、図5A
における"Rebuild" がこの機能を実行するコマンドに該
当し、例えばこのボタンのクリックで上述の動作を行う
ことができる。
【0108】上述したように、このLMSは、複製編集
のプレイリストに基づきその動作が制御される。プレイ
リストに示される複製編集開始時刻に対して、各機器毎
に定まる準備時間前になったら、複製編集される元素材
が再生される機器および複製編集された素材が収録され
る機器の準備が始められる。
【0109】例えば、この、元素材の供給元、すなわち
再生側の機器がLMS内部のプレーヤ5aであれば、複
製編集開始時刻(図4に示す、"Start Time")の6分前
に、機器が接続されているかどうかの判断のために、C
PU2からインターフェイス6aを介して、プレーヤ5
aに対して状態通知のコマンド(SENSE STAT
US)が発行される。このコマンドに対する応答、すな
わち、SENSE RETURNが規定時間内になけれ
ば、CPU2によって、プレーヤ5aが接続されていな
いと判断され、その旨のメッセージがインタフェース1
2を介して入出力装置11の表示装置に表示される。
【0110】これは、元素材の供給元の機器がLMS外
部に接続されたプレーヤ7であっても同様である。すな
わち、複製編集開始時刻の6分前に、CPU2からイン
ターフェイス8を介して、プレーヤ7に対して状態通知
のコマンド(SENSE STATUS)が発行され、
SENSE RETURNが規定時間内になければ、C
PU2によってプレーヤ7が接続されていないと判断さ
れ、その旨のメッセージが入出力装置11の表示装置に
表示される。
【0111】また、それと同時に、この複製編集開始時
刻の6分前には、指示された収録先の素材を含むMOデ
ィスクを、予め定まっている収録用のプレーヤ(ここで
はこれをプレーヤ5dとする)に装着するために、CP
U2からディスク搬送機構9に対してコマンドが発行さ
れる。
【0112】若し、元素材が存在し、素材データベース
4において、この元素材が収録されているMOディスク
が使用されているかどうかを示すフラグ(図5におけ
る"Use" )が調べられる。このフラグが未使用を示す値
とされている場合、プレイリストで指示されている"Typ
e"による値がこのフラグ"Use" にセットされ、プレーヤ
5aに対してこのMOディスクの装着が行われる。
【0113】一方、該当するMOディスクが素材データ
ベース4に存在しない場合や、素材データベース4の"U
se" のフラグが既に使用中を示す値とされている場合、
入出力装置11の表示装置にその旨が表示され、オペレ
ータに複製編集、あるいは収録自体のキャンセル(イベ
ントの削除)などの操作を促す。
【0114】複製編集開始時刻の15秒前になると、C
PU2から元素材の再生側機器(この場合プレーヤ5
a)および収録側プレーヤ(この場合プレーヤ5d)に
対して、指定のSOM位置への頭出しの指示(CUE
UP)が出される。
【0115】プレイリストにおける複製編集開始時刻の
3秒前、また、機器によっては複製編集開始時刻になっ
たら、CPU2から、元素材の再生側の機器(プレーヤ
5a)に対しては再生(PLAY)の指示が、また、収
録側の機器(プレーヤ5d)に対しては記録(REC)
の指示が出される。
【0116】このとき、これら再生側,収録側の機器が
ビデオテープレコーダの場合、通常、画像安定のために
動作開始時刻に対してマージンがとられ、例えば3秒ほ
ど前よりPLAYあるいはRECが開始される。それに
対して、この例に示される、プレーヤの様な磁気メディ
アの場合、このようなマージンは殆ど不用とされる。こ
の実施の一形態においては、再生側および収録側に用い
られる機器は、このような磁気メディアを想定して説明
を行う。したがって、再生および収録に対する指示は、
プレイリストで指定された、複製編集開始時刻ちょうど
に出されるものとして記述する。
【0117】複製編集開始時刻になると、CPU2から
スイッチャ17に対して、再生側のプレーヤ5aによっ
て再生された元素材の画像/音声が収録側のプレーヤ5
dに入力されるように信号経路の切り換えの指示が出さ
れる。
【0118】そして、指示された時間分収録が行われた
なら、元素材の再生側の機器であるプレーヤ5aおよび
収録側の機器であるプレーヤ5dに対して、CPU2か
ら停止の指示が出される。この指示を受けたこれらプレ
ーヤ5aおよび5dは、それぞれ再生および収録の動作
を停止する。
【0119】続いて、収録された素材に関する情報ファ
イルに、後述するように必要な情報が書き込まれ、元素
材および収録されたMOディスクとがそれぞれ元のビン
に戻され、素材データベース4におけるそれぞれのMO
ディスクに対する"Use" のフラグが未使用を示す値とさ
れる。なお、異常が発生し実際には収録されなかった場
合も、終了の予定時刻になるとこの"Use" のフラグは、
未使用を示す値とされる。
【0120】収録された素材に関する情報ファイルに
は、上述した図3および図7の例で示したような情報が
書き込まれる。その際、上述したように、図3における
第1〜第8項目に示されるオリジナル素材に関する情
報、すなわち、オリジナル記録開始日時やオリジナルI
Dなどは、元素材の情報をそのまま変更することなく書
き込まれる。また、第11〜第16項目に示される複製
編集ID、SOM、コメントなどは、複製編集や変更の
際に指定された値が書き込まれる。また、第9および1
0項目に示される複製回数および編集回数は、この複製
編集における元素材となる素材に関する情報ファイルに
示される値に対して、複製もしくは編集の操作に応じて
1を加えたものが書き込まれる。
【0121】上述したように、この素材に関する情報フ
ァイルにおいて、オリジナル素材に関する情報部分であ
る第1〜第8項目は、書き込み禁止とされ、1度記録さ
れた後の変更あるいは削除などが行えないようにされて
いる。こうすることによって、この発明の目的である、
編集あるいは複製が例え多数回行われた素材であって
も、そのオリジナル素材の判別および編集や複製の履歴
の追跡が容易に行えることが可能とされる。
【0122】このように、特定の情報に対して変更など
を禁止する方法は、いくつか考えられる。
【0123】一つの方法は、CPU2のオペレーション
システム(以下、O/Sと称する)そのものにおいて実
現する方法である。すなわち、このCPU2の動作を司
るO/Sを既存のものの流用とせず、この発明によるL
MSに適したものとする。詳しい記述は省くが、この場
合、このO/Sは、1つのファイルの中の特定の部位に
対して書き込み可/不可の設定が行えるような機能を持
つようなものである。
【0124】例えば、このO/Sは、ファイル中に存在
する各行の区切りを示す制御記号に対してそれぞれ属性
を持たせる。そして、この属性の1つとして、書き込み
可/不可を示す情報を含ませる。O/Sは、ファイルに
書き込みを行うときに一旦各行の読み込みを実行し、そ
の際この各行に付された属性を読み込み、その行に対す
る書き込み可/不可の判断を行う。この構成の場合、図
3に示す19項目から成る情報を1つの単独のファイル
で構成し、この中の第1〜第8項目に対して書き込み不
可の設定が行われる。
【0125】この方法の利点としては、1つのファイル
中に任意に書き込み可/不可の設定が行えるため、図3
に示す、書き込み可および不可とされた項目が混在した
19項目を1つのファイルで実現できることが挙げられ
る。すなわち、これら図3に示される19項目は、全体
として1つの素材に関する情報であり、したがって、1
9項目が全部揃っていないと意味を成さない。そのた
め、これらは一括して1つのファイルとして扱えた方が
管理その他の面で都合が良い。
【0126】別の方法は、既存のO/S、例えばMS−
DOSなどを用い、ファイルのアトリビュート(属性)
を設定することによって書き込み可/不可の設定を行う
方法である。このファイルに対するアトリビュートは、
ファイル毎にしか設定できないので、この方法において
は、書き込み可とされるファイルおよび書込み不可とさ
れるファイルを分ける必要がある。
【0127】例えば、この図3に示される例において
は、第1〜第8項目によって構成されるファイルおよび
その他の項目によって構成されるファイルに分けられ
る。また、第9,10項目は、複製および編集において
1加算されるという性質上、さらに別ファイルとするこ
とが望ましい。これらのファイルには、例えばMS−D
OSにおいては「.(ピリオド)」の前には同一のファ
イル名が付され、「.」の後ろに付される3文字から成
る拡張子によってそれぞれのファイルが識別可能とされ
る。そして、第1〜第8項目によって構成されるファイ
ルに対しては、アトリビュートが"R" (リードオンリ
ー)と設定される。
【0128】この方法においても既存のO/Sが利用で
きるが、1つの素材に対して複数のファイルが作成され
るため、ファイル管理の点で難点がある。
【0129】このようにして情報ファイルに書き込まれ
る情報は、書き込み不可および勝手に変更できないとさ
れているため、実際には、CPU2によって書き込まれ
る際に暗号化されて記録され、さらに情報を重複して持
ち、例えば図6に示したコマンドにおけるチェックサム
(CS)のようなエラー訂正手段を持つようにされる。
つまり、これらの情報は、CPU2でのみ読み込みおよ
び書き込みが可能とされ、ハードウェア的に異常が発生
してもCPU2によって正しい情報を判別可能とされて
いる。また、そのために、オリジナル記録開始日時など
のオリジナル素材に関する情報に対する「書き込み不
可」が保証される。
【0130】図8は、この実施の一形態における、編集
時の素材を蓄積するプレイヤの制御を行うCPU2の動
作を示すフローチャートである。
【0131】最初のステップS801において、図4に
示すプレイリストの"Start Time"で指定された複製編集
開始時刻に対して現在の時刻がその6分前から1分前ま
での範囲の間であるかどうかが判断される。若し、この
範囲のあいだにあると判断されたら、処理はステップS
802に移行し、プレイリストによって指示されたID
を有する素材が存在するMOディスクがこのLMS内に
あるかどうかの確認が行われる。
【0132】若し、指定の素材がこのLMS内に存在し
ないとされたら、プレイリスト自身の入力ミスの可能性
もあるため、次のステップS804において入出力装置
11に対してその旨を通知するエラー表示が行われる。
LMSのオペレータは、このエラー表示に基づき、必要
なMOディスクのLMSのインプットポート33に対す
る装着、あるいは、プレイリストの変更などが行われ
る。そして、処理は再びステップS801に戻る。
【0133】また、素材データベース4には存在する
が、その素材が収録されたMOディスクが例えば複
製("Use" の項目が"D" または"d" とされる)などによ
って他で使用されている場合や、素材データベース4の
情報から、そのMOディスクが初期化終了していない場
合などは、このステップS802においてはMOディス
クが存在しないものと見做され、次のステップS804
でエラー表示される。
【0134】一方、ステップS802において指定され
たMOディスクがLMS内に存在すると判断されたな
ら、処理はステップS803に移行し、素材データベー
ス4の該当するIDの情報における、MOディスクの使
用/未使用を表すフラグ("Use") が編集で使用を表す値
(この例では、"E" )とされる。続いて、ディスク搬送
機構9に対して、収録するように指定されたプレーヤに
このMOディスクを移動するようにCPU2から指示が
出される。またこのとき、このMOディスクの移動元を
示すビン番号がメモリ3に記憶される。そして、処理は
ステップS801に戻り、再び時刻が調べられる。
【0135】ステップS803からステップS801に
戻り、現在時刻が複製編集開始時刻の1分前以内になっ
たら処理はステップS805に移行する。このステップ
S805においても時刻が調べられ、複製編集開始時刻
の15秒前になったかどうかが判断される。若し、15
秒前と判断されたら、処理はステップS806に移行
し、再度素材があるかどうかが判断される。若し、ステ
ップS806において素材があると判断されたら、処理
はステップS807に移行し、プレイリストで指示され
た位置まで頭出しをするために、該当するプレーヤにC
UE UPの指示が出される。そして、処理はステップ
S801に戻り、再び時刻が調べられる。
【0136】若し、ステップS806において素材が無
いと判断されたら、処理はステップS808に移行し、
入出力装置11においてその旨表示される。そして、処
理はステップS801に戻る。
【0137】なお、このステップS806における素材
の有無の判断は、実際には上述のステップS802にお
いて同様の判断がなされているために、そこでの情報を
利用し効率よく行うことができる。
【0138】ステップS807からステップS801に
戻り、現在時刻が調べられる。ここでは、現在時刻がプ
レイリストによって指定された複製編集開始時刻になっ
たかどうかが判断される。すなわち、先のステップS8
01およびステップS805において既に時刻が開始時
刻の15秒以前になっているので、処理はステップS8
09に移行する。若し、このステップS809において
現在時刻が開始時刻になっていないと判断されたら、処
理はステップS801に戻り、再び時刻が調べられる。
【0139】一方、ステップS809において、現在時
刻がプレイリストで指定された複製編集開始時刻になっ
たと判断されたら、処理はステップS810に移行し、
再び素材があるかどうかが判断される。このように、ス
テップS810において素材があると判断されたら、処
理はステップS811に移行する。
【0140】若し、このステップS810において、素
材が無いと判断されたら処理はステップS816に移行
し、素材データベース4における該当する素材に対する
情報の、使用/未使用を示すフラグ"Use" が未使用を表
す値とされ、収録を行われること無くイベントの処理が
終了する。
【0141】ステップS811において、CPU2から
収録側プレーヤに対してREC、すなわち録画および録
音の指示が送られる。また、それと共に、プレイリスト
で指示された素材のライン入力を収録用のプレーヤの入
力に接続するように、スイッチャ17におけるクロスポ
イントの変更の指示がCPU2からスイッチャ17に対
して送られる。そして、処理は次のステップS812に
移行し、プレイリストの"Duration"の項目に示される値
によって指示された長さになるまで、素材の収録が行わ
れる。
【0142】ステップS812において、"Duration"の
項目に示される値分の収録が行われたかどうかが判断さ
れる。このときの判断は、例えば、プレイリストに示さ
れた複製編集開始時間および"Duration"とを加算した時
刻を求め、現在の時刻がその時刻になったかどうかの判
定で行う。収録が終了したと判断されたら、処理は次の
ステップS813に移行する。
【0143】このステップS813では、CPU2から
該当プレーヤに対してSTOPの指示が出され、収録動
作が停止される。そして、上述のステップS803にお
いてメモリ3に記憶されたビン番号の情報に基づき、M
Oディスクを元の位置に戻すようにディスク搬送機構9
に指示が出される。
【0144】次のステップS814で、プレイリストで
指示された、複製編集ID、ID、タイトル、コメント
などの変更項目がこの複製編集によって新たに素材が収
録されたMOディスクに書き込まれると共に、複製編集
開始時刻、オペレータのID、および変更不可とされる
オリジナルIDなども同時に書き込まれる。そして、次
のステップS815において、編集回数に1を加えたも
のがMOディスクに書き込まれ、処理は次のステップS
816に移行する。
【0145】ステップS816において、素材データベ
ース4の情報におけるMOディスクの使用/未使用を表
すフラグ"Use" を、収録で未使用を表す値に設定する。
このステップS816におけるフラグ設定の処理は、機
器の異常などにより実際には収録されなかった場合でも
おこなわれるものである。このようにして、一連のプレ
イリストによる複製編集の動作が終了する。
【0146】なお、上述のこの発明の実施の一形態の説
明においては、記録媒体をMOMOディスクとしている
が、これはこの例に限られるものではない。この発明
は、例えば、フロッピーMOディスクや、脱着可能とさ
れたハードMOディスク、あるいはICカードといっ
た、他のディジタル記録媒体を使用して画像/音声の蓄
積を行う他の画像/音声蓄積装置に対しても適用可能な
ものである。また、電子カメラといった静止画の情報の
複製を行うような機器に対しても適用可能なものであ
る。また、この実施の一形態においては、画像/音声の
集中管理のためにハードMOディスクを使用している
が、これは、ディジタル記録が可能な他の記録媒体を使
用してもよい。
【0147】また、上述の実施の一形態においては、集
中管理のための画像/音声をCPU2経由で収録および
再生を行っていたが、これは、専用のハードウェアを付
加し、その制御の下に収録および再生を行うようにして
もよい。
【0148】また、上述の実施の一形態においては、画
像を伝送する際の信号形態として、日本や北米で使用さ
れているNTSCを基に説明を行ったが、これはこの例
に限定されるものではなく、ヨーロッパで使用されてい
るPALやその他の信号形態を用いて画像を伝送するよ
うな場合に対しても適用可能である。また、NTSCで
のドロップフレームと呼ばれる形式の場合、秒あたりの
フレーム数が整数値でないことによる処理が必要となる
が、この実施の一形態においては特に述べていない。こ
れは周知の事項であり、この実施の一形態におけるその
ための変更も容易に行える。
【0149】また、上述の実施の一形態においては、オ
リジナル素材に関する情報がMOディスクに記録される
とし、この発明による画像/音声蓄積装置に対する素材
の蓄積は、収録したMOディスクを装着することで行う
としているが、これはこの例に限られるものではない。
例えば、遠隔地で収録した素材をその場で再生させると
共に、電話回線などの公衆回線を利用し、この発明によ
る画像/音声蓄積装置へ蓄積することが考えられる。そ
のような場合、この発明による画像/音声蓄積装置と遠
隔地における再生装置との間で、例えば、実際の画像/
音声の前に撮影日時の情報がある、あるいは画像/音声
の圧縮形式といったような、情報の形式が統一されてい
れば、変更不可情報を処理することは容易である。
【0150】また、上述の実施の一形態においては、I
Dなどをアルファベットで記載しているが、当然なが
ら、漢字などを含むようにしてもよい。また、この実施
の一形態において、漢字を含ませるように機能を拡張す
ることは容易に行える。さらに、プレイリストにおける
IDは、複製編集IDなのかIDそのものなのか判別し
にくいが、これらを明示的に表記するように変更するこ
とは容易である。
【0151】また、上述の実施の一形態においては、プ
レーヤでの編集をSOMそのものから開始することを想
定している。つまり、15秒のDURの素材は、15秒
間のみ記録される事になる。ビデオテープでの素材の場
合、素材の前後に本来の素材とは関係のない余計な画像
/音声の収録(「のりしろ」と称される)、さらにその
前後に画像チェック用の画像(カラーバーと称される)
の記録が行われる。これらは、放送で使用する場合、次
の素材などとの切り替えが多少遅れてもそれほど見た目
には違和感がないなどのメリットがある。本実施例をこ
れら、「のりしろ」やチェック用の画像などを共に記録
するように変更することは容易である。
【0152】また、上述の実施の一形態においては、M
Oディスクへの書き込みのために、予め初期化によりフ
ァイル名(ID)を指定しておくという方法を用いてい
る。これは、書き込み時に容量が不足するなどの現象を
少なくするためのものであるが、コンピュータでの磁気
メディアの操作でよく行われるように、書き込み時にI
Dを決定することも可能である。また、初期化でMOデ
ィスク自体に名称をつけ、その名称(ボリュームラベル
と称する)を使用してMOディスクを識別するようにし
てもよい。
【0153】また、上述の実施の一形態においては、画
像情報が記述されるファイルにおける各情報は、固定長
とされ、その長さを固定としていた。これはこの例に限
定されるものではなく、これらの情報を必要に応じて長
さを変えたり、そのものの長さを固定にしない、所謂可
変長の形式にしてもよい。さらに、この実施の一形態の
説明においては、1つの素材が複製/編集される場合を
述べたが、編集では複数の素材より新しい素材が作成さ
れることが多い。そのような場合、可変長等の形式を利
用し複数の元素材の情報を新しい素材に記録するように
してもよい。
【0154】また、上述の実施の一形態においては、複
製回数および編集回数は、それらの処理が行われた際
に、以前の値に1を加えるようにしていたが、これはこ
の例に限られるものではない。例えば、複製および編集
の際に1以外の値を加えるようにしも良い。また、予め
初期値を決めておき、この初期値に対して一定値の減算
をするようにしてもよい。この場合、予め複製や編集の
最大回数を初期値として決めておき、減少させること
で、後何回操作可能かをオペレータが知ることが可能と
なる。
【0155】また、上述の実施の一形態においては、オ
リジナル素材に関する情報は、CPU2の制御により不
可能としていた。これはこの例に限られるものではな
く、例えば、MOディスク上に1度しか書き込めない領
域を設け、そこへの書き込みを行うなどハードウェアで
実現してもよい。
【0156】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、画像/音声の素材に関する情報に対して変更不可能
な情報部分が設定されている。また、この素材に関する
情報に対して、素材に対する編集および複製といった操
作の回数が記録される。これらにより、デジタル記録方
式の画像/音声の素材の管理が非常にスムーズに行える
という効果がある。
【0157】また、これにより、オリジナル素材の検索
や素材の履歴を辿ることが容易に行えるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態によるLMSの構成の
一例を示す略線図である。
【図2】LMSの実際の使用における構成の例を示す略
線図である。
【図3】収録された素材に関する情報の構成の一例を示
す略線図である。
【図4】LMSにおける素材の複製および編集の指示の
ためのプレイリストを示す略線図である。
【図5】入出力装置に表示された、データベースの情報
の例を示す略線図である。
【図6】プレーヤ、ディスク搬送機構、およびスイッチ
ャとCPUとの間でやり取りされるコマンドの例を示す
略線図である。
【図7】素材の変遷に伴う素材に関する情報の変化を示
す略線図である。
【図8】編集時の素材を蓄積するプレーヤの制御を行う
CPUの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 CPU 4 素材データベース 5a〜5d,7 プレーヤ 9 ディスク搬送機構 11 入出力装置 33 インプットポート 34 アウトプットポート 35a,35b 収納ビン 36 ダイレクトビン
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/92 H04N 5/92 H G11B 27/02 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像/音声から成る素材を記録し、該記
    録された素材に関する情報を保持する画像/音声記録装
    置において、 上記素材に対する複製および編集を行う複製編集手段
    と、 上記複製および編集と同時に上記素材に関する情報の複
    製を行う情報複製手段と、 上記情報の一部を変更不可とする保護手段と、 上記情報のうち上記変更不可とされた部分以外に対する
    上記情報の書き込み手段とを有することを特徴とする画
    像/音声記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像/音声記録装置に
    おいて、 上記情報の複製および編集の際に、特定値を読み込み、
    該特定値に対して所定の値を加算または減算する加算ま
    たは減算手段を有することを特徴とする画像/音声記録
    装置。
  3. 【請求項3】 画像/音声から成る素材を蓄積し、該蓄
    積された素材に関する情報を保持する画像/音声蓄積装
    置において、 上記素材に対する複製および編集を行う複製編集手段
    と、 上記素材の複製および編集と同時に上記素材に関する情
    報の複製を行う複製手段と、 上記情報の一部を変更不可とする手段と、 上記情報のうち上記変更不可とされた部分以外に対する
    上記情報の書き込み手段とを有する画像/音声記録装置
    を使用して素材の蓄積を行うことを特徴とする画像/音
    声蓄積装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像/音声蓄積装置に
    おいて、 上記情報の複製の際に、特定値を読み込み、該特定値に
    対して所定の値を加算または減算する加算または減算手
    段を有する画像/音声記録装置を使用することを特徴と
    する画像/音声蓄積装置。
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