JPH096478A - 携帯型電子機器 - Google Patents

携帯型電子機器

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Publication number
JPH096478A
JPH096478A JP7150595A JP15059595A JPH096478A JP H096478 A JPH096478 A JP H096478A JP 7150595 A JP7150595 A JP 7150595A JP 15059595 A JP15059595 A JP 15059595A JP H096478 A JPH096478 A JP H096478A
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JP
Japan
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external storage
storage device
circuit
main body
detection signal
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Application number
JP7150595A
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English (en)
Inventor
Minoru Watanabe
稔 渡邊
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、回転記録媒体を内蔵したパック構造
の外部記憶装置が本体に着脱可能な携帯型電子機器に於
いて、外部記憶装置が機器本体に装着されたとき、装着
検知信号端子の装着検知信号により、分離/接続回路を
接続状態に切換える構成として、外部記憶装置がコネク
タ機構のコンタクト部を介して機器本体に確実に回路結
合された後に、コネクタ機構を介した各信号路が活性化
される。 【構成】ポータブルコンピュータ(PC本体)10にデ
ィスクパック20が装着されると、先ずポータブルコン
ピュータ(PC本体)10の入出力信号用コネクタ端子
Ta,Tb,Tcに、ディスクパック20のコネクタ端
子Da,Db,Dcが回路結合され、その後、ある時間
差をもってポータブルコンピュータ(PC本体)10の
ディスクパック装着検知信号用コネクタ端子Txに、デ
ィスクパック20のディスクパック装着検知信号用コネ
クタ端子Dxが回路結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転記録媒体を内蔵し
たパック構造の外部記憶装置が本体に着脱可能なポータ
ブルコンピュータ、ワードプロセッサ等の携帯型電子機
器に係り、特に外部記憶装置の着脱時に於けるシステム
及びデータの破壊防止策を施した携帯型電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ポータブルコンピュータ、ワード
プロセッサ等の携帯型電子機器に用いられる、回転記録
媒体を用いた、例えばハードディスクドライブ(HD
D)、フロッピィディスクドライブ(FDD)、CD−
ROM等の外部記憶装置は、機器本体に内蔵され、又は
機器本体に固定した状態で外付けされる使用形態で用い
られていた。このような使用形態に於ける外部記憶装置
は、使用中に付けたり外したりすることがなく、従って
外部記憶装置の脱着に伴うシステム及びデータの破壊防
止策について考慮する必要がない。
【0003】近年では、上記機器のより小形化、多機能
化等に伴い、上記したような外部記憶装置を、必要なと
きだけ機器に装着し、不要なときは取り外す、使用形態
が要求されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この
種、外部記憶装置は、動作中に挿抜を行なうと、データ
破壊や、システムそのものを破壊する虞が多分あり、実
用上に於いて様々な対策を講じる必要がある。
【0005】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
ポータブルコンピュータ、ワードプロセッサ等の携帯型
電子機器に於いて、回転記録媒体を用いた外部記憶装置
を機器本体に着脱可能とした際に生じる、データ破壊、
システム破壊等の種々の不都合を回避して、常に安定し
た正常な動作を維持できる携帯型電子機器を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転記録媒体
を内蔵したパック構造の外部記憶装置が本体に着脱可能
な携帯型電子機器に於いて、外部記憶装置の装着時に最
も遅いタイミングで回路接続状態となる装着検知信号端
子を備えて、外部記憶装置を本体に回路接続するコネク
タ機構と、このコネクタ機構の前記装着検知信号端子を
除く信号端子に回路接続される所定の信号路に介在され
て、前記装着検知信号端子の信号により切換制御される
分離/接続回路とを備え、外部記憶装置が装着されたと
き装着検知信号端子の装着検知信号により分離/接続回
路を接続状態に切換えることを特徴とする。
【0007】又、本発明は、回転記録媒体を内蔵したパ
ック構造の外部記憶装置が本体に着脱可能な携帯型電子
機器に於いて、外部記憶装置の抜去時に最も速いタイミ
ングで回路切離状態となる装着検知信号端子を備えて、
外部記憶装置を本体に回路接続するコネクタ機構と、こ
のコネクタ機構の前記装着検知信号端子を除く信号端子
に回路接続される所定の信号路に介在されて、前記装着
検知信号端子の信号により切換制御される分離/接続回
路とを備え、外部記憶装置が抜去されたとき、装着検知
信号端子の非装着検知信号により分離/接続回路を分離
状態に切換えて、当該回路が介在された信号路を端子間
接続の解除前に当該回路を境に分断することを特徴とす
る。
【0008】更に上記携帯型電子機器に於いて、分離/
接続回路が介在された信号路に静電気に対する電流緩衝
回路を設けたことを特徴とする。更に上記携帯型電子機
器に於いて、外部記憶装置が収納されるパック着脱用の
開口をもつ収納部を有し、当該収納部の開口近傍定位置
に、外部記憶装置のシールドカバーに電気的接触する接
地接触片を設けて、外部記憶装置が本体に回路接続され
る以前に外部記憶装置に帯電された静電気を接地接触片
を介して本体に放電することを特徴とする。
【0009】又、本発明は、回転記録媒体を内蔵したパ
ック構造の外部記憶装置が本体に着脱可能な携帯型電子
機器に於いて、外部記憶装置が収納されるパック着脱用
の開口をもつ収納部と、収納部に収納された外部記憶装
置を定位置に保持するロック機構と、ロック機構を外部
記憶装置のアクセス状態に応じてロック又はロック解除
する制御回路とを具備してなることを特徴とする。
【0010】
【作用】外部記憶装置が機器本体に装着されたとき、装
着検知信号端子の装着検知信号により、分離/接続回路
を接続状態に切換える構成としたことにより、外部記憶
装置がコネクタ機構のコンタクト部を介して機器本体に
確実に回路結合された後に、各信号路が活性化され、こ
れにより誤動作やデータ破壊等の不都合を回避して安定
した動作を確保できる。
【0011】又、外部記憶装置が抜去されたとき、装着
検知信号端子の非装着検知信号により分離/接続回路を
分離状態に切換えて、当該回路が介在された信号路を端
子間接続の解除前に当該回路を境に分断する構成とした
ことにより、外部記憶装置の抜去時に於けるコネクタ機
構のコンタクト部の接触不安定な状態での信号伝達を排
除して、誤動作やデータ破壊等の不都合を回避し安定し
た動作を確保できる。
【0012】又、上記携帯型電子機器に於いて、分離/
接続回路が介在された信号路に静電気に対する電流緩衝
回路を設けることにより、外部記憶装置の着脱時に於け
る、静電気による信号レベルの急激な変動に伴う回路素
子の破壊、データ破壊等の不都合を回避して、静電気に
強い、安定した動作を確保できる。
【0013】又、上記携帯型電子機器に於いて、外部記
憶装置が収納されるパック着脱用の開口をもつ収納部を
有し、当該収納部の開口近傍定位置に、外部記憶装置の
シールドカバーに電気的接触する接地接触片を設けて、
外部記憶装置が本体に回路接続される以前に外部記憶装
置に帯電された静電気を接地接触片を介して本体に放電
することにより、静電気が回路に回り込む以前に静電気
を排除して、静電気に強い、常に安定した動作が確保で
きる。
【0014】又、回転記録媒体を内蔵したパック構造の
外部記憶装置が本体に着脱可能な携帯型電子機器に於い
て、パック着脱用の開口をもつ収納部に収納された外部
記憶装置を定位置に保持するロック機構を有し、外部記
憶装置のアクセス状態に応じてロック機構を制御する構
成としたことにより、外部記憶装置のアクセスに於け
る、例えばヘッドの移動を伴うシーク動作中等の不用意
な脱着操作を排除して、外部記憶装置の破壊、機器内回
路破壊、データ破壊、リソース破壊等の不都合を確実に
回避することができる。
【0015】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は本発明の実施例に於ける、機器本体と外部
記憶装置とのインタフェース回路の一部の構成を示すブ
ロック図であり、図2は図1に於けるコネクタ機構のコ
ンタクト部の構造を説明するための図、図3は図2に於
けるコンタクト部の接触タイミングを説明するための図
である。
【0016】尚、ここでは、回転記録媒体を内蔵したパ
ック構造の外部記憶装置をディスクパックと称し、携帯
型電子機器としてポータブルコンピュータを例にとって
示している。
【0017】図1に於いて、10はポータブルコンピュ
ータ(PC本体)であり、20はポータブルコンピュー
タ(PC本体)10に着脱可能なディスクパックであ
る。Ta,Tb,Tc、及びTxはそれぞれポータブル
コンピュータ(PC本体)10のディスクパック接続用
コネクタ端子であり、このうちTa,Tb,Tcは入出
力信号用のコネクタ端子、Txはディスクパック装着検
知信号用のコネクタ端子である。
【0018】Da,Db,Dc、及びDxはそれぞれデ
ィスクパック20のコネクタ端子であり、このうちD
a,Db,Dcは上記ポータブルコンピュータ(PC本
体)10の入出力信号用コネクタ端子Ta,Tb,Tc
に対応して設けられる入出力信号用のコネクタ端子、D
xは上記ポータブルコンピュータ(PC本体)10のデ
ィスクパック装着検知信号用コネクタ端子Txに対応し
て設けられるディスクパック装着検知信号用のコネクタ
端子である。この例ではディスクパック装着検知信号用
のコネクタ端子Dxが接地レベルに固定されている。従
ってコネクタ端子Dxがコネクタ端子Txと回路結合さ
れた状態では、ポータブルコンピュータ(PC本体)1
0側のコネクタ端子Txが接地レベルとなる。
【0019】ここでは、上記各ディスクパック装着検知
信号用コネクタ端子Tx、Dxのコンタクト部の先端の
長さを、入出力信号用のコネクタ端子Ta,Tb,T
c、Da,Db,Dcのコンタクト部より短く構成して
いる。
【0020】このコンタクト部の構造を図2に示してい
る。このように各ディスクパック装着検知信号用コネク
タ端子Tx、Dxのコンタクト部の先端の長さを、入出
力信号用のコネクタ端子Ta,Tb,Tc、Da,D
b,Dcのコンタクト部より短くすることにより、図3
に示すように、ディスクパック20をポータブルコンピ
ュータ(PC本体)10に装着したとき、ディスクパッ
ク装着検知信号用コネクタ端子Tx、Dx相互の接触タ
イミングが入出力信号用のコネクタ端子Ta,Tb,T
c、Da,Db,Dc相互の接触タイミングより遅れ、
又、ディスクパック20をポータブルコンピュータ(P
C本体)10より抜去したとき、ディスクパック装着検
知信号用コネクタ端子Tx、Dx相互の切離(非接触と
なる)タイミングが入出力信号用のコネクタ端子Ta,
Tb,Tc、Da,Db,Dc相互の切離タイミングよ
り速くなる。図3では、ポータブルコンピュータ(PC
本体)10の装着時に於ける接触タイミングの時間差を
Dtaで表わし、ポータブルコンピュータ(PC本体)
10の抜去時に於ける接触タイミングの時間差をDtb
で表わしている。
【0021】尚、図2に於いて、コネクタ端子Tm,T
nより得られる信号TY−A,TY−Bは、装着ディス
クパックの種別判定信号であり、ディスクパック側のコ
ネクタ端子Dm,Dnの信号レベル(“L”/“H”)
の設定により、ポータブルコンピュータ(PC本体)1
0側の処理装置で、ディスクパックの種類(HDD/F
DD/CD−ROM等)、又は記憶容量等が認識可能と
なる。
【0022】又、図1に於いて、DR1 ,DR2 ,DR
3 ,DR4 はそれぞれコネクタ端子Ta,Tb,Tcの
信号路に介在された分離/接続回路であり、それぞれが
後述するディスクパック装着検知信号DSにより分離/
接続切換え制御される。尚、ここではコネクタ端子Tc
の信号路が双方向信号路であることから、当該信号路に
一対の分離/接続回路DR3 ,DR4 でなる分離/接続
回路を介挿して、方向切換え制御信号SCにより、双方
向信号路の方向切換えを行なっている。
【0023】DRx はディスクパック装着検知信号用コ
ネクタ端子Txの信号路に介在された波形整形回路であ
り、Rxは上記コネクタ端子Txの信号路に設けられた
プルアップ抵抗である。この波形整形回路DRx の出力
がディスクパック装着検知信号DSとして上記分離/接
続回路DR1 ,DR2 ,DR3 ,DR4 の切換え信号と
なる。
【0024】又、コネクタ端子Taの信号路に設けられ
たR1 は静電気に対する電流緩衝回路を構成する抵抗素
子(シリーズ抵抗)であり、ZD1 ,ZD2 はコネクタ
端子Ta,Tbの信号路に設けられた静電気の電荷を逃
がす(パスさせる)ためのツェナーダイオードである。
【0025】ここで図1乃至図3を参照して本発明の実
施例に於けるポータブルコンピュータ(PC本体)10
のディスクパック接続インタフェース部に於ける回路動
作を説明する。
【0026】ポータブルコンピュータ(PC本体)10
にディスクパック20が装着されると、先ず、ポータブ
ルコンピュータ(PC本体)10の入出力信号用コネク
タ端子Ta,Tb,Tcに、ディスクパック20のコネ
クタ端子Da,Db,Dcが回路結合され、その後、あ
る時間差をもってポータブルコンピュータ(PC本体)
10のディスクパック装着検知信号用コネクタ端子Tx
に、ディスクパック20のディスクパック装着検知信号
用コネクタ端子Dxが回路結合される。
【0027】従って、ディスクパック20をポータブル
コンピュータ(PC本体)10に装着したとき、ディス
クパック装着検知信号用コネクタ端子Tx、Dx相互の
接触タイミングが入出力信号用のコネクタ端子Ta,T
b,Tc、Da,Db,Dc相互の接触タイミングより
遅れ、図3に示すように接触タイミングに時間差Dta
が生じる。
【0028】ディスクパック装着検知信号用コネクタ端
子Tx、Dxが回路結合されると、波形整形回路DRx
の出力はロウレベル(“L”)となる。このロウレベル
(“L”)の出力が、ディスクパック装着状態を示すデ
ィスクパック装着検知信号DSとして、分離/接続回路
DR1 ,DR2 ,DR3 ,DR4 の切換え制御端子に供
給される。
【0029】分離/接続回路DR1 ,DR2 ,DR3 ,
DR4 は、ディスクパック装着状態を示すロウレベル
(“L”)のディスクパック装着検知信号DSを切換え
制御端子に受けると、入出力端の信号路を接続状態にし
当該信号路を活性化する。
【0030】この際、入出力信号用のコネクタ端子T
a,Tb,Tcと、Da,Db,Dcとは上述したよう
に既に回路結合されており、従ってディスクパック20
がコネクタ機構のコンタクト部を介してポータブルコン
ピュータ(PC本体)10に確実に回路結合された後
に、各入出力信号路が活性化されることになる。これに
より信号異常による誤動作やデータ破壊等の不都合を回
避して安定した動作が確保される。
【0031】又、上記ディスクパック20の装着時に於
いて、ディスクパック20に静電気が帯電していた場
合、コネクタ端子Taの信号路に対しては、当該信号路
に介在された抵抗素子(シリーズ抵抗)によって静電気
に対する電流緩衝回路が形成され、更にコネクタ端子T
a,Tbの信号路に対しては、当該信号路に設けられた
ツェナーダイオードZD1 ,ZD2 により静電気の電荷
が逃がされる(パスさせる)ことから、静電気による瞬
時的な異常高電位による回路素子破壊等の不都合を未然
に防止できる。
【0032】又、ディスクパック20をポータブルコン
ピュータ(PC本体)10より抜去したときは、ディス
クパック装着検知信号用コネクタ端子Tx、Dx相互の
切離(非接触となる)タイミングが入出力信号用のコネ
クタ端子Ta,Tb,Tc、Da,Db,Dc相互の切
離タイミングより速くなる。この際の接触タイミングの
時間差を図3にDtbで表わしている。
【0033】従って分離/接続回路DR1 ,DR2 ,D
R3 ,DR4 は、入出力信号用のコネクタ端子Ta,T
b,Tcと、Da,Db,Dcとが切り離される以前に
入出力端を分離し、ディスクパック20の抜去時に於け
るコネクタ機構のコンタクト部の接触不安定な状態での
信号伝達が確実に回避される。このため、ディスクパッ
ク20の抜去時に於いても、信号異常による誤動作やデ
ータ破壊等の不都合を回避でき、安定した動作を確保で
きる。
【0034】次に、図4及び図5を参照して本発明の他
の実施例を説明する。この実施例は、機械的な面からデ
ィスクパック20の着脱に伴う種々の不都合な問題点を
解消したもので、図4はポータブルコンピュータ(PC
本体)10に装着されたディスクパック20をディスク
パック20のアクセス状態に応じてロック又はロック解
除する機構を備えた構成例を示す図である。
【0035】この実施例に於いては、ディスクパック2
0が、ポータブルコンピュータ(PC本体)10に設け
られた、パック着脱用の開口をもつ収納部10Aに収納
されているとき、ディスクパック20がヘッドのシーク
動作を伴うドライブ中(例えばデータ書き込み中)であ
ると、例えば電磁ソレノイドとプランジャを用いたロッ
ク機構PMが作動して、ロック機構PMの係止片がディ
スクパック20のロック用溝部に係合し、ディスクパッ
ク20をポータブルコンピュータ(PC本体)10にロ
ックしている。従ってディスクパック20がヘッドのシ
ークを伴うドライブ中であるときは、ディスクパック2
0の抜去が不可能である。
【0036】ロック解除スイッチSWが操作されると、
その操作信号により、システム制御に割り込み(IR
T)がかかる。マイクロプロセッサMPはロック解除ス
イッチSWからの割り込み信号(IRT)を受けると、
ディスクコントローラDISK−CONT、及びディスクドライ
ブインタフェースI/Fを介してディスクパック20の
アクセス状態を調べ、ヘッドのシークを伴うドライブの
終了を待って、ロック機構PMのロックを解除する。
【0037】これにより、ロック機構PMの係止片と、
ディスクパック20のロック用溝部との係合が解かれ、
ディスクパック20が抜去可能となる。尚、この実施例
ではヘッドのシークを伴うドライブの終了を待って、ロ
ック機構PMのロックを解除する構成としているが、デ
ィスクパックのイジェクト機構を備えたパック収納機構
に於いては、マイクロプロセッサMPがロック解除スイ
ッチSWからの割り込み信号(IRT)を受けると、デ
ィスクパック20のアクセス状態を調べ、ヘッドのシー
クを伴うドライブの終了を待って、イジェクト機構を作
動し、ディスクパック20を収納部10Aの開口より排
出する構成とすることも可能である。
【0038】このような機構を設けることにより、ディ
スクパック20のシーク動作を伴うアクセス時等に於け
る不用意な脱着操作を排除して、ディスクパック20の
破壊、機器内回路の破壊、データ破壊、リソース破壊等
の不都合を確実に回避することができる。
【0039】又、図5に示す実施例は、収納部10Aの
開口近傍定位置に、ディスクパック20のシールドカバ
ーに電気的接触する接地接触片GPを設けて、ディスク
パック20がコネクタ機構を介しポータブルコンピュー
タ(PC本体)10に回路接続される以前に、ディスク
パック20に帯電された静電気を接地接触片GPを介し
てポータブルコンピュータ(PC本体)10の設置に放
電する(逃がす)構成としている。これにより静電気が
回路に回り込む以前に静電気を排除して、静電気に強
い、常に安定した動作が確保できる。
【0040】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、回
転記録媒体を内蔵したパック構造の外部記憶装置が本体
に着脱可能な携帯型電子機器に於いて、外部記憶装置が
機器本体に装着されたとき、装着検知信号端子の装着検
知信号により、分離/接続回路を接続状態に切換える構
成としたことにより、外部記憶装置がコネクタ機構のコ
ンタクト部を介して機器本体に確実に回路結合された後
に、各信号路が活性化され、これにより誤動作やデータ
破壊等の不都合を回避して安定した動作を確保できる。
【0041】又、外部記憶装置が抜去されたとき、装着
検知信号端子の非装着検知信号により分離/接続回路を
分離状態に切換えて、当該回路が介在された信号路を端
子間接続の解除前に当該回路を境に分断する構成とした
ことにより、外部記憶装置の抜去時に於けるコネクタ機
構のコンタクト部の接触不安定な状態での信号伝達を排
除して、誤動作やデータ破壊等の不都合を回避し安定し
た動作を確保できる。
【0042】又、上記携帯型電子機器に於いて、分離/
接続回路が介在された信号路に静電気に対する電流緩衝
回路を設けることにより、外部記憶装置の着脱時に於け
る、静電気による信号レベルの急激な変動に伴う回路素
子の破壊、データ破壊等の不都合を回避して、静電気に
強い、安定した動作を確保できる。
【0043】又、上記携帯型電子機器に於いて、外部記
憶装置が収納されるパック着脱用の開口をもつ収納部を
有し、当該収納部の開口近傍定位置に、外部記憶装置の
シールドカバーに電気的接触する接地接触片を設けて、
外部記憶装置が本体に回路接続される以前に外部記憶装
置に帯電された静電気を接地接触片を介して本体に放電
することにより、静電気が回路に回り込む以前に静電気
を排除して、静電気に強い、常に安定した動作が確保で
きる。
【0044】又、回転記録媒体を内蔵したパック構造の
外部記憶装置が本体に着脱可能な携帯型電子機器に於い
て、パック着脱用の開口をもつ収納部に収納された外部
記憶装置を定位置に保持するロック機構を有し、外部記
憶装置のアクセス状態に応じてロック機構を制御する構
成としたことにより、外部記憶装置のアクセスに於け
る、例えばヘッドの移動を伴うシーク動作中等の不用意
な脱着操作を排除して、外部記憶装置の破壊、機器内回
路破壊、データ破壊、リソース破壊等の不都合を確実に
回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に於ける、機器本体と外部記憶
装置とのインタフェース回路の一部の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】図1に於けるコネクタ機構のコンタクト部の構
造を説明するための図。
【図3】図2に於けるコンタクト部の接触タイミングを
説明するための図。
【図4】本発明の他の第1実施例の構成を示す図。
【図5】本発明の他の第2実施例の構成を示す図。
【符号の説明】
10…ポータブルコンピュータ(PC本体)、10A…
収納部、20…ディスクパック、Ta,Tb,Tc…入
出力信号用のコネクタ端子、Tx…ディスクパック装着
検知信号用のコネクタ端子、Da,Db,Dc…入出力
信号用のコネクタ端子、Dx…ディスクパック装着検知
信号用のコネクタ端子、DR1 ,DR2,DR3 ,DR4
…分離/接続回路、DRx …波形整形回路、R1 …電
流緩衝回路を構成する抵抗素子(シリーズ抵抗)、ZD
1 ,ZD2 …ツェナーダイオード、PM…ロック機構、
SW…ロック解除スイッチ、DISK−CONT…ディスクコン
トローラ、I/F…ディスクドライブインタフェース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 33/12 313 G06F 1/00 312W 312S C5

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転記録媒体を内蔵したパック構造の外
    部記憶装置が本体に着脱可能な携帯型電子機器に於い
    て、 外部記憶装置の装着時に最も遅いタイミングで回路接続
    状態となる装着検知信号端子を備えて、外部記憶装置を
    本体に回路接続するコネクタ機構と、 このコネクタ機構の前記装着検知信号端子を除く信号端
    子に回路接続される所定の信号路に介在されて、前記装
    着検知信号端子の信号により切換制御される分離/接続
    回路とを具備し、 外部記憶装置が装着されたとき装着検知信号端子の装着
    検知信号により分離/接続回路を接続状態に切換えるこ
    とを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 【請求項2】 回転記録媒体を内蔵したパック構造の外
    部記憶装置が本体に着脱可能な携帯型電子機器に於い
    て、 外部記憶装置の抜去時に最も速いタイミングで回路切離
    状態となる装着検知信号端子を備えて、外部記憶装置を
    本体に回路接続するコネクタ機構と、 このコネクタ機構の前記装着検知信号端子を除く信号端
    子に回路接続される所定の信号路に介在されて、前記装
    着検知信号端子の信号により切換制御される分離/接続
    回路とを具備し、 外部記憶装置が抜去されたとき、装着検知信号端子の非
    装着検知信号により分離/接続回路を分離状態に切換え
    て、当該回路が介在された信号路を端子間接続の解除前
    に当該回路を境に分断することを特徴とする携帯型電子
    機器。
  3. 【請求項3】 分離/接続回路が介在された信号路に静
    電気に対する電流緩衝回路を設けたことを特徴とする請
    求項1又は2記載の携帯型電子機器。
  4. 【請求項4】 外部記憶装置が収納されるパック着脱用
    の開口をもつ収納部を有し、当該収納部の開口近傍定位
    置に、外部記憶装置のシールドカバーに電気的接触する
    接地接触片を設けて、外部記憶装置が本体に回路接続さ
    れる以前に外部記憶装置に帯電された静電気を接地接触
    片を介して本体に放電することを特徴とする請求項1又
    は2記載の携帯型電子機器。
  5. 【請求項5】 回転記録媒体を内蔵したパック構造の外
    部記憶装置が本体に着脱可能な携帯型電子機器に於い
    て、 外部記憶装置が収納されるパック着脱用の開口をもつパ
    ック収納部と、 パック収納部に収納された外部記憶装置を定位置に保持
    するロック機構と、 ロック機構を外部記憶装置のアクセス状態に応じてロッ
    ク又はロック解除する制御回路とを具備してなることを
    特徴とする携帯型電子機器。
JP7150595A 1995-06-16 1995-06-16 携帯型電子機器 Pending JPH096478A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010160619A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Lenovo Singapore Pte Ltd 情報処理装置、そのデバイス処理方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム

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