JPH0963929A - X線露光装置およびそれを用いたx線露光方法 - Google Patents

X線露光装置およびそれを用いたx線露光方法

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JPH0963929A
JPH0963929A JP7217272A JP21727295A JPH0963929A JP H0963929 A JPH0963929 A JP H0963929A JP 7217272 A JP7217272 A JP 7217272A JP 21727295 A JP21727295 A JP 21727295A JP H0963929 A JPH0963929 A JP H0963929A
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wafer
exposure
ray
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ray mask
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JP7217272A
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Kimikichi Deguchi
公吉 出口
Toshiyuki Horiuchi
敏行 堀内
Masanori Suzuki
雅則 鈴木
Kazunari Miyoshi
一功 三好
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
    • G03F7/70858Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
    • G03F7/70866Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature of mask or workpiece
    • G03F7/70875Temperature, e.g. temperature control of masks or workpieces via control of stage temperature

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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線マスクとウエハとの間の倍率誤差の補正
方法を、簡単な機構により、経済的かつ高精度にできる
ようにする。 【解決手段】 X線マスク1の露光領域の大きさとこの
X線マスク1に対応するウエハ20に形成された下地パ
タン22の領域の大きさとの相対的な倍率誤差を検出す
る検出機構と、X線マスク1の温度を一定値に制御する
温度制御機構8と、ウエハ20の温度を一定値に制御す
る温度制御機構27と、温度制御機構8および温度制御
機構27に倍率誤差を補正する相対的な温度差を与える
温度指令機構30と、倍率誤差が許容範囲内に補正され
たウエハにX線11を照射して露光を行う露光機構とか
ら構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
に用いられるX線露光装置およびそれを用いたX線露光
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の高集積化には目
覚ましいものがある。これを支えているのは、回路パタ
ンをウエハ上に焼き付ける露光技術の進歩である。従
来、露光には、紫外線を光源とした光露光技術が用いら
れてきたが、パタンが小さくなるのに伴い、光の回折の
影響による解像性の劣化の問題がクローズアップされて
きた。これに対して軟X線を光源としたX線露光技術
は、波長が短いことから、光露光では困難な高い解像性
が得られる利点を有している。このことから、X線露光
技術は、次世代用の露光技術として期待されており、そ
の研究開発が盛んに進められている。
【0003】これまで、主に開発されてきたX線露光技
術は、X線マスクとウエハとを数十μm程度の間隙で近
接配置してX線を照射するプロキシミティ露光技術であ
る。原理的には、X線マスクパタンが1:1にウエハ上
に転写される等倍露光法を利用している。本露光技術を
実用化するための課題の一つに幾つもの露光層間での重
ね合わせ精度の向上がある。これまで重ね合わせ精度を
向上させるために幾つかのX線露光装置用アライメント
(位置合わせ)システムが開発されてきた。これらのア
ライメントシステムは、何れもX線マスクとウエハに形
成したアライメントマークとを光学的に検出する方法が
採用されている。
【0004】最近、X線マスクとウエハとのアライメン
ト精度は急激に向上している。例えば、0.03μm
(3σ)の精度のアライメントシステムも開発されてい
る。しかしながら、実際の露光では、露光すべきウエハ
に予め形成された下地パタンとX線マスクパタンとの間
に何らかの原因で倍率誤差が生じ、前述したアライメン
ト精度に係わらず、総合重ね合わせ精度は、0.1μm
より悪い値に劣化し、要求値を満足できなくなることが
多い。
【0005】前述した倍率誤差の発生原因としては、X
線マスクの製造誤差やLSI製造プロセスに伴うウエハ
の伸縮などのプロセス誤差が考えられる。従来、プロキ
シミティX線露光装置では、光露光装置のようなレンズ
光学系を使用していないために光学的な倍率調整が原理
的にできないという問題があった。このため、倍率誤差
を補正する方法として、 X線マスクパタンの製造工程で補正する方法。 露光中のX線マスクに引っ張りまたは圧縮などの外力
を加えて補正する方法。 照射X線の広がりによる転写パタン位置のシフト(ラ
ンアウト)を利用する方法。 などが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の倍率誤差の補正方法の中での方法は、X線マ
スクの作り直しを意味しており、時間的および経済的に
問題がある。また、の方法は、高精度な機構が必要で
あるため、装置が複雑で高価になる問題およびX線マス
ク面内での均一な補正が難しい問題がある。また、の
方法は、露光ギャップを変更することにより実現される
が、解像性に悪影響が及ぼすため、本手法の採用は現実
的ではない。
【0007】したがって本発明は、前述した従来の課題
を解決するためになされたものであり、その目的は、従
来のX線マスクとウエハとの間の倍率誤差の補正方法に
代わり、簡単な機構により、経済的かつ高精度に倍率誤
差が補正できるX線露光装置およびそれを用いたX線露
光方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明によるX線露光装置は、X線マスクの露
光領域の大きさとこのX線マスクに対応するウエハに形
成された下地パタンの領域の大きさとの相対的な倍率誤
差を検出する検出機構と、X線マスクの温度を一定値に
制御する第1の温度制御機構と、ウエハの温度を一定値
に制御する第2の温度制御機構と、第1の温度制御機構
および第2の温度制御機構に倍率誤差を補正する相対的
な温度差を与える温度指令機構と、倍率誤差が許容範囲
内に補正されたときにウエハにX線を照射して露光を行
う露光機構とから構成され、露光前に露光状態における
ウエハに形成された下地パタンとX線マスクパタンとの
相対的な倍率誤差を簡単で短時間かつ高精度に求めるこ
とができる。また、露光中のX線マスクおよびウエハに
温度差を与え、X線マスクとウエハとの伸縮の相対的な
差を作ることにより、倍率誤差を簡単でリアルタイムか
つ高精度に補正し、高い重ね合わせ精度で露光すること
が可能となる。
【0009】また、本発明によるX線露光方法は、前記
構成のX線露光装置を用いたX線露光方法であって、露
光平面をXY平面としたとき、XY軸方向の少なくとも
一軸方向に距離Lだけ離れた2点で該軸方向に座標の大
きい点のマークを1,小さい点のマークを2とし、ウエ
ハのウエハマークを基準にしたときのX線マスクのマス
クマークの該軸方向の位置ずれ量δL1,δL2を検出し、
該軸方向のウエハに形成された下地パタンの領域の大き
さとこれに対応するX線マスクの露光領域の大きさとの
相対的な倍率誤差(δL1−δL2)/Lを求め、初期値が
シリコンの線膨張係数である変数をσ1 としたとき、X
線マスクの温度を基準にしてウエハの温度が(δL1−δ
L2)/L・σ1 ℃だけ変わるようにX線マスクとウエハ
とに温度差を与えて再度倍率誤差を検出することを繰り
返し、この倍率誤差が許容範囲に入るまで、変数σ1
変えながら、温度差を制御し、この倍率誤差が許容範囲
内に補正された後、露光を行うようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態について詳細に説明する。図1は、本発明によるX
線露光装置の一実施形態による構成を示す断面図であ
る。図1において、1はX線マスクであり、このX線マ
スク1は、吸収体パタン2と、メンブレン3と、シリコ
ン基板4と、保持マウント5とから構成され、X線マス
クステージ6に装着されている。
【0011】また、このX線マスクステージ6には、通
常の位置合わせのための図示しない微動機構の他に気体
流7の噴出口9およびその吸入口10が装備されてお
り、気体流7の供給源および温度制御機構8が接続され
ている。気体流7は、X線マスク1の裏面に沿って流れ
るように設計されており、その温度は温度制御機構8に
より一定値に制御されている。例えば、23℃に温度設
定した清浄空気を用いた例では、約0.65μm厚さの
Ta吸収体パタン2と約2μm厚のSiNメンブレン3
とを有するX線マスク1の表面温度は、±0.2℃の精
度で温度制御が可能であった。なお、図中、Lm は照射
X線11の広がりを考慮したウエハ面上に露光されるX
線マスク1の露光領域の大きさを示している。
【0012】また、図1において、20は露光すべきウ
エハであり、このウエハ20は、シリコン基板21と、
下地パタン22と、被加工膜23と、露光用レジスト2
4とを有して構成されている。また、ウエハステージ2
5は、真空吸引型ピンチャックにてウエハ20を保持す
る機構の他に電熱線を利用したホットプレート26を有
している。このホットプレート26は、いわゆるPID
制御を用いた温度制御機構27に接続されており、ウエ
ハ20は、その温度が±0.1℃の精度で制御される。
30は前述した温度制御機構8および温度制御機構27
に相対的な温度差を与える温度指令機構である。なお、
図中、Lw は、下地パタン22の領域の大きさを示して
いる。
【0013】X線マスク1の露光領域の大きさとウエハ
20の下地パタン22との倍率誤差は、下地パタン22
を基準としたとき、(Lm−Lw)/Lw で表される。こ
の倍率誤差が正の場合は、X線マスク1の露光領域の大
きさの方がウエハ20の下地パターン22より大きいこ
とを意味する。また、このX線露光装置では、この倍率
誤差に起因する重ね合わせ誤差が許容範囲内に抑えられ
るように温度指令機構30によりウエハ20の温度がX
線マスク1の温度よりも高くなるように制御する。
【0014】次に図2に示す倍率誤差検出機構を用いて
X線マスクと下地パタンとの倍率誤差の補正原理につい
て詳細に説明する。図2において、露光領域をXY平面
とし、露光中心をXY軸の原点とする。X線マスクの露
光領域をAm とし、これに対応するウエハの下地パタン
の領域をAw とし、それぞれ一辺の長さをLm,Lwの正
方形とする。この図2では、X線マスクの露光領域Lm
>下地パタンの領域Lwの場合について説明する。倍率
誤差(Lm−Lw)/Lw を求めるために本発明によるX
線露光装置では、XY軸方向の少なくとも一軸方向、本
実施形態ではX軸方向に距離Lだけ離れた2点でアライ
メントマークの検出を行う。
【0015】ここで、X軸方向で座標の大きいマークを
マーク1とし、小さいマークをマーク2とする。それぞ
れの点でのウエハマークに対するマスクマークのX軸方
向の位置ずれ量δL1および位置ずれ量δL2を検出する。
これらの値は、ウエハマークを基準としたときのマスク
マークのずれ量を表す符号を持つベクトル量とする。本
実施形態では、アライメントマークとして回折格子マー
クを用い、光ヘテロダインマーク検出法により位置ずれ
量δL1および位置ずれ量δL2を検出した。なお、M1
2およびW1,W2は、それぞれマスクおよびウエハの
回折格子マークを意味する。
【0016】倍率誤差(Lm−Lw)/Lw は、(δL1
δL2)/Lにより求められる。本実施形態では、位置ず
れ量の差(δL1−δL2)は0.2μmであり、距離Lは
20mmとした。最初、変数σ1 の初期値としてシリコ
ンの線膨張率係数2.4×10-6(1/℃)を選択し、
X線マスクの温度を基準にしてウエハの温度を(δL1
δL2)/(L・σ1 )℃だけ変化させた。したがって温
度指令機構30によりウエハ温度を4.2℃マスク温度
よりも高くした。再度、位置ずれ量の差(δL1−δL2
を検出したところ、−0.05μmとなり、オーバー補
正となった。そこで、変数σ1 を3.0×10-6(1/
℃)に変更して温度指令機構30によりウエハの温度
を、マスク温度との差が3.3℃になるまで下げた。こ
れにより、位置ずれ量の差(δL1−δL2)は測定限界ま
で小さいことが確認されたので、露光を行った。
【0017】なお、前述した実施形態では、X軸方向の
2つの光ヘテロダインマークを用いて倍率誤差を求めた
が、これらのマークの内、1つのマークはX軸のアライ
メントマークとしても共用した。
【0018】また、前述した実施形態では、X軸方向に
距離Lだけ離れた2点でアライメントマーク検出を行
い、ウエハマークに対するマスクマークのX軸方向の位
置ずれ量δL1,位置ずれ量δL2を検出し、倍率誤差を補
正したが、Y軸方向にも同様の2点で位置ずれ量を検出
すれば、X軸方向とY軸方向との平均倍率誤差に対して
補正を行うことができる。また、X軸方向および/また
はY軸方向のそれぞれ2箇所以上で倍率誤差を測定する
ようにしてそれらの平均値に対して補正を行っても良
い。
【0019】また、前述した図1で示した実施形態で
は、X線マスクの温度制御精度がウエハの温度制御精度
より悪い値であったため、X線マスク温度を一定にして
ウエハの温度を変えることにより相対温度差を発生させ
た。しかし、X線マスクの温度制御機構8の精度や気体
流7の流量,噴出口9の方向,形状などを改良してX線
マスク温度の制御精度をウエハ温度の制御精度と同等以
上に設定して主としてマスク温度の制御によって相対温
度差を発生させても良い。
【0020】またはX線マスクとウエハとの温度を同時
に変化させながら、相対温度差を発生させても良い。可
能であれば、X線マスクの温度を中心に変化させる方
が、制御時間の観点からは有利である。これは、X線マ
スク1のメンブレン3の厚さが薄いため、熱容量が小さ
く、温度を変化させるのに要する時間が短縮できるため
である。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
露光ウエハに形成された下地パタンの領域の大きさに対
応するX線マスクの露光領域の大きさを露光状態で計測
することにより、両者間の倍率誤差が求められ、この倍
率誤差がX線マスクとウエハとに温度差を与えながら、
露光することにより、簡単に補正できるので、重ね合わ
せ精度の向上に顕著な効果が得られる。また、補正に要
する時間も従来の方法に比べて極めて小さくできる。
【0022】また、本発明によれば、ウエハの歪量がウ
エハ毎に異なっても、その場対応が可能であるので、経
済的であるとともに、歩留まりの向上に大きく貢献でき
るという極めて優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるX線露光装置の一実施形態によ
る構成を示す断面図である。
【図2】 X線マスクと下地パタンとの最大誤差の補正
の原理を説明するための図である。
【符号の説明】
1…X線マスク、2…吸収体パタン、3…メンブレン、
4…シリコン基板、5…保持マウント、6…X線マスク
ステージ、7…気体流、8…温度制御機構、9…気体流
の噴出口、10…気体流の吸入口、11…照射X線、2
0…ウエハ、21…シリコン基板、22…下地パタン、
23…被加工膜、24…露光用レジスト、25…ウエハ
ステージ、26…ホットプレート、27…温度制御機
構、30…温度指令機構、Am …X線マスクの露光領
域、Aw …下地パタンの領域、Lm …X線マスクの露光
領域のX軸方向の長さ、Lw …下地パタンの領域のX軸
方向の長さ、W1 …ウエハマーク1、W2 …ウエハマー
ク2、M1 …マスクマーク1、M2 …マスクマーク2、
L…ウエハマーク間距離、δL1…マーク1でのウエハに
対するマスクマークの位置ずれ量、δL2…マーク2での
ウエハに対するマスクマークの位置ずれ量。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/30 531E (72)発明者 三好 一功 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光用レジストを塗布したウエハとX線
    マスクとを対向配置して位置合わせした後、前記X線マ
    スクを通して前記ウエハにX線を照射して前記X線マス
    クのマスクパタンを前記露光用レジストに転写するX線
    露光装置において、 前記X線マスクの露光領域の大きさと前記X線マスクに
    対応する前記ウエハに形成された下地パタンの領域の大
    きさとの相対的な倍率誤差を検出する検出機構と、 前記X線マスクの温度を一定値に制御する第1の温度制
    御機構と、 前記ウエハの温度を一定値に制御する第2の温度制御機
    構と、 前記第1の温度制御機構および第2の温度制御機構に前
    記倍率誤差を補正する相対的な温度差を与える温度指令
    機構と、 前記倍率誤差が許容範囲内に補正されたときに前記ウエ
    ハにX線を照射して露光を行う露光機構と、を備えたこ
    とを特徴とするX線露光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のX線露光装置を用いたX
    線露光方法であって、露光平面をXY平面としたとき、
    XY軸方向の少なくとも一軸方向に距離Lだけ離れた2
    点で該軸方向に座標の大きい点のマークを1,小さい点
    のマークを2とし、前記ウエハのウエハマークを基準に
    したときの前記X線マスクのマスクマークの該軸方向の
    位置ずれ量δL1,δL2を検出し、該軸方向の前記ウエハ
    に形成された下地パタンの領域の大きさとこれに対応す
    る前記X線マスクの露光領域の大きさとの相対的な倍率
    誤差(δL1−δL2)/Lを求め、初期値がシリコンの線
    膨張係数である変数をσ1 としたとき、前記X線マスク
    の温度を基準にして前記ウエハの温度が(δL1−δL2
    /L・σ1 ℃だけ変わるように前記X線マスクと前記ウ
    エハとに温度差を与えて再度倍率誤差を検出することを
    繰り返し、この倍率誤差が許容範囲に入るまで、前記変
    数σ1 を変えながら、前記温度差を制御し、この倍率誤
    差が許容範囲内に補正された後、露光を行うことを特徴
    とするX線露光方法。
JP7217272A 1995-08-25 1995-08-25 X線露光装置およびそれを用いたx線露光方法 Pending JPH0963929A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010225140A (ja) * 2009-03-17 2010-10-07 Technology Currents Llc 意図的なエラーによるエネルギー最適化
EP2264523A2 (en) * 2000-07-16 2010-12-22 Board Of Regents, The University Of Texas System A method of forming a pattern on a substrate in imprint lithographic processes

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