JPH0962824A - 折り加工された用紙の枚数の計数方法 - Google Patents

折り加工された用紙の枚数の計数方法

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JPH0962824A
JPH0962824A JP23208095A JP23208095A JPH0962824A JP H0962824 A JPH0962824 A JP H0962824A JP 23208095 A JP23208095 A JP 23208095A JP 23208095 A JP23208095 A JP 23208095A JP H0962824 A JPH0962824 A JP H0962824A
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 折り加工された用紙の枚数を長時間にわたり
正確に計数することができ、しかも、無接触で計数する
ことができる折り加工された用紙の枚数計数の方法を提
供する。 【解決手段】 折り加工された複数の用紙を背部が同一
平面に並ぶように揃え、両側から押さえ板で押さえ、背
部の前方斜めより光を照射し、背間の凹部に影部を生じ
させ、背部を前方よりカラーテレビカメラで撮像し、カ
ラー画像信号を三原色分離回路によって、赤、緑、青の
三原色に分離し、色の強さによる多値化した色信号に変
換し、色の強さにより背間の凹部にて発生する影部と非
影部を判別し、折り加工された複数の用紙の枚数を計数
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り加工された用
紙の枚数の計数方法に関するものであり、詳しくはカタ
ログ、パンフレット、説明書等の印刷物の折り加工され
た用紙の枚数の計数方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、用紙の枚数計数機としては、折り
加工を行っていない用紙の枚数を計数するものが知られ
ているが、この計数機は用紙の角部を爪状の機具で数ミ
リめくり上げ用紙の弾性力を利用して復元する枚数を計
数するものである。このような用紙の枚数計数機を折り
加工された用紙の計数に使用すると、折り部にて用紙の
均一な弾性力が妨げられ、計数に誤差がでたり、また、
爪状の機具と用紙によって用紙上の印刷部に傷が付くこ
ともある。また、近年、精密な重量計量器を利用して用
紙の枚数を計数する方法も提案されたが、用紙の重量の
個体差や、印刷時のインク量による重量差、湿度による
吸湿による重量差、断裁時の用紙の大きさによる重量差
等によって若干の計数誤差を生じ、また薄い用紙や面積
の小さな用紙の計数の場合は計数誤差が大きくなる恐れ
がある。そのため現実には人手によって複数人で用紙の
計数を行っているが、それでも長時間の計数作業になる
と計数誤差が生じるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は長時
間にわたり正確に計数することができ、しかも無接触で
計数を行うことができる折り加工された用紙の枚数計数
方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は(1)
折り加工された複数の用紙を背部が同一平面に並ぶよう
に揃え、(2)揃えた複数の用紙を両側から押さえ板で
押さえ、(3)背部の前方斜めより光を照射して背間の
凹部に影部を生じさせ、(4)前記の両側の押さえ板
と、前記の揃えた複数の用紙の背部を前方よりカラーテ
レビカメラで、前記の凹部の影部が、前記のカラーテレ
ビカメラ信号の水平走査線と直角になるように撮像し、
(5)前記のカラーテレビカメラから得られるカラー画
像信号を三原色分離回路によって、赤、緑、青の三原色
に分離し、(6)前記の三原色に分離した信号をそれぞ
れの色の強さに対して多値化した色信号に変換し、
(7)前記の3色に対して、前記の揃えた複数の用紙と
両側の押さえ板を、前記の凹部の影部と直角方向に、押
さえ板から他方の押さえ板までの色の強さを、前記のカ
ラーテレビカメラ信号の水平走査線1本分検出し、
(8)色の強さにより背間の凹部にて発生する影部と非
影部を判別し、(9)判別された影部と非影部の個数を
個別に積算し、(10)前記の非影部の積算値を背部の
個数、影部の積算値を背間の個数とし、(11)前記の
背部の個数を折り加工された複数の用紙の枚数とし、
(12)前記の背間の個数を折り加工された複数の用紙
の境目の個数とし、用紙の境目の個数より折り加工され
た複数の用紙の枚数を計算し、(13)折り加工された
複数の用紙の枚数を背部と背間で個別に、前記の三原色
毎に計数することを特徴とする、折り加工された用紙の
枚数計数方法を要旨とするものである。
【0005】また(14)折り加工された複数の用紙を
背部が同一平面に並ぶように揃え、(15)揃えた複数
の用紙を両側から押さえ板で押さえ、(16)背部の前
方斜めより光を照射して背間の凹部に影部を生じさせ、
(17)前記の両側の押さえ板と、前記の揃えた複数の
用紙の背部を前方より白黒テレビカメラで、前記の凹部
の影部が、前記の白黒テレビカメラ信号の水平走査線と
直角になるように撮像し、(18)前記の白黒テレビカ
メラから得られる画像信号をデジタル化回路によって、
多値化した輝度信号に変換し、(19)前記の揃えた複
数の用紙と両側の押さえ板を、前記の凹部の影部と直角
方向に、押さえ板から他方の押さえ板までの輝度の高さ
を、前記の白黒テレビカメラ信号の水平走査線1本分検
出し、(20)輝度の高さにより背間の凹部にて発生す
る影部と非影部を判別し、(21)判別された影部と非
影部の個数を個別に積算し、(22)前記の非影部の積
算値を背部の個数、影部の積算値を背間の個数とし、
(23)前記の背部の個数を折り加工された複数の用紙
の枚数とし、(24)前記の背間の個数を折り加工され
た複数の用紙の境目の個数とし、用紙の境目の個数より
折り加工された複数の用紙の枚数を計算し、(25)折
り加工された複数の用紙の枚数を背部と背間で個別に計
数することを特徴とする折り加工された用紙の枚数計数
方法を要旨とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
前記目的を達成するため本発明の計数方法は、背部が同
一平面に並ぶように折り加工された用紙を揃え、揃えた
複数の用紙を両側から黒及び灰色等に塗装した押さえ板
で押さえ、揃えた背部の前方斜めから光を照射して、折
り加工された用紙の背部の形状が半円形になることを利
用し、背間の凹部に影を生じさせ、テレビカメラにて両
端の黒又は灰色等に塗装された押さえ板と揃えられた用
紙の背部を背間の凹部の影部とテレビカメラ信号の水平
走査線が直角になるように撮像する、前記テレビカメラ
がカラーテレビカメラの場合は、前記カラーテレビカメ
ラから得られた撮像データを三原色分離回路によって、
赤、緑、青の信号に分離し、3色個別に多値化した色の
強さによる信号とし、前記3色の信号を個別に揃えた用
紙の色の強さを背間の凹部の影部と直角に押さえ板から
他方の押さえ板までカラーテレビカメラ信号の水平走査
線1本分計測すると影部と非影部で色の強さの差が測定
できる、この色の強さの差を利用し、あらかじめ光のあ
たった非影部と判定できる色の強さの基準値を設定し、
前記のカラーテレビカメラ信号の水平走査線1本分の色
の強さを押さえ板から他方の押さえ板まで解析すると非
影部と判定できる設定値より高いか同じ色の強さの計測
値が連続して出現し、暫くすると非影部と判定できる色
の強さの基準値より低い計測値が連続して出現し、再度
非影部と判定できる色の強さの基準値より高いか同じ色
の強さの計測値が連続して出現することがくり返される
ことがわかる、前記の解析されたデータの中で連続して
非影部と判定できる色の強さの基準値より高いか同じ色
の強さであらわれた部分を背部1個と判定し、背部1個
の分の出現回数を揃えられた複数の折り加工された用紙
の背部の個数とし、背部の個数が揃えられた複数の折り
加工された用紙の枚数として、揃えられた複数の折り加
工された用紙の枚数の計数値とする、ただしこの場合は
両端の押さえ板は非影部の色の強さの基準値より低い色
の強さに塗装されている必要がある。
【0007】また、あらかじめ光のあたった非影部と判
定できる色の強さの基準値を設定し、前記のカラーテレ
ビカメラ信号の水平走査線1本分の色の強さを押さえ板
から他方の押さえ板まで解析すると影部と判定できる設
定値より低いか同じ色の強さの計測値が連続して出現
し、暫くすると影部と判定できる色の強さの基準値より
高い計測値が連続して出現し、再度影部と判定できる色
の強さの基準値より低いか同じ色の強さの計測値が連続
して出現することがくり返されることがわかる、前記の
解析されたデータの中で連続して影部と判定できる色の
強さの基準値より低いか同じ色の強さであらわれた部分
を背間の凹部1個と判定し、背間の凹部1個を折り加工
された用紙の境目とし、背間の凹部1個分の出現回数を
揃えられた複数の折り加工された用紙の境目の個数と
し、揃えられた複数の折り加工された用紙の境目の個数
は揃えられた複数の折り加工された用紙の枚数より1少
ないので、揃えられた複数の折り加工された用紙の境目
の個数に1加算して揃えられた複数の折り加工された用
紙の枚数の計数値とする、ただしこの場合は両端の押さ
え板は影部の色の強さの基準値より高い色の強さに塗装
されている必要がある。
【0008】また、非陰部分と陰部分の基準値の設定は
折り加工された紙の枚数、加工後の幅、光源の強さによ
り一定とする場合と、光源からの距離により非陰部分、
陰部分共に遠くなるほど低くなるような多次曲線にて表
される数式をあてはめてもよい。用紙色や紙質、用紙の
厚み、背部の印刷状態、折り加工後の大きさ、折り加工
後の厚み等の条件により、非影部基準で計測する場合と
影部基準で計数する事を使い分け、また非影部と影部の
両方で計数が可能な場合は両方式で計測された折り加工
された用紙の枚数が一致した場合にこれを計数値とする
ことでより精度も向上する。
【0009】前記の非影部、影部の色の強さによる計数
が、用紙色や紙質、用紙の厚み、背部の印刷状態、折り
加工後の大きさ、折り加工後の厚み等により困難な場合
は、前記3色の色の強さによる多値化した信号を個別
に、揃えた用紙の背部の色の強さを背間の凹部の影と直
角に、押さえ板から他方の押さえ板までカラーテレビカ
メラ信号の水平走査線1本分解析すると影部と非影部で
色の強さの差が検出でき、色の強さの測定値が非影部と
影部で上下の振幅を繰り返すことが検出でき、前後それ
ぞれ1個から5個の測定値のどれよりも高い測定値が検
出され、この測定値が振幅の山部の頂点と判定できる、
なお前後の比較対象の測定値の個数は、用紙の厚み、折
り加工後の大きさ、折り加工後の厚み等により誤判定が
ないように選択する、この振幅の山部分の頂点数を検出
し、山部分の頂点1個を非影部1個と判定し、山部分の
頂点数を非影部分の個数として積算し、非影部分1個は
折り加工された用紙の背部の1個として非影部分の個数
の積算値を揃えられた複数の折り加工された用紙の枚数
として計数する。また前記同様に色の強さの測定値を水
平走査線1本分押さえ板から他方の押さえ板まで解析す
ると前後それぞれ1個から5個の測定値のどれよりも低
い測定値が検出され、この測定値が振幅の谷部の頂点と
判定できる、なお前後の比較対象の測定値の個数は、用
紙の厚み、折り加工後の大きさ、折り加工後の厚み等に
より誤判定がないように選択する、この振幅の谷部分の
頂点数を検出し、谷部分の頂点1個を背間の影部1個と
判定し、谷部分の頂点数を影部の個数として積算し、影
部1個は折り加工された用紙の境目1個とし、揃えられ
た複数の折り加工された用紙の背部の境目の個数は揃え
られた複数の折り加工された用紙の枚数より1少ないの
で、影部の個数の積算値に1加算して揃えられた複数の
折り加工された用紙の枚数を計数する。
【0010】色や紙質、用紙の厚み、背部の印刷状態、
折り加工後の大きさ、折り加工後の厚み等の条件によ
り、振幅の山部の頂点数による計数と谷部の頂点数によ
る計数を使い分け、また山、谷の両頂点数による計数が
可能な場合は、両方式で計測された折り加工された用紙
の枚数が一致した場合にこれを計数値とすることでより
精度が向上する、また、非影部、影部による計数方式
と、振幅の頂点による方式の計数は同時に行えるので、
両方式の併用や両方式の一部づつを使用してより高精度
の計数が可能である。
【0011】また前記テレビカメラが白黒テレビカメラ
の場合は、前記白黒テレビカメラから得られた撮像デー
タをデジタル化回路によって輝度の高さによる多値化し
た信号とし、撮像範囲の輝度の高さを背間の凹部の影部
に直角に、押さえ板から他方の押さえ板まで白黒テレビ
カメラ信号の水平走査線1本分計測すると影部と非影部
で輝度の高さの差が測定できる、この輝度の高さの差を
利用し、あらかじめ光のあたった非影部と判定できる輝
度の高さの基準値を設定し、前記の白黒テレビカメラ信
号の水平走査線1本分の輝度の高さを押さえ板から他方
の押さえ板まで解析すると非影部と判定できる設定値よ
り高いか同じ輝度の高さの計測値が連続して出現し、暫
くすると非影部と判定できる輝度の高さの基準値より低
い計測値が連続して出現し、再度非影部と判定できる輝
度の高さの基準値より高いか同じ輝度の高さの計測値が
連続して出現することがくり返されることがわかる、前
記の解析されたデータの中で連続して非影部と判定でき
る輝度の高さの基準値より高いか同じ輝度の高さであら
われた部分を背部1個と判定し、背部1個分の出現回数
を揃えられた複数の折り加工された用紙の背部の個数と
し、背部の個数が揃えられた複数の折り加工された用紙
の枚数として、揃えられた複数の折り加工された用紙の
枚数の計数値とする、ただしこの場合は両端の押さえ板
は非影部の輝度の高さの基準値より低い輝度の高さに塗
装されている必要がある。
【0012】また、あらかじめ光のあたった非影部と判
定できる輝度の高さの基準値を設定し、前記の白黒テレ
ビカメラ信号の水平走査線1本分の輝度の高さを押さえ
板から他方の押さえ板まで解析すると影部と判定できる
設定値より低いか同じ輝度の高さの計測値が連続して出
現し、暫くすると影部と判定できる輝度の高さの基準値
より高い計測値が連続して出現し、再度影部と判定でき
る輝度の高さの基準値より低いか同じ輝度の高さの計測
値が連続して出現することがくり返されることがわか
る、前記の解析されたデータの中で連続して影部と判定
できる輝度の高さの基準値より低いか同じ輝度の高さで
あらわれた部分を背間の凹部1個と判定し、背間の凹部
1個を折り加工された用紙の境目とし、背間の凹部1個
分の出現回数を揃えられた複数の折り加工された用紙の
境目の個数とし、揃えられた複数の折り加工された用紙
の境目の個数は揃えられた複数の折り加工された用紙の
枚数より1少ないので、揃えられた複数の折り加工され
た用紙の境目の個数に1加算して揃えられた複数の折り
加工された用紙の枚数の計数値とする、ただしこの場合
は両端の押さえ板は影部の輝度の高さの基準値より高い
輝度の高さに塗装されている必要がある。
【0013】また、非陰部分と陰部分の基準値の設定は
折り加工された紙の枚数、加工後の幅、光源の強さによ
り一定とする場合と、光源からの距離により非陰部分、
陰部分共に遠くなるほど低くなるような多次曲線にて表
される数式をあてはめてもよい。用紙色や紙質、用紙の
厚み、背部の印刷状態、折り加工後の大きさ、折り加工
後の厚み等の条件により、非影部基準で計測する場合と
影部基準で計数する事を使い分け、また非影部と影部の
両方で計数が可能な場合は、両方式で計測された折り加
工された用紙の枚数が一致した場合にこれを計数値とす
ることでより精度も向上する。
【0014】前記の非影部、影部の輝度の高さによる計
数が、用紙色や紙質、用紙の厚み、背部の印刷状態、折
り加工後の大きさ、折り加工後の厚み等により困難な場
合は、前記の輝度の高さによる多値化した信号を個別に
撮像範囲の折り加工された用紙の背部の輝度の高さを背
間の凹部の影と直角に、押さえ板から他方の押さえ板ま
で白黒テレビカメラ信号の水平走査線1本分解析すると
影部と非影部で輝度の高さの差が検出でき、輝度の高さ
の測定値が非影部と影部で上下の振幅を繰り返すことが
検出でき、前後それぞれ1個から5個の測定値のどれよ
りも高い測定値が検出され、この測定値が振幅の山部の
頂点と判定できる、なお前後の比較対象の測定値の個数
は、用紙の厚み、折り加工後の大きさ、折り加工後の厚
み等により誤判別がないように選択する、この振幅の山
部分の頂点数を検出し、山部分の頂点1個を非影部1個
と判定し、山部分の頂点数を非影部分の個数として積算
し、非影部分1個は折り加工された用紙の背部の1個と
して非影部分の個数の積算値を揃えられた複数の折り加
工された用紙の枚数として計数する。また前記同様に輝
度の高さを水平走査線1本分押さえ板から他方の押さえ
板まで解析すると前後それぞれ1個から5個の測定値の
どれよりも低い測定値が検出され、この測定値が振幅の
谷部の頂点と判定できる、なお前後の比較対象の測定値
の個数は、用紙の厚み、折り加工後の大きさ、折り加工
後の厚み等により誤判別がないように選択する、この振
幅の谷部分の頂点数を検出し、谷部分の頂点1個を背間
の影部1個と判定し、谷部分の頂点数を影部分の個数と
して積算し、影部分1個は折り加工された用紙の境目1
個とし、揃えられた複数の折り加工された用紙の背部の
境目の個数は揃えられた複数の折り加工された用紙の枚
数より1少ないので、影部分の個数の積算値に1加算し
て揃えられた複数の折り揃えられた複数の加工された用
紙の枚数を計数する。
【0015】色や紙質、用紙の厚み、背部の印刷状態、
折り加工後の大きさ、折り加工後の厚み等の条件によ
り、振幅の山部の頂点数による計数と谷部の頂点数によ
る計数を使い分け、また山、谷の両頂点数による計数が
可能な場合は、両方式で計測された折り加工された用紙
の枚数が一致した場合にこれを計数値とすることでより
精度が向上する、また、非影部、影部による計数方式
と、振幅の頂点による方式の計数は同時に行えるので、
両方式の併用や、両方式の一部づつを使用してより高精
度の計数が可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に従えば、長時間、正確
に、無接触で、高速に折り加工された用紙の枚数を計数
することができる。
【0017】
【実施例】以下図面を参照してこの発明の一実施例につ
いて説明する。図1は折り加工された用紙の一例で、1
は二つ折りされた用紙、2は二つ折りされた用紙の背
部、背部は図のように半円形になる。図2は折り加工さ
れた複数の用紙の背が同一平面に並ぶように揃え両端を
押さえ板にて押さえ、前方斜めより照明した例で3は押
さえ板、4は影部、5は照明装置、5の照明装置により
斜めから光を照射するにで、背部と背部の間の凹部に4
の影が生じる、均一な影を生じさせるため、背を均一に
揃えて並べる必要がある。図3は機器構成を示すもの
で、押さえ板に挟まれ光を照射された折り加工された用
紙100枚の背部と両端の押さえ板を6のカラーテレビ
カメラで撮像し、7のテレビモニターで撮像状態を映
し、撮像状態、撮像領域、影の発生状態、照明の良否を
監視する、8の三原色分離回路にカラーテレビカメラの
信号を与え、9のコンピュータに三原色に分離された信
号を送り測定対象物の影部と非影部を計数し、コンピュ
ータモニターで計数結果を表示する。図4は三原色に分
離された赤色の強さを10のコンピュータのモニター画
面で11の折れ線グラフで一部を表示した例で、12は
振幅の山の頂点を示す、13は振幅の谷の頂点を示し、
12の振幅の山の頂点及び13の振幅の谷の頂点の個数
を積算して、振幅の谷の頂点は1加算して測定対象の枚
数を計数する。14は非影部の基準値を示す線でこの基
準値を上方向に越えてから下がるまでを背部1個とし、
15は背1個の連続して基準値を超えた範囲を示す、こ
の個数を積算して枚数を計数する、16は影部の基準値
を示す線でこの基準値を下方向に越えてから上がるまで
を影部1個とし17は影1個の連続して基準値を下回っ
た範囲を示す、この個数を積算して枚数を計数する。図
5は、100枚の折り加工された用紙を計数した結果を
コンピュータのモニター画面の表示を示す例であり、影
部及び下頂点(谷部の頂点)の個別の表示は補正前の計
数値を表示する、また本例の場合、設定枚数と計数結果
のすべてが一致したので、コンピュータより音を発して
計数値の一致を知らせる、18は赤色信号の非影部計数
の計数結果、19は赤色信号の影部計数の計数結果、2
0は緑色信号の非影部計数の計数結果、21は緑色信号
の影部計数の計数結果、22は青色信号の非影部計数の
計数結果、23は青色信号の影部計数の計数結果、24
は赤色信号の振幅の山の頂点計数の計数結果、25は赤
色信号の振幅の谷の頂点計数の計数結果、26は赤色信
号の振幅の山の頂点計数の計数結果、27は緑色信号の
振幅の谷の頂点計数の計数結果、28は青色信号の振幅
の山の頂点計数の計数結果、29は青色信号の振幅の谷
の頂点計数結果である。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上説明したように計数対象の
折り加工された複数の用紙を撮像装置前に背部が同一平
面になるように揃え並べるだけで計数することができる
ので、従来のように複数の人手により計数するよりも早
く、しかも長時間にわたり正確な計数ができ、しかも用
紙の印刷面に傷がつかないという効果がある。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】測定対象一例の二つ折り加工された用紙の折り
状態を示す図である。
【図2】測定対象の設置、照明の例の図である。
【図3】実施例の機器構成図である。
【図4】実施例におけるのコンピューターモニターテレ
ビ上の計数の一部表示の画面例である。
【図5】実施例におけるのコンピューターモニターテレ
ビ上の計測結果例示の画面である。
【符号の説明】
1 二つ折り加工された用紙 2 二つ折り加工された用紙の背 3 押さえ板 4 影部 5 照明装置 6 カラーテレビカメラ 7 テレビモニター 8 三原色分離回路 9 コンピューター 10 コンピュータのモニター 11 折れ線グラフ 12 振幅の山の頂点 13 振幅の谷の頂点 14 非影部の基準値を示す線 15 背部1個の範囲 16 影部の基準値を示す線 17 影部1個の範囲

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)折り加工された複数の用紙を背部
    が同一平面に並ぶように揃え、(2)揃えた複数の用紙
    を両側から押さえ板で押さえ、(3)背部の前方斜めよ
    り光を照射して背間の凹部に影部を生じさせ、(4)前
    記の両側の押さえ板と、前記の揃えた複数の用紙の背部
    を前方よりカラーテレビカメラで、前記の凹部の影部
    が、前記のカラーテレビカメラ信号の水平走査線と直角
    になるように撮像し、(5)前記のカラーテレビカメラ
    から得られるカラー画像信号を三原色分離回路によっ
    て、赤、緑、青の三原色に分離し、(6)前記の三原色
    に分離した信号をそれぞれの色の強さに対して多値化し
    た色信号に変換し、(7)前記の3色に対して、前記の
    揃えた複数の用紙と両側の押さえ板を、前記の凹部の影
    部と直角方向に、押さえ板から他方の押さえ板までの色
    の強さを、前記のカラーテレビカメラ信号の水平走査線
    1本分検出し、(8)色の強さにより背間の凹部にて発
    生する影部と非影部を判別し、(9)判別された影部と
    非影部の個数を個別に積算し、(10)前記の非影部の
    積算値を背部の個数、影部の積算値を背間の個数とし、
    (11)前記の背部の個数を折り加工された複数の用紙
    の枚数とし、(12)前記の背間の個数を折り加工され
    た複数の用紙の境目の個数とし、用紙の境目の個数より
    折り加工された複数の用紙の枚数を計算し、(13)折
    り加工された複数の用紙の枚数を背部と背間で個別に、
    前記の三原色毎に計数することを特徴とする、折り加工
    された用紙の枚数計数方法
  2. 【請求項2】 (1)折り加工された複数の用紙を背部
    が同一平面に並ぶように揃え、(2)揃えた複数の用紙
    を両側から押さえ板で押さえ、(3)背部の前方斜めよ
    り光を照射して背間の凹部に影部を生じさせ、(4)前
    記の両側の押さえ板と、前記の揃えた複数の用紙の背部
    を前方より白黒テレビカメラで、前記の凹部の影部が、
    前記の白黒テレビカメラ信号の水平走査線と直角になる
    ように撮像し、(5)前記の白黒テレビカメラから得ら
    れる画像信号をデジタル化回路によって、多値化した輝
    度信号に変換し、(6)前記の揃えた複数の用紙と両側
    の押さえ板を、前記の凹部の影部と直角方向に、押さえ
    板から他方の押さえ板までの輝度の高さを、前記の白黒
    テレビカメラ信号の水平走査線1本分検出し、(7)輝
    度の高さにより背間の凹部にて発生する影部と非影部を
    判別し、(8)判別された影部と非影部の個数を個別に
    積算し、(9)前記の非影部の積算値を背部の個数、影
    部の積算値を背間の個数とし、(10)前記の背部の個
    数を折り加工された複数の用紙の枚数とし、(11)前
    記の背間の個数を折り加工された複数の用紙の境目の個
    数とし、用紙の境目の個数より折り加工された複数の用
    紙の枚数を計算し、(12)折り加工された複数の用紙
    の枚数を背部と背間で個別に計数することを特徴とする
    折り加工された用紙の枚数計数方法。
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