JPH0962807A - 非接触型icカードおよびそのアダプター - Google Patents

非接触型icカードおよびそのアダプター

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JPH0962807A
JPH0962807A JP7220454A JP22045495A JPH0962807A JP H0962807 A JPH0962807 A JP H0962807A JP 7220454 A JP7220454 A JP 7220454A JP 22045495 A JP22045495 A JP 22045495A JP H0962807 A JPH0962807 A JP H0962807A
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JP
Japan
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card
contact type
terminal
adapter
interface
Prior art date
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Application number
JP7220454A
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English (en)
Inventor
Hideyo Yoshida
英世 吉田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機能および仕様の変更を簡便にしかも低コス
トで行うことができる非接触型ICカードを提供する。 【構成】 非接触型ICカード1は、アンテナ20およ
び外部端子21を備えたインタフェースカード2と、外
部端子41およびICチップ42を備えたICカード本
体4とを、ガイド部31,32に沿ってアダプター3に
着脱自在に装着して構成される。コネクタ部33は、外
部端子21と外部端子41とを電気的に接続する役割を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接触型ICカードおよ
びそれに用いられるアダプターに関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードは、カード基材内に集積回路
(IC)が埋め込まれ、磁気カードに比べて大きな記憶
容量を持ち、データの書換えおよび消去の回数にも制限
が無いことから、磁気カードに変わる情報記録カードと
して、幅広い用途での実用化が望まれている。
【0003】このようなICカードは、外部装置とデー
タの送受信を行うデータ送受信部の形態に応じて、接触
型ICカードと非接触型ICカードとに大別することが
できる。接触型ICカードでは、データ送受信部とし
て、外部装置の入出力端子に直接接続される接触方式の
外部接続端子が設けてある。一方、非接触型ICカード
では、データ送受信部として、外部装置との間で非接触
方式でデータの送受信を行う非接触型のデータ送受信部
が設けてある。
【0004】近年、ICカード内のIC回路の駆動電力
が電磁誘導で供給され、バッテリを内蔵しない非接触型
ICカードの需要が高くなっている。従来の非接触型I
Cカードでは、データ送受信部は、カード基材に一体的
に組み込まれている。また、データ送受信部は、外部装
置から受信した電磁波信号をIC回路が認識できるディ
ジタル信号に変換したり、IC回路のディジタル信号を
電磁波信号に変換する機能のみを有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の非接触型ICカードでは、データ送受信部がカ
ード基材に一体的に組み込まれていることから、データ
送受信部における交信機能や仕様を変更する場合には、
非接触型ICカード全体を新たに設計する必要がある。
そのため、当該変更に手間がかかると共に費用が高くな
るという問題がある。
【0006】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされ、例えばデータ送受信部の機能および仕様の変
更を簡便にしかも低コストで行うことができる非接触型
ICカードおよびそのアダプターを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
非接触型ICカードは、少なくとも非接触方式でデータ
の送受信を行うアンテナと接触方式の第1の端子とを備
えたインタフェースカードと、IC回路と接触方式の第
2の端子とを備えたICカードと、前記第1の端子と前
記第2の端子とを電気的に接続させるように、前記イン
タフェースカードと前記ICカードとを着脱自在に装着
するアダプターとを有する。
【0008】また、本発明の非接触型ICカードは、好
ましくは、前記アダプターは、前記インタフェースカー
ドおよび前記ICカードの装着をガイドするガイド手段
を有する。また、本発明のアダプターは、少なくとも非
接触方式でデータの送受信を行うアンテナと接触方式の
第1の端子とを備えたインタフェースカードと、IC回
路と接触方式の第2の端子とを備えたICカードとを、
前記第1の端子と前記第2の端子とを電気的に接続させ
るように、着脱自在に装着可能である。
【0009】さらに、本発明のアダプターは、好ましく
は、前記インタフェースカードおよび前記ICカードの
装着をガイドするガイド手段をさらに有する。
【0010】
【作用】本発明の非接触型ICカードおよびそのアダプ
ターでは、例えば、インタフェースカードの機能を変更
する場合に、非接触型ICカードからインタフェースカ
ードのみを取り外し、所望の機能を備えた新たなインタ
フェースカードをガイド手段に沿って非接触型ICカー
ドに装着すればよい。また、ICカードの機能を変更す
る場合にも、同様に、以前のICカードを取り外し、代
わりに、所望の機能を備えた新たなICカードを装着す
ればよい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例に係わる非接触型IC
カードについて説明する。図1は本発明の実施例に係わ
る非接触型ICカード1の分解斜視図である。先ず、非
接触型ICカード1の全体構成について説明する。
【0012】図1に示すように、非接触型ICカード1
は、インタフェースカード2、アダプター3およびIC
カード本体4で構成される。インタフェースカード2
は、平板形状をしており、表面の所定の位置に、アンテ
ナ20および外部端子21が形成してある。また、イン
タフェースカード2には、図示しないインタフェースI
Cが搭載してある。インタフェースカード2の厚みは、
例えば0.76mm程度である。アンテナ20はインタ
フェースカード2の表面のみならず、両面に形成しても
よい。尚、アンテナは、使用する周波数帯により、例え
ばプリントコイル(巻線コイル)あるいは平面アンテナ
を選択する。
【0013】アダプター3は、平板形状の基体30の両
端にストライプ状に形成されたガイド部31,32と、
基体30の表面に形成されたコネクタ部33とを有す
る。コネクタ部33は、インタフェースカード2の外部
端子21とICカード本体4の外部端子41とを電気的
に接続する役割を果たす。ガイド部31,32は、アダ
プター3に対するインタフェースカード2およびICカ
ード本体4の装着をガイドすると共に、装着後に、イン
タフェースカード2およびICカード本体4の端部を基
体30の表面に向かって押圧する。アダプター3の厚み
は例えば3〜4mm程度である。
【0014】ICカード本体4は、平板形状をしてお
り、端子付きのICチップ42が搭載してあると共に、
基体40の表面の所定の位置に外部端子41が形成して
ある。ICカード本体4の厚みは、例えば0.76mm
程度である。外部端子21,41は、ICチップ42の
端子に対応した電源端子Vcc、クロック端子CLK、
リセット端子RST、入力出力端子I/O、グラウンド
端子GNDを含む8本の端子を2×4のマトリクス状に
配置して構成される。
【0015】また、コネクタ部33も、外部端子21,
41を構成する8本の端子のそれぞれに対応して8本の
コネクタを備えている。上述した図1に示す非接触型I
Cカード1では、ガイド部31,32に沿って、インタ
フェースカード2およびICカード本体4をアダプター
3に装着することで、装着時において、外部端子21,
41とコネクタ部33との位置合わせを容易にしかも正
確に行うことができる。また、非接触型ICカード1に
曲げ力が加わった場合でも、外部端子21,41とコネ
クタ部33との位置合わせがずれることを抑制できる。
また、基体30の両端側においてのみ、ガイド部31,
32を設けたことで、非接触型ICカード1の厚みが全
体的に大きくなることを抑制できる。
【0016】また、上述した非接触型ICカード1で
は、インタフェースカード2とアダプター3とICカー
ド本体4とを着脱自在に組み合わせて構成されることか
ら、例えば、機能および仕様の変更が必要になった場合
に、インタフェースカード2およびICカード本体4を
単独で交換することができ、当該変更に伴う作業が簡単
になると共に、一部のみの交換で済むため、当該変更に
伴う価格コストを低減できる。
【0017】さらに、上述した非接触型ICカード1で
は、端子付きのICチップ42を用いていることから、
端子付きICチップについての既存のアプリケーション
を利用することができる。次に、非接触型ICカード1
と外部装置との間におけるデータの送受信について説明
する。
【0018】図2は、非接触型ICカード1と外部装置
との間におけるデータの送受信について説明するための
図である。非接触型ICカード1では、図2に示すよう
に、外部装置からデータを受信する際に、外部装置から
のデータがインタフェースカード2のアンテナ20を介
して非接触方式でインタフェースIC22に入力され
る。インタフェースIC22に入力されたデータは、外
部端子21、コネクタ部33および外部端子41を順に
介して、ICカード本体4のICチップ42に出力され
る。また、非接触型ICカード1では、外部装置にデー
タを送信する際に、ICチップ42からのデータが、外
部端子41、コネクタ部33および外部端子21を順に
介して、インタフェースカード2のインタフェースIC
22に出力される。そして、インタフェースIC22か
らデータがアンテナ20を介して外部装置に非接触方式
で送信される。
【0019】上述したように、非接触型ICカード1で
は、インタフェースカード2にインタフェースIC22
を設けたことで、独自の機能を備えることが可能であ
り、例えばICカード本体4からのコマンドに対して所
定の応答をさせることができると共に、データの暗号化
やデータ認識などを行うSAM(Security Aucenticate
Module)としての機能を持たすことができる。
【0020】また、非接触型ICカード1では、非接触
型ICカード1と外部装置との間のデータ送受信は非接
触方式で行われることから、接触方式で行う場合に比べ
て、データ送受信に伴う機械的接触が無いため、耐静電
気、耐漏れ、耐振性に優れ、カードの寿命の向上とメン
テナンスフリーを達成できる。
【0021】次に、非接触型ICカード1におけるイン
タフェースカード2とICカード本体4との接続構成に
ついて説明する。図3は、非接触型ICカード1の断面
図である。図3に示すように、インタフェースカード2
およびICカード本体4をアダプター3に装着した状態
では、基体30の表面にインタフェースカード2および
ICカード本体4が順に置かれている。このとき、コネ
クタピン34a1,34a2で構成されるコネクタ34
aにおいて、コネクタピン34a1がインタフェースカ
ード2の外部端子21の対応する端子と接続され、コネ
クタピン34a2がICカード本体4の外部端子41の
対応する端子と接続される。このとき、コネクタピン3
4a1とコネクタピン34a2とはA点で接合され、イ
ンタフェースカード2の端子とICカード本体4の端子
とが電気的に接続される。
【0022】コネクタ34aの図中右側には、コネクタ
ピン34b1,34b2で構成されるコネクタ34bが
設けてある。図3における紙面垂直方向には、コネクタ
34a,34bに対応する位置に、コネクタ34a,3
4bを含めて8個のコネクタが2×4のマトリクス状に
設けてある。
【0023】非接触型ICカード1では、上述したよう
な構成のコネクタ34a,34bを用いたことで、アダ
プター3の厚みを増大させることなく、インタフェース
カード2の外部端子21とICカード本体4の外部端子
21とを安定した状態で接続することができる。
【0024】本発明は上述した実施例には限定されな
い。例えば、上述した実施例では、図3に示すように、
インタフェースカード2の上にICカード本体4を重ね
てアダプター3に装着する場合について例示したが、本
発明は、ICカード本体4の上にインタフェースカード
2を重ねてアダプター3に装着する構成にしてもよい。
また、インタフェースカード2は、少なくとも送信機能
を備えていれば、必ずしも図2に示すようにインタフェ
ースIC22を備えている必要はない。また、上述した
実施例では、図1に示すように基体30の両側にのみガ
イド部31,32を設ける場合について例示したが、本
発明は、ガイド部を基体30の表面全面を覆うような形
状にしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の非接触型
ICカードおよびアダプターによれば、例えば、機能お
よび仕様の変更が必要になった場合に、インタフェース
カードおよびICカード本体の少なくとも一つを単独で
交換することができ、当該変更に伴う作業が簡単になる
と共に、一部のみの交換で済むため、当該変更に伴う価
格コストを低減できる。
【0026】また、本発明の非接触型ICカードおよび
アダプターによれば、ガイド手段を設けたことで、イン
タフェースカードおよびICカードの装着を簡便にしか
も正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる非接触型ICカードの
分解斜視図である。
【図2】図1に示す非接触型ICカードと外部装置との
間におけるデータの送受信について説明するための図で
ある。
【図3】図1に示す非接触型ICカードの断面図であ
る。
【符号の説明】
1… 非接触型ICカード 2… インタフェースカード 20… アンテナ 21… 外部端子 3… アダプター 30… 基体 31,32… ガイド部 33… コネクタ部 4… ICカード本体 40… 基体 41… 外部端子 42… ICチップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも非接触方式でデータの送受信を
    行うアンテナと接触方式の第1の端子とを備えたインタ
    フェースカードと、 IC回路と接触方式の第2の端子とを備えたICカード
    と、 前記第1の端子と前記第2の端子とを電気的に接続させ
    るように、前記インタフェースカードと前記ICカード
    とを着脱自在に装着するアダプターとを有する非接触型
    ICカード。
  2. 【請求項2】前記アダプターは、前記インタフェースカ
    ードおよび前記ICカードの装着をガイドするガイド手
    段を有する請求項1に記載の非接触型ICカード。
  3. 【請求項3】非接触型ICカードのアダプターであっ
    て、 少なくとも非接触方式でデータの送受信を行うアンテナ
    と接触方式の第1の端子とを備えたインタフェースカー
    ドと、IC回路と接触方式の第2の端子とを備えたIC
    カードとを、前記第1の端子と前記第2の端子とを電気
    的に接続させるように、着脱自在に装着可能なアダプタ
    ー。
  4. 【請求項4】前記インタフェースカードおよび前記IC
    カードの装着をガイドするガイド手段をさらに有する請
    求項3に記載のアダプター。
JP7220454A 1995-08-29 1995-08-29 非接触型icカードおよびそのアダプター Pending JPH0962807A (ja)

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JPH0962807A true JPH0962807A (ja) 1997-03-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003513374A (ja) * 1999-10-25 2003-04-08 スワッチ・アーゲー 特にコンタクトをもつ電気的に結合された読取りヘッドと、電磁的に結合されたコンタクトをもたないデバイスとの間にインターフェースを形成する通信デバイス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003513374A (ja) * 1999-10-25 2003-04-08 スワッチ・アーゲー 特にコンタクトをもつ電気的に結合された読取りヘッドと、電磁的に結合されたコンタクトをもたないデバイスとの間にインターフェースを形成する通信デバイス

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