JPH0962756A - テレホンバンキング用セキュリティーシステム - Google Patents

テレホンバンキング用セキュリティーシステム

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JPH0962756A
JPH0962756A JP24360095A JP24360095A JPH0962756A JP H0962756 A JPH0962756 A JP H0962756A JP 24360095 A JP24360095 A JP 24360095A JP 24360095 A JP24360095 A JP 24360095A JP H0962756 A JPH0962756 A JP H0962756A
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JP
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customer
voice signal
bank
telephone
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JP24360095A
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English (en)
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Masahiro Mizuno
雅弘 水野
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TEREFUONII KK
Original Assignee
TEREFUONII KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セキュリティーの強化を図りつつ手間のかか
らない操作で銀行のサービスにアクセスできるテレホン
バンキング用セキュリティーシステムを提供する。 【解決手段】 顧客側に常時携帯することができる音声
信号発信機10を持たせ、この発信器に銀行側によって
与えられた情報を予めインプットして顧客の簡単な操作
でこの情報を音声信号として取り出せるようにしてお
く。顧客は、銀行側との電話回線が通話可能に接続され
た後に、音声信号発信機を電話8の受話器に近づけて操
作し、音声信号を電話回線を介して銀行側へ伝送する。
銀行側は、これを照合し、適合すれば電話にて当該銀行
のサービスを提供する。銀行へのアクセス操作が容易に
なり、例えその操作が他人に覗かれたとしてもセキュリ
ティー上支障はなく、テレホンバンキングの安全性と信
頼性を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、銀行の各種サー
ビスを電話回線を利用して受けることができるテレホン
バンキングと称される取り引き業務に利用され、顧客の
本人確認に供されるセキュリティーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】エレクトロニックバンキング(electron
ic banking)の1つの形態としてテレホンバンキングと
称する電話での取り引き業務がある。従来のエレクトロ
ニックバンキングの代表的なものは、企業向けのファー
ムバンキングと一般家庭向けのホームバンキングがあ
り、セキュリティーを伴った専用端末を企業ないし個人
が購入し、オンラインで銀行と取り引きするものであ
り、また、テレホンバンキングの従来例としては、顧客
が自分の口座番号を電話のプッシュボタンで入力すれば
残高紹介を受けられるようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、昨今に
おいては、テレホンバンキングの発達に伴い、専用端末
を用いるまでもなく電話だけで振替、振込、残高照会等
の各種サービスを受けられるようなシステムが構築され
つつある。このようなシステムにあっては、資金移動を
伴うサービスまでもが電話口から容易に行えることか
ら、本人確認をいかに行うか、即ち、セキュリティーの
問題を如何に解決すべきかが大きな課題となっている。
【0004】また、従来のプッシュホンサービスでは、
口座番号7桁、店番3桁をプッシュボタンで押して入力
しなればならなかったので、その操作が煩わしく、とも
すれば他人に覗かれる虞れもあった。また、多くの桁数
を入力しなければならないので、年寄りや目の不自由な
方にとって利用しにくいものであった。
【0005】そこで、この発明においては、セキュリテ
ィーの強化を考慮すると共に、手間のかからない操作で
銀行のサービスにアクセスでき、また、年寄りや目の不
自由な方にとっても使いやすいテレホンバンキング用の
セキュリティーシステムを提供することを課題としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、上記課題
に対応する手段について種々研究した結果、顧客側に常
時携帯することができる利便性の高いツールを持たせ、
このツールに銀行側によって与えられた情報を予めイン
プットして顧客の簡単な操作でこの情報を音声信号とし
て取り出せるようにしておき、銀行側は、電話回線を介
してこの音声信号を受け、これを照合して適合した場合
にのみサービスを提供できるようにしておけば、セキュ
リティの面と使いやすさの面を両立させたテレホンバン
キングが可能となる点に着目し、本願発明を完成するに
至った。
【0007】即ち、本願発明に係るテレホンバンキング
用セキュリティーシステムは、銀行側によって与えられ
た情報が予め記憶されると共に、顧客の操作にて前記情
報を随時音声信号として出力する携帯可能な音声信号発
信機と、前記銀行側に設置され、公衆回線を介して前記
音声信号を受けると共に前記音声信号に基づいて前記銀
行側によって与えられた情報を照合する手段とを具備
し、前記顧客と前記銀行側との電話回線が通話可能に接
続された後に、前記顧客は前記音声信号発信機を操作し
て前記音声信号を電話回線を介して前記銀行側へ伝送
し、前記銀行側は、前記電話回線を介して入力された音
声信号により前記銀行側によって与えられた情報を照合
し、一致すれば電話にて当該銀行のサービスを提供する
ことを特徴としている(請求項1)。
【0008】したがって、従来のように口座番号等をプ
ッシュホンボタンで入力していた従来のテレホンバンキ
ングにあっては、手間がかかり、また、プッシュホン式
の電話からしか利用することができなかったが、上述の
構成によれば、銀行との電話回線が接続された後に音声
信号発信機を受話器に近づけ、ボタンを押す等の簡単な
操作で音声信号を発生させれば、銀行側の照合手段によ
って本人確認の照合がなされるので、手間がかからず、
また、プッシュホン式、ダイヤル式の電話を問わず利用
することができる。
【0009】特にプッシュホンの利用を前提とすれば、
本願発明に係るテレホンバンキング用セキュリティーシ
ステムは、上記音声信号発信機及び照合する手段に加え
て、銀行側に顧客によって決定された情報を格納する情
報格納手段を具備しておき、顧客と銀行側との電話回線
が通話可能に接続された後に、顧客は音声信号発信機の
操作で得られる音声信号と電話のプッシュボタンの操作
で得られる顧客によって決定された情報とを電話回線を
介して銀行側へ伝送し、銀行側は、電話回線を介して入
力された音声信号発信機の音声信号により銀行側によっ
て与えられた情報を照合すると共に、顧客によって決定
された情報を情報格納手段に格納された情報と照合し、
一致すれば電話にて当該銀行のサービスを提供するよう
にしてもよい(請求項2)。
【0010】この場合、経時的には、顧客と銀行との電
話回線が通話可能に接続された後に、顧客が音声信号発
信機から出力される音声信号を電話回線を介して銀行へ
伝送し、銀行側は、電話回線を介して入力された音声信
号により当該銀行側によって与えられた情報を照合し、
一致すれば前記顧客に対して該顧客によって決定された
情報を伝送要請し、この要請を受けて顧客は電話のプッ
シュボタンを操作して顧客によって決定された情報を電
話回線を介して銀行側へ伝送し、銀行側は、顧客によっ
て決定された情報を受信した後に、この情報を情報格納
手段に記憶された情報と照合し、一致すれば電話にて当
該銀行のサービスを提供するようなことが考えられる
(請求項3)。
【0011】このような構成によれば、音声信号発信装
置からの信号と顧客によって決定された情報との両方の
照合が適合しなければ銀行のサービスが受けられないよ
うになり、セキュリティーを一層強化することができ
る。ここで、銀行側によって与えられた情報は、当該顧
客が銀行の顧客か否かを判別する銀行独自の信号と、当
該顧客に割り当てられた口座番号とを含むようにしても
よく(請求項4)、また顧客によって決定された情報
は、4桁からなる顧客の暗証番号で構成されるようにし
てもよい(請求項5)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。
【0013】図1において、テレホンバンキングシステ
ムは、各銀行毎にテレホンバンキングセンター1を事務
センター2とは別個独立に設け、テレホンバンキングセ
ンター1には、公衆回線に接続された構内交換機(PB
X:Private Branch Exchange )3、このPBXに接続
されて公衆回線から入力される音声に対して応答する対
話式音声応答装置(IVR:Interactive Voice Respon
se)4と、IVRに接続されて公衆回線から入力される
信号を照合する照合装置5とを具備している。また、公
衆回線は、PBX(3)、IVR(4)を介してオペレ
ータ6と接続できるようになっている。
【0014】事務センター2は、顧客の各種データを顧
客情報ファイル(CIF:CustomerInformation File
)として格納しているホストコンピュータ7を有し、
このホストコンピュータ7は、前記テレホンバンキング
センター1の照合装置5とオンラインで接続され、照合
装置5の要求に応じて顧客のデータを照合装置5へ伝送
するようになっている。尚、CIFには、予め顧客によ
って決められた暗証番号等の顧客情報が格納されてい
る。
【0015】公衆電話をはじめ、自宅や会社の各種電話
8は、電話局9の自動交換機を介して前記テレホンバン
キングセンター1のPBX(3)と公衆回線によって接
続できるようになっており、随時テレホンバンキングセ
ンター1に対して電話8からアクセスできるようになっ
ている。
【0016】音声信号発信機は、ここではテレホンバン
キングセキュリティーカード(TBC)10と称する携
帯用の小型ツールからなり、その構成は種々のものが考
えられるが、例えば、図2に示されるように、CPU
(11)、ROM(12)等を有するマイクロプロセッ
サ13、増幅器(AMP)14、小型拡声器15、バッ
テリー16等が組み込まれたもので、外部から操作可能
なプッシュボタン17を有し、ROM(12)にはこの
発信機を顧客に渡す前に銀行側で付与された情報が予め
記憶されており、プッシュボタン17を押した場合にR
OM(12)に記憶されている情報が多周波音声信号と
して小型拡声器15から発せられるようになっている。
【0017】ROM(12)に記憶される情報として
は、最低限のセキュリティーを確保する上で、例えば、
当該顧客が銀行の顧客であるか否かを判別するために
予め当該銀行で作成された数字以外の特殊情報と、当
該顧客の支店番号及び口座番号とを具備することが好ま
しい。
【0018】上記構成において、以下に顧客と銀行側と
の間の動作を説明すると、図3に示されるように、先ず
顧客は電話8の受話器を取り、電話8のプッシュボタン
にて銀行(テレホンバンキングセンター)の電話番号を
入力し、電話をかける(ステップ20)。
【0019】テレホンバンキングセンター1との公衆回
線が通話可能に接続されると、これを認識したIVR
(4)は、TBC(10)のプッシュボタン17を押す
旨の指示ガイダンスを公衆回線を介して顧客に送る(ス
テップ22)。
【0020】このガイダンスを受けた顧客は、TBC
(10)を受話器に近づけ、TBCのプッシュボタン1
7を押す。すると、ROM(12)に格納されていた銀
行独自の特殊情報と、当該顧客の支店及び口座番号との
2つの情報が読み出され、これが音声信号に変換されて
小型拡声器15から発信される(ステップ24)。
【0021】この発信された音声信号は、公衆回線から
テレホンバンキングセンターのPBX(3)、IVR
(4)を介して照合装置5に入力され、この照合装置5
において銀行独自の特殊情報と、当該顧客の支店及び口
座番号とが照合され、本人であるか否かの1次的な確認
を行う。そして、この照合の結果が適合であれば、IV
R(4)から4桁の暗証番号を入力する旨の指示ガイダ
ンスを公衆回線を介して顧客に送る(ステップ26)。
尚、1次的照合の結果が不適合であれば、各種銀行のサ
ービスは受けられない状態であり、この場合には、電話
回線の通話状態が解除され、サービスを終了する。
【0022】前記ガイダンスを受けた顧客は、電話8の
プッシュボタンにて暗証番号を押し、このデジタル発信
音を電話回線を介してテレホンバンキングセンター1に
送る(ステップ28)。
【0023】この信号は、テレホンバンキングセンター
1の照合装置5に送られ、これを受けた照合装置5は、
事務センター2のホストコンピュータ7に格納されてい
る顧客の暗証番号を読み出し、この読み出された暗証番
号と顧客から送られた暗証番号とを比較照合し、本人で
あるか否かの2次的な確認を行う。そして、この照合の
結果が適合であれば、資金移動を伴うサービスを含めた
銀行の各種サービスが受けられる状態にあり、IVR
(4)から資金移動を伴うサービスを含めた各種サービ
スメニューのガイダンスを公衆回線を介して顧客に送る
(ステップ30)。尚、2次的照合の結果が不適合であ
れば、資金移動を伴うサービスを除いた各種サービス
(残高紹介等)のみを受けられる状態とし、IVR
(4)から資金移動を除くサービスメニューのガイダン
スを公衆回線を介して顧客に送る。
【0024】その後、顧客は、このサービスメニューの
ガイダンスに従いサービスを選択し、所望のサービスを
受ける(ステップ32)。
【0025】このような一連の動作を顧客側と銀行側と
に分けて具体的に示せば、図4及び図5のようになる。
即ち、顧客側にあっては、図4に示されるように、先ず
受話器をとってテレホンバンキングセンター1に電話
し、TBCのプッシュボタンの操作要請ガイダンスを受
けた後にTBCのプッシュボタンを押す(ステップ40
〜42)。TBCから送られた情報を照合した結果が不
適合であれば、通話が切られてサービスはその時点で終
了し(ステップ43)、照合結果が適合であれば暗証番
号の入力ガイダンスを受ける(ステップ44)。このガ
イダンスに従って顧客は電話のプッシュボタンで暗証番
号をプッシュすればよいが、ダイヤル式の電話であるた
め暗証番号を入力することができない場合や、異なった
暗証番号を入力した場合には、暗証番号の照合は不適合
とされ、暗証番号不適合時のメニューガイダンス(資金
移動を伴わないサービスのメニュー)を受け、顧客はこ
のガイダンスに従って受けたいサービスを選択する(ス
テップ45〜47)。これに対して、暗証番号の照合が
適合であれば、暗証番号適合時のメニューガイダンス
(資金移動を伴うサービスを含むメニュー)が流れ、顧
客はこのガイダンスに従って受けたいサービスを選択す
る(ステップ48、49)。
【0026】銀行側にあっては、図5に示されるよう
に、顧客からの電話を受けた後にTBCボタンの操作要
請ガイダンスを出力し、TBCから送られる音声信号の
入力待ちとする(ステップ50〜52)。TBCからの
音声信号を受けると、この信号を照合し(ステップ5
3)、不適合であればサービスをその時点で終了し(ス
テップ54)、適合であれば暗証番号の入力ガイダンス
を出力し、電話機から送られる暗証番号の入力待ちとす
る(ステップ55、56)。暗証番号を受けると、この
番号の照合が行われるが、暗証番号を受けなかった場合
や異なる暗証番号を受けた場合には、不適合として暗証
番号不適合時のサービスメニューを出力し、それ後に顧
客の選択したサービスを実行処理する(ステップ57〜
59)。これに対して、暗証番号の照合が適合であれ
ば、暗証番号適合時のサービスメニューが流れ、その後
に顧客の選択したサービスを実行処理する(ステップ6
0、61)。
【0027】したがって、資金移動を伴わないサービス
を受けたい場合には、プッシュホン式、ダイヤル式のい
ずれの電話であってもよく、TBCを受話器に近づけて
単にボタンを押すだけで済むので、手間がかからず、簡
易且つ迅速なサービスを受けることができると共に、他
人に覗かれたところで銀行にアクセスするための情報が
リークされる恐れがなく、テレホンバンキングの安全性
と信頼性を確保することができる。また、資金移動を伴
うサービスにあっては、TBCからの信号のチェックと
暗証番号のチェックのダブルチェックにより本人確認の
セキュリティーを一層強化することができる。
【0028】尚、TBC(10)に取り引き銀行の電話
番号を記憶させておき、プッシュボタン(17)を押す
とデジタル回線にあってはこの電話番号に対応するデジ
タル発信音を、アナログ回線にあってはアナログ発信音
を発信するような構成を付加するようにしてもよい。こ
のような構成にあっては、銀行に電話をかける段階から
TBCのボタン操作のみで済み、より利便性に富んだテ
レホンバンキングシステムを構築することができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1にかかる発
明によれば、顧客と銀行側との電話回線が通話可能に接
続された後に、顧客が音声信号発信機を受話器に近づけ
て操作し、音声信号を電話回線を介して銀行側へ伝送す
れば、銀行側は伝送された音声信号により銀行側によっ
て与えられた情報を照合し、その結果、適合すれば電話
にて当該銀行のサービスを提供するようにしたので、プ
ッシュボタン式の電話のみならずダイヤル式の電話から
も銀行にアクセスでき、しかも顧客は、銀行側との電話
回線を接続した後に従来のように口座番号を電話のプッ
シュボタンで入力する必要がなくなり、煩わしさがなく
なると共に銀行へのアクセス操作が容易になる。このた
め、年寄りや目の不自由な方であっても、テレホンバン
キングによるサービスを容易に利用することができる。
【0030】また、本人確認用のデータを音声信号発信
機から音声信号で伝送するようにしているので、プッシ
ュボタンのみで行っていた従来の操作と異なり、他人に
その動作を見られたとしてもセキュリティー上支障はな
く、テレホンバンキングの安全性と信頼性を高めること
が可能となる。
【0031】さらに、音声信号発信機を携帯可能とする
ことで、顧客にテレホンバンキングを物理的、視覚的な
ツールとして意識づけることができ、テレホンバンキン
グの普及を図り、顧客の利便性を一層高めることができ
るものである。
【0032】請求項2及び3に係る発明によれば、顧客
と銀行側との電話回線が通話可能に接続された後に、顧
客が音声信号発信機を操作して音声信号を電話回線を介
して伝送すると共に、電話のプッシュボタンを操作して
顧客によって決定された情報を電話回線を介して銀行へ
伝送すれば、銀行側は、音声信号発信機の音声信号に基
づいて銀行側によって与えられた情報を照合すると共
に、電話のプッシュボタンの操作によって伝送された信
号に基づいて顧客によって決定された情報を照合し、両
者が一致すれば顧客は電話によって当該銀行のサービス
を受けることができるので、本人確認のチェックを2回
行うことでセキュリティーを一層強化することができ
る。
【0033】このように、顧客によって決定された情報
の照合を付加することによって、たとえば、この情報が
入力されない場合、あるいは、入力されても照合が不適
合である場合には、資金移動を伴わないサービスのみを
受けることができるようにし、音声信号発信装置からの
信号と顧客によって決定された情報の両方の照合が適合
した場合には、資金移動を伴うサービスまで受けること
ができるようにする等、セキュリティーの段階に応じた
サービスを提供することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明に係るテレホンバンキングシ
ステムの概略構成図を示す。
【図2】図2は、TBC(テレホンバンキングセキュリ
ティーカード)の概略構成を示す回路図である。
【図3】図3は、本発明に係るセキュリティーシステム
の顧客・銀行間の動作例を示すフローチャートである。
【図4】図4は、本発明に係るセキュリティーシステム
の顧客側の動作例を示すフローチャートである。
【図5】図5は、本発明に係るセキュリティーシステム
の銀行側の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 テレホンバンキングセンター 2 事務センター 3 構内交換機(PBX) 4 対話式音声応答装置(IVR) 5 照合装置 7 ホストコンピュータ 8 電話 10 テレホンバンキングセキュリティーカード(TB
C)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銀行側によって与えられた情報が予め記
    憶されると共に、顧客の操作にて前記情報を随時音声信
    号として出力する携帯可能な音声信号発信機と、前記銀
    行側に設置され、公衆回線を介して前記音声信号を受け
    ると共に前記音声信号に基づいて前記銀行側によって与
    えられた情報を照合する手段とを具備し、 前記顧客と前記銀行側との電話回線が通話可能に接続さ
    れた後に、前記顧客は前記音声信号発信機を操作して前
    記音声信号を電話回線を介して前記銀行側へ伝送し、 前記銀行側は、前記電話回線を介して入力された音声信
    号により前記銀行側によって与えられた情報を照合し、
    一致すれば電話にて当該銀行のサービスを提供するよう
    にしたことを特徴とするテレホンバンキング用セキュリ
    ティーシステム。
  2. 【請求項2】 銀行側によって与えられた情報が予め記
    憶されると共に、顧客の操作にて前記情報を随時音声信
    号として出力する携帯可能な音声信号発信機と、前記銀
    行側に設置され、公衆回線を介して前記音声信号を受け
    ると共に前記音声信号に基づいて前記銀行側によって与
    えられた情報を照合する手段と、前記銀行側に設置さ
    れ、前記顧客によって決定された情報を格納する情報格
    納手段とを具備し、 前記顧客と前記銀行側との電話回線が通話可能に接続さ
    れた後に、前記顧客は前記音声信号発信機の操作で得ら
    れる前記音声信号と電話のプッシュボタンの操作で得ら
    れる前記顧客によって決定された情報とを前記電話回線
    を介して前記銀行側へ伝送し、 前記銀行側は、前記電話回線を介して入力された前記音
    声信号発信機の音声信号により前記銀行側によって与え
    られた情報を照合すると共に、前記顧客によって決定さ
    れた情報を前記情報格納手段に格納された情報と照合
    し、一致すれば電話にて当該銀行のサービスを提供する
    ようにしたことを特徴とするテレホンバンキング用セキ
    ュリティーシステム。
  3. 【請求項3】 銀行側によって与えられた情報が予め記
    憶されると共に、顧客の操作にて前記情報を随時音声信
    号として出力する携帯可能な音声信号発信機と、前記銀
    行側に設置され、公衆回線を介して前記音声信号を受け
    ると共に前記音声信号に基づいて前記銀行側によって与
    えられた情報を照合する手段と、前記銀行側に設置さ
    れ、前記顧客によって決定された情報を格納する情報格
    納手段とを具備し、 前記顧客と前記銀行との電話回線が通話可能に接続され
    た後に、前記顧客は前記音声信号発信機を操作して前記
    音声信号を電話回線を介して前記銀行側へ伝送し、 前記銀行側は、前記電話回線を介して入力された音声信
    号により前記銀行側によって与えられた情報を照合し、
    一致すれば前記顧客によって決定された情報の伝送を該
    顧客に対して要請し、 この要請を受けて前記顧客は電話のプッシュボタンを操
    作して前記顧客によって決定された情報を前記電話回線
    を介して前記銀行側へ伝送し、 前記銀行側は、前記顧客によって決定された情報を受信
    した後に、この情報を前記情報格納手段に格納された情
    報と照合し、一致すれば電話にて当該銀行のサービスを
    提供するようにしたことを特徴とするテレホンバンキン
    グ用セキュリティーシステム。
  4. 【請求項4】 前記銀行側によって与えられた情報は、
    前記顧客が前記銀行の顧客か否かを判別する銀行独自の
    信号と、前記顧客に割り当てられた口座番号を含む請求
    項1、2又は3記載のテレホンバンキング用セキュリテ
    ィーシステム。
  5. 【請求項5】 前記顧客によって決定された情報は、4
    桁からなる当該顧客の暗証番号である請求項1、2又は
    3記載のテレホンバンキング用セキュリティーシステ
    ム。
JP24360095A 1995-08-29 1995-08-29 テレホンバンキング用セキュリティーシステム Pending JPH0962756A (ja)

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