JPH0962729A - 設計支援装置 - Google Patents

設計支援装置

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JPH0962729A
JPH0962729A JP7221929A JP22192995A JPH0962729A JP H0962729 A JPH0962729 A JP H0962729A JP 7221929 A JP7221929 A JP 7221929A JP 22192995 A JP22192995 A JP 22192995A JP H0962729 A JPH0962729 A JP H0962729A
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Kimiharu Okada
公治 岡田
Yoshie Matsuzaki
吉衛 松崎
Hiroshi Kitazawa
浩 北沢
Joji Okamoto
譲治 岡本
Shinichi Arai
信一 荒井
Kenzo Watabe
謙三 渡部
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ユーザが入力した部品のCADデータからコス
ト見積り値を算出し、ユーザに設計対象のコスト見積り
値を示すことが可能な設計支援装置を提供する。 【構成】パンチング加工情報を局所フィーチャとしてラ
イブラリ147に格納する。パンチング加工以外の加工
方法(ニブリング加工を含む)を概略形状フィーチャと
してライブラリ146に格納する。さらに、加工後形状
生成手順と展開形状生成手順とをライブラリ146に格
納する。外部から選択された局所フィーチャおよび/ま
たは概略形状フィーチャを入力装置110から入力す
る。入力された局所フィーチャから、生成部137でモ
デル144を生成する。入力された概略形状フィーチャ
と、加工後形状生成手順と展開形状生成手順とに基づい
て、部品の加工後形状と展開形状とを生成部135で生
成しモデル143とする。モデル144とモデル143
とに基づいて、部品のコストを算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設計支援装置に関す
る。特に、板金設計において設計者に設計対象の製造コ
ストを示すことにより低コスト化設計を促進する設計支
援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】板金設計において、コスト見積り作業の
支援を目的とした設計支援装置としては、特開平4−2
67484号公報記載の装置や特開平5−282331
号公報記載の装置が知られている。
【0003】特開平4−267484号公報記載のコス
ト見積り装置は、CADデータとして保持された板金部
品の展開図図形データ(展開形状データ)から、加工要
素情報と基準原価情報を用いて、コストを見積る。これ
により、板金加工法に精通した技術者を必要とせず、人
為的なミスもなく、技術者の作業工数が削減され、板金
部品のコスト見積り作業の効率を向上することができ
る。
【0004】また、特開平5−282331号公報記載
の部品コスト見積り装置は、CAD形状データから部品
の加工コストに関するパラメータを抽出する機能を備え
ることにより、コスト計算のためのパラメータ入力時間
を削減することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開平4−26
7484号公報記載のコスト見積り装置においては、コ
ストの見積りを行なうために、板金部品の展開形状デー
タをユーザが予め作成する必要がある。しかし、ユーザ
である設計者は、通常、部品の加工後形状のみを作図し
ているため、展開形状のCADデータを別途入力する必
要があり手間がかかっていた。
【0006】また、特開平4−267484号公報記載
のコスト見積り装置においては展開形状データだけか
ら、特開平5−282331号の部品コスト見積り装置
においては部品の加工後形状の図形データ(加工後形状
データ)だけから、コストに関する情報を抽出している
ため、抽出することができる情報の種類に制限があっ
た。また、抽出アルゴリズムが複雑になっていた。
【0007】そこで、設計者の入力する部品の加工後形
状のCADデータから部品の展開形状データのCADデ
ータを自動的に生成し、加工後形状のCADデータと展
開形状のCADデータの両方からコストに関する情報を
抽出することが有効である。部品の加工後形状のCAD
データから部品の展開形状のCADデータを導出する方
法としては、「板金製品の曲げ作業自動工程設計システ
ムの開発:乾正知他:精密工学会誌、Vol.54、No.11、
(1988)」が知られているが、これは板金の平板部分を座
標変換により曲げ線を中心として回転移動する方法であ
り、直線的な曲げ加工により製造される部品には有効で
あるが、プレス加工により製造されるバーリング形状部
分や絞り形状部分を有する部品の展開形状のCADデー
タを生成することはできない。
【0008】さらに、一般に、部品の展開形状の輪郭形
状は、NCタレットパンチプレス装置により加工される
が、この加工工程における加工コストの見積りにおい
て、工場の保有しているNCタレットパンチ装置のパン
チ金型の種類とサイズが考慮されていないため、特定の
パンチ金型により加工されるパンチング加工部分と、角
形パンチ等の汎用のパンチ金型を用いて加工するニブリ
ング加工部分とを区別して加工コストを見積ることがで
きず、見積り精度の低下を招いていた。
【0009】本発明は、設計支援装置において、ユーザ
が入力した部品の加工後形状のCADデータから部品の
展開形状のCADデータを導出する機能を備え、加工後
形状のCADデータおよび展開形状のCADデータから
部品のコストを見積もることを目的とする。
【0010】さらに、本発明は、設計支援装置におい
て、工場の保有しているNCタレットパンチプレス装置
のパンチ金型の種類とサイズに関するライブラリを備
え、特定のパンチ金型により加工されるパンチング加工
部分と角形パンチ等の汎用のパンチ金型を用いて加工す
るニブリング加工部分とを区別してCADデータを管理
することにより、部品のコストに関する情報を抽出また
は生成するためのアルゴリズムを単純にすると共に、部
品のコスト見積りの精度の向上を実現することを目的と
する。
【0011】すなわち、ユーザが入力した部品のCAD
データから、即時に高精度のコスト見積りを行ない、低
コスト化設計を支援する設計支援装置を提供するもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、製品における部品の材質および前
記部品を生成するための加工方法であるフィーチャに基
づいて、前記部品を加工するために必要なコストを算出
する設計支援装置において、前記部品を生成するための
加工方法のうち、特定の金型を用いて行われる加工方法
であるパンチング加工に関する複数の情報がそれぞれ局
所フィーチャとして記述された局所フィーチャライブラ
リと、前記部品を生成するための材質に関する情報や、
前記部品を生成するための加工方法のうち金型を用いな
い加工方法に関する情報や、前記部品を生成するための
加工方法のうち汎用的な金型を用いて行なう加工方法で
あるニブリング加工に関する複数の情報がそれぞれ概略
形状フィーチャとして記述され、かつ、各該概略形状フ
ィーチャによって特定される加工後の各部品の形状であ
る加工後形状を生成する加工後形状生成手順と、前記概
略形状フィーチャによって特定される加工後の各部品を
展開した形状である展開形状を生成する展開形状生成手
順とが記述された概略形状フィーチャライブラリと、前
記局所フィーチャライブラリに記述された各局所フィー
チャと、前記概略形状フィーチャライブラリに記述され
た各概略形状フィーチャとを、表示する表示手段と、該
表示手段に表示された局所フィーチャおよび概略形状フ
ィーチャのうちから、局所フィーチャおよび/または概
略形状フィーチャの選択を受け付ける受け付け手段と、
選択された局所フィーチャに基づいて、前記部品の局所
フィーチャにより特定される加工方法の設計対象部品へ
の適用の内容を表すモデルである局所フィーチャモデル
を生成する局所フィーチャ生成部と、該局所フィーチャ
生成部により生成された局所フィーチャモデルを記憶す
る局所フィーチャモデル記憶手段と、選択された概略形
状フィーチャと、前記概略形状フィーチャライブラリが
有する加工後形状生成手順と展開形状生成手順とに基づ
いて、選択された概略形状フィーチャにより特定される
材質の材料に、選択された概略形状フィーチャにより特
定される加工方法を適用した場合に得られる部品の形状
と、選択された概略形状フィーチャにより特定される材
質の材料に、選択された概略形状フィーチャにより特定
される加工方法を適用した場合に得られる部品の展開形
状とを表すモデルである概略形状モデルを生成する概略
形状生成部と、該概略形状生成部により生成された概略
形状モデルを記憶する概略形状モデル記憶手段と、前記
局所フィーチャモデル記憶手段に記憶された局所フィー
チャモデルと、前記概略形状モデル記憶手段に記憶され
た概略形状モデルとに基づいて、前記部品を生成するた
めに必要なコストに関する因子を生成するコスト因子生
成手段と、該コスト因子生成手段により生成される因子
と、コストとを対応づけて基準コストデータとして記憶
する基準コストデータ記憶手段と、前記コスト因子生成
部により生成された因子と、前記基準コストデータ記憶
手段に記憶された基準コストデータとに基づいて、前記
部品のコストを見積るコスト見積り手段と、該コスト見
積り手段により見積られた前記部品のコストを、前記表
示手段に表示する制御手段と、を有することができる。
【0013】
【作用】本発明によれば、製品における部品の材質およ
び前記部品を生成するための加工方法であるフィーチャ
に基づいて、前記部品を加工するために必要なコストを
算出する設計支援装置において、前記部品を生成するた
めの加工方法のうち、特定の金型を用いて行われる加工
方法であるパンチング加工に関する複数の情報を、それ
ぞれ局所フィーチャとして局所フィーチャライブラリに
記述し、前記部品を生成するための材質に関する情報
や、前記部品を生成するための加工方法のうち金型を用
いない加工方法に関する情報や、前記部品を生成するた
めの加工方法のうち汎用的な金型を用いて行なう加工方
法であるニブリング加工に関する複数の情報を、それぞ
れ概略形状フィーチャとして概略形状フィーチャライブ
ラリに記述する。かつ、各該概略形状フィーチャによっ
て特定される加工後の各部品の形状である加工後形状を
生成する加工後形状生成手順と、前記概略形状フィーチ
ャによって特定される加工後の各部品を展開した形状で
ある展開形状を生成する展開形状生成手順とを、概略形
状フィーチャライブラリに記述する。
【0014】前記局所フィーチャライブラリに記述され
た各局所フィーチャと、前記概略形状フィーチャライブ
ラリに記述された各概略形状フィーチャとを、表示手段
に表示する。
【0015】該表示手段に表示された局所フィーチャお
よび概略形状フィーチャのうちから、局所フィーチャお
よび/または概略形状フィーチャの選択を、受け付け手
段により受け付ける。
【0016】選択された局所フィーチャに基づいて、前
記部品の局所フィーチャにより特定される加工方法の設
計対象部品への適用の内容を表すモデルである局所フィ
ーチャモデルを、局所フィーチャ生成部により生成す
る。
【0017】該局所フィーチャ生成部により生成された
局所フィーチャモデルを、局所フィーチャモデル記憶手
段により記憶する。
【0018】選択された概略形状フィーチャと、前記概
略形状フィーチャライブラリが有する加工後形状生成手
順と展開形状生成手順とに基づいて、選択された概略形
状フィーチャにより特定される材質の材料に、選択され
た概略形状フィーチャにより特定される加工方法を適用
した場合に得られる部品の形状と、選択された概略形状
フィーチャにより特定される材質の材料に、選択された
概略形状フィーチャにより特定される加工方法を適用し
た場合に得られる部品の展開形状とを表すモデルである
概略形状モデルを、概略形状生成部により生成する。
【0019】該概略形状生成部により生成された概略形
状モデルを、概略形状モデル記憶手段により記憶する。
【0020】前記局所フィーチャモデル記憶手段に記憶
された局所フィーチャモデルと、前記概略形状モデル記
憶手段に記憶された概略形状モデルとに基づいて、前記
部品を生成するために必要なコストに関する因子を、コ
スト因子生成手段により生成する。
【0021】該コスト因子生成手段により生成される因
子と、コストとを対応づけて基準コストデータとして基
準コストデータ記憶手段に記憶する。
【0022】前記コスト因子生成部により生成された因
子と、前記基準コストデータ記憶手段に記憶された基準
コストデータとに基づいて、コスト見積り手段により、
前記部品のコストを見積る。
【0023】該コスト見積り手段により見積られた前記
部品のコストを、制御手段により前記表示手段に表示す
る。
【0024】
【実施例】本発明の一実施例を以下に示す。
【0025】図1は本発明の設計支援装置100の構成
を説明する図であり、この図に基づいて装置の構成を説
明していく。設計支援装置100は、キーボード、マウ
ス等の入力装置110と、CRT、液晶ディスプレイ等
の表示装置120と、演算処理装置130と、データ記
憶装置140から構成される。
【0026】演算処理装置130は、入力処理部131
と、表示処理部132と、フィーチャ生成部133と、
フィーチャ管理部134と、概略形状生成部135と、
概略形状管理部136と、局所フィーチャ生成部137
と、局所フィーチャ管理部138と、コスト因子生成部
139と、コスト見積り部1310とを備えている。
【0027】データ記憶装置140は、CADデータ1
41と、フィーチャライブラリ145と、基準コストデ
ータ148とを記憶している。CADデータ141はユ
ーザが入力する部品に関するデータであり、フィーチャ
モデル142と、概略形状モデル143と、局所フィー
チャモデル144とから構成される。フィーチャライブ
ラリ145は、システム管理者またはシステム構築者に
より用意されるデータであり、概略形状フィーチャライ
ブラリ146と、局所フィーチャライブラリ147とか
ら構成される。
【0028】図2に示すような形状の部品の設計を例に
とり、本発明の設計支援装置の動作原理を、以下に説明
していく。
【0029】図2に示した形状の部品は、図3に示すよ
うな加工工程により加工される。展開加工工程では、素
材形状から展開形状へと加工される。プレス・曲げ加工
工程では、展開形状から加工後形状へと加工される。
【0030】展開加工工程には、パンチング加工とニブ
リング加工との加工方法がある。図4(a)にパンチン
グ加工を、図4(b)にニブリング加工を示す。
【0031】パンチング加工とは、特定の形状特徴部分
に対応した特定のNCタレットパンチプレス装置のパン
チ金型による加工方法である。一般的に、加工部分の形
状やサイズが標準的に定められている場合には、それに
対応したパンチ金型を用いて、パンチング加工が行なわ
れる。この例では、ボルト用切欠き部分はボルト穴・切
欠き用パンチ金型を用いて、タッピンネジ用バーリング
穴部分はタッピンネジ穴用パンチの下穴用パンチ金型と
バーリング用パンチ金型とを用いて、加工される。
【0032】一方、図4(b)に示すように、ニブリン
グ加工とは、角形パンチや丸形パンチ等の汎用のパンチ
金型を少しずつ位置を変えて次々にパンチしていく加工
方法である。一般的に、加工部分の形状やサイズが標準
的に定められない加工部分に対しては、ニブリング加工
が行なわれる。
【0033】図5に、本発明の設計支援装置100を用
いて、図2に示した部品のCADデータを入力していく
操作手順を示す。図5中で左側に示すフィーチャ(形状
特徴)生成操作を行なうことにより、右側に示す形状を
した部品のCADデータが生成される。すなわち、ユー
ザはフィーチャを次々に生成し追加していくことによ
り、部品のCADデータを入力していく。
【0034】生成することができるフィーチャの種類に
は、例えば、長方形基準板、長方形付加板、不定形基準
板、長方形切欠き、不定形切欠き、不定形穴、バーリン
グ、絞り、ボルト用穴、タッピンネジ用バーリング穴、
アースマーク刻印等があり、これらに関するデータがフ
ィーチャライブラリ145中に格納されている。
【0035】概略形状フィーチャライブラリ146に
は、長方形基準板、長方形付加板、バーリング、長方形
切欠き等のフィーチャに関するデータが、フィーチャの
種類毎に格納されている。また、局所フィーチャライブ
ラリ147には、タッピンネジ用バーリング穴、ボルト
用穴、ボルト用切欠き等のフィーチャに関するデータ
が、フィーチャの種類毎に格納されている。
【0036】すなわち、フィーチャは、NCタレットパ
ンチプレス装置による加工工程において、パンチング加
工により製造される形状部分に対応するものと対応しな
いものとに分けられ、パンチング加工により製造される
形状部分に対応するフィーチャに関するデータを局所フ
ィーチャライブラリ147に格納し、対応しないフィー
チャに関するデータを概略形状フィーチャライブラリ1
46に格納している。
【0037】また、概略形状フィーチャライブラリ14
6は、フィーチャの種類毎に、加工後形状生成手順と展
開形状生成手順とを備えている。
【0038】表示処理部132は、フィーチャライブラ
リ145中の概略形状ライブラリ146と局所フィーチ
ャライブラリ147に格納されているフィーチャのデー
タの種類を、フィーチャ生成操作メニューとして表示装
置120に表示する。
【0039】ユーザは、入力装置110を用いて、表示
装置120に表示されたフィーチャ生成操作メニューか
ら、生成するフィーチャの種類を選択し、さらにフィー
チャ種類により予め定められた項目を入力する。入力さ
れる項目には、「サイズ」「親フィーチャ指定」「位置
指定」がある。
【0040】入力処理部での処理手順を図6に示す。
【0041】処理601では、ユーザの選択入力に従っ
て、生成するフィーチャの種類を決定する。
【0042】処理602では、フィーチャサイズの入力
処理を行なう。例えば、長方形基準板の生成操作では
「板厚」「長さ」「幅」が入力され、ボルト用穴の生成
操作では「ボルトサイズ」が入力される。これらには、
ボルト用穴生成操作の「ボルトサイズ」のように表示装
置120に表示されたサイズメニューから選択されるも
のと、長方形基準板生成操作の「長さ」「幅」のように
実数値で入力されるものとがある。
【0043】処理603では、親となるフィーチャ指定
の入力処理を行なう。本実施例では、長方形基準板、不
定形基準板を除く全てのフィーチャは、既に入力されて
いる部品のフィーチャに依存して入力される。この既に
入力されている部品のフィーチャを親フィーチャと呼
ぶ。例えば、図5のコーナーRの親フィーチャは長方形
基準板であり、長方形付加板の親フィーチャは長方形切
欠きであり、ボルト用切欠きの親フィーチャは長方形付
加板である。
【0044】処理604では、位置指定の入力処理を行
なう。位置指定は、フィーチャを生成する位置及び姿勢
の指定である。
【0045】処理605では、フィーチャ生成部133
のフィーチャ追加生成処理が起動される。
【0046】フィーチャ生成部133は、フィーチャモ
デル142に格納されるデータの生成を行ない、フィー
チャモデル142を管理するフィーチャ管理部134を
用いて、フィーチャモデル142に格納されているデー
タの参照や更新といった処理を行なう。
【0047】フィーチャモデル142中に格納されるデ
ータは、ユーザが入力した部品を構成するフィーチャに
関するデータであり、図2に示す部品の場合を例として
図7に示す。
【0048】それぞれのフィーチャは、「種類」「サイ
ズ」「座標系」「親フィーチャ」「相対位置」のデータ
項目により表現される。「種類」は、そのフィーチャの
種類を示している。「サイズ」は、そのフィーチャの種
類に依存した表現でフィーチャのサイズを示している。
「座標系」は、そのフィーチャに固有の座標系を座標変
換行列により表したものであり、ユーザから入力された
フィーチャの位置及び姿勢から算出される。「親フィー
チャ」は、ユーザからの入力に従い、そのフィーチャが
どのフィーチャに依存して生成されているかを示してい
る。「相対位置」は、そのフィーチャの位置を親フィー
チャの座標系で表した座標値である。「種類」「サイ
ズ」「親フィーチャ」は、ユーザから入力されている。
【0049】フィーチャ生成部133でのフィーチャ追
加生成処理の処理手順を図8に示す。
【0050】処理801では、親フィーチャの座標系デ
ータとユーザからの位置指定入力で得られるフィーチャ
の位置から、フィーチャの相対位置の算出を行なう。
【0051】処理802では、ユーザからの位置指定入
力で得られるフィーチャの姿勢を基に、フィーチャの座
標系の算出を行なう。
【0052】処理803では、ユーザから入力されたフ
ィーチャ種類、サイズ、親フィーチャと、処理801で
求められたフィーチャの相対位置と、処理802で求め
られたフィーチャの座標系とを、フィーチャモデル管理
部134を介して、フィーチャモデル142へ登録す
る。
【0053】処理804では、フィーチャ種類から、そ
のフィーチャが概略形状フィーチャか局所フィーチャか
の判定を行なう。
【0054】概略形状フィーチャと判定された場合に
は、処理805に進み、概略形状生成部135を起動
し、概略形状フィーチャの形状生成処理を行なう。生成
された概略形状フィーチャの形状は、概略形状管理部1
36を介して、概略形状モデル143に格納される。こ
の処理805については、図12(a)を用いて、後述
する。
【0055】一方、処理804で局所フィーチャと判定
された場合には、処理806に進み、概略形状生成部1
35を起動し、局所形状を反映した近似的な概略形状の
形状生成処理を行なう。生成された局所形状を反映した
近似的な概略形状の形状は、概略形状管理部136を介
して、概略形状モデル143に格納される。この処理8
06については、図12(b)を用いて、後述する。さ
らに処理807で局所フィーチャモデル生成部137を
起動し、局所フィーチャモデルを生成して、局所フィー
チャモデル管理部138を介して、局所フィーチャモデ
ル144への登録を行なう。
【0056】概略形状生成部135は、各フィーチャの
形状の生成に関する処理を行なう。
【0057】機械部品等の3次元形状を管理する方法と
しては、例えば「"Geometric modelling: a survey",
A Baer, C Eastman and M Henrion, Computer-Aide
d Design, Vol. 11, No. 5, (1979), pp. 253-27
2」に記載されているように様々な方法が知られてい
る。
【0058】ここで、一般的な境界表現法(B-Reps)に
基づく3次元の形状の管理方法について説明する。3次
元形状は、立体要素、面要素、周要素、稜線要素、頂点
要素の5種類の形状要素により表現され管理される。
【0059】例えば、図9(a)に示した立体要素の内
部と外部の境界は、図9(b)に示すように、1個以上
の面要素により表される。さらに、面要素の内部と外部
の境界は、図9(c)に示すように、1個以上の周要素
により表される。この例では、面要素1の境界は周要素
1と周要素2であり、面要素2の境界は周要素3であ
る。
【0060】周要素の境界は、図9(d)に示すよう
に、1個以上の稜線要素により表現される。この例で
は、稜線要素1、稜線要素2等が周要素1の境界であ
る。稜線要素の境界は、図9(e)に示すように頂点要
素により表現される。この例では、稜線要素1の境界は
頂点要素1と頂点要素2であり、稜線要素2の境界は頂
点要素2と頂点要素3である。この例では、頂点要素2
は稜線要素1の境界でもあり稜線要素2の境界でもあ
る。また、稜線要素1は周要素1の境界でもあり周要素
3の境界でもある。
【0061】従って、これらの立体要素、面要素、周要
素、稜線要素、頂点要素は、それぞれの隣接関係に基づ
いて、図10に示すようなネットワークとして管理され
る。
【0062】概略形状管理部136は、概略形状モデル
143を、図10のようなデータ構造により、管理し、
部品の形状を表現している。概略形状生成部135は、
概略形状管理部136を用いて、設計者の行なった操作
による形状の変化を、図10のようなデータ構造上で形
状要素を生成したり削除したり、形状要素毎に保持して
いる幾何データを修正したり、ネットワークの接続関係
を修正したりして、反映させる。
【0063】本発明の概略形状モデル143及び概略形
状管理部136では、上記の方法である立体要素、面要
素、周要素、稜線要素、頂点要素を形状要素として形状
を管理する方法を基本として、局所フィーチャに対応し
た形状部分を近似的にまたは省略して表現し、概略形状
として管理するという特徴を備えている。すなわち、概
略形状モデル143の稜線要素は、従来の形状モデルの
稜線要素を拡張して、その稜線部分が局所フィーチャ部
分に対応し近似的に表現された稜線か否かを識別可能な
局所フィーチャ部フラグを備えている。この特徴を備え
ることにより、コスト因子の抽出アルゴリズムを単純化
している。形状生成や形状修正の処理アルゴリズムに関
しては、従来の形状管理の方法を用いることがことがで
きる。
【0064】図2に示した部品の場合には、図11
(a)に示すように近似された概略形状が概略形状モデ
ル143に格納される。また、図3の中段に示した展開
形状も同様に概略形状として図11(b)のように近似
される。図11では、局所フィーチャを近似的に表現し
た稜線を太線で示した。すなわち、図2中に現れる局所
フィーチャであるボルト用切欠き、タッピンネジ用バー
リング穴に対応する形状部分が近似的にまたは省略して
表現されている。タッピンネジ用バーリング穴のように
面付加型の局所フィーチャの場合には省略され、端付加
型の局所フィーチャであるボルト用切欠きのように、面
付加型以外の局所フィーチャでは、近似的な稜線要素に
より表現される。
【0065】概略形状生成部135での形状生成処理に
関する処理手順を、概略形状フィーチャに関する場合と
局所フィーチャに関する場合に分けて、図12(a)と
図12(b)とに示す。
【0066】概略形状フィーチャの形状生成処理の場合
には、処理1201に進み、概略形状フィーチャライブ
ラリ146から加工後形状生成手順を検索し求める。次
に、処理1202では、求められた加工後形状生成手順
に基づいて概略形状フィーチャの形状生成処理を行な
い、概略形状モデル管理部135を起動して、概略形状
モデル143に格納する。
【0067】局所フィーチャの形状生成処理の場合に
は、処理1203に進み、フィーチャ種類に基づいて、
そのフィーチャが、面付加型のフィーチャであるか、端
付加型のフィーチャであるか、角付加型のフィーチャで
あるかを判定する。面付加型のフィーチャは図13
(a)に示すようなものであり、端付加型のフィーチャ
は図13(b)に示すようなものであり、角付加型のフ
ィーチャは図13(c)に示すようなものである。
【0068】この判定結果に基づいて、端付加型であれ
ば処理1204に、角付加型であれば処理1205に、
それぞれ進む。面付加型のフィーチャであると判定され
た場合には特に処理を行なわない。処理1204では、
概略形状生成部135を起動して、端付加型局所フィー
チャ用の概略形状処理を行なう。処理1205では、概
略形状生成部135を起動して、角付加型局所フィーチ
ャ用の概略形状処理を行なう。
【0069】ここで、概略形状の場合には、フィーチャ
の種類毎に、概略形状モデル143中の形状を表現する
データの生成手順が異なるため、フィーチャ種類毎に形
状生成手順が用意され、フィーチャライブラリ中に格納
されている。
【0070】一方、局所フィーチャの場合には、概略形
状モデル143中の形状を表現するデータの生成手順
は、端付加型と角付加型の2種類であり、新たなフィー
チャの種類が追加されても変化しない。例えば、端付加
型の場合には、フィーチャの種類が図13(b)左側に
示したボルト用切欠きであっても、図13(b)右側に
示したV切欠きであっても、同様の手順により、図11
の太線部分のよう表現される。
【0071】局所フィーチャ生成部137は、局所フィ
ーチャ管理部138を用いて局所フィーチャモデル14
4を管理し、局所フィーチャモデル144に格納されて
いるデータの生成、参照や更新といった処理を行なう。
【0072】局所フィーチャモデル144中に格納され
るデータは、ユーザが入力した部品に含まれる局所フィ
ーチャに関するデータであり、概略形状モデル143中
で、省略または近似的に表現されている部分を表してい
る。
【0073】図2に示す部品の場合を例として、局所フ
ィーチャモデル144の内容を図14に示す。それぞれ
の局所フィーチャは、「フィーチャID」「位置」「姿
勢」のデータ項目により表現される。「フィーチャI
D」は、フィーチャモデル142中の対応するフィーチ
ャを示す。「位置」は、3次元の絶対座標系上の座標値
により、フィーチャの位置を表す。「姿勢」は、3次元
の絶対座標系上の直交する2つの方向ベクトルによりフ
ィーチャの姿勢を表す。
【0074】局所フィーチャ生成部137での局所フィ
ーチャ登録処理の処理手順を図15に示す。処理150
1では、3次元空間の絶対座標系上でのフィーチャの位
置と姿勢を求める。位置は、フィーチャモデル中142
の相対位置と親フィーチャの座標系とを用いて求められ
る。姿勢は、フィーチャモデル142中の姿勢と親フィ
ーチャの座標系とを用いて求められる。処理1502で
は、局所フィーチャ管理部138を用いて、局所フィー
チャモデル144への登録を行なう。
【0075】表示処理部132は、ユーザが入力した部
品の形状を表示装置120に表示する。表示処理部13
2での処理手順を図16に示す。
【0076】処理1601では、概略形状モデル143
から、概略形状フィーチャ部分の稜線の幾何データを取
り出す。これは、概略形状モデル143から、局所フィ
ーチャに対応する形状部分を近似的に表現した稜線要素
を局所フィーチャ部フラグを用いて区別し、局所フィー
チャに対応する形状部分を近似した稜線要素を除いた全
ての稜線要素に関する幾何情報を取り出すことにより行
なわれる。
【0077】処理1602では、局所フィーチャモデル
144から、順に局所フィーチャを取り出す。ここで、
全ての局所フィーチャに対して既に処理1603〜処理
1605が行なわれていれば、処理1606に進む。処
理1603〜処理1605が行なわれていない局所フィ
ーチャが取り出されれば、処理1603に進む。
【0078】処理1603では、局所フィーチャモデル
144中のフィーチャIDのデータとフィーチャモデル
142中のフィーチャ種類のデータを用いて、処理16
02で処理対象として選択された局所フィーチャの種類
とサイズを求め、局所フィーチャライブラリ147中か
ら局所フィーチャの種類とサイズ毎に予め用意されてい
る稜線要素の幾何データを取り出す。
【0079】処理1604では、局所フィーチャモデル
144中の位置データと姿勢データを用いて、処理16
03で取り出された局所フィーチャの稜線要素の幾何デ
ータに対して座標変換を行なう。
【0080】処理1605では、処理1604で座標変
換された局所フィーチャの稜線要素の幾何データを、処
理1601で得られた概略形状フィーチャに対応する形
状部分の稜線要素の幾何データへと合成していく。
【0081】処理1605が終了すると、処理1602
へと戻り次の処理対象の選択を行なう。ユーザが入力し
た部品に含まれる全ての局所フィーチャに対して処理1
603〜処理1605が行なわれた後、処理1606に
進む。処理1606では、処理1601〜処理1605
により得られた、稜線要素の幾何データに対して、視点
方向に応じた座標変換が行なわれる。
【0082】処理1607では、処理1606で座標変
換された稜線要素の幾何データを用いて、表示装置12
0に、ユーザが入力した部品の形状が表示される。
【0083】コスト因子生成部139は、ユーザの入力
した部品のCADデータ141に基づき、その部品のコ
ストを算出する上で必要な情報であるコスト因子を求め
る。
【0084】コスト因子生成部139での処理手順の概
要を図17に示す。
【0085】処理1701では、フィーチャモデル14
2から、部品の展開形状に関する概略形状モデル143
及び局所フィーチャモデル144を生成する。
【0086】処理1702では、処理1701により生
成された部品の展開形状に関する局所フィーチャモデル
144から、コスト因子を求める。処理1702で求め
られるコスト因子は、NCタレットパンチプレス装置を
用いたパンチング加工部分に関するデータである。パン
チング加工部分は特定のパンチ金型によって加工される
ため、パンチ金型の種類及びパンチ回数がコスト因子と
なる。ユーザの入力した部品に含まれるパンチング加工
部分は、局所フィーチャモデル144に明示されてお
り、局所フィーチャの種類とサイズとの対応が予め局所
フィーチャライブラリ147に登録されているので、パ
ンチ金型の種類及びパンチ回数は、容易に求められる。
図2の部品の場合には、局所フィーチャモデル144中
には、ボルト用切欠きとタッピンネジ用バーリング穴が
1つずつ登録されている。図4に示したように、ボルト
用切欠き部分はボルト穴・切欠き用のパンチ金型により
加工され、タッピンネジ用バーリング穴部分はタッピン
ネジ穴用パンチ金型の下穴用金型とバーリング用金型に
より加工されることが、局所フィーチャライブラリ14
7中に登録されており、これらの3種類のパンチ金型が
それぞれ1回ずつ用いられることがわかる。当然、この
ような、局所フィーチャとパンチ金型の対応は、局所フ
ィーチャのサイズ毎に登録されている。
【0087】処理1703では、処理1701により生
成された部品の展開形状に関する概略形状モデル143
から、コスト因子を求める。処理1703で求められる
コスト因子は、素材寸法に関するデータ、NCタレット
パンチプレス装置を用いたニブリング加工部分に関する
データ等である。素材寸法に関するデータは、素材の面
積、長さ、幅、板厚の値等で、単純には、部品の展開形
状を外包する最小の直方体を求めることで得られる。さ
らに、購入している素材の寸法に関するデータと外包す
る最小の直方体の寸法とを比較することにより、より正
確に素材寸法に関するデータを求めることもできる。ま
た、板厚に関しては、フィーチャモデル142から直接
求める方法でも得られる。
【0088】ニブリング加工部分に関しては、角形等の
汎用のパンチ金型を用いて加工していくため、加工輪郭
長と加工に用いるパンチ金型の一辺に長さからパンチ回
数を求めることができ、これがコスト因子となる。加工
に用いるパンチ金型の選定及び加工輪郭長の算出は輪郭
形状を構成する稜線要素に基づいて行なわれる。
【0089】ここで、パンチング加工部分とニブリング
加工部分とを区別せず表現している従来の形状モデルを
用いた場合の例を図18(a)及び(c)に、本発明の
特徴である概略形状モデル143と局所フィーチャモデ
ル144とを用いた場合の例を図18(c)及び(d)
に示す。
【0090】ここで、従来の形状モデルを用いる場合に
は、図18(a)のように、パンチング加工部分とニブ
リング加工部分とが区別されず表現されているために、
パンチング加工部分の影響を受け、不必要に小さなパン
チ金型を選定してしまうという問題点があった。例え
ば、図18(a)の場合には、寸法Bよりも1辺の長さ
が長い角形パンチ金型を用いると加工不可であると判断
され、図18(c)のようにパンチが割り当てられてし
まう。しかし、実際には、ボルト用切欠きの部分は、図
4(a)に示したようなボルト穴・切欠き用パンチ金型
を用いて加工されるので、図18(d)のように1辺の
長さがAの角形パンチで加工可能である。
【0091】また他にも、輪郭長がパンチング部分を含
んだ長さに算出されてしまう等の問題点があった。本発
明の設計支援装置100では、概略形状モデル143と
局所フィーチャモデル144とを用いることにより、簡
易な方法で正確にパンチ金型の選定及び輪郭長の算出を
行なうことができる。上記の本発明のNCタレットパン
チプレス装置のパンチ金型割り当て方法は、NCタレッ
トパンチプレス装置の自動プログラミング生成装置とし
ても利用可能である。
【0092】処理1704では、部品の加工後形状に関
する概略形状モデル143及び局所フィーチャモデル1
44を生成する。
【0093】処理1705では、処理1704により生
成された部品の加工後形状に関する概略形状モデル14
3から、コスト因子を求める。処理1705で求められ
るコスト因子は、曲げ加工及びプレス加工に関するデー
タである。例えば、曲げ加工に関するコスト因子には、
曲げ加工の回数、各曲げの方向や曲げ角度、曲げ線の長
さ等がある。また、プレス加工に関するコスト因子に
は、バーリング部分や絞り部分等の数や、各バーリング
部分や絞り部分の方向、深さ、輪郭長等がある。
【0094】これらのデータを求める場合も、概略形状
モデル143を用いることにより、従来のように局所形
状部分とその他の形状部分を区別せず表現した形状モデ
ルから求める場合には、タッピンネジ用バーリング穴や
局所的な切起し形状のようなパンチング加工による加工
部分をそれぞれプレス加工部分や曲げ加工部分であると
誤認識したり、誤認識を防ぐためにアルゴリズムが複雑
になるという問題があったが、これらの問題を解決する
ことができる。
【0095】例えば、図19(a)のような切起し形状
の場合、そのサイズが比較的小さく、サイズが標準化さ
れているものは、NCタレットパンチプレスを用いて加
工することが可能であり、このような切起し形状部分に
対応するパンチ金型が用意されていれば、パンチング加
工により作成できる。このような場合において、局所形
状部分とその他の形状部分を区別せず表現する従来の形
状モデルを用いると、展開形状における図19(b)の
ような部分にニブリング加工としてパンチ金型を割り付
け、さらに一回の曲げ工程またはプレス工程が必要であ
ると誤判定される。
【0096】本発明においては、このような切起し形状
部分に対応するパンチ金型が用意されていれば、面付加
型の局所フィーチャとして局所フィーチャライブラリ1
47に登録されているので、正しくコスト因子が出力さ
れる。パンチ金型が用意されていないサイズの場合に
は、局所フィーチャライブラリ147に登録されておら
ず、局所フィーチャライブラリ147に登録されている
フィーチャの種類及びサイズを反映して設計者に表示さ
れるメニュー中から選択できないので、設計者は概略形
状フィーチャである長方形穴と長方形付加板を用いて入
力することになる。この場合には、この切起し形状部分
も概略形状モデル143上に表現され、ニブリング加工
としてパンチ金型を割り付け、さらに一回の曲げまたは
プレス加工が必要であると、正しく判定される。
【0097】処理1701で起動される展開形状に関す
る部品データである概略形状モデル143及び局所フィ
ーチャモデル144の生成手順、及び、処理1704で
起動される加工後形状に関する部品データである概略形
状モデル143及び局所フィーチャモデル144の生成
手順での、処理手順を図20に示す。
【0098】処理2001では、親フィーチャが存在し
ない長方形基準板か不定形基準板の種類のフィーチャ
か、または、親フィーチャが既に処理されているフィー
チャが、フィーチャモデル142から、処理対象として
選択される。
【0099】フィーチャモデル142中の全てのフィー
チャが処理されている場合には、処理を終了する。処理
2002では、処理2001で処理対象として選択され
たフィーチャに対して、関連するデータの再計算と更新
を、図8の処理802〜処理807の処理により行な
う。ただし、処理803では、フィーチャの登録を行な
うのではなく、処理対象フィーチャに関するデータを更
新する。また、展開形状に関する部品データの生成処理
の場合には、処理805により起動される処理手順中で
処理1201の処理が、加工後形状生成手順の検索では
なく展開形状生成手順の検索となる。すなわち、概略形
状フィーチャライブラリ146に、加工後形状生成手順
と展開形状生成手順が共に記述されており、これによ
り、直線的な曲げ加工により加工される部品の場合だけ
でなく、図2に示すような部品のバーリング部分や、絞
り部分を持った、プレス加工により加工される部品の場
合にも、展開形状の部品データを生成することができ
る。
【0100】ここで、図2に示すような部品のバーリン
グ部分の加工後形状生成手順、及び、展開形状生成手順
を例にとり、図21及び図22に示す。
【0101】処理2101では、概略形状モデル143
中から、バーリングフィーチャの付加される稜線要素群
を求める。すなわち、図22(a)に示す形状を表した
概略形状モデル143中から、図22(b)の稜線部分
を求める。
【0102】次に、加工後形状を生成する場合には、処
理2102により、稜線要素群をそれが属する平面上
で、板厚分の厚みを付ける。これにより、図22(c)
のような2次元形状が得られる。
【0103】次に、処理2103により、図22(c)
の2次元形状を稜線要素群が属する平面の法線方向へ指
定された高さ掃引し、図22(d)のような立体形状を
生成する。
【0104】一方、展開形状を生成する場合には、処理
2104により、稜線要素群をそれが属する平面の外側
方向へ指定された高さ掃引し、図22(f)の2次元形
状を生成する。
【0105】次に、処理2105により、図22(f)
の2次元形状に板厚分の厚みを付け、図22(g)のよ
うな立体形状を生成する。
【0106】処理2106では、処理2103または処
理2105で生成された立体形状を元の立体形状と合成
し、図22(e)、図22(h)のようにバーリング加
工部分を付加した立体形状を生成する。
【0107】このような加工後形状生成手続きと展開形
状生成手続きが、概略形状フィーチャ毎に、概略形状フ
ィーチャライブラリ146に格納されている。このよう
に加工後形状生成手続きと展開形状生成手続きとを備え
ることにより、座標系変換を行なうにより加工後形状と
展開形状との変換を行なう方式では対応できなかった、
バーリングや絞り等を含む形状においても、フィーチャ
モデル142から、自動的に加工後形状モデル及び展開
形状モデルを生成することができる。
【0108】コスト見積り部1310は、コスト因子生
成部139により求められたコスト因子と、基準コスト
データ148とから、コストの見積りを行なう。コスト
見積りの方法には、様々な方法が考えられるが、単純に
はコスト因子毎に設定されている基準コスト値を、加算
することで求められる。
【0109】例えば、基準コストデータ148に、図2
3(a)に示すような素材基準コストデータ、図23
(b)に示すような展開加工基準コストデータ、図23
(c)に示すような曲げ加工基準コストデータ等のデー
タが格納されていれば、それぞれのコスト因子に対する
コストを求め、それらを加算していくことにより、部品
のコストを求めることができる。素材基準コストデータ
としては、図23(a)に示すように、板厚の種類と、
板厚の種類にそれぞれ対応する、単位面積当たりのコス
トを格納する。展開加工基準コストデータとしては、図
23(b)に示すように、パンチ金型の種類数と、パン
チ金型の種類数にそれぞれ対応する、パンチ回数当たり
のコストを格納する。曲げ加工基準コストデータとして
は、図23(c)に示すように、曲げ線の長さと、曲げ
角度と、対応する曲げ当たりのコストとを格納する。見
積られたコスト値は、表示処理部132により、表示装
置120に表示される。
【0110】一般に、製品や部組品のコスト見積りは、
図24に示すような部品構成表を用いて行なわれる。図
24の例では、製品1は部組品1と部組品2と部品6か
ら構成され、部組品1は部品1と部品2から構成され、
部組品2は部品3と部品4と部品5から構成されている
ことを示している。ここで、製品1のコストは、部組品
1のコストと部組品2のコストと部品6のコストとそれ
らの組立に要するコストの合計として求められる。さら
に、部組品1のコストは、部品1のコストと部品2のコ
ストとそれらの組立に要するコストの合計となる。ここ
で、それぞれの部品のコストが何らかの方法で求められ
なければならないが、ここで、板金部品に対しては、本
発明の方法を用いることができる。
【0111】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、設計支
援装置において、ユーザが入力した部品の加工後形状の
CADデータから部品の展開形状のCADデータを導出
する機能を備え、加工後形状のCADデータおよび展開
形状のCADデータから部品のコストを見積もることが
できる。
【0112】さらに、本発明は、設計支援装置におい
て、工場の保有しているNCタレットパンチプレス装置
のパンチ金型の種類とサイズに関するライブラリを備
え、特定のパンチ金型により加工されるパンチング加工
部分と角形パンチ等の汎用のパンチ金型を用いて加工す
るニブリング加工部分とを区別してCADデータを管理
することにより、部品のコストに関する情報を抽出また
は生成するためのアルゴリズムを単純にすると共に、部
品のコスト見積りの精度の向上を実現することができ
る。
【0113】すなわち、ユーザが入力した部品のCAD
データから、即時に高精度のコスト見積りを行ない、低
コスト化設計を支援する設計支援装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である設計支援装置の構成を
示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例である設計支援装置に入力さ
れる部品の一例を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例である設計支援装置に入力さ
れる板金部品の加工方法を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施例である設計支援装置に入力さ
れる板金部品の展開加工方法を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例である設計支援装置の入力操
作の一例を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施例である設計支援装置の入力処
理部の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例である設計支援装置のフィー
チャモデルのデータ構造を説明する説明図である。
【図8】本発明の一実施例である設計支援装置のフィー
チャ生成部の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】一般的な3次元形状を表現する方法である境界
表現法を説明する説明図である。
【図10】一般的な3次元形状を表現する方法である境
界表現法のデータ構造を説明する説明図である。
【図11】本発明の一実施例である設計支援装置の概略
形状モデルの形状表現を説明する説明図である。
【図12】本発明の一実施例である設計支援装置の概略
形状生成部の形状生成処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図13】本発明の一実施例である設計支援装置の局所
フィーチャの種類を示す説明図である。
【図14】本発明の一実施例である設計支援装置の局所
フィーチャモデルのデータ構造を説明する説明図であ
る。
【図15】本発明の一実施例である設計支援装置の局所
フィーチャモデル管理部の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図16】本発明の一実施例である設計支援装置の表示
処理部の処理手順を示すフローチャートである。
【図17】本発明の一実施例である設計支援装置のコス
ト因子生成部の処理手順を示すフローチャートである。
【図18】NCタレットパンチプレス装置のパンチ金型
の割り当て方法を示す説明図である。
【図19】従来の設計支援装置では、コスト因子を正し
く抽出することが難しい形状の例を示す説明図である。
【図20】本発明の一実施例である設計支援装置の展開
形状の部品データ及び加工後形状の部品データを生成す
る処理手順を示すフローチャートである。
【図21】本発明の一実施例である設計支援装置の概略
形状フィーチャライブラリにフィーチャ毎に格納される
概略形状生成手順の一例を示すフローチャートである。
【図22】本発明の一実施例である設計支援装置の概略
形状フィーチャライブラリにフィーチャ毎に格納される
概略形状生成手順の一例による形状の変化を示す説明図
である。
【図23】本発明の一実施例である設計支援装置の基準
コストデータを示す説明図である。
【図24】製品や部組品のコスト見積りに用いられる部
品構成表を示す説明図である。
【符号の説明】
100 設計支援装置 110 入力装置 120 表示装置 130 演算処理装置 140 データ記憶装置 131 入力処理部 132 表示処理部 133 フィーチャ生成部 134 フィーチャ管理部 135 概略形状生成部 136 概略形状管理部 137 局所フィーチャ生成部 138 局所フィーチャ管理部 139 コスト因子生成部 1310 コスト見積り部 141 CADデータ 142 フィーチャモデル 143 概略形状モデル 144 局所フィーチャモデル 145 フィーチャライブラリ 146 概略形状フィーチャライブラリ 147 局所フィーチャライブラリ 148 基準コストデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 譲治 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 荒井 信一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 渡部 謙三 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品における部品の材質および前記部品を
    生成するための加工方法であるフィーチャに基づいて、
    前記部品を加工するために必要なコストを算出する設計
    支援装置において、 前記部品を生成するための加工方法のうち、特定の金型
    を用いて行われる加工方法であるパンチング加工に関す
    る複数の情報がそれぞれ局所フィーチャとして記述され
    た局所フィーチャライブラリと、 前記部品を生成するための材質に関する情報や、前記部
    品を生成するための加工方法のうち金型を用いない加工
    方法に関する情報や、前記部品を生成するための加工方
    法のうち汎用的な金型を用いて行なう加工方法であるニ
    ブリング加工に関する複数の情報がそれぞれ概略形状フ
    ィーチャとして記述され、かつ、各該概略形状フィーチ
    ャによって特定される加工後の各部品の形状である加工
    後形状を生成する加工後形状生成手順と、前記概略形状
    フィーチャによって特定される加工後の各部品を展開し
    た形状である展開形状を生成する展開形状生成手順とが
    記述された概略形状フィーチャライブラリと、 前記局所フィーチャライブラリに記述された各局所フィ
    ーチャと、前記概略形状フィーチャライブラリに記述さ
    れた各概略形状フィーチャとを、表示する表示手段と、 該表示手段に表示された局所フィーチャおよび概略形状
    フィーチャのうちから、局所フィーチャおよび/または
    概略形状フィーチャの選択を受け付ける受け付け手段
    と、 選択された局所フィーチャに基づいて、前記部品の局所
    フィーチャにより特定される加工方法の設計対象部品へ
    の適用の内容を表すモデルである局所フィーチャモデル
    を生成する局所フィーチャ生成部と、 該局所フィーチャ生成部により生成された局所フィーチ
    ャモデルを記憶する局所フィーチャモデル記憶手段と、 選択された概略形状フィーチャと、前記概略形状フィー
    チャライブラリが有する加工後形状生成手順と展開形状
    生成手順とに基づいて、選択された概略形状フィーチャ
    により特定される材質の材料に、選択された概略形状フ
    ィーチャにより特定される加工方法を適用した場合に得
    られる部品の形状と、選択された概略形状フィーチャに
    より特定される材質の材料に、選択された概略形状フィ
    ーチャにより特定される加工方法を適用した場合に得ら
    れる部品の展開形状とを表すモデルである概略形状モデ
    ルを生成する概略形状生成部と、 該概略形状生成部により生成された概略形状モデルを記
    憶する概略形状モデル記憶手段と、 前記局所フィーチャモデル記憶手段に記憶された局所フ
    ィーチャモデルと、前記概略形状モデル記憶手段に記憶
    された概略形状モデルとに基づいて、前記部品を生成す
    るために必要なコストに関する因子を生成するコスト因
    子生成手段と、 該コスト因子生成手段により生成される因子と、コスト
    とを対応づけて基準コストデータとして記憶する基準コ
    ストデータ記憶手段と、 前記コスト因子生成部により生成された因子と、前記基
    準コストデータ記憶手段に記憶された基準コストデータ
    とに基づいて、前記部品のコストを見積るコスト見積り
    手段と、 該コスト見積り手段により見積られた前記部品のコスト
    を、前記表示手段に表示する制御手段と、 を有することを特徴とする設計支援装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の設計支援装置において、 前記局所フィーチャライブラリは、当該局所フィーチャ
    ライブラリに記述された局所フィーチャによって特定さ
    れる加工方法により加工された加工後の形状を表す局所
    形状データを局所フィーチャ毎に備え、 前記選択された局所フィーチャに対応する局所形状デー
    タと、前記概略形状モデルの部品の形状、または、前記
    概略形状モデルの部品の展開形状とを合成する合成手段
    を有することを特徴とする設計支援装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の設計支援装置において、 製品を構成する部組品または部品と、前記部組品を構成
    する部品を示す構成表を記憶する手段と、 部組品または部品を組み立てるために必要なコストに関
    する組立コスト情報を記憶する手段と、 前記コスト見積り手段により見積られた各部品のコスト
    を、前記構成表に基づいて加算し、前記組立コスト情報
    をさらに加算して、製品を生成するために必要なコスト
    を算出する手段と、 を有することを特徴とする設計支援装置。
  4. 【請求項4】部品を生成するための加工方法のうち、特
    定の金型を用いて行われる加工方法であるパンチング加
    工と、汎用的な金型を用いて行なう加工方法であるニブ
    リング加工とを行なうパンチプレス装置において、 パンチング加工に関する情報を第1のフィーチャとして
    記述された第1のフィーチャライブラリと、 ニブリング加工に関する情報を第2のフィーチャとして
    記述された第2のフィーチャライブラリと、 前記第1のフィーチャライブラリに記述された第1のフ
    ィーチャと、前記第2のフィーチャライブラリに記述さ
    れた第2のフィーチャとを、表示する表示手段と、 該表示手段に表示された第1のフィーチャおよび第2の
    フィーチャのうち、第1のフィーチャおよび/または第
    2のフィーチャの選択を受け付ける受け付け手段と、 選択された第1のフィーチャおよび/または第2のフィ
    ーチャに基づいて、パンチング加工および/またはニブ
    リング加工を行なうことを特徴とするパンチプレス装
    置。
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