JPH0962373A - 定電圧装置 - Google Patents

定電圧装置

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Publication number
JPH0962373A
JPH0962373A JP7214640A JP21464095A JPH0962373A JP H0962373 A JPH0962373 A JP H0962373A JP 7214640 A JP7214640 A JP 7214640A JP 21464095 A JP21464095 A JP 21464095A JP H0962373 A JPH0962373 A JP H0962373A
Authority
JP
Japan
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voltage
circuit
level
constant voltage
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP7214640A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Inomata
武志 猪俣
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0962373A publication Critical patent/JPH0962373A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の定電圧回路を制御回路よりのHレベル
とLレベルの電圧切換信号により切り換える装置におけ
る切換制御不良,電位レベルの変動のない安定した電圧
出力が得られるような定電圧装置を提供する。 【解決手段】 複数種の制御信号を出力する制御回路2
と、出力端子が共通に接続されると共に前記制御回路2
より制御信号が入力されたとき互いに異なる電圧を出力
する定電圧回路5,6とを備え、更に前記制御回路2に
は、電圧を出力している所定の定電圧回路5から他の定
電圧回路6へ制御信号を切り換えるとき、前記所定の定
電圧回路5へ供給している制御信号の消滅のタイミング
を前記他の定電圧回路へ供給する制御信号の発生のタイ
ミングより遅くする電圧切換信号遅延回路8,9を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに異なる電圧を出
力する複数の定電圧回路を切り換えて使用する定電圧装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マイコンなどでは実行状態と待機
状態の2種類の動作状態を持ち、待機時には制御回路に
より動作電圧を低い電圧に切り換えて電力消費量を抑え
ているものがある。
【0003】以下、図3を参照しつつ従来の定電圧装置
における電圧切換回路について説明する。図3におい
て、1は電圧切換信号入力端子、2は制御回路、3,4
は第1定電圧回路5と第2定電圧回路6の制御信号を伝
送するための信号線、7は第1定電圧回路5と第2定電
圧回路6の電圧出力端子、12は制御回路2を構成するN
OT回路である。なお、前記第1定電圧回路5と第2定
電圧回路6の出力電圧値は異なる電圧に設定してある。
【0004】次に、その動作について説明するに、電圧
切換信号入力端子1より、切り換え信号として第1の電
圧レベル(以下Hレベルという)の信号が入力されると、
制御回路2は、信号線3に第2の電圧レベル(以下Lレ
ベルという)の信号を出力し、信号線4にHレベルの信
号を出力する。その結果、第2定電圧回路6が動作し、
その出力電圧が電圧出力端子7に出力される。同様に電
圧切換信号入力端子1にLレベルの信号が入力される
と、制御回路2は、信号線3にHレベルの信号を出力
し、信号線4にLレベルの信号を出力する結果、第1定
電圧回路5が動作し、その出力電圧が電圧出力端子7に
出力される。
【0005】以上のようにHまたはLレベルの切り換え
信号により第1定電圧回路5または第2定電圧回路6の
一方が動作して、その電圧を出力する構成になってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来装置においては、次のような問題点がある。即ち、制
御回路2の切換動作のタイミングは、図4のタイミング
チャートに示すように、Aに示す電圧切換信号が電圧切
換信号入力端子1に入力されたとすると、この電圧切換
信号は時間と共に図4の信号AのようにHレベルからL
レベルに変化し、電圧切換信号入力端子1と信号線3の
間に接続されているNOT回路12の特性上、信号遅延を
生じ、信号線3を通る信号Cは、信号線4を通る信号B
に対してX〜Y期間において共にLレベルになり、第1
定電圧回路5と第2定電圧回路6はハイインピーダンス
状態になって、不安定な状態となる。したがって外的要
因により各定電圧回路の切換制御が不良になったり、電
圧出力端子7からの電圧出力が得られなかったり、電位
レベルが変動したり、次段に接続される回路の誤動作の
原因になる。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、電圧切換信号に基づく前記各信号線を通る制御信号
の一方がLレベルのときには、他方の制御信号は必ずH
レベルを維持する回路構成にし、各定電圧回路から安定
した電圧出力が得られるような定電圧装置を提供するも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】複数種の制御信号を出力
する制御回路と、出力端子が共通に接続されると共に、
前記制御回路より制御信号が入力したとき互いに異なる
電圧を出力する複数の定電圧回路とを備え、更に前記制
御回路は、電圧を出力している所定の定電圧回路から他
の定電圧回路へ制御信号を切り換えるとき、前記所定の
定電圧回路へ供給している制御信号の消滅のタイミング
を前記他の定電圧回路へ供給する制御信号の発生のタイ
ミングより遅くするタイミング調整手段を具備するもの
である。
【0009】
【作用】複数の定電圧回路を制御する少なくとも2種の
制御信号の一方は、必ず前記定電圧回路のいずれかを動
作させるので、いずれかの定電圧回路から常に所望の電
圧が出力される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1を参照し
ながら説明する。なお、前記従来の装置と同一の部分に
ついては同一の符号を付すものとする。図中、1は電圧
切換信号入力端子、2は制御回路、3,4は第1定電圧
回路5と第2定電圧回路6の制御信号を伝送するための
信号線、7は第1定電圧回路5と第2定電圧回路6の電
圧出力端子、8及び9はそれぞれ第1及び第2電圧切換
信号遅延回路で、それぞれP型トランジスタQ1,Q3
N型トランジスタQ2,Q4、コンデンサC1,C2等によ
り構成されたNOT回路の機能を持つものである。10は
NOT回路、11は、説明の便宜上、従来例と論理を合わ
せるために挿入した他のNOT回路で、この挿入によ
り、電圧切換信号入力端子から信号線3と信号線4との
間に入っているNOT回路による信号処理は、この実施
例と従来例が同様の論理になる。なお、前記第1定電圧
回路5と第2定電圧回路6の出力電圧値は異なる電圧に
設定してある。
【0011】次に、その動作について説明するに、今、
電圧切換信号入力端子1より、電圧切換信号としてHレ
ベルの信号が入力されると、第1電圧切換信号遅延回路
8の入力はHレベル、第2電圧切換信号遅延回路9の入
力はLレベルとなり、P型トランジスタQ1がオフ,P
型トランジスタQ3がオン、N型トランジスタQ2がオ
ン,N型トランジスタQ4がオフとなり、信号線4の出
力はHレベル(電源電圧VCCレベル)で、出力段のコンデ
ンサC2はこの電源電圧VCCにまで充電される。また、
この入力がHレベルからLレベルに変化したときは、P
型トランジスタQ1がオン,P型トランジスタQ3がオ
フ、N型トランジスタQ2がオフ,N型トランジスタQ4
がオンとなり、信号線4の出力は、HレベルからLレベ
ル(GNDレベル)に変化するが、出力段のコンデンサC
2の電荷がN型トランジスタQ4を通って放電され、その
電圧値がしきい値よりも小さくなるまではHレベルを保
持し、遅延された形でLレベル(GNDレベル)に変化す
る。一方、信号線3の出力は信号線4とは逆にLレベル
からHレベルに変化することになる。したがって出力段
のコンデンサC1,C2の容量値により、この遅延時間を
制御することができるので、信号線3,4の出力信号レ
ベルが、後述のようにスムースに入れ替わるように、こ
の容量値は選定される。
【0012】一方、前記電圧切換信号の入力がLレベル
からHレベルに変化するときの第1電圧切換信号遅延回
路8,第2電圧切換信号遅延回路9の出力信号レベルの
変化は、コンデンサC1,C2の充放電動作に依存しない
ので通常のNOT回路の動作と同じであり、したがって
遅延時間も同様である。以下これら信号のレベル変化と
タイミング等について図2を参照して説明する。
【0013】図2の波形Aに示される電圧切換信号が電
圧切換信号入力端子1に入力されたとすると、この電圧
切換信号は、NOT回路11を通った段階では波形Bに示
すように、このNOT回路11による遅延時間T1だけ立
ち上がりが遅れた波形となって現れる。なお、図2中の
1とT3はNOT回路11による遅延時間、T2とT4はN
OT回路10による遅延時間を示す。
【0014】波形Bに示す信号が第2電圧切換信号遅延
回路9の入力に加わると、時間XでトランジスタQ4
オンし、コンデンサC2が放電を始め、この信号即ち、
信号線4の信号はコンデンサC2等による時定数で立ち
下がる。また、信号波形Bが時間X’でHレベルからL
レベルに変化する時点までLレベルを維持し、この変化
時点でP型トランジスタQ3がオンすることによって今
度はコンデンサC2の充電の時定数で立ち上がり、波形
C(破線は論理レベルを示す)のようになる。一方信号線
3の信号はトランジスタQ1がオンすることによって、
コンデンサC1の充電の時定数で立ち上がり、前記のN
OT回路11を通った信号波形BがHレベルからLレベル
に変化する時点までHレベルを維持し、この変化時点で
P型トランジスタQ1がオンすることによって今度はコ
ンデンサC1が放電を始め、その時定数で立ち下がり、
波形D(破線は論理レベルを示す)のようになる。
【0015】ここで波形Cと波形Dを対比すると明らか
なように、両者は逆相で進行すると共に、前記従来例で
問題となったX〜Y期間においては、波形CがHレベ
ル、波形DがLレベルで進み、Y近傍において両者はス
ムースにレベルが入れ替わり、波形CがLレベル、波形
DがHレベルになり、両者が共にLレベルになることは
ない。
【0016】従って、前記各信号線3,4を通る信号の
一方がLレベルのときには、他方の信号は必ずHレベル
を維持することができるのである。
【0017】なお、前記定電圧回路はその入力にHレベ
ルの信号が加わったときに所定の電圧を出力する旨説明
したが、これはLレベルの信号が加わったときに所定の
電圧を出力するように構成しても良いことは勿論であ
り、その他種々の変更を加えることが可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の実施例から明らかなよう
に、図2のX〜Y期間で各信号線を通る少なくとも2種
の制御信号の一方は、全てのタイミングで各定電圧回路
のいずれかを動作させるので、電圧出力端子からは全て
のタイミングで所望の電圧が出力され、常に安定した電
圧供給が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定電圧装置の一実施例を示す回路ブロ
ック図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するための波形
図である。
【図3】従来の定電圧装置の一例を示す回路ブロック図
である。
【図4】従来例の動作を説明するための波形図である。
【符号の説明】
1…電圧切換信号入力端子、 2…制御回路、 3,4
…信号線、 5…第1定電圧回路、 6…第2定電圧回
路、 7…電圧出力端子、 8…第1電圧切換信号遅延
回路、 9…第2電圧切換信号遅延回路、 10,11,12
…NOT回路、Q1,Q3…P型トランジスタ、 Q2
4…N型トランジスタ、 C1,C2…コンデンサ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の切換信号を入力し、その切換信
    号に対応してそれぞれ異なる制御信号を出力する複数の
    出力端子を有する制御回路と、 出力端子が共通に接続されると共に、前記制御回路の各
    出力端子にそれぞれ接続された入力端子を有し、その入
    力端子に制御信号が入力したときそれぞれ互いに異なる
    電圧を出力する複数の定電圧回路とを備え、 前記制御回路は、前記複数の定電圧回路のうち、第1の
    電圧を出力している第1の定電圧回路から所望の第2の
    電圧を出力する第2の定電圧回路へ制御信号の供給を切
    り換えるとき、前記第1の定電圧回路へ供給している制
    御信号の消滅のタイミングを第2の定電圧回路へ供給す
    る制御信号の発生のタイミングより遅くするタイミング
    調整手段を具備することを特徴とする定電圧装置。
  2. 【請求項2】 ハイレベルとローレベルの切換信号を入
    力し、ハイレベルの切換信号が入力するとハイレベルの
    制御信号を出力すると共にローレベルの切換信号が入力
    するとローレベルの制御信号を出力する第1の出力端子
    と、ハイレベルの切換信号が入力するとローレベルの制
    御信号を出力すると共にローレベルの切換信号が入力す
    るとハイレベルの制御信号を出力する第2の出力端子と
    を有する制御回路と、 出力端子が共通に接続されると共に、前記制御回路の第
    1の出力端子に接続された入力端子を有し、ハイレベル
    の制御信号が入力すると第1の電圧を出力する第1の定
    電圧回路、および前記制御回路の第2の出力端子に接続
    された入力端子を有し、ハイレベルの制御信号が入力す
    ると第2の電圧を出力する第2の定電圧回路とを備え、 前記制御回路は、前記第1の電圧と第2の電圧の出力電
    圧を切り換える際、2つの制御信号の一方がハイレベル
    からローレベルへ立ち下がるタイミングを他方がローレ
    ベルからハイレベルへ立ち上がるタイミングより遅くす
    るタイミング調整手段を具備することを特徴とする定電
    圧装置。
  3. 【請求項3】 タイミング調整手段が遅延回路からなる
    ことを特徴とする請求項2記載の定電圧装置。
JP7214640A 1995-08-23 1995-08-23 定電圧装置 Pending JPH0962373A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006338156A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Ricoh Co Ltd 定電圧電源回路及び定電圧電源回路の動作制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006338156A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Ricoh Co Ltd 定電圧電源回路及び定電圧電源回路の動作制御方法
JP4619866B2 (ja) * 2005-05-31 2011-01-26 株式会社リコー 定電圧電源回路及び定電圧電源回路の動作制御方法

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