JPH0962181A - 発光部又は光再帰反射部を有する点字表示物 - Google Patents
発光部又は光再帰反射部を有する点字表示物Info
- Publication number
- JPH0962181A JPH0962181A JP24240595A JP24240595A JPH0962181A JP H0962181 A JPH0962181 A JP H0962181A JP 24240595 A JP24240595 A JP 24240595A JP 24240595 A JP24240595 A JP 24240595A JP H0962181 A JPH0962181 A JP H0962181A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、階段の手摺り部分、トイレ、エ
レベータ等の人手に触れることが出来る部分に設ける案
内表示用の発光部又は光再帰反射部を有する点字表示物
を提供することを目的とする。 【構成】 この発明の発光部又は光再帰反射部を有する
点字表示物は、階段の手摺り部分、トイレ、エレベータ
等の人手に触れることが出来る部分に設ける案内表示用
のベーズ部１に案内表示用の点字部２と、この点字部２
又は近辺に一般健常者が分かるように書いた案内表示用
の墨字部３とを設け、ベーズ部１全面又はこの墨字部３
又は前記点字部２の下又は近辺に発光部又は光再帰部４
とを設けたものである。発光部又は光再帰部４のうち発
光部が点字部２と墨字部３とを明らかにする板状又は発
光時に文字が見える抜き文字に形成したものであり、光
再帰部がガラスビーズ等による光再帰反射部としたもの
である。
レベータ等の人手に触れることが出来る部分に設ける案
内表示用の発光部又は光再帰反射部を有する点字表示物
を提供することを目的とする。 【構成】 この発明の発光部又は光再帰反射部を有する
点字表示物は、階段の手摺り部分、トイレ、エレベータ
等の人手に触れることが出来る部分に設ける案内表示用
のベーズ部１に案内表示用の点字部２と、この点字部２
又は近辺に一般健常者が分かるように書いた案内表示用
の墨字部３とを設け、ベーズ部１全面又はこの墨字部３
又は前記点字部２の下又は近辺に発光部又は光再帰部４
とを設けたものである。発光部又は光再帰部４のうち発
光部が点字部２と墨字部３とを明らかにする板状又は発
光時に文字が見える抜き文字に形成したものであり、光
再帰部がガラスビーズ等による光再帰反射部としたもの
である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、階段の手摺り部
分、トイレ、エレベータ等の人手に触れることが出来る
部分に設ける案内表示用の発光部又は光再帰反射部を有
する点字表示物に関する。
分、トイレ、エレベータ等の人手に触れることが出来る
部分に設ける案内表示用の発光部又は光再帰反射部を有
する点字表示物に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、階段の手摺り部分やトイレ、エレ
ベータ等の人手に触れることが出来る部分に設ける案内
表示用に点字表示されている各種案内表示物が数多く採
用されており、視覚障害者の社会参加の為の一助となっ
ている。
ベータ等の人手に触れることが出来る部分に設ける案内
表示用に点字表示されている各種案内表示物が数多く採
用されており、視覚障害者の社会参加の為の一助となっ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの案内
表示物は視覚障害者の為にはなるが、夜間災害時等に停
電したりして暗黒になった場合に、一般健常者にも案内
表示物の存在がわかるような発光部又は光再帰反射部を
有する案内表示物が望まれていた。
表示物は視覚障害者の為にはなるが、夜間災害時等に停
電したりして暗黒になった場合に、一般健常者にも案内
表示物の存在がわかるような発光部又は光再帰反射部を
有する案内表示物が望まれていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明の発光部又は光
再帰反射部を有する点字案内表示物は、階段の手摺り部
分、トイレ、エレベータ等の人手に触れることが出来る
部分に設ける案内表示用のベーズ部１に、案内表示用の
点字部２と、この点字部２又は近辺に一般健常者がわか
るように書いた案内表示用の墨字部３とを設け、ベーズ
部１全面又はこの墨字部３又は前記点字部２の下又は近
辺に発光部又は光再帰部４とを設けたものである。発光
部又は光再帰部４のうち発光部が点字部２と墨字部３と
を明らかにする板状又は発光時に文字が見える抜き文字
に形成したものであり、光再帰部がガラスビーズ等によ
る光再帰反射部としたものである。
再帰反射部を有する点字案内表示物は、階段の手摺り部
分、トイレ、エレベータ等の人手に触れることが出来る
部分に設ける案内表示用のベーズ部１に、案内表示用の
点字部２と、この点字部２又は近辺に一般健常者がわか
るように書いた案内表示用の墨字部３とを設け、ベーズ
部１全面又はこの墨字部３又は前記点字部２の下又は近
辺に発光部又は光再帰部４とを設けたものである。発光
部又は光再帰部４のうち発光部が点字部２と墨字部３と
を明らかにする板状又は発光時に文字が見える抜き文字
に形成したものであり、光再帰部がガラスビーズ等によ
る光再帰反射部としたものである。
【０００５】
【０００６】
【実施例】この発明の発光部又は光再帰反射部を有する
点字表示物を例示した図にもとずいて説明する。図示し
ていない階段の手摺り部分、トイレ、エレベータ等の、
特に視覚障害者の手に触れることが出来る部分に設ける
案内表示用のベーズ部１は、合成樹脂、紙、硝子、金属
等の各種材料で造り、階段の手摺り部分等にネジで取り
付ける他、取り付け面に接着剤を付けておき、その接着
剤を被った紙を剥して直ちに接着することが出来る等取
り扱いやすいようにしてある。
点字表示物を例示した図にもとずいて説明する。図示し
ていない階段の手摺り部分、トイレ、エレベータ等の、
特に視覚障害者の手に触れることが出来る部分に設ける
案内表示用のベーズ部１は、合成樹脂、紙、硝子、金属
等の各種材料で造り、階段の手摺り部分等にネジで取り
付ける他、取り付け面に接着剤を付けておき、その接着
剤を被った紙を剥して直ちに接着することが出来る等取
り扱いやすいようにしてある。
【０００７】このベーズ部１に、イルガサンＤＰ３００
を用いた繊維の樹脂加工により抗菌性を付与したり、抗
菌力をもつ高分子の塗膜化、放出制御膜をもつマイクロ
カプセルラミネート、コーティングあるいは、多孔性プ
ラスチック、発泡体などに薬剤を保持させて徐放化させ
る等抗菌処理を施すことも有効である。
を用いた繊維の樹脂加工により抗菌性を付与したり、抗
菌力をもつ高分子の塗膜化、放出制御膜をもつマイクロ
カプセルラミネート、コーティングあるいは、多孔性プ
ラスチック、発泡体などに薬剤を保持させて徐放化させ
る等抗菌処理を施すことも有効である。
【０００８】ベーズ部１に案内表示用の点字部２を印刷
方式、又は、プレス方式で設けるとともに、点字を読み
取ることが出来ない一般健常者にも案内表示物の内容が
分かるように案内表示用の文字を墨等で書いた墨字部３
を設ける。この墨字部３は前記点字部２上に重ねるよう
に印刷等で書いたようにしたり、点字部２の近辺に印刷
等で書くようにする。
方式、又は、プレス方式で設けるとともに、点字を読み
取ることが出来ない一般健常者にも案内表示物の内容が
分かるように案内表示用の文字を墨等で書いた墨字部３
を設ける。この墨字部３は前記点字部２上に重ねるよう
に印刷等で書いたようにしたり、点字部２の近辺に印刷
等で書くようにする。
【０００９】ベーズ部１の全体、あるいは点字部２、墨
字部３を含む範囲、又は、点字部２、墨字部３とは別に
発光部又は光再帰部４を印刷または、シール加工等で形
成して設け、夜間災害時等緊急の場合停電して暗くなっ
ても一般健常者に案内表示物の存在を知らせることが出
来るようにする。
字部３を含む範囲、又は、点字部２、墨字部３とは別に
発光部又は光再帰部４を印刷または、シール加工等で形
成して設け、夜間災害時等緊急の場合停電して暗くなっ
ても一般健常者に案内表示物の存在を知らせることが出
来るようにする。
【００１０】この発光部又は光再帰部４のうち発光部
（蓄光部）は、輝度は低いが１０時間ぐらい紫青色に発
光する硫化カルシウム蛍光体（ＣａＳ：Ｂｉ）、また黄
力色の光で１〜２時間発光する硫化亜鉛体蛍光体（Ｚｎ
Ｓ：Ｃｕ）、更に残光輝度、残光時間の優れたストロン
チウムアルミネート（ＳｒＡＩ2 Ｏ4 ）を母体結晶とす
るＮ夜光（商品名）等の発光材料等を印刷又はシール加
工等により形成するものである。
（蓄光部）は、輝度は低いが１０時間ぐらい紫青色に発
光する硫化カルシウム蛍光体（ＣａＳ：Ｂｉ）、また黄
力色の光で１〜２時間発光する硫化亜鉛体蛍光体（Ｚｎ
Ｓ：Ｃｕ）、更に残光輝度、残光時間の優れたストロン
チウムアルミネート（ＳｒＡＩ2 Ｏ4 ）を母体結晶とす
るＮ夜光（商品名）等の発光材料等を印刷又はシール加
工等により形成するものである。
【００１１】そして、この発光部の場合は抜き文字に形
成し、発光時に文字が見えるようにすることもできるも
のである。
成し、発光時に文字が見えるようにすることもできるも
のである。
【００１２】又、発光部又は光再帰部４のうち光再帰部
は塗料の中に細かなガラスビーズを入れ、光を受けると
塗料の中にある細かなガラスビーズが、光を光がきた方
向に反射する、いわゆる再帰反射をもった反射塗料を塗
布した反射シールを貼り付けるか、スクリーン印刷で印
刷して光再帰反射部とする。
は塗料の中に細かなガラスビーズを入れ、光を受けると
塗料の中にある細かなガラスビーズが、光を光がきた方
向に反射する、いわゆる再帰反射をもった反射塗料を塗
布した反射シールを貼り付けるか、スクリーン印刷で印
刷して光再帰反射部とする。
【００１３】
【発明の効果】表示物は視覚障害者の為の点字案内表示
物に、夜光材料による発光部やガラスビーズ等による光
再帰反射部を加えることにより、夜間災害時に停電等で
暗黒になった場合に、一般健常者にも案内表示物の存在
がわかるようになり、より一層安全範囲を広げることが
出来るようになった。
物に、夜光材料による発光部やガラスビーズ等による光
再帰反射部を加えることにより、夜間災害時に停電等で
暗黒になった場合に、一般健常者にも案内表示物の存在
がわかるようになり、より一層安全範囲を広げることが
出来るようになった。
【図１】この発明の発光部又は光再帰反射部を有する点
字表示物の概略図である。
字表示物の概略図である。
【符号の説明】 １〜ベーズ部 ２〜点字部 ３〜墨字部 ４〜発光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 晃 東京都江東区亀戸５丁目40番11号日昭クイ ンズ株式会社内 (72)発明者 吉川 健一 千葉県松戸市和名ケ谷995番地の４株式会 社サンイチ工芸社内 (72)発明者 福本 正幸 東京都新宿区神楽坂６丁目66番地神楽坂宝 生堂ビル５Ｆ有限会社メデイア・ミューズ 内
Claims (3)
- 【請求項１】 階段の手摺り部分、トイレ、エレベータ
等の人手に触れることが出来る部分に設ける案内表示用
のベーズ部１と、このベーズ部１に設けた案内表示用の
点字部２と、この点字部２の上又は近辺に設けた案内表
示用の墨字部３と、この墨字部３又は前記点字部２の下
面又は近辺に発光部又は光再帰部４と、を設けた発光部
又は光再帰反射部を有する点字表示物。 - 【請求項２】 発光部又は光再帰部４の発光部が、発光
時に文字が見える抜き文字に形成した発光部又は光再帰
反射部を有する点字表示物。 - 【請求項３】 発光部又は光再帰部４の光再帰部が、ガ
ラスビーズ等による光再帰反射部である発光部又は光再
帰反射部を有する点字表示物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24240595A JPH0962181A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 発光部又は光再帰反射部を有する点字表示物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24240595A JPH0962181A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 発光部又は光再帰反射部を有する点字表示物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0962181A true JPH0962181A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=17088655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24240595A Pending JPH0962181A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 発光部又は光再帰反射部を有する点字表示物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0962181A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008122986A (ja) * | 2008-01-11 | 2008-05-29 | Sakai Silk Screen:Kk | 表示板及びその製造方法 |
| US9403964B2 (en) | 2011-04-11 | 2016-08-02 | Chemson Polymer-Additive Ag | Hydroquinone compounds for reducing photoblueing of halogen-containing polymers |
| JP2021100593A (ja) * | 2015-08-19 | 2021-07-08 | 株式会社Ｌｅｃ | 蓄光パネルを備えた防災用のロッカー、蓄光パネルの製造方法及びロッカーの組立方法 |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP24240595A patent/JPH0962181A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008122986A (ja) * | 2008-01-11 | 2008-05-29 | Sakai Silk Screen:Kk | 表示板及びその製造方法 |
| US9403964B2 (en) | 2011-04-11 | 2016-08-02 | Chemson Polymer-Additive Ag | Hydroquinone compounds for reducing photoblueing of halogen-containing polymers |
| JP2021100593A (ja) * | 2015-08-19 | 2021-07-08 | 株式会社Ｌｅｃ | 蓄光パネルを備えた防災用のロッカー、蓄光パネルの製造方法及びロッカーの組立方法 |
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