JP3038825U - 点字付表示物 - Google Patents
点字付表示物Info
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- JP3038825U JP3038825U JP1996009503U JP950396U JP3038825U JP 3038825 U JP3038825 U JP 3038825U JP 1996009503 U JP1996009503 U JP 1996009503U JP 950396 U JP950396 U JP 950396U JP 3038825 U JP3038825 U JP 3038825U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 視覚障害者には先天的視覚障害者ばかりでな
く、事故、病気等、又、寿命の高齢化に伴い点字が読め
ない人もかなりの割合でいる。最近様々な施設、建物等
で点字表示物が設けられ始めているが、より多くの点字
が読めない視覚障害者にも判りやすい点字表示物が望ま
れている。又、夜間災害時に停電したりして闇黒になっ
た場合に、一般健常者にも表示物の存在がわかるような
発光部又は光再帰反射部を有する点字付表示物が望まれ
ていた。 【解決手段】 この考案の点字付表示物は、階段の手摺
り部分、トイレ、エレベータ等の人手に触れることが出
来る部分に設ける表示用のベース部1に表示用の点字部
2と、この点字部2の近辺に表示用の凸出した文字部3
と、この文字部3又は前記点字部2の近辺に凸出した略
記号部4とを設けたものである。そして、文字部3又は
略記号部4が発光、又は、発光時に文字が見える抜き文
字に形成し、ベース部1、文字部3又は略記号部4が、
ガラスビーズ等による光再帰反射部としたものである。
く、事故、病気等、又、寿命の高齢化に伴い点字が読め
ない人もかなりの割合でいる。最近様々な施設、建物等
で点字表示物が設けられ始めているが、より多くの点字
が読めない視覚障害者にも判りやすい点字表示物が望ま
れている。又、夜間災害時に停電したりして闇黒になっ
た場合に、一般健常者にも表示物の存在がわかるような
発光部又は光再帰反射部を有する点字付表示物が望まれ
ていた。 【解決手段】 この考案の点字付表示物は、階段の手摺
り部分、トイレ、エレベータ等の人手に触れることが出
来る部分に設ける表示用のベース部1に表示用の点字部
2と、この点字部2の近辺に表示用の凸出した文字部3
と、この文字部3又は前記点字部2の近辺に凸出した略
記号部4とを設けたものである。そして、文字部3又は
略記号部4が発光、又は、発光時に文字が見える抜き文
字に形成し、ベース部1、文字部3又は略記号部4が、
ガラスビーズ等による光再帰反射部としたものである。
Description
【0001】 射部である点字付表示物。
この考案は、階段の手摺り部分、トイレ、エレベータ等の人手に触れることが 出来る部分に設ける表示用の点字付表示物に関する。
【0002】
従来、階段の手摺り部分やトイレ、エレベータ等の人手に触れることが出来る 部分に設ける表示物に点字表示されている各種表示物が数多く採用されており、 視覚障害者の社会参加の為の一助となっている。
【0003】
視覚障害者には先天的視覚障害者ばかりでなく、事故、病気等、又、寿命の高 齢化に伴い点字が読めない人もかなりの割合でいる。最近様々な施設、建物等で 点字表示物が設けられ始めているが、点字が読めない視覚障害者にも判りやすい 点字表示物が望まれている。又、夜間災害時等に停電したりして闇黒になった場 合に、一般健常者にも表示物の存在がわかるような発光部又は光再帰反射部を有 する点字付表示物が望まれていた。
【0004】
この考案の点字付表示物は、階段の手摺り部分、トイレ、エレベータ等の人手 に触れることが出来る部分に設ける表示用のベース部1に表示用の点字部2と、 この点字部2の近辺に表示用の凸出した文字部3と、この文字部3又は前記点字 部2の近辺に凸出した略記号部4とを設けたものである。そして、文字部3又は 略記号部4が発光、又は、発光時に文字が見える抜き文字に形成し、ベース部1 、文字部3又は略記号部4が、ガラスビーズ等による光再帰反射部としたもので ある。
【0005】
【0006】
この考案の点字付表示物を例示した図にもとずいて説明する。図示していない 階段の手摺り部分、トイレ、エレベータ等の、特に視覚障害者の手に触れること が出来る部分に設ける表示用のベース部1は、例えば着色した塩ぴ等の合成樹脂 、紙、硝子、金属等の各種材料で造り,階段の手摺り部分等にネジで取り付ける 他、取り付け面に粘着剤層5を設け、その粘着剤層5を被った紙のカバー6を剥 して直ちに接着することが出来る等取り扱いやすいようにしてある。
【0007】 ベース部1に案内表示用の点字部2を印刷方式、又は、プレス方式で高さ0. 2〜2.5ミリ程度凸出して設けるとともに、点字を読み取ることが出来ない視 覚障害者や一般健常者にも表示物の内容が分かるように案内表示用の文字を、文 字や英数字等で書いた文字部3を印刷方式、又は、プレス方式で高さ0.2〜2 .5ミリ程度凸出して設ける。
【0008】 ベース部1には、更に、点字部2、文字部3の他に略記号部4を印刷方式、又 は、プレス方式で高さ0.2〜2.5ミリ程度凸出して設ける。この略記号部4 は、例えば、階段用として地上階は丸印にして、その階を丸印の数で表示したり 、地下階は逆三角印にしてその階を逆三角印の数で表示するようにしたりする。 もちろんこの略記号部4の形は他に自由に選択できるものであり、階数表示以外 のエリア、特定場所を表示するのにふさわしい形と数と、その配列を自由に選択 して設定することができる。また、色については弱視者を考慮すると、点字部2 、文字部3、略記号部4、とベース部1とのコントラストを明確につける方が望 ましい。
【0009】 この点字部2、文字部3、略記号部4を発光(蓄光)させる場合は、輝度は低 いが10時間ぐらい紫青色に発光する硫化カルシウム蛍光体(CaS:Bi)ま た黄力色の光で1〜2時間発光する硫化亜鉛体蛍光体(ZnS:Cu)、更に残 光輝度、残光時間の優れたストロンチウムアルミネート(SrAIO)を母体結 晶とするN夜光(商品名)等の発光材料等を印刷又はシール加工等により形成す る。
【0010】 ベース部1を前記発光部とし、点字部2、文字部3、略記号部4を抜き文字に 形成し、ベース部1が発光する時に文字が見えるようにすることもできる。
【0011】 又、点字部2、文字部3、略記号部4の塗料の中に細かなガラスビーズを入れ 、光を受けると塗料の中にある細かなガラスビーズが、光を、光がきた方向に反 射する、いわゆる再帰反射性をもたせることもできる。
【0012】 このベース部1、点字部2、文字部3、略記号部4に、イルガサンDP300 を用いた繊維の樹脂加工により抗菌性を付与したり、抗菌力をもつ高分子の塗膜 化、放出制御膜をもつマイクロカプセルラミネート、コーティングあるいは、多 孔性プラスチック、発泡体などに薬剤を保持させて徐放化させる等抗菌処理を施 すことも有効である。
【0013】
この考案の点字付表示物によれば、先天的視覚障害者ばかりでなく、事故、病 気等、又、寿命の高齢化に伴い点字が読めない人でも、様々な施設、建物等にお いて、点字部、文字部、あるいは略記号部のいずれかを選択して判断することが できるようになった。
【0014】 又、点字付表示物に、夜光材料による発光部やガラスビーズ等による光再帰反 射部を加えることにより、夜間災害時に停電等で闇黒になった場合に、一般健常 者にも案内表示物の存在がわかるようになり、より一層安全範囲を広げることが 出来るようになった。
【図1】 この考案の点字付表示物の概略図である。
1〜ベース部 2〜点字部 3〜文字部 4〜略記号部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鈴木 規元 東京都江東区亀戸5丁目40番11号日昭クイ ンズ株 式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 階段の手摺り部分、トイレ、エレベータ
等の人手に触れることが出来る部分に設ける表示用のベ
ース部1と、このベース部1に設けた表示用の点字部2
と、この点字部2の近辺に設けた表示用の凸出した文字
部3と、この文字部3又は前記点字部2の近辺に設けた
凸出した略記号部4と、を設けた点字付表示物。 - 【請求項2】 文字部3又は略記号部4が発光、又は、
発光時に文字が見える抜き文字に形成した点字付表示
物。 - 【請求項3】 文字部3又は略記号部4が、ガラスビー
ズ等による光再帰反部である点字付表示物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009503U JP3038825U (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 点字付表示物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009503U JP3038825U (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 点字付表示物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3038825U true JP3038825U (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=43173484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996009503U Expired - Lifetime JP3038825U (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 点字付表示物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3038825U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6187843B1 (ja) * | 2017-02-20 | 2017-08-30 | 一郎 尾形 | 楽譜情報発信具 |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP1996009503U patent/JP3038825U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6187843B1 (ja) * | 2017-02-20 | 2017-08-30 | 一郎 尾形 | 楽譜情報発信具 |
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