JPH0962145A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0962145A
JPH0962145A JP7214800A JP21480095A JPH0962145A JP H0962145 A JPH0962145 A JP H0962145A JP 7214800 A JP7214800 A JP 7214800A JP 21480095 A JP21480095 A JP 21480095A JP H0962145 A JPH0962145 A JP H0962145A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙上のトナー分布に応じてカール修正を施
すことにより、常に適正なカール修正を行うデカール装
置を備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像信号に応じたトナー像を形成し、こ
れを用紙4に転写する作像手段1と、加圧または加圧と
加熱を施して前記トナー像を前記用紙4に固定する定着
手段2と、前記定着処理後の用紙4のカールを補正する
デカール手段3を具備する画像形成装置において、前記
デカール手段3は、前記用紙4を複数の領域に分割する
領域分割手段7と、前記複数の領域にそれぞれ形成され
るべき画像の階調データをそれぞれ積算する階調積算手
段8と、前記階調積算手段8で積算された前記複数の領
域の階調データを前記用紙上の階調分布データとして格
納する階調分布データ格納手段9と、前記階調分布デー
タ格納手段9に格納された階調分布データに従って前記
デカール手段3のカール調整量を制御するデカール制御
手段10とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置にかか
り、特にトナー像を転写した用紙に発生するカールを修
正して機内における詰まり等の発生を防止した画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機やレーザープリンタ等のよう
に、電子写真方式の画像形成装置においては、トナー像
を転写した用紙を定着装置を通過させると、その加熱や
加圧に起因して定着装置からトレイに排出される搬送路
での当該用紙の詰まり、両面複写における中間トレイで
の用紙の位置決め誤差あるいは作像部位への搬送ミス等
が発生する。
【0003】このカールは用紙の含水率、トナーを加熱
した後の冷却に伴う当該トナーの収縮などにより発生す
る。特に、最近のカラー複写機の普及に伴い、そのカラ
ーコピーでは白黒コピーに比べて用紙上のトナー量が多
く、上記したトナーの加熱/収縮に起因する用紙のカー
ルの発生が無視できず、カラートナー間のずれに原因す
る色ずれも発生し、画質低下をもたらすと共に、コピー
済み用紙が波打つことによるコピー品質も低下してしま
う。
【0004】従来から、この種のカールを修正する装置
(所謂、デカール装置)として種々の形式のものが提案
されている。図16は定着後の用紙のカールを検出して
修正する従来のデカール装置の一例の説明図であって、
4は用紙、40は用紙搬送路、41,42は用紙搬送ロ
ーラ、43はカール検出器、44はデカーラ制御回路、
45はデカーラ装置、46,47はプーリ、48はデカ
ーラベルト、49はカムロール、S1,S2は用紙セン
サである。
【0005】同図において、トナー像が転写された用紙
4は用紙搬送路40を用紙搬送ローラ41,42により
矢印方向に搬送されてくる。用紙搬送ローラ41,42
の間にはカール検出器43とこのカール検出器43の前
後に用紙センサS1,S2が配置されている。用紙搬送
ローラ40を搬送されてきた用紙4は用紙センサS1で
その先端が検知され、さらに用紙センサS1で先端が検
知された時点でカール検出器43が用紙の接触の有無を
検知することで当該用紙にカールがあることおよびその
大きさを検出する。
【0006】この検出信号はデカーラ制御回路44に出
力され、デカーラ制御回路44は上記カールの大きさに
応じてデカーラ装置45を駆動してカールの修正を実行
する。図17は図16のデカーラ装置の一例を説明する
模式図であって、46,47はプーリ、48はデカーラ
ベルト、49はカムロールである。
【0007】このデカーラ装置は、一対のプーリ46,
47に掛け渡されたデカーラベルト48に対して上方外
側からカムロール49が接触して配置されており、デカ
ーラベルト48とカムロール49の間に用紙を通過させ
る際に上記カールの大きさに従ったカムロール49の回
転量に応じたデカーラベルト48の押し下げ量と上記カ
ムロール49とのニップ形状で用紙のカールとは逆の曲
げを与えることでカールの修正を行う。
【0008】なお、図示と逆方向のカールに対しての修
正はカムロール49をデカーラベルト48の内側に配置
するか、あるいは下方外側に配置して上記と同様にカー
ル修正を行わせる。従来のデカール装置には、この他
に、軟質ロールと硬質ロールのニップを利用するものも
知られている。
【0009】この種の従来技術を開示したものとして
は、例えば特開平5−221574号公報、あるいは特
開平6−3900号公報がある。以上の従来技術は用紙
のカール状態を検出して、その検出量でデカール装置を
制御する方式であるが、用紙上に転写されるべきトナー
の量に従ってカール量を推測し、この推測データでデカ
ール装置を制御するようにしたものもある。
【0010】すなわち、用紙上に転写されるトナー量を
画像領域の階調データの積算し、その合計値からカール
修正量を決定するものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】用紙のカールは当該用
紙に転写されるトナーの量により大きく影響される。上
記従来技術によるカールの修正では、用紙の全体のカー
ルを検出して修正を行うものであるため、用紙上のトナ
ー量の分布は一定と見做されていた。特に、上記の階調
データの積算値を用いるカール修正において、極端に言
えば、上半分が真っ黒で下半分が真っ白な画像や、右半
分が真っ黒で左半分が真っ白な画像でもその階調データ
の積算値は同じとなり、全面が均一な画像と同じ修正量
となるため、適正なカール修正が出来ないという問題が
あった。
【0012】また、両面コピーにおいても、表面と裏面
の階調データの合計値の差によってカール修正量を決定
していたため、表面と裏面のトナー量の分布が同じでな
いときは適切なカール修正が出来ないという問題があっ
た。本発明の目的は、上記従来技術の問題を解消し、用
紙上のトナー分布に応じてカール修正を施すことによ
り、常に適正なカール修正を可能としたデカール装置を
備えた画像形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、図1に示したように、画像信号に応じた
トナー像を形成し、これを用紙4に転写する作像手段1
と、加圧または加圧と加熱を施して前記トナー像を前記
用紙4に固定する定着手段2と、前記定着処理後の用紙
4のカールを補正するデカール手段3を具備する画像形
成装置において、前記デカール手段3は、前記用紙4を
複数の領域に分割する領域分割手段7と、前記複数の領
域にそれぞれ形成されるべき画像の階調データをそれぞ
れ積算する階調積算手段8と、前記階調積算手段8で積
算された前記複数の領域の階調データを前記用紙上の階
調分布データとして格納する階調分布データ格納手段9
と、前記階調分布データ格納手段9に格納された階調分
布データに従って前記デカール手段3のカール調整量を
制御するデカール制御手段10とから構成されてなるこ
とを特徴とする。
【0014】なお、本発明の構成をさらに詳細に開示す
ると、次のとおりである。 (1)上記領域分割手段7による領域分割は、用紙上に
形成される画像領域を当該用紙の搬送方向(プロセス
方向)、または搬送方向と直交する方向(ラテラル方
向)、もしくはプロセス方向とラテラル方向の何れか
を採用する。 (2)上記階調積算手段8は、画像領域の全ての画素
の階調データを積算してもよいが、演算処理速度を考
えると所定の階調以上の画素の数を積算することにより
階調分布データを得る構成とするのが望ましい。
【0015】(3)両面コピーの場合は、用紙の表面画
像の階調データを積算する手段と裏面画像の階調データ
を積算する手段、および積算した表面画像の階調データ
と裏面画像の階調データの差分を計算する差分演算手段
を備え、その差分値からカール修正量を生成する。すな
わち、図1は本発明による画像形成装置の基本構成の説
明図であって、(a)は全体構成図、(b)はデカール
装置のシステム構成図である。
【0016】同図において、1は作像手段、1aは像担
持体、1bは帯電手段、1cは書込み手段、1dは現像
手段、1eは転写手段、1fはクリーニング手段、2は
定着手段、3はデカール手段、4は用紙、5は画像信号
源、6はレーザー走査同期手段、7は領域分割手段、8
は階調データ積算手段、9は階調分布データ格納手段、
10はデカール制御手段である。
【0017】同図(a)において、作像手段1は、帯電
手段1bで均一に帯電された像担持体1aの表面に書込
み手段1cにより画像信号に応じた静電潜像を形成し、
これを現像手段1dでトナー現像する。カラー画像の場
合は、例えば4色(黒:K,イエロー:Y,マゼンタ:
M,サイアン:C)の各静電潜像の形成と対応する4色
のトナーで重ね現像を行う。したがって、同図(a)の
構成は若干異なるものとなる。
【0018】像担持体1aに担持されたトナー像は転写
手段1eにより用紙4上に転写され、定着手段2におい
て加熱または加熱/加圧により用紙4上に固定される。
また、同図(b)において、領域分割手段7は書込み手
段1cを構成するレーザー走査同期手段6からの走査同
期信号を基準として用紙4上に形成されるべき画像領域
をプロセス方向、またはラテラル方向、もしくはその両
方向に対して複数の領域に分割する。
【0019】階調データ積算手段8は画像信号源5から
の画素の階調を上記の各領域について積算する。階調分
布データ格納手段9は、積算された領域毎の階調データ
を保持し、トナー画像が転写された用紙4がデカーラ手
段3に到達した時点でデカーラ制御手段10に与え、デ
カーラ装置3のデカーラ量を制御する。なお、上記各分
割領域の階調データは、当該分割領域の全域の画素の階
調データの全てもしくは所定の階調以上の画素の積算に
代えて、その1または複数箇所の画素の階調を積算対象
とすることも可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】上記本発明の構成において、画像
形成装置の作像手段1は、画像信号に応じた静電潜像を
トナーで現像してトナー像を形成し、これを静電的ある
いは圧力印加で用紙4に転写する。定着手段2は、加圧
または加圧と加熱を施して前記トナー像を前記用紙4に
固定して永久画像とする。
【0021】前記デカール手段3は、トナー画像を転写
した用紙のトナー量に応じたカール修正を行う。領域分
割手段7は、前記用紙4をプロセス方向、またはラテラ
ル方向、もしくはプロセス方向とラテラル方向の何れか
の分割する。階調積算手段8は、前記複数の領域にそれ
ぞれ形成されるべき全ての画素の階調データ、もしくは
所定の階調以上の画素の数を積算する。
【0022】階調分布データ格納手段9は、前記階調積
算手段8で積算された前記複数の領域の階調データを前
記用紙上の階調分布データとして格納する。デカール制
御手段10は、前記階調分布データ格納手段9に格納さ
れた階調分布データに従って前記デカール手段3のカー
ル調整量を制御する。また、両面コピーの場合は、階調
積算手段8に用紙の表面画像の階調データを積算する手
段と裏面画像の階調データを積算する手段と、積算した
表面画像の階調データと裏面画像の階調データの差分を
差分演算手段によって計算し、その差分値からカール修
正量を生成して、これをデカール制御手段10に与え
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て詳細に説明する。図2は本発明によるデカーラ手段を
備えた画像形成装置の第1実施例を説明するシステム構
成図であって、11は画像処理装置、12はレーザー走
査システムI/F、13は領域分割コントロール回路、
14はバッファ、15は加算器、16はラッチ回路、1
7はデータバス、18はCPU、19はRAM、20は
ROM、21はI/O、22はクロック発生回路、23
はデカール制御回路、24はデカール装置である。
【0024】本実施例は、片面コピーにおいて、用紙の
プロセス方向を複数の領域に分割してデカールを行う際
の一色分(ここでは、K)の構成のみを示す。他の色
(Y,M,C)についても同様である。同図において、
画像処理装置11で処理された画像データDV はレーザ
ー走査システムI/F12から出力されるレーザー走査
同期信号L/Sと同期してバッファ14に出力される。
画像処理装置11からの画像クロック信号CLV は領域
分割コントロール回路13に与えられ、レーザー走査同
期信号L/S(ライン同期信号)をカウントし、所定の
カウント数になるまでバッファ14をイネーブル状態と
するカウントイネーブル信号CE を出力し、このカウン
トイネーブル信号CE が出力されている間に画像データ
V はバッファ14を通って加算器15に入力されて積
算される。
【0025】領域分割コントロール回路13はレーザー
走査同期信号L/Sが所定のカウント数(所定のライン
数)になった時点でバッファ14ディスイネーブル状態
とし、ラッチ回路16に階調データラッチ信号CL を出
力して加算器15に加算された画像データ(階調デー
タ)をラッチすると共に、加算器15にカウントリセッ
ト信号CR を出力して加算器15をリセットする。ラッ
チ回路16にラッチされた階調データはデータバス17
からRAM19に格納される。
【0026】これを用紙4の全領域(1ページ分)にわ
たって所定のライン数毎に繰り返し、同様の処理を残り
の色画像も同様に処理して4色分の階調データを積算す
る。図3は本実施例において得られた階調データの積算
値の分布例の説明図であって、用紙の先端からプロセス
方向に用紙後端までの階調データの分布はAの部分で最
大、Bの部分で最小となっている。
【0027】階調データの積算値が大きいということは
用紙に定着されるトナー量が多く、また積算値が小さい
ことはトナー量が少ない。このことは、Aの部分でカー
ル量が最も多く、Bの部分でカール量は最も少ないこと
を意味する。CPU18はRAM19に格納されたデー
タを基にしてI/O21を介してデカール制御装置23
に所要のカール修正量を指示し、デカール制御回路23
はデカール装置24にカール修正のための駆動信号を与
える。
【0028】デカール装置24は後述するようにデカー
ルベルトとこのデカールベルトに接して回動可能とした
デカールロールを押圧するカムロールとを有し、上記デ
カール制御装置23から印加される駆動信号でカムロー
ルを回動させることでデカールロールがデカールベルト
を押し曲げ、両者間を通過する用紙のカールを修正す
る。
【0029】なお、ROM20にはこのシステムをコン
トロールするためのプログラムやデータが格納されてい
る。デカール制御回路23はカムロールを駆動するカム
モータの停止位置からCPU18から指示されたカール
修正量に対応したクロック発生回路22からのクロック
数を計数し、デカールベルトの曲げ量が所要の大きさと
なるように当該カムモータの回転角を設定する。
【0030】図4は本実施例のデカール装置の構成を説
明する模式図であって、(a)はカール修正をしない時
の状態、(b)はカール修正を実行する時の状態を示
す。同図において、30は用紙検知センサ、31,32
はプーリ、33はデカールベルト、34はデカールロー
ル、35はシャフト、36はカムヘッド、37はカムロ
ール、38はカムモータである。
【0031】このデカール装置は定着装置の後段に設置
され、定着処理により発生するカールを修正する。デカ
ールベルト33は一対のプーリ31,32に掛け渡さ
れ、掛け渡されたデカールベルト33の上方にデカール
ロール34が上下方向に移動可能に設けてある。このデ
カールロール34はカムヘッドを有するシャフト35を
介してカムロール37と係合している。
【0032】カムロール37はカムモータ38で回動可
能とされ、カムモータ38は前記したデカール制御回路
23からの指示に応じてカムロール37を所要の角度だ
け回転させてデカールロール34がデカールベルト33
を押圧して回転するようにコントロールされる。このデ
カール装置は用紙4を検出する用紙検知センサ30が用
紙の到来を検出した時点で前記デカール制御回路23か
らの指示に応じてそのカムロール37が必要角度だけ回
動することにより、デカールベルト33とデカールロー
ル34の間を通過する用紙4にカール修正を施す。
【0033】カール修正をしないときの状態を示す同図
(a)では、デカールロール34はデカールベルト33
に押圧力を印加しないで用紙4を通過させる。カール守
勢を実行する場合は、同図(b)に示したように、デカ
ールロール34はデカール制御装置からの指示に応じた
カムロール37の回動によりデカールベルト33を押圧
する。これにより、デカールベルト33とデカールロー
ル34の間を通過する用紙4はカールとは逆の曲げを受
け、そのカールが修正される。
【0034】図5は本発明の第1実施例における1色あ
たりの所定ライン数毎の階調データの積算ルーチンを説
明するフローチヤートであって、ここではK色の場合を
示す。同図において、Bは所定ライン数、Dは1画素あ
たりの階調データ、Nは積算ライン数、TK は階調デー
タの積算値、XK は階調データの格納アドレス、Pは累
積ライン数、Qは1ページあたりのライン数である。
【0035】まず、デカール装置の初期設定を行い(S
−1)、階調データの積算値TK に1画素あたりの階調
データDをプラスする(S−2)。レーザー走査同期信
号がアクティブであるか否かを判断し(S−3)、アク
ティブである場合はS−2に戻って(TK =TK +D)
を行い、これを繰り返す。レーザー走査同期信号がアク
ティブでなくなったときは積算ライン数Nが所定ライン
数Bとなったか否かを判断し(S−4)、N=Bでない
ならNに+1、および累積ライン数に+1してS−1に
戻る(S−7)。
【0036】S−4においてN=Bである場合は、積算
ライン数Nを0とし、階調データの積算値TK を階調デ
ータ格納アドレスXK に格納し、またXK に+1する
(S−5)。そして、累積ライン数Pが1ページあたり
のライン数Qに等しくなったか否かを判断し(S−
6)、まだP≠QならS−2に戻り、P=Qになったな
ら終了とする。
【0037】この積算ルーチンを残りの色(Y,M,
C)全てに対して実行し、カラー画像全体のプロセス方
向の各分割領域毎の階調分布データを得る。図6は本発
明の第1実施例におけるカール修正手順を説明するフロ
ーチヤートであって、TX は各色の階調データの積算値
の合計値、XX は各色の階調データの積算値の合計値の
格納アドレス、Zは階調データ格納アドレスの最終番地
である。
【0038】まず、デカール装置の初期設定を行い(S
−11)、前記図5に示した階調デカール積算ルーチン
を各色(K,Y,M,C)について実行し(S−1
2)、得られた各分割領域毎に各色の階調累積データを
合計(TX =TK +TY +TM +TC )する(S−1
3)。次に、各色の階調データの積算値の合計値TX
各色の階調データの積算値の合計値の格納アドレスXX
に格納すると共にXX に+1する(S−14)。
【0039】そして、累積データをデカール量変換に変
換して変換したデカール量を格納する(S−15)。こ
の変換はROM20に予め格納した変換テーブルのルッ
クアップで行うように構成される。その後、各色の階調
データの積算値の合計値の格納アドレスXX が階調デー
タ格納アドレスの最終番地Zに等しくなったか否かを判
断し(S−16)、XX ≠ZならS−13に戻って続行
し、XX =Zとなった時点でデカールを実行する。
【0040】CPU18は、RAM19に格納された階
調分布データに基づいて用紙上の各領域でデカールロー
ル34がデカールベルト33に最適に押圧するようにカ
ムロール37を回動させる。すなわち、CPU18から
のカール修正量の指示に応じて、デカール制御回路23
はカムロール37を回動させるカムモータ38の停止位
置からの回転角を計算し、その回転角に必要なクロック
数をクロック発生回路22から取込み、このクロック数
でカムモータ38の回転用駆動パルスを生成してパルス
モータからなるカムモータ38を回転させる。
【0041】上記クロック数は、最初の領域ではカムロ
ール37が初期位置(図4の(a)に示した状態)にあ
るので、この位置からの回転移動に必要なクロック数と
なるが、次の領域からはカムロール37の位置が変わっ
ているので、このとき取り込むのは前の位置からの回転
移動に必要なクロック数となる。定着装置を通過した用
紙はデカール装置に送り込まれ、デカール装置の入口に
設置された用紙検知センサ30の検知信号をトリガーと
してCPU18はRAM19から当該用紙の各領域毎の
カール修正量に応じたカムモータ38のクロック取込み
数を生成し、デカール制御回路23はこのクロック数に
対応した駆動パルスを当該用紙の搬送速度に同期させて
カムモータ38に印加する。
【0042】これにより、カムモータ38が回転してカ
ムロール37を回動させ、用紙の各領域をそのトナー量
に対応した所定の押圧力で押圧することにより用紙のカ
ールが修正される。上記の実施例では階調データを全て
の画素について積算したが、画像の薄い部分や文字のみ
の部分ではトナー量が少ないのでカール量は小さい。
【0043】本発明の第2の実施例では、積算される画
像データを一定の階調以上の画素としてデータ処理の負
担を低減する。図7は本発明によるデカーラ手段を備え
た画像形成装置の第2実施例を説明するシステム構成図
であって、25はコンパレータ、図2と同一符号は同一
部分に対応する。
【0044】本実施例では、画像処理装置11とバッフ
ァ14の間にコンパレータ25を設置し、所定以上の階
調データのみをバッファ14に送り、加算器15で加算
するように構成している。この他の処理は前記第1実施
例と同様である。図8は本発明の第2実施例における1
色あたりの所定ライン毎の階調データの積算ルーチンを
説明するフローチヤートであって、Bは所定ライン数、
Cは所定階調データ、Dは1画素あたりの階調データ、
Nは積算ライン数、TK は階調データの積算値、XK
階調データの格納アドレス、Pは累積ライン数、Qは1
ページあたりのライン数である。
【0045】まず、デカールシステムの初期設定を行い
(S−21)、1画素あたりの階調データDが所定階調
データCより大きいか否かを判断し(S−22)、D>
Cなら階調データの積算値TK に当該1画素あたりの階
調データDを加算し(S−23)、レーザー同期信号L
/Sがアクティブであるか否かを判断する(S−2
4)。なお、S−22でD≦Cである場合はS−24に
行く。
【0046】S−24でレーザー同期信号L/Sがアク
ティブである場合はS−22に戻って上記の手順を繰り
返し、アクティブでないときは積算ライン数Nが所定ラ
イン数Bと等しくなったか否かを判断し(S−25)、
N≠Bの場合は積算ライン数Nに+1すると共に累積ラ
イン数に+1してS−22に戻る。N=Bである場合
は、Nを0にし、階調データの積算値TK を階調データ
の格納アドレスXK に格納してXK に+1する(S−2
6)。
【0047】そして、累積ライン数Pが1ページあたり
のライン数に等しいか否かを判断し(S−27)、等し
くないときはS−22に戻り、等しくなった時点で終了
する。この処理を残りの各色に対して実行て全ての色の
階調データの積算値を計算する。
【0048】この階調データの積算値を用いて前記第1
実施例と同様のカール修正を実行することにより、定着
処理により発生するカールを修正する。次に、両面コピ
ーにおけるカール修正の実施例について説明する。両面
コピーの場合は、まず表面において所定の領域ごとに階
調データの積算値をRAMに取り込み、次に裏面の階調
データを同様にして取り込む。CPUは取り込んだ表面
と裏面の階調データについて、同一領域での階調データ
の差を演算する。
【0049】図9は両面コピー時の用紙上のプロセス方
向におけるトナーの分布の差の一例の説明図である。同
図において、縦軸の+方向は表面の階調データの積算値
が多い領域、−方向は裏面の階調データの積算値が多い
領域である。この演算結果に基づいて、後述するデカー
ル装置により表裏のカールを修正する。
【0050】図10は本発明の第3実施例である両面コ
ピーのカールを修正するデカール装置の構成を説明する
模式図であって、(a)は表面のデカール装置、(b)
は裏面のデカール装置である。同図(a)において、4
0は用紙検知センサ、41,42はプーリ、43はデカ
ールベルト、44はデカールロール、45はシャフト、
46はカムヘッド、47はカムロール、48はカムモー
タである。
【0051】前記図9の階調の差分データの+方向のデ
ータに応じて、前記図4と同様にして表面のカールを修
正する。また、同図(b)において、50は用紙検知セ
ンサ、51,52はプーリ、53はデカールベルト、5
4はデカールロール、55はシャフト、56はカムヘッ
ド、57はカムロール、58はカムモータである。
【0052】この裏面のデカール装置はデカールベルト
53の下方からデカールロール54を押圧させる構成と
されており、前記図9の階調の差分データの−方向のデ
ータに応じて、裏面のカールを修正する。図11は本発
明の第3実施例におけるカール修正手順を説明するフロ
ーチヤートであって、TXAB は各色の階調データの積算
値の両面の差分の合計値、XXABはTXAB を格納するR
AMのアドレス、TKAは表面のK色の階調データの積算
値の合計値、TKBは裏面のK色の階調データの積算値の
合計値、TYAは表面のY色の階調データの積算値の合計
値、TYBは裏面のY色の階調データの積算値の合計値、
MAは表面のM色の階調データの積算値の合計値、TMB
は裏面のM色の階調データの積算値の合計値、TCAは表
面のC色の階調データの積算値の合計値、T CBは裏面の
C色の階調データの積算値の合計値、Zは階調データ格
納アドレスの最終番地である。
【0053】同図において、デカール装置の初期設定を
行った後(S−31)、前記図5と同様のルーチンで表
面の各色の階調データの積算(S−32)と裏面の各色
の階調データの積算(S−33)とを実行し、各領域毎
に各色の階調累積の合計TXA B =(TKA−TKB)+(T
YA−TYB)+(TMA−TMB)+(TCA−TCB)を演算す
る(S−34)。
【0054】次に、合計した各領域毎に各色の階調累積
値TXAB をアドレスXXAB に格納してアドレスXXAB
+1する(S−35)。アドレスXXAB が階調データ格
納アドレスの最終番地Zに等しいか否かを判断し(S−
37)、XXAB ≠ZならS−34に戻って上記の処理を
継続し、XXAB=Zになった時にはデカールを実行する
(S−38)。このデカールは図10のデカール装置を
用いて前記実施例と同様に行う。
【0055】以上の各実施例では、用紙をプロセス方向
に複数の領域に分割してそれぞれの階調データを積算
し、その積算結果を用いてデカールを実行したが、領域
の分割をラテラル方向に分割してカール修正を施すこと
もできる。図12は本発明によるデカーラ手段を備えた
画像形成装置の第4実施例を説明するシステム構成図で
あって、用紙の画像領域をラテラル方向にN分割してカ
ール修正を行うようにした実施例である。
【0056】同図において、141 〜14N はバッフ
ァ、151 〜15N は加算器、161〜16N はラッチ
回路、図2と同一符号は同一部分に対応する。まず、加
算器151 〜15N は用紙のラテラル方向の1ラインあ
たりの画像クロック数をN分割したときのそれぞれの領
域の階調データを積算する。なお、Nはいくつでもよい
が、10以下、現実的には3〜4が望ましい。
【0057】また、バッファ141 〜14N に入力され
るカウントイネーブル信号CE1は領域分割コントロール
回路13でカウントされる画像クロック信号CLV に応
じてカウントする領域を選択し、そのバッファをアクテ
ィブにして当該領域の階調データが加算器151 〜15
N に送られて積算される。これを繰り返してラテラル方
向にN分割した各領域のトナー濃度分布(階調分布)が
得られる。
【0058】ここで、1ライン毎の同期はレーザー走査
システムI/F12から出力されるL/S信号によって
行われる。この処理を残りの色(Y,M,C)について
実行して用紙全域の階調分布データを得、このデータに
基づいてデカール装置を駆動してカールの修正を行う。
図13は本実施例におけるデカール装置の構成を説明す
る模式図であって、(a)は側面図、(b)は(a)の
矢印方向からみた正面図である。
【0059】同図において、前記図4と同一符号は同一
部分に対応し、添字1〜Nはそれぞれの部材をN分割し
たものを示す。図示したように、基本的構成は前記図4
と同様であるが、デカール装置を本実施例では用紙の幅
方向(ラテラル方向)にN分割してある。このデカール
装置を構成するデカールベト331 〜33N にデカール
ロール341 〜34N を前記ラテラル方向の階調データ
の積算値に応じた押圧させてカールの修正を行う。
【0060】なお、RAMに格納した階調データを用い
るデカールの制御は前記実施例と同様なので説明を省略
する。図14は本発明の第4実施例における1色あたり
の所定ライン数毎の階調データの積算ルーチンを説明す
るフローチヤートであって、ここではK色の場合を示
す。
【0061】同図において、Bは所定ライン数、Dは1
画素あたりの階調データ、Eは領域番号(ラテラル方
向)、Nは積算ライン数、TK は階調データの積算値、
EKはE番目の領域の階調データの積算値、XEKはE番
目の領域の階調データの格納アドレス、Pは累積ライン
数、Qは1ページあたりのライン数である。まず、デカ
ール装置の初期設定を行い(S−41)、用紙の画像領
域の選択を行い(S−42)、E番目の領域の階調デー
タの積算値に1画素当たりの階調データを加算する(S
−43)。
【0062】次に、所定画像のクロック数になったか否
かを判断し(S−44)、所定のクロック数に達してい
ない場合はS−42に戻って上記の処理を継続し、所定
のクロック数に達した時点でXEK番地に領域Eの階調デ
ータの積算値を格納し、さらに領域番号Eに+1し(S
−45)、同様の階調データのカウントを実行し、指定
された領域数になったか否かを判断して(S−46)、
領域数に達していない場合はS−42に戻る(S−4
9)。
【0063】また、領域数に達した場合は領域番号を0
にする。(S−47)。そして、累積ライン数Pが1ペ
ージあたりのライン数Qに等しくなったか否かを判断し
(S−48)、P≠Qなら累積ライン数に+1してS−
42に戻り、P=Qの場合は階調データの積算処理を終
了してデカールを実行する。このデカールは前記の実施
例と同様であるので説明は省略する。
【0064】用紙の画像領域を複数に分割する方法とし
て、上記したプロセス方向とラテラル方向のそれぞれで
分割するものの他に、ラテラル方向に対しても所定のラ
イン毎に分割することもできる。すなわち、ラテラル方
向に分割した領域をさらにL/S信号を用いて所定のラ
イン数毎にプロセス方向に分割して用紙を格子状に区画
し、各区画の階調データを積算してトナー濃度すなわち
カール量を算出し、それに基づいて図13に示したデカ
ール装置を用いて、そのデカールロール341 〜34N
を独立に動作させてカール修正を実行することができ
る。
【0065】図15は本発明の第5実施例における1色
あたりの所定ライン数毎の階調データの積算ルーチンを
説明するフローチヤートであって、ここではK色の場合
を示す。同図において、Dは1画素当たりの階調デー
タ、Eはラテラル方向の領域番号、Fはプロセス方向の
領域番号、TEFK はK色のE×F番目の領域の階調デー
タの積算値、XEFK はK色のE×F番目の領域の階調デ
ータの格納アドレス、Oは領域毎の累積ライン数、Qは
累積ライン数、Rは1ページ当たりの所定ライン数であ
る。
【0066】まず、デカール装置の初期設定を行い(S
−51)、用紙の画像領域の選択を行い(S−52)、
K色のE番目の領域の階調データの積算値TEFK に1画
素当たりの階調データを加算する(S−53)。次に、
領域毎の所定画素クロック数になったか否かを判断し
(S−54)、所定のクロック数に達していない場合に
は、S−52に戻って上記の処理を継続し、所定のクロ
ック数に達した時点で、それまでの階調データの積算値
をXEFK 番地に格納し(S−55)、領域毎の累積ライ
ン数Oが領域毎の所定ライン数Pに達したか否かを判断
し(S−56)、領域毎の累積ライン数Oが領域毎の所
定ライン数Pに達した場合(O=P)は、領域毎の累積
ライン数Oを0に戻し、ラテラル方向の領域番号Eを0
に戻す(S−57)。
【0067】また、領域毎の累積ライン数Oが領域毎の
所定ライン数Pに達していない時(O≠P)は、領域毎
の累積ライン数O、領域毎の所定ライン数P、累積ライ
ン数Qにそれぞれ+1して(S−59)S−52に戻
り、前述した処理を繰り返す。つぎに、累積ライン数Q
が1ページ当たりの所定ライン数Rに達したか否かを判
断し(S−58)、達していないとき(Q≠R)ははプ
ロセス方向の領域番号Fに+1して(S−60)S−5
2に戻り、前述の処理を繰り返す。
【0068】また、累積ライン数Qが1ページ当たりの
所定ライン数Rに達した時(Q=R)は、この処理を終
了し、デカールを実行する。このデカールは前記の実施
例と同様であるので説明は省略する。これにより、ラテ
ラル方向とプロセス方向の両方向に対して細かくカール
の修正を行うことができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
用紙のプロセス方向の画像の偏りで生じるカール、両面
コピーの表裏の画像の偏りで発生するカール、およびラ
テラル方向の画像の偏りで発生するカールのどのような
カールも適正に修正することができ、常に適正なカール
修正を可能としたデカール装置を備えた画像形成装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像形成装置の基本構成の説明
図である。
【図2】 本発明によるデカーラ手段を備えた画像形成
装置の第1実施例を説明するシステム構成図である。
【図3】 本発明の第1実施例において得られた階調デ
ータの積算値の分布例の説明図である。
【図4】 本発明の第1実施例のデカール装置の構成を
説明する模式図である。
【図5】 本発明の第1実施例における1色あたりの所
定ライン数毎の階調データの積算ルーチンを説明するフ
ローチヤートである。
【図6】 本発明の第1実施例におけるカール修正手順
を説明するフローチヤートである。
【図7】 本発明によるデカーラ手段を備えた画像形成
装置の第2実施例を説明するシステム構成図である。
【図8】 本発明の第2実施例における1色あたりの所
定ライン毎の階調データの積算ルーチンを説明するフロ
ーチヤートである。
【図9】 両面コピー時の用紙上のプロセス方向におけ
るトナーの分布の差の一例の説明図である。
【図10】 本発明の第3実施例である両面コピーのカ
ールを修正するデカール装置の構成を説明する模式図で
ある。
【図11】 本発明の第3実施例におけるカール修正手
順を説明するフローチヤートである。
【図12】 本発明によるデカーラ手段を備えた画像形
成装置の第4実施例を説明するシステム構成図である。
【図13】 本発明の第4実施例におけるデカール装置
の構成を説明する模式図である。
【図14】 本発明の第4実施例における1色あたりの
所定ライン数毎の階調データの積算ルーチンを説明する
フローチヤートである。
【図15】 本発明の第5実施例における1色あたりの
所定ライン数毎の階調データの積算ルーチンを説明する
フローチヤートである。
【図16】 定着後の用紙のカールを検出して修正する
従来のデカール装置の一例の説明図である。
【図17】 図16のデカーラ装置の一例を説明する模
式図である。
【符号の説明】
1・・・・作像手段、1a・・・・像担持体、1b・・
・・帯電手段、1c・・・・書込み手段、1d・・・・
現像手段、1e・・・・転写手段、1f・・・・クリー
ニング手段、2・・・・定着手段、3・・・・デカール
手段、4・・・・用紙、5・・・・画像信号源、6・・
・・レーザー走査同期手段、7・・・・領域分割手段、
8・・・・階調データ積算手段、9・・・・階調分布デ
ータ格納手段、10・・・・デカール制御手段、11・
・・・画像処理装置、12・・・・レーザー走査システ
ムI/F、13・・・・領域分割コントロール回路、1
4・・・・バッファ、15・・・・加算器、16・・・
・ラッチ回路、17・・・・データバス、18・・・・
CPU、19・・・・RAM、20・・・・ROM、2
1・・・・I/O、22・・・・クロック発生回路、2
3・・・・デカール制御回路、24・・・・デカール装
置、30・・・・用紙検知センサ、31,32・・・・
プーリ、33・・・・デカールベルト、34・・・・デ
カールロール、35・・・・シャフト、36・・・・カ
ムヘッド、37・・・・カムロール、38・・・・カム
モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号に応じたトナー像を形成し、こ
    れを用紙に転写する作像手段と、加圧または加圧と加熱
    を施して前記トナー像を前記用紙に固定する定着手段
    と、前記定着処理後の前記用紙のカールを補正するデカ
    ール手段を具備する画像形成装置において、 前記デカール手段は、前記用紙を複数の領域に分割する
    領域分割手段と、前記複数の領域にそれぞれ形成される
    べき画像の階調データをそれぞれ積算する階調積算手段
    と、前記階調積算手段で積算された前記複数の領域の階
    調データを前記用紙上の階調分布データとして格納する
    階調分布データ格納手段と、前記階調分布データ格納手
    段に格納された階調分布データに従って前記デカール手
    段のカール調整量を制御するデカール制御手段とから構
    成されてなることを特徴とする画像形成装置。
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