JPH0961607A - プリズムとこれを利用した光学ピックアップ装置 - Google Patents

プリズムとこれを利用した光学ピックアップ装置

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JPH0961607A
JPH0961607A JP21613895A JP21613895A JPH0961607A JP H0961607 A JPH0961607 A JP H0961607A JP 21613895 A JP21613895 A JP 21613895A JP 21613895 A JP21613895 A JP 21613895A JP H0961607 A JPH0961607 A JP H0961607A
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prism
normal
light
optical axis
light beam
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JP21613895A
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Hideaki Yokota
英明 横田
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で光ビームを複数のビームに分離
することができるプリズム及びこれを使用した光学ピッ
クアップ装置を提供すること。 【解決手段】 光学異方性結晶体からなるプリズムに於
いて、入射面の法線、反射面の法線、及び出射面の法線
を含む断面上で、入射面の法線と出射面の法線とが直交
し、反射面の法線が入射面の法線と出射面の法線とがな
す角度の2等分線に平行であり、かつ光学異方性結晶体
の光学軸と上記断面の法線とのなす角度θが、0°<θ
<90°であることを特徴とするプリズム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録媒体に記録
された信号を再生するための光学ピックアップ装置に係
り、特に、検光子を利用して光磁気記録媒体からの反射
光の偏波面の回転として得られる信号を検出するための
光学ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記憶容量が大きく、書換可能な記
録媒体として光磁気記録媒体が各種の分野で利用されて
いる。
【0003】かかる光磁気記録媒体は、円板状の基材上
にTbCo系等の強磁性合金からなる記録層(垂直磁化
膜)と、ポリカーボネート等からなる保護層をこの順で
設けたもので、前記記録層表面にはトラッキングのため
の案内溝が螺旋状に設けられている。この光磁気記録媒
体には、信号が磁化方向(垂直上方向又は垂直下方向)
として記録されているため、記録されている情報を読み
出すためには、前記磁化方向を検出する必要がある。
【0004】一般に、この磁化方向を検出する場合に
は、垂直上方向又は垂直下方向に磁化した記録層部分に
光ビームを照射し、磁気カー効果による反射光の偏波面
(光ビームの光軸と振動方向を含む面)の回転(入射方
向と磁化方向が同じ場合には右回転し、逆の場合には左
回転する)を検出している。そして、この偏波面の回転
を検出するために用いられる光学素子として、特公平4
−19522号公報又は特公平6−77351号公報に
示されているウオラストンプリズムが知られている。
【0005】[光学ピックアップ装置の構成に関する説
明]上記ウオラストンプリズムを利用した光学ピックア
ップ装置について図10を参照して説明する。同図で、
半導体レーザ51から発生した光ビームは、回折格子5
2で信号再生用及びフォーカスサーボ用の0次光とトラ
ッキングサーボ用の±1次光に分離され、それぞれコリ
メータレンズ53、偏光ビームスプリッタ54(光ビー
ムは対物レンズ55の方向に反射する)及び対物レンズ
55を介して光磁気記録媒体56の記録層の表面に照射
される。このようにして、記録層表面に照射された光ビ
ームの反射光は、記録層の磁化方向に応じて偏波面が回
転し、対物レンズ55、偏光ビームスプリッタ54(光
ビームはレンズ57の方向に透過する)、レンズ57、
シリンドリカルレンズ58、ウオラストンプリズム61
を介して、受光素子60の受光面60a上に集光し電圧
信号に変換される。
【0006】ここで、上記ウオラストンプリズム61に
入射した反射光は、3つの光ビームに分離し(2つの信
号再生用光ビームと1つのフォーカスサーボ用光ビーム
に分離する)、それぞれの光強度が受光素子60で検出
される。前記3つの光ビームのうち2つの信号再生用光
ビームの分離比(光強度の比)は反射光の偏波面の回転
によって変化するので、この分離比(光強度の比)を検
出することによって記録されている信号である磁化方向
を検出することができる。
【0007】又、上記シリンドリカルレンズ58は、非
点較差を生じさせる光学素子であり、受光素子60の受
光面60aが焦点位置にある場合には、図11(a)に
示したように受光面60a上に円形状のスポット71が
形成され、焦点位置からずれた場合には(a)又は
(b)に示したような楕円状のスポット72、73が形
成される。従って、上記シリンドリカルレンズにより非
点較差を与えられたフォーカスサーボ用光ビームのスポ
ット形状が円形になるように調整することにより、焦点
を合わせることができる(一般に、非点収差法と呼ばれ
ている)。
【0008】[ウオラストンプリズムに関する説明]次
に、上記ウオラストンプリズムについて図12、図13
を参照して詳細に説明する。
【0009】図12(a)はウオラストンプリズムの斜
視図を示したもので、第1の結晶体82と第2の結晶体
83で構成されている。前記第1の結晶体82及び第2
の結晶体83には、ニオブ酸リチウム、水晶、ルチル、
方解石等の一軸結晶が用いられ、入射面S1から見たと
きに第1の結晶体82の光学軸82aと第2の結晶体8
3の光学軸83aとがなす角度は非直角となっている
(以下、第1の結晶体82の光学軸82aと第2の結晶
体83の光学軸83aとがなす角度は非直角となってい
るウオラストンプリズムを3ビームウオラストンプリズ
ムという)。
【0010】図12(b)は上記3ビームウオラストン
プリズム81に光ビーム84を入射(入射面S1側から
入射する)したときに、出射面S3で3つの光ビーム8
6、87、88に分離する過程を示す(図12(a)を
A方向から見ている)。ここで入射面S1から入射した
光ビーム84は第1の結晶体82で常光成分(第1の結
晶体82の光学軸82aと直交する偏波面を持つ光)と
異常光成分(第1の結晶体82の光学軸82aと平行な
偏波面を持つ光)とに分離する。前記常光成分と異常光
成分は第1の結晶体82中を同一の進行路85を進み第
2の結晶体83で、前記それぞれの偏光成分が第2の結
晶体83の光学軸83aと直交する偏光成分と平行な偏
光成分とに再度分離する。
【0011】つまり、3ビームウオラストンプリズム8
1を通過した光ビームは下記の4つの成分に分離する
(以下、常光成分が感じる屈折率をnoとし異常光成分
が感じる屈折率をneとする)。
【0012】(A)第1の結晶体中でnoを感じ、第2
の結晶体中でnoを感じた光ビーム (B)第1の結晶体中でnoを感じ、第2の結晶体中で
neを感じた光ビーム (C)第1の結晶体中でneを感じ、第2の結晶体中で
noを感じた光ビーム (D)第1の結晶体中でneを感じ、第2の結晶体中で
neを感じた光ビーム 上記(A)、(D)の光ビームは、同一の進行路を進み
フォーカスサーボ用光ビーム 87となり(1つ光ビームになる)、(B)、(C)の
光ビームのうち一方は、信号再生用光ビーム86とな
り、他方は信号再生用光ビーム88となる。
【0013】図13は上記3つの光ビームの分離比を説
明するための説明図であり、図12(a)の3ビームウ
オラストンプリズム81を入射面S1側から見た場合
(図12(a)のB方向から見た場合)を示している。
【0014】[1]光ビームの振動方向と結晶体の光学
軸のなす角度について(図13(a)) 94aは3ビームウオラストンプリズムに入射する光ビ
ームの振動方向を、92aは第1の結晶体の光学軸を、
93aは第2の結晶体の光学軸を示す。ここで、入射す
る光ビームの振動方向94aと第1の結晶体の光学軸9
2aのなす角度をαとし、第1の結晶体の光学軸92a
と第2の結晶体の光学軸93aのなす角度をβとする。
尚、第1の結晶体の光学軸92aと第2の結晶体の光学
軸93aは、入射面S1及び出射面S3と平行になって
いる。
【0015】[2]第1の結晶体における常光成分と異
常光成分への分離(図13(b)) 3ビームウオラストンプリズムに入射する光ビームは、
第1の結晶体の光学軸92aに平行な異常光成分95a
と第1の結晶体の光学軸92aに垂直な常光成分95
a’に分離する。ここで、3ビームウオラストンプリズ
ムに入射する光ビームの光の振幅を1としたとき、異常
光成分95aの光の振幅Aeと常光成分95a’の光の
振幅Aoは次式で得られる。
【0016】Ao=SINα Ae=COSα 尚、上記異常光成分95aと常光成分95a’は第1の
結晶体中で同一の進行路を進む。
【0017】[3]第2の結晶体における常光成分と異
常光成分への分離(図13(c)、(d)) 第1の結晶体で分離した異常光成分95aの光ビーム
は、第2の結晶体で第2の結晶体の光学軸93aに平行
な異常光成分96aと第2の結晶体の光学軸93aに垂
直な常光成分96a’に((c)参照)、常光成分95
a’の光ビームは、第2の結晶体で第2の結晶体の光学
軸93aに平行な異常光成分97aと第2の結晶体の光
学軸3aに垂直な常光成分97a’に((d)参照)、
再度分離する。従って、上記4つの光の振幅((A)〜
(D))は次式で得られる。
【0018】Aoo=AoCOSβ=SINα・COSβ Aoe=AoSINβ=SINα・SINβ Aeo=AeSINβ=COSα・SINβ Aee=AeCOSβ=COSα・COSβ Aoo:第1の結晶体中でnoを感じ、第1の結晶体中
でnoを感じた光ビームの光の振幅 Aoe:第1の結晶体中でnoを感じ、第1の結晶体中
でneを感じた光ビームの光の振幅 Aeo:第1の結晶体中でneを感じ、第1の結晶体中
でnoを感じた光ビームの光の振幅 Aee:第1の結晶体中でneを感じ、第1の結晶体中
でneを感じた光ビームの光の振幅 従って、3つの光ビームの分離比(光強度の比)は次式
で得られる。
【0019】 a:b:c=(SIN2α・SIN2β):(COS2β):(COS2α・SIN2β)・・・(1) a、c:信号再生用光ビームの光強度 b:フォーカスサーボ用光ビームの光強度 上記式1で、2つの信号再生用光ビームの分離比(a:
c)はSIN2α:COS2αで得られ、この分離比(a:c)
は、光ビームの偏波面の回転(αの変化)に応じて変化
する。従って、2つの信号再生用光ビームの分離比
(a:c)の変化を検出することにより、偏波面の回転
を検出することができる。
【0020】又、αは、通常、45°に設定されること
が多い。その場合の3つの光ビームの分離比(a:b:
c)は次式で得られる。
【0021】 a:b:c=(SIN2β):(2COS2β):(SIN2β)・・・(2) 上記式2からもわかるように、信号再生用光ビームとフ
ォーカスサーボ用光ビームの分離比(a:b)は、βに
よって決まる。従って、信号再生用光ビームとフォーカ
スサーボ用光ビームの分離比(a:b)を変えるために
は、第1の結晶体の光学軸92aと第2の結晶体の光学
軸93aのなす角度を変える必要がある。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、3ビー
ムウオラストンプリズムを製造する場合には、2個の異
なる方位に切り出した結晶体を研磨し接合するという煩
雑な工程が必要になるため、均一な特性の3ビームウオ
ラストンプリズムを、安定的に、低コストで製造するこ
とが困難であった。
【0023】そこで、本発明は、簡単な構成で光ビーム
を複数の光ビームに分離することができるプリズム及び
これを使用した光学ピックアップ装置を提供し、光学ピ
ックアップ装置の構造の簡素化、低価格化、製造工数の
削減を図ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のプリズム
は、光学異方性結晶体からなるプリズムに於いて、入射
面の法線、反射面の法線、及び出射面の法線を含む断面
上で、入射面の法線と出射面の法線とが直交し、反射面
の法線が入射面の法線と出射面の法線とがなす角度の2
等分線に平行であり、かつ光学異方性結晶体の光学軸と
上記断面の法線とのなす角度θが、0°<θ<90°で
あることを特徴とするものである。
【0025】請求項2記載のプリズムは、請求項1記載
のプリズムに於いて、プリズムを構成する光学異方性結
晶体の光学軸が、入射面の法線、反射面の法線、及び出
射面の法線を含む断面と反射面の双方に垂直な面に平行
であることを特徴とするものである。
【0026】請求項3記載のプリズムは、請求項1記載
のプリズムに於いて、プリズムを構成する光学異方性結
晶体の光学軸が、入射面の法線、反射面の法線、及び出
射面の法線を含む断面と反射面の双方に垂直な面に平行
で、かつ上記光学軸と断面の法線とのなす角度θが、2
4.2°≦θ≦45.0°又は63.4°≦θ≦77.
6°の範囲であることを特徴とするものである。
【0027】請求項4記載の光学ピックアップ装置は、
請求項2又は請求項3記載のプリズムを利用した光学ピ
ックアップ装置である。
【0028】
【作用】本発明のプリズムは、2個の光学異方性結晶体
を貼り合わせることなく光ビームを、3ビーム又は4ビ
ームの光ビームに分離させることができる。
【0029】又、プリズムを構成する光学異方性結晶体
の光学軸が、反射面及び水平断面に垂直な面内にある場
合は、単純な構成で従来の3ビームウオラストンプリズ
ムと同様に光ビームを3ビームに分離することができ
る。
【0030】又、本発明のプリズムを従来3ビームウオ
ラストンプリズムと置き換えた場合、安価な光学ピック
アップ装置を提供することができる。更に、光学異方性
結晶体の光学軸と水平断面の法線とのなす角度が24.
2°から45.0°又は63.4°から77.6°の範
囲に設定すれば、光学ピックアップ装置に使用した際
に、良好な信号再生用の光ビームとフォーカスサーボ用
の光ビームの分離比(a:b)を得ることができる。
【0031】
【実施例】
(実施例1)図1から図5を参照して、本発明のプリズ
ムを使用して光ビームを3ビームに分離する方法につい
て説明する。
【0032】図1は本発明のプリズムの(a)斜視図と
(b)断面図を示す。本実施例では、プリズム1の材料
としてニオブ酸リチウムの結晶を用いたが、ほう解石、
ルチル、水晶等の光学異方性結晶を用いることもでき
る。尚、常光線の感じる屈折率noと異常光線の感じる
屈折率neの差の大きな複屈折材料の方が偏光分離角度
が大きくなり、望ましいが、光学異方性材料であればn
oとneの差が小さくても分離角度が小さくなるだけで
あり、偏光を分離する効果は得られる。
【0033】又、本実施例のプリズム1では、光ビーム
10の入射面2及び出射面4に無反射コートを施し、反
射面3に反射膜を設けた。ここで、プリズムの材料とし
て、光ビーム10が反射面3で全反射する場合(臨界角
が反射面3に対する入射角より小さい材料を用いた場
合)には反射膜は不要であるが、面のヤケの発生を防ぐ
ために反射膜を設けることが望ましい。
【0034】又、プリズム1は、入射面2、反射面3及
び出射面4に垂直な断面(以下、入射面2、反射面3及
び出射面4に垂直な断面を水平断面という)15持つ。
従って、任意の水平断面15を考えた場合、入射面2の
法線2a、反射面3の法線3a及び出射面4の法線4a
は水平断面15に平行であり、その水平断面15内に入
射面2の法線2a、反射面3の法線3a及び出射面4の
法線4aをとることができる。尚、本実施例のプリズム
1では上面5及び底面6は、入射面2、反射面3及び出
射面4に垂直であり、水平断面と平行になっている。
【0035】又、図2示したように任意の水平断面図1
5内で入射面2の法線2a、反射面3の法線3a及び出
射面4の法線4aをとった場合、入射面2の法線2aと
出射面4の法線4aは直交し、反射面3の法線3aは入
射面2の法線2aと出射面4の法線4aの2等分線14
と平行になっている。
【0036】又、本実施例では、プリズム1の光学軸
(プリズムを構成する光学異方性結晶体の光学軸)8
が、図1の水平断面15と反射面3の双方に垂直な仮想
面7に平行な面内にあり、光学軸8と水平断面15の法
線15aとがなす角度θ(0°<θ<90°)を30.
4°とした。この角度θの設定に応じて、3ビームの分
離比率は変化するが、θを30.4°とした場合、3ビ
ームの分離比率はおよそ1:2:1になる。ここで、θ
の範囲は、0°<θ<90°としたが、90°<θ<1
80°の範囲については、θが、180°−θの場合と
同様になる。
【0037】尚、光学ピックアップ装置に於いては、3
ビームの分離比率は1:0.25:1から1:4:1ま
での範囲に設定するのが望ましく、 この場合θの値
は、24.2°から45.0°又は63.4°から7
7.6°になる。又、より望ましい分離比率の範囲は
1:0.50:1から1:2.0:1であり、 この場
合θの値は、30.4°から41.2°又は66.4°
から73.7°になる。ここで、3ビームの分離比率と
は、出射面4から出射した3本の光ビーム11、12、
13の光強度の比率をいう。
【0038】図3は本発明に係るプリズムの動作原理を
説明する斜視図であり、図4は、その水平断面図であ
る。図3、図4では、プリズム1の反射面3に当接して
プリズムの鏡像1’が配置されている。ここで、プリズ
ム1とプリズムの鏡像1’は鏡映対称になっている。従
って、光学軸8と光学軸の鏡像8’、入射面2と入射面
の鏡像2’、出射面4と出射面の鏡像4’は鏡映対称に
なっていて、プリズム1の入射面2から入射し、反射面
3で反射し、出射面4から出射する光ビーム11、1
2、13(図1参照)と、プリズム1の入射面2から入
射し、反射面3を通過し、プリズムの鏡像1’の出射面
の鏡像4’から出射する光ビーム11’、12’、1
3’は同様により3ビームに分離する。又、反射面3で
反射し出射面4から出射する光ビーム11、12、13
(図1参照)と反射面3を通過し出射面の鏡像4’から
出射する光ビーム11’、12’、13’は鏡映対称に
なる。
【0039】以下、プリズム1の入射面2から入射し、
反射面3を通過し、プリズムの鏡像1’の出射面の鏡像
4’から出射する光ビームが、3本の光ビーム11’、
12’、13’に分離する動作原理について説明する。
【0040】プリズム1に入射面2から入射する光ビー
ム10は、光ビームの光軸とプリズム1の光学軸8を含
む面21bを偏波面とする異常光成分と、光ビームの光
軸を含み偏波面21bと直交する面21aを偏波面とす
る常光成分とに分離する。プリズム1中で常光成分と異
常光成分とに分離した光ビームは、反射面3を通過しプ
リズムの鏡像1’中で、更に、光ビームの光軸とプリズ
ムの鏡像1’の光学軸8’を含む面21b’を偏波面と
する異常光成分と、光ビームの光軸を含み偏波面21
b’と直交する面21a’を偏波面とする常光成分とに
分離する。
【0041】従って、プリズム1及びプリズムの鏡像
1’を透過した光ビームは下記の4つの成分に分離する
(以下、常光成分が感じる屈折率をnoとし異常光成分
が感じる屈折率をneとする)。
【0042】(A)プリズム1中でnoを感じ、プリズ
ムの鏡像1’中でnoを感じた光ビーム (B)プリズム1中でnoを感じ、プリズムの鏡像1’
中でneを感じた光ビーム (C)プリズム1中でneを感じ、プリズムの鏡像1’
中でnoを感じた光ビーム (D)プリズム1中でneを感じ、プリズムの鏡像1’
中でneを感じた光ビーム 上記(A)、(D)の光ビームは、同一の進行路を進み
中央の光ビーム12’となり(1つの光ビームにな
る)、(B)、(C)の光ビームのうち一方は側部の光
ビーム11’になり、他方は側部の光ビーム13’にな
る。
【0043】図5は上記3つの光ビーム11’、1
2’、13’の分離比を説明するための説明図であり、
図3のプリズム1及びプリズムの鏡像1’を光ビーム1
0の入射方向から見た場合を示している。
【0044】[1]光ビームの振動方向とプリズムの光
学軸について(図5(a)) 32はプリズムに入射する光ビームの振動方向(偏波
面)を、30はプリズムの光学軸を、31はプリズムの
鏡像の光学軸を示す。ここで、プリズムに入射する光ビ
ームの振動方向32とプリズムの光学軸30のなす角度
をαとし、プリズムの光学軸30とプリズムの鏡像の光
学軸31のなす角度をβとする。
【0045】尚、プリズムの光学軸30とプリズムの鏡
像の光学軸31は、入射面2と平行な面内になく、ここ
でいうα及びβは、図3に示した光ビーム10の入射方
向から見たときの角度であり、βは面21bと面21
b’のなす角度である。又、入射面2及び水平断面(同
図では、水平断面が上面5及び底面6と平行になってい
る)に垂直な仮想面20と面21bとのなす角度をθ
x、仮想面20と面21b’とのなす角度をθx’とすれ
ば、プリズム1の光学軸8とプリズムの鏡像1’の光学
軸8’とは鏡映対称になっているため、θx、θx’、β
は次式を満たす。
【0046】θx=θx’=β/2・・・(3) ここで図6に示したように、プリズムの入射面に平行な
面内にX軸(水平方向:水平断面に平行)、Y軸(垂直
方向:水平断面に垂直)をとり、光ビームの光軸の方向
にZ軸をとった場合、入射方向から見たプリズムの光学
軸とY軸(水平断面の法線と平行)とのなす角度θx
は、光学軸8を入射面に平行な面上に投影した光学軸の
投影9とY軸とのなす角度に相当する。従って、θとθ
xとの関係は、次式で与えられる。
【0047】 θ=90°−Arctan(tan(90°−θx)/√2)・・・(4) 上記式3、4からも明らかなように、θを変化させる
と、それに従ってβの値が変化する。
【0048】(2)プリズムにおける常光成分と異常光
成分への分離(図5(b)) プリズムに入射する光ビーム(偏光面32を有する光ビ
ーム)は、プリズムの光学軸30に垂直な常光成分33
aと光学軸30に平行な異常光成分33bに分離する。
ここで、プリズムに入射する光ビームの光の振幅を1と
したとき、常光成分33aの光の振幅Ao及び異常光成
分33bの光の振幅Aeは次式で得られる。
【0049】Ao=SINα Ae=COSα [3]プリズムの鏡像における常光成分と異常光成分へ
の分離(図5(c)(d)) プリズムで分離した常光成分33aの光ビームは、プリ
ズムの鏡像の光学軸31に垂直な常光成分34aと光学
軸31に平行な異常光成分34aに((c))、異常光
成分33bの光ビームは、光学軸31に垂直な常光成分
35aと光学軸31に平行な異常光成分35bに
((d))、再度分離する。従って、上記4つの光の振
幅((A)〜(D))は次式で得られる。
【0050】Aoo=AoCOSβ=SINα・COSβ Aoe=AoSINβ=SINα・SINβ Aeo=AeSINβ=COSα・SINβ Aee=AeCOSβ=COSα・COSβ Aoo:プリズム中でnoを感じ、プリズムの鏡像中で
noを感じた光ビームの光の振幅 Aoe:プリズム中でnoを感じ、プリズムの鏡像中で
neを感じた光ビームの光の振幅 Aeo:プリズム中でneを感じ、プリズムの鏡像中で
noを感じた光ビームの光の振幅 Aee:プリズム中でneを感じ、プリズムの鏡像中で
neを感じた光ビームの光の振幅 従って、3つの光ビームの分離比(光強度の比)は次式
で得られる。
【0051】 a:b:c=(SIN2α・SIN2β):(COS2β):(COS2α・SIN2β)・・・(5) a、c:側部(信号再生用)の光ビームの光強度 b:中央(フォーカスサーボ用)の光ビームの光強度 上記式5で、両側部(信号再生用)の光ビームの分離比
(a:c)はSIN2α:COS2αで得られ、この分離比
(a:c)は、光ビームの偏波面32の回転(αの変
化)に応じて変化する。従って、光ビームの分離比
(a:c)の変化を検出することにより、偏波面の回転
を検出することができる。
【0052】又、αは、通常、45°に設定され、その
場合の3つの光ビームの分離比(a:b:c)は次式で
得られる。
【0053】 a:b:c=(SIN2β):(2COS2β):(SIN2β)・・・(6) 上記式6からもわかるように、中央(信号再生用)の光
ビームと側部(フォーカスサーボ用)の光ビームの分離
比(a:b)は、βによって決まる。従って、光学ピッ
クアップ装置に使用した場合の信号再生用の光ビームと
フォーカスサーボ用の光ビームの分離比(a:b)を変
えるためには、プリズムの光学軸30とプリズムの鏡像
の光学軸31のなす角度βを変える必要がある。尚、本
発明のプリズムでは、θを変えるだけでβの値を変更す
ることができるので、3ビームウオラストンプリズムに
比べて分離比(a:b:c)の調整が容易になる。但
し、βが90°の場合は、プリズム中で常光成分だった
光は、プリズムの鏡像中で全て異常光成分となり、プリ
ズム中で異常光成分だった光は、プリズムの鏡像中で全
て常光成分となるため、2ビームに分離する。
【0054】尚、図1に示したようにプリズム1の光学
軸8が、水平断面15と反射面3の双方に垂直な仮想面
7に平行な面内にない場合は、4ビームに分離する。但
し、この場合も、θの範囲は、0°<θ<90°又は9
0°<θ<180°とする。
【0055】(実施例2)実施例1のプリズムでは、図
1に示したようにプリズム1の上面5及び底面6が入射
面2、反射面3及び出射面4に垂直になっていたが、図
6に示したようにプリズム1の上面5’や底面6’は、
入射面2、反射面3及び出射面4に垂直になっていなく
てもよい。尚、この場合、上面5’や底面6’は、水平
断面と非平行になるが、入射面2の法線2aと出射面4
の法線4aが直交し、反射面3の法線3aが入射面2の
法線2aと出射面4の法線4aの2等分線14に平行で
あれば、実施例1のプリズムと同様に光ビームを3ビー
ムに分離することができる。
【0056】(実施例3)実施例1のプリズムでは、図
1に示したように、水平断面が直角2等辺3角形であっ
たが、4角形、5角形、6角形等の3角形以外の多角形
であってもよい。つまり、図7に示したように、入射面
2、反射面3及び出射面4以外の面42や面43を固定
用、入射面の識別用等のために設けてもよい。但し、こ
の場合、入射面2の法線2aと出射面4の法線4aは直
交し、反射面3の法線3aは入射面2の法線2aと出射
面4の法線4aの2等分線14に平行でなければならな
い。
【0057】(実施例4)本発明のプリズムを利用した
光学ピックアップ装置を、図8を参照して説明する。同
図で、半導体レーザ51から発生した光ビームは、回折
格子52で信号再生用及びフォーカスサーボ用の0次光
とトラッキングサーボ用の±1次光に分離され、それぞ
れコリメータレンズ53、偏光ビームスプリッタ54
(光ビームは対物レンズ55の方向に反射する)及び対
物レンズ55を介して光磁気記録媒体56の記録層の表
面に照射される。このようにして、記録層表面に照射さ
れた光ビームの反射光は、記録層の磁化方向に応じて偏
波面が回転し、対物レンズ55、偏光ビームスプリッタ
54(光ビームはレンズ57の方向に透過する)、レン
ズ57、シリンドリカルレンズ58、本発明のプリズム
59を介して、受光素子60の受光面60a上に集光し
電圧信号に変換される。
【0058】ここで、本発明のプリズム59に入射した
反射光の光ビームは、3つの光ビームに分離し(2つの
信号再生用光ビームと1つのフォーカスサーボ用光ビー
ムに分離する)、それぞれの光強度が受光素子60で検
出さる。前記3つの光ビームのうち2つの信号再生用光
ビームの分離比(光強度の比)は反射光の偏波面の回転
によって変化するので、この分離比(光強度の比)を検
出することによって記録されている信号である記録層の
磁化方向を検出することができる。
【0059】
【効果】本発明のプリズムは、以上で説明したように構
成されるので、2個の光学異方性結晶体を貼り合わせる
ことなく光ビームを、複数の光ビームに分離させること
ができる。従って、プリズムの製造に於いて、貼り合わ
せ工程の省略および研磨工程の削減ができ、また使用す
る光学異方性結晶体も半分で済むので、製造原価を低減
することができる。
【0060】又、プリズムを構成する光学異方性結晶体
の光学軸が、反射面及び水平断面に垂直な面内にある場
合は、単純な構成で従来の3ビームウオラストンプリズ
ムと同様に光ビームを3ビームに分離することができる
ので、従来3ビームウオラストンプリズムと置き換えた
安価な光学ピックアップ装置を提供することができる。
更に、光学異方性結晶体の光学軸と水平断面の法線との
なす角度が24.2°から45.0°又は63.4°か
ら77.6°の範囲に設定すれば、光学ピックアップ装
置に使用した際に、良好な信号再生用の光ビームとフォ
ーカスサーボ用の光ビームの分離比(a:b)を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明(実施例1)に係るプリズムの構成を示
す斜視図及び水平断面図である。
【図2】本発明に係るプリズムの入射面、反射面及び出
射面の構成を示す水平断面図である。
【図3】本発明に係るプリズムの動作原理を説明するた
めの斜視図である。
【図4】本発明に係るプリズムの動作原理を説明するた
めの水平断面図である。
【図5】本発明に係るプリズムの偏光分離過程を示す説
明図である。
【図6】本発明に係るプリズムの光学軸を示す説明図で
ある。
【図7】実施例2に係るプリズムの構成を示す斜視図及
び水平断面図である。
【図8】実施例3に係るプリズムの構成を示す斜視図及
び水平断面図である。
【図9】本発明に係る光学ピックアップ装置の構成を示
す模式図である。
【図10】従来の光学ピックアップ装置の構成を示す模
式図である。
【図11】光学ピックアップ装置の受光素子上のスポッ
ト形状を示した説明図である。
【図12】従来の3ビームウオラストンプリズムの動作
を説明するための斜視図である。
【図10】従来の3ビームウオラストンプリズムの偏光
分離過程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 プリズム 1’ プリズムの鏡像 2 入射面 2a 入射面の法線 3 反射面 3a 反射面の法線 4 出射面 4a 出射面の法線 8 光学軸 10、11、12、13 光ビーム 15 水平断面 21a、21b、21a’、21b’ 偏波面 30 プリズムの光学軸 31 プリズムの鏡像の光学軸 33a、34a、35a 常光成分 33b、34b、35b 異常光成分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明(実施例1)に係るプリズムの構成を示
す斜視図及び水平断面図である。
【図2】本発明に係るプリズムの入射面、反射面及び出
射面の構成を示す水平断面図である。
【図3】本発明に係るプリズムの動作原理を説明するた
めの斜視図である。
【図4】本発明に係るプリズムの動作原理を説明するた
めの水平断面図である。
【図5】本発明に係るプリズムの偏光分離過程を示す説
明図である。
【図6】本発明に係るプリズムの光学軸を示す説明図で
ある。
【図7】実施例2に係るプリズムの構成を示す斜視図及
び水平断面図である。
【図8】実施例3に係るプリズムの構成を示す斜視図及
び水平断面図である。
【図9】本発明に係る光学ピックアップ装置の構成を示
す模式図である。
【図10】従来の光学ピックアップ装置の構成を示す模
式図である。
【図11】光学ピックアップ装置の受光素子上のスポッ
ト形状を示した説明図である。
【図12】従来の3ビームウオラストンプリズムの動作
を説明するための斜視図である。
【図13】従来の3ビームウオラストンプリズムの偏光
分離過程を示す説明図である。
【符号の説明】 1 プリズム 1’ プリズムの鏡像 2 入射面 2a 入射面の法線 3 反射面 3a 反射面の法線 4 出射面 4a 出射面の法線 8 光学軸 10、11、12、13 光ビーム 15 水平断面 21a、21b、21a’、21b’ 偏波面 30 プリズムの光学軸 31 プリズムの鏡像の光学軸 33a、34a、35a 常光成分 33b、34b、35b 異常光成分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学異方性結晶体からなるプリズムに於
    いて、入射面の法線、反射面の法線、及び出射面の法線
    を含む断面上で、入射面の法線と出射面の法線とが直交
    し、反射面の法線が入射面の法線と出射面の法線とがな
    す角度の2等分線に平行であり、かつ光学異方性結晶体
    の光学軸と上記断面の法線とのなす角度θが、0°<θ
    <90°であることを特徴とするプリズム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリズムに於いて、プリ
    ズムを構成する光学異方性結晶体の光学軸が、入射面の
    法線、反射面の法線、及び出射面の法線を含む断面と反
    射面の双方に垂直な面に平行であることを特徴とするプ
    リズム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプリズムに於いて、プリ
    ズムを構成する光学異方性結晶体の光学軸が、入射面の
    法線、反射面の法線、及び出射面の法線を含む断面と反
    射面の双方に垂直な面に平行で、かつ上記光学軸と断面
    の法線とのなす角度θが、24.2°≦θ≦45.0°
    又は63.4°≦θ≦77.6°の範囲であることを特
    徴とするプリズム。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載のプリズムを
    利用した光学ピックアップ装置。
JP21613895A 1995-08-24 1995-08-24 プリズムとこれを利用した光学ピックアップ装置 Withdrawn JPH0961607A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4517539B2 (ja) * 2001-06-04 2010-08-04 エプソントヨコム株式会社 プリズム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4517539B2 (ja) * 2001-06-04 2010-08-04 エプソントヨコム株式会社 プリズム

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