JPH0785523A - 光磁気ディスク装置 - Google Patents

光磁気ディスク装置

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JPH0785523A
JPH0785523A JP5232624A JP23262493A JPH0785523A JP H0785523 A JPH0785523 A JP H0785523A JP 5232624 A JP5232624 A JP 5232624A JP 23262493 A JP23262493 A JP 23262493A JP H0785523 A JPH0785523 A JP H0785523A
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JP
Japan
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light
magneto
optical disk
optical
diffraction grating
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Pending
Application number
JP5232624A
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English (en)
Inventor
Masashi Suenaga
正志 末永
Shigeru Nakamura
滋 中村
Yasuhiko Muneyoshi
恭彦 宗吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学系を小型化および軽量化する。調整箇所
を少なくする。 【構成】 光磁気ディスク用ピックアップ装置100の
半導体レーザ1と対物レンズ3の間に、偏光分離光学素
子として変形ウォラストンプリズム6および旋光子とし
てファラデー素子7を配置した。 【効果】 光磁気ディスク装置を小型,軽量化できる。
調整箇所を減らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光磁気ディスク装置
に関し、更に詳しくは、光磁気ディスクに情報を記録お
よび/または再生を行う光磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、垂直磁化が可能な信号記録層を有
し、この信号記録層での磁化方向の変化によって情報を
記録する光磁気ディスクが提案されている。この光磁気
ディスクに情報を書き込むには、信号記録層に対してレ
ーザ光を照射して信号記録層の微小領域のみをキュリー
温度以上に加熱し保磁力を消失させ、その上で外部磁界
を印加し、この微小領域の磁化方向を変化させる。この
光磁気ディスクから情報を読み取るには、信号記録層に
レーザ光等の単一偏光方向を有する光束を照射し、反射
光の偏光方向の変化を検出する。反射光は、信号記録層
において反射されるときにカー効果により信号記録層で
の磁化方向に応じて偏光方向を変化させられる。そこ
で、反射光の偏光方向の変化を検出することで、信号記
録層での磁化方向すなわち光磁気ディスクから情報を読
み取ることが出来る。従って、光磁気ディスク装置は、
光磁気ディスクより情報を読み取るために、光磁気ディ
スクの信号記録層にレーザ光を照射するとともに、この
信号記録層よりの反射光を検出するように構成された光
磁気ディスク用ピックアップ装置を備えている。
【0003】従来の光磁気ディスク用ピックアップ装置
は、半導体レーザ等の光源と,この光源から発られる光
束をコリメータレンズおよび対物レンズ等の光学素子を
介して光磁気ディスク上に集光する光学系と,光磁気デ
ィスクからの反射光の光路を変えるためのビームスプリ
ッタと,光検出器へ集光するための検出レンズと,偏光
分離のための偏光ビームスプリッタと,シリンドリカル
レンズ等を有して構成されている。光磁気ディスクから
の反射光は、検出レンズを透過し、偏光ビームスプリッ
タによって偏光方向の差異によって偏光され、シリンド
リカルレンズによって非点収差を生じさせられ、偏光方
向の異なる光束に分離されて、光検出器の複数の受光面
にそれぞれ集光される。そして、各受光面からの出力信
号の差信号から、光磁気ディスクに書き込まれた情報の
読み取り信号が得られる。また、複数の受光面により非
点収差の状態の違いをそれぞれ検出すれば、焦点ずれ検
出信号が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の光磁気ディスク
装置では、上記光磁気ディスク用ピックアップ装置の光
学部品の点数が多いために、光学系が大型化および重量
化する問題点がある。また、調整箇所が多くなる問題点
がある。そこで、この発明の目的は、光学系を小型化お
よび軽量化できると共に,調整箇所を少なくすることが
出来る光磁気ディスク用ピックアップ装置を備えた光磁
気ディスク装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の光磁気ディス
ク装置は、直線偏光の光を出射する光源と、上記光源か
ら出射された光を光磁気ディスク上に集光しかつ光磁気
ディスクからの反射光を集光する光学系とを有する光磁
気ディスク用ピックアップ装置を備えた光磁気ディスク
装置において、上記光磁気ディスク用ピックアップ装置
の光源と光磁気ディスクとの間の光路中に、偏光成分を
微小角分離可能な偏光分離光学素子と、直線偏光を旋光
させる旋光子とを挿入したことを構成上の特徴とするも
のである。
【0006】上記構成において、上記偏光分離光学素子
として、光学軸が互いに非直角の角度を有する少なくと
も2個の結晶体を持つ変形ウォラストンプリズムを用
い、その変形ウォラストンプリズムの上記光源側の結晶
体の光学軸が、上記光源から出射される直線偏光に対し
て平行または直交状態にあるようにすることが好まし
い。あるいは、上記偏光分離光学素子として、ある基準
軸に対して平行な偏光方向の光を回折し,前記基準軸に
対して直交した偏光方向の光を透過させる第1回折格子
と、前記基準軸に対して直交した偏光方向の光を回折
し,前記基準軸に対して平行な偏光方向の光を透過する
第2回折格子とを用いることが好ましい。
【0007】
【作用】光磁気ディスク用ピックアップ装置の光源から
出射される直線偏光の光は、光学系により光磁気ディス
ク上に集光される。光磁気ディスクからの反射光は、光
学系により集光され、偏光分離光学素子により偏光分離
されて、偏光成分毎に光検出器の複数の受光面に投射さ
れる。そして、各受光面からの信号の差信号から、光磁
気ディスクに書き込まれた情報の読み取り信号が得られ
る。旋光子は、良好な信号雑音比を得るために、光源か
ら光磁気ディスクに向かう光に対して、光磁気ディスク
からの反射光の直線偏光方向をなるべく45゜傾ける働
きをする。このように、この発明の光磁気ディスク装置
によれば、光磁気ディスク用ピックアップ装置が、光源
と光磁気ディスクとの間の光路中に、偏光分離光学素子
と旋光子とを挿入した簡単な構成で済むため、光学系を
小型化および軽量化できると共に,調整箇所を少なくす
ることが出来る。
【0008】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明を説明
する。なお、これによりこの発明が限定されるものでは
ない。
【0009】−第1実施例− 図19は、この発明の光磁気ディスク装置の第1実施例
の構成図である。この光磁気ディスク装置1000は、
光磁気ディスクDと,スピンドルSと,回転制御系Rc
と,光磁気ディスク用ピックアップ装置100と,信号
処理系Paと,ピックアップ駆動系Pdと,駆動制御系
Pcと,ドライブコントローラDcとを具備している。
光磁気ディスク用ピックアップ装置100以外の構成要
素は、対応する公知の構成要素と同様の構成である。
【0010】図1に、光磁気ディスク用ピックアップ装
置100の光学構成図を示す。この光磁気ディスク用ピ
ックアップ装置100は、半導体レーザ1と,コリメー
タレンズ2と,回折格子5と,変形ウォラストンプリズ
ム6と,ファラデー素子7と,対物レンズ3と,光検出
器8および光検出器9とを具備して構成されている。
【0011】上記回折格子5は、例えば三方晶系の結晶
で光学的に負の一軸結晶であるニオブ酸リチウム(Li
NbO3 )である。よって、その屈折率楕円体は、光学
軸方向に偏平な回転対称な楕円体である。なお、回折格
子5は、水晶,ルチル(TiO2 )等の複屈折性物質で
あってもよい。図2に、回折格子5の凸部52と凹部5
3の断面を示す。回折格子5の屈折率をnとし,凸部5
2の高さ(=凹部53の深さ)をdとすると、凸部52
を透過する光束の光路長はndである。また、回折格子
5の周囲が空気であれば、凹部53を透過する光束の光
路長dである。そこで、凸部52を透過する光束と凹部
53を透過する光束の光路長差ΔOPは、 ΔOP=(n−1)d …(1) である。光路長差ΔOPが透過光波長の整数倍であれ
ば、凸部52を透過する光束と凹部53を透過する光束
の位相ずれはなく、回折格子の働きはない。光路長差Δ
OPが透過光波長の整数倍でなければ、凸部52を透過
する光束と凹部53を透過する光束の位相がずれるの
で、回折格子として働く。特に、光路長差ΔOPが透過
光波長の(整数+1/2)倍であれば、凸部52を透過
した光束と凹部53を透過した光束の位相が180゜ず
れ、0次回折方向に出射する光束は互いに打ち消し合
い、0次回折光束は生じない。よって、透過光は、主に
±1次回折方向に回折される。
【0012】ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )の常光
線屈折率no=2.262,透過光波長λ=780n
m,溝深さd(μm)とするとき、(1)式より、 ΔOP/λ=(no−1)d/λ=1.618d …(2) となる。この(2)式のグラフを図3の直線54に示す。
ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )の異常光線屈折率n
e=2.179,透過光波長λ=780nm,溝深さd
(μm)とするとき、 ΔOP/λ=(ne−1)d/λ=1.512d …(3) となる。この(3)式のグラフを図3の直線55に示す。
図3の縦軸の値が整数になれば、上述したように回折格
子の作用はない。例えば、溝深さd=1.85μmの場
合、常光線に対してはΔOP/λ=3となるので、回折
格子として作用せず、単に透過する。一方、異常光線に
対してはΔOP/λ=2.8となり、回折格子として作
用し、強い0次光と弱い±1次光とを生じる。
【0013】上記回折格子5は、直線の格子溝が不等間
隔に並んだ不等間隔直線型格子構造または非直線の格子
溝が不等間隔に並んだ不等間隔非直線型格子構造により
実現される。図4および図5は、不等間隔直線型格子構
造の回折格子101の構造の説明図である。また、図5
および図6は、回折格子101の作用の説明図である。
図4に示すように、回折格子101を含む平面内にx軸
とy軸をとり、設計上の座標原点をOとする。また、図
5に示すように、前記座標原点Oを通り,前記x軸およ
びy軸に垂直なz軸をとり、そのz軸上で前記座標原点
Oから距離fでy軸に平行な線を焦線Pとする。そし
て、その焦線Pを中心軸を持つと共に半径が(f+n
λ)の円筒Sn(n=1,2,3,…)を想定し、その
円筒Snとx−y平面の交線を直線群103nとする。
このとき、図4に示すように、直線群103nのX軸上
の位置Xn(n=1,2,3,…)は、 Xn=√{(f+nλ)2−f2} …(4) である。そして、回折格子101の格子溝102は、前
記直線群103nの一部である。
【0014】図5および図6に示すように、回折格子1
01に入射し直線群103nで回折し焦線Pに集束する
光束は、焦線Pにおいて同位相になり、強め合うので、
+1次光となる。一方、直線群103nで+1次光とは
反対方向に回折する光束は、回折格子による回折角の対
称性によって、z軸上で座標原点Oから距離−fだけ離
れy軸に平行な焦線Qから発散する−1次光となる。す
なわち、回折格子101は、+1次光に対しては焦線距
離fの正の円柱レンズとして作用し、正の非点収差を与
え、+1次光を焦線Pに集光する。また、−1次回折光
に対しては焦点距離−fの負の円柱レンズとして作用
し、負の非点収差を与え、−1次光を焦線Qから発散す
る光束とする。
【0015】図7は、不等間隔非直線型格子構造の回折
格子201の構造の説明図である。また、図8は、回折
格子201の作用の説明図である。図7に示すように、
回折格子201を含む平面内にx軸とy軸をとり、設計
上の座標原点をOとする。そして、楕円203n(n=
1,2,3,…)の長軸をx軸上にとり、短軸をy軸上
にとり、楕円203nの長軸方向半径RXnを、 RXn=√{(fx+nλ)2−fx2} …(5) とし、短軸方向半径RYnを、 RYn=√{(fy+nλ)2−fy2} …(6) とする。ただし、fx>fyとする。そして、楕円20
3nの一部(楕円弧)を回折格子201の格子溝202
とする。
【0016】図8に示すように、前記座標原点Oを通
り,前記x軸およびy軸に垂直なz軸をとる。このと
き、この回折格子201によれば、x−z平面において
は、+1次光はz軸上で座標原点Oから距離fxだけ離
れた点に収束し、−1次光はz軸上で座標原点Oから距
離−fxだけ離れた点から出たように発散する。一方、
y−z平面においては、+1次光はz軸上で座標原点O
から距離fyだけ離れた点に収束し、−1次光はz軸上
で座標原点Oから距離−fyだけ離れた点から出たよう
に発散する。すなわち、+1次光は、x軸方向には焦線
Pxを結び、y軸方向には焦線Pyを結ぶ。また、−1
次光は、x軸方向には焦線Qxから出たように発散し、
y軸方向には焦線Qyから出たように発散する。よっ
て、この同心楕円型の回折格子201は、+1次光に対
しては焦線距離がfxとfyの正のトロイダルレンズと
して作用し、−1次光に対しては焦線距離が−fxと−
fyの負のトロイダルレンズとして作用し、絶対値が等
しい正と負の微小角度だけ異なる方向に+1次光と−1
次光とを出射する。
【0017】図9は、変形ウォラストンプリズム6の説
明図である。変形ウォラストンプリズム6は、水晶,ニ
オブ酸リチウム(LiNbO3 ),ルチル(TiO
2 ),方解石等の複屈折性物質から構成されている。半
導体レーザ1側の結晶体6aの光学軸は、出射光21の
偏光方向と平行または直交状態にある。また、光磁気デ
ィスクD側の結晶体6bの光学軸は、上記結晶体6aの
光学軸に対して45°傾いている。図10に、光軸方向
から見た結晶体6a,6bの光学軸の状態を示す。図9
に示すように、結晶体6aの光学軸に対して入射光20
の偏光方向が直交している場合、出射光21の偏光方向
は、入射光20の偏光方向に対して45°傾いた直線偏
光になる。図11に示すように、変形ウォラストンプリ
ズム6に逆入射する反射光の偏光方向が結晶体6aの光
学軸に対して平行(結晶体6bの光学軸に対して45°
傾いている)の場合、変形ウォラストンプリズム6から
出射光は、偏光方向がそれぞれ直交した光束11,光束
12および直進する光束13の3つの光束に分離され
る。すなわち、反射光22は、結晶体6bに垂直入射す
るため、結晶体6bの光学軸方向により、常光線Oと異
常光線Eとに光量比1:1で分けられ、結晶体6b中を
直進する。次に、常光線Oは、結晶体6aに斜め入射す
るため、結晶体6aの光学軸方向により、常光線O’と
異常光線E’とに光量比1:1で分けられる。そして、
常光線Oから常光線O’は屈折率差を感じないため、常
光線O’は直進する。これに対し、常光線Oから異常光
線E’は屈折率差を感じるため、異常光線E’は屈折さ
れて向きを変える。他方、異常光線Eも、結晶体6aに
斜め入射するため、結晶体6aの光学軸方向により、異
常光線E”と常光線O”とに光量比1:1で分けられ
る。そして、異常光線Eから異常光線E”は屈折率差を
感じないため、異常光線E”は直進する。これに対し、
異常光線Eから常光線O”は屈折率差を感じるため、常
光線O”は屈折されて向きを変える。この結果、異常光
線E’が光束11となり、常光線O”が光束12とな
り、常光線O’および異常光線E”が光束13となり、
光量比は1:1:2となる。光束11,光束12の分離
角は、例えば9.15°である。
【0018】なお、上記変形ウォラストンプリズム6の
結晶体6a,6bの光学軸の角度を45°としたが、9
0°以外の任意の角度としてもよい。90゜にすると基
本ウォラストンプリズムになるが、この場合、直進する
光がないため、光が往復通過する光磁気ディスク用ピッ
クアップ装置100には使用できない。
【0019】ファラデー素子7は、透明基板上にガーネ
ットを成膜した構造であり、図に示していない永久磁石
を組み込んだホルダーによって保持されている。このフ
ァラデー素子7の特性は、例えば、波長λ=780nm
において挿入損失−2.5dB以下,回転角度22.5
±1°,飽和磁化1800Gである。このとき、変形ウ
ォラストンプリズム6からの出射光21(図9)は、フ
ァラデー素子7を透過することにより偏光方向が22.
5°回転し、半導体レーザ1の偏光方向に対して22.
5°か67.5°の偏光方向となる。
【0020】図12に、半導体レーザ1と光検出器8お
よび光検出器9を示す。光検出器8は、3つの受光面8
a,8b,8cを持っている。一方、光検出器9は、5
つの受光面9a,9b,9c,9d,9eを持ってい
る。
【0021】次に、上記光磁気ディスク用ピックアップ
装置100の動作を説明する。図1に戻り、半導体レー
ザ1からの出射光は、コリメータレンズ2で平行光とさ
れ、回折格子5で0次光,+1次光,−1次光の3つの
光束に分離され、偏光分離光学素子である変形ウォラス
トンプリズム6を透過し、ファラデー素子7で偏光方向
を22.5゜旋光され、対物レンズ3によって集光さ
れ、光磁気ディスクD上に3スポットを形成する。0次
光は、対物レンズ3により光磁気ディスクD上に焦点を
結ぶ。+1次光は、正の非点収差を有するため、光磁気
ディスクD上よりも対物レンズ3に近い位置に焦線を結
ぶ。−1次光は、負の非点収差を有するため、光磁気デ
ィスクD上よりも対物レンズ3から遠い位置に焦線を結
ぶ。例えば、対物レンズ3の焦点距離fが3.0mm,
NAが0.6、±1次光が0次光に対して±0.745
°の方向に分離されている場合、±1次光のスポット
は、0次光のスポットに対して光磁気ディスクD上で3
9μm離れた位置にある。
【0022】0次光および±1次光は、光磁気ディスク
Dによって反射される。0次光は、光磁気ディスクDに
記録された情報によって変調を受ける。また、±1次光
は、光磁気ディスクDの凹凸のピットによって変調を受
ける。反射してきた0次光および±1次光は、対物レン
ズ3を透過し、ファラデー素子7で22.5゜旋光され
る。従って、反射光の直線偏光方向は、元の光に対して
45゜傾けられる。変形ウォラストンプリズム6は、反
射してきた0次光および±1次光のそれぞれを光束1
1,12,13に分離する。
【0023】光束11は、回折格子5で分離されない偏
光方向である(その偏光方向の屈折率では、回折格子5
が回折格子として働かない)ため、回折格子5を透過
し、コリメータレンズ2により集光され、光検出器8に
投射される。受光面8aには0次光が投射され、受光面
8bには+1次光が投射され、受光面8cには−1次光
が投射される。光束12は、回折格子5によって分離さ
れる偏光方向である(その偏光方向の屈折率では、回折
格子5が回折格子として働く)ため、回折格子5で3つ
の光束に分離される。光束12は、もともと0次光およ
び±1次光の3光束のため、9つの光束になる。これら
9つの光束は、コリメータレンズ2により集光され、光
検出器9に投射される。受光面9aには0次光,+1次
光,−1次光の3つの光束が投射され、受光面9bには
0次光,+1次光の2つの光束が投射され、受光面9c
には0次光,−1次光の2つの光束が投射され、受光面
9dには+1次光が投射され、受光面9eには−1次光
が投射される。光束13は、直進するため、受光されな
い。
【0024】光検出器8の受光面8aは、光束11の0
次光の光量に比例した光量信号を出力する。また、受光
面8bは、光束11の+1次光の光量に比例した光量信
号を出力する。また、受光面8cは、光束11の−1次
光の光量に比例した光量信号を出力する。受光面8aか
ら出力される光量信号より、後述するように光束12の
0次光成分を減算して、読み取り信号が得られる。受光
面8bから出力される光量信号は、図示せぬエンベロー
プ検波回路によって変調度信号に変換される。また同様
に、受光面8cから出力される光量信号も、エンベロー
プ検波回路によって変調度信号に変換される。これら変
調度信号の差を、図示せぬ差動演算回路によって求める
ことで、焦点ずれ検出信号が得られる。なお、このよう
な焦点ずれ検出信号を用いない自動焦点方式を用いる場
合には、回折格子5を省略することが出来る。
【0025】光検出器9の受光面9aは、光束12の0
次光,+1次光,−1次光を合せた光量に比例した光量
信号を出力する。一方、受光面9dは、光束12の+1
次光の光量に比例した光量信号を出力する。また、受光
面9eは、光束12の−1次光の光量に比例した光量信
号を出力する。そこで、受光面9aの光量信号から受光
面9dおよび9eの光量信号を図示せぬ差動演算回路に
よって引いて、光磁気ディスクD上の記録情報を純粋に
0次光成分が得られる。この0次光成分と前記光検出器
8の受光面8aの光量信号とを、図示せぬ差動演算回路
により演算し、先述したように、読み取り信号が得られ
る。なお、光検出器9の受光面9b,9cは、必ずしも
必要でない。すなわち、それらの光量信号は、必ずしも
必要ではない。
【0026】−第2実施例− 図13に、この発明の第2実施例による光磁気ディスク
装置が備えている光磁気ディスク用ピックアップ装置の
光学構成図を示す。この光磁気ディスク用ピックアップ
装置200は、第1実施例の光磁気ディスク用ピックア
ップ装置100に較べると、コリメータ2がなく有限系
になっている点と,回折格子14および光検出器17の
構成とが異なっている。回折格子14は、半導体レーザ
1からの光は格子溝のある部分を透過し,変形ウォラス
トンプリズム6からの光は格子溝のない部分を透過する
ように範囲および位置を決めて、格子溝を形成されてい
る。光検出器17は、光検出器8と同じ形状をしてお
り、図14に示すように、3つの受光面17a,17
b,17cを有している。
【0027】半導体レーザ1からの出射光は、回折格子
14で3光束に分離され、変形ウォラストンプリズム6
を透過し、ファラデー素子7で偏光方向を22.5°旋
光され、対物レンズ3によって集光され、光磁気ディス
クD上に3スポットを形成する。光磁気ディスクDによ
り反射された光は、対物レンズ3を透過し、ファラデー
素子7で偏光方向を22.5°旋光され、変形ウォラス
トンプリズム6によって偏光方向が直交する光束15お
よび光束16に分離され、回折格子14を単に透過して
光検出器8および光検出器17に投射される。光束15
および光束16は、第1実施例における光束11と同様
の光束である。そこで、光検出器8の受光面8aの光量
信号および光検出器17の受光面17aの光量信号を、
図示せぬ差動演算回路により演算して、読み取り信号が
得られる。また、光検出器8の受光面8b,8cからの
光量信号または光検出器17の受光面17b,17cか
らの光量信号により、第1実施例と同様にして、焦点ず
れ検出信号が得られる。
【0028】−第3実施例− 図15に、この発明の第3実施例による光磁気ディスク
装置が備えている光磁気ディスク用ピックアップ装置の
光学構成図を示す。この光磁気ディスク用ピックアップ
装置300は、第1実施例の光磁気ディスク用ピックア
ップ装置100と較べると、変形ウォラストンプリズム
6の代りに、第1回折格子31および第2回折格子32
を用いる点と,光検出器33の構成とが異なっている。
【0029】第1回折格子31および第2回折格子32
は、例えばルチル(TiO2 )である。なお、水晶,方
解石,ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )等の複屈折性
物質であってもよい。図16に、第1回折格子31の凸
部62と凹部63の断面を示す。第1回折格子31の屈
折率をnとし,凸部62の高さ(=凹部63の深さ)を
dとすると、凸部62を透過する光束の光路長はndで
ある。また、第1回折格子31の周囲が空気であれば、
凹部63を透過する光束の光路長dである。そこで、凸
部62を透過する光束と凹部63を透過する光束の光路
長差ΔOPは、 ΔOP=(n−1)d …(7) である。光路長差ΔOPが透過光波長の整数倍であれ
ば、凸部62を透過する光束と凹部63を透過する光束
の位相ずれはなく、回折格子の働きはない。光路長差Δ
OPが透過光波長の整数倍でなければ、凸部62を透過
する光束と凹部63を透過する光束の位相がずれるの
で、回折格子として働く。特に、光路長差ΔOPが透過
光波長の(整数+1/2)倍であれば、凸部62を透過
した光束と凹部63を透過した光束の位相が180゜ず
れ、0次回折方向に出射する光束は互いに打ち消し合
い、0次回折光束は生じない。よって、透過光は、主に
±1次回折方向に回折される。
【0030】ルチル(TiO2 )の常光線屈折率no=
2.525,透過光波長λ=780nm,溝深さd(μ
m)とするとき、(7)式より、 ΔOP/λ=(no−1)d/λ=1.955d …(8) となる。この(8)式のグラフを図17の直線64に示
す。ルチル(TiO2 )の異常光線屈折率ne=2.7
95,透過光波長λ=780nm,溝深さd(μm)と
するとき、 ΔOP/λ=(ne−1)d/λ=2.301d …(9) となる。この(9)式のグラフを図17の直線65に示
す。図17の縦軸の値が整数になれば、上述したように
回折格子の作用はない。例えば、溝深さd=0.51μ
mの場合、常光線(直線64)に対してはΔOP/λ=
1となるので、回折格子として作用せず、単に透過す
る。一方、異常光線(直線65)に対してはΔOP/λ
=1.17となり、凸部62を通過した光束の位相と凹
部63を通過した光束の位相がずれるため、回折格子の
作用により、0次光および±1次光に分離される。この
ときの光量比は、およそ7:1である。すなわち、光磁
気ディスクDで反射された光のうち、第1回折格子31
により異常光線のみが分離されることになる。
【0031】また、例えば溝深さd=0.43μmの場
合、常光線(図17の曲線64)に対してはΔOP/λ
=0.84となり,0次光および±1次光に分離され
る。このときの光量比は、およそ7:1である。一方、
異常光線に対してはΔOP/λ=1となり、回折格子と
して作用しない。従って、溝深さd=0.43μmとし
ても、偏光分離光学素子として用いることが出来る。
【0032】第2回折格子32は、第1回折格子31と
同様の構成であるが、次の条件(1)または条件(2)
を満たす必要がある。 条件(1) (a)第2回折格子32の格子溝方向は、第1回折格子3
1の格子溝方向と平行でない。 (b)第2回折格子32の光学軸方向は、第1回折格子3
1の光学軸方向と平行でない。 (c)第2回折格子32が回折格子として作用する光の波
長は、第1回折格子31が回折格子として作用する光の
波長と同じでもよい。具体的には、両者の材料の屈折率
が同じなら、両者の溝深さが同じでもよい。
【0033】条件(2) (a)第2回折格子32の格子溝方向は、第1回折格子3
1の格子溝方向と平行でない。 (b)第2回折格子32の光学軸方向は、第1回折格子3
1の光学軸方向と平行である。 (c)第2回折格子32が回折格子として作用する光の波
長は、第1回折格子31が回折格子として作用する光の
波長と異なる。具体的には、両者の材料の屈折率が同じ
なら、両者の溝深さが異なる。
【0034】例えば、第1回折格子31と全く同じ構成
の第2回折格子32を、その格子溝方向が第1回折格子
31の格子溝方向と平行にならないように置けば、上記
条件(1)を満たすことになる。この場合、第1回折格
子31を透過してきた常光線は、第2回折格子32から
みれば異常光線となるため、上述したように0次光およ
び±1次光に分離される。一方、第1回折格子31を透
過してきた異常光線の一部は、第2回折格子32からみ
れば常光線となるため、分離されず、単に透過する。か
くして、偏光方向の異なった光を検出でき、この光を光
検出器9,33で検出し、差動をとることにより、光磁
気信号を得ることが出来る。また、第1回折格子31と
第2回折格子32の格子溝方向の角度を調整すれば、光
量を微調することが出来る。
【0035】なお、変形ウォラストンプリズム6は往路
において光を分離しないが、第1回折格子31および第
2回折格子32は往路においても光を分離するので、両
者は完全には等価でない。しかし、往路において分離し
た光は特に利用しないこと,復路においてカー回転のp
成分とs成分の検出ができることを考えれば、両者は実
質的に等価であり、変形ウォラストンプリズム6を、第
1回折格子31および第2回折格子32で代替できる。
ただし、往路で不必要に光を分離しないという観点で
は、変形ウォラストンプリズム6の方が有利である。
【0036】別の構成として、ルチル(TiO2 )の板
の同一面または表裏面に、溝深さd=0.51μmの格
子溝と,溝深さd=0.43μmの格子溝とを、格子溝
方向が平行でないように形成すれば、上記条件(2)を
満たすことになる。すなわち、1つの光学素子で第1回
折格子31と第2回折格子32の両方の機能を行うこと
が出来る。
【0037】光検出器33は、前記光検出器8または1
7と同じ構造をしている。
【0038】半導体レーザ1からの光は、コリメータレ
ンズ2で平行光とされ、回折格子5で3つの光束に分離
され、偏光分離光学素子である第1回折格子31と第2
回折格子32とを透過し、ファラデー素子7で偏光方向
を22.5°旋光され、対物レンズ3によって集光さ
れ、光磁気ディスクD上に3スポットを形成する。光磁
気ディスクDにより反射された光は、ファラデー素子7
で偏光方向を22.5°旋光され、ある基準軸に対して
平行な偏光を回折する第1回折格子31と前記基準軸に
対して直交した偏光を回折する第2回折格子32とによ
りそれぞれの偏光方向が直交している光束11および光
束12に分離され、それら光束11および光束12は光
検出器33および光検出器9に投射される。そして、光
検出器33および光検出器9の出力を、図示せぬ差動演
算回路により演算して、焦点ずれ検出信号および読み取
り信号を得ることが出来る。
【0039】なお、±1次回折光に非点収差を与える溝
深さd=0.511μmの格子溝を片面に形成すると共
に,他面に溝深さd=0.51μmの格子溝と溝深さd
=0.43μmの格子溝とを形成することにより、偏光
分離光学素子としての機能と±1次光に非点収差を与え
る機能とを備えた複合光学素子を構成し、これを回折格
子5,第1回折格子31および第2回折格子32の代り
に用いてもよい。
【0040】−第4実施例− 図18に、この発明の第4実施例による光磁気ディスク
装置が備えている光磁気ディスク用ピックアップ装置の
光学構成図を示す。この光磁気ディスク用ピックアップ
装置400は、第2実施例の光磁気ディスク用ピックア
ップ装置200と較べると、ウォラストンプリズム6お
よび光検出器8の代りに前記第3実施例の第1回折格子
31,第2回折格子32および光検出器33を用いる点
が異なっている。なお、偏光分離光学素子としての機能
と±1次光に非点収差を与える機能とを備えた前記複合
光学素子を、回折格子14,第1回折格子31および第
2回折格子32の代りに用いてもよい。
【0041】
【発明の効果】この発明の光磁気ディスク装置によれ
ば、光源と光磁気ディスクとの間の光路中に、偏光分離
光学素子と旋光子とを挿入した簡単な構成の光磁気ディ
スク用ピックアップ装置で済むため、光学系を小型化お
よび軽量化できると共に,調整箇所を少なくすることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例による光磁気ディスク装
置が備えている光磁気ディスク用ピックアップ装置の光
学構成図である。
【図2】図1の光磁気ディスク用ピックアップ装置にお
ける回折格子の格子溝の説明図である。
【図3】図1の光磁気ディスク用ピックアップ装置にお
ける回折格子の格子溝の深さと位相差の説明図である。
【図4】不等間隔直線型格子構造の回折格子のx−y面
の構造説明図である。
【図5】不等間隔直線型格子構造の回折格子のx−z面
の構造説明図である。
【図6】不等間隔直線型格子構造の回折格子の集光発散
作用の説明図である。
【図7】不等間隔非直線型格子構造の回折格子のx−y
面の構造説明図である。
【図8】不等間隔非直線型格子構造の回折格子の集光発
散作用の説明図である。
【図9】図1の光磁気ディスク用ピックアップ装置にお
ける変形ウォラストンプリズムの斜視図である。
【図10】図9の変形ウォラストンプリズムの光学軸の
説明図である。
【図11】図9の変形ウォラストンプリズムにおける偏
光分離作用の説明図である。
【図12】図1の光磁気ディスク用ピックアップ装置に
おける半導体レーザと光検出器の配置図である。
【図13】この発明の第2実施例による光磁気ディスク
装置が備えている光磁気ディスク用ピックアップ装置の
光学構成図である。
【図14】図13の光磁気ディスク用ピックアップ装置
における光検出器の斜視図である。
【図15】この発明の第3実施例による光磁気ディスク
装置が備えている光磁気ディスク用ピックアップ装置の
光学構成図である。
【図16】図15の光磁気ディスク用ピックアップ装置
における回折格子の格子溝の説明図である。
【図17】図15の光磁気ディスク用ピックアップ装置
における回折格子の格子溝の深さと位相差の説明図であ
る。
【図18】この発明の第4実施例による光磁気ディスク
装置が備えている光磁気ディスク用ピックアップ装置の
光学構成図である。
【図19】この発明の第1実施例による光磁気ディスク
装置の構成図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 コリメータレンズ 3 対物レンズ 5,14,31,32 回折格子 6 変形ウォラストンプリズム 7 ファラデー素子 8,9,17,33 光検出器 D 光磁気ディスク 100,200,300,400 光磁気ディスク用
ピックアップ装置 1000 光磁気ディスク装
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宗吉 恭彦 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線偏光の光を出射する光源と、上記光
    源から出射された光を光磁気ディスク上に集光しかつ光
    磁気ディスクからの反射光を集光する光学系とを有する
    光磁気ディスク用ピックアップ装置を備えた光磁気ディ
    スク装置において、 上記光磁気ディスク用ピックアップ装置の光源と光磁気
    ディスクとの間の光路中に、偏光成分を微小角分離可能
    な偏光分離光学素子と、直線偏光を旋光させる旋光子と
    を挿入したことを特徴とする光磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光磁気ディスク装置に
    おいて、上記偏光分離光学素子として、光学軸が互いに
    非直角の角度を有する少なくとも2個の結晶体を持つ変
    形ウォラストンプリズムを用い、その変形ウォラストン
    プリズムの上記光源側の結晶体の光学軸が、上記光源か
    ら出射される直線偏光に対して平行または直交状態にあ
    ることを特徴とする光磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光磁気ディスク装置に
    おいて、上記偏光分離光学素子として、ある基準軸に対
    して平行な偏光方向の光を回折し,前記基準軸に対して
    直交した偏光方向の光を透過させる第1回折格子と、前
    記基準軸に対して直交した偏光方向の光を回折し,前記
    基準軸に対して平行な偏光方向の光を透過する第2回折
    格子とを用いることを特徴とする光磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の光磁気ディスク装置において、上記旋光子の回転旋光
    角を22.5°とすることを特徴とする光磁気ディスク
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の光磁気ディスク装置において、上記光源と光磁気ディ
    スクとの間の光路中に、上記光源から出射された直線偏
    光の光を3光束に分割し、±1次光に非点収差を与える
    回折格子を挿入したことを特徴とする光磁気ディスク装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0908872A2 (en) * 1997-10-06 1999-04-14 Fujitsu Limited Optical information storage unit
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