JPH0961422A - 尿サンプリングユニット - Google Patents

尿サンプリングユニット

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JPH0961422A
JPH0961422A JP24506895A JP24506895A JPH0961422A JP H0961422 A JPH0961422 A JP H0961422A JP 24506895 A JP24506895 A JP 24506895A JP 24506895 A JP24506895 A JP 24506895A JP H0961422 A JPH0961422 A JP H0961422A
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孝則 松野
Yoshiki Hiruta
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Abstract

(57)【要約】 【目的】標準型の便器を利用して尿をサンプリングする
にあたり、容易に収納可能な採尿手段を使用しながら
も、確実に尿をサンプリングすることの可能な尿サンプ
リングユニットを提供することを目的とする。 【構成】尿サンプリングユニット(1)は既存の便器に
装着され、細長い湾曲した尿収集樋(38)を備え、こ
の尿収集樋は便座(18)の前部に配置した電動モータ
(32)によって水平軸線を中心として回動される。尿
収集樋(38)は、便器のボウル(14)空間のほぼ前
方上部領域とほぼ底部中央領域との間で斜めに湾曲して
いる。尿収集樋(38)によって収集された尿サンプル
は尿収集樋の下端に設けた小さな尿溜まり(40)に回
収される。採尿に際しては尿収集樋(38)はほぼ垂直
な姿勢に回動させ、非使用時にはほぼ水平な姿勢に回動
させて便座(18)の下方に収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【発明の属する技術分野】本発明は、広義には、尿分析
機能を備えたトイレットに関する。より詳しくは、本発
明は、トイレットを利用して尿分析を行うに当たり、効
率良く尿を採取することが可能な尿サンプリングユニッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】人々の長寿高齢化に伴い、健康管理に関
する各人の関心が高まっている。尿は個人の健康状態に
関する重要な情報源であり、尿糖、尿蛋白、ウロビリノ
ーゲン、潜血、その他の尿成分を定量分析することによ
り、糖尿病のようなすい臓障害や肝臓障害や腎臓障害そ
の他の機能障害を非侵襲方式で検査することができる。
そこで、家庭や職場その他のトイレットを利用して尿の
サンプリングと分析を行い、個人の健康チェックを支援
することが可能な、尿分析機能を備えたトイレットが提
案されている。
【0003】例えば、特開昭59−217844号、特
開昭63−184057号、特開昭63−290961
号、特開平1−178866号、特開平4−19166
0号には、洋式便器のボウル面に採尿部を形成し、ボウ
ル面に排泄された尿を採尿部に集めてサンプリングする
ことが提案されている。採取された尿サンプルは、液体
クロマトグラフ法、試験紙法、或いはポーラログラフ法
により分析されるようになっている。ボウル面の採尿部
を利用したこのサンプリング方式の利点は、ボウル面に
排泄された尿を放尿方向や落下位置に関係なくかなり広
い面積から集めて採取することができるということであ
る。
【0004】しかしながら、このサンプリング方式の難
点は、標準型の便器や既設の便器を利用することができ
ず、ボウル面に採尿部が形成された尿のサンプリングを
目的とした特殊便器を必要とすることである。斯る特殊
便器は、標準型の便器とは別個に特別に製造しなければ
ならず、従って大量生産によるコストダウンが難かしい
ので、一般家庭や職場やオフィスに普及させるには余り
に高価である。また、通常のボウル形状の標準型の便器
を備えた既設のトイレットを改造する場合には、先ず既
存の便器を撤去し、次に尿分析目的の特殊便器を設置し
なければなちないので、工事に多大な費用と手数を要す
ると共に、既存設備の廃棄を招く。更に、便器洗浄後に
はボウル面の採尿部には洗浄水や古い尿や排泄物が残留
し、サンプリングすべき新たな尿を希釈し或いは汚染す
るので、良好な検体をサンプリングできないおそれがあ
る。
【0005】実開平5−30764号および実開平1−
136573号には、便座に設けた出入り自在な採尿容
器により尿をサンプリングすることが提案されている。
この採尿方式には、尿サンプリング目的の特製の便器を
必要とせず、標準型の便器を利用して尿をサンプリング
することができるという利点がある。しかしながら、こ
の採尿方式の問題点は、排泄された尿を効率良くサンプ
リングするのが困難であるということである。
【0006】即ち、一般に、放尿方向には男女差や個人
差があると共に、便座に着座した時の被験者の姿勢に応
じてその都度方向が変動する。その結果、便器のボウル
空間に落下する尿柱の軌跡は前後および上下に変動する
と共に、左右方向にもずれる。従って、排泄された尿を
確実にサンプリングするためには、採尿容器は出来るだ
け大きく形成しなければならない。さもないと、尿柱が
具合良く採尿容器に命中しない場合には、サンプリング
の機会を失することになる。特に、尿分析の必要性の高
い高齢者の場合には1回当たりの排尿量は少ないので、
確実に採尿するためには大型の採尿容器を使用する必要
がある。
【0007】しかしながら、標準型の便器を使用して尿
をサンプリングする場合には、尿分析機能を備えたトイ
レットは通常の用便の目的にも使用しなければならない
ので、採尿容器の非使用時には採尿容器を邪魔にならな
い場所に移動させておくことが望ましい。そこで、他方
において、採尿容器には、充分に小型でなければならな
いという要請が課される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、標準
型の便器を利用して尿をサンプリングするにあたり、非
使用時に排泄行為の邪魔にならない形状の採尿手段を使
用しながらも、確実に尿をサンプリングすることの可能
な尿サンプリングユニットを提供することにある。
【0009】他の観点においては、本発明の目的は、既
設の便器や便座を利用した後付け可能な尿サンブリング
ユニットを提供することにある。
【0010】
【発明の構成】
【課題を解決するための手段】本発明のサンプリングユ
ニットは細長い尿収集樋を備えている。この尿収集樋
は、電動モータからなる駆動機構によって、便器のリム
の前部に隣接する水平な軸線を中心として回動せられる
ようになっている。この尿収集樋は、そのほぼ垂直な採
尿位置において便器のボウル空間のほぼ前方上部領域と
ほぼ底部中央領域との間で斜めに延長するように形成さ
れている。尿収集樋は後上方に向かって開口しており、
便座に着座した被験者から排泄された尿が尿収集樋に流
入するようになっている。尿収集樋の下端には小さな尿
溜まりが設けてある。
【0011】既設の便器に取付けるにあたっては、便器
のリム前部に本発明のサンプリングユニットの掛止部を
引っ掛けて固定する。また、便器に回動自在に取付けら
れる便座に取付けるにあたっては、便座前部をサンプリ
ングユニットの挟着部で挟み込むことによって固定す
る。
【0012】採尿に際しては、尿収集樋は電動駆動機構
によりほぼ垂直な任意の回転角度の採尿位置に位置決め
される。被験者から排泄された尿は尿収集樋に流入し、
尿溜まりに回収される。
【0013】サンプリングユニットの尿収集樋は細長
く、かつ、ボウル空間の前方上部領域から底部中央領域
にかけて斜めに延長しているので、上下方向および前後
方向にかなりの広がりを有する。従って、男女差や個人
差により尿柱の落下位置が上下又は前後に変動しても、
確実に尿を受け取ることができる。
【0014】尿の軌道が便器の垂直中央面に関して左右
にずれる場合には、尿収集樋を電動モータにより回転さ
せ、所望の角位置に持ち来すことにより、左右方向のず
れに適合させることができる。
【0015】このように、本発明の尿サンプリングユニ
ットは、尿柱の上下、前後、および左右方向の変動に適
合させることができるので、効率良く尿をサンプリング
することができる。また、既設の便器或いは便器に回動
自在に取付けられた便座に後付けが可能である。従っ
て、便器のボウル面に広い採尿部が形成された採尿目的
の特殊便器を使用しなくとも、標準型の便器を利用して
簡便に尿をサンプリングすることができる。また、尿収
集樋は細長いので、非使用時には、便座の下方に容易に
収納することがてきる。
【0016】本発明の好ましい実施態様においては、尿
収集樋を先ず所望の角位置に位置決めした後、この角位
置を中心として所定角度範囲内で尿収集樋を揺動させな
がら採尿するようになっている。このように尿収集樋を
揺動させれば、尿柱の左右方向のずれにより良く適合さ
せることができる。
【0017】尿収集樋は便座の内側輪郭に沿った形状に
湾曲させるのが好ましい。このようにすれば、非使用時
にほぼ水平な角位置まで回動させることにより尿収集樋
を便座の裏面近傍に収納することができる。
【0018】本発明の上記特徴や効果、ならびに、他の
特徴や利点は、以下の実施例の記載に従い明らかにす
る。
【0019】
【発明の実施の形態】
【実施例】図1には本発明の尿サンプリングユニット1
を備えた尿分析機能付トイレットが示してある。このト
イレット10は市販の標準型の水洗便器12を有する。
便器12は、ヴォルテックス型、サイフォン型、サイフ
ォンジエット型、ウォシュダウン型、その他の形式の標
準型のもので、通常のボウル(便鉢)部14を有する。
【0020】便器12には、周知のビデ装置(図示せ
ず)を収容したハウジング16が装着してあり、このハ
ウジング16に便座18と便蓋20が回動可能に取付け
てある。また、ハウジング16には、本発明の尿サンプ
リングユニットによって採取された尿サンプルを搬送す
るポンプや尿分析装置(図示せず)が収蔵されている。
尿サンプリングユニットや搬送ポンプや尿分析装置を制
御する制御ユニット22はトイレットの壁に設置するこ
とができる。
【0021】図2に示したように、便座18は耐衝撃性
樹脂などからなる上部半体18Aと下部半体18Bとを
例えば超音波溶着によって接合することにより形成する
ことができる。この便座18は、例えば4つの脚部(そ
の1つを参照番号24で示す)によって便器12のリム
26の上面に支持される。
【0022】図2および図3に示したように、便器のリ
ム26には、本発明の尿サンプリングユニット1が掛止
部30によって取付けられている。このため、便器12
の前部領域において、尿サンプリングユニット1には収
納空間31が形成してあり、この中に減速ギヤ付きのス
テッピング・モータ32が収容してある。モータ32は
制御ユニット22によって制御される。
【0023】モータ32の出力軸34は、便器12の垂
直中央面36(図3)を通り、かつ、リム26の前部に
隣接する軸線を有する。モータ32の出力軸34には、
尿収集樋38が装着してあり、モータ32の回転に伴い
尿収集樋38がボウル14空間内で回動するようになっ
ている。図5および図6からよく分かるように、尿収集
樋38は後方および上方に向かって開口している。図3
に示したように、尿収集樋38は便座18の内側輪郭に
沿った形状に湾曲させてある。
【0024】尿収集樋38の下端には、尿溜まり40が
設けてある。図6に示したように、この尿溜まり40の
底部には吸引管42が開口させてあり、尿溜まり40に
集積した尿サンプルを吸引するようになっている。吸引
管42は尿搬送チューブ44(図5)を介してハウジン
グ16内の吸引ポンプに接続されており、尿サンプルを
ハウジング16内の尿分析装置に搬送するようになって
いる。
【0025】尿溜まり40内には、上下方向に離間され
た1対の電極46および48(図6)が露出させてあ
り、これらの電極はリード線50および52(図5)を
介して制御ユニット22に接続されている。制御ユニッ
ト22は、電極46と48の間に所定の電圧を印加し、
電圧降下に基づいて尿溜まり40内で電極46と48の
間に存在する流体の導電率を検出することにより、尿溜
まり40に新鮮な尿が集積したかどうかを判定するよう
に構成することができる。
【0026】制御ユニット22には、尿分析スタート・
スイッチ54A(図1)が設けてある。制御ユニット2
2は、被験者がこのスタート・スイッチを押すと、尿収
集樋38が図4に実線で示した垂直な角位置に予め持ち
来されるべくモータ32を駆動するようにプログラムさ
れている。制御ユニット22には、また、微調整スイッ
チ54Bを設け、これらを操作することにより図4に鎖
線で示したように尿収集樋38を垂直位置から左右にオ
フセットした任意の角位置に位置決めするように構成す
ることができる。
【0027】この尿サンプリングユニット1の作動と使
用の態様を説明するに、便座18に着座した被験者がス
タート・スイッチ54Aを押すと、制御ユニット22は
モータ32を駆動し、尿収集樋38を図3に実線で示し
た水平位置から図2および図4に実線で示した垂直位置
まで回動させ、その位置で停止させる。被験者がいづれ
かの微調整スイッチ54Bを押せば、これに応じて尿収
集樋38の角位置を左右に微調整することができる。制
御ユニット22に、更に、他のスイッチ54Cを設け、
このスイッチ54Cを押すことにより図4に示したよう
に微調整後の位置を中心として尿収集樋38を左右に所
定範囲で揺動させるのが好ましい。
【0028】この状態で被験者が放尿すると、尿収集樋
38に降り注がれた尿は尿収集樋38に沿って流下して
尿溜まり40に溜まる。尿収集樋38の入口開口を耐食
性の金網(図示せず)などで覆うことにより、尿柱が尿
収集樋38に衝突して周囲に飛散するのを防止すると共
に、尿サンプルを効果的に採取できるようにするのが好
ましい。また、このようにすれば、異物が尿収集樋に侵
入するのを防止することができる。
【0029】一般に、尿の軌跡には男女差があり、男性
の場合には図2に矢印56で示したように尿柱は比較的
前方に落下し、女性の場合には矢印58のように後方に
落下する。更に、放尿方向には個人差もある。本発明の
尿収集樋38はボウル14空間の前方上部領域から底部
中央領域にかけてかなりの広がりにわたって斜めに延長
しているので、男女差や個人差に拘わらず確実に尿を受
け取ることができる。また、尿収集樋38の角位置を左
右方向に微調整すれば、容易に尿柱を尿収集樋38に命
中させることができる。
【0030】尿溜まり40内に上部電極46のレベルま
で尿が集積したことを検知すると、制御ユニット22は
ハウジング16内に配置された搬送ポンプを自動的に作
動させ、尿サンプルを尿溜まり40から吸引して尿分析
装置に送る。尿溜まり40にはその底部に開口した吸引
管42が設けてあるので、気泡を含まない尿サンプルの
みが分析装置に送られる。尿サンプルは尿分析装置によ
って定量分析に付され、制御ユニット22は分析結果を
表示部60に表示し、被験者の指令に応じてプリンタ6
2に出力する。
【0031】このようにして尿のサンプリングが終わる
と、尿収集樋38は洗浄水によって洗浄される。このた
め、尿収集樋38には洗浄ノズル64が設けてあり、こ
のノズルは洗浄水供給チューブと電磁弁(図示せず)を
介して水道管に接続してある。制御ユニット22は電磁
弁を開弁させ、図2に示したように洗浄ノズル64から
尿収集樋38に向かって洗浄水を噴射させ、尿収集樋3
8を洗い流す。
【0032】尿収集樋38の洗浄が終わると、制御ユニ
ット22はモータ32を駆動し、尿収集樋38を図3に
実線で示したほぼ水平な待機位置に回動させる。尿収集
樋38の下端には切欠き66が設けてあるので、尿収集
樋38が水平位置に回動するに伴い洗浄水はボウル14
内に落下する。尿収集樋38は便座18に下面にほぼ当
接するまで回動させることができる。この位置において
は、尿収集樋38は図3に示したように便座18の下に
隠蔽されるので、トイレットを通常の用便の目的で使用
する際の障害にならない。
【0033】続いて図7の記載に基づいて本発明の第2
実施例を説明する。同様に第1実施例の構成要素と共通
する構成要素は同じ参照番号で示し、説明は省略する。
この実施例は尿サンプリングユニット1を便座18に取
付ける構成としたことを特徴としており、具体的には挟
着部31を便座表面に密着させて係止部33で固定す
る。
【0034】以上には本発明の特定の実施例を記載した
が、本発明はこれらに限定されるものではなく、種々の
設計変更を施すことができる。例えば、尿サンプリング
ユニット1は便器のリム26や便座18に装着されるも
のとして説明したが、種々の便器や便座に設置可能とす
るために軟質材からなるスペーサーやねじ締め機構等を
採用したサイズ調節機構を設けることも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の尿サンプ
リングユニットの尿収集樋38は細長く、かつ、ボウル
空間の前方上部領域から底部中央領域にかけて斜めに延
長しているので、男女差や個人差により尿柱の落下位置
が上下又は前後に変動しても、確実に尿を受け取ること
ができる。
【0036】既設の便器や既存の便座に後付けすること
を可能としたので低コストにて尿のサンプリング装置を
提供できる。
【0037】尿の軌道が便器の垂直中央面に関して左右
にずれる場合には、電動モータにより尿収集樋を回転さ
せ、所望の角位置に持ち来すことができる。
【0038】このように、本発明の尿サンプリングユニ
ットは、尿柱の上下、前後、および左右方向のずれに容
易に適合させることができるので、効率良く尿をサンプ
リングすることができる。
【0039】また、尿収集樋38は細長いので、非使用
時には、便座の下方に容易に収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例に係る尿サンプリ
ングユニットを備えた尿分析機能付きトイレットの斜視
図である。
【図2】図2は、図1のII−II線に沿った断面図で
ある。
【図3】図3は、図2のIII一III線に沿った一部
切欠き断面図で、尿収集樋を水平位置に回動させたとこ
ろが実線で示してあり、垂直位置に回動させた尿収集樋
は鎖線で示してある。
【図4】図4は、尿収集樋を後方から視たところを示
す。
【図5】図5は、図2のV−V線に沿った断面図であ
る。
【図6】図6は、図2のVI−VI線に沿った断面図で
ある。
【図7】図7は、本発明の第2実施例に係る尿サンプリ
ングユニットの断面図である。
【符号の説明】
1:尿サンプリングユニット 12:標準型便器 14:標準型便器のボウル 18:便座 26:便器のリム 32:電動モータ 36:便器の垂直中央面 38:尿収集樋 40:尿溜まり

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設の標準型便器のリム前部に掛止さ
    れ、前記標準型便器のボウル空間のほぼ前方上部領域と
    ほぼ底部中央領域との間で斜めに延長する後上方に開口
    する細長い尿収集樋と、前記尿収集樋を便器の垂直中央
    面を通り便器のリムの前部に隣接する水平な軸線を中心
    としてボウル空間内で回動させる電動駆動機構と、尿収
    集樋の下端に設けた尿溜りとを備え、尿収集樋を所定の
    回転角位置に位置決めし;便座に着座した被験者から排
    泄された尿を尿収集樋に流入させて前記尿溜りに回収す
    ることを特徴とする後付けが可能な尿サンプリングユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 標準型便器に回動可能に取付けられる便
    座の前部に挟着され、前記標準型便器のボウル空間のほ
    ぼ前方上部領域とほぼ底部中央領域との間で斜めに延長
    する後上方に開口する細長い尿収集樋と、前記尿収集樋
    を便器の垂直中央面を通り便器のリムの前部に隣接する
    水平な軸線を中心としてボウル空間内で回動させる電動
    駆動機構と、尿収集樋の下端に設けた尿溜りとを備え、
    尿収集樋を所定の回転角位置に位置決めし;前記便座に
    着座した被験者から排泄された尿を尿収集樋に流入させ
    て前記尿溜りに回収することを特徴とする後付けが可能
    な尿サンプリングユニット。
  3. 【請求項3】 非使用時には前記尿収集樋を前記軸線を
    中心としてほぼ水平な角位置まで回動させて待機するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に基づく尿サンプリング
    ユニット。
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