JP3505903B2 - 便器リム取付式採尿装置 - Google Patents

便器リム取付式採尿装置

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JP3505903B2
JP3505903B2 JP06527396A JP6527396A JP3505903B2 JP 3505903 B2 JP3505903 B2 JP 3505903B2 JP 06527396 A JP06527396 A JP 06527396A JP 6527396 A JP6527396 A JP 6527396A JP 3505903 B2 JP3505903 B2 JP 3505903B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、尿分析に当たり住
宅やオフィスその他のトイレットにおいて個人が排泄し
た尿をその場でサンプリングするための採尿装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】住宅やオフィスその他のトイレットを利
用して尿のサンプリングと分析を行い個人の健康チェッ
クを支援することの可能な種々の装置が提案されてい
る。
【0003】特開平7-198660号および国際公開公報WO95
/18374には、便座に取付け可能な採尿装置が開示されて
いる。採尿装置は便座の裏面に取付けられたフレームを
備え、採尿容器を担持した揺動アームが揺動可能にこの
フレームに支持してある。モータによってアームを揺動
させて採尿容器を便鉢空間内で移動させることにより尿
が採取される。採取された尿サンプルは、液体クロマト
グラフ法、試験紙法、或いはポーラログラフ法により分
析される。
【0004】便座取付型のこの採尿装置の難点は、既存
の便座に取付けるにあたり大なり小なり便座を加工しな
ければならないということである。即ち、採尿装置のフ
レームを既存の便座に取付けるには、便座の既存の脚部
の少なくとも一部を除去しなければならない。他の難点
は、採尿装置を取付可能な便座の形式には制約があると
いうことである。即ち、装置フレームは便座の平らな裏
面に取付けるようになっているので、平らな裏面を備え
ていない形式の便座には取付けることはできない。その
場合には便座の交換が必要となり、余計な出費と手数を
要する。
【0005】特開平7-198660号の図24には、便器のリ
ムに取付可能なリム取付型の採尿装置が開示されてい
る。この採尿装置はリムの側部に引っ掛けるようになっ
た支持体を備え、採尿容器を備えた揺動アームはこの支
持体に揺動可能に支持してある。このリム取付型の採尿
装置は、極めて簡単に便器に取り付けることができると
いう利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、既存の或る
種の便座、特にビデ装置を備えたトイレットに使用され
る便座においては、リムと便座との間の隙間から洗浄水
が周囲に飛散するのを防止するため、便座の内側下縁を
便鉢に向けて下方に垂下させてある。
【0007】前述したリム取付型採尿装置を斯る便座を
備えた便器に取付けると、便座の内側下縁が揺動アーム
の回転軸や中間部分に干渉し、揺動アームに損傷を与え
るおそれがある。
【0008】本発明の目的は、便座の内側下縁が揺動ア
ームに干渉することのないリム取付式採尿装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、採尿容器を担
持した揺動アームを備え、便器のリムに取付可能な支持
体にこの揺動アームを軸支してなるリム取付式採尿装置
において、揺動アームの基部は便座の内側下縁とリムの
内周壁との間において揺動アームの回転軸に対してほぼ
直角に屈曲させたことを特徴とするものである。このよ
うにすれば、便座が揺動アームの回転軸に干渉するのを
回避することができる。
【0010】好ましい実施態様においては、揺動アーム
はそれが水平位置にあるときにその主要部が回転軸より
も低くなるように形成されている。このようにすれば、
便座が揺動アームの主要部に干渉するのを回避すること
ができる。
【0011】本発明の上記特徴や効果、ならびに、他の
特徴や利点は、以下の実施例の記載に従い明らかにす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図面を参照するに、図1は本発明
の採尿装置10を便器に取付けたところを示す。トイレ
ットは任意の形式の従来型の便器12を備え、便器洗浄
水は例えばシスターン14から供給される。図示した実
施例では、便器には従来型のビデ装置(図示せず)を収
蔵したハウジング16が搭載してあり、便座18と便蓋
20は周知のやり方でビデ装置のハウジング16に軸支
してある。
【0013】図5および図6から良く分かるように、便
座18の内側下縁18Aは外側下縁18Bよりも低いレ
ベルまで便鉢空間に向けて下方に垂下させてあり、ビデ
装置の使用時に洗浄水がリムと便座との間の上下方向隙
間から周囲に飛散しないようになっている。便座18は
例えば4つの脚部24を備え、これらの脚部によって便
器のリム22の上面に支持されるように設計されてい
る。
【0014】図2から図4に示したように、採尿装置1
0はリム22の前半部に取付けるようになった支持体2
6を有する。この支持体26は採尿容器28を担持した
揺動アーム30を軸支するためのもので、耐衝撃樹脂な
どの射出成形により形成されている。支持体26はリム
22の略前半部の輪郭に沿って半円形ないしC字形に湾
曲しており、リム22の略前半部の上面を覆うべくリム
に載置される。図3に示したように、支持体26は便座
18を使用位置に倒したときに便座18の下にほぼ隠蔽
されるような形状に形成されている。
【0015】支持体26は左右一対のブラケット32を
用いて便器のリム22に固定することができる。左右の
ブラケット32はほぼ同じ構造を有するので、右側のブ
ラケットのみについて説明するに、ブラケット32はシ
リコーンゴムのような弾性材料で形成されており、図1
0および図11に示したように、リム22の内側肩部に
係合可能なJ字形断面の鈎部34を有する。ブラケット
32は図10に示したように支持体26の後端部に形成
した一対のリブ36をブラケットの溝38に嵌合するこ
とにより着脱自在に支持体26の後端部に連結すること
ができる。
【0016】図4から良く分かるように、支持体26は
リム22の外側に位置する外周壁40とリムの上方に延
長する頂壁42とリムの内側に位置する内周壁44とに
より画成された溝形の断面形状を有する。内周壁44の
更に内側には他の壁46が配置してあり、内周壁44と
頂壁42と壁46とにより便器12の便鉢空間48に向
かって下方に開口した三日月形の収納洗浄室50が形成
されている。
【0017】この収納洗浄室50は非使用時に採尿容器
28と揺動アーム30を格納しかつ洗浄するためのもの
で、図3および図4に示したように、収納洗浄室50に
は噴射ノズル52が指向させてあり、収納洗浄室50内
に圧力水を噴射することにより使用後に採尿容器28と
揺動アーム30を洗浄するようになっている。噴射ノズ
ル52には洗浄水供給ホース54から圧力水が供給され
る。洗浄水供給ホース54は支持体26にビスなどによ
り固定した覆い板56により保護される。
【0018】図6を参照するに、便座18を使用位置に
倒したときには便座の前脚部24は支持体26に当接
し、支持体26によって支承される。図4に示したよう
に、支持体26の頂壁42の裏面には複数の補強リブ5
8が形成してあり、便座に着座した使用者により加わる
荷重がこれらのリブによって支持されるようになってい
る。便座の前脚部24とリムとの間に支持体の頂壁42
とリブ58が介在することにより便座の後脚部24が若
干持ち上がるので、図6に示したように夫々の後脚部に
適当な厚さの高さ調節用スペーサ60を装着することに
より、荷重が4つの脚部に均等に支持されるようにする
のが好ましい。
【0019】図3から図7を参照するに、揺動アーム3
0は回転軸62と、この回転軸に対してほぼ直角に屈曲
した基部64と、収納洗浄室50の輪郭に沿って湾曲し
た中間部66を有する。図4から良く分かるように、揺
動アーム30はリブ58の後方において支持体26に軸
支してある。図2および図6から良く分かるように、揺
動アーム30の軸受部68は支持体26の頂壁42から
隆起させてあり、軸受部68がリム22に接触しないよ
うになっている。
【0020】図5を参照するに、揺動アーム30の回転
軸62は軸受部68に回転可能に支持してある。図示し
た実施例では、揺動アーム30の基部64はボス70に
よって回転軸62の一端に強固に嵌合してあり、揺動ア
ーム30と回転軸とが一体に回転するようになってい
る。
【0021】図5から良く分かるように、本発明に従
い、揺動アーム30の基部64は便座の内側下縁18A
とリムの内周壁22Aとの間に配置してある。従って、
便座18を使用位置に下げても、便座の内側下縁18A
が揺動アーム30の基部64に干渉するおそれがない。
【0022】図3から分かるように、揺動アーム30を
収納洗浄室50内に収納したときには平面視において揺
動アーム30の中間部66は便座の内側下縁18Aと交
差するので、便座の内側下縁18Aが揺動アーム30に
干渉するおそれがある。そこで、本発明の好ましい実施
態様に従い、揺動アーム30の中間部66は図7に示し
たように基部64に対して傾斜させてあり、揺動アーム
が水平位置にあるときにその中間部66が回転軸62よ
りも低くなるように構成されている。このような構成に
すれば、便座の内側下縁18Aが揺動アーム30の中間
部66に干渉する危険がない。
【0023】図示した実施例では、揺動アーム30は中
空に形成してあり、後述する配管や電気配線を内部に延
長させることができるようになっている。また、図7に
示したように揺動アーム30の基部64と中間部66と
の接合部72は拡張してあり、その内部に配管や電気配
線のコネクタを収容できるようになっている。基部64
と中間部66とは分割面74に沿って分割し、ネジ又は
スナップ嵌合により互いに連結することができる。
【0024】揺動アーム30はステッピングモータ76
のような駆動手段によって回転駆動される。モータ76
は支持体26の側方に形成された側方ケース78内に配
置することができ、その出力軸80は中空の回転軸62
の他端に連結してある。従って、モータ76を回転させ
れば、揺動アーム30が便鉢空間48内で揺動せられ
る。
【0025】図9を参照するに、揺動アーム30の下端
には採尿容器28が設けてある。採尿容器28は浅い船
底形を呈し、その底部に尿溜まり82が形成してある。
この採尿容器28は、図4に示したように揺動アーム3
0を下方に揺動させたときには入口開口84がほぼ水平
な姿勢を取り、図7に示したように水平に揺動させたと
きにはほぼ垂直な姿勢を取るように揺動アーム30に支
持されている。従って、尿を効率的に受け取ることがで
きると共に、非使用時には前後方向に狭い収納洗浄室5
0内に容易に収納することができる。
【0026】更に図9を参照するに、採尿容器28には
尿溜まり82の底に向かって開口するL字形の採尿管8
6が設けてある。尿溜まり82に尿が溜まったことを検
知するため、一対の被覆された上部電極88Aおよび下
部電極88Bが尿溜まりの中に突出させてある。採尿容
器28の入口開口84はステンレス鋼などからなる金網
90によって覆われており、採尿容器28に降り注がれ
た尿が反射飛散したり異物が侵入したりするのを防止す
るようになっている。
【0027】L字形採尿管86は可撓性搬送チューブ9
2に接続され、尿検知電極88は一対のリード線94に
夫々接続されている。これらの搬送チューブ92とリー
ド線94は揺動アーム30の中空内部と回転軸62の中
空内部を延長し、回転軸62に形成された取り出し窓9
6(図5参照)を介して後方に側方ケース78内に導か
れる。
【0028】この採尿装置10の流体配管や電気配線は
制御分析ユニット98に接続される。制御分析ユニット
98は図1に示したようにトイレットの床に配置しても
よいし、トイレットの壁に設置してもよい。図1に示し
たように、制御分析ユニット98には、制御装置10
0、切り換え弁付きシリンジポンプユニット102、フ
ローセルを備えた尿分析ユニット104、緩衝液タンク
106、電磁弁(図示せず)などを配置することができ
る。これらの構成要素は前記特開平7-198660号に記載さ
れたものと同様に構成することができるので、詳細な説
明を要しないであろう。
【0029】図1、図2および図5に示したように、採
尿装置の側方ケース78から制御分析ユニット98まで
可撓管108が延長させてあり、種々の配管や配線はこ
の可撓管108内に保護されている。採尿容器28から
の尿搬送チューブ92はシリンジポンプユニット102
に接続され、尿検知電極88からのリード線94やモー
タ76の電気配線は制御装置100に接続される。噴射
ノズル52の洗浄水供給ホース54は例えば側方ケース
78内に配置されたバキュームブレーカ(図示せず)を
介して電磁弁に接続される。
【0030】制御分析ユニット98には操作表示部11
0を設けることができる。図8に示したように、操作表
示部110には男女別々のスタートスイッチ112が設
けてある。
【0031】この採尿装置10の作動と使用の態様につ
いて説明するに、採尿装置10の非使用時には、揺動ア
ーム30の中間部66と採尿容器28は図6に実線で示
したように収納洗浄室50内に収納されている。
【0032】尿分析にあたり、被験者が便座に着座し、
操作表示部110のスタートスイッチ112を押すと、
制御装置100はモータ76を回転させ、採尿容器28
を収納洗浄室50から便鉢空間48内の採尿位置へと移
動させるべく揺動アーム30を回動させる。一般に、尿
の軌跡には男女差があり、男性の場合には尿柱は比較的
前方に落下し、女性の場合には比較的後方に落下する。
従って、制御装置100は、男性用スタートスイッチが
押された場合には採尿容器が図6に仮想線で示した位置
Aの近傍に位置決めされ、女性用スタートスイッチが押
された場合には位置Bの近傍に持ち来たされるように構
成するのが好ましい。女性用スタートスイッチを押し続
けた場合には、採尿容器28を最後位置Cまで移動させ
ることができる。
【0033】使用者は適切な位置に採尿容器28が持ち
来された時に採尿容器に向かって放尿することができ
る。尿柱が採尿容器28に命中し、尿検知電極88から
の信号により採尿容器の尿溜まり82に尿が集積したこ
とが検知されると、制御装置100はシリンジポンプ1
02を駆動し、尿搬送チューブ92を介して尿サンプル
をシリンジポンプに吸引させる。尿サンプルは緩衝液タ
ンク106内の緩衝液と共に尿分析ユニット104に送
られ、定量分析に付される。尿分析ユニット104は、
例えばグルコース酸化酵素の固定化膜を備えたポーラロ
グラフ・フローセルを備え、尿中のグルコース含有量を
検出して表示部114に表示する。
【0034】採尿が終わると、制御装置100は揺動ア
ーム30を回動させることにより採尿容器28を収納洗
浄室50内に戻す。次に、電磁弁を作動させることによ
り洗浄水が噴射ノズル52から噴射される。噴射された
洗浄水は収納洗浄室50内を進行しながら採尿容器28
と揺動アーム30を洗浄し、使用済みの洗浄水は便鉢内
に落下する。
【0035】図12には本発明の採尿装置の変化形を示
す。前述した実施例と共通する構成要素は同じ参照番号
で示し、相違点のみを説明するに、この変化形では採尿
容器28の入口開口84は前上方に向けて傾斜させてあ
る。図6の配置と比較すれば良く分かるように、この変
化形では収納洗浄室50が出来るだけ便座18に隠蔽さ
れるようになっている。従って、トイレットを普通に使
用するときの使い勝手が良い。
【0036】以上には本発明の特定の実施例を記載した
が、本発明はこれらに限定されるものではなく、種々の
設計変更を施すことができる。例えば、採尿装置10の
側方ケース78の寸法を大きくし、制御装置100、シ
リンジポンプ102、尿分析ユニット104、緩衝液タ
ンク106、および電磁弁の一部若しくは全部を側方ケ
ース内に配置することができる。
【0037】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の採尿装置
においては、回転軸62に対する揺動アーム30の基部
(屈曲部)64は便座の内側下縁18Aとリムの内周壁
22Aとの間に位置するので、内側下縁18Aが下方に
垂下している便座の場合でも便座に干渉することがな
い。従って、既存の如何なる形式の便座を備えた便器に
も設置することができる。
【0038】本発明の実施態様に従い、揺動アーム30
が水平位置にあるときにその中間部66が回転軸62よ
りも低くなるように揺動アーム30を形成した場合に
は、便座の内側下縁18Aが揺動アーム30に干渉する
のを回避することができる。
【0039】本発明の他の実施態様に従い、採尿容器の
入口開口を前上方に傾斜させた場合には、収納洗浄室5
0の前後方向寸法を最小限にすることができ、トイレッ
トの使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の採尿装置を便器に取付けたところを示
す斜視図である。
【図2】図1に示した採尿装置の斜視図である。
【図3】図1に示した採尿装置の平面図である。
【図4】図1に示した採尿装置を裏返したところを示す
斜視図である。
【図5】図3のV−V線に沿った断面図である。
【図6】図3のVI−VI線に沿った断面図で、便座の
1部は切欠いて示してある。
【図7】水平位置にある揺動アームの側面図である。
【図8】制御分析ユニットの操作表示部の平面図であ
る。
【図9】採尿容器の拡大斜視図で、1部切欠いて示して
ある。
【図10】図1に示した支持体固定用ブラケットの取付
態様を示す斜視図で、支持体の後部を下から見たところ
を示す。
【図11】図3のXI−XI線に沿った断面図である。
【図12】図6同様の断面図で、変化形を示す。
【符号の説明】
10: 採尿装置 12: 便器 18: 便座 18A: 便座の内側下縁 22: 便器リム 22A : リムの内周壁 26: 支持体 28: 採尿容器 30: 揺動アーム 62: 揺動アームの回転軸 64: 揺動アームの基部 76: モータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−234216(JP,A) 特開 平7−234217(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 33/493 E03D 9/00 G01N 1/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器のリムに取付可能な支持体と、便器
    の横断方向に延長しリム側部の上面から上方に離間した
    水平な回転軸を中心として揺動可能に前記支持体に支持
    された揺動アームと、前記揺動アームの自由端に担持さ
    れた採尿容器と、便器リムの前部の内側に近接する休止
    位置と便鉢空間内に位置する採尿位置との間で前記採尿
    容器を移動させるべく前記揺動アームを揺動させる駆動
    手段とを備え、便鉢に排泄された尿を尿分析のために採
    取するようになったリム取付式採尿装置において、前記
    揺動アームは前記回転軸に対してほぼ直角に屈曲した基
    部(64)を備え、前記基部(64)は便鉢に向けて下
    方に垂下させた便座の内側下縁(18A)とリムの内周
    壁(22A)との間に配置されていることを特徴とする
    リム取付式採尿装置。
  2. 【請求項2】 前記揺動アームはそれが水平位置にある
    ときにその主要部が前記回転軸よりも低くなるように形
    成されていることを特徴とする請求項1に基づく採尿装
    置。
  3. 【請求項3】 前記採尿容器はその入口開口が前上方に
    傾斜するように揺動アームに担持されていることを特徴
    とする請求項1又は2に基づく採尿装置。
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