JPH0961293A - 光学装置のゴミ検出装置 - Google Patents

光学装置のゴミ検出装置

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JPH0961293A
JPH0961293A JP21717295A JP21717295A JPH0961293A JP H0961293 A JPH0961293 A JP H0961293A JP 21717295 A JP21717295 A JP 21717295A JP 21717295 A JP21717295 A JP 21717295A JP H0961293 A JPH0961293 A JP H0961293A
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dust
optical
scanning
light
cover glass
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Toshiyuki Inoue
敏之 井上
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    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/94Investigating contamination, e.g. dust

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  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査光学系等の光学装置において、カバーガ
ラス、レンズ、ミラー等の光学部品の表面に付着してい
るゴミを検出する。 【解決手段】 カバーガラス6を透過するレーザ走査光
2aがカバーガラス6の表面に付着しているゴミ10によ
り散乱されて生ずるに散乱光2bを、光ロッド12により
センサ14に導波して電気信号に変換し、この電気信号を
検出手段16により基準値と比較してゴミの有無の判別あ
るいはゴミの量の推定を行うことによって、カバーガラ
ス6の表面の付着ゴミ10を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像走査装置等の光
学装置におけるゴミ検出装置、さらに詳しくは、光学装
置における光路上の光学部品に付着したゴミを検出する
ゴミの検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像走査装置等の光学装置には、その光
路上にミラーやfθレンズ等の光学部品が配されている
が、これらの光学部品の表面にゴミが付着するとその影
響により画質が低下し、特にレーザ走査によるラスター
走査方式の画像走査装置では、偏向器以降の光学系の反
射面にゴミが付着すると、読取りあるいは記録される画
像に後述する縦筋が生ずることとなる。また、画像の詳
細な情報が要求される医用画像等においては、ゴミの付
着による影響は好ましくない。
【0003】このため、上記画像走査装置においては、
走査光を偏向する偏光器を含む光学系の内部へのゴミの
侵入を防止するために、偏光器をケーシング内に収容
し、前記ケーシングの走査光の出射開口に出射開口を密
閉し走査光を透過するカバーガラスを設置して光学系内
部の空気を外部の空気と遮断することが行われている。
このようにカバーガラスを設置することにより、回転多
面鏡等の偏向器の反射面の表面や偏向器以降の光学系の
反射面にゴミ等が付着することを防止することができ
る。また、このカバーガラスにより、高速回転する回転
多面鏡の表面が汚れたり、回転する回転多面鏡により生
ずる空気の乱れが光学系全体に影響することを防止する
ことができる。回転多面鏡の表面が汚れると反射率が低
下するだけでなく不均一な汚れによりシェーディング等
の原因となり、特にカラープリンタでは色ムラとなる可
能性があり、この種の画像走査装置にはカバーガラスを
設けることが望ましいとされている。
【0004】しかし、ゴミの侵入を防止する目的で設け
られたカバーガラスの表面にゴミ等が付着すると、走査
光がそのゴミにより影響を受け、画像走査における性能
の劣化を招くことになる。すなわち、偏向器に反射され
た後にカバーガラスを透過する走査光がラスター走査す
る際、ゴミ等が付着した箇所を透過すると、その透過光
はその箇所で強度が低下するため、記録される画像には
主走査線の同じ箇所で濃度が低下する結果、副走査方向
に縦筋が生ずることとなる。これは、読取りの場合も同
じであり、画像走査装置には致命的な欠陥となる。
【0005】したがって、カバーガラス等の光学部品の
表面に付着しているゴミが発見されたときには、光学装
置の運転を停止して、付着したゴミを除去するために光
学部品を清掃しなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の光学部品に付着したゴミは、これを検出する適当な手
段がなく、例えば、画像走査装置では、画像を走査した
後、すなわち、記録された画像に上述のような縦筋が現
れたときになって初めてゴミの存在が認められるもので
あり、したがって、画像走査後にゴミが付着していたこ
とが判明した場合には、これらの光学部品を清掃してゴ
ミを除去した後に、再び同じ走査をやり直さなければな
らないという不都合が生ずる。しかし、走査する対象の
種類によっては、例えば放射線撮影に使用される輝尽性
蛍光体シートのように、同じ走査をやり直すことのでき
ないものもあり、このような画像の走査における性能の
劣化は極力避けられなければならない。また、写真感材
に露光するシステムでは現像工程を要するため、ゴミの
発見が遅れたり、大量に露光した後になって初めてゴミ
の付着が判明する等の不都合が存在する。特に高速で連
続的に記録を行う装置では、ゴミによる欠陥にオペレー
タが気付いても、清掃のために装置の運転を停止するま
での間に相当の量のロスが生じてしまう。
【0007】本発明は、上記課題に鑑み、走査光学系等
の光学装置の光路上の光学部品の表面に付着したゴミを
随時に検出することができる装置を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明によるゴミ検出装置は、上記のような光学装
置の光路上の光学部品のゴミ検出装置において、光学部
品を透過または反射する光が該光学部品に付着したゴミ
により散乱されて生ずる散乱光を受光する該光路外に配
置されたセンサと、このセンサの出力を基準値と比較し
てゴミの検出を行う検出手段とを有することを特徴とす
るものである。
【0009】ここで、「検出」とは、ゴミの有無の判別
に限られるものではなく、ゴミの量の多少の判別、すな
わちゴミの量の推定をも含むものである。
【0010】上記センサは、前記光学部品と前記センサ
との間であって前記光路外に設けられた散乱光を導波す
る手段を介して散乱光を受光するようにしてもよい。
【0011】また、上記散乱光を導波する手段は、前記
光学部品の近傍に配された光ロッドにより形成されるも
のであることが好ましい。
【0012】さらに、上記光学装置がケーシング内に走
査光を偏向する偏光器を収容してなる画像走査装置であ
るときには、上記光学部品は該ケーシングの走査光の出
射出口に設置された該走査光を透過するカバーガラスで
あってもよい。
【0013】加えて、上記散乱光を導波する手段は、前
記光学装置が前記画像走査装置であり、前記光学部品が
前記カバーガラスであるときには、前記カバーガラスに
より形成されるものであってもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明による光学装置のゴミ検出装置
は、光学部品を透過あるいは反射する光が、この光学部
品の表面に付着したゴミにより散乱されて生ずる散乱光
を光路外に配置されたセンサにより受光し、このセンサ
の出力を検出することによりゴミの有無の判別およびゴ
ミの量の推定を行うことによって光路上の光学部品の表
面に付着したゴミを検出することができる。
【0015】したがって、本発明による光学装置のゴミ
検出装置によれば、光源から光を発振させて光学部品に
透過あるいは反射させることにより、光学部品の表面に
付着しているゴミを必要に応じて随時に検出することが
可能である。
【0016】これによって、光学部品の清掃の要否のフ
ィードバックが促進され、常に光学部品をクリーンな状
態に保つことができるので、光学装置内へのゴミの侵入
および付着を未然に防止することも可能である。
【0017】また、散乱光を受光するセンサを光路外に
配することにより、センサは光学部品を透過または反射
する光を受光することなく、散乱光のみを受光すること
ができる。
【0018】さらに、散乱光をセンサにより受光する際
に、散乱光を導波する手段を介することにより、散乱光
の受光がより容易かつ確実になり、S/N比が増大す
る。
【0019】例えば、レーザ走査によるラスター走査方
式の画像走査装置において、散乱光を導波する手段とし
て、光ロッドを走査光の走査光路外であって、カバーガ
ラスの近傍の、偏光器により偏向される走査光の偏向面
と前記カバーガラスとに対して平行に配することによ
り、光ロッドは散乱光のみをセンサに導波するととも
に、ゴミがカバーガラス表面のどの位置に付着している
かを問わず、このゴミによって生ずる散乱光を確実にセ
ンサに導波することができるので、カバーガラスのゴミ
の有無の判別およびゴミの量の推定を正確に行うことが
可能になる。
【0020】なお、上記画像走査装置において、散乱光
を導波する手段としてカバーガラスを使用したときに
は、本発明によるゴミ検出装置のコストダウンおよびダ
ウンサイズ化を図ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明による光学装置のゴ
ミ検出装置の一例として、レーザ走査によるラスター走
査方式の画像走査装置におけるゴミ検出装置の実施の形
態を図面に基づいて説明する。図1は本発明によるゴミ
検出装置の対象となる画像走査装置の一部を示す斜視
図、図2は本発明によるゴミ検出装置の一つの実施の形
態を示す斜視図、図3は図2に示すゴミ検出装置の断面
図、図4は本発明によるゴミ検出装置の他の実施の形態
を示す斜視図である。
【0022】図1に示すように、レーザ光を使用する画
像走査装置において、レーザ光源2から発振されるレー
ザ走査光2aを偏向する回転多面鏡4を、レーザ走査光
2aを透過するカバーガラス6を備えたケーシング8内
に収容し、回転多面鏡4を含む光学系内部へのゴミの侵
入を防止することが行われている。なお、図1の例では
レーザ光源2がケーシング8の外に配されているが、こ
れはケーシング8の中に設置されていてもよい。
【0023】図2に示す本発明の実施の形態によるゴミ
検出装置は、走査光の走査光路から外れる位置であっ
て、カバーガラス6の前方のやや斜め上方の、走査光の
偏向面とカバーガラス6とに対して平行する位置に、カ
バーガラス6の水平方向の長さよりもやや大きい長さを
有する光ロッド12が設けられている。さらに、この光ロ
ッド12の両端には、光ロッド12によって導波された散乱
光2bを受光し電気信号に変換するセンサ14およびこの
センサ14の出力を基準値と比較してゴミの有無の判別あ
るいはゴミの量の推定を行う検出手段16が設置されてい
る。
【0024】回転多面鏡4により偏向されたレーザ走査
光2aがカバーガラス6を透過するときにカバーガラス
6の表面にゴミ10が付着していると、ゴミ10が付着して
いる部分を透過するレーザ走査光2aは付着ゴミ10に当
たって散乱し、散乱光2bを生ずる。この散乱光2b
は、光ロッド12によってセンサ14へ導波されて電気信号
として出力される。この出力値を検出手段16により基準
値と比較し、出力値が基準値より小さいときにゴミが有
ると判断することにより、カバーガラス6の付着ゴミ10
の有無が判別される。また、出力値と基準値との差の大
小によりカバーガラス6に付着したゴミの量の多少の判
別、すなわちゴミの量の推定を行うこともできる。
【0025】このように本発明によるゴミ検出装置によ
れば、レーザ光源2からレーザ走査光2aを発振させて
カバーガラス6を透過させることにより、カバーガラス
6の表面に付着したゴミ10を必要に応じて随時、検出す
ることができる。すなわち、本発明のゴミ検出装置によ
れば、画像走査装置の運転中に画像走査と並行しながら
走査と同時にゴミの検出を行うことができるだけでな
く、走査休止時、例えば、走査待機時や装置の立ち上げ
時等にゴミの検出を別途行うことも可能である。なお、
このような走査休止時のゴミの検出では、走査光のレベ
ルを一定値に固定したり、あるいは、走査光のレベルを
階段状または連続的に可変スイープしたり、特定の波長
の光のみに限定することも可能なため、散乱光の受光の
S/N比が増大し、より正確なゴミの有無の判別および
ゴミの量の推定、さらには、検出結果に基づく付着ゴミ
の種類の推定をも可能とするものである。
【0026】このような随時のゴミの検出によって、カ
バーガラス6の清掃へのフィードバックが促進され、画
像走査装置内へのゴミの侵入および付着を未然に防止す
ることが可能である。
【0027】なお、散乱光を導波する手段として使用さ
れる光ロッド12は、必ずしも図2に示すようにカバーガ
ラス6の前、やや斜め上方に設置する必要はないが、カ
バーガラス6を透過する走査光を受光することなく、付
着ゴミ10によって生ずる散乱光2bのみを導波するよう
に、レーザ光の走査光路を外して設置しなければならな
い。また、光ロッド12は、ゴミ10がカバーガラス6の表
面のどの位置に付着しているかを問わず、このゴミによ
って生ずる散乱光2bを確実にセンサ14に導波すること
ができるように、カバーガラス6の近傍であって、レー
ザ走査光の偏向面とカバーガラス6とに対して平行する
位置に設置する必要がある。また、同様の理由から、光
ロッド12の水平方向の長さはカバーガラス6の水平方向
の長さと同等もしくはこれよりも大きいことが望まし
い。
【0028】また、散乱光2bを受光するためのセンサ
14は、光ロッド12の両端に限らず、ケーシング8内ある
いは画像走査装置内に適宜設置することができるが、光
ロッドと同様に、散乱光2bのみを導波する必要上、走
査光の走査光路を外して設置しなければならない。な
お、センサとしては、ADP(アバランシュ・フォト・
ダイオード)、フォトダイオード等を使用することがで
きる。
【0029】図3は、図2に示す実施の形態によるゴミ
検出装置の断面図を表示したものである。
【0030】図4に示す実施の形態によるゴミ検出装置
では、図2で示した散乱光2bを導波する手段として、
光ロッド12の代わりにカバーガラス6が使用されてい
る。このようにカバーガラス自体を散乱光を導波する手
段として使用したときには、本発明によるゴミ検出装置
のコストダウンおよびダウンサイズ化を図ることができ
る。
【0031】本発明のゴミ検出装置は各種のレーザプリ
ンタ等の画像記録用の画像走査装置に適用することがで
きるが、特に高画質が要求される画像記録装置に適して
いる。その一つの例として、カラーフイルムを読み取っ
て得た画像信号を用いて印画紙にカラー写真をプリント
するデジタル写真プリンタシステムを図5により説明す
る。
【0032】図5に示すように、写真フイルムを読み取
って得た後、必要に応じて画像処理を施された画像信号
Sが、可視画像を再生するプリンタ60に入力される。プ
リンタ60は、プリント部と現像処理部と乾燥部とからな
り、プリント部は、マガジン62に配設されたロール状長
尺の印画紙100 に位置決め用の基準孔を穿孔するホール
パンチユニット63、位置決め用の基準孔を基準として印
画紙100 を長手方向すなわち副走査方向に搬送する副走
査ドライブ系64、変調機ドライバにより変調された信号
に基づいて変調された光を主走査方向に走査しながら印
画紙100 に照射する露光スキャナ61、プリンタ制御I/
Fを介して入力された画像検索用情報を印画紙100 の裏
面に印字する裏印字ユニット65から構成されている。
【0033】また乾燥部には、乾燥の完了した露光済み
の印画紙100 (写真プリント)を1枚ずつ切断するカッ
ター66と、この1枚ずつ切断された写真プリント100 を
整列して並べるソーター67とを備えている。
【0034】変調機ドライバ(図示せず)は入力された
画像データに基づいて、プリンタ60の露光スキャナ61か
ら出射される光を変調する。
【0035】一方、プリンタ60はCPUの制御により、
プリンタ制御I/Fを介して駆動制御される。まず副走
査ドライブ系64がマガジン62から所定の搬送通路に沿っ
て延びる印画紙100 を副走査方向に搬送する。搬送通路
上にはホールパンチユニット63が設けられており、この
ホールパンチユニット63は例えば写真プリント1枚分の
送り量に相当する長さ間隔ごとに印画紙100 の側縁部付
近に同期基準となる基準孔を穿孔する。プリンタ60の内
部においては、この基準孔を同期の基準として印画紙10
0 の搬送がなされる。
【0036】印画紙100 はこのように副走査されつつ、
露光スキャナ61からの画像データに基づいて変調された
光を主走査され、印画紙100 にはこの主走査と副走査と
の組合わせで画像データに基づく可視画像が露光され
る。なお副走査方向の送り速度はCPUによって、露光
の主走査速度と同期がとられて可視画像の再生に必要な
速度に制御されている。
【0037】表面に可視画像が露光された印画紙100 は
搬送通路に沿って裏印字ユニット65の位置まで搬送さ
れ、裏印字ユニット65は、CPUにより画像データと一
義的に対応付けられた画像検索用情報をCPUより受け
て、搬送された印画紙100 の裏面(可視画像が露光され
た面の裏面)にその可視画像と対応する画像検索用情
報、すなわちフイルム番号およびコマ番号等を印字す
る。なお、可視画像を露光する露光スキャナ61と裏印字
ユニット65との配置位置のずれは、ホールパンチユニッ
ト63により穿孔された印画紙100 の基準孔を利用したソ
フトシーケンス(例えば、特開平5−193609号に開示さ
れたシーケンス)により、位置的に同期をとりつつ吸収
するものとする。なお、この画像検索用情報は、印画紙
100 の裏面だけでなく、可視画像の露光された表面の一
部に記録されるようにしてもよい。この場合、可視画像
の露光されている範囲外の領域、例えば周縁部に記録す
るのが望ましい。
【0038】露光された印画紙100 は搬送通路に沿って
プリント部から現像処理部に搬送され、ここで所定の現
像処理および水洗処理がなされ乾燥部に送られる。乾燥
部では、現像処理部で水洗処理された印画紙100 を乾燥
処理し、乾燥の完了した印画紙100 は、カッター66によ
り基準孔を同期の基準とした写真プリントの1枚の大き
さに対応したピースに切り分けられる。この写真プリン
トに切り分けられた印画紙100 は、ソーター67において
フイルム1本単位で集積され、他の工程において6コマ
ピースずつに分離切断されたフイルムピースとともに注
文者に返却される。
【0039】このようなカラー写真のプリント装置で
は、画像の鮮鋭度のみならずカラーの仕上がりも重視さ
れるため、前述のように縦筋の外に色ムラの原因にもな
る可能性があるゴミの付着は極力回避されなければなら
ず、カバーガラスとともに本発明のゴミ検出装置を備え
ることが特に望まれるものである。
【0040】なお、本発明による光学装置のゴミ検出装
置は、上記のような画像走査装置等の走査光学系の光学
装置のみならず、顕微鏡の照明、スポット光照射による
板状体の面検査装置等の照明光学系の装置にも応用する
ことができるものである。この場合には、散乱光を導波
する手段として、光ロッドを二次元に配置したり、レン
ズの周囲を円周状に取り巻く形状等に配置することによ
り、散乱光の受光によるゴミの検出が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるゴミ検出装置の対象となる画像走
査装置の一部を示す斜視図
【図2】本発明によるゴミ検出装置の一つの実施の形態
を示す斜視図
【図3】図2に示すゴミ検出装置の断面図
【図4】本発明によるゴミ検出装置の他の実施の形態を
示す斜視図
【図5】本発明によるゴミ検出装置を備えた画像走査装
置の応用例としてデジタル写真プリンタシステムの一例
を示す概略断面図
【符号の説明】
2 レーザ光源 2a レーザ走査光 2b 散乱光 4 回転多面鏡 6 カバーガラス 8 ケーシング 10 付着ゴミ 12 光ロッド 14 センサ 16 検出手段 60 プリンタ 61 露光スキャナ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査光学系等の光学装置における光路上
    の光学部品のゴミ検出装置であって、該光学部品を透過
    または反射する光が該光学部品に付着したゴミにより散
    乱されて生ずる散乱光を受光する該光路外に配置された
    センサと、該センサの出力を基準値と比較してゴミの検
    出を行う検出手段を有することを特徴とする光学装置の
    ゴミ検出装置。
  2. 【請求項2】 前記光学部品と前記センサとの間であっ
    て前記光路外に、該光学部品に付着したゴミにより散乱
    されて生ずる散乱光を導波する手段を有することを特徴
    とする請求項1記載の光学装置のゴミ検出装置。
  3. 【請求項3】 前記散乱光を導波する手段が、前記光学
    部品の近傍に配された光ロッドにより形成されるもので
    あることを特徴とする請求項2記載の光学装置のゴミ検
    出装置。
  4. 【請求項4】 前記光学装置がケーシング内に走査光を
    偏向する偏光器を収容してなる画像走査装置であり、前
    記光学部品が該ケーシングの走査光の出射出口に設置さ
    れた該走査光を透過するカバーガラスであることを特徴
    とする請求項1から3いずれか1項記載の光学装置のゴ
    ミ検出装置。
  5. 【請求項5】 前記光学装置がケーシング内に走査光を
    偏向する偏光器を収容してなる画像走査装置であり、前
    記光学部品が該ケーシングの走査光の出射出口に設置さ
    れた該走査光を透過するカバーガラスであり、前記散乱
    光を導波する手段が前記カバーガラスにより形成される
    ものであることを特徴とする請求項2記載の光学装置の
    ゴミ検出装置。
JP21717295A 1995-08-25 1995-08-25 光学装置のゴミ検出装置 Withdrawn JPH0961293A (ja)

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