JPH0960903A - パネルラジエータ - Google Patents

パネルラジエータ

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Publication number
JPH0960903A
JPH0960903A JP21213195A JP21213195A JPH0960903A JP H0960903 A JPH0960903 A JP H0960903A JP 21213195 A JP21213195 A JP 21213195A JP 21213195 A JP21213195 A JP 21213195A JP H0960903 A JPH0960903 A JP H0960903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
panel radiator
bodies
cover
headers
Prior art date
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Pending
Application number
JP21213195A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Nakajima
秀之 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
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Publication of JPH0960903A publication Critical patent/JPH0960903A/ja
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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】カバー体の装着が簡単で、かつ、小型の割には
大きな出力を得ることができるパネルラジエータを提供
することにある。 【解決手段】対向する一対のヘッダ11a,11bに介
装された熱交換パイプ12を放熱体15a,15bによ
り前後から挟んで覆うとともに、カバー体16a,16
bを放熱体15a,15bに装着して各ヘッダ11a,
11bを覆うパネルラジエータ10において、放熱体1
5a,15bは各ヘッダ11a,11bの前後を覆うよ
うに延設しているから、各ヘッダ11a,11bが放熱
体15a,15bの延長部15eにより隠蔽され、か
つ、この延長部15eにより放熱空間が拡大するし、ま
た、放熱体15a,15bが延設された分、この放熱体
15a,15bに装着されるカバー体16a,16bの
高さ寸法が短くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換パイプに温
水等の熱媒体を流し、この熱媒体の熱を室内に放出する
パネルラジエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパネルラジエータとして
図5及び図6に示すものが知られている。
【0003】このパネルラジエータ1は、上下に位置す
る一対のヘッダ2a,2bに熱交換パイプ3を多数介装
したもので、図示しない温水源の温水を温水流入パイプ
4を通じて下位ヘッダ2bに流入し、これを一旦上位ヘ
ッダ2aに流し、更にこの上位ヘッダ2aから下位ヘッ
ダ2bに流下させ、これを温水流出パイプ5を通じて温
水源に戻すようになっている。また、この熱交換パイプ
3は前後から放熱体6a,6bにより覆われている。
【0004】この放熱体6a,6bはその内側に室内空
気が通る放熱路6cを有する一方、その外側で熱交換パ
イプ3と対向する面には熱交換パイプ3を保持する溝6
dが形成されており、この放熱体6a,6bを重ね合わ
せて熱交換パイプ3を放熱体6a,6b内に保持してい
る。
【0005】このようなパネルラジエータ1により、こ
の熱交換パイプ3を流れる温水と、放熱体6a,6bを
通る室内空気との間で熱交換され、室内暖房が行われ
る。
【0006】ここで、ヘッダ2a,2bは放熱体6a,
6bの上下から露出しており、これを隠蔽するため、コ
ーナカバー7cを有する上下カバー体7a,7bを放熱
体6a,6bに装着している。このカバー体7a,7b
は断面略U字状に形成され、その開口側には図7に示す
ように弾性の固定金具7dが設けられており、この固定
金具7dとカバー体7a(7b)との間に放熱体6a,
6bの端を挟み込み、上下カバー体7a,7bを放熱体
6a,6bに装着している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のパネルラジエータでは、ヘッダ2a,2bが放熱体
6a,6bから突出しているため、これを隠蔽するカバ
ー体7a,7bの高さ寸法もその分高くしなければなら
ず、パネルラジエータ1が大型化するという問題点を有
していた。
【0008】また、このカバー体7a,7bはヘッダ2
a,2bを単に収容するに過ぎず、放熱機能を有するも
のではないため、大型の割には大きな出力を得ることが
できなかった。
【0009】更に、各カバー体7a,7bは、その開口
側に固着された固定金具7cで放熱体6a,6bに装着
するが、前後の固定金具7dの固着位置がずれるとき
は、カバー体7a,7bがガタつくという問題点を有し
ていたし、また、この固定金具7dがカバー体7a,7
bの内側にあり装着作業の際にこれを目視できないた
め、面倒な作業となっていた。
【0010】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、カ
バー体の装着が簡単で、かつ、小型の割には大きな出力
を得ることができるパネルラジエータを提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、対向する一対のヘッダに介装された熱交換パ
イプを放熱体により前後から挟んで覆うとともに、カバ
ー体を該放熱体に装着して該各ヘッダを覆うパネルラジ
エータにおいて、前記放熱体は前記各ヘッダの前後を覆
うように延設している。
【0012】これにより、各ヘッダが放熱体の延長部に
より隠蔽され、かつ、この延長部により放熱空間が拡大
するし、また、放熱体が延設された分、この放熱体に装
着されるカバー体の高さ寸法が短くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は本発明に係るパネ
ルラジエータの一実施形態であり、図1はパネルラジエ
ータの外観斜視図、図2はパネルラジエータの分解斜視
図、図3は本発明に係るパネルラジエータと従来のパネ
ルラジエータとを比較した断面図、図4は本発明に係る
パネルラジエータと従来のパネルラジエータとの外形寸
法、重量及び放熱量を比較した表である。
【0014】この実施形態に係るパネルラジエータ10
においても前記従来例と同様の温水配管系を有してい
る。即ち、このパネルラジエータ10は上下に位置する
一対のヘッダ11a,11bに熱交換パイプ12を多数
介装したもので、図示しない温水源の温水を温水流入パ
イプ13を通じて下位ヘッダ11bに流入し、これを一
旦上位ヘッダ11aに流し、更にこの上位ヘッダ11a
から下位ヘッダ11bに流下させ、これを温水流出パイ
プ14を通じて温水源に戻すようになっている。なお、
各ヘッダ11a,11b及び熱交換パイプ12は熱交換
性に優れた銅系の材料で形成されている。
【0015】このように構成された温水配管系におい
て、上下の各ヘッダ11a,11b及び熱交換パイプ1
2は放熱体15a,15bにより前後から覆われてい
る。この各放熱体15a,15bは熱伝導性の良好なア
ルミニウム系の材料で形成されたもので、内側には上下
に伸びる多数の放熱路15cを有するとともに、各放熱
体15a,15bの対向面には熱交換パイプ13がはま
り込む溝15dを多数形成している。また、この放熱体
15a,15bの上端側及び下端側は、その幅方向中央
より外面側を上下に延設した延長部15eを有し、ヘッ
ダ11a,11bをこの延長部15eの対向間に配置し
て、このヘッダ11a,11bの前後を覆っている。な
お、この延長部15eを形成するときは、放熱体15
a,15bの上下寸法を上下のヘッダ11a,11b間
の距離よりも長く形成しておき、その後、放熱体15
a,15bの上端側及び下端側の内側を切り欠けばよ
い。
【0016】このようにヘッダ11a,11bの前後が
延長部15eにより隠蔽されるが、このヘッダ11a,
11bの上下を隠蔽する部材としてカバー体16a、1
6bを有する。このカバー体16a、16bは鉄系の材
料で扁平に形成されたもので、多数の空気流通穴16
c,16dを有する。また、上カバー体16aの下面及
び下カバー体16bの上面には延長部15eの先端が当
接し、その高さ寸法はこの延長部15eの上端側面を覆
う程度の僅かな長さとなっている。なお、放熱体15
a,15bの上端側及び下端側の側面が一部開口してい
るが、この開口部分にはコーナカバー16eが装着され
ている。
【0017】他方、このカバー体16a,16bの抜け
を防止するため、上下に延びる取り付け金具17を有す
る。この取り付け金具17は、その下端を屈曲して前後
に2個の立ち上がり突起17aを設ける一方、その上端
には二股の突起17bを有する固定金具17cをねじ1
7dにより取り付けるようになっている。
【0018】この取り付け金具17及び固定金具17c
でカバー体16a,16bを固定するときは、まず、取
り付け金具17の立ち上がり突起17aを下カバー体1
6bの空気流通穴16dを介して延長部15eに引っか
ける。次いで、固定金具17cの突起17bを隣接する
空気流通穴16cに挿入し、延長部15eに引っかけ
る。その後、この固定金具17cをねじ17dで取り付
け金具17に固定する。これにより、カバー体16a,
16bが放熱体15a,15bに固定される。
【0019】本発明に係るパネルラジエータ10の作用
を従来例と本実施形態とを比較した図3の(a)(b)及び図
4を参照して説明する。
【0020】この図3の(a)(b)から明らかなように、従
来のパネルラジエータ1ではヘッダ2a,2bの前後が
上下カバー体7a,7bにより覆われているが、本実施
形態のパネルラジエータ10ではヘッダ11a,11b
の前後が放熱体15a,15bの延長部15eにより覆
われ、放熱面積が増大している。これにより、図4の放
熱量比較から明らかなように、本実施形態の放熱量(7
20kcal/h)が従来の放熱量(630kcal/h)より大
きくなっている。
【0021】また、本実施形態のパネルラジエータ10
は、延長部15eがヘッダ11a,11bを隠蔽する機
能を持っているため、カバー体16a,16bの上下方
向の寸法が僅かとなるし、また、延長部15eがカバー
体16a,16bの上下面に当接するため、カバー体1
6a,16bを図2に示す取り付け金具17で、放熱体
15a,15bに簡単に固定できる。
【0022】更に、前述の如く、本実施形態に係るパネ
ルラジエータ10の出力が増大することに伴い、全体を
小型にすることができる。なお、本実施形態に係るパネ
ルラジエータ10では従来のパネルラジエータ1と比較
して、密度の高い鉄系のカバー体16a,16bが小さ
く、また、同じく密度の高い銅系の熱交換パイプ12が
短くなっているため、全体の重量も本実施形態が11.
5kgで従来例が13.5kgとなっており、軽量化が
図られている。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
放熱体が各ヘッダの前後を覆うように延設しているた
め、この放熱体の延設部分により放熱空間が拡大し、出
力の増大を図ることができる。
【0024】また、放熱体が延設された分、この放熱体
に装着されるカバー体の高さ寸法が短くなり、パネルラ
ジエータ全体を小型にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパネルラジエータの外観斜視図
【図2】本発明に係るパネルラジエータの分解斜視図
【図3】本発明に係るパネルラジエータと従来のパネル
ラジエータとを比較した断面図
【図4】本発明に係るパネルラジエータと従来のパネル
ラジエータとの外形寸法、重量及び放熱量を比較した表
【図5】従来のパネルラジエータの外観斜視図
【図6】従来のパネルラジエータの分解斜視図
【図7】従来のカバー体の取り付け構造を示す断面図
【符号の説明】
10…パネルラジエータ、11a,11b…ヘッダ、1
2…熱交換パイプ、15a,15b…放熱体、15e…
延長部、16a,16b…カバー体、17…取り付け金
具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する一対のヘッダに介装された熱交
    換パイプを放熱体により前後から挟んで覆うとともに、
    カバー体を該放熱体に装着して該各ヘッダを覆うパネル
    ラジエータにおいて、 前記放熱体は前記各ヘッダの前後を覆うように延設した
    ことを特徴とするパネルラジエータ。
JP21213195A 1995-08-21 1995-08-21 パネルラジエータ Pending JPH0960903A (ja)

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JP21213195A JPH0960903A (ja) 1995-08-21 1995-08-21 パネルラジエータ

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JP21213195A JPH0960903A (ja) 1995-08-21 1995-08-21 パネルラジエータ

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JPH0960903A true JPH0960903A (ja) 1997-03-04

Family

ID=16617416

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JP21213195A Pending JPH0960903A (ja) 1995-08-21 1995-08-21 パネルラジエータ

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JP (1) JPH0960903A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008145037A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Maezawa Kyuso Industries Co Ltd 温水暖房器
WO2011039858A1 (ja) * 2009-09-30 2011-04-07 株式会社 テスク 室内暖冷房用の温水循環暖冷房放熱器
JP2011257041A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Mitsubishi Plastics Inc パネルラジエータ及びその立設構造
JP2011257042A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Mitsubishi Plastics Inc パネルラジエータ及びその立設構造

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