JP2011257042A - パネルラジエータ及びその立設構造 - Google Patents

パネルラジエータ及びその立設構造 Download PDF

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【課題】上部及び下部のヘッダーと、上下方向に延設された合成樹脂製放熱管とを有し、フレームの縦材の剛性が高いパネルラジエータとその立設構造を提供する。
【解決手段】上下方向に設置される枠状のフレーム4と、該フレーム4の上部に設置された上部ヘッダー5と、該フレーム4の下部を構成している下部ヘッダー6と、該上部ヘッダー5と下部ヘッダー6との間に架設された合成樹脂製の複数の放熱管7と、該放熱管7が挿通されたスルーパネル20とを備えている。縦材4Aに設けられた溝部4b又は4dにスルーパネル20の両側縁が係合している。下部ヘッダー6から突設された支保材6rがスルーパネル20を支承している。
【選択図】図8

Description

本発明は、パネルラジエータに係り、特に壁暖房用のパネルラジエータとその立設構造に関する。
壁暖房用のパネルラジエータとして、上部横パイプと下部横パイプとの間に多数の合成樹脂製縦パイプを架設したものが、特開2009−222297号公報に記載されている。同号公報のパネルラジエータでは、横パイプの両端がパネルラジエータ(同号公報では放熱器)の側枠に固定されている。
特開2009−222297号公報
上記特開2009−222297号公報のパネルラジエータでは、上部及び下部横パイプが固定設置され、縦パイプの上下両端が該上部及び下部横パイプに連結されているため、合成樹脂製の縦パイプが温水通水時に熱膨張によって伸長したときに該縦パイプが蛇行し、整列状とならないおそれがある。
本発明は、上部及び下部のヘッダーと、上下方向に延設された合成樹脂製放熱管とを有しており、この放熱管が整列状に保たれ、美観が良好であるパネルラジエータとその立設構造を提供することを目的とする。
本発明(請求項1)のパネルラジエータは、上下方向に延在した縦材を有する枠状のフレームと、該フレームの上部に設置されるか又は該フレームの上部を構成している上部ヘッダーと、該フレームの下部に設置されるか又は該フレームの下部を構成している下部ヘッダーと、該上部ヘッダーと下部ヘッダーとの間に架設された合成樹脂製の複数の放熱管とを有するパネルラジエータにおいて、該放熱管が挿通された挿通孔を有し、該上部ヘッダーと下部ヘッダーとの間に配置され、該フレームに取り付けられたスルーパネルを備えており、前記フレームの前記縦材は、上下方向に延在した溝部を有しており、前記スルーパネルの側縁が該溝部に係合しており、前記下部ヘッダー又はフレーム下部の横材から該溝部を通って上方に支保材が延設されており、該スルーパネルが該支保材に支承されていることを特徴とするものである。
請求項2のパネルラジエータは、請求項1において、前記下部ヘッダーの長手方向の両端が前記縦材の下端に連結されており、該下部ヘッダーから前記支保材が上方に突設されていることを特徴とするものである。
請求項3のパネルラジエータは、請求項1又は2において、前記スルーパネルが透明又は半透明であることを特徴とするものである。
請求項4のパネルラジエータは、請求項1ないし3のいずれか1項において、前記スルーパネルの1条の挿通孔に1本の前記放熱管が挿通されていることを特徴とするものである。
請求項5のパネルラジエータは、請求項1ないし4のいずれか1項において、前記上部ヘッダーがバネによって上下動可能に前記フレームに吊支されていることを特徴とするものである。
本発明(請求項6)のパネルラジエータの立設構造は、請求項1ないし5のいずれか1項のパネルラジエータを天井と床との間に立設したパネルラジエータの立設構造であって、アジャスターボルトを前記縦材から突出させることにより、パネルラジエータを突っ張らせた状態で天井及び床に固定し、上部ヘッダーからスルーパネルの上部の範囲及び下部ヘッダーからスルーパネルの下部の範囲をそれぞれカバーで隠蔽したことを特徴とするものである。
本発明のパネルラジエータでは、放熱管がスルーパネルの挿通孔に挿通されており、放熱管が整列状に保たれる。本発明では、フレームの縦材の溝部にスルーパネルの側縁を係合させると共に、下部ヘッダーから延在した支保材によってスルーパネルを支承することにより、ビス等を用いることなくスルーパネルをフレームに不動状態に装着することができる。
このスルーパネルを透明又は半透明とすることにより、放熱管から輻射される遠赤外線の透過率が高くなり、暖房効率が向上する。また、パネルラジエータに独特の美観が付与される。
本発明では、1条の挿通孔に1本の放熱管を挿通させることにより、放熱管の蛇行が防止される。また、上部ヘッダーをバネによって上下動可能に吊支することにより、放熱管の熱膨張を吸収し、放熱管の蛇行を防止することができる。
本発明のパネルラジエータの立設構造によると、縦材の上端又は下端からアジャスターボルトを突出させてパネルラジエータを天井と床との間に突っ張り状に固定設置することができる。
このパネルラジエータは、壁に沿った位置だけでなく、壁から離隔した位置に間仕切り状に設置することもできる。パネルラジエータを間仕切り状に設置した場合には、パネルラジエータユニットの両側の部屋を暖房することができる。
フレームの上部及び下部にカバーを設けることにより美観が向上する。
カバーを装着した状態のパネルラジエータ及びその設置構造を示す斜視図である。 カバーを取り外した状態におけるパネルラジエータ及びその設置構造を示す斜視図である。 温水通水停止時における、カバーを取り外した状態のパネルラジエータの構成を示す、下方から見上げた状態の斜視図である。 温水通水時における、カバーを取り外した状態のパネルラジエータの構成を示す、下方から見上げた状態の斜視図である。 (a)図は縦材の水平断面図、(b)図は縦材の斜視図である。 (a)図は図1のVI−VI線に沿う断面図、(b)図はスルーパネルの断面図である。 図3のVII−VII線断面図である。 下部ヘッダーと縦材との取り付け方法を示す分解斜視図である。 縦材とスルーパネル及び下部ヘッダーとの係合関係を示す斜視図である。 (a)図は、縦材とアジャスターボルトとの係合関係を示す斜視図、(b)図は同縦断面図である。 上部ヘッダーと放熱管との接続方法を示す説明図である。 (a)図は放熱管とスルーパネルとを示す斜視図、(b)図は放熱管下端のジョイントを示す斜視図、(c)図は放熱管とジョイントとの接続方法を示す斜視図である。 放熱管と下部ヘッダーとの接続方法を示す説明図である。 放熱管と下部ヘッダーとの接続方法を示す説明図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
第1図の通り、床1と天井2との間にパネルラジエータ3が立設されている。このパネルラジエータ3は、第2図〜第4図に示される通り、長方形枠状のフレーム4と、該フレーム4の上部に設置された上部ヘッダー5と、フレーム4の下部に設置された下部ヘッダー6と、該上部ヘッダー5と下部ヘッダー6との間に架設された放熱管7と、フレーム4の上部及び下部から突設されたアジャスターボルト8と、上部ヘッダー5をフレーム4の上部アングル4Bに吊支しているバネ(この実施の形態ではコイルバネ)10と、放熱管7が挿通されたスルーパネル20等を備えている。
フレーム4は、好ましくはアルミ等の軽金属よりなるものであり、1対の縦材4A,4Aと、該縦材4A,4Aの上端同士の間に架設された上部アングル4Bと、縦材4A,4Aの下端同士の間に架設された下部ヘッダー6とにより、長方形の縦長枠状とされている。
この縦材4Aの水平断面形状について、第5図を参照して説明する。この縦材4Aはアルミ押出材よりなる略々円筒状であるが、外周面の4等分位置(第5図(a)の上、右、下、左)に溝部4a,4b,4c,4dが設けられている。溝部4a〜4d間の筒状体外周部は、円弧状部4cとなっている。溝部4b,4dは、第6図(a)のようにパネルラジエータ3のパネル面方向に対峙しており、該溝部4b,4dの一方にスルーパネル20の側縁が係合する。溝部4a,4cは、パネル厚み方向に対峙している。該溝部4a,4cの入口側、すなわち、縦材4Aの外周面側の両縁部には、この外周面を延長した形状の張出片4f,4fが設けられている。この張出片4f,4fを利用してタオルハンガーなどの付属品を取付けることができる。
各溝部4a〜4dの内周面側から、縦材4Aの求心方向に(すなわち、軸心位置に向かって)リブ4g,4h,4i,4jが突設されている。各リブ4g〜4jの突出方向の先端は、縦材4Aの軸心かつ等半径に位置している。リブ4g〜4jの先端で囲まれるスペースが第10図(b)のアジャスターボルト8の挿入スペース4sである。第10図の通り、アジャスターボルト8の先端を該スペース4sに挿入し、アジャスターボルト8の途中のナット8Nと縦材4Aの端面との間に圧縮コイルバネ8Sが介在される。
溝4a,4bと円弧状部8eとの間、溝4b,4cと円弧状部8eとの間、溝4c,4dと円弧状部8eとの間、溝4d,4aと円弧状部8eとの間が、それぞれビスの挿入スペース4tとなっている。このスペース4tにビスをねじ込むことにより、上部アングル4Bと下部ヘッダー6がそれぞれ縦材4A,4Aの上端及び下端に連結固定される。
下部ヘッダー6の取付構造を第8図に示す。なお第8図は、この取付状況を示す下方から見上げた斜視図である。下部ヘッダー6の長手方向の両端から突片6tが突設され、この突片6tのビス挿通孔6hにテクスビス6gが挿通され、スペース4tにねじ込まれる。これにより、下部ヘッダー6が縦材4A,4Aの下端に固定されている。図示は省略するが、縦材4A,4Aの上端に対して上部アングル4Bの両端が同様にビス留めされる。
この下部ヘッダー6の突片6tから上方に支保材6rが立設されている。この支保材6rは細幅板状であり、溝部4b又は4dに下から差し込まれる。支保材6rの先端はL字型に折曲されており、スルーパネル20を載荷させ易くしてある。
第2図〜第4図の通り、下部ヘッダー6には、床1の開口11を通過した温水循環配管12,13の一端が接続されている。この配管12,13はポリブテン、架橋ポリエチレン等の合成樹脂よりなり、その他端はボイラや分岐ヘッダー(図示略)に接続されている。
放熱管7は、この実施の形態ではポリブテン、架橋ポリエチレン等の合成樹脂チューブよりなり、スルーパネル20に挿通され、上部ヘッダー5及び下部ヘッダー6に接続されている。この接続方法については後述する。
第3図及び第4図に明示される通り、上部ヘッダー5は、上部アングル4Bよりも所定距離下方に位置しており、上部ヘッダー5と上部アングル4Bとの間には、所定の間隙があいている。この上部アングル4Bに対し上部ヘッダー5がコイルバネ10によって吊り支えられており、温水を放熱管7に通水して放熱管7が熱膨張により伸長したときの伸びを吸収するように構成されている。第7図の通り、フレーム4の縦材4Aの上端部の溝部4b又は4dに対し、バネ10の半分が配置され、溝部4b又は4dに沿って上下方向に伸縮可能とされている。
放熱管7が挿通されたスルーパネル20は、ポリカーボネート等の透明又は半透明な合成樹脂よりなる。このスルーパネル20は、第6図(b)及び第12図(a)の通り、平行な1対の主板面21,21と、該主板面21,21同士を接続するリブ部22とを有したハーモニカ形断面形状となっており、隣接するリブ部22同士の間が放熱管7の挿通孔23となっている。リブ部22は主板面21と垂直である。挿通孔23は、縦材4Aと平行方向に延在する。挿通孔23は、方形断面形状である。
パネルラジエータ3を組み立てるには、縦材4A,4Aを平行に並べ、それらの下端同士を下部ヘッダー6によって連結し、縦材4A,4A間にスルーパネル20を配置する。このスルーパネル20は、その左右の両側縁が縦材4A,4Aの溝部4b,4dに係合することにより、フレーム4に保持されている。スルーパネル20の下端を支保材6rの上端に当接させ、スルーパネル20を支保材6に支承させる。
前記上部ヘッダー5には、第11図の通り、下面側にタケノコ形(すなわち、先細状のテーパ部が多段に連設された形状)のノズル状の接続部5aが突設されている。放熱管7の上端をこの接続部5aに差し込み、バンド30を外嵌させて締め付け、抜け止めする。
この放熱管7の下端に、第12図の通り、Eリング及びバンド装着前のジョイント40を差し込む。このジョイント40は、基端側がタケノコ部41となっており、放熱管7に差し込まれる。ジョイント40の先端側は円筒部42となっており、2本のOリング43が嵌装されている。ジョイント40の長手方向の中間部は円筒形の鍔部44となっている。この鍔部44の外径は、放熱管7の外径と同一か、それよりも若干大きいものとなっている。円筒部42と鍔部44との間に、Eリング装着溝45が周設されている。
このように上部ヘッダー5に放熱管7の上端を接続し、各放熱管7の下端にジョイント40を装着した後、各放熱管7を第12図(a)及び第13図に示されるようにスルーパネル20の挿通孔23に挿通させ、第13図の通りスルーパネル20の下端から下方に突出させる。そして、各放熱管7の下端にバンド50を外嵌させて締め付け、ジョイント40の抜け止めを行う。次いで、ジョイント40の溝45にEリング51を装着する。
その後、上部ヘッダー5を押して各放熱管7をさらに下部ヘッダー6に向って移動させ、ジョイント40の円筒部42を下部ヘッダー6のユニオン継手部6aに差し込み、第14図の通り、Eリング51をユニオン継手部6aの先端(上端)のフランジ部6fに重ね合わせる。そして、クリップ53をEリング51とフランジ部6fとに係合させてジョイント40とユニオン継手部6aとを結合する。クリップ53は、市販のCHクリップであり、一対の脚部53aと、脚部53a同士を連結するブリッジ部53bとを有した略Ω字形状のものであり、脚部53aに設けられたスリット状開口53cにEリング51とフランジ部6fとが係合する。
なお、放熱管7をスルーパネル20の挿通孔23に挿通する前に、又は挿通させた後、適宜の段階で上部アングル4Bを縦材4A,4Aの上端間に取り付け、上部ヘッダー5と上部アングル4Bとをバネ10で連結する。
この実施の形態によると、スルーパネル20の細い挿通孔23に対しても、Eリング51及びクリップ50を有しないジョイント40及び放熱管7をスムーズに挿通させることができる。放熱管7をスルーパネル20の挿通孔23内に配置することにより、放熱管7を平行に保つことができる。また、放熱管7の両端を各ヘッダー5,6に容易に接続することができる。スルーパネル20の下端を支保材6rに当接させているので、放熱管7を挿通孔23内に挿通するときにスルーパネル20がズレ動かず、作業を容易に行うことができる。
パネルラジエータ3を床1と天井2との間に間仕切り状に立設するには、ヘッダー5,6、スルーパネル20、放熱管7、アジャスターボルト8及びコイルバネ10を備えたフレーム4を部屋のパネルラジエータ設置予定位置にて起立させる。なお、下側のアジャスターボルト8と床1との間、及び上側のアジャスターボルト8と天井2との間には、ゴム、合成樹脂等よりなる固定座9又はパッキンを介在させるのが好ましい。次いで、パネルラジエータ3が鉛直となるように支えた状態で、アジャスターボルト8のナット8Nを回して縦材4Aからの突出長さを増大させ、パネルラジエータ3を床1と天井2との間で突っ張らせて固定する。
次いで、温水循環配管12,13を下部ヘッダー6に接続する。その後、フレーム4の上部にカバー16を取り付け、フレーム4の下部にカバー17を取り付け、各ヘッダー5,6を隠蔽する。これらのカバー16,17は例えば半割体の嵌め合いやビス留めによりフレーム4に固定される。
このように構成されたパネルラジエータ3にあっては、縦材4Aが溝部4a〜4d及びリブ4g〜4jを有しており、剛性が高い。この実施の形態では、ヘッダー5からスルーパネル20の上端部にかけてカバー16で隠蔽され、下部ヘッダー6からスルーパネル20の下端部にかけてカバー17で隠蔽されるので、美観に優れる。また、放熱管7が半透明のスルーパネル20で覆われるので、美観に優れると共に、独特の美観が付与される。
このパネルラジエータ3の放熱管7に温水を循環通水することにより、熱がパネルラジエータ3の両面から輻射される。スルーパネル20が半透明であるので、放熱管7からの遠赤外線が効率よく部屋内に放射される。
温水を通水することにより、第4図のように放熱管7が熱膨張して伸長し、また温水通水を停止すると、第3図のように放熱管7が縮んで短くなるが、この放熱管7の伸縮はバネ10によって吸収される。この実施の形態では、上部ヘッダー5の両端を吊支するバネ10がそれぞれ溝4b,dに収容されているので、上部ヘッダー5の揺れ動きが防止される。また、1条の挿通孔23に1本の放熱管7が挿通されており、放熱管7が温水の熱で伸長しても、各放熱管7を平行な整列状態に保つことができる。
この実施の形態では、下部ヘッダー6が固定状態となっているので、下部ヘッダー6と温水循環配管12,13との接続部に放熱管7の熱膨張による応力が負荷されず、この接続部の耐久性が良好である。
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は図示以外の態様とされてもよい。例えば、ジョイント40を放熱管7の上端に装着し、ユニオン継手部6aを上部ヘッダー5に設け、ノズル状接続部5aを下部ヘッダー6に設けてもよい。
また、放熱管7の本数は図示以外でもよい。下部ヘッダー6とは別の横材を縦材4A,4Aの下端間に架設し、この横材に下部ヘッダー6を取り付け、この横材から支保材を上方に立設してもよい。
なお、特に本発明を限定するものではないが、前記バネ10としては、線径1mmのピアノ線を直径(外径)8.6mmに巻回したものであって、40mm変形(伸長)時の引張荷重が5kgfであるものを用いることができる。
本発明のパネルラジエータは壁に沿って立設されてもよい。
1 床
2 天井
3 パネルラジエータ
4 フレーム
4A 縦材
4a〜4d 溝部
4e 円弧状部
4f 張出片
4g〜4j リブ
4s アジャスターボルトの挿入用スペース
4t ビスの挿入用スペース
4B 上部アングル
5 上部ヘッダー
5a ノズル状接続部
6 下部ヘッダー
6a ユニオン継手部
6f フランジ部
6h ビス挿通孔
6r 支保材
6t 突片
7 放熱管
8 アジャスターボルト
10 バネ
12,13 温水循環配管
20 スルーパネル
23 放熱管の挿通孔
30,50 バンド
40 ジョイント
41 タケノコ部
42 円筒部
43 Oリング
45 溝
51 Eリング
53 クリップ

Claims (6)

  1. 上下方向に延在した縦材を有する枠状のフレームと、
    該フレームの上部に設置されるか又は該フレームの上部を構成している上部ヘッダーと、
    該フレームの下部に設置されるか又は該フレームの下部を構成している下部ヘッダーと、
    該上部ヘッダーと下部ヘッダーとの間に架設された合成樹脂製の複数の放熱管とを有するパネルラジエータにおいて、
    該放熱管が挿通された挿通孔を有し、該上部ヘッダーと下部ヘッダーとの間に配置され、該フレームに取り付けられたスルーパネルを備えており、
    前記フレームの前記縦材は、上下方向に延在した溝部を有しており、
    前記スルーパネルの側縁が該溝部に係合しており、
    前記下部ヘッダー又はフレーム下部の横材から該溝部を通って上方に支保材が延設されており、
    該スルーパネルが該支保材に支承されていることを特徴とするパネルラジエータ。
  2. 請求項1において、前記下部ヘッダーの長手方向の両端が前記縦材の下端に連結されており、該下部ヘッダーから前記支保材が上方に突設されていることを特徴とするパネルラジエータ。
  3. 請求項1又は2において、前記スルーパネルが透明又は半透明であることを特徴とするパネルラジエータ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記スルーパネルの1条の挿通孔に1本の前記放熱管が挿通されていることを特徴とするパネルラジエータ。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記上部ヘッダーがバネによって上下動可能に前記フレームに吊支されていることを特徴とするパネルラジエータ。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項のパネルラジエータを天井と床との間に立設したパネルラジエータの立設構造であって、
    アジャスターボルトを前記縦材から突出させることにより、パネルラジエータを突っ張らせた状態で天井及び床に固定し、上部ヘッダーからスルーパネルの上部の範囲及び下部ヘッダーからスルーパネルの下部の範囲をそれぞれカバーで隠蔽したことを特徴とするパネルラジエータの立設構造。
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