JPH0960875A - イグナイター - Google Patents
イグナイターInfo
- Publication number
- JPH0960875A JPH0960875A JP23610495A JP23610495A JPH0960875A JP H0960875 A JPH0960875 A JP H0960875A JP 23610495 A JP23610495 A JP 23610495A JP 23610495 A JP23610495 A JP 23610495A JP H0960875 A JPH0960875 A JP H0960875A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transformer
- commercial power
- diode
- power supply
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】回路構成素子を最小限とし小型化が可能で、且
つより大きな2次出力電圧値を発生できるイグナイター
を提供することを目的とする。 【構成】商用電源10とこれに接続されるトランス60、該
トランス60の2次側に放電ギャップ70を備えるイグナイ
ターにおいて、前記商用電源10と並列にトライアック80
とトランス60を接続し、トランス60の1次コイルにコン
デンサ50を直列接続し、コンデンサ50と商用電源10の間
にダイオード30を設け、前記トライアックのゲートが商
用電源10とダイオード30との間に接続されているイグナ
イターとする。
つより大きな2次出力電圧値を発生できるイグナイター
を提供することを目的とする。 【構成】商用電源10とこれに接続されるトランス60、該
トランス60の2次側に放電ギャップ70を備えるイグナイ
ターにおいて、前記商用電源10と並列にトライアック80
とトランス60を接続し、トランス60の1次コイルにコン
デンサ50を直列接続し、コンデンサ50と商用電源10の間
にダイオード30を設け、前記トライアックのゲートが商
用電源10とダイオード30との間に接続されているイグナ
イターとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】商用電源を電源とし、この電源の
周期に同期して放電を行うイグナイターに関する。
周期に同期して放電を行うイグナイターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のイグナイターの回路図を図2に示
す。図2において、商用電源10の一端には抵抗20を介し
てダイオード34のアノードが接続され、このカソードが
サイリスタ40のアノードとトランス60の1次側の一端に
接続されている。この他端はコンデンサ50を通ってダイ
オード30のアノードに接続され、このカソードが前記商
用電源の他端に接続されている。前記サイリスタ40のカ
ソードはコンデンサ50とダイオード30との間に接続さ
れ、このゲートは抵抗24を介してダイオード30のアノー
ドと、抵抗22を介してダイオード30のカソードにそれぞ
れ接続されている。また抵抗20とダイオード34との間に
はダイオード32のカソードが接続され、このアノードは
前記ダイオード30のアノードに接続されている。また前
記トランスの2次側には放電ギャップ70が設けてある。
す。図2において、商用電源10の一端には抵抗20を介し
てダイオード34のアノードが接続され、このカソードが
サイリスタ40のアノードとトランス60の1次側の一端に
接続されている。この他端はコンデンサ50を通ってダイ
オード30のアノードに接続され、このカソードが前記商
用電源の他端に接続されている。前記サイリスタ40のカ
ソードはコンデンサ50とダイオード30との間に接続さ
れ、このゲートは抵抗24を介してダイオード30のアノー
ドと、抵抗22を介してダイオード30のカソードにそれぞ
れ接続されている。また抵抗20とダイオード34との間に
はダイオード32のカソードが接続され、このアノードは
前記ダイオード30のアノードに接続されている。また前
記トランスの2次側には放電ギャップ70が設けてある。
【0003】次に上記構成の回路の動作について述べ
る。商用電源10の一端が正でこの他端が負のとき、商用
電源10の一端から抵抗20、ダイオード34、トランス60の
1次コイル、コンデンサ50、ダイオード30を経由して商
用電源10の他端に電流が流れることでコンデンサ50に充
電が行われる。
る。商用電源10の一端が正でこの他端が負のとき、商用
電源10の一端から抵抗20、ダイオード34、トランス60の
1次コイル、コンデンサ50、ダイオード30を経由して商
用電源10の他端に電流が流れることでコンデンサ50に充
電が行われる。
【0004】上記とは逆に商用電源10の他端が正でこの
一端が負のとき、商用電源10の他端から抵抗22、サイリ
スタ40のゲートからカソードを通って、ダイオード32、
抵抗20に電流が流れ、商用電源10の一端に戻る。この電
流によりサイリスタ40のゲートにトリガがかかりサイリ
スタ40のアノード−カソード間が導通状態になる。これ
によりコンデンサ50に充電された電荷は、トランス60で
昇圧され、放電ギャップ70において放電が行われる。こ
のときトランス60の1次コイルには急激な電流が流れ
る。
一端が負のとき、商用電源10の他端から抵抗22、サイリ
スタ40のゲートからカソードを通って、ダイオード32、
抵抗20に電流が流れ、商用電源10の一端に戻る。この電
流によりサイリスタ40のゲートにトリガがかかりサイリ
スタ40のアノード−カソード間が導通状態になる。これ
によりコンデンサ50に充電された電荷は、トランス60で
昇圧され、放電ギャップ70において放電が行われる。こ
のときトランス60の1次コイルには急激な電流が流れ
る。
【0005】また、トランス60の1次コイルとコンデン
サ50は共振し逆電流が流れようとするが、サイリスタ40
は逆方向へは流れないために、この逆電流はダイオード
32とダイオード34に流れる。この逆電流が形成するパル
ス電圧はトランス60により昇圧され、2次コイル側に高
電圧を発生させ、放電ギャップ70で放電が行われる。
サ50は共振し逆電流が流れようとするが、サイリスタ40
は逆方向へは流れないために、この逆電流はダイオード
32とダイオード34に流れる。この逆電流が形成するパル
ス電圧はトランス60により昇圧され、2次コイル側に高
電圧を発生させ、放電ギャップ70で放電が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の回路ではサ
イリスタ40を主駆動素子としている。周知の通りサイリ
スタ40には極性があり、トランス60とコンデンサ50の共
振による逆方向の電流が流せないため、ダイオード32と
34が必要になっている。このために本来の回路動作には
不要な回路構成部品が必要になり、回路自体の小型化が
実現できない。
イリスタ40を主駆動素子としている。周知の通りサイリ
スタ40には極性があり、トランス60とコンデンサ50の共
振による逆方向の電流が流せないため、ダイオード32と
34が必要になっている。このために本来の回路動作には
不要な回路構成部品が必要になり、回路自体の小型化が
実現できない。
【0007】またトランス60の2次出力電圧値は電流変
化量に比例する。ここで逆電流が流せなければ電流は正
のピークから零までしか変化しないために2次出力電圧
値は逆電流が流せるものと比較して小さいものとなって
いる。
化量に比例する。ここで逆電流が流せなければ電流は正
のピークから零までしか変化しないために2次出力電圧
値は逆電流が流せるものと比較して小さいものとなって
いる。
【0008】本発明は上記課題に鑑み、回路構成素子を
最小限とし小型化が可能で、且つより大きな2次出力電
圧値を発生できるイグナイターを提供することを目的と
する。
最小限とし小型化が可能で、且つより大きな2次出力電
圧値を発生できるイグナイターを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、商用電源10とこれに接続されるトランス
60、該トランス60の2次側に放電ギャップ70を備えるイ
グナイターにおいて、前記商用電源10と並列にトライア
ック80とトランス60を接続し、トランス60の1次コイル
にコンデンサ50を直列接続し、コンデンサ50と商用電源
10の間にダイオード30を設け、前記トライアックのゲー
トが商用電源10とダイオード30との間に接続されている
イグナイターとする。
に本発明では、商用電源10とこれに接続されるトランス
60、該トランス60の2次側に放電ギャップ70を備えるイ
グナイターにおいて、前記商用電源10と並列にトライア
ック80とトランス60を接続し、トランス60の1次コイル
にコンデンサ50を直列接続し、コンデンサ50と商用電源
10の間にダイオード30を設け、前記トライアックのゲー
トが商用電源10とダイオード30との間に接続されている
イグナイターとする。
【0010】
【実施例】本発明のイグナイターの回路図を図1に示
す。図1において、商用電源10の一端には、抵抗20を介
してトライアックの一端とトランス60の1次側の一端が
接続されている。このトランス60の他端はコンデンサ50
を通ってダイオード30のアノードに接続され、このカソ
ードが前記商用電源の他端に接続されている。前記トラ
イアック80の他端はコンデンサ50とダイオード30との間
に接続され、このゲートは抵抗24を介してダイオード30
のアノードと、抵抗22を介してダイオード30のカソード
にそれぞれ接続されている。また前記トランスの2次側
には放電ギャップ70が設けてある。
す。図1において、商用電源10の一端には、抵抗20を介
してトライアックの一端とトランス60の1次側の一端が
接続されている。このトランス60の他端はコンデンサ50
を通ってダイオード30のアノードに接続され、このカソ
ードが前記商用電源の他端に接続されている。前記トラ
イアック80の他端はコンデンサ50とダイオード30との間
に接続され、このゲートは抵抗24を介してダイオード30
のアノードと、抵抗22を介してダイオード30のカソード
にそれぞれ接続されている。また前記トランスの2次側
には放電ギャップ70が設けてある。
【0011】次に上記構成の回路の動作および作用を説
明する。商用電源10の一端(抵抗20側)が正で他端が負
の時、抵抗20からトランス60の1次コイル、コンデンサ
50、ダイオード30を通って商用電源10の他端に電流が流
れ、このときコンデンサ50に充電が行われる。
明する。商用電源10の一端(抵抗20側)が正で他端が負
の時、抵抗20からトランス60の1次コイル、コンデンサ
50、ダイオード30を通って商用電源10の他端に電流が流
れ、このときコンデンサ50に充電が行われる。
【0012】上記とは逆に商用電源10の他端が正で一端
が負のときは、抵抗22からトライアック80、コンデンサ
50、トランス60の1次コイル、抵抗20を通って商用電源
10の一端に電流が流れる。この電流によりトライアック
80にトリガがかかりトライアック80の一端と他端の間が
導通状態となる。このトライアック80の動作によりコン
デンサ50に充電された電荷がトランス60の1次コイルに
流れ、これがトランス60で昇圧され、放電ギャップ70で
放電が始まる。このときトランス60の1次コイルとコン
デンサ50は共振し、逆電流はトライアック80を流れる。
が負のときは、抵抗22からトライアック80、コンデンサ
50、トランス60の1次コイル、抵抗20を通って商用電源
10の一端に電流が流れる。この電流によりトライアック
80にトリガがかかりトライアック80の一端と他端の間が
導通状態となる。このトライアック80の動作によりコン
デンサ50に充電された電荷がトランス60の1次コイルに
流れ、これがトランス60で昇圧され、放電ギャップ70で
放電が始まる。このときトランス60の1次コイルとコン
デンサ50は共振し、逆電流はトライアック80を流れる。
【0013】
【発明の効果】上記構成により、回路構成素子が最小限
で行え回路の小型化が実現できる。同時に回路構成素子
の削減によりコスト低減も行え、安価なイグナイターが
提供できる。
で行え回路の小型化が実現できる。同時に回路構成素子
の削減によりコスト低減も行え、安価なイグナイターが
提供できる。
【0014】また上記構成の回路では逆電圧が流せるよ
うになるので電流は正のピークから負のピークまで変化
するので、従来の回路と比較してより大きな2次出力電
圧値が得られる。また逆電流が流れることでトランス60
の1次コイルとコンデンサ50が共振するので、総合的な
エネルギも増大する。
うになるので電流は正のピークから負のピークまで変化
するので、従来の回路と比較してより大きな2次出力電
圧値が得られる。また逆電流が流れることでトランス60
の1次コイルとコンデンサ50が共振するので、総合的な
エネルギも増大する。
【図1】本発明の実施例とするイグナイターの回路図で
ある
ある
【図2】従来のイグナイターの回路図である
図において同一符号は同一、または相当部分を示す。 10 商用電源 60 トランス 80 トライアック
Claims (1)
- 【請求項1】 商用電源とこれに接続されるトランス、
該トランスの2次側に放電ギャップを備えるイグナイタ
ーにおいて、前記商用電源と並列にトライアックとトラ
ンスを接続し、トランスの1次コイルにコンデンサを直
列接続し、コンデンサと商用電源の間にダイオードを設
け、前記トライアックのゲートが商用電源とダイオード
との間に接続されているイグナイター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23610495A JPH0960875A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | イグナイター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23610495A JPH0960875A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | イグナイター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0960875A true JPH0960875A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16995800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23610495A Pending JPH0960875A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | イグナイター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0960875A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104633700A (zh) * | 2013-11-07 | 2015-05-20 | 丹阳智盛合金有限公司 | 一种点火装置 |
-
1995
- 1995-08-21 JP JP23610495A patent/JPH0960875A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104633700A (zh) * | 2013-11-07 | 2015-05-20 | 丹阳智盛合金有限公司 | 一种点火装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4240009A (en) | Electronic ballast | |
JPH0355251B2 (ja) | ||
US3870028A (en) | Ignition system for internal combustion engines | |
JPH0960875A (ja) | イグナイター | |
KR950013545B1 (ko) | 내연기관용 점화장치 | |
JPS6251762A (ja) | 点火装置 | |
JPH09126454A (ja) | イグナイター | |
JPH09126455A (ja) | イグナイター | |
JPH0529087A (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JPH05688Y2 (ja) | ||
JPS6319591Y2 (ja) | ||
JPH099615A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JPH1155957A (ja) | インバータを起動させるための回路 | |
JPH09308125A (ja) | 蓄電池の充電回路 | |
JPS589512Y2 (ja) | サイリスタゲ−ト信号発生装置 | |
JPH0960876A (ja) | イグナイター | |
JP2003287228A (ja) | イグナイタ | |
JPH0722603Y2 (ja) | 点火装置 | |
SU930603A1 (ru) | Генератор пр моугольных импульсов | |
JPH06276724A (ja) | ゲート駆動回路 | |
JPH11145791A (ja) | バイアス機能付パルス電源装置 | |
JP2000150186A (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JPH08261122A (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JP2001292569A (ja) | フライバック・コンバータにおける同期整流器のオンパルス幅の制御方法 | |
JPH0471196A (ja) | フラッシュ点火装置 |