JP2003287228A - イグナイタ - Google Patents

イグナイタ

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JP2003287228A
JP2003287228A JP2002093459A JP2002093459A JP2003287228A JP 2003287228 A JP2003287228 A JP 2003287228A JP 2002093459 A JP2002093459 A JP 2002093459A JP 2002093459 A JP2002093459 A JP 2002093459A JP 2003287228 A JP2003287228 A JP 2003287228A
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JP
Japan
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capacitor
voltage
transformer
igniter
commercial power
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Application number
JP2002093459A
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English (en)
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Atsushi Otsuki
敦 大槻
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Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】構成素子点数を減らし、コストを下げて、尚か
つ信頼性に優れたイグナイタを提供する。 【構成】商用電源を昇圧して高電圧を発生させるトラン
スと、当該トランスの2次側に高圧電極を備える周期ダ
ウン型イグナイタにおいて、トランスのオンオフを行う
スイッチング素子と、このゲートに接続される電圧制限
素子と、前記商用電源の一端にはコンデンサ(C1)と、前
記トランスの1次側には倍電圧を充電するコンデンサ(C
3)とを備えることで前記コンデンサ(C3)が徐々に充電さ
れ電圧制限素子の電圧制限電圧を超えるとスイッチング
素子がオンしコンデンサ(C3)の電荷を急激にトランスTr
1の1次コイルに流すことを特徴とするイグナイタとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料に着火を行うイ
グナイタに関し、特に商用電源の周波数より低い周波数
で放電する周期ダウン型のイグナイタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりガスや液体燃料に着火するイグ
ナイタは暖房機器や給湯機器に広く使用され、この多く
は商用電源を用いるものが普及している。このイグナイ
タには、電源同期型と周期ダウン型が知られている。前
記電源同期型とは、商用電源の周波数と同じ周波数で放
電する型である。例えば、電源の周波数が、50Hzで
あれば、50Hz=1/20mS、20mSに1回放電する
イグナイタである。すなわち、自ら発振回路を持たず、
電源の発振を利用して動作するイグナイタである。
【0003】他方周期ダウン型とは、商用電源の周波数
より低い周波数で放電するものである。例えば、電源の
周波数が50Hzのとき12.5Hzで放電するとする
と、電源の4サイクルに1回放電する。その時の放電周
期は80mSとなり、80mSに1回放電する。すなわち、
タイマー回路、或いは、商用電源の周波数より低い周波
数の発振回路を持っているイグナイタである。
【0004】上記において、周期ダウン型は、電源同期
型に比べて複雑な回路となり、素子点数も多くなりコス
トも高くなる。また、周期ダウン型の長所として、放電
回数が少ないので、放電音が小さくなることや、放電回
数が少なくノイズの発生回数が少ないので、他の機器へ
の悪影響が少ないこと、放電回数が少ないので、消費電
流が少ないこと、放電回数が少ないので、多くのエネル
ギーを貯えて放電することも可能なので一回の放電エネ
ルギーを大きく出来るといったものがある。上記放電エ
ネルギーを大きくする手段には倍電圧整流回路を用いる
ものがあるが、周期ダウン型には、倍電圧整流を行なっ
ているものと行なっていないものがある。従来の周期ダ
ウン型で、倍電圧を行なっているイグナイタの回路図を
図4に示す。
【0005】図4において、商用電源の一端CN1には並
列接続の抵抗R1とダイオードを介してダイオードD2のア
ノードが接続されこのカソードがトランスTr1に接続さ
れ、当該トランスの他端はコンデンサC3から電解コンデ
ンサC1、抵抗R3を通って前記商用電源の他端CN2に接続
される。また、前記コンデンサC3と並列にサイリスタQ2
が配置され、このゲートはトリガ素子Q1から抵抗R2を通
って前記商用電源の他端CN2に接続されている。また、
電解コンデンサC1の−側と前記抵抗R1の間にはダイオー
ドD3が配置され、さらにサイリスタQ2のカソードとトリ
ガ素子Q1との間には電解コンデンサC2が配置されてい
る。また、トランスTr1の2次側には放電ギャップがあ
り、当該ギャップにおいて火花放電が行われる。
【0006】上記構成のイグナイタにおいて、コンデン
サC1とC3、ダイオードD2とD3は倍電圧回路を構成し、コ
ンデンサC3に倍電圧を充電する。また、抵抗R2とコンデ
ンサC2、トリガ素子Q1とはタイマ回路を構成しここから
作られるタイミングでサイリスタQ2のオンオフ動作を行
わせ、コンデンサC3の電荷を急激にTr1の1次コイルに
流すことによって、2次コイルに高電圧を発生させてい
る。また、サイリスタQ2のオンをコンデンサC3の充電と
逆位相とすることにより、サイリスタQ2のオン時に電源
を短絡しない構成としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したイグナイタ回
路によれば、回路を構成する部品素子点数が多く、近時
の要望が高い機器の小型化の妨げになっていると共に、
コストが高くなり、この改善が望まれている。また、充
電電流を制限するために抵抗R1とR3を入れることで電力
が大きく発熱が大きくなったり、コンデンサC1とC2には
高容量となり電解コンデンサを使用することで、信頼性
が低下したり、短寿命となるといった問題が生じる。
【0008】本発明は上記課題に鑑み、構成素子点数を
減らし、コストを下げて、尚かつ信頼性に優れたイグナ
イタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では次のような構成とする。請求項1では、
商用電源を昇圧して高電圧を発生させるトランスと、当
該トランスの2次側に高圧電極を備える周期ダウン型イ
グナイタにおいて、トランスのオンオフを行うスイッチ
ング素子と、このゲートに接続される電圧制限素子と、
前記商用電源の一端にはコンデンサ(C1)と、前記トラン
スの1次側には倍電圧を充電するコンデンサ(C3)とを備
えることで前記コンデンサ(C3)が徐々に充電され電圧制
限素子の電圧制限電圧を超えるとスイッチング素子がオ
ンしコンデンサ(C3)の電荷を急激にトランスTr1の1次
コイルに流すことを特徴とするイグナイタとする。請求
項2では、コンデンサ(C3)がトランスの1次コイルに直
接接続されたことを特徴とする請求項1に記載のイグナ
イタとする。請求項3では、コンデンサ(C3)がコンデン
サ(C1)と電圧制限素子との間に配置されたことを特徴と
する請求項1に記載のイグナイタとする。
【0010】
【実施例】本発明の第1の実施例とするイグナイタの回
路図を図1に示す。図1において、商用電源の一端CN1
にはコンデンサC1とダイオードD2を介してトランスTr1
の1次コイルの一端に接続される。当該トランスTr1の
他端はコンデンサC3を介して前記商用電源の他端CN2に
接続される。また、前記コンデンサC1の後段には商用電
源の両端に接続される如くダイオードD3が配置され、前
記ダイオードD2の後段には、直列接続の電圧制限素子と
してツェナダイオードZD1と抵抗R6とが前記ダイオードD
3と並列接続となるように配置され、さらにこの後段に
はトランスのオンオフ制御を行うスイッチング素子とし
てサイリスタQ2が前記ダイオードD3に並列接続となるよ
うに接続されている。また、当該サイリスタQ2のゲート
はツェナダイオードZD1と抵抗R6との接続部に接続され
ている。前記トランスTr1の2次コイル側には火花放電
を行う電極ギャップが備えられている。
【0011】次に上記構成の回路図の動作説明を行う。
前記回路において、コンデンサC1とC3、ダイオードD2と
D3とによって倍電圧回路を形成し、コンデンサC3に倍電
圧を充電している。なお本実施例においては、説明の都
合上コンデンサC1の容量を0.33μFとし、C3を1μFと
して説明するが、この値はこれに限定されるものではな
い。
【0012】以上のような条件の下、コンデンサC1の静
電容量をC1<(C3÷4乃至10)とするとコンデンサC3に倍
電圧が充電されるには数周期の時間が必要となる。そし
て、コンデンサC3が徐々に充電され、ツェナダイオード
ZD1の電圧制限電圧となるツェナ電圧を超えると、サイ
リスタQ2がオンし、コンデンサC3の電荷を急激にトラン
スTr1の1次コイルに流し、これによってトランスTr1の
2次コイル側に高電圧を発生させる。
【0013】次に本発明の第2の実施例とするイグナイ
タについて図2に基づき説明する。図2では、前記図1
のコンデンサC3の配置位置をツェナダイオードZD1の前
段に移動し、図1のコンデンサC3部分にダイオードD4を
配置し、当該ダイオードD4のカソードとサイリスタQ2の
アノードがトランスTr1の他端に接続されている。本第
2の実施例においては、抵抗R6とツェナダイオードZD
1、サイリスタQ2を一つのブロックと考えて、当該ブロ
ックを第1の実施例で説明したコンデンサC3と入れ替え
た回路構成となっている。この場合、サイリスタQ2の逆
電圧を防ぐためにダイオードD4が必要になる。なお、前
記第1の実施例においては、ダイオードD2とD3が当該ダ
イオードD4作用を有しているために不要となっている。
【0014】また、第3の実施例を図3に示すが、本第
3の実施例は、前述した第2の実施例のツェナダイオー
ドZD1のカソードの接続点の違いのみであり、機能的に
は第2の実施例と同一であるために説明は省略する。
【0015】なお、上記それぞれの実施例においては、
一般的に第1の実施例は火花放電時や出力短絡時の電流
を大きくすることが可能であり、イグナイタ用途として
用いる場合が多く、第2及び第3の実施例においては、
オープン負荷時のパルス幅を大きくすることが可能であ
り、イオナイザー用途のイグナイタとして用いられるこ
とが多い。
【0016】
【発明の効果】上記構成によって、従来技術で述べたコ
ンデンサC2とC3とが共用でき、コンデンサC2と抵抗R1が
削除できる。また、コンデンサC1の容量を小さくするこ
とで、サイリスタQ2がオンしたときに大電流が流れるこ
とを防止でき、電流制限が抵抗ではなくコンデンサで行
えるために、発熱が抑制できる。また、コンデンサC1の
容量が小さいために、従来電解コンデンサが必要であっ
たが、これをフィルムコンデンサとすることが可能で、
素子による信頼性低下が改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例とするイグナイタの回路
図を示す
【図2】本発明の第2の実施例とするイグナイタの回路
図を示す
【図3】本発明の第3の実施例とするイグナイタの回路
図を示す
【図4】従来のイグナイタの回路図を示す
【符号の説明】
図において同一符号は同一、または相当部分を示す。 R1,R2,R3,R6 抵抗 D2,D3 ダイオード Q1 トリガ素子 Q2 サイリスタ Tr1 トランス C1,C2,C3 コンデンサ ZD1 ツェナダイオード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源を昇圧して高電圧を発生させる
    トランスと、当該トランスの2次側に高圧電極を備える
    周期ダウン型イグナイタにおいて、トランスのオンオフ
    を行うスイッチング素子と、このゲートに接続される電
    圧制限素子と、前記商用電源の一端にはコンデンサ(C1)
    と、前記トランスの1次側には倍電圧を充電するコンデ
    ンサ(C3)とを備えることで前記コンデンサ(C3)が徐々に
    充電され電圧制限素子の電圧制限電圧を超えるとスイッ
    チング素子がオンしコンデンサ(C3)の電荷を急激にトラ
    ンスTr1の1次コイルに流すことを特徴とするイグナイ
    タ。
  2. 【請求項2】 コンデンサ(C3)がトランスの1次コイル
    に直接接続されたことを特徴とする請求項1に記載のイ
    グナイタ。
  3. 【請求項3】 コンデンサ(C3)がコンデンサ(C1)と電圧
    制限素子との間に配置されたことを特徴とする請求項1
    に記載のイグナイタ。
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US20140139194A1 (en) * 2012-11-12 2014-05-22 Saft System for pre-charging a capacitor by a battery

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