JPH0960826A - 焼却炉内に於ける撹拌装置の冷却法 - Google Patents
焼却炉内に於ける撹拌装置の冷却法Info
- Publication number
- JPH0960826A JPH0960826A JP24656395A JP24656395A JPH0960826A JP H0960826 A JPH0960826 A JP H0960826A JP 24656395 A JP24656395 A JP 24656395A JP 24656395 A JP24656395 A JP 24656395A JP H0960826 A JPH0960826 A JP H0960826A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- pipe
- burned
- tip part
- cooling effect
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 金属の品温上昇に伴って著しく減少する撹拌
先端部分の金属素性をほぼ常温値に保全することで応力
を維持し、金属の変形や摩耗を防止する。 【効果】 パイプの中を流れる水などの冷媒による冷却
効果は金属本来の素性を保全する。 【解決手段】 燃焼物に接する撹拌先端部分に冷媒の流
れる角形や丸形などのパイプが位置するように、燃焼中
の高温炉内で燃焼物を撹拌搬送する際に最も冷却を必要
とする撹拌棒2やスクリュウ翼3の先端部分に冷却効果
の大きな流水構造のパイプ4を配した。
先端部分の金属素性をほぼ常温値に保全することで応力
を維持し、金属の変形や摩耗を防止する。 【効果】 パイプの中を流れる水などの冷媒による冷却
効果は金属本来の素性を保全する。 【解決手段】 燃焼物に接する撹拌先端部分に冷媒の流
れる角形や丸形などのパイプが位置するように、燃焼中
の高温炉内で燃焼物を撹拌搬送する際に最も冷却を必要
とする撹拌棒2やスクリュウ翼3の先端部分に冷却効果
の大きな流水構造のパイプ4を配した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】連続焼却炉の炭化・燃焼・灰出し
を行なうための攪拌装置に関する。
を行なうための攪拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な金属を使用して燃焼中の高温状
態の炉内で燃焼物を撹拌すると、常温に於ける金属素性
が著しく減少して変形・摩耗するので金属素性を常温値
に近く持続させるために水などを冷媒として金属を冷却
する必要がある。撹拌棒やスクリュウフィーダーなどの
主軸を回転させることで粉砕・混合・搬送を行って順
次、炭化・燃焼・灰出しを行う構造の炉に於いては、金
属の冷却のために主軸へ冷媒を注入しその一部分を撹拌
棒やスクリュウ翼へも行き渡らせる方法である。
態の炉内で燃焼物を撹拌すると、常温に於ける金属素性
が著しく減少して変形・摩耗するので金属素性を常温値
に近く持続させるために水などを冷媒として金属を冷却
する必要がある。撹拌棒やスクリュウフィーダーなどの
主軸を回転させることで粉砕・混合・搬送を行って順
次、炭化・燃焼・灰出しを行う構造の炉に於いては、金
属の冷却のために主軸へ冷媒を注入しその一部分を撹拌
棒やスクリュウ翼へも行き渡らせる方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法に於いて
は、燃焼物に接し金属の素性保全を一番必要とする撹拌
先端部分への冷媒注入が先端部分行き留りであるために
流れを生じにくい不具合な状態にあって、充分な冷却作
用が実現できない。
は、燃焼物に接し金属の素性保全を一番必要とする撹拌
先端部分への冷媒注入が先端部分行き留りであるために
流れを生じにくい不具合な状態にあって、充分な冷却作
用が実現できない。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来の方法で最も不具合
な状態にあった撹拌棒(2)やスクリュウ翼(3)の先
端部分に流水を常態とする構造のパイプ(4)を配し
た。
な状態にあった撹拌棒(2)やスクリュウ翼(3)の先
端部分に流水を常態とする構造のパイプ(4)を配し
た。
【0005】
【作用】流水が常態のパイプ(4)では流れが生じにく
い冷却方法に比べて充分な冷却作用を実現できる。
い冷却方法に比べて充分な冷却作用を実現できる。
【0006】
【発明の効果】角型や丸型などのパイプの中を流れる水
などの冷媒による冷却効果は金属本来の素性を保全して
応力を維持し、金属の変形や摩耗を防止する。
などの冷媒による冷却効果は金属本来の素性を保全して
応力を維持し、金属の変形や摩耗を防止する。
【図1】 本発明の撹拌棒(2)実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】 本発明の撹拌棒(2)実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】 本発明のスクリュウ翼(3)実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】 本発明のスクリュウ翼(3)実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図5】 本発明の実施構成例を示す断面図である。
1・・・・主軸 2・・・・撹拌棒 3・・・・スクリュウ翼 4・・・・角形又は丸形などのパイプ 5・・・・一次燃焼室 6・・・・二次燃焼室 7・・・・燃焼物投入口 8・・・・着火用バーナー 9・・・・消臭用バーナー 10・・・・煙突 11・・・・集塵器 12・・・・集塵箱 13・・・・焼却灰搬出口
Claims (1)
- 【請求項1】本発明では、燃焼中の高温状態の炉内で燃
焼物を撹拌搬送する撹拌棒(2)やスクリュウ翼(3)
などの撹拌先端部分に流水構造のパイプ(4)を配する
ことを特長とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24656395A JPH0960826A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 焼却炉内に於ける撹拌装置の冷却法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24656395A JPH0960826A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 焼却炉内に於ける撹拌装置の冷却法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0960826A true JPH0960826A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=17150282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24656395A Pending JPH0960826A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 焼却炉内に於ける撹拌装置の冷却法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0960826A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101026191B1 (ko) * | 2010-06-10 | 2011-03-31 | 김경섭 | 고체연료용 보일러 및 이의 연소장치 |
WO2011059230A3 (ko) * | 2009-11-11 | 2011-09-22 | (주)인터바이오 | 바이오매스 고체연료 보일러용 버너 |
WO2016028030A1 (ko) * | 2014-08-22 | 2016-02-25 | 주식회사 건하 | 버너 연료 이송부 |
KR102207412B1 (ko) * | 2020-07-24 | 2021-01-26 | 아이디오주식회사 | 온수의 폐열 회수 장치 |
-
1995
- 1995-08-21 JP JP24656395A patent/JPH0960826A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011059230A3 (ko) * | 2009-11-11 | 2011-09-22 | (주)인터바이오 | 바이오매스 고체연료 보일러용 버너 |
CN102686945A (zh) * | 2009-11-11 | 2012-09-19 | 株式会社因特生物 | 生物质固体燃料锅炉用燃烧器 |
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KR102207412B1 (ko) * | 2020-07-24 | 2021-01-26 | 아이디오주식회사 | 온수의 폐열 회수 장치 |
WO2022019524A1 (ko) * | 2020-07-24 | 2022-01-27 | 아이디오 주식회사 | 온수의 폐열 회수 장치 |
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