JPH0960777A - 自在管継手 - Google Patents

自在管継手

Info

Publication number
JPH0960777A
JPH0960777A JP7215630A JP21563095A JPH0960777A JP H0960777 A JPH0960777 A JP H0960777A JP 7215630 A JP7215630 A JP 7215630A JP 21563095 A JP21563095 A JP 21563095A JP H0960777 A JPH0960777 A JP H0960777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
joint body
fitting
bodies
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7215630A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Baba
暁夫 馬場
Naoshi Shimoda
直志 霜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maezawa Kasei Kogyo KK
Original Assignee
Maezawa Kasei Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maezawa Kasei Kogyo KK filed Critical Maezawa Kasei Kogyo KK
Priority to JP7215630A priority Critical patent/JPH0960777A/ja
Publication of JPH0960777A publication Critical patent/JPH0960777A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 継手の両端接続口に接続する排水管などの被
接続管体の向き、傾斜に合せることなく一方の継手体の
接続口に被接続管体を予め接続できる。 【解決手段】 第1の継手体1の端面の傾斜面3,13に
摺動可能に接合する第2の継手体11と、第1の継手体1
の端面の垂直面33,39に摺動可能に接合する第3の継手
体31とを備えている。第1の継手体1と第2の継手体11
との互いに接合する傾斜面3,13とした端面開口部は、
傾斜面に対して直角方向から見た長径を短径に合わせた
真円とし、長径から短径までの間の端面から第1および
第2の継手体1,11の内周面に対してそれぞれ緩い曲線
または直線面19,20で結ぶ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自在管継手に係り、
例えば、建物から出る排水管と、この排水管を接続する
排水桝とが高低差をもって埋設設置されている場合に、
建物からの排水管と排水桝に接続した排水管などの被接
続管体を傾斜をもって接続する場合に使用するものに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自在管継手は、例えば、
特開平1−18269号公報または特開平6−4607
8号公報に記載されているように、一方の継手体の端面
を傾斜面に形成するとともに、他方の継手体の端面を一
方の継手体の端面の傾斜面に合せた傾斜面として、この
両継手体の傾斜面の端面を互いに摺動可能に接合して両
継手体のなす角度を調整できるようにした自在管継手が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の特開平1−
18269号公報などに記載された構造の管継手では、
一方の継手体の接続口を嵌合して接着などで固着した場
合、他方の継手体の接続口に接続される排水管の向きと
異なる向きによっては、他方の継手体の接続口に排水管
を接続することができなくなり、一方の継手体を排水管
などに接続固着する場合、他方の継手体の接続口に接続
する排水管の向きに予め合せた状態で一方の継手体の接
続口に排水管を接続しなくてはならず、施工作業性が悪
い問題を有していた。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、第2の継手体の接続口の向き、傾斜をこの第2の継
手体の接続口に接続される被接続管体の向きに合せるこ
となく、第3の継手体の接続口を排水管などの被接続管
に予め接続することができ、第2および第3の継手体の
接続口にそれぞれ被接続管体を高さ差、水平方向にずれ
をもって接続できる自在管継手を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の自
在管継手は、第1の継手体と、この第1の継手体に互い
に端面を摺動可能に接合する第2の継手体と、前記第1
の継手体に互いに端面を摺動可能に接合する第3の継手
体とを備え、前記第1、第2および第3の継手体のう
ち、この第1の継手体と第2の継手体との互いに接合す
る端面をそれぞれ略同一角度の傾斜面とするとともに、
前記第1の継手体と第3の継手体との互いに接合する端
面をそれぞれ垂直面としたものである。
【0006】そして、配管の施工に際しては、第3の継
手体の接続口を排水管などの被接続管に嵌合接続して接
着などで固着した後、第1および第3の継手体との接合
端面を円周方向に向けて互いに相対的に回動させること
により第2の継手体の接続口が接続する排水管などの被
接続管体の向きに合せ、さらに、第1および第3の継手
体との接合端面を円周方向に向けて互いに相対的に回動
させることにより第2の継手体の接続口が接続する排水
管などの被接続管体の傾斜に合せられる。したがって、
第1および第2の継手体との相対的な回動により第2の
継手体の曲り角度を調節できるとともに第1および第3
の継手体の相対的な回動により第2の継手体の向きが調
整される。この状態で、第2の継手体の接続口に被接続
管体を嵌合接続した接着などで固着し、例えば、高さ差
を有する排水管の接続、或いは、水平方向にずれている
排水管の接続が容易にできる。
【0007】したがって、第2の継手体の接続口に接続
する排水管などの被接続管体の向き、傾斜を予め合せて
第1および第2の継手体の向きを第2の継手体の接続口
に接続される被接続管体の向き、傾斜に合せる必要がな
く、第2および第3の継手体の接続口にそれぞれ被接続
管体を高さ差、水平方向にずれをもって接続でき、施工
性が向上される。
【0008】請求項2記載の発明の自在管継手は、請求
項1記載の自在管継手において、第1の継手体と第2の
継手体との互いに接合する傾斜面とした端面開口部は、
傾斜面に対して直角方向から見た長径を短径に合せた真
円とし、長径から短径までの間の端面から第1および第
2の継手体の内周面に対してそれぞれ緩い曲線または直
線面で結んだものである。
【0009】そして、第1および第2の継手体の傾斜し
た端面開口部は端面の傾斜面に対して直角方向から見た
長径を短径に合せた真円のため、第1および第2の継手
体との接合部の内側に窪み状の溜まり部が形成されず、
第1および第2の継手体内に第1および第2の継手体と
のなす曲り角度を調節した場合、第1および第2の継手
体の回動角度がいかなる位置でも接合端面に段部が形成
されず、また、排水は第1および第2の継手体は開口端
面の長径から短径までの間の端面から内周面に対してそ
れぞれ結んだ緩い曲線または直線面を円滑に流れ、第1
ないし第3の継手体内に排水などが溜まることがない。
【0010】請求項3記載の発明の自在管継手は、請求
項1または2記載の自在管継手において、第1の継手体
は、一端面の垂直面と他端面の傾斜面とに沿ってそれぞ
れ外周に環状の被嵌合径大部を形成し、この両被嵌合径
大部の外周面にそれぞれ環状の鍔部を形成するとともに
Oリングを嵌着する環状溝を形成し、第2の継手体は、
一端部に接続口を形成するとともに他端部に前記第1の
継手体の傾斜面と略同一角度の角度に傾斜した傾斜面に
沿って外方に突出した段部を介して前記第1の継手体の
被嵌合径大部を嵌合する環状の嵌合径大部を突出形成
し、この嵌合径大部の内周面を前記第1の継手体の環状
溝に嵌着したOリングが摺動するOリング摺動面とする
とともにこのOリング摺動面よりも径大の係合摺動面を
形成し、かつ、この係合摺動面の開口端側に前記第1の
継手体の鍔部に係合する係止爪を突設し、第3の継手体
は、一端部に接続口を形成するとともに他端部に前記第
1の継手体の端面の垂直面に合せた端面に沿って外方に
突出した段部を介して前記第1の継手体の被嵌合径大部
を嵌合する環状の嵌合径大部を突出形成し、この嵌合径
大部の内周面を前記第1の継手体の環状溝に嵌着したO
リングが摺動するOリング摺動面とするとともにこのO
リング摺動面よりも径大の係合摺動面を形成し、かつ、
この係合摺動面の開口端側に前記第1の継手体の鍔部に
係合する係止爪を突設したものである。
【0011】そして、第1の継手体の両端側の被嵌合径
大部にそれぞれ第2および第3の継手体の嵌合径大部を
圧入嵌合することにより、第1の継手体の両端側の被嵌
合径大部に形成した鍔部に第2の継手体の嵌合径大部に
形成した係止爪がそれぞれ係止され、第1の継手体に第
2および第3の継手体とが抜け外れることなく、互いに
端面を摺動自在に結合される。
【0012】また、第1の継手体の被嵌合径大部に形成
した環状溝に嵌着したOリングは第2および第3の継手
体の嵌合部に形成したOリング摺動面にそれぞれ圧接さ
れ、第1の継手体に第2および第3の継手体がそれぞれ
液密に接続される。
【0013】請求項4記載の発明の自在管継手は、請求
項1ないし3のいずれかに記載の自在管継手において、
第1の継手体の外周面に回動用の操作部を形成したもの
である。
【0014】そして、第1の継手体の操作部を把持して
回動させることにより第1および第2の継手体との相対
的な回動により第2の継手体の曲り角度を調節できると
ともに第1および第3の継手体の相対的な回動により第
2の継手体の向きが調整される。
【0015】請求項5記載の発明の自在管継手は、請求
項1ないし4のいずれかに記載の自在管継手において、
第2および第3の継手体に形成した係止爪は環状に形成
したものである。
【0016】そして、第1の継手体に第2および第3の
継手体が抜け外れることなく確実に回動可能に接続さ
れ、外観性も良好となる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態の構成を図
1について説明する。
【0018】第1の継手体1と、この第1の継手体1に
互いに端面に摺動可能に接合する第2の継手体11と、前
記第1の継手体1に互いに端面を摺動可能に接合する第
3の継手体31とを備えている。
【0019】そして、第1の継手体1は、塩化ビニルな
どの合成樹脂にて成形した軸方向に対する垂直断面が円
形で、この第1の継手体1は、一端部の端面を垂直面33
とするとともに他端部の端面を傾斜面3とし、かつこの
両端面に沿ってそれぞれ外周に環状の被嵌合径大部4,
35を形成し、この両被嵌合径大部4,35の外周面にそれ
ぞれ環状の鍔部5,38を形成するとともにこの鍔部5,
38より端面側にそれぞれOリング6,36をそれぞれ嵌着
する環状溝7,37を形成する。なお、前記第1の継手体
1の他端側の被嵌合径大部4には肉盗み溝8を形成して
いる。
【0020】また、この第1の継手体1の外周面に回動
用の操作部9が円周方向に環状または間欠的に突設さ
れ、この操作部9の外周に比較的に粗いローレットが形
成されている。
【0021】また、11は塩化ビニルなどの合成樹脂にて
成形した軸方向に対する垂直断面が円形の第2の継手体
で、この第2の継手体11は一端部に受口の接続口12を形
成するとともに他端部の端面を前記第1の継手体1の端
面傾斜面3と略同一角度の角度に傾斜した傾斜面13と
し、この傾斜面13に沿って外方に突出した段部14を介し
て前記第1の継手体1の被嵌合径大部4を嵌合する環状
の嵌合径大部15を突出形成する。この嵌合径大部15の内
周面を前記第1の継手体1の環状溝7に嵌着したOリン
グ6が摺動するOリング摺動面16とするとともにこのO
リング摺動面16よりも径大の係合摺動面17をこのOリン
グ摺動面16より他方端面側に形成する。また、この係合
摺動面17の開口端側に前記第1の継手体1の鍔部5に係
合する係止爪18が円周方向に環状に連続的または間欠的
に突設形成されている。
【0022】また、前記第1および第2の継手体1,11
の傾斜した端面開口部は端面の傾斜面3,13に対して直
角方向から見た長径を短径に合せた真円とし、長径から
短径までの間の端面から第1および第2の継手体1,11
の内周面に対して緩い曲線または直線の内周面19,20で
結んでいる。
【0023】次に、前記第3の継手体31は、一端部に接
続口32を形成するとともに他端部の端面を前記第1の継
手体1の端面の垂直面33と同一の垂直面39とし、この端
面の垂直面39に沿って外周面に外方に突出した段部34を
介して前記第1の継手体1の被嵌合径大部35を嵌合する
環状の嵌合径大部40を突出形成し、この嵌合径大部40の
内周面を前記第1の継手体1の環状溝37に嵌着したOリ
ング36が摺動するOリング摺動面41とするとともにこの
Oリング摺動面41よりも径大の係合摺動面42を形成す
る。また、この係合摺動面42の開口端側に前記第1の継
手体1の鍔部38に係合する係止爪44を円周方向に環状に
連続的または間欠的に突設する。
【0024】そして、第1の継手体1の被嵌合径大部4
を第2の継手体11の嵌合径大部15に圧入嵌合することに
より、第1の継手体1の被嵌合径大部4に形成した鍔部
5に第2の継手体11の嵌合径大部15に形成した係止爪18
が係止され、第1の継手体1と第2の継手体11とは抜け
外れることなく、互いに端面を摺動自在に結合される。
【0025】また、第1の継手体1の被嵌合径大部35を
第3の継手体31の嵌合径大部40に圧入嵌合することによ
り、第1の継手体1の被嵌合径大部35に形成した鍔部38
に第3の継手体31の嵌合径大部40に形成した係止爪44が
係止され、第1の継手体1に第3の継手体31とは抜け外
れることなく、第1の継手体1に第3の継手体31が互い
に端面が摺動自在に結合される。
【0026】次にこの実施の形態の作用を説明する。
【0027】第1の継手体1の被嵌合径大部4,35に形
成した環状溝7,37に嵌着されているOリング6,36は
第2および第3の継手体11,31の嵌合径大部15,40に形
成したOリング摺動面16,41に圧接され、第1の継手体
1と第2および第3の継手体11,31とはそれぞれ液密に
接続される。
【0028】そして、第3の継手体31の接続口32を流入
側または流出側の排水管などに嵌合接続して接着剤など
で固着した状態で、第1および第2の継手体1,11を円
周方向に向けて互いに相対的に回動させることにより、
図1に示す状態から図2に示すように、第1および第2
の継手体1,11とがなす曲り角度が調整される。
【0029】このとき、第2の継手体11の接続口12の向
きが接続する排水管の向きが合わないときには、第1の
継手体1を円周方向に向けて回動させることにより、第
2の継手体11の接続口12の向きが調整される。
【0030】このように、第1および第2の継手体1,
11が互いに直線状態から第1および第2の継手体1,11
の端面傾斜面3, 13の傾斜角度の倍の角度までの曲り状
態にでき、例えば、高さ差を有する排水管などの接続、
或いは、水平方向にずれている排水管などの接続が容易
にできる。
【0031】そして、この第1および第2継手体1,11
の傾斜した端面開口部は端面の傾斜面3,13に対して直
角方向から見た長径を短径に合せた真円のため、第1お
よび第2の継手体1,11との端面を互いに摺動回動させ
て第1および第2の継手体1,11とのなす曲り角度を調
節した場合、第1および第2の継手体1,11の回動角度
がいかなる位置でも接合端面の内周に段部が形成され
ず、排水などは開口端面の長径から短径までの間の端面
から第1および第2の継手体1,12の内周面に対して緩
い曲線または直線面の内周面19,20を円滑に流れる。
【0032】この実施の形態では、第1および第3の継
手体1,31は垂直面33,39で摺動回動されるため、排水
管などと接続するとき、第3の継手体31の円周方向の位
置合せが必要なく、また、第3の継手体31の接続口32に
排水管などを接続するとき、第2の継手体11の接続口12
に接続する排水管などの向きを考慮することなく、第3
の継手体31の接続口32に排水管などを接続した後に第1
の継手体1と第3の継手体31との相対的回動で第2の継
手体11の接続口12の向きを調節してこの接続口12に排水
管などを接続でき、配管作業性が向上される。
【0033】前記実施の形態では、第1の継手体1の被
嵌合径大部4の外周面には鍔部5を一体に形成したが、
鍔部を硬質合成樹脂または金属リングなどの割りリング
で形成し、この割りリングを第1の継手体1の被嵌合径
大部4の外周面に形成した環状保持溝に嵌着して鍔部を
形成することもできる。
【0034】なお、この実施の形態では、第2および第
3の継手体11,31の接続口12,32のいずれかを流入側の
排水管などに他方を流出側の排水管に接続でき、両方向
性の管継手として使用できる。
【0035】
【実施例】図1に示す第1の継手体1の他端面の傾斜面
3と第2の継手体11の他端面の傾斜面13の傾斜角度 22.
5 °とし、第1の継手体1と第2の継手体11とのなす角
度は直線状態から45°の曲り角度までの範囲に調節でき
る。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第2の継
手体の接続口に接続する排水管などの被接続管体の向
き、傾斜を予め合せて第1および第2の継手体の向きを
第2の継手体の接続口に接続される被接続管体の向き、
傾斜に合せる必要がなく、第2および第3の継手体の接
続口にそれぞれ被接続管体を高さ差、水平方向にずれを
もって接続でき、配管作業の施工性が向上される。
【0037】請求項2記載の発明によれば、第1および
第2の継手体の傾斜した端面開口部は端面の傾斜面に対
して直角方向から見た長径を短径に合せた真円のため、
第1および第2の継手体との端面を互いに摺動回動させ
て第1および第2の継手体とのなす曲り角度を調節した
場合、第1および第2の継手体の回動角度がいかなる位
置でも接合端面に段部が形成されず、排水などは開口端
面の長径から短径までの間の端面から第1および第2の
継手体の内周面に対して緩い曲線または直線面を円滑に
流れる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、第1の継手
体の両被嵌合径大部に第2および第3の継手体の嵌合径
大部に圧入嵌合することにより、第1の継手体に第2お
よび第3の継手体とが抜け外れることなく、互いに端面
を摺動自在に結合でき、組み立て性が良好となり、第1
の継手体に第2および第3の継手体をが液密に接続でき
る。
【0039】請求項4記載の発明によれば、第1の継手
体の操作部を把持して回動させることにより第1および
第2の継手体との相対的な回動により第2の継手体の曲
り角度を調節できるとともに第1および第3の継手体の
相対的な回動により第2の継手体の向きの調整が容易と
なる。
【0040】請求項5記載の発明によれば、第1の継手
体に第2および第3の継手体が抜け外れることなく確実
に回動可能に接続され、外観性も良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す自在管継手の縦断
正面図である。
【図2】同上自在管継手に曲りをつけた状態を示す縦断
正面図である。
【符号の説明】
1 第1の継手体 12,32 接続口 3,13 傾斜面 4,35 被嵌合径大部 5,38 鍔部 6,36 Oリング 7,37 環状溝 11 第2の継手体 14,34 段部 15,40 嵌合径大部 16,41 Oリング摺動面 17,42 係合摺動面 18,44 係止爪 19,20 直線面の内周面 31 第3の継手体 33,39 垂直面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の継手体と、この第1の継手体に互
    いに端面を摺動可能に接合する第2の継手体と、前記第
    1の継手体に互いに端面を摺動可能に接合する第3の継
    手体とを備え、 前記第1、第2および第3の継手体のうち、この第1の
    継手体と第2の継手体との互いに接合する端面をそれぞ
    れ略同一角度の傾斜面とするとともに、前記第1の継手
    体と第3の継手体との互いに接合する端面をそれぞれ垂
    直面としたことを特徴とした自在管継手。
  2. 【請求項2】 第1の継手体と第2の継手体との互いに
    接合する傾斜面とした端面開口部は、傾斜面に対して直
    角方向から見た長径を短径に合せた真円とし、長径から
    短径までの間の端面から第1および第2の継手体の内周
    面に対してそれぞれ緩い曲線または直線面で結んだこと
    を特徴とした請求項1記載の自在管継手。
  3. 【請求項3】 第1の継手体は、一端面の垂直面と他端
    面の傾斜面とに沿ってそれぞれ外周に環状の被嵌合径大
    部を形成し、この両被嵌合径大部の外周面にそれぞれ環
    状の鍔部を形成するとともにOリングを嵌着する環状溝
    を形成し、 第2の継手体は、一端部に接続口を形成するとともに他
    端部に前記第1の継手体の傾斜面と略同一角度の角度に
    傾斜した傾斜面に沿って外方に突出した段部を介して前
    記第1の継手体の被嵌合径大部を嵌合する環状の嵌合径
    大部を突出形成し、この嵌合径大部の内周面を前記第1
    の継手体の環状溝に嵌着したOリングが摺動するOリン
    グ摺動面とするとともにこのOリング摺動面よりも径大
    の係合摺動面を形成し、かつ、この係合摺動面の開口端
    側に前記第1の継手体の鍔部に係合する係止爪を突設
    し、 第3の継手体は、一端部に接続口を形成するとともに他
    端部に前記第1の継手体の端面の垂直面に合せた端面に
    沿って外方に突出した段部を介して前記第1の継手体の
    被嵌合径大部を嵌合する環状の嵌合径大部を突出形成
    し、この嵌合径大部の内周面を前記第1の継手体の環状
    溝に嵌着したOリングが摺動するOリング摺動面とする
    とともにこのOリング摺動面よりも径大の係合摺動面を
    形成し、かつ、この係合摺動面の開口端側に前記第1の
    継手体の鍔部に係合する係止爪を突設したことを特徴と
    した請求項1または2記載の自在管継手。
  4. 【請求項4】 第1の継手体の外周面に回動用の操作部
    を形成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の自在管継手。
  5. 【請求項5】 第2および第3の継手体に形成した係止
    爪は環状に形成したことを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載の自在管継手。
JP7215630A 1995-08-24 1995-08-24 自在管継手 Pending JPH0960777A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7215630A JPH0960777A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 自在管継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7215630A JPH0960777A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 自在管継手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0960777A true JPH0960777A (ja) 1997-03-04

Family

ID=16675593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7215630A Pending JPH0960777A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 自在管継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0960777A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100486366B1 (ko) * 1997-04-24 2005-08-11 하드 슈쯔 아이엔시 관절식압력도관
JP2019132208A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 トヨタ紡織株式会社 樹脂製パイプ部材
CN113217727A (zh) * 2021-05-17 2021-08-06 师海荣 一种可变形的异径管

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100486366B1 (ko) * 1997-04-24 2005-08-11 하드 슈쯔 아이엔시 관절식압력도관
JP2019132208A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 トヨタ紡織株式会社 樹脂製パイプ部材
CN113217727A (zh) * 2021-05-17 2021-08-06 师海荣 一种可变形的异径管

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06123390A (ja) 迅速な管連結器およびその連結方法
JP2005519251A (ja) 二つの半部からなる連結器
US5667251A (en) Universal waste water outlet coupling
JP2001227691A (ja) コネクタ装置
US4784412A (en) Molded fluid conduit fitting with integral swivel nut
US20070007763A1 (en) Adaptor fitting
EP1669658B1 (en) Connection sleeve for pipe branches
JPH07145889A (ja) 自在継手の構造
JPH0960777A (ja) 自在管継手
GB2181806A (en) Swivel pipe connections
US4355828A (en) Universal plastic flange for connecting urinals to drain pipes
JP3510276B2 (ja) サドルt形アセンブリ
JP2594373B2 (ja) 排水桝
US4747622A (en) Pipe connection
JP3633677B2 (ja) 自在管継手
JPH0645748Y2 (ja) 自在継手
JPH0960778A (ja) 自在管継手
EP0819879B1 (en) Non-orienting multiple bore hub
JPH04266687A (ja) 自在管継手
GB2158172A (en) Pipe joints
JPH0315909Y2 (ja)
JPH05214737A (ja) 掃除口および掃除口用アダプタ
JP2829496B2 (ja) 塩ビ製小口径マンホール等に用いる自在継手
JP2549749Y2 (ja) 管継手
JPH0518484A (ja) 自在管継手

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050831

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060111