JPH095892A - 焼付装置 - Google Patents

焼付装置

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JPH095892A
JPH095892A JP7158024A JP15802495A JPH095892A JP H095892 A JPH095892 A JP H095892A JP 7158024 A JP7158024 A JP 7158024A JP 15802495 A JP15802495 A JP 15802495A JP H095892 A JPH095892 A JP H095892A
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Yutaka Nabeya
豊 鍋谷
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼付装置前面に連動して開閉する第1カバー
及び第2カバーとを設け、1つのカバーのみを大きく開
閉しなくても大きな開口が得られるようにする。 【構成】 第1カバー3に対し第2カバー4を開閉自在
に設けるとともに、第1カバー3が開くと続いて第2カ
バー4が開くように連動する機構を設けた。この連動機
構では、第2カバー4と移動当接部材33とをワイヤー
31で接続し、第1カバー3に固定したプーリ30を支
点に前記第2カバー4と移動当接部材33とが相反して
上下動する。移動当接部材33は第1カバー3が上方に
スライドすると固定カバー2に設けた固定当接部材36
に当接する。このまま第1カバー3が上昇することで第
2カバー4もワイヤー31により引っ張られて上方にス
ライド移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光材料と原版フイル
ムとを焼付台と透光枠との間において真空密着して焼付
を行う焼付装置に関し、特に焼付台及び透光枠を覆うカ
バーを有する焼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光材料と原版フイルムとを焼付台上で
重ね合わせて焼付を行う焼付装置には、例えば特開平3
−80253号公報に記載のベルト搬送式多面焼付機が
ある。このベルト搬送式多面焼付機では、その内部にお
いて透光枠が焼付台に対して開閉自在な状態で焼付台と
透光枠とを覆うような遮光カバーが設けられている。こ
の遮光カバーは、感光材料上に塵埃などが付着して焼き
ぼけが生じることを防ぐための防塵用であり、また光源
からの紫外線が作業者等に達しないように紫外線光を遮
光するための遮光用でもある。従って、上記のような遮
光カバーを設けることは作業品質や安全性の面で有効で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記遮
光カバーは焼付台の全部を覆うために焼付台上に大きな
サイズの印刷版等を載置する場合には、前記遮光カバー
に大きな開閉部を設ける必要があった。前記公報に記載
のベルト搬送式多面焼付装置においても、開閉部として
前記遮光カバーの前面に上下方向にスライド開閉する前
扉が備えられている。印刷版の載置などの作業を効率よ
く行うためには、この前扉を大きく開放することが望ま
しい。特に前扉が前面に突出部を有する形状である場
合、例えば、本発明の実施例を適用する装置として後に
説明される図1の第2カバー4のような突出部を有する
場合、この突出部が作業者の邪魔にならないようにしよ
うとすると、さらに高くに前扉を退避させる必要があっ
た。そのため、より大きく前扉を開閉しようとした場
合、装置の上方に前扉が突出するスペースが大きくな
る。すなわち装置の稼働状態における高さ寸法が大きく
なるという欠点がある。一方、開閉カバーを大きくスラ
イドさせるためには駆動機構も大きくなる。例えば前記
公報の従来装置ではエアーシリンダーによりワイヤーを
駆動して前扉を開閉しているため、前扉を大きくスライ
ドさせるためには前記エアーシリンダーのストロークを
大きくしなければならない。従って、機構が大型化する
とともに、機構のレイアウト等が容易に行えないという
問題も生じる。
【0004】本発明では、装置の上方にカバーが突出す
るスペースを小さくし、かつ駆動手段もあまり大きくし
ないで、カバーの開閉量を大きくすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の第1に係る焼付装置は、感光材料と原版フイ
ルムとを重ね合わせて載置する焼付台と、透光部を有
し、焼付台に対し開閉する透光枠と、前記透光部を通し
て露光を施し原版フイルムの画像を感光材料上に焼き付
ける光源と、前記透光枠がその内部で開閉自在なように
前記焼付台と透光枠とを覆う固定カバーとを備える焼付
装置であって、前記固定カバーに対して上方にスライド
して開く第1カバーと、前記第1カバー上にさらに開閉
可能に設けられた第2カバーと、前記第1カバーまたは
第2カバーのいずれか一方を開き、それにともない続い
て他方のカバーを連続して開くように、前記第1カバー
及び第2カバーを開閉制御する開閉機構とを有する。
【0006】また本発明の第2に係る焼付装置は、前記
開閉機構が、前記第1カバーをスライド開閉する駆動手
段と、前記第1カバーの開く上方位置で固定カバーに固
設された固定当接部材と、前記駆動手段により第1カバ
ーが開く際に、前記固定当接部材と当接するように前記
第1カバーに対し上下移動自在に設けられた移動当接部
材と、前記移動当接部材と前記第2カバーとを連結し、
前記移動当接部材の第1カバーに対する降下に応じて前
記第2カバーを開くように連動する連動部材とを有す
る。
【0007】
【作用】本発明の第1に係る焼付装置では、第1カバー
と第2カバーと開閉機構とを有する。そして第2カバー
は第1カバー上に、さらに開閉するように設けられてい
る。この焼付装置では、まず第1カバーまたは第2カバ
ーのいずれか一方が前記開閉機構により開く。これに続
いて他方のカバーが前記開閉機構により連続して開く。
本発明では開閉するカバーを第1カバーと第2カバーに
分けたので1個のカバーを大きく開かなくても大きな開
口が得られる。すなわち第1カバーのみを大きくスライ
ドさせて開く必要が無く、従来のような問題が発生しな
い。
【0008】本発明の第2に係る焼付装置では、前記開
閉機構が駆動手段と、固定当接部材と、移動当接部材
と、連動部材とからなる。本焼付装置では、まず駆動手
段が第1カバーを開放する。第1カバーが開放する際
に、第1カバーに上下移動自在に設けられた移動当接部
材が、固定カバーに固設された固定当接部材に当たる。
このまま第1カバーが開いていくと、移動当接部材は固
定当接部材に当たって第1カバーに対して相対的に押し
下げられる。このため移動当接部材と連動部材により連
結された第2カバーが第1カバーに対して開く方向に動
く。本装置では、従来と同じように第1カバーのみを駆
動手段により開くだけで、第2カバーも追従して開くこ
とができる。従って第2カバーを開く駆動手段を別個に
設ける必要が無い。また第1カバーと第2カバーとを容
易に連続して開閉することができる。
【0009】
【実施例】
〔実施例1〕図1は、本発明に係る焼付装置であるベル
ト搬送式多面焼付装置の斜視図、図2はその側面から見
た断面図である。まず図1において、ベルト搬送式多面
焼付装置は、後述する焼付台や透光枠を内部に保持する
本体フレーム1と、この本体フレーム1上に固定された
固定カバー2と、固定カバー2の前面に上下方向にスラ
イド開閉自在に設けられた第1カバー3と、第1カバー
3に対し開閉自在に設けられた第2カバー4と、前記固
定カバー2の上部に配置された光源5とを有する。な
お、6は本装置を操作するための操作パネル、7は固定
カバー2の内部を観察するために第2カバー4に設けら
れた開口部に紫外線を遮断し可視光を透過する透光部材
をはめ込んだ窓部である。
【0010】次に図2において、10は感光材料を載置
するための焼付台であり、上面に弾性シート部材を貼り
付けた板厚5mm程度のアルミボードからなる。この焼付
台10には感光材料や原版フイルムを位置決めするため
に台上に出没可能な位置決めピンや感光材料や原版フイ
ルムを吸着保持するための吸着手段等(いずれも図示し
ない)が設けられている。11は前記焼付台10を支持
し、図示しない昇降手段により図2のY方向に上下動す
るベース台である。このベース台11の上下動により焼
付台10が後述する搬送ベルトに対して上下動する。
【0011】12はガラス板を保持し、エアーシリンダ
ー13の動作により前記焼付台10に対して開閉する透
光枠である。透光枠12下面のガラス板周囲には図示し
ないゴム製のパッキング部材が設けられており、この透
光枠12を焼付台10上に閉止し、かつ図示しない真空
手段により透光枠12と焼付台10と前記パッキング部
材とで形成される空間を真空排気することで焼付台10
上の原版フイルムと感光材料とを真空密着することがで
きる。
【0012】14は、原版フイルムを粘着テープ等で貼
着し、貼着した原版フイルムを焼付台10上の感光材料
に対し位置決めするための搬送ベルトであって、ベース
台11の左右両脇に1つずつ設けられたドラムプーリ1
5に掛け回されて焼付台10とベース台11とを囲うよ
うに設けられた薄いスチール製のベルトからなる。搬送
ベルト14は前記ドラムプーリ15の回転方向に沿って
本装置の左右方向(図2では紙面に垂直な方向)に図示
しない駆動手段により移動する。またドラムプーリ15
は搬送ベルト14を掛け回した状態で、図のX方向に図
示しない駆動手段により移動するようにも構成されてい
る。従って搬送ベルト14に貼着された原版フイルムは
焼付台上の任意の位置に位置決めすることができる。な
お原版フイルムを搬送ベルト14にて搬送し位置決めす
る際は、前記焼付台10が下降して原版フイルムと焼付
台との間に隙間を設けるとともに、装置前方側から図示
しないエアーノズルによりエアーを吹いて原版フイルム
を焼付台10より浮上させて行う。そして搬送ベルトの
移動が終われば、上述したエアーの吹き付けを停止する
とともに、前記焼付台10を上昇させて原版フイルムを
焼付台上に位置決めする。
【0013】本実施例の主要部のひとつである第1カバ
ー3は、固定カバー2の前面開放部分に、上下方向(図
のS方向)にスライド開閉可能に設けられている。また
第2カバー4は第1カバーに対し同S方向にスライド開
閉するように設けられている。
【0014】なお16は原版フイルムを搬送ベルト14
に対し供給・排出する搬送手段、17は予め複数の原版
フイルムを積載しておく供給台、18は作業の終わった
原版フイルムを排出するための排出台、19は供給台及
び/または排出台として共用する共通台である。これら
については、特願平7−44442号出願明細書等に詳
細があるので、ここでは省略する。
【0015】次に前記第1カバー及び第2カバーの構造
及び動作について説明する。図3および図4は本発明に
係る焼付装置の第1カバー3及び第2カバー4の閉鎖状
態と開放状態とを示す斜視図、図5は第1カバーの駆動
部分の構造を示す図である。図において第1カバー3
は、下方に切り欠け状の開口部分20を有する略コの字
形状の板状部材からなる。一方、第2カバー4は、前記
第1カバー3の開口部20に対しスライド開閉するよう
に取り付けられた前面に凸形状の箱形部材からなる。
【0016】まず図5を用いて第1カバー3を開閉する
構造について説明する。図において21は第1カバー3
を開閉するためのエアーシリンダー、22はエアーシリ
ンダー21により伸縮するロッド、23はロッド22の
先端に固設され、ロッド22の動きに従動する2個の駆
動プーリである。この駆動プーリ23には各々ワイヤー
24が掛け渡されており、この各ワイヤー24の一端は
固定具25に固定され、他端は各々プーリ26及びプー
リ27を介して接続具28により第1カバー3に接続さ
れている。なおエアーシリンダー21、固定具25、プ
ーリ26、27は図示しない手段により固定カバー2に
支持されている。
【0017】この実施例ではエアーシリンダー21が図
のようにLだけロッド22を伸縮すれば、ワイヤー駆動
により第1カバー3は2L分だけ上下動する。なお第1
カバー3の開閉については、上記の構造に限定されるこ
となく、その他の手段・構造を採用しても良い。
【0018】次に図3及び図4を用いて第2カバー4を
開閉する構造について説明する。30は第1カバー3裏
面の上方側に回転可能に固設されたプーリで、このプー
リ30に掛け渡されたワイヤー31は、一端を接続具3
2により第2カバー4の下方に接続され、他端を移動当
接部材33に接続されている。前記接続具32は第2カ
バー4に固設された金属部材であり、図示しないスライ
ド支持手段により前記第1カバー1に対し上下方向にス
ライド移動するように構成されている。また移動当接部
材33は、例えば金属製のブロック体であって、第1カ
バー3の裏面側に設けられたレール部材34に沿って上
下移動可能に設けられている。従って、前記ワイヤー3
1を介しプーリ30を支点に第2カバー4と移動当接部
材33が相反する方向に上下移動するように構成されて
いる。そして移動当接部材33に何も力が働いていない
状態では、第2カバー4はその重量により下方に位置
し、これにともない移動当接部材33は上方に位置す
る。なお第2カバー4の最下方位置は第2カバー4の下
端が第1カバー3の下端と同一の高さになるように設定
されている。すなわち前記接続具32の降下を規制する
規制部材35が第1カバー3裏面の下方に設けられてい
るので、これよりも下方に第2カバー3は移動しない。
【0019】なお図3及び図4では、簡略のため、上記
プーリ30、ワイヤー31、接続具32、移動当接部材
33、及びレール部材34が各々1つづつしか記載され
ていないが、これらは第2カバー4の左右に各1組づつ
設けられているものである。
【0020】一方、固定カバー2には、第1カバー3が
開閉する方向の上方位置に固定当接部材36が固設され
ている。この固定当接部材36は、例えば第1カバー3
の左右方向に沿って設けられた金属板からなり、第1カ
バー3が開く際に前記移動当接部材33と当接する位置
に設けられている。
【0021】次に前記第2カバー4が開放する様子を図
6(A)〜(C)を用いて説明する。なお図6(A)〜
(C)は、前記焼付装置の第2カバー4付近の側断面を
示す図である。まず図6(A)は第1カバー3及び第2
カバー4のどちらも閉鎖している状態である。この状態
から第1カバー3を上方に開いていくと、図6(B)の
ように移動当接部材33が、固定当接部材36に当接す
る。この状態から、さらに第1カバー3を開くと、移動
当接部材33は固定当接部材36により、これ以上上昇
しないので、プーリ30を支点にワイヤー31が引っ張
られて、図6(C)のように第2カバー4が第1カバー
3に対して開く。すなわち図6(A)から図6(B)ま
では第1カバー3のみが開放動作を行い、図6(B)か
ら図6(C)までは第1カバー3の開放動作に基づき第
2カバー4も続いて開放動作を行うものであり、この時
の第2カバー4の焼付装置に対する開閉スピードは第1
カバー3の2倍の速さで行われることになる。第2カバ
ー4のように外方向に突出した形状のカバーが作業者の
手元で上昇し開放する場合は、例えば作業者が突出部分
で顎等を打たないように安全のため緩やかに開閉するこ
とが好ましいが、相反して開閉スピードが遅いと作業性
が悪くなることが考えられる。本実施例では、第2カバ
ー4が作業者が顎等を打たない上方位置に達してから、
高速に開くようになっているので、安全上好ましい。
【0022】なお、この第2カバー4の閉鎖は上述した
開放動作の逆の動作で行われるものであるから説明は省
略する。
【0023】〔実施例2〕実施例1では、第2カバーは
第1カバーと同様に上方へスライドして開閉したが、こ
の実施例2では、第2カバーを前後方向に回動して開閉
する。図7及び図8は各々実施例2における第2カバー
の閉鎖状態及び開放状態を示す図である。図において、
40は実施例2における第1カバーであり、その前部に
は箱形状の突出部41を有し、この箱形状の突出部41
の前面には開閉可能な第2カバー42を有する。この第
2カバー42は上端部を第1カバー40に軸支してお
り、下端側が装置内の方向に回動するように構成されて
いる。次に43は第1カバー40裏面の上方部に回転可
能に設けられたプーリ、44は同第1カバー40の箱形
状の突出部41の裏面側壁に設けられたプーリである。
45は、プーリ43及び44に掛け回されたワイヤーで
あり、一端が移動当接部材46に接続され、他端が第2
カバー42に接続されている。すなわち実施例1と同様
に第2カバー42はワイヤー45により各プーリ43、
44を介して移動当接部材46に接続されているので、
移動当接部材46を第1カバー40に対して相対的に押
し下げると第2カバー42がワイヤー45により引っ張
られて開放する。なお図9に示されているように、第1
カバー41と第2カバー42との連結部にはバネ50が
設けられており、移動当接部材46(図7および図8)
に何も力が加えられない場合は、常時図9の「閉」の図
のように閉鎖状態に付勢されている。
【0024】一方、第1カバー40が開く上方位置にお
いて、固定カバー2には固定当接部材47が設けられて
いる。この固定当接部材47は、実施例1と同じように
第1カバー40が開放する際に前記移動当接部材46と
当接する位置に設けられている。
【0025】この実施例2の開閉構造においても第1実
施例とほぼ同じ動作である。すなわち第1カバー40が
開く際に前記移動当接部材46が固定当接部材47に当
接し、第1カバー40が上昇することでワイヤー45が
引っ張られ第2カバー42が開く。なお第2カバー42
の閉鎖動作も上述した開放動作と逆の手順であるため、
この説明は省略する。
【0026】〔他の実施例〕上記実施例では第1カバー
を先に開き、それに伴って第2カバーが連続して開くよ
うになっているが、その逆であってもよい。たとえば図
10(A)のように第2カバー4の下端に突起4Eを設
けておいた場合には、図10(B)のように第2カバー
4を開くとその突起4Eが第1カバー3の開口端部3E
に当接するため、さらに第2カバー4を押し上げること
によって、図10(C)のように第1カバー3を連続し
て開くことができる。
【0027】したがって、本発明の特徴は、「第1カバ
ーまたは第2カバーのいずれか一方を開き、それにとも
ない続いて他方のカバーを連続して開くような開閉機
構」として一般化できる。もっとも、操作性などからは
上記第1実施例や第2実施例ののように第1カバーが先
に開くようにすることが好ましい。
【0028】上記実施例では、第2カバーを開閉する連
動部材がワイヤーとプーリとによる構造になっている
が、他の手段、例えばエアー圧等で連動するものでもよ
い。
【0029】
【発明の効果】本発明の第1に係る焼付装置では、まず
第1カバーまたは第2カバーのいずれか一方が前記開閉
機構により開く。これに続いて他方のカバーが前記開閉
機構により連続して開かれる。従って1個のカバーを単
独で大きく開かなくても大きな開口を得ることができ
る。よってカバーを上方にスライドして開閉する場合で
も、装置上方に大きな稼働スペースを必要としない。ま
た例えばエアーシリンダーなどの駆動装置も大きな開閉
ストロークを有しない。従って駆動手段も小型のものが
使用でき、そのレイアウトも容易に行える。
【0030】本発明の第2に係る焼付装置では、従来と
同じように第1カバーのみを駆動手段により開くだけ
で、第2カバーも追従して開くことができる。従って第
2カバーを開く駆動手段を別個に設ける必要が無い。ま
た第1カバーと第2カバーとを容易に連続して開くこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の焼付装置の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の焼付装置の一実施例を示す側断面図で
ある。
【図3】実施例1における第1カバーと第2カバーの斜
視図である。
【図4】実施例1における第1カバーと第2カバーの斜
視図である。
【図5】実施例1における第1カバーの開閉構造を説明
する図である。
【図6】実施例1における第2カバーの開閉を説明する
図である。
【図7】実施例2の第1カバー及び第2カバーの斜視図
である。
【図8】実施例2の第1カバー及び第2カバーの斜視図
である。
【図9】実施例2の第1カバー及び第2カバーの連結部
の説明図である。
【図10】本発明の変形例の説明図である。
【符号の説明】
2 固定カバー 3 第1カバー(実施例1) 4 第2カバー(実施例1) 5 光源 10 焼付台 12 透光枠 21 エアーシリンダー 23 移動プーリ 24 ワイヤー 26 プーリ 27 プーリ 30 プーリ 31 ワイヤー 33 移動当接部材(実施例1) 36 固定当接部材(実施例1) 40 第1カバー(実施例2) 42 第2カバー(実施例2) 43 プーリ 44 プーリ 45 ワイヤー 46 移動当接部材(実施例2) 47 固定当接部材(実施例2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料と原版フイルムとを重ね合わせ
    て載置する焼付台と、透光部を有し、焼付台に対し開閉
    する透光枠と、前記透光部を通して露光を施し原版フイ
    ルムの画像を感光材料上に焼き付ける光源と、前記透光
    枠がその内部で開閉自在なように前記焼付台と透光枠と
    を覆う固定カバーとを備える焼付装置であって、 前記固定カバーに対して上方にスライドして開く第1カ
    バーと、 前記第1カバー上にさらに開閉可能に設けられた第2カ
    バーと、前記第1カバーまたは第2カバーのいずれか一
    方を開き、それにともない続いて他方のカバーを連続し
    て開くように、前記第1カバー及び第2カバーを開閉制
    御する開閉機構とを有することを特徴とする焼付装置。
  2. 【請求項2】 前記開閉機構が、 前記第1カバーをスライド開閉する駆動手段と、 前記第1カバーの開く上方位置で固定カバーに固設され
    た固定当接部材と、 前記駆動手段により第1カバーが開く際に、前記固定当
    接部材と当接するように前記第1カバーに対し上下移動
    自在に設けられた移動当接部材と、 前記移動当接部材と前記第2カバーとを連結し、前記移
    動当接部材の第1カバーに対する降下に応じて前記第2
    カバーを開くように連動する連動部材ととを有する請求
    項1に記載の焼付装置。
JP7158024A 1995-06-23 1995-06-23 焼付装置 Pending JPH095892A (ja)

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