JPH095885A - マイクロフィルム画像読取装置の制御方法 - Google Patents

マイクロフィルム画像読取装置の制御方法

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JPH095885A
JPH095885A JP7179652A JP17965295A JPH095885A JP H095885 A JPH095885 A JP H095885A JP 7179652 A JP7179652 A JP 7179652A JP 17965295 A JP17965295 A JP 17965295A JP H095885 A JPH095885 A JP H095885A
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JP7179652A
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Takao Furukawa
高夫 古川
Mitsunori Hashimoto
満則 橋本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/38Circuits or arrangements for blanking or otherwise eliminating unwanted parts of pictures

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキャナからホストコンピュータに転送する
画像のデータ量を少なくし、転送時間を短縮してバスの
空き時間(バスフリー)を長くし、画像データを格納す
るメモリ容量を少なくし、さらにプリントなどの出力の
ための黒枠除去処理も簡単にする。 【構成】 ホストコンピュータは画像読取範囲を含むウ
ィンドウ・パラメータをスキャナに送出し、前記スキャ
ナはこのウィンドウ・パラメータで設定された読取領域
のうち画像のみの画像領域を検出し、この画像領域の画
像データをこの画像領域のサイズを含む属性情報と共に
ホストコンピュータへ転送する。属性情報はヘッダ方式
によりデータ管理することができ、この属性情報にプリ
ンタなどに出力する際の出力位置を示す情報を含ませて
おくことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータか
ら指令されたコマンドに基づき、このコマンドで指定さ
れたコマをスキャナで検索しかつ読取ってホストコンピ
ュータへ転送するマイクロフィルム画像読取装置の制御
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロフィルムの画像読取装置は、ホ
ストコンピュータとスキャナとを備え、ホストコンピュ
ータからスキャナに送られるSCSI規格に基づくコマ
ンド(以下SCSIコマンドという)に基づいて目標と
するコマを検索した後、目標コマの画像を読取ってホス
トコンピュータに送出する。
【0003】すなわちホストコンピュータは、スキャナ
による画像読取りを指示する前に、まずスキャナに画像
を含むコマの範囲すなわち読取範囲をウィンドウ・パラ
メータとして設定する。このコマの範囲を例えばX−Y
座標系でm×nの画素数の範囲と設定する。スキャナは
このm×nの範囲の画像を読取ってホストコンピュータ
へ転送するものである。この転送は画像データの属性情
報と共に送られる。
【0004】この属性情報は画像の検索用キー、画像デ
ータの書式などを含み所定の様式に従って表の形式に作
られる。この属性情報はヘッダ方式あるいはディレクト
リ方式によって管理される。ヘッダ方式は属性情報を画
像データの一部と見なして両者を同一場所にメモリし一
度に転送する方式である。ディレクトリ方式は属性情報
を別個にファイルし画像データと切り離して記憶し管理
する方式である。
【0005】マイクロフィルムにおいては、コマの中に
原稿の画像とこれを囲む黒枠とが含まれる。すなわちネ
ガフィルムではポジにプリント出力した時に原稿の周り
が黒い枠となって出力される部分(以下黒枠という)と
があるからである。この黒枠は画像の読取りが不要であ
る。そこで従来はコマの全画像範囲(読取範囲)を予備
スキャンしてこの黒枠を検出し、その後この黒枠を除く
真の画像領域だけを本スキャンして読取り、ホストコン
ピュータに転送するものである。
【0006】図9は従来の画像データの転送方式の概念
を示す図である。この図で1はコマの全画像範囲すなわ
ち読取範囲でありm×nがそのサイズである。このサイ
ズ(m×n)はウィンドウ・パラメータとしてスキャン
に先行してホストコンピュータからスキャナに設定され
る。2は真の画像領域すなわち原稿の画像であり、(M
×N)の画素サイズを持つ。この画像領域2の外側3が
黒枠である。
【0007】スキャナでこの画像領域2が読取られる
と、スキャナではこの画像領域2の画像データを属性情
報と共にホストコンピュータに転送する。ここに用いる
属性情報はコマの読取範囲1のサイズ(m×n)を持つ
ため、スキャナのメモリはこのサイズ(m×n)のメモ
リ量を確保している。
【0008】このため転送される画像データは、真の画
像領域2の画像データ(M×N)の後に白色のデータを
入れてデータのサイズを(m×n)にして転送してい
た。従って図9に示すように真の画像領域2Aはコマの
全読取範囲1Aの原点(左上の隅)に移動され、それ以
外の領域を白色にした形式でホストコンピュータにメモ
リされていた。
【0009】
【従来技術の問題点】このように従来は、ウィンドウ・
パラメータで設定される領域(読取範囲)1Aよりも真
の画像領域2Aが小さいにもかかわらず、この真の画像
領域2A以外の領域(黒枠3に対応する)に白色のデー
タを入れて領域1Aと同じサイズ(m×n)の画像デー
タにして転送していた。
【0010】このため不要な白色のデータを転送するこ
とになり、転送時間が長くなり、ホストコンピュータと
スキャナとをつなぐバス(SCSIインターフェース)
の空き時間が短くなる。またホストコンピュータ側で画
像データを格納するメモリの容量も大きくなる問題があ
る。さらにこのホストコンピュータ側に読込んだ画像デ
ータには黒枠を白に書き換えたデータが含まれているか
ら、プリンタなどに出力する場合にはこの黒枠に対応す
るデータを除去する処理が必要になるという問題もあ
る。
【0011】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、スキャナからホストコンピュータに転送す
る画像のデータ量を少なくし、転送時間を短縮してバス
の空き時間(バスフリー)を長くし、画像データを格納
するメモリ容量を少なくし、さらにプリントなどの出力
のための黒枠除去処理も簡単にすることができるマイク
ロフィルム画像読取装置の制御方法を提供することを目
的とする。
【0012】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、検索したコ
マをラインセンサで読取るスキャナがホストコンピュー
タに結合され、ホストコンピュータから指令されたコマ
をスキャナで検索し読取った後、ホストコンピュータに
送出するマイクロフィルム画像読取装置の制御方法にお
いて、前記ホストコンピュータは画像読取範囲を含むウ
ィンドウ・パラメータをスキャナに送出し、前記スキャ
ナはこのウィンドウ・パラメータで設定された読取領域
のうち画像のみの画像領域を検出し、この画像領域の画
像データをこの画像領域のサイズを含む属性情報と共に
ホストコンピュータへ転送することを特徴とするマイク
ロフィルム画像読取装置の制御方法、により達成され
る。
【0013】ここに属性情報はヘッダ方式によりデータ
管理することができ、この属性情報にプリンタなどに出
力する際の出力位置を示す情報を含ませておくことがで
きる。
【0014】
【実施例】図1は本発明を適用した一実施例の外観図、
図2はこの装置の全体構成を示す図、図3はスキャナの
斜視図、図4は動作流れ図、図5は本発明の転送方式を
示す概念図、図6は動作手順を説明する図、図7はウィ
ンドウ・パラメータの構成を示す図、図8は画像データ
のヘッダ構成を示す図である。
【0015】図1、2で符号10はホストコンピュータ
(HOST)であり、パソコン(パーソナルコンピュー
タ)やワークステーションで構成される。12はキーボ
ード、14はプリンタであり、このホストコンピュータ
10に接続されている。16はスキャナであり、マイク
ロフィルムの検索と画像の読取り(スキャン)とを行う
ものである。このスキャナ16は後記MIS24の中に
収容されている。
【0016】このスキャナ16は、SCSI規格に基づ
いたバス(BUS)18によってホストコンピュータ1
0に接続されている。すなわちSCSIインターフェー
スによって接続されている。スキャナ16はマイクロフ
ィルム・コントロール・ユニット(略してMCUとい
う)20と、ロールフィルム・リトリーバル・ユニット
(略してRRUという)22とを持つ。
【0017】MCU20はマイクロコンピュータを持
ち、RRU22の検索動作をコントロールすると共に、
検索したコマの画像をラインセンサを移動させることに
よって読取り、DRAMなどのメモリ20Aに記憶させ
る。RRU22はロールマイクロフィルムを送り希望の
コマを検索するものである。
【0018】24はマイクロフィルム・インストール・
システム(略してMISという)であり、多数のマイク
ロフィルム・カートリッジを収容すると共に、希望のカ
ートリッジを選出してスキャナ16のRRU22に装填
するものである。ここにMIS24は、MCU20が検
索すべきコマを含むカートリッジを指定した時に、対応
するカートリッジがRRU22に装填されていない時に
作動して、対応するカートリッジに交換するものであ
る。
【0019】MIS24の四角形のケース50には、カ
ートリッジ収納棚52が収容されている。このカートリ
ッジ収納棚52は多数のカートリッジ54を前面から出
し入れ可能に収容する。またこのケース50の4辺に沿
ってガイドレール56(56a〜d)がそれぞれ固定さ
れ、対向する2本のガイドレール56a、56cに水平
レール58が案内されて上下動する。また他の対向する
2本のガイドレール56b、56dには垂直レール60
が案内されて左右方向へ移動する。
【0020】これら水平レール58と垂直レール60と
は互いに直交しながら上下動および左右動し、その交叉
部にカートリッジ搬送部62が両レール58、60に対
しスライド可能に取付けられている。水平レール58は
ガイドレール56aの両端付近に位置する一対のプーリ
に張られたベルト64に固定されている。垂直レール6
0はガイドレール56dの両端付近に位置する一対のプ
ーリに張られたベルト66に固定されている。ベルト6
4、66は、一方のプーリに連結されたモータ68、7
0によって走行し位置決めされる。
【0021】この結果モータ68、70により水平・垂
直レール58、60を独立に移動させることにより、カ
ートリッジ搬送部62を適宜の位置に移動させることが
できる。カートリッジ収納棚52およびスキャナ16は
このカートリッジ搬送部62の可動範囲内に位置する。
すなわちスキャナ16はこの可動範囲の右下隅に位置す
る。
【0022】カートリッジ搬送部62は、カートリッジ
収納棚52から所定のカートリッジ54を取込んでスキ
ャナ16に搬送し、また検索が終ったカートリッジをス
キャナ16から取り込んでカートリッジ収納棚52の所
定位置に戻す。
【0023】次にスキャナ16の構造を図2を用いて説
明する。このスキャナ16は前記のようにMCU20と
RRU22とを持つ。スキャナ16は縦長の筐体72を
持ち、この筐体72内に前記MCU20とRRC22と
が収容されている。MCU20はマイクロコンピュータ
からなり、筐体72の底部に収容されている。以下RR
C20について説明する。
【0024】筐体72内の前部上方に供給側リール駆動
部74が、前部下方に巻取り側リール駆動部76が配設
されている。供給側リール駆動部74は、カートリッジ
挿入口78にカートリッジ54が挿入されると、カート
リッジ34を自動的に移動させて回転軸にリールを係合
させる。またフィルム80の先頭を引き出して下方へ送
り、巻取り側リール駆動部76の巻取りリール82に導
く。
【0025】ここにフィルム80は、各リール駆動部7
4、76の間隙の後側すなわち筐体72の前からみて奥
側を通る。従ってこの間隙と筐体72の正面パネルとの
間に空間が形成され、ここに光源ランプ84、コンデン
サーレンズ86が収容される。
【0026】筐体72内には、コマの投影画像をライン
センサで読取るためのラインセンサ駆動部88が収容さ
れている。ラインセンサ駆動部88は投影レンズ90と
一体化されている。すなわち、ラインセンサ駆動部88
のケースには、投影レンズ90を保持する筒部92が一
体形成されている。この筒部92に保持される投影レン
ズ90は固定焦点で約2倍の倍率を持つ。
【0027】ケースには筒部92に対向するように可動
台94が取付られている。すなわちこの可動台94は、
ケースに固定した一対のガイドロッドに摺動自在に保持
され、筒部92の開口付近を光軸96に直交する方向へ
往復動可能である。
【0028】ケースには可動台94の往復方向と平行
に、プーリ98、100に巻き掛けたベルト102が設
けられ、このベルト102に可動台94の一側が固定さ
れている。また一方のプーリ100はステッピングモー
タ104により駆動される。この結果ステッピングモー
タ104を正逆転させることによって、可動台94を光
軸96に直交する平面上で往復動させることができる。
【0029】可動台94には、可動台94の往復方向に
直交する方向に、CCDラインセンサ106が固定され
ている。CCDラインセンサ106の受光面は、投影レ
ンズ90の投影画像の結像面に一致させるのは勿論であ
る。
【0030】なおこのRRC22には、フィルム80に
予め付された検索用のブリップを検出するブリップ検出
手段(図示せず)が取付けられている。すなわちブリッ
プの走行軌跡を挟んでフィルム80を挾む発光素子およ
び受光素子によりブリップをカウントするものである。
MCU20はこのブリップをカウントすることにより目
標とするコマを求めるものである。
【0031】検索に先行してホストコンピュータ10は
「SET・WINDOU」コマンドをバス18を介して
MCU20に送出し、ウィンドウ・パラメータを設定す
る(図6のステップ200)。このウィンドウ・パラメ
ータは例えば図7に示すように構成されている。すなわ
ちウィンドウ識別子、XおよびY軸の解像度すなわち画
素数、XおよびY軸の左上オフセット量すなわち原点、
ウィンドウ幅すなわちコマの読取範囲(図9、5の領域
1、1Aに対応する)、輝度、しきい値などが設定され
る。
【0032】MCU20はこのパラメータに基づき、メ
モリ20Aに記憶領域を確保する等の所定の処理を行
う。これらの処理が終るとコンプリート信号がバス18
を介してホストコンピュータ10に送られ(ステップ2
02)、ホストコンピュータ10は次に「SCAN」コ
マンドをMCU20に送出する(図5のステップ20
4)。
【0033】この「SCAN」コマンドは検索するコマ
のアドレスを含む。MCU20はこのコマンドを受ける
と直ちに検索を行う(ステップ206)。すなわちRR
U22を作動させてフィルムを送り目標コマを選出させ
る。RRU22に装填されたマイクロフィルムカートリ
ッジに目標コマが無い時には、MIS24に信号を送
り、これを含むカートリッジに交換させる(ステップ2
08)。すなわちフィルムをカートリッジに巻き戻して
から新しいカートリッジに入れ換える。
【0034】目標コマの検索が終るとMCU20はウィ
ンドウ・パラメータとして設定されたコマの全読取範囲
1を読取り、黒枠3を検出する(予備スキャン、ステッ
プ210)。この黒枠3の座標はメモリ20Aに入力さ
れる。この内容は属性情報として図8に示すヘッダHD
あるいはフッタFTに書き込まれる。
【0035】このヘッダHDは図8に示すように、ヘッ
ダ識別子、XおよびY軸画像幅mおよびn、その他の属
性情報を含む。この実施例では画像データの後にフッタ
FTを設け、ここに黒枠3を示すデータ、すなわち真の
画像領域2のサイズ(M×N)を入れた。なおこのサイ
ズ(M×N)はヘッダHDの中に入れておいてもよいの
は勿論である。
【0036】その後MCU20は再びラインセンサを移
動(スキャン)させて真の画像範囲2を読取りながら、
順次その画像信号をメモリ20Aに記憶させる(本スキ
ャン、ステップ212)。すなわち黒枠3をマスキング
して画像2を読取る。このスキャン動作が完了し画像読
取りが終ると、MCU20はコマンドコンプリート信号
をバス18を介してホストコンピュータ10に送出する
(ステップ214)。
【0037】ホストコンピュータ10では、このコマン
ドコンプリート信号を受けると次に「READ」コマン
ドを送る(ステップ216)。MCU20はこの「RE
AD」コマンドを受けてメモリ20Aに記憶されたヘッ
ダHDと画像領域12の画像データとフッタFTを、バ
ス18を通してホストコンピュータ10に転送する(ス
テップ218)。このデータ転送が完了するとコマンド
コンプリート信号がホストコンピュータ10に送られ、
ホストコンピュータ10は次のコマ検索に入る(ステッ
プ220)。
【0038】以上の動作を繰り返すことによって多数の
コマを順に検索しその画像の読取りを行い、ホストコン
ピュータ10に送る。そしてホストコンピュータ10で
所定の画像処理を施し(図4のステップ222)、プリ
ンタ14にプリント出力させる(ステップ224)。ま
たこの画像データは他のコンピュータや光磁気ディスク
などの記憶媒体などに転送してもよい。
【0039】この実施例では、真の画像領域2の画像デ
ータは、M×Nのデータサイズを持ち、この画像データ
の前後にヘッダHDおよびフッタFTを追加して1つの
データとして転送する。このため黒枠3(図5参照)を
白色に書き換えたり、そのデータを転送する必要がな
い。このため転送データが少なくなり、転送によるバス
18の占有時間が短くなる。
【0040】M×Nの画像データサイズは、ヘッダ方式
の場合にはこのようにヘッダHDやフッタFTに入れる
ことができるが、ディレクトリ方式の場合には画像デー
タと別に送る属性情報のファイルに含ませて転送すれば
よい。本発明はこのようなものを含む。
【0041】この発明では真の画像領域2のデータサイ
ズ(M×N)を示す属性情報を、この領域2の画像デー
タと共にホストコンピュータ10に転送するが、このデ
ータサイズを示す属性情報と共にあるいはこれに代えて
他の属性情報を設定しておいてもよい。ここに設定可能
な属性情報としては種々考えられる。
【0042】例えば第1の例は、プリント出力する場合
の画像2のプリント位置を示す情報(画像の出力位置情
報)を設定するものである。この情報を設定することに
より画像をプリント用紙の適正位置にプリントさせるこ
とが可能になる。第2の例は、エッジ強調のためにアン
シャープドマスク法を用いる場合に、ここに用いるマス
クの強度パラメータをこの属性情報として設定するもの
である。
【0043】第3の例は、画像の階調表現を制御するた
めのルックアップテーブルのカーブパラメータをこの属
性情報として設定するものである。ここにルックアップ
テーブルは、横軸に画素の濃度(入力)を縦軸に変換し
た濃度(出力)をそれぞれ設定し、両濃度間の変換特性
を定めるものであり、カーブパラメータはこの変換特性
曲線を決めるものである。第4の例は、マスクサイズパ
ラメータを設定するものである。このマスクサイズは、
空間フィルタリングによる画像処理を行う際の判定領域
を決めるものである。
【0044】第5の例は、読取った画像の高濃度側およ
び低濃度側の一定濃度領域の濃度を一定値に固定するた
めの領域指定パラメータをこの属性情報として設定する
ものである。第6の例は、読取った多値階調の画像デー
タを2値諧調の画像データとしてディザ処理する場合
に、ここに用いるディザパターンのパラメータを属性情
報としてここに設定するものである。
【0045】第7の例は、自動で露光量を測定し露光量
を自動調整するAE測光の場合に、2値化のためのスラ
イスレベル(しきい値)を属性情報としてここに設定す
るものである。すなわちAE測光では、地図や古文書な
ど原稿の種類によって露光量が大きく変化するため、多
値濃度データとして読取った画像を2値化する際に用い
るスライスレベルも大きく変化させる必要が生じるので
ある。そこで露光量などに応じてスライスレベルを変化
させるためのパラメータをここに設定するものである。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、スキャ
ナで黒枠を検出し、真の画像領域のデータサイズを含む
属性情報と共に真の画像領域の画像データをホストコン
ピュータに転送するから、転送するデータが少なくな
り、転送時間が短くなる。このため転送におけるバスの
占有時間が短くなり、このバスにより他のデータを転送
するのに都合が良い。
【0047】またメモリする画像データ量が少ないので
メモリ容量を小さくすることができる。さらにホストコ
ンピュータでは転送されたデータから黒枠除去などの画
像処理を行う必要がなくなり、処理が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施例の外観図
【図2】この装置の全体構成を示す図
【図3】スキャナの斜視図
【図4】動作流れ図
【図5】本発明の転送方式を示す概念図
【図6】動作手順を説明する図
【図7】ウィンドウ・パラメータの構成を示す図
【図8】画像データのヘッダ構成を示す図
【図9】従来の転送方式を示す概念図
【符号の説明】
1、1A コマの全読取範囲 2、2A 真の画像領域 3 黒枠 10 ホストコンピュータ 16 スキャナ 18 SCSIバス(SCSIインターフェース) 20 MCU(マイクロフィルム・コントロール・ユニ
ット) 20A メモリ 22 RRU(ロールフィルム・リトリーバル・ユニッ
ト) 24 MIS(マイクロフィルム・インストール・シス
テム) 54 カートリッジ 80 マイクロフィルム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索したコマをラインセンサで読取るス
    キャナがホストコンピュータに結合され、ホストコンピ
    ュータから指令されたコマをスキャナで検索し読取った
    後、ホストコンピュータに送出するマイクロフィルム画
    像読取装置の制御方法において、前記ホストコンピュー
    タは画像読取範囲を含むウィンドウ・パラメータをスキ
    ャナに送出し、前記スキャナはこのウィンドウ・パラメ
    ータで設定された読取領域のうち画像のみの画像領域を
    検出し、この画像領域の画像データをこの画像領域のサ
    イズを含む属性情報と共にホストコンピュータへ転送す
    ることを特徴とするマイクロフィルム画像読取装置の制
    御方法。
  2. 【請求項2】 前記属性情報は画像データの一部と見な
    されて同じ場所に記憶され同時に転送されるヘッダ方式
    によりデータ管理される請求項1のマイクロフィルム画
    像読取装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記属性情報は、画像の出力位置情報を
    含む請求項1または請求項2のマイクロフィルム画像読
    取装置の制御方法。
JP7179652A 1995-06-23 1995-06-23 マイクロフィルム画像読取装置の制御方法 Pending JPH095885A (ja)

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