JPH07273965A - マイクロフィルム画像読取装置 - Google Patents

マイクロフィルム画像読取装置

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JPH07273965A
JPH07273965A JP6081076A JP8107694A JPH07273965A JP H07273965 A JPH07273965 A JP H07273965A JP 6081076 A JP6081076 A JP 6081076A JP 8107694 A JP8107694 A JP 8107694A JP H07273965 A JPH07273965 A JP H07273965A
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JP
Japan
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image
black frame
mark
frame
black
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Application number
JP6081076A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Hideshima
隆裕 秀島
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コマの上方および下方にブリップなどのイメ
ージマークが付されている場合に、黒枠領域にこのイメ
ージマークを含ませてこれらを消去し対象画像のみを出
力することを可能にする。 【構成】 コマの上下に付したイメージマークのフィル
ム送り方向の位置をそれぞれ検出しておき、投影画像を
一方のイメージマーク側からコマ側へ向かって主スキャ
ンして読取った画像信号から黒枠の始点を求め、この一
方のイメージマークを含む範囲では2回目の始点を、ま
たそれ以外の範囲では1回目の始点を用いて黒枠のこの
一方のイメージマーク側の縁を決め、また他方のイメー
ジマーク側から主スキャンして、同様にこの他方のイメ
ージマーク側の縁をきめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドキュメントマーク方
式のロールマイクロフィルムをイメージセンサで読取り
CRTやプリンタなどに画像出力するようにしたマイク
ロフィルム画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロールマイクロフィルムにおいては、各
コマの上方および下方にイメージマーク(ブリップとい
う)を予め付しておき、専用のリーダによりこのイメー
ジマークを検出することにより指定したコマを検索する
方法(ドキュメントマーク方式、上下ブリップ方式とい
う)が用いられている。
【0003】またこのフィルムをスクリーンに拡大投影
する従来のリーダでは、スクリーンにコマと共にイメー
ジマークも拡大投影される。しかし投影画像をプリンタ
などにプリント出力する場合には、このイメージマーク
は出力する必要がない。そこで従来はスクリーン上のイ
メージマークを含む一定領域をマスキングして、コマの
画像領域だけを読取りプリント出力するようにしてい
る。このマスキングする領域は、ネガフィルムの場合に
はコマの画像を囲む黒枠となる部分であるから、以下黒
枠領域という。
【0004】スクリーンを有するリーダでは、スクリー
ンを見て黒枠領域を指定したり、予め決めたスクリーン
上のマスキング領域にイメージマークが入るようにフィ
ルムを上下移動させたりすることにより、イメージマー
クがプリント出力されないようにすることが可能であ
る。
【0005】しかしスクリーンが無いリーダであった
り、スクリーンが有ってもスクリーンを見ることなく自
動で検索する場合には、このようにマスキングすること
ができない。例えば自動で検索して目的のコマの投影画
像をCCDなどのイメージセンサで読取り、イメージセ
ンサの出力を画像処理してCRTやプリンタに出力した
り、他の画像処理装置に出力することが考えられてい
る。
【0006】このように自動検索のためには、黒枠を自
動で検出し、黒枠領域を自動で消去することが考えられ
る。例えば投影画像をスキャンした時に白または黒の画
素が一定数以上連続することから黒枠を検出することが
考えられる。また投影画像の四隅の座標を求めて黒枠領
域を決める方法も知られている。
【0007】
【従来技術の問題点】しかし各コマの上方および下方に
イメージマークが付されている場合には、従来の方法で
はこのイメージマークを画像領域と混同することにな
る。このため黒枠領域を正しく判別できず、イメージマ
ークを含んだ画像をプリント出力したり、外部機器に出
力したりする問題が生じる。
【0008】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、コマの上方および下方にブリップなどのイ
メージマークが付されている場合に、黒枠領域にこのイ
メージマークを含ませてこれらを消去し対象画像のみを
出力することが可能なマイクロフィルム画像読取装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、検索用のイ
メージマークが各コマの上方および下方に写し込まれた
ロールマイクロフィルムの投影画像を、イメージセンサ
により読取るマイクロフィルム画像読取装置において、
前記イメージマークのコマに対する相対位置を検出する
イメージマーク検出手段と、前記マイクロフィルムを横
断する方向へ両方向から主スキャンして画像読取り可能
なイメージセンサと、このイメージセンサの出力を二値
化する二値化手段と、この二値化した信号から画像領域
の始点を検出する始点検出手段と、前記イメージマーク
検出手段の出力に基づき一方のイメージマークを含む領
域をこの一方のイメージマーク側から主スキャンして得
た2回目の始点および前記一方のイメージマークを含ま
ない領域を主スキャンして得た1回目の始点とを用いて
前記一方のイメージマーク側の黒枠の縁を決定し他方の
イメージマーク側から主スキャンして同様にこの他方の
イメージマーク側の黒枠の縁を決定し黒枠領域を求める
黒枠検出手段と、前記イメージセンサで読取った画像か
ら前記黒枠領域を除去して画像信号を画像出力手段へ出
力する黒枠除去手段とを備えることを特徴とするマイク
ロフィルム画像読取装置、により達成される。
【0010】ここにイメージセンサは、マイクロフィル
ムを一方向に主スキャンしてメモリし、メモリした画像
信号を逆方向から順に読出すことにより逆方向へ主スキ
ャンした時と同様な画像信号を得るものを包含する。ま
たマイクロフィルムを互いに逆方向に主スキャンする2
つのイメージセンサを備えるものであってもよく、結果
的に両方向に主スキャンできる構成であればよい。
【0011】黒枠検出手段は、一方のイメージマークを
含む領域をこのイメージマーク側から主スキャンする場
合には、この主スキャンライン上の始点を除去し、この
領域以外の始点のみを用い、逆方向に主スキャンする場
合は他方のイメージマークを含む領域の始点を除去し他
の領域の始点のみを用いて黒枠領域を決めてもよい。ま
た少くとも一方のイメージマークを含む主スキャンライ
ンから求めた始点を除去し、いずれのイメージマークも
含まないスキャンライン上の始点だけを用いて黒枠領域
を決めてもよい。
【0012】主スキャン方向は交互に逆方向にするのが
望ましい。しかし複数の主スキャンラインおきに逆方向
に変えてもよい。黒枠領域は使用する多数の始点の主ス
キャン方向の座標の平均値に基づいて決定することがで
きる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の使用状態を示す
図、図2、3、4はその主装置の平面図と側面図と正面
図、図5はマイクロフィルムのコマとイメージマーク
(ブリップ)との配置例を示す図、図6は黒枠除去機能
を説明する図、図7は始点および終点の決定手順の一例
を説明する図、図8はその動作流れ図である。
【0014】図1において符号10は主装置、12はキ
ーボード、14はCRTや液晶表示板などの表示手段、
16はマウスなどのポインティング手段であり、これら
は主装置10を介して相互に接続されている。主装置1
0の正面上部には、マイクロフィルム・カートリッジ1
8を着脱するための装填口20が設けられている。なお
この装填口20は、主装置10の上面に設け、上方から
カートリッジ18A(図3)を装填するようにしてもよ
い。
【0015】主装置10は、図3に示すように前部下方
に巻取りリール22を持ち、装填口20にカートリッジ
18が装填されると、カートリッジ18からマイクロフ
ィルム24を引き出してこのリール22に巻取り、フィ
ルム24を走行させる。
【0016】カートリッジ18とリール22との間の側
方にはハロゲンランプなどの光源26が配設され、この
光源26の光がフィルム24の前方に位置するコールド
ミラー28によってフィルム24に導かれる。この光は
フィルム24を透過し、透過画像が投影レンズ30によ
りイメージセンサとしてのCCDラインセンサ32に結
像される。
【0017】このラインセンサ32は、例えば全長約3
5mmで約5000画素の画素密度をもつ。図6におい
て34は凹面コールドミラー、36はレンズ、38は熱
線吸収フィルタ、40はコンデンサレンズであり、光源
26の光がこれらを介してフィルム24上のコマに均等
な照度で入射する。
【0018】フィルム24は一対の保持ガラス42、4
4間に保持されて走行する。フィルム24の透過光は投
影レンズ30を通った後、バンドパスフィルタ46を通
ってラインセンサ32の特性に適した波長の光とされ、
さらにNDフィルタ(ニュートラル・デンシティ・フィ
ルタ)48により適正な光量とされてラインセンサ32
に入射する。
【0019】マイクロフィルム24には、図5に示すよ
うに一定間隔でコマ50が写し込まれ、コマ50の下方
に小・中分類を示すブリップすなわちイメージマーク5
2Aが付加され、適宜のコマ50の上方には大分類を示
すイメージマーク52Bが付されている。
【0020】前記ラインセンサ32はこのフィルム24
を横断する向き(主スキャン方向)と平行に配設され、
このラインセンサ32をこの向きに保持する保持板54
は、これに直行する向き(副スキャン方向)に移動可能
である。図6で56はこの保持板54を移動させるモー
タである。
【0021】図6において58は発光素子例えば発光ダ
イオード、60は受光素子例えばフォトトランジスタで
あり、これらは2組用いられ、各組はフィルム24のイ
メージマーク52(52A、52B)の走行軌跡を挾ん
でそれぞれ対向配置される。フィルム24は巻取りリー
ル22およびカートリッジ18内の供給リール(図示せ
ず)を駆動するモータ(図示せず)により往復走行さ
れ、その停止位置はマイクロコンピュータからなるフィ
ルム送り制御手段(図示せず)により制御される。フィ
ルム送り制御手段は、フォトトランジスタ60の出力に
基づいて検索対象のコマを判別して、画像読取り位置に
フィルム24を停止させる。
【0022】図6で62はCPU(マイクロコンピュー
タ)であり、この図では黒枠除去に関係する部分のみが
示されているが、実際にはフィルム送り制御や、モータ
56によるラインセンサ32の送り制御なども行うもの
である。なおこのCPU62はソフトウェアによる動作
プログラムにより機能するものであるが、この図6では
便宜上この機能をそれぞれ独立した手段として示してい
る。以下この黒枠除去について図7、8を用いて説明す
る。
【0023】フィルム24が送られると(図8のステッ
プ100)、フィルム24の走行量がロータリーエンコ
ーダ64で検出される。このエンコーダ64の出力とフ
ォトトランジスタ60の出力とに基づいて、CPU62
は検索対象コマ50のイメージマーク52の位置を検出
する(ステップ102)。この動作はCPU62の動作
プログラムによりソフトウェアとして組込まれて、図8
ではイメージマーク位置検出手段66で示す。
【0024】検索対象のコマ50が保持ガラス42、4
4の間に入ると、フィルム24の送りが停止される(ス
テップ104)。そしてラインセンサ32による投影画
像のスキャンが始められる(ステップ106)。このス
キャンは次のように行う。ラインセンサ32は図7
(A)に矢印P1 で示すように、イメージマーク52A
側からコマ50側へ向かってフィルム24を横断する方
向へ主スキャン(主走査)して画像を読む。
【0025】ラインセンサ32の画像読込みに同期して
モータ56が作動し、ラインセンサ32を副走査方向す
なわち図7(A)に矢印Qで示すフィルム24の長手方
向に移動させる。このようにして読込んだ画像信号はデ
ジタル信号に変換されて、図6に示すメモリ手段68に
メモリされる。この画像信号は画像の白黒濃度に対応し
た例えば256階調の信号であり、この信号は二値化手
段70で二値化される(ステップ108)。
【0026】この二値化した信号(二値化信号)に基づ
き、CPU62では白または黒の画素が一定数(例えば
原稿上で約14mmに対応する画素数である約224画
素以上)連続することからコマ50またはイメージマー
ク52Aの領域か、それ以外の領域かを判定する。この
判定はすなわち黒枠からコマ50またはイメージマーク
52に入る点(始点、図7(B)で×印で示す)を検出
することを意味する。この検出は図6の始点検出手段7
2で行われる。
【0027】始点が検出されなければ(ステップ11
0)、主スキャンラインはコマ50とイメージマーク5
2Aのいずれにも掛かっていないから、イメージセンサ
32を副走査方向へ送る(ステップ112)。ここに主
スキャンは交互に逆方向に行われる。すなわちP1 方向
に主スキャンした次には、逆方向(図7(A)のP2
向)へ主スキャンする。
【0028】この逆方向への主スキャンは、もしライン
センサ32が両方向にスキャンできるものである場合は
交互に逆方向に画像を読出せばよい。ラインセンサ32
が一方向へのみスキャン可能なものである場合には、2
本のラインセンサを逆方向に並設しておけばよい。また
メモリ68にメモリした画像信号を書込み時と逆方向に
読出すことにより、結果的に逆方向に主スキャンした場
合と同じ画像信号を得るようにしてもよい。
【0029】始点が検出されれば(ステップ110)、
黒枠検出手段74において黒枠の検出が行われる(ステ
ップ114〜124)。この黒枠検出では、まずその主
スキャンが、コマ50の提出前にイメージマーク52A
または52Bを読込む位置か否かを判定する(ステップ
114)。イメージマーク52A、52Bの位置はイメ
ージマーク検出手段66で予め求められているのでこの
判定は容易である。
【0030】主スキャン位置がイメージマーク52Aも
52Bもを含まなければ、図7(B)からも明らかなよ
うに最初の始点(1回目の始点)がすなわちコマ領域の
始点である(ステップ116)。主スキャン位置がイメ
ージマーク52を含めば(ステップ114)、図7
(B)から明らかなように1回目の始点はコマ50の前
に検出したイメージマーク52Aまたは52Bの始点を
示す。従って2回目の始点をコマ領域の始点とする(ス
テップ118)。
【0031】このようにして1本の主スキャンライン上
の始点を求め、これらがメモリされる(ステップ12
0)。以上の動作を主スキャン方向を交互に変えながら
投影画像全体に対して繰り返えす(ステップ122)。
主スキャンは交互に逆方向に行われるから、図7(A)
でP1 方向への主スキャンによって同図(C)に示す黒
枠の下縁L上に並ぶ始点群が得られる。同様にP2 方向
への主スキャンによって、黒枠の上縁U上に並ぶ始点群
が得られることになる。黒枠検出手段74はこれらの始
点群を用いて黒枠領域を決定する(ステップ124)。
【0032】例えば下方のイメージマーク52A側の始
点群の座標の平均値を黒枠の下縁Lとし、同様に上方の
イメージマーク52B側の始点群の平均値を上縁Uとし
て黒枠領域を決定することができる。平均値に代えて、
コマ50内へ最も大きく入り込んだ始点の主スキャン方
向の座標を黒枠の下縁Lおよび上縁Uとしてもよい。
【0033】このようにしてメージマーク52の投影画
像を含む黒枠領域が決定されると、CPU62はメモリ
68から画像信号を読出し、黒枠領域の画像信号を白黒
反転させて白に書き換える。この結果黒枠がイメージマ
ーク52と共に消去される(ステップ126)。この動
作は図6の黒枠除去手段76で行われる。
【0034】この黒枠除去した画像信号は画像処理手段
78により画像処理されて、表示手段14やプリンタ8
0へ出力される。また他の画像処理装置(図示せず)や
光ディスク等のメモリ装置等に出力される。すべての検
索対象について以上の動作をフィルム24を送りつつ繰
り返えして(ステップ128)、検索を終了する。
【0035】図9は第2の実施例の始点の決定方法を説
明する図、図10はその動作流れ図である。この実施例
はイメージマーク52A、52Bのある範囲Im、In
では始点を検出せず、この範囲Im、In以外の始点
(×印)だけを用いて黒枠の下縁Lおよび上縁Uを決め
るものである。
【0036】すなわち図10で主スキャンラインがコマ
50に先行してイメージマーク52Aまたは52Bをス
キャンしない位置では(ステップ114)、検出した始
点を始点のデータとして用いるが(ステップ116)、
イメージマーク52Aまたは52Bを含む位置では、こ
の主スキャンライン上で検出した始点を消去する(ステ
ップ118A)。なお図10では図8と同一部分に同一
符号を付したので、その説明は繰り返えさない。
【0037】以上の実施例ではイメージセンサとしてC
CDラインセンサ32を用いているが、二次元の広がり
をもつエリヤセンサを用いてもよい。このエリヤセンサ
が1つの投影画像全体を読込める大きさのものであれ
ば、ラインセンサ32の場合のように副スキャン方向へ
移動させる必要がなくなり、可動部分が減り構成が簡単
で小型化に適する。
【0038】主スキャンライン上の始点の検出は、前記
実施例では一定数以上の画素が白または黒から黒または
白に変化したことから決めている。しかし他の方法で決
めてもよい。例えば所定寸法内の画素数をNとして、こ
の寸法内で白または黒の画素数nの割合(n/N)が一
定値(例えば70%)以上(または以下)に変化する時
に黒枠有りと判断してもよい。この場合この所定寸法幅
内の所定位置(例えばこの寸法幅内の中間位置)を黒枠
の下縁と決めることが可能である。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、コマの
上下に付したイメージマークのフィルム送り方向の位置
をそれぞれ検出しておき、投影画像を一方のイメージマ
ーク側からコマ側へ向かって主スキャンして読取った画
像信号から黒枠の始点を求め、この一方のイメージマー
クを含む範囲では2回目の始点を、またそれ以外の範囲
では1回目の始点を用いて黒枠のこの一方のイメージマ
ーク側の縁を決め、また他方のイメージマーク側から主
スキャンして、同様にこの他方のイメージマーク側の縁
をきめるものである。
【0040】このためコマの上下に付したイメージマー
クを自動的に黒枠領域に含ませることができ、この黒枠
を読取った画像から除去すればイメージマークも同時に
除去することができる。従ってスクリーンやCRTなど
の表示装置上で画像を確認して消去範囲を手入力する必
要が無くなり、能率良く検索を行うことが可能になる。
【0041】一方のイメージマーク側から主スキャンす
る時には、この一方のイメージマークを含む範囲では2
回目の始点を用いるのに代え、この範囲の始点を用いず
に除去してもよい(請求項2)。この場合始点のデータ
数が減るが、イメージマークの無い範囲は十分に広いか
ら十分な数の始点のデータを使用でき、不都合は無い。
黒枠の縁は、各縁上に並ぶ始点群の主スキャン方向の座
標をそれぞれ別々に平均し、この平均値を用いて決定す
ることができる(請求項3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の使用状態を示す図
【図2】その主装置の平面図
【図3】その主装置の側面図
【図4】その主装置の正面図
【図5】マイクロフィルムのコマとイメージマーク配置
例を示す図
【図6】黒枠除去機能を説明する図
【図7】始点の決定手順の一例を示す図
【図8】その動作説明図
【図9】第2の実施例の始点を説明する図
【図10】その動作流れ図
【符号の説明】
10 主装置 14 CRTからなる表示装置 18 カートリッジ 24 マイクロフィルム 32 イメージセンサとしてのラインセンサ 50 コマ 50A、52B イメージマーク 62 CPU 64 フォトトランジスタ 66 イメージマーク検出手段 70 二値化手段 72 始点・終点検出手段 74 黒枠検出手段 76 黒枠除去手段 U、L 黒枠の縁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索用のイメージマークが各コマの上方
    および下方に写し込まれたロールマイクロフィルムの投
    影画像を、イメージセンサにより読取るマイクロフィル
    ム画像読取装置において、 前記イメージマークのコマに対する相対位置を検出する
    イメージマーク検出手段と、前記マイクロフィルムを横
    断する方向へ両方向から主スキャンして画像読取り可能
    なイメージセンサと、このイメージセンサの出力を二値
    化する二値化手段と、この二値化した信号から画像領域
    の始点を検出する始点検出手段と、前記イメージマーク
    検出手段の出力に基づき一方のイメージマークを含む領
    域をこの一方のイメージマーク側から主スキャンして得
    た2回目の始点および前記一方のイメージマークを含ま
    ない領域を主スキャンして得た1回目の始点とを用いて
    前記一方のイメージマーク側の黒枠の縁を決定し他方の
    イメージマーク側から主スキャンして同様にこの他方の
    イメージマーク側の黒枠の縁を決定し黒枠領域を求める
    黒枠検出手段と、前記イメージセンサで読取った画像か
    ら前記黒枠領域を除去して画像信号を画像出力手段へ出
    力する黒枠除去手段とを備えることを特徴とするマイク
    ロフィルム画像読取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、黒枠検出手段は各イ
    メージマークを含む領域を除く領域を各イメージマーク
    側から主スキャンして得た始点を用いて黒枠領域を決定
    するマイクロフィルム画像読取装置
  3. 【請求項3】 黒枠検出手段は、黒枠の各縁側に沿って
    位置する始点の主スキャン方向の座標の平均値を用いて
    黒枠の各縁を決定する請求項1または2のマイクロフィ
    ルム画像読取装置
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