JPH0958859A - 袋体の移載装置 - Google Patents

袋体の移載装置

Info

Publication number
JPH0958859A
JPH0958859A JP24656795A JP24656795A JPH0958859A JP H0958859 A JPH0958859 A JP H0958859A JP 24656795 A JP24656795 A JP 24656795A JP 24656795 A JP24656795 A JP 24656795A JP H0958859 A JPH0958859 A JP H0958859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
pallet
bag body
bag
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24656795A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Ishii
正人 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP24656795A priority Critical patent/JPH0958859A/ja
Publication of JPH0958859A publication Critical patent/JPH0958859A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パレットによる袋体の搬出作業を効率良く低
コストで行い得る袋体の移載装置を提供する。 【解決手段】 その上面を袋体15に載置移送面とする
とともにその移送方向と同方向に向けて移動可能とされ
たコンベア5を、その移動方向の一方側に位置する第1
位置と他方側に位置する第2位置の間で移動可能に配置
する一方、上記コンベア5の上方側に、該コンベア5が
その第2位置から第1位置側へ移動する場合に該コンベ
ア5上に載置された上記袋体15の移動を阻止するスト
ッパー12,12を備え、さらに上記コンベア5の下方
側にパレット10の進入空間13を形成するとともに該
コンベア5には上記進入空間13側に突出して上記パレ
ット10の進入方向において該パレット10と係合する
係合突子9を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本願発明は、所定大きさの袋
に、粉体、流体等の流動物質を充填してなる袋体を移載
するための袋体の移載装置に関するものである。
【従来の技術】粉体、流体等の流動物質を所定量づつ計
量して輸送する場合、該流動物質を所定容量の袋に計量
充填しその投入口を縛って簡易な輸送形態である袋体と
し、この袋体を適宜の輸送手段にて輸送することが知ら
れている。このように、袋に流動物質を計量充填して袋
体としこれを輸送する場合の方法として種々の方法が考
えられるが、従来最も一般的で且つ多用されている方法
としては以下に述べる二つの方法がある。その一つは、
袋体搬送用のパレットを多段積み状態でストックし必要
に応じてパレットを一枚づづ供給するパレット供給部
と、袋に流動物質を計量充填して袋体とする計量充填部
とを並設し、該計量充填部において上記パレット供給部
から供給されるパレット上で袋に流動物質を計量充填し
て袋体とする方法である。他の一つは、パレット供給部
を備えず、フォークリフトにより一つづつ搬入されるパ
レットを用い、該パレット上で袋に流動物質を計量充填
して袋体とする方法である。
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の如き
従来の方法によればそれぞれ次のような問題があった。
即ち、前者の方法においては、パレットの供給と製品と
しての袋体の搬出とが別作業となりそれぞれの作業にフ
ォークリフト操作が必要であり、しかもパレット供給部
におけるパレットのストック数が通常10枚程度であり
頻繁なフォークリフト操作が要求されることから、作業
の煩雑化、作業性の低下という問題があった。また、比
較的大きな設置スペースが必要なパレット供給部を備え
ることから、その設置が困難な場合も有り得る。また、
後者の方法においては、計量充填部にフォークリフトで
パレットを搬入した後、そのままパレット上で流動物質
が計量充填されて袋体とされるのを待ち、計量充填作業
の完了後、該パレットに載置された袋体をフォークリフ
トで搬出するという作業手順を取らざるを得ず、従って
作業者あるいはフォークリフトの遊び時間が多くなる。
また、フォークリフトによる袋体の搬出が行なわれる
と、そのフォークリフトが再び空のパレットを搬入する
まで計量充填作業が行えないので当該作業の待ち時間が
長くなる。これらのことから、作業能率が低劣となり作
業コストが高くつくという問題があった。そこで本願発
明では、コンパクトな構造でありながら、パレットによ
る袋体の搬出作業を効率良く低コストで行うことができ
るようにした袋体の移載装置を提供せんとしてなされた
ものである。
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段としてつぎのような構成を
採用している。本願の第1の発明では、その上面を袋体
15に載置移送面とするとともにその移送方向と同方向
に向けて移動可能とされたコンベア5を、その移動方向
の一方側に位置する第1位置と他方側に位置する第2位
置の間で移動可能に配置する一方、上記コンベア5の上
方側に、該コンベア5がその第2位置から第1位置側へ
移動する場合に該コンベア5上に載置された上記袋体1
5の移動を阻止するストッパー12,12が備えるとと
もに、上記コンベア5の下方側にはパレット10の進入
空間13を形成し、且つ該コンベア5には上記進入空間
13側に突出して上記パレット10の進入方向において
該パレット10と係合する係合突子9を設たことを特徴
としている。本願の第2の発明では、その上面を袋体1
5に載置移送面とするとともにその移送方向と同方向へ
移動可能とされた第1コンベア4と、その上面を袋体1
5に載置移送面とするとともにその移送方向と同方向に
向けて移動可能とされた第2コンベア5とを、上記第1
コンベア4が上記第2コンベア5よりも高位に位置し且
つこれら両者の移動方向が略同方向となるように配置す
るとともに、上記第1コンベア4はその移動方向の一方
側に位置する第1位置と他方側に位置する第2位置の間
で移動可能とされ、また上記第2コンベア5はその移動
方向の一方側に位置する第1位置と他方側に位置する第
2位置の間で移動可能とされるとともに、上記第1コン
ベア4と第2コンベア5が共にその第2位置に位置設定
された状態においては該第1コンベア4と第2コンベア
5とが上下方向に略重合する如くその移動方向の相対位
置が設定され、さらに上記第1コンベア4と第2コンベ
ア5の上方側には、上記第1コンベア4が上記第1位置
から第2位置側へ移動する場合に該第1コンベア4上に
載置された上記袋体15の移動を許容する一方、上記第
1コンベア4及び上記第2コンベア5がそれぞれその第
2位置から第1位置側へ移動する場合にはこれら第1コ
ンベア4及び第2コンベア5上にそれぞれ載置された上
記袋体15の移動を阻止するストッパー12,12が備
えられる一方、上記第2コンベア5の下方側にはパレッ
ト10の進入空間13が形成されるとともに、該第2コ
ンベア5には上記進入空間13側に突出し上記パレット
10の進入方向において該パレット10と係合する係合
突子9が設けられていることを特徴としている。
【発明の効果】本願発明のうち、特に第2の発明にかか
る袋体の移載装置では上記の如き構成を採用することに
より次のような効果が得られる。即ち、袋体15の移載
作業に際しては、先ず袋への流動物質の計量充填作業が
行われる。この場合、その一つの方法としては、第1コ
ンベア4を第1位置に、第2コンベア5を第2位置にそ
れぞれ位置設定し、この状態で上記第1コンベア4の載
置移送面上に袋を載置し該袋内に流動物質を計量充填し
て袋体を得る方法である。他の方法としては、別の場所
で袋に流動物質を計量充填して袋体15を作りこれを第
1位置に位置設定された上記第1コンベア4の載置移送
面上に、例えば適宜のコンベア装置により移載する方法
である。これらいずれの方法を採用するとしても、袋体
15は第1位置に位置設定された上記第1コンベア4の
載置移送面上に載置状態で存在する。従って、この第1
コンベア4上にある袋体15をパレット10上に移載し
且つこれをフォークリフト16により搬出することが必
要である。かかる搬出作業における上記袋体15の移載
は次のようにして行われる。先ず、上記袋体15を載置
せしめた上記第1コンベア4を、その第1位置から第2
位置へ移動させる。この場合、該第1コンベア4の移動
に伴って上記袋体15がストッパー12,12部分を通
過するが、この第1コンベア4の第1位置から第2位置
への移動方向においては上記ストッパー12,12は上
記袋体15の通過を許容し得る構成となっているので、
該袋体15は何ら支障なく第1コンベア4の移動ととも
に該ストッパー12,12部分を通過することができ
る。第1コンベア4が第2位置に達すると、該第1コン
ベア4の直下方位置には予め第2位置に位置設定された
上記第2コンベア5が待機している。この状態で、今度
は逆に、上記第1コンベア4をその第2位置から第1位
置側へ復帰移動させる。すると、該第1コンベア4の復
帰移動に伴ってその載置移送面上に載置されている上記
袋体15も該第1コンベア4と共に移動するが、該袋体
15が上記ストッパー12,12部分に達すると、該ス
トッパー12,12は袋体15のこの方向への通過を阻
止する構成とされているので、該袋体15は上記ストッ
パー12,12に当接した時点でその移動が阻止され、
該袋体15を残した状態で上記第1コンベア4のみが第
1位置側へ移動する。従って、この第1コンベア4上に
載置されていた上記袋体15は、該第1コンベア4の単
独移動とともに該第1コンベア4から次第に外れてその
端部側から上記第2コンベア5の載置移送面側に移載さ
れ始め、上記第1コンベア4が上記ストッパー12,1
2部分を通過した時点で該袋体15は完全に移載され
る。ここで、フォークリフト16にパレット10を装着
し、該パレット10を上記第2コンベア5の下面側の進
入空間13内に進入させる。このパレット10の進入に
より、該パレット10の先端が上記第2コンベア5側に
設けた係合突子9,9に当接し、さらにパレット10が
進入することで該パレット10に押されて上記第2コン
ベア5がその第1位置から次第に第2位置側に移動せし
められる。この場合、この第2コンベア5の移動ととも
にこれに載置された袋体15も該袋体15と共に移動す
るが、該袋体15が上記ストッパー12,12の位置に
達すると、該ストッパー12,12により該袋体15は
その通過が阻止され、該袋体15を残した状態で上記袋
体15のみが単独でさらに第2位置側に向かって移動す
る。この第2コンベア5のさらなる移動に伴い、該第2
コンベア5上に載置されていた上記袋体15は次第に該
第2コンベア5から外れ始め、その端部側から次第に上
記パレット10側に移載され始める。該袋体15の端部
がパレット10上に移載された時点で、フォークリフト
16の前進操作を停止し、今度はこれを後進操作する。
すると、上記袋体15が上記パレット10と第2コンベ
ア5の双方に跨がった状態で載置されているので、上記
フォークリフト16の後進操作に伴って上記パレット1
0が移動することで、上記第2コンベア5は上記袋体1
5を介して上記パレット10に連結された状態のままそ
の第2位置側に向かって移動せしめられるが、該第2位
置に達した時点で該第2コンベア5の移動は停止され
る。従って、この第2コンベア5の停止後も引き続き上
記パレット10がフォークリフト16の後進とともに移
動すると、該パレット10の載置面と上記第2コンベア
5の載置移送面との摩擦力の差によって、該袋体15は
上記パレット10に引きづられる格好で上記第2コンベ
ア5から次第に外れ、最終的に上記パレット10側に完
全に移載される。後は、フォークリフト16により上記
パレット10を所定位置に搬出すれば良い。次の袋への
流動部分の計量充填作業は、上記第1コンベア4が上記
袋体15を上記第2コンベア5側へ移載して第1位置に
復帰した時点から後においては、先の袋体15の搬出作
業の進捗状態の如何に拘わらず可能である。尚、本願発
明のうち、第1の発明にかかる袋体の移載装置では、上
記第2の発明にかかる袋体の移載装置の作動のうち、上
記袋体15が上記第2コンベア5側に移載された後にお
ける作動と同じであるので、上記説明をここに援用する
こととする。このように、本願発明の袋体の移載装置に
よれば、 袋体15毎にパレット10を搬入して該袋体15を
搬出するものであることから、従来のようなパレット供
給部の設置が不要であり、それだけ装置がコンパクトに
なり、工場スペースへのイレイアウト性が良好となる、 フォークリフト16によりパレット10を搬入した
場合、該パレット10をそのままコンベア5(第1の発
明の場合)あるいは第2コンベア5(第2の発明の場
合)の下方側に進入させ、再びこれを引き出すことで、
該パレット10上に袋体15を移載してこれを搬出する
ことができるので、作業者及びフォークリフト16の作
業上の待ち時間が極めて少なく、例えば従来のようにパ
レットを搬入した後、該パレット上での袋への流動物質
の計量充填が完了するまでそのまま待機する必要がある
場合に比して、作業時間の短縮、作業能率の向上、及び
作業コストの低減が図れるものである、 特に、第2の発明においては、第1コンベア4が袋
体15を第2コンベア5側へ移載してその第1位置へ復
帰した時点から、次回の袋体15の形成作業(即ち、袋
への流動物質の計量充填作業)の開始が可能であること
から、該作業の作業タクトの短縮により作業性及び生産
性の向上が期待できる、等の効果が奏せられるものであ
る。
【発明の実施の形態】以下、本願発明の袋体の移載装置
を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて説明する。
尚、以下に説明する実施形態は、本願の第2の発明の実
施の形態であり、第1の発明の実施形態は以下の説明に
おいて後述する第1コンベア4の構成を除いたものと同
じであるので、ここでは第2の発明の実施形態の説明を
もって第1の発明の実施形態の説明として援用する。移載装置の構成 図1〜図3には、本願発明の好適な実施形態としての移
載装置Zを示している。この移載装置Zは、基台1と該
基台1に搭載された第1及び第2コンベア4,5とスト
ッパー12,12とを備えて構成される。 基台1 基台1は、次述する第1コンベア4及び第2コンベア5
の支持部となるものであって、コ字状断面形状を有する
所定長さの型鋼材で構成される。そして、この基台1は
左右一対設けられ、これら各基台1,1はその開口縁を
それぞれ内側に向けた状態で所定間隔をもって平行配置
されている。この各基台1,1の上側フランジ面は次述
の第1コンベア4を支持する第1支持面1aとされ、こ
こにはガイドレール3が設けられている。また、下側フ
ランジ面は次述の第2コンベア5を支持する第2支持面
1bとされ、ここにはガイドレール2が設けられてい
る。さらに、各基台1,1は、後述する如く、上記第2
支持面1bに支持された第2コンベア5の下面と地面G
との間に所定大きさの進入空間13を形成すべく、該地
面Gから所定高さに配置されている。 第1コンベア4 第1コンベア4は、コ字状の平面形態をもつコンベアフ
レーム41の内側に、大径のローラ42,42,・・と
小径のローラ43,43とを、該ローラ43,43が該
コンベアフレーム41の開口側に位置するようにして、
相互に所定間隔をもって平行に配置して構成される。
尚、これら各ローラ42,43は、共に遊動自在に支承
されており、その上面側を袋体15の載置移送面とし、
該袋体15の移送を該各ローラ42,43が遊動回転す
ることで実現する。また、この第1コンベア4のコンベ
アフレーム41の左右両側には、それぞれ前後一個づつ
車輪6,6,・・が配置されており、該第1コンベア4
はこれら各車輪6,6,・・を上記各基台1,1の各第
1支持面1a,1aのガイドレール3,3にそれぞれ載
置することで、該ガイドレール3,3に沿って基台1,
1の軸方向に沿って移動自在とされている。この実施形
態においては、上記4っの車輪6,6,・・のうち、後
方側の左右一輪6,6をそれぞれモータ8,8により回
転駆動することで上記第1コンベア4を自走させるよう
にしている。尚、この第1コンベア4の駆動機構として
は種々の機構を採用することができることは勿論であ
る。さらに、この第1コンベア4の移動範囲は、図1及
び図2にそれぞれ実線図示する第1位置と、鎖線図示す
る第2位置の間に設定されている。 第2コンベア5 第2コンベア5は、請求項1における「コンベア5」及
び請求項2における「第2コンベア5」にそれぞれ該当
するもので、上記第1コンベア4と同様に、コ字状の平
面形態をもつコンベアフレーム51の内側に、大径のロ
ーラ52,52,・・と小径のローラ53,53とを、
該ローラ53,53が該コンベアフレーム51の開口側
に位置するようにして、相互に所定間隔をもって平行に
配置して構成される。尚、これら各ローラ52,53
は、共に遊動自在に支承されており、その上面側を袋体
15の載置移送面とし、該袋体15の移送を該各ローラ
52,53が遊動回転することで実現する。また、この
第2コンベア5のコンベアフレーム51の左右両側に
は、それぞれ前後一個づつ車輪7,7,・・が配置され
ており、該第2コンベア5はこれら各車輪7,7,・・
を上記各基台1,1の各第2支持面1b,1bのガイド
レール2,2にそれぞれ載置することで、該ガイドレー
ル2,2に沿って基台1,1の軸方向に沿って移動自在
とされている。尚、この第2コンベア5は牽引走行する
ものであり、何ら駆動機構は備えていない。さらに、こ
の第2コンベア5の移動範囲は、図1に鎖線図示する第
1位置と、実線図示する第2位置の間に設定されてい
る。そして、この第2コンベア5と上記第1コンベア4
が共に第2位置に位置設定された時には、これら二つの
コンベア4,5が上下方向に重合するように上記第1コ
ンベア4の「第2位置」と第2コンベア5の「第2位
置」とが相対的に設定されている。また、上記第2コン
ベア5の上記各基台1,1への搭載状態においては、該
第1コンベア4の下面と地面Gとの間にパレット10の
進入を許容し得る大きさの進入空間13が形成されてい
る。そして、この進入空間13に突出するように、上記
第2コンベア5の下面には左右一対の係合突子9,9が
突設されている。 ストッパー12 ストッパー12は、上記基台1の軸方向の略中央位置に
おいて該基台1から上方へ向けて立設された支柱11の
内側に、水平方向に揺動自在に枢支されたゲート部材で
構成されている。そして、このストッパー12は、上記
各基台1,1にそれぞれ設けられ、この左右一対のスト
ッパー12,12によって上記袋体15の移動を適宜に
規制するようになっている。即ち、上記各ストッパー1
2,12は、図2に示すように、上記支柱11寄りの基
端部の一側が支点ピン21により水平方向に揺動自在に
枢支され、同図に実線図示する如く該基端部の他側に設
けた当接部22が上記支柱11に当接することで上記基
台1に直交する如く各コンベア4,5の幅方向内側へ延
出した位置でそれ以上の回動が規制される一方、該当接
部22が上記支柱11から離間する方向へは同図に鎖線
図示する如く上記基台1と略平行となる位置まで回動し
得るようになっている。そして、このストッパー12
は、図示しないリターンスプリングにより、常時実線図
示位置に位置決めされる如く付勢されている。従って、
上記袋体15が上記第1コンベア4あるいは第2コンベ
ア5に載置されてこれと一体的に移動する場合、該袋体
15が図2の図中、上記ストッパー12の右側から左側
へ向けて移動する時には該袋体15は上記ストッパー1
2を押し開いてこれを通過することができるが、これと
は逆に、該袋体15が図2の図中、上記ストッパー12
の左側から右側へ向けて移動する時には該袋体15は同
図において実線図示状態にある上記ストッパー12に当
接しその通過が阻止されるものである。尚、このストッ
パー12についても、この実施形態のストッパー12の
如き袋体15に対する規制作用が得られる限り、その具
体的構造はこの実施形態のものに限定されないことは勿
論である。また、請求項1に記載の発明にかかる移載装
置にあっては、上記ストッパー12は上記実施形態の如
き可動式とせずにこれを固定式とすれば足りることは勿
論である。続いて、かかる構成の移載装置Zを使用して
上記第1コンベア4上に載置された袋体15をパレット
10側に移載する場合の作業手順について、図4〜図9
を参照して説明する。移載作業開始時点においては、図
4に示すように、上記袋体15は第1位置に位置設定さ
れている上記第1コンベア4上に載置されている。かか
る状態は、上記第1コンベア4上で袋への流動物質の計
量充墳がされる場合は勿論のこと、別の位置で計量充填
され袋体15としてこの第1コンベア4上に載置された
場合でも同じである。この図4に示す移載作業開始時状
態において、先ず、上記第1コンベア4を矢印Aで示す
如くその第1位置から第2位置側に移動させる。この場
合、該第1コンベア4の移動に伴って上記袋体15が上
記ストッパー12,12部分を通過するが、この第1コ
ンベア4の第1位置から第2位置への移動方向において
は上記ストッパー12,12は上記袋体15の通過を許
容し得る構成となっているので、該袋体15は何ら支障
なく第1コンベア4の移動とともに該ストッパー12,
12部分を通過し、上記第1コンベア4は上記袋体15
を載置した状態のまま、図5に示すようにその第2位置
に達して停止する。第1コンベア4が第2位置に達する
と、該第1コンベア4の直下方位置には予め第2位置に
位置設定された上記第2コンベア5が待機している。こ
の状態から、今度は逆に、図6に矢印Bで示すように、
上記第1コンベア4をその第2位置から第1位置側へ復
帰移動させる。すると、図6に示すように、該第1コン
ベア4の復帰移動に伴ってその載置移送面上に載置され
ている上記袋体15も該第1コンベア4と共に移動する
が、該袋体15が上記ストッパー12,12部分に達す
ると、該ストッパー12,12は袋体15のこの方向へ
の通過を阻止する構成とされているので、該袋体15は
上記ストッパー12,12に当接した時点でその移動が
阻止され、該袋体15を残した状態で上記第1コンベア
4のみが第1位置側へ移動する。従って、この第1コン
ベア4上に載置されていた上記袋体15は、該第1コン
ベア4の単独移動とともに該第1コンベア4から次第に
外れてその端部側から上記第2コンベア5の載置移送面
側に移載され始め、図7に示すように、上記第1コンベ
ア4が上記ストッパー12,12部分を通過した時点で
該袋体15は完全に移載される。ここで、図8に示すよ
うに、フォークリフト16のリフト爪17にパレット1
0を装着し、該パレット10を上記第2コンベア5の下
面側の進入空間13内に進入させる。このパレット10
の進入により、該パレット10の先端が上記第2コンベ
ア5側に設けた係合突子9,9に当接し、さらにパレッ
ト10が進入することで該パレット10に押されて上記
第2コンベア5がその第1位置から次第に第2位置側に
移動せしめられる。この場合、この第2コンベア5の移
動とともにこれに載置された袋体15も該袋体15と共
に移動するが、該袋体15が上記ストッパー12,12
の位置に達すると、該ストッパー12,12により該袋
体15はその通過が阻止され、該袋体15を残した状態
で上記袋体15のみが単独でさらに第2位置側に向かっ
て移動する。この第2コンベア5のさらなる移動に伴
い、該第2コンベア5上に載置されていた上記袋体15
は次第に該第2コンベア5から外れ始め、図8に示すよ
うに、その端部側から次第に上記パレット10側に移載
され始める。上記袋体15の端部がパレット10上に移
載された時点で、フォークリフト16の前進操作を停止
し、今度はこれを後進操作する。すると、上記袋体15
が上記パレット10と第2コンベア5の双方に跨がった
状態で載置されているので、上記フォークリフト16の
後進操作に伴って上記パレット10が移動することで、
上記第2コンベア5は上記袋体15を介して上記パレッ
ト10に連結された状態のままその第2位置側に向かっ
て移動せしめられるが、該第2位置に達した時点で該第
2コンベア5の移動は停止される(図9参照)。従っ
て、この第2コンベア5の停止後も引き続き上記パレッ
ト10がフォークリフト16の後進とともに移動する
と、該パレット10の載置面と上記第2コンベア5の載
置移送面との摩擦力の差によって、該袋体15は上記パ
レット10に引きづられる格好で上記第2コンベア5か
ら次第に外れ、最終的に上記パレット10側に完全に移
載される。この状態が図8に示す状態である。後は、フ
ォークリフト16により上記パレット10を所定位置に
搬出すれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかる袋体の移載装置の好適な実施
形態を示す縦断面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1のIII−III矢視図である。
【図4】図1に示した移載装置を使用しての袋体移載作
業の作業手順図である。
【図5】図1に示した移載装置を使用しての袋体移載作
業の作業手順図である。
【図6】図1に示した移載装置を使用しての袋体移載作
業の作業手順図である。
【図7】図1に示した移載装置を使用しての袋体移載作
業の作業手順図である。
【図8】図1に示した移載装置を使用しての袋体移載作
業の作業手順図である。
【図9】図1に示した移載装置を使用しての袋体移載作
業の作業手順図である。
【符号の説明】
1は基台、2及び3はガイドレール、4は第1コンベ
ア、5は第2コンベア、6及び7は車輪、8はモータ、
9は係合突子、10はパレット、11は支柱、12はス
トッパー、13は進入空間、15は袋体、16はフォー
クリフト、17はリフト爪、21は支点ピン、22は当
接部、41はコンベアフレーム、42はローラ、43は
ローラ、51はコンベアフレーム、52はローラ、53
はローラ、Zは移載装置である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その上面を袋体(15)に載置移送面と
    するとともにその移送方向と同方向に向けて移動可能と
    されたコンベア(5)を、その移動方向の一方側に位置
    する第1位置と他方側に位置する第2位置の間で移動可
    能に配置する一方、 上記コンベア(5)の上方側に、該コンベア(5)がそ
    の第2位置から第1位置側へ移動する場合に該コンベア
    (5)上に載置された上記袋体(15)の移動を阻止す
    るストッパー(12),(12)が備えられるととも
    に、 上記コンベア(5)の下方側にはパレット(10)の進
    入空間(13)が形成され、且つ該コンベア(5)には
    上記進入空間(13)側に突出して上記パレット(1
    0)の進入方向において該パレット(10)と係合する
    係合突子(9)が設けられていることを特徴とする袋体
    の移載装置。
  2. 【請求項2】 その上面を袋体(15)に載置移送面と
    するとともにその移送方向と同方向へ移動可能とされた
    第1コンベア(4)と、その上面を袋体(15)に載置
    移送面とするとともにその移送方向と同方向に向けて移
    動可能とされた第2コンベア(5)とが、上記第1コン
    ベア(4)が上記第2コンベア(5)よりも高位に位置
    し且つこれら両者の移動方向が略同方向となるように配
    置されるとともに、 上記第1コンベア(4)はその移動方向の一方側に位置
    する第1位置と他方側に位置する第2位置の間で移動可
    能とされ、また上記第2コンベア(5)はその移動方向
    の一方側に位置する第1位置と他方側に位置する第2位
    置の間で移動可能とされるとともに、上記第1コンベア
    (4)と第2コンベア(5)が共にその第2位置に位置
    設定された状態においては該第1コンベア(4)と第2
    コンベア(5)とが上下方向に略重合する如くその移動
    方向の相対位置が設定され、 さらに上記第1コンベア(4)と第2コンベア(5)の
    上方側には、上記第1コンベア(4)が上記第1位置か
    ら第2位置側へ移動する場合に該第1コンベア(4)上
    に載置された上記袋体(15)の移動を許容する一方、
    上記第1コンベア(4)及び上記第2コンベア(5)が
    それぞれその第2位置から第1位置側へ移動する場合に
    はこれら第1コンベア(4)及び第2コンベア(5)上
    にそれぞれ載置された上記袋体(15)の移動を阻止す
    るストッパー(12),(12)が備えられる一方、 上記第2コンベア(5)の下方側にはパレット(10)
    の進入空間(13)が形成されるとともに、該第2コン
    ベア(5)には上記進入空間(13)側に突出し上記パ
    レット(10)の進入方向において該パレット(10)
    と係合する係合突子(9)が設けられていることを特徴
    とする袋体の移載装置。
JP24656795A 1995-08-21 1995-08-21 袋体の移載装置 Pending JPH0958859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24656795A JPH0958859A (ja) 1995-08-21 1995-08-21 袋体の移載装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24656795A JPH0958859A (ja) 1995-08-21 1995-08-21 袋体の移載装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0958859A true JPH0958859A (ja) 1997-03-04

Family

ID=17150342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24656795A Pending JPH0958859A (ja) 1995-08-21 1995-08-21 袋体の移載装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0958859A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014129176A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Nagasaki Kiki Mfg Co Ltd フレコン袋載せ換え装置及び方法
JP2017178480A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 トヨタ自動車株式会社 移載装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014129176A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Nagasaki Kiki Mfg Co Ltd フレコン袋載せ換え装置及び方法
JP2017178480A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 トヨタ自動車株式会社 移載装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050053451A1 (en) Vehicle loading and unloading system
US6368042B1 (en) Vehicle loading and unloading system
CN109205326B (zh) 码垛机器人及其工作方法
JPH0958859A (ja) 袋体の移載装置
JPH1045257A (ja) 貨物取り扱い装置
EP1028085B1 (en) Storage area loading and unloading system
JPH0480107A (ja) 自動調剤システムにおけるキャリーストッカー
JP7193351B2 (ja) 工場内荷搬送装置
JPS586828A (ja) シ−トパレツトへの荷移載装置
JP2565452Y2 (ja) 移載装置
JP2907030B2 (ja) 容器等の搬送設備
JP7367409B2 (ja) 移載装置
JPS6215281Y2 (ja)
JP3044968B2 (ja) 荷役作業車輌における積荷プラットフォームのストッパ兼ガイドレール装置
JP2922075B2 (ja) 立体駐車場のパレット位置決め固定装置
JP3000383B2 (ja) フロントシート投入装置
JP2001048102A (ja) 穀類計量搬送・昇降システム
KR20240074444A (ko) 자동 언로딩이 가능한 무인 운반차
JP3184622B2 (ja) 包装装置
JP3131728B2 (ja) 搬送物段積み装置
JP2002066849A (ja) 部品供給装置及び部品搬送ライン
JPH0647852Y2 (ja) コンベアへの長尺材供給装置
JP2546441Y2 (ja) 搬送車上のコンベヤのフローティング装置
JP3826584B2 (ja) 積載バスケットとその払出し補助具
JPS6129290B2 (ja)