JPH0958713A - ダクト口止水栓 - Google Patents

ダクト口止水栓

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Publication number
JPH0958713A
JPH0958713A JP23470695A JP23470695A JPH0958713A JP H0958713 A JPH0958713 A JP H0958713A JP 23470695 A JP23470695 A JP 23470695A JP 23470695 A JP23470695 A JP 23470695A JP H0958713 A JPH0958713 A JP H0958713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug body
duct
state
movable
plug member
Prior art date
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Pending
Application number
JP23470695A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakayama
猛 中山
Eizo Yagi
英三 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Publication of JPH0958713A publication Critical patent/JPH0958713A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Closures For Containers (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 止水力を高めることができるとともに、目視
によって締付け状態の確認を行うことができる。 【解決手段】 ダクト口50内周面に密着する栓体1
と、栓体1のダクト口50よりも奥部側に設けられると
ともにこの栓体に対して前後方向に進退自在に取り付け
られた可動栓体2と、可動栓体2と栓体1との間に挟持
され、これらの間で圧接挟持されることによって半径方
向外側に変形しダクトを水密状態を保持する伸縮体3
と、栓体1と可動栓体2との間に設けられ、回動操作す
ることによって栓体1と可動栓体2と緊密状態に圧接・
保持させる固定ロック部材4とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マンホール又は
ハンドホールの中に設置されているダクト口からの漏水
・流水等を防止できるダクト口止水栓に係り、特に例え
ば電話ケーブル等を取り扱う現場等での使用に好適なダ
クト口止水栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のダクト口止水栓としては、例え
ば図6に示すように、前後に配置した第1栓体100及
び第2栓体101と、これらの栓体間に挟持したゴム等
の弾性部材で形成した弾性体102と、第1栓体100
及び第2栓体101を締めつけて挟着する締付ねじ体1
03とを備えているものが知られている。そしてこのよ
うなダクト口止水栓は、締付ねじ体103を回転操作
し、これに螺合するナット104とによって弾性体10
2を偏平する方向に変形することにより、ダクト口を水
密状態に保持させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のダクト口止水栓にあっては、次に示すような
不都合を生じている。 操作する作業者により、締付力が一定でないこと、 締付けてあるか否かを確認する手段がなく、信頼性に
欠けること、 ケーブルが多いときには、狭いマンホール等での締付
作業が困難であること。
【0004】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、止水力を高めることができるとともに、目視によっ
て締付け状態の確認を行うことができるダクト口止水栓
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ちこの請求項1の発明
は、ダクト口からの漏水・流水を防止するダクト口止水
栓であって、前記ダクト口内周面に嵌合する栓体と、こ
の栓体の裏面側に設けられるとともにこの栓体に対して
進退自在に取り付けられた可動栓体と、この可動栓体と
栓体との間に挟持され、これらの間で圧接されることに
よって半径方向外側に広がるように変形し前記ダクト内
周面に水密状態で密着する伸縮体と、前記栓体と可動栓
体との間に設けられ、回動操作することによって栓体と
可動栓体とを緊密状態に保持する固定ロック部材とを備
えたものである。
【0006】また、この請求項2の発明は、固定ロック
部材が偏心カムで構成されたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下この発明の一実施例について
添付図面を参照しながら説明する。図1及び図2は、こ
の発明にかかるダクト口止水栓を示す概略断面図及び概
略平面図である。この実施例のダクト口止水栓は、栓体
1と、可動栓体2と、伸縮体3と、固定ロック部材4と
から構成されている。なお、図中符号5はダクト、50
はダクト口を示すものである。
【0008】栓体1は、ダクト口50内周面に嵌合する
ように剛性のある材料で略円板状に形成されている。ま
た、この実施例の栓体1は、表面側に図3に示すよう
に、丁度中央部に有底円柱状の孔1Aが形成されてお
り、内部には圧縮ばね12が介装されているとともに、
この圧縮ばね12の弾性力が付勢される押動子13が配
設されており、この押動子13の頭部側が固定ロック部
材4の係合孔4Aに係合可能状態になっている。
【0009】可動栓体2は、略円板形状を有する円板部
2Aとこの円板部2Aの表面中央部側に左右一対突出し
た腕部2Bとから構成されており、栓体1のダクト口5
0側よりも奥部側において、栓体1の表裏方向(ダクト
の孔方向)に進退自在に取り付けられている。即ち、こ
の実施例の可動栓体2は、両腕部2Bが可動栓体2の貫
通孔1Bを貫通し、栓体1の表面に突出するようになっ
ており、この表面から突出した腕部2B間の先端側に固
定ロック部材4の回動軸41が取り付けられている。
【0010】伸縮体3は、伸縮性の大きな例えばゴム等
の弾性体で略リング状に形成されており、可動栓体2と
栓体1との間に挟持されている。そしてこの伸縮体5
は、可動栓体2と栓体1との間に挟圧されることによ
り、半径方向外側に広く延ばされた(偏平)状態に弾性
変形し、ダクト口50側内周面に水密状態で密着するよ
うに構成されている。
【0011】固定ロック部材4は、栓体1と可動栓体2
との間に設けられており、回動操作することにより、伸
縮体3を押し広げて偏平状態に弾性変形させるととも
に、押動子13により栓体1と可動栓体2とを緊密状態
で固定ロックできるようになっている。
【0012】即ちこの実施例の固定ロック部材4は、可
動栓体2の腕部2Bに(回動軸41を中心にして)回動
可能状態に設けてあり、図4において、領域Sで示す部
分に設けた切欠き(この切欠き部分に腕部2Bが入り込
むとともに、この切欠き部分で自在に移動可能である)
42及びこの切欠き42部分の端面が栓体1の表面に圧
接するカム面42Aを構成している。
【0013】そして、このカム面42Aは、図4におい
て、時計方向に回動させる程、締めつけ力が増大するよ
うに回動半径が逓増する(偏心カム)構成になってお
り、係合孔4A(押動子13が嵌入する)が形成されて
いる部位近傍で最大半径になっている。なお、この実施
例の固定ロック部材4には、適宜の棒状の各種工具等で
簡単に回動操作できるような操作孔43が開口されてい
る。
【0014】従って、この実施例によれば、ダクト口5
0に栓体1が嵌合するような状態までこのダクト口止水
栓を押し込んで(このときには、固定ロック部材4が図
1に示すロック解除状態にしておく)セットしたのち、
図4に示す状態まで固定ロック部材4を回動操作する
と、係合孔4Aに押動子13がクリック音を発して嵌入
するから安定した状態でロックされるとともに、その音
や回動位置からロック状態を確認できる。
【0015】また、同時にこのとき伸縮体3が、半径方
向外側に向けて押し広げられるから、ダクト口50を水
密状態に保持することができるとともに、伸縮体3外縁
部側がダクト口50内周面に圧接してダクト口から止水
栓の抜け止めをも図ることができるのである。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、可動栓体と栓体との間に伸縮体が挟持されている
とともに、固定ロック部材によって栓体と可動栓体とを
緊密状態でロックさせることができる構成となってお
り、固定ロック部材を回動操作してこれら可動栓体と栓
体との間で伸縮体を押圧すれば、伸縮体が弾性変形して
半径方向外側に向けて押し広げられ、ダクト口に水密状
態で取りつくことができるから、止水力が高まるととも
に、締付け状態を目視で確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るダクト口止水栓を示す概略断面
図。
【図2】同ダクト口止水栓を示す概略平面図。
【図3】同ダクト口止水栓のロック状態を示す説明図。
【図4】同ダクト口止水栓の固定ロック部材を示す説明
図。
【図5】同ダクト口止水栓を示す斜視図。
【図6】従来例を示す概略断面図。
【符号の説明】
1 栓体 13 押動子 2 可動栓体 3 伸縮体 4 固定ロック部材 5 ダクト 50 ダクト口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクト口からの漏水・流水を防止するダ
    クト口止水栓であって、 前記ダクト口内周面に嵌合する栓体と、 この栓体の裏面側に設けられるとともにこの栓体に対し
    て進退自在に取り付けられた可動栓体と、 この可動栓体と栓体との間に挟持され、これらの間で圧
    接されることによって半径方向外側に広がるように変形
    し前記ダクト内周面に水密状態で密着する伸縮体と、 前記栓体と可動栓体との間に設けられ、回動操作するこ
    とによって栓体と可動栓体とを緊密状態に保持する固定
    ロック部材とを備えたことを特徴とするダクト口止水
    栓。
  2. 【請求項2】 固定ロック部材が偏心カムで構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載のダクト口止水栓。
JP23470695A 1995-08-21 1995-08-21 ダクト口止水栓 Pending JPH0958713A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23470695A JPH0958713A (ja) 1995-08-21 1995-08-21 ダクト口止水栓

Applications Claiming Priority (1)

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JP23470695A JPH0958713A (ja) 1995-08-21 1995-08-21 ダクト口止水栓

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JPH0958713A true JPH0958713A (ja) 1997-03-04

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ID=16975118

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JP23470695A Pending JPH0958713A (ja) 1995-08-21 1995-08-21 ダクト口止水栓

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JP (1) JPH0958713A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002181992A (ja) * 2000-12-12 2002-06-26 Toa Eng Kk 放射線設備開口部シール装置
FR2853630A1 (fr) * 2003-04-11 2004-10-15 Seb Sa Bouchon obturateur d'ouverture
JP2009299746A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Hiroyasu Minayoshi 孔閉塞用埋込栓および該孔閉塞用埋込栓を用いた孔閉塞方法

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